JP4187055B2 - エジェクタサイクル - Google Patents

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Description

本発明は、エジェクタサイクルに関するものである。
エジェクタサイクルとは、周知のごとく、エジェクタ内のノズルにて冷媒を減圧膨張させて蒸発器にて蒸発した気相冷媒を吸引するとともに、膨張エネルギーを圧力エネルギーに変換して圧縮機の吸入圧を上昇させる蒸気圧縮式冷凍機である。
ところで、ノズルは圧力エネルギーを速度エネルギーに変換するものであるが、ノズルを通過する冷媒は、飽和液線を跨ぐようにして減圧されるため、ノズルの途中で冷媒が気液二相状態となり、ノズルの喉部(ノズル内において最も断面積が小さくなる部位)の壁面近傍において冷媒が沸騰する。一方、ノズルの内壁から離れた中央部においては、冷媒が沸騰し難いため、冷媒の液滴を微粒化することが難しく、ノズル効率及びエジェクタ効率の低下をもたらす要因となっている。
この問題に対して、従来は、ノズルの上流側に開度が固定された固定絞りを配置することより、固定絞りとノズル(エジェクタ)との2段にて冷媒を減圧している(例えば、特許文献1参照)。
つまり、初段のノズル(この例では、固定絞り)にて冷媒を一度沸騰させ、二段目のノズル(この例では、エジェクタのノズル)の入口部にて冷媒を拡大させて圧力を回復させることにより、沸騰核を生成させたまま二段目のノズルにて沸騰させるものである。
このため、この二段絞り方式では、二段目のノズルにおける冷媒の沸騰を促進することができるので、ノズルの内壁から離れた中央部においても冷媒を沸騰させることができ、冷媒の液滴を微粒化してノズル効率及びエジェクタ効率を向上させることができる。
しかし、特許文献1に記載の発明では、一段目の絞りが固定絞りであるため、流量調整ができず、負荷変動対応範囲が非常に小さくなってしまうという問題点がある。
また、他の従来技術では、圧縮機の回転数に基づいてノズルの上流側に設けた可変絞り装置の開度を制御している(例えば、特許文献2参照)。
しかし、冷媒流量は、圧縮機の回転数のみで決定するものではなく、外気温度や内気温度等の熱負荷によっても大きく変化するため、圧縮機の回転数に基づいて可変絞り装置の開度を制御すると、精度良くエジェクタサイクルを制御することが難しい。
また、圧縮機の回転数に基づいて可変絞り装置の開度を制御する場合には、高圧側圧力が異常に上昇することを防止するために、圧縮機の回転数のみで冷媒流量が決定しないことから圧縮機の回転数から推定される流量に対して比較的に大きな余裕を見込んで絞り開度を決定する必要がある。
このため、特許文献2に記載の発明では、熱負荷が低く流量が小さいときには、絞り開度が大きくなりすぎるため、低圧側冷媒圧力、つまり蒸発圧力が下がらず、十分な冷凍能力が発生しないという問題がある。
そこで、出願人は、図5に示すように、ノズル41の冷媒流れ上流側に気液二相域まで減圧膨脹させる可変絞り装置60を設け、蒸発器30の冷媒出口側における冷媒過熱度が所定範囲になるように可変絞り装置60の絞り開度を制御することにより、ノズル効率及びエジェクタ効率を高めながら、広範囲の負荷変動に対応することができるようにした発明(特願2002−202724号)を既に出願している。
特開平5−149652号公報 特開平5−026522号公報
ところで、図6は、上記出願に基づいて、発明者等が試作検討した可変絞り装置60の構造を示す模式図であり、この可変絞り装置60は、絞り開度を変化させる弁体61、蒸発器30の冷媒出口側の冷媒温度を感知して内圧が変化する背圧室62を構成する薄膜状のダイヤフラム63、弁体61とダイヤフラム63とを連結してダイヤフラム63の変位を弁体61に伝える連接棒64、及び背圧室62の体積を縮小させる向きのバネ圧を作用させるバネ65等からなるものである。
そして、背圧室62には、循環する冷媒と同じ冷媒が所定の液密度に封入されているため、背圧室62内の圧力は、蒸発器30の冷媒出口側の冷媒温度における飽和ガス圧となるように変化する。
したがって、ダイヤフラム63は、背圧室62内の圧力、つまり蒸発器30の冷媒出口側の冷媒温度における飽和ガス圧とダイヤフラム63を挟んで背圧室62と反対側に作用する冷媒圧及びバネ圧とが釣り合うように変位する。
