JP4186245B2 - 冷凍装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
【0002】
本願発明は、圧縮式冷凍システムと吸収式冷凍システムとを組み合わせて構成される冷凍装置に関するものである。
【従来の技術】
【0003】
近年、資源の有効利用等の観点から、例えばコージェネレーション設備等からの排熱(例えば、75℃程度の低温排熱)を有効に利用するための技術開発が行われており、かかる傾向は冷凍装置においても同様である(例えば、特開平8−93553号公報参照)。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来一般的な冷凍装置である冷媒蒸気圧縮式の冷凍装置においては、排熱を熱源として7℃程度の冷熱を生成することは、その構造上からして不可能である。
【0005】
これに対して、冷媒蒸気を吸収した濃吸収溶液を加熱することで駆動される吸収式の冷凍装置においては、低温排熱を発生器の熱源として利用することは可能である。ところが、かかる吸収式冷凍装置においては、発生器における吸収溶液の温度が低くなるとそれに対応して吸収溶液の濃度幅が狭くなり冷凍能力が低下する特性があり、しかも冷媒の蒸発温度が下がれば濃度幅が狭くなるので、この蒸発温度を冷房が可能な温度まで下げることは、濃度幅が確保できず、その実現は困難である。また、敢えて、蒸発温度を低く設定した場合には、発生器温度を十分に高めて吸収溶液の濃度幅を大きくとり高い冷凍能力を維持するためには、上記発生器の熱源温度を高くすることが必要であるが、通常、排熱は75℃程度であるため、その実現は極めて困難である。
【0006】
そこで、本願発明は、圧縮式冷凍システムと吸収式冷凍システムとを組み合わせてこれら両者の利点を利用することで高い冷凍能力の確保を可能とした冷凍装置を提供することを目的としてなされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願発明ではかかる課題を解決するための具体的手段として次のような構成を採用している。
【0008】
本願の第1の発明にかかる冷凍装置は、圧縮機1と熱源側熱交換器2と利用側熱交換器3と減圧機構4とを備えた圧縮式冷凍システムZaと、上記圧縮機1から吐出される吐出ガスの吐出ガス熱を熱源とした発生器11と凝縮器12と蒸発器13と吸収器 1 4と減圧機構15とを備えた吸収式冷凍システムZbとを備え、上記吸収式冷凍システムZbの上記蒸発器13に、上記圧縮式冷凍システムZaの上記熱源側熱交換器2からの液冷媒を導いてこれを該蒸発器13における蒸発熱によって過冷却するように構成するとともに、上記圧縮式冷凍システムZaの上記利用側熱交換器3側から上記圧縮機1に吸入される冷媒蒸気によって上記吸収器 1 4内の冷媒蒸気Gb2及び濃吸収溶液Lclを冷却することを特徴としている。
【0009】
本願の第2の発明では、上記第1の発明にかかる冷凍装置において、上記吸収式冷凍システムZbにおける冷媒として、フルオロカーボン系冷媒を用いたことを特徴としている。
【0010】
本願の第3の発明では、上記第1又は第2の発明にかかる冷凍装置において、上記圧縮式冷凍システムZaにおける冷媒として、上記吸収式冷凍システムZbにおける冷媒と同一の冷媒を用いたことを特徴としている。
【0011】
本願の第4の発明では、上記第1、第2又は第3の発明にかかる冷凍装置において、暖房時に上記利用側熱交換器3が凝縮器として機能し、上記熱源側熱交換器2が蒸発器として機能する如く構成するとともに、上記利用側熱交換器3を冷凍サイクル内を循環する冷媒と外部から導入される被加熱流体との間で熱交換を行う構成とし、暖房時には上記被加熱流体を外部からの外部排熱によって加熱することを特徴としている。
【0012】
本願の第5の発明では、上記第1、第2又は第3の発明にかかる冷凍装置において、暖房時に上記利用側熱交換器3が凝縮器として機能し、上記熱源側熱交換器2が蒸発器として機能する如く構成するとともに、暖房時には上記利用側熱交換器3からの液冷媒の一部を外部排熱によって加熱し、これによって発生した冷媒蒸気を上記圧縮機1に吸入させるようにしたことを特徴としている。
