JP5434207B2 - 冷凍装置 - Google Patents
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Description
本願の第1の発明では、図1に例示するように、蒸気圧縮式冷凍機Xとエンジン等の排熱で駆動される吸収式冷凍機Yとを備えて構成される冷凍装置において、上記吸収式冷凍機Yの吸収器12に流入する溶液を空冷式の過冷却熱交換器15によって過冷却して上記吸収器12へ流入させる一方、上記蒸気圧縮式冷凍機Xの冷媒と、上記吸収式冷凍機Yの上記吸収器12の出口から溶液ポンプ17を経て溶液熱交換器16に至る管路67から分岐した溶液との間で熱交換を行なう熱回収熱交換器6を設け、該熱回収熱交換器6での熱交換後の上記蒸気圧縮式冷凍機Xの冷媒は上記吸収式冷凍機Yの上記蒸発器13へ、上記吸収式冷凍機Yの溶液は上記発生器11にそれぞれ流入させるとともに、上記管路67に電磁弁41を設け、該電磁弁41を、上記蒸気圧縮式冷凍機Xの冷房運転時には開弁する一方、上記蒸気圧縮式冷凍機Xの暖房運転時には、四路切換弁2を切換え、蒸気圧縮式冷凍機Xの冷媒を冷房運転とは逆方向に流入させ、溶液ポンプ17と過冷却熱交換器用ファン20を運転し、上記蒸発器13における上記蒸気圧縮式冷凍機Xの冷媒温度が設定冷媒温度以上のとき閉弁し、該設定冷媒温度未満のとき開弁し、又は上記吸収式冷凍機Yの上記過冷却器15の出口側の溶液温度が設定冷媒温度以上のとき閉弁し、該設定溶液温度未満のとき開弁するように構成している。
(a−1)上記蒸気圧縮式冷凍機Xの冷房運転時には、上記電磁弁41が開弁される。従って、上記熱回収熱交換器6において上記蒸気圧縮式冷凍機Xの圧縮機1で圧縮された後の冷媒と上記吸収式冷凍機Yの吸収器12を出た溶液との間で熱交換を行い、熱交換で温度が上昇した後の溶液が上記吸収式冷凍機Yの発生器11に流入することで、上記蒸気圧縮式冷凍機Xの冷媒排熱が上記発生器11の駆動熱源に利用され、該発生器11をエンジン等の排熱のみで駆動する場合に比して、排熱の有効利用が促進される。
本願の第2の発明に係る冷凍装置では、図2に例示するように、上記吸収式冷凍機Yの上記吸収器12の入口側の管路66と上記蒸発器13の冷媒入口側の管路62を、電磁弁43を備えた管路73によって接続し、上記蒸気圧縮式冷凍機Xの冷房運転時には上記電磁弁43を閉弁し、暖房運転時には上記四路切換弁2を切換え、蒸気圧縮式冷凍機Xの冷媒を冷房運転とは逆方向に流入させ、上記電磁弁43を開弁するように構成している。
本願の第3の発明に係る冷凍装置では、図3に例示するように、上記吸収式冷凍機Yの上記吸収器12の入口側の管路66を、電磁弁43を備えた管路74を介して上記蒸発器13に接続し、上記蒸気圧縮式冷凍機Xの冷房運転時には上記電磁弁43を閉弁し、暖房運転時には上記四路切換弁2を切換え、蒸気圧縮式冷凍機Xの冷媒を冷房運転とは逆方向に流入させ、上記電磁弁43を開弁するように構成している。
本願の第4の発明に係る冷凍装置では、図4又は図5に例示するように、上記吸収式冷凍機Yの上記吸収器12の入口側の管路66に電磁弁44を設け、上記蒸気圧縮式冷凍機Xの冷房運転時には上記電磁弁44を開弁し、暖房運転時には上記四路切換弁2を切換え、蒸気圧縮式冷凍機Xの冷媒を冷房運転とは逆方向に流入させ、上記電磁弁44を閉弁するように構成している。
本願の第5の発明に係る冷凍装置によれば、図6に例示するように、上記発生器11の排熱入口側の管路60に電磁弁45を設け、冷房運転時には上記電磁弁45を開弁する一方、暖房運転時には上記発生器11の溶液温度が設定溶液温度以上のとき上記電磁弁45を閉弁し、該設定溶液温度未満のとき上記電磁弁45を開弁させるように構成している。
本願の第6の発明に係る冷凍装置では、上記(d)、又は(e)に記載の効果に加えて以下のような特有の効果が得られる。即ち、この発明に係る冷凍装置では、図5又は図6に例示するように、上記蒸発器13における溶液散布用の散布器18と冷媒液散布用の散布器19を、別体構成又は共用可能な一体構成としている。
本願の第7の発明に係る冷凍装置によれば、上記(a)、(b)、(c)、(d)、(e)又は(f)に記載の効果に加えて以下のような特有の効果が得られる。即ち、この発明に係る冷凍装置によれば、上記蒸発器13を、冷媒液が一過性で該蒸発器13の伝熱面を流れ、未蒸発の冷媒液が上記吸収器12側へ移動して該吸収器12側の溶液に吸収されるように構成しているので、例えば、上記蒸発器13を循環式とする場合に比して、該蒸発器13及びこれに隣接設置される上記吸収器12のコンパクト化が図れ、延いては蒸気圧縮式冷凍機Xと吸収式冷凍機Yを組み合わせて構成される冷凍装置のコンパクト化が図られる。