このため、蒸発器30の冷媒出口側における冷媒過熱度が所定範囲になるようなバネ圧を選定すれば、冷媒過熱度が所定範囲になるように可変絞り装置60の絞り開度を制御することができる。
しかし、図3に示すように、1段目の絞り、つまり可変絞り装置60にて減圧された冷媒の圧力は、背圧室62内の圧力に比べて非常に高いため、背圧室62に封入するガスの圧力変化特性を最適にすることが難しいばかりか、ダイヤフラム63が圧力差により破損してしまうおそれがある。
本発明は、上記点に鑑み、第1には、従来と異なる新規なエジェクタサイクルを提供し、第2には、可変絞り装置のダイヤフラムが破損してしまうことを防止することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、冷媒を吸入圧縮する圧縮機(10)と、圧縮機(10)から吐出した冷媒を冷却する放熱器(20)と、冷媒を蒸発させて冷凍能力を発揮する蒸発器(30)と、放熱器(20)の冷媒出口側に設けられ、蒸発器(30)の冷媒出口側における冷媒の過熱度に応じて絞り開度を変化させる可変絞り装置(60)と、可変絞り装置(60)から流出した高圧冷媒の圧力エネルギーを速度エネルギーに変換して冷媒を減圧膨張させるノズル(41)、ノズル(41)から噴射する高い速度の冷媒流により蒸発器(30)にて蒸発した気相冷媒を吸引し、ノズル(41)から噴射する冷媒と蒸発器(30)から吸引した冷媒とを混合させながら速度エネルギーを圧力エネルギーに変換して冷媒の圧力を昇圧させる昇圧部(42、43)を有するエジェクタ(40)とを備え、可変絞り装置(60)は、変位することにより絞り開度を変化させる弁体(61)、弁体(61)を変位させるとともに、蒸発器(30)の冷媒出口側の冷媒温度を感知して内圧が変化する背圧室(62)を構成する薄膜状のダイヤフラム(63)、及び、ダイヤフラム(63)を挟んで背圧室(62)と反対側に、蒸発器(30)の冷媒出口側の冷媒圧力を導く圧力導入手段(67)を有して構成され、さらに、放熱器(20)から流出した冷媒を気液二相域まで減圧させて沸騰させ、ノズル(41)の入口部にて、沸騰させた冷媒の圧力を回復させることにより沸騰核を生成し、ノズル(41)にて、沸騰核の生成された冷媒を減圧膨張させることにより冷媒の液滴を微粒化させるようになっており、さらに、可変絞り装置(60)は、弁体(61)とダイヤフラム(63)とを連結してダイヤフラム(63)の変位を弁体(61)に伝える連接棒(64)をさらに備えるとともに、連接棒(64)の周りに蒸発器(30)の出口側冷媒が満たされた圧力室(66)をさらに備え、連接棒(64)の一部を、蒸発器(30)の冷媒出口とエジェクタ(40)の蒸発器(30)側流入口とを繋ぐ冷媒通路中に晒して配置することにより、背圧室(62)に蒸発器(30)冷媒出口側の冷媒温度を伝達する温度伝達手段(64)となし、連接棒(64)の周りを圧力導入手段(67)となし、さらに、放熱器(20)の冷媒出口側から冷媒を受け入れる第1入口(40b)が、蒸発器(30)の冷媒出口側から冷媒を受け入れる第2入口(40c)とノズル(41)との間に位置付けられていることを特徴とする。
これにより、ダイヤフラム(63)を挟んで背圧室(62)と反対側の圧力、つまり蒸発器(30)の冷媒出口側の冷媒圧力は、可変絞り装置(60)にて減圧された冷媒の圧力より低いので、ダイヤフラム(63)に作用する圧力差が試作検討品に係る可変絞り装置(60)に比べて小さくなる。
したがって、背圧室(62)に封入するガスの圧力変化特性を最適にすることが容易になるとともに、ダイヤフラム(63)が圧力差により破損してしまうことを未然に防止できる。
請求項2に記載の発明では、放熱器(20)の冷媒出口側から冷媒を受け入れる第1入口(40b)と蒸発器(30)の冷媒出口側から冷媒を受け入れる第2入口(40c)とは、エジェクタ(40)および可変絞り装置(60)のハウジング(40a)から並んで同一方向へ延び出していることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明では、背圧室(62)は、放熱器(20)の冷媒出口側から冷媒を受け入れる第1入口(40b)よりも、蒸発器(30)の冷媒出口側から冷媒を受け入れる第2入口(40c)の近傍に位置付けられていることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明では、さらに、エジェクタ(40)から流出した冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離するとともに、気相冷媒の流出口が圧縮機(10)の吸入側に接続され、液相冷媒の流出口が蒸発器(30)側に接続された気液分離器(50)を備えることを特徴とするものである。