【発明の効果】
【0013】
本願発明ではかかる構成とすることにより次のような効果が得られる。
【0014】
(1)本願の第1の発明にかかる冷凍装置によれば、圧縮機1と熱源側熱交換器2と利用側熱交換器3と減圧機構4とを備えた圧縮式冷凍システムZaと、発生器11と凝縮器12と蒸発器13と吸収器14と減圧機構15とを備えた吸収式冷凍システムZbとを備えるとともに、上記吸収式冷凍システムZbの上記蒸発器13に、上記圧縮式冷凍システムZaの上記熱源側熱交換器2からの液冷媒を導いてこれを該蒸発器13における蒸発熱によって過冷却するように構成しているので、上記圧縮式冷凍システムZaにおいては液冷媒が過冷却されることでその液冷媒のエンタルピが低下しそれだけ冷凍能力が向上することになる。また、上記吸収式冷凍システムZbにおいては、その液冷媒によって上記圧縮式冷凍システムZa側の液冷媒を過冷却できれば十分であって、例えば吸収式冷凍システムZbによって直接冷熱を取り出す場合に比して、液冷媒の蒸発温度を高く設定することができ、それだけ発生器における吸収溶液の冷媒濃度が高くなり、低温排熱によって十分な冷凍能力を実現することが可能となる。これら両者の相乗効果として、冷凍装置全体としての冷凍能力が高められ、且つその省エネ運転が実現されるものである。
【0015】
また、この発明では、上記吸収式冷凍システムZbにおける上記発生器11の熱源として、上記圧縮式冷凍システムZaの上記圧縮機1から吐出される吐出ガスの吐出ガス熱(即ち、冷媒蒸気の蒸気熱)を用いるようにしている、即ち、上記圧縮式冷凍システムZaの系内において発生し且つ有効に利用されていなかった熱源を利用するようにしているので、例えば上記発生器11に系外の熱源からエネルギーを投入する場合に比して、省エネ運転がよりー層促進されることになる。
【0016】
さらに、上記吸収式冷凍システムZbの系内における放熱の少なくとも一部を、上記圧縮式冷凍システムZaの上記利用側熱交換器3側から上記圧縮機1に吸入される冷媒蒸気によって冷却するようにしているので、上記吸収式冷凍システムZbにおいては上記吸収器14に導入される冷媒蒸気あるいは吸収溶液が上記圧縮式冷凍システムZaの冷媒蒸気によって冷却されることとなり、その結果、上記吸収器14における上記吸収溶液への冷媒蒸気の吸収作用が促進され、より高い冷凍能力が得られることになる。
【0017】
また、上記圧縮式冷凍システムZa側の冷媒蒸気は、上記吸収式冷凍システムZb側の放熱を冷却することで、逆に過熱され、その過熱熱量だけ上記圧縮機1からの吐出ガスの熱量が増加し、延いては上記吸収式冷凍システムZbにおける上記発生器11の加熱熱量の増加によって吸収式冷凍システムZbにおける冷凍能力がさらに向上することになる。
(2)本願の第2の発明にかかる冷凍装置によれば、上記(1)に記載の効果に加えて次のような特有の効果が奏せられるものである。即ち、この発明では、上記吸収式冷凍システムZbにおける冷媒として、フルオロカーボン系冷媒を用いるようにしているので、該フルオロカーボン系冷媒の性状として、冷媒蒸気の高圧化が可能で且つ系内の腐食の心配もないことから、装置の低コスト化あるいはコンパクト化が容易に実現できることになる。
(3)本願の第3の発明にかかる冷凍装置によれば、上記(1)又は(2)に記載の効果に加えて次のような特有の効果が奏せられるものである。即ち、この発明では、上記圧縮式冷凍システムZaにおける冷媒として、上記吸収式冷凍システムZbにおける冷媒と同一の冷媒を用いるようにしているので、冷凍装置のサービス時において両システムZa,Zbの冷媒を区別する必要がなく、それだけサービス性が良好となるものである。
(4)本願の第4の発明にかかる冷凍装置によれば、上記(1)、(2)又は(3)に記載の効果に加えて次のような特有の効果が奏せられるものである。即ち、この発明では、暖房時に上記利用側熱交換器3が凝縮器として機能し、上記熱源側熱交換器2が蒸発器として機能する如く構成するとともに、上記利用側熱交換器3を冷凍サイクル内を循環する冷媒と外部から導入される被加熱流体との間で熱交換を行う構成とし、暖房時には上記被加熱流体を外部からの外部排熱によって加熱するように構成しているので、暖房時にも排熱を有効に利用し得るシステムを簡単な構成により容易に構築することができるものである。