請求項に記載の発明では、冷媒として、フロンが用いられていることを特徴とするものである。
請求項に記載の発明では、冷媒として、二酸化炭素が用いられていることを特徴とするものである。
請求項に記載の発明では、冷媒として、炭化水素が用いられていることを特徴とするものである。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明を適用した実施形態を説明する。まず、参考例としてのエジェクタサイクルを第1実施形態により説明し、次に本発明を適用したエジェクタサイクルを第2実施形態により説明する。
(第1実施形態)
本実施形態は、エジェクタサイクルを、食品や飲料等を冷蔵・冷凍保存するショーケース又は食品や飲料等を冷蔵・冷凍保存して輸送する冷凍車用の蒸気圧縮式冷凍機に適用したものであって、図1はエジェクタサイクルの模式図である。
圧縮機10は冷媒を吸入圧縮する電動式の圧縮機であり、凝縮器20は圧縮機10から吐出した高温・高圧の冷媒と室外空気とを熱交換して冷媒を冷却凝縮する放熱器をなす高圧側熱交換器である。
また、蒸発器30は、ショーケース内に吹き出す空気と低圧冷媒とを熱交換させて液相冷媒を蒸発させることにより冷凍能力を発揮する低圧側熱交換器であり、エジェクタ40は凝縮器20から流出する冷媒を減圧膨張させて蒸発器30にて蒸発した気相冷媒を吸引するとともに、膨張エネルギーを圧力エネルギーに変換して圧縮機10の吸入圧を上昇させるエジェクタである。
そして、エジェクタ40は、流入する高圧冷媒の圧力エネルギーを速度エネルギーに変換して冷媒を等エントロピ的に減圧膨張させるノズル41、ノズル41から噴射する高い速度の冷媒流の巻き込み作用により蒸発器30にて蒸発した気相冷媒を吸引しながら、ノズル41から噴射する冷媒流とを混合する混合部42、及びノズル41から噴射する冷媒と蒸発器30から吸引した冷媒とを混合させながら速度エネルギーを圧力エネルギーに変換して冷媒の圧力を昇圧させるディフューザ43等からなるものである。
このとき、混合部42においては、駆動流の運動量と吸引流の運動量との和が保存されるように駆動流と吸引流とが混合するので、混合部42においても冷媒の圧力が(静圧)が上昇する。
一方、ディフューザ43においては、通路断面積を徐々に拡大することにより、冷媒の速度エネルギ(動圧)を圧力エネルギ(静圧)に変換するので、エジェクタ40においては、混合部42及びディフューザ43の両者にて冷媒圧力を昇圧する。そこで、以下、混合部42とディフューザ43とを総称して昇圧部と呼ぶ。
因みに、本実施形態では、ノズル41から噴出する冷媒の速度を音速以上まで加速するために、通路途中に通路面積が最も縮小した喉部を有するラバールノズル(流体工学(東京大学出版会)参照)を採用しているが、勿論、先細ノズルを採用してもよいことは言うまでもない。
また、気液分離器50はエジェクタ40から流出した冷媒が流入するとともに、その流入した冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して冷媒を蓄える気液分離手段であり、気液分離器50の気相冷媒流出口は圧縮機10の吸引側に接続され、液相冷媒流出口は蒸発器30側に接続されている。
可変絞り装置60は、凝縮器20とエジェクタ40との間の冷媒通路、つまりノズル41の冷媒流れ上流側に設けられて凝縮器20から流出した高圧冷媒を気液二相域まで減圧膨脹させる膨脹弁であり、この可変絞り装置60は、蒸発器30の冷媒出口側における冷媒過熱度が所定範囲(例えば、0.1deg〜10deg)になるように絞り開度を制御するものである。
具体的には、図2に示すように、絞り開度を変化させる弁体61、蒸発器30の冷媒出口側の冷媒温度を感知して内圧が変化する背圧室62を構成する薄膜状のダイヤフラム63、弁体61とダイヤフラム63とを連結してダイヤフラム63の変位を弁体61に伝える連接棒64、背圧室62の体積を縮小させる向きのバネ圧を作用させるバネ65、及びダイヤフラム63を挟んで背圧室62と反対側の圧力室66に蒸発器30の冷媒出口側の冷媒圧力を導く圧力導入手段をなす外均管67等からなるものである。
なお、背圧室62は、蒸発器30の冷媒出口側の冷媒温度を感知する感温筒62aと連通しており、蒸発器30の冷媒出口側の冷媒温度は感温筒62aを介して背圧室62に伝達される。
因みに、弁体61、ダイヤフラム63及び連接棒64等はステンレス等の金属製であり、背圧室62や冷媒通路を構成するバルブボディ69はアルミニウム等の金属製である。
また、連接棒64は圧力室66を貫通して弁体61まで延びているので、圧力室66とノズル41に至る冷媒通路とは、Oリング64a等のシール材により気密に密閉されている。
また、調整ねじ68は、可変絞り装置60の製造バラツキを吸収しながら、蒸発器30の冷媒出口側における冷媒過熱度が所定範囲となるようになバネ圧をダイヤフラム63に作用させる調節手段である。
因みに、本実施形態では、可変絞り装置60のバルブボディ69をエジェクタ40と一体化して、可変絞り装置60及びエジェクタ40等からなる減圧部の小型化を図っている。
次に、可変絞り装置60の作動を述べる。
背圧室62には、循環する冷媒と同じ冷媒が所定の液密度に封入されているため、背圧室62内の圧力は、蒸発器30の冷媒出口側の冷媒温度における飽和ガス圧となるように変化する。
したがって、ダイヤフラム63は、背圧室62内の圧力Pf、つまり蒸発器30の冷媒出口側の冷媒温度における飽和ガス圧と圧力室66内の圧力Po及びバネ圧Fpとが釣り合うように変位する。このとき、蒸発器30の冷媒出口側における冷媒過熱度が所定範囲になるようなバネ圧を選定しているので、冷媒過熱度が所定範囲になるように可変絞り装置60の絞り開度が制御される。
つまり、蒸発器30内の圧力、つまり蒸発器30での熱負荷が高くなって蒸発器30出口側における冷媒過熱度が大きくなったときには、可変絞り装置60の絞り開度を小さくしてノズル41から噴射される駆動流の流速を大きくすることにより、吸引流、つまり蒸発器30を循環する冷媒量を増大させ、逆に、蒸発器30内の圧力が低下して蒸発器30出口側における冷媒過熱度が小さくなったときには、可変絞り装置60の開度を大きくしてノズル41から噴射される駆動流の流速を小さくして、吸引流、つまり蒸発器30を循環する冷媒量を減少させる。
次に、本実施形態に係るエジェクタサイクルの概略作動を述べる。
圧縮機10を作動させて、圧縮機10から吐出した冷媒を凝縮器20側に循環させる。これにより、凝縮器20にて冷却された高圧冷媒は、可変絞り装置60にて等エンタルピ的に気液二相域まで減圧された後、エジェクタ40のノズル41にて等エントロピ的に減圧膨張して、音速以上の速度で混合部42内に流入する。
このとき、本実施形態では、可変絞り装置60にて冷媒を一度沸騰させ、ノズル41の入口部にて冷媒を拡大させて圧力を回復させることにより、沸騰核を生成させたまま二段目のノズルにて沸騰させることができるので、ノズル41における冷媒の沸騰を促進することができ、冷媒の液滴を微粒化してエジェクタ効率ηeを向上させることができる。
なお、本実施形態では、冷媒をフロンとして高圧側冷媒圧力、つまりノズル41に流入する冷媒の圧力を冷媒の臨界圧力以下としている。
一方、混合部42に流入した高速冷媒の巻き込み作用に伴うポンプ作用(JIS Z 8126 番号2.1.2.3等参照)により、蒸発器30内で蒸発した冷媒が混合部42内に吸引されるため、低圧側の冷媒が気液分離器50→逆止弁51→蒸発器30→エジェクタ40(昇圧部)→気液分離器50の順に循環する。
そして、蒸発器30から吸引された冷媒(吸引流)とノズル41から吹き出す冷媒(駆動流)とは、混合部42にて混合しながらディフューザ43にてその動圧が静圧に変換されて気液分離器50に戻る。
したがって、本実施形態では、十分な冷凍能力を発揮させながらノズル効率及びエジェクタ効率を高め、かつ、広範囲の負荷変動に対応することができる。
次に、本実施形態の作用効果を述べる。
本実施形態では、前述のごとく、背圧室62内の圧力Pf、つまり蒸発器30の冷媒出口側の冷媒温度における飽和ガス圧と、圧力室66内の圧力Poとバネ圧Fpとの和とが釣り合うようにダイヤフラム63が変位する。