(5)本願の第5の発明にかかる冷凍装置によれば、上記(1)、(2)又は(3)に記載の効果に加えて次のような特有の効果が奏せられるものである。即ち、この発明では、暖房時に上記利用側熱交換器3が凝縮器として機能し、上記熱源側熱交換器2が蒸発器として機能する如く構成するとともに、暖房時には上記利用側熱交換器3からの液冷媒の一部を外部排熱によって加熱し、これによって発生した冷媒蒸気を上記圧縮機1に吸入させるようにしているので、暖房時にも排熱を有効に利用し得るシステムを簡単な構成により容易に構築することができるものである。
【発明の実施の形態】
【0018】
以下、本願発明を好適な実施形態に基づいて具体的に説明する。
【0019】
第1の実施形態
図1には、本願発明の第1の実施形態にかかる冷凍装置Z1を示している。この冷凍装置Z1は、冷媒を圧縮することで駆動される圧縮式冷凍システムZaと、冷媒を吸収した吸収溶液を加熱再生することで駆動される吸収式冷凍システムZbとを組み合わせて構成されている。
【0020】
圧縮式冷凍システムZa
上記圧縮式冷凍システムZaは、圧縮機1と凝縮器として機能する熱源側熱交換器2と減圧機構4と蒸発器として機能する利用側熱交換器3とを、流路41,流路42及び流路43により接続して構成されている。そして、この圧縮式冷凍システムZaにおいては、上記圧縮機1で圧縮された高温・高圧の冷媒蒸気Ga1が流路41を介して上記熱源側熱交換器2に導入され且つここで凝縮して液冷媒Laとされるとともに、この液冷媒Laは上記流路42に設けた上記減圧機構4において減圧された後、上記利用側熱交換器3に導入され且つここで蒸発して低温・低圧の冷媒蒸気Ga2となり、さらに上記流路43を介して上記圧縮機1に吸入されることで圧縮式の冷凍サイクルが構成されるものである。
【0021】
尚、この実施形態においては、上記流路42の上記熱源側熱交換器2と減圧機構4の中間位置に、次述する吸収式冷凍システムZbの蒸発器13を介在させ、上記利用側熱交換器3側に導入される液冷媒Laを、上記吸収式冷凍システムZb側の液冷媒Lbを減圧して蒸発させることでこれを過冷却するようになっているが、この過冷却に関しては後に詳述する。
【0022】
また、この実施形態においては、この圧縮式冷凍システムZaにおける冷媒として「フルオロカーボン系冷媒」を採用している。
【0023】
吸収式冷凍システムZb
上記吸収式冷凍システムZbは、発生器11と凝縮器12と減圧機構22と蒸発器13と吸収器14と減圧機構15と溶液ポンプ16と溶液熱交換器17とを備えて構成される。そして、この吸収式冷凍システムZbにおいては、上記発生器11内に貯留された吸収液(例えば、冷凍機油)と冷媒(例えば、フルオロカーボン系冷媒)とが混合した吸収溶液Lcを加熱し、該吸収溶液Lcから冷媒蒸気Gb1を発生させる。この冷媒蒸気Gb1は、流路44を介して上記凝縮器12に導入され且つここで凝縮されて液冷媒Lbとされるとともに、この液冷凍機Lbは流路45中に設けた上記減圧機構22で減圧された後、上記蒸発器13において上記圧縮式冷凍システムZa側の液冷媒Laとの熱交換により蒸発され、冷媒蒸気Gb2となって上記吸収器14側に導入される。一方、上記吸収器14には、上記発生器11側から上記流路47を介して且つ上記減圧機構15によって減圧された状態で濃吸収溶液Lc1が導入されており、該吸収器14においては、上記発生器11側からの濃吸収溶液Lc1中に、上記蒸発器13側からの上記冷媒蒸気Gb2が吸収され、該濃吸収溶液Lc1は希吸収溶液Lc2となり、上記溶液ポンプ16により上記発生器11側に還流される。かかる冷媒の流れと吸収溶液の流れとにより、吸収式の冷凍サイクルが構成される。
【0024】
また、この吸収式冷凍システムZbは、上記発生器11を加熱することで駆動されるものであるが、この実施形態においては、該発生器11内に配置したコイル31に排熱を導入し、この排熱によって吸収溶液Lcを加熱するようにしている(即ち、排熱を熱源としている)。そして、この熱源として利用される排熱としては、例えば、上記圧縮機1をエンジン、タービン等の燃焼を伴う駆動源によって駆動する場合には該エンジン等により生成される排熱を熱源として利用することができ、またその外に、例えばエンジン、タービンあるいは燃料電池等を用いた発電設備とかコージェネレーション設備から放出される外部排熱を熱源として利用することもできる。
【0025】
ところで、この実施形態の冷凍装置Z1では、上述のように、上記蒸発器13において上記圧縮式冷凍システムZaの液冷媒Laを、上記吸収式冷凍システムZbの液冷媒Lbによって過冷却する構成を採用しており、かかる液冷媒Laの過冷却により、冷凍装置Z1全休としての冷凍能力の向上が実現されるものである。
【0026】
即ち、上記吸収式冷凍システムZbの上記蒸発器13に、上記圧縮式冷凍システムZaの上記熱源側熱交換器2からの液冷媒Laを導いてこれを該蒸発器13における蒸発熱によって過冷却することで、上記圧縮式冷凍システムZaにおいては該液冷媒Laのエンタルピが低下し、それだけ冷凍能力が向上することになる。また、上記吸収式冷凍システムZbにおいては、その液冷媒Lbによって上記圧縮式冷凍システムZa側の液冷媒Laを過冷却できれば十分であって、例えば吸収式冷凍システムZbによって直接冷熱を取り出す場合に比して、液冷媒Lbの蒸発温度を高く設定することができ、それだけ発生器における吸収溶液の冷媒濃度が高くなり、低温排熱によって十分な冷凍能力を実現することが可能となる。これら両者の相乗効果として、冷凍装置Z1全休としての冷凍能力が高められ、且つその省エネ運転が実現されるものである。
【0027】
さらに、この冷凍装置Z1においては次のような特有の効果も得られる。即ち、例えば、上記発生器11の熱源として、上記圧縮機1の駆動源を燃焼により発生する駆動力を利用する構成とし且つこの燃焼により発生した排熱を利用するように構成した場合には、かかる燃焼排熱はその熱量が比較的多く且つ安定的に供給されることから、上記吸収式冷凍システムZbにおいては高水準で且つ安定した冷凍能力が確保されることになる。これに対して、上記発生器11の熱源として、エンジン、タービン、燃料電池等を駆動源とする発電設備とかコージェネレーション設備等から供給される外部排熱を用いた場合には、例えば冷凍装置に専用の熱源を設ける場合に比して、冷凍装置の低コスト化が促進されるとともに、外部熱源の有効利用が可能となる。
【0028】
さらに、上記吸収式冷凍システムZbにおける冷媒として、フルオロカーボン系冷媒を用いているので、該フルオロカーボン系冷媒の性状として、冷媒蒸気の高圧化が可能で且つ系内の腐食の心配もないことから、装置の低コスト化あるいはコンパクト化が容易に実現できるものである。また、上記圧縮式冷凍システムZaにおける冷媒にも上記吸収式冷凍システムZbにおける冷媒と同じフルオロカーボン系冷媒を用いるようにしているので、冷凍装置Z1のサービス時において両システムZa、Zbの冷媒を区別する必要がなく、それだけサービス性が良好となるものである。
【0029】
第2の実施形態
図2には、本願発明の第2の実施形態にかかる冷凍装置Z2を示している。この冷凍装置Z2は、上記第1の実施形態にかかる冷凍装置Z1と基本構成を略同一とするものであって、該第1の実施形態の冷凍装置Z1と異なる点は、該第1の実施形態の冷凍装置Z1においては上記発生器11の熱源として排熱を利用していたのに対して、この実施形態の冷凍装置Z2においては上記圧結機1から流路41側に吐出される吐出ガス(即ち、冷媒蒸気Ga1)を該発生器11内に配置したコイル32に導き、この吐出ガス熱をその熱源として利用するようにした点である。
【0030】
かかる構成によれば、上記圧縮式冷凍システムZaの系内において発生し且つ有効に利用されていなかった熱源を有効に利用することになるので、例えば上記発生器11に系外の熱源からエネルギーを投入する場合に比して、新たな投入エネルギーが不要である分だけ、冷凍装置Z2の省エネ運転が促進されるものである。
【0031】
尚、上記以外の構成及び作用効果は、上記第1の実施形態にかかる冷凍装置Z1の場合と同様であるので、ここでは、図2の各構成部材に図1の対応する構成部材と同一の符号を付するとともに、上記「第1の実施形態」における該当説明部分を援用することで重複した説明を省略する。