このとき、圧力室66内の圧力、つまり蒸発器30の冷媒出口側の冷媒圧力は、図3に示すように、可変絞り装置60にて減圧された冷媒の圧力より低いので、ダイヤフラム63に作用する圧力差が試作検討品に係る可変絞り装置60に比べて小さくなる。
したがって、背圧室62に封入するガスの圧力変化特性を最適にすることが容易になるとともに、ダイヤフラム63が圧力差により破損してしまうことを未然に防止できる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、感温筒62aを介して蒸発器出口側の冷媒温度を背圧室62まで導いたが、本実施形態は、図4に示すように、連接棒64の一部が吸引流が流れる冷媒通路、つまり蒸発器30の冷媒出口とエジェクタ40の蒸発器30側流入口とを繋ぐ冷媒通路中に晒すことにより、蒸発器出口側の冷媒温度を感知するものである。
つまり、連接棒64のうち、少なくとも冷媒通路中に晒される部分を銅等の熱伝導率の高い材質として温度伝達部(温度伝達手段)を構成するとともに、連接棒64及びダイヤフラム63を介して蒸発器出口側の冷媒温度を背圧室62に伝達する。
また、連接棒64のうち温度伝達部をなす部分周りは、蒸発器30の出口側冷媒が満たされた圧力室66となることから、本実施形態では、外均管67を廃止している。
この実施形態では、可変絞り装置60は、弁体61とダイヤフラム63とを連結してダイヤフラム63の変位を弁体61に伝える連接棒64をさらに備える。連接棒64の周りに蒸発器30の出口側冷媒が満たされた圧力室66をさらに備える。連接棒64の一部を、蒸発器30の冷媒出口とエジェクタ40の蒸発器30側流入口とを繋ぐ冷媒通路中に晒して配置することにより、背圧室62に蒸発器30冷媒出口側の冷媒温度を伝達する温度伝達手段64となしている。連接棒64の周りを圧力導入手段67となしている。さらに、放熱器20の冷媒出口側から冷媒を受け入れる第1入口40bが、蒸発器30の冷媒出口側から冷媒を受け入れる第2入口40cとノズル41との間に位置付けられている。放熱器20の冷媒出口側から冷媒を受け入れる第1入口40bと蒸発器30の冷媒出口側から冷媒を受け入れる第2入口40cとは、エジェクタ40と可変絞り装置60とのハウジング40aから並んで同一方向へ延び出している。背圧室62は、放熱器20の冷媒出口側から冷媒を受け入れる第1入口40bよりも、蒸発器30の冷媒出口側から冷媒を受け入れる第2入口40cの近傍に位置付けられている。なお、封入管62bは冷媒封入用の管である。
以上に述べたように、本実施形態では、可変絞り装置60の構成を簡素な構成とすることができるので、エジェクタサイクルの製造原価を低減することができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、本発明を食品や飲料等を冷蔵・冷凍保存するショーケースに適用したが、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、例えば空調装置等に適用してもよい。
また、上述の実施形態では、冷媒をフロンとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば炭化水素(HC)としてもよい。
また、上述の実施形態では、高圧側冷媒圧力、つまり圧縮機10の吐出圧を冷媒の臨界圧力以下としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、高圧側冷媒圧力を冷媒の臨界圧力より高くしてもよい。なお、この場合の冷媒としては、二酸化炭素等の自然冷媒が望ましい。
本発明の実施形態に係るエジェクタサイクルの模式図である。 本発明の第1実施形態に係る可変絞り装置の説明図である。 p−h線図である。 本発明の第2実施形態に係る可変絞り装置の説明図である。 従来の技術に係るエジェクタサイクルの模式図である。 従来の技術に係る可変絞り装置の説明図である。
符号の説明
10 圧縮機
20 放熱器
30 蒸発器
40 エジェクタ
50 気液分離器
60 可変絞り装置

Claims (7)

  1. 冷媒を吸入圧縮する圧縮機(10)と、
    前記圧縮機(10)から吐出した冷媒を冷却する放熱器(20)と、
    冷媒を蒸発させて冷凍能力を発揮する蒸発器(30)と、