【0032】
第3の実施形態
図3には、本願発明の第3の実施形態にかかる冷凍装置Z3を示している。この冷凍装置Z3は、上記第2の実施形態にかかる冷凍装置Z2と基本構成を略同一とするものであって、該第2の実施形態の冷凍装置Z2と異なる点は、該第2の実施形態の冷凍装置Z2においては上記圧縮式冷凍システムZaの利用側熱交換器3からの冷媒蒸気Ga2を上記流路43を介して上記圧縮機1側に直接吸人させるように構成していたのに対して、この実施形態の冷凍装置Z3においては、上記流路43を、上記吸収式冷凍システムZbの上記吸収器14内に配置したコイル33を経由させ、上記冷媒蒸気Ga2をこのコイル33に導き、これによって上記吸収器14内の冷媒蒸気Gb2及び濃吸収溶液Lclを冷却した後に上記圧縮機1に吸入させるようにした点である。
【0033】
かかる構成とすることで、上記吸収式冷凍システムZb側においては、上記吸収器14に導入される冷媒蒸気Gb2あるいは濃吸収溶液Lc1が上記圧縮式冷凍システムZaの冷媒蒸気Ga2によって冷却されることで、上記吸収器14における濃吸収溶液Lclへの冷媒蒸気Gb2の吸収作用が促進され、より高い冷凍能力が得られることになる。また一方、上記圧縮式冷凍システムZa側の冷媒蒸気Ga2は、上記吸収式冷凍システムZb側の冷媒蒸気Gb2あるいは濃吸収溶液Lc1を冷却することで、逆に過熱されることになる。この結果、上記圧縮機1においては、上記冷媒蒸気Ga2が過熱された分だけ吐出ガス、即ち、該圧縮機1から吐出される冷媒蒸気Ga1の熱量が増加し、これに伴って該冷媒蒸気Ga1による上記発生器11の加熱熱量が増加し、結果的に上記吸収式冷凍システムZbの冷凍能力がさらに向上することになる。
【0034】
尚、上記以外の構成及び作用効果は、上記第1、第2の実施形態にかかる冷凍装置Z1、Z2の場合と同様であるので、ここでは、図3の各構成部材に図1、図2の対応する構成部材と同一の符号を付するとともに、上記「第1の実施形態」及び「第2の実施形態」における該当説明部分を援用することで重複した説明を省略する。
【0035】
第4の実施形態
図4には、本願発明の第4の実施形態にかかる冷凍装置Z4を示している。この冷凍装置Z4は、上記第3の実施形態にかかる冷凍装置Z3の展開例として位置付けられるものであって、該冷凍装置Z3と同様に上記圧縮式冷凍システムZa側の冷媒蒸気Ga2によって上記吸収式冷凍システムZb側の放熱の一部を冷却するものである。そして、第3の実施形態の冷凍装置Z3と異なる点は、該第3の実施形態の冷凍装置Z3においては上記圧縮式冷凍システムZaの利用側熱交換器3からの冷媒蒸気Ga2を上記吸収式冷凍システムZbの上記吸収器14側に導いてここで該吸収式冷凍システムZb側の液冷媒Lb及び濃吸収溶液Lc1を冷却するようにしていたのに対して、この実施形態の冷凍装置Z4においては上記凝縮器12と蒸発器13の間の流路45中に熱交換器25を設けるとともに、上記圧縮式冷凍システムZaの利用側熱交換器3からの流路43を該熱交換器25に導き、該熱交換器25において、上記凝縮器12からの液冷媒Lbを上記利用側熱交換器3からの冷媒蒸気Ga2によって冷却するように構成した点である。
【0036】
かかる構成とすることで、上記吸収式冷凍システムZb側においては、上記凝縮器12からの液冷媒Lbが過冷却されることから、上記蒸発器13における上記圧縮式冷凍システムZa側の液冷媒Laの過冷却がさらに促進され、該液冷媒Laのエンタルピがさらに低下され、より一層低温の冷熱を取り出すことが可能となる(即ち、冷凍能力のより一層の向上が図れる)。また、液冷媒Lbの温度が低下することで、該液冷媒Lbの上記蒸発器13におけるエンタルピが低下し、その結果、冷凍能力が向上する。
【0037】
さらに、上記圧縮式冷凍システムZa側の冷媒蒸気Ga2は、上記吸収式冷凍システムZb側の液冷媒Lbを冷却することで、逆に過熱されることになる。この結果、上記圧縮機1においては、上記冷媒蒸気Ga2が過熱された分だけ吐出ガス、即ち、該圧縮機1から吐出される冷媒蒸気Ga1の熱量が増加し、これに伴って該冷媒蒸気Ga1による上記発生器11の加熱熱量が増加し、結果的に上記吸収式冷凍システムZbの冷凍能力がさらに向上することになる。
【0038】
尚、上記以外の構成及び作用効果は、上記各実施形態にかかる冷凍装置Z1〜Z3の場合と同様であるので、ここでは、図4の各構成部材に図1〜図3の対応する構成部材と同一の符号を付するとともに、上記各実施形態における該当説明部分を援用することで重複した説明を省略する。
【0039】
第5の実施形態
図5には、本願発明の第5の実施形態にかかる冷凍装置Z5を示している。この冷凍装置Z5は、上記第1の実施形態にかかる冷凍装置Z1と第2の実施形態にかかる冷凍装置Z2とを組み合わせた構成をもつものであって、これらと異なる点は、上記吸収式冷凍システムZbにおける上記発生器11の熱源の構成のみである。即ち、上記発生器11の熱源として、上記第1の実施形態にかかる冷凍装置Z1においては排熱を利用し、第2の実施形態にかかる冷凍装置Z2においては上記圧縮機1の吐出ガス熱を利用していたのに対して、この実施形態の冷凍装置Z5においては排熱と吐出ガス熱の双方を共に上記発生器11の熱源として利用するようにしている。具体的には、上記発生器11に排熱導入用のコイル31と吐出ガス熱導入用のコイル32とを併設している。
【0040】
かかる構成とすることで、例えば、熱源として排熱のみを用いる場合、あるいは吐出ガス熱のみを用いる場合に比して、熱源の熱量が増加することになる。その結果、より多くの熱量が上記発生器11に加えられることになり、該発生器1での冷媒蒸気の発生量が増加し、延いては吸収溶液の濃度幅の拡大によって上記吸収式冷凍システムZbの冷凍能力がより一層高められることになる。
【0041】
尚、上記以外の構成及び作用効果は、上記第1及び第2の実施形態にかかる冷凍装置Z1、Z2の場合と同様であるので、ここでは、図5の各構成部材に図1、図2の対応する構成部材と同一の符号を付するとともに、上記各実施形態における該当説明部分を援用することで重複した説明を省略する。
【0042】
第6の実施形態
図6には、本願発明の第6の実施形態にかかる冷凍装置Z6を示している。この冷凍装置Z6は、上記第5の実施形態にかかる冷凍装置Z5の展開例であって、該第5の実施形態にかかる冷凍装置Z5においては単一の発生器11に排熱導入用のコイル31と吐出ガス熱導入用のコイル32とを設けた構成としていたのに対して、この実施形態にかかる冷凍装置Z6においては発生器として、排熱導入用のコイル31を備えた発生器11Aと、吐出ガス熱導入用のコイル32を備えた発生器11Bとを設け、該各発生器11A,11Bのそれぞれにおいて吸収溶液L0から冷媒蒸気Gb1を発生させてこれを、それぞれ流路48,49を介して上記凝縮器12へ供給するように構成したものである。
【0043】
かかる構成とすることで、例えば排熱として固体高分子型燃料電池からの排熱のように排熱温度があまり高くないものを使用した場合でも、排熱温度が高い吐出ガス熱によって熱源温度が比較的高く維持され、冷媒蒸気Ga1の発生が促進され、その結果、低温排熱を有効に利用して上記吸収式冷凍システムZb全休として冷凍能力を高水準に維持することができるものである。即ち、排熱温度が比較的低い場合に特に好適な加熱手段を提供するものである。
【0044】
尚、上記以外の構成及び作用効果は、上記第5の実施形態にかかる冷凍装置Z5の場合と同様であるので、ここでは、図6の各構成部材に図5の対応する構成部材と同一の符号を付するとともに、第5の実施形態における該当説明部分を援用することで重複した説明を省略する。
【0045】
第7の実施形態
図7には、本願発明の第7の実施形態にかかる冷凍装置Z7を示している。この冷凍装置Z7は、上記第6の実施形態にかかる冷凍装置Z6の展開例である。即ち、上記第6の実施形態にかかる冷凍装置Z6においては二つの発生器11A、11Bを設けるものの、吸収溶液の循環系はこれら両者で共用する構成としていたのに対して、この実施形態においては上記各発生器11A、11Bのそれぞれに専用の吸収溶液循環系を設ける構成としており、かかる点が上記第6の実施形態にかかる冷凍装置Z6と異なる。
【0046】