    前記放熱器(20)の冷媒出口側に設けられ、前記蒸発器(30)の冷媒出口側における冷媒の過熱度に応じて絞り開度を変化させる可変絞り装置(60)と、
    前記可変絞り装置(60)から流出した高圧冷媒の圧力エネルギーを速度エネルギーに変換して冷媒を減圧膨張させるノズル(41)、前記ノズル(41)から噴射する高い速度の冷媒流により前記蒸発器(30)にて蒸発した気相冷媒を吸引し、前記ノズル(41)から噴射する冷媒と前記蒸発器(30)から吸引した冷媒とを混合させながら速度エネルギーを圧力エネルギーに変換して冷媒の圧力を昇圧させる昇圧部(42、43)を有するエジェクタ(40)とを備え、
    前記可変絞り装置(60)は、
    変位することにより絞り開度を変化させる弁体(61)、
    前記弁体(61)を変位させるとともに、前記蒸発器(30)の冷媒出口側の冷媒温度を感知して内圧が変化する背圧室(62)を構成する薄膜状のダイヤフラム(63)、及び、
    前記ダイヤフラム(63)を挟んで前記背圧室(62)と反対側に、前記蒸発器(30)の冷媒出口側の冷媒圧力を導く圧力導入手段(67)を有して構成され、
    さらに、前記放熱器(20)から流出した冷媒を気液二相域まで減圧させて沸騰させ、前記ノズル(41)の入口部にて、前記沸騰させた冷媒の圧力を回復させることにより沸騰核を生成し、前記ノズル(41)にて、前記沸騰核の生成された冷媒を減圧膨張させることにより冷媒の液滴を微粒化させるようになっており、
    さらに、前記可変絞り装置(60)は、
    前記弁体(61)と前記ダイヤフラム(63)とを連結して前記ダイヤフラム(63)の変位を前記弁体(61)に伝える連接棒(64)をさらに備えるとともに、
    前記連接棒(64)の周りに前記蒸発器(30)の出口側冷媒が満たされた圧力室(66)をさらに備え、
    前記連接棒(64)の一部を、前記蒸発器(30)の冷媒出口と前記エジェクタ(40)の前記蒸発器(30)側流入口とを繋ぐ冷媒通路中に晒して配置することにより、前記背圧室(62)に前記蒸発器(30)冷媒出口側の冷媒温度を伝達する温度伝達手段(64)となし、
    前記連接棒(64)の周りを前記圧力導入手段(67)となし、
    さらに、前記放熱器(20)の冷媒出口側から冷媒を受け入れる第1入口(40b)が、前記蒸発器(30)の冷媒出口側から冷媒を受け入れる第2入口(40c)と前記ノズル(41)との間に位置付けられていることを特徴とするエジェクタサイクル。
  2. 前記放熱器(20)の冷媒出口側から冷媒を受け入れる前記第1入口(40b)と前記蒸発器(30)の冷媒出口側から冷媒を受け入れる前記第2入口(40c)とは、前記エジェクタ(40)および前記可変絞り装置(60)のハウジング(40a)から並んで同一方向へ延び出していることを特徴とする請求項1に記載のエジェクタサイクル。
  3. 前記背圧室(62)は、前記放熱器(20)の冷媒出口側から冷媒を受け入れる前記第1入口(40b)よりも、前記蒸発器(30)の冷媒出口側から冷媒を受け入れる前記第2入口(40c)の近傍に位置付けられていることを特徴とする請求項1に記載のエジェクタサイクル。
  4. さらに、前記エジェクタ(40)から流出した冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離するとともに、気相冷媒の流出口が前記圧縮機(10)の吸入側に接続され、液相冷媒の流出口が前記蒸発器(30)側に接続された気液分離器(50)を備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のエジェクタサイクル。
  5. 冷媒として、フロンが用いられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のエジェクタサイクル。
  6. 冷媒として、二酸化炭素が用いられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のエジェクタサイクル。
  7. 冷媒として、炭化水素が用いられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のエジェクタサイクル。
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