具体的には、次の通りである。即ち、上記発生器11Aには、流路52及び流路53を介して減圧機構21、吸収器18、溶液ポンプ20及び溶液熱交換器19が接続されるとともに、該吸収器18には蒸発器13Aが接続され、これら各機器によって一方の吸収溶液循環系を構成している。上記発生器11Bは、流路46及び流路47を介して減圧機構15、吸収器14、溶液ポンプ16及び溶液熱交換器17が接続されるとともに、該吸収器14には蒸発器13Bが接続され、これら各機器によって他方の吸収溶液循環系を構成している。尚、図7において、符号22及び23は減圧機構である。
【0047】
かかる構成とすると、上記発生器11A側の循環系と発生器11B側の循環系とが独立した構成となり、これら両循環系の蒸発器13A、13Bのそれぞれにおいて上記圧縮式冷凍システムZa側の液冷媒Laを過冷却することができることから、図8に示すデューリング線図のように、低温域では排熱による加熱と吐出ガス熱による加熱の双方によって冷媒蒸気Ga1の発生が促進され、排熱温度よりも高温域においては吐出ガス熱による加熱で冷媒蒸気Ga1が発生されることになる。この結果、より広い温度域において上記圧縮式冷凍システムZa側の液冷媒Laに対する過冷却作用が確保され、冷凍装置Z7の冷凍能力が高く維持されることになる。即ち、排熱温度が比較的低い場合に特に好適な加熱手段を提供するものである。
【0048】
尚、上記以外の構成及び作用効果は、上記第6の実施形態にかかる冷凍装置Z6の場合と同様であるので、ここでは、図7の各構成部材に図6の対応する構成部材と同一の符号を付するとともに、第6の実施形態における該当説明部分を援用することで重複した説明を省略する。
【0049】
第8の実施形態
図9には、本願発明の第8の実施形態にかかる冷凍装置Z8を示している。この冷凍装置Z8は、上記第1の実施形態にかかる冷凍装置Z1の構成を基本とし、かかる基本構成に加えて、四路切換弁5を設け、該四路切換弁5の切換操作によって冷房と暖房とを選択的に行えるようにしたヒートポンプ式冷凍装置である。そして、特に、この実施形態においては、上記利用側熱交換器3を、熱媒体として被加熱流体Ldを導入する構成としたものである。即ち、上記利用側熱交換器3にコイル34を設け、このコイル34に流路56を通して供給される被加熱流体Ldを流すとともに、該被加熱流体Ldを上記四路切換弁5を介して供給される冷媒蒸気Ga1の凝縮熱によって加熱して温水とし、この温水によって室内の暖房を実現するものである。そして、この場合、排熱利用の観点から、上記被加熱流体Ldの流路56に、排熱導入用のコイル35を備えた排熱熱交換器24を配置し、排熱によって上記被加熱流体Ldを加熱するようにしたものである。
【0050】
かかる構成とすることで、簡単な構造により排熱を暖房に有効に利用することが可能となるものである。
【0051】
尚、上記以外の構成及び作用効果は、上記第1の実施形態にかかる冷凍装置Z1の場合と同様であるので、ここでは、図8の各構成部材に図1の対応する構成部材と同一の符号を付するとともに、第1の実施形態における該当説明部分を援用することで重複した説明を省略する。
【0052】
第9の実施形態
図10には、本願発明の第9の実施形態にかかる冷凍装置Z9を示している。この冷凍装置Z9は、上記第8の実施形態にかかる冷凍装置Z8と同様に、上記第1の実施形態にかかる冷凍装置Z1の構成を基本とし、かかる基本構成に加えて、四路切換弁5を設け、該四路切換弁5の切換操作によって冷房と暖房とを選択的に行えるようにしたヒートポンプ式冷凍装置である。そして、この第9の実施形態にかかる冷凍装置Z9が上記第8の実施形態にかかる冷凍装置Z8と異なる点は、該第8の実施形態の冷凍装置Z8においては上記利用側熱交換器3が、被加熱流体Ldを導入し該被加熱流体Ldの熱によって暖房を行う構成とされていたのに対して、該利用側熱交換器3を通常の冷媒循環型とする一方、該利用側熱交換器3を出た液冷媒Laの一部を流路54側に分流させるとともに、この液冷媒Laを、排熱導入用のコイル35を備えた排熱熱交換器24において加熱して蒸発させ、その冷媒蒸気Ga2を上記圧縮機1にその圧縮過程の中間圧で吸入させるように構成した点である。
【0053】
かかる構成とすることで、上記第8の実施形態における冷凍装置Z8の場合と同様に、簡単な構造により排熱を暖房に有効に利用することが可能となるものである。
【0054】
尚、上記以外の構成及び作用効果は、上記第1及び第8の実施形態にかかる冷凍装置Z1、Z8の場合と同様であるので、ここでは、図10の各構成部材に図1及び図8の対応する構成部材と同一の符号を付するとともに、第1及び第8の実施形態における該当説明部分を援用することで重複した説明を省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の第1の実施形態にかかる冷凍装置のシステム構成図である。
【図2】 本願発明の第2の実施形態にかかる冷凍装置のシステム構成図である。
【図3】 本願発明の第3の実施形態にかかる冷凍装置のシステム構成図である。
【図4】 本願発明の第4の実施形態にかかる冷凍装置のシステム構成図である。
【図5】 本願発明の第5の実施形態にかかる冷凍装置のシスデム構成図である。
【図6】 本願発明の第6の実施形態にかかる冷凍装置のシステム構成図である。
【図7】 本願発明の第7の実施形態にかかる冷凍装置のシステム構成図である。
【図8】 図7に示した冷凍装置におけるデューリング線図である。
【図9】 本願発明の第8の実施形態にかかる冷凍装置のシステム構成図である。
【図10】 本願発明の第9の実施形態にかかる冷凍装置のシステム構成図である。
【符号の説明】
1は圧縮機、2は熱源側熱交換器、3は蒸発器、4は減圧機構、5は四路切換弁、11は発生器、11Aは発生器、11Bは発生器、12は凝縮器、13は蒸発器、13Aは蒸発器、13Bは蒸発器、14は吸収器、15は減圧機構、16は溶液ポンプ、17は溶液熱交換器、18は吸収器、19は溶液熱交換器、20は溶液ポンプ、21は減圧機構、22は減圧機構、23は減圧機構、24は排熱熱交換器、25は熱交換器、31〜35はコイル、41〜56は流路、Zaは圧縮式冷凍システム、Zbは吸収式冷凍システム、Z1〜Z9は冷凍装置である。
Claims (5)
- 圧縮機(1)と熱源側熱交換器(2)と利用側熱交換器(3)と減圧機構(4)とを備えた圧縮式冷凍システム(Za)と、上記圧縮機(1)から吐出される吐出ガスの吐出ガス熱を熱源とした発生器(11)と凝縮器(12)と蒸発器(13)と吸収器( 1 4)と減圧機構(15)とを備えた吸収式冷凍システム(Zb)とを備え、上記吸収式冷凍システム(Zb)の上記蒸発器(13)に、上記圧縮式冷凍システム(Za)の上記熱源側熱交換器(2)からの液冷媒を導いてこれを該蒸発器(13)における蒸発熱によって過冷却するように構成するとともに、
上記圧縮式冷凍システム(Za)の上記利用側熱交換器(3)側から上記圧縮機(1)に吸入される冷媒蒸気によって上記吸収器( 1 4)内の冷媒蒸気(Gb2)及び濃吸収溶液(Lcl)を冷却することを特徴とする冷凍装置。 - 請求項1において、
上記吸収式冷凍システム(Zb)における冷媒として、フルオロカーボン系冷媒を用いたことを特徴とする冷凍装置。 - 請求項1又は2において、
上記圧縮式冷凍システム(Za)における冷媒として、上記吸収式冷凍システム(Zb)における冷媒と同一の冷媒を用いたことを特徴とする冷凍装置。 - 請求項1、2又は3において、
暖房時に上記利用側熱交換器(3)が凝縮器として機能し、上記熱源側熱交換器(2)が蒸発器として機能する如く構成するとともに、上記利用側熱交換器(3)を冷凍サイクル内を循環する冷媒と外部から導入される被加熱流体との間で熱交換を行う構成とし、暖房時には上記被加熱流体を外部からの外部排熱によって加熱することを特徴とする冷凍装置。 - 請求項1、2又は3において、
暖房時に上記利用側熱交換器(3)が凝縮器として機能し、上記熱源側熱交換器(2)が蒸発器として機能する如く構成するとともに、暖房時には上記利用側熱交換器(3)からの液冷媒の一部を外部排熱によって加熱し、これによって発生した冷媒蒸気を上記圧縮機(1)に吸入させるようにしたことを特徴とする冷凍装置。
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