本願の第8の発明に係る冷凍装置によれば、上記(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)又は(g)に記載の効果に加えて以下のような特有の効果が得られる。即ち、この発明に係る冷凍装置によれば、図7に例示するように、上記蒸気圧縮式冷凍機Xを複数台設置するとともに該各蒸気圧縮式冷凍機Xのそれぞれに上記熱回収熱交換器6を設けて該各蒸気圧縮式冷凍機Xの冷媒の排熱をそれぞれ回収し、該各熱回収熱交換器6で回収された排熱を一台の吸収式冷凍機Yの上記発生器11に供給するように構成しているので、上記蒸気圧縮式冷凍機Xの冷媒側から上記吸収式冷凍機Yの発生器11側への回収熱量が大きくなることから、エンジン等の排熱が少ない場合でも上記吸収式冷凍機Yを適正に運転させることができ、その結果、該吸収式冷凍機Yの蒸発器13での熱交換によって蒸気圧縮式冷凍機Xの冷媒を十分に過冷却することが可能となり、延いては上記冷凍装置全体としての性能改善効果を得ることができる。
図1には、本願発明の第1の実施形態に係る冷凍装置Zの回路構成を示している。この冷凍装置Zは、次述の蒸気圧縮式冷凍機Xと吸収式冷凍機Yを組み合わせて構成され、室内の冷暖房に供せられる。
上記蒸気圧縮式冷凍機Xは、圧縮機1と四路切換弁2と利用側熱交換器3(即ち、室内機)と膨張弁4及びアキュームレーター5を、管路51〜管路57によって接続して構成され、上記四路切換弁2の切換操作によって冷房運転と暖房運転を選択的に実現するようになっている。即ち、上記圧縮機1の吐出側の管路51には上記四路切換弁2が備えられており、該四路切換弁2の切換えによって上記管路51は上記利用側熱交換器3に至る管路52(暖房運転時)と上記アキュームレーター5に至る管路56(冷房運転時)に選択的に切り換えられ、上記利用側熱交換器3は冷房運転時には冷媒の蒸発作用をなし、暖房運転時には冷媒の凝縮作用を為す。
上記吸収式冷凍機Yは、例えば、臭化リチュム(LiBr)を吸収液、水を冷媒として該吸収液への冷媒の吸収及び放出(再生)作用を利用して冷凍作用を為すものであって、発生器11と、空冷式の凝縮器14と、隣接配置された吸収器12と蒸発器13と、空冷式の過冷却熱交換器15と冷却ファン20と、溶液熱交換器16と溶液ポンプ17を備え、これら各要素を管路61〜管路67によって接続して構成される。
ここで、この冷凍装置Zでは、上記蒸気圧縮式冷凍機Xの冷媒と上記吸収式冷凍機Yの上記発生器11へ還流される溶液の間での熱交換と、上記蒸気圧縮式冷凍機Xの冷媒と上記吸収式冷凍機Yの上記蒸発器13側の溶液の間での熱交換をそれぞれ実現するために、特有の構成を備えている。
I−4−a:冷房運転時
上記蒸気圧縮式冷凍機Xの冷房運転時には、上記電磁弁41は開弁保持される。従って、上記蒸気圧縮式冷凍機Xと吸収式冷凍機Yの運転に伴い、上記蒸気圧縮式冷凍機Xの上記圧縮機1において圧縮された後の高温冷媒(ガス冷媒)は、上記冷媒熱回収熱交換器6に流入する一方、上記吸収式冷凍機Yの上記吸収器12の出口側の溶液(希溶液)の一部は、上記電磁弁41から管路67及び管路71を通って上記冷媒熱回収熱交換器6に流入し、該熱回収熱交換器6内の上記熱交換器6aの外側を通ったのち、上記発生器11側へ還流される。
上記蒸気圧縮式冷凍機Xの暖房運転時には、上記四路切換弁2を切換え、蒸気圧縮式冷凍機Xの冷媒を冷房運転とは逆方向に流入させ、上記吸収式冷凍機Yにおいては、上記凝縮器14の運転は停止されるが、上記過冷却熱交換器用ファン20と上記溶液ポンプ17は運転される。また、上記発生器11への排熱供給は継続される。
図2には、本願発明の第2の実施形態に係る冷凍装置Zの回路構成を示している。この冷凍装置Zは、上記第1の実施形態に係る冷凍装置Zの回路構成を基本とし、この基本回路において、上記吸収式冷凍機Yの上記吸収器12の入口側の管路66と上記蒸発器13の冷媒入口側の管路62を、電磁弁43を備えた管路73によって接続したものである。そして、この電磁弁43を、上記蒸気圧縮式冷凍機Xの冷房運転時には閉弁し、暖房運転時には開弁するように作動制御するようにしている。これ以外の構成については、上記第1の実施形態の冷凍装置Zと同様であるので、図2の各構成部材に、図1の各構成部材に対応させて符号を付すことで、その説明を省略する。
蒸気圧縮式冷凍機Xの冷房運転時
上記蒸気圧縮式冷凍機Xの冷房運転時には、上記電磁弁43が閉弁されることで、その回路構成は、上記第1の実施形態に係る冷凍装置の冷房運転時における回路構成と同様となり、これと同様の作用効果が得られる。従って、上記第1の実施形態の該当説明を援用し、ここでの説明を省略する。
上記蒸気圧縮式冷凍機Xの暖房運転時には、上記吸収式冷凍機Yにおいては、上記凝縮器14の運転は停止されるが、上記過冷却熱交換器用ファン20と上記溶液ポンプ17は運転される。また、上記発生器11への排熱供給は継続される。
図3には、本願発明の第3の実施形態に係る冷凍装置Zの回路構成を示している。この冷凍装置Zは、上記第2の実施形態に係る冷凍装置Zの変形例として位置付けられるものであって、上記第2の実施形態では上記吸収式冷凍機Yの上記吸収器12の入口側の管路66と上記蒸発器13の冷媒入口側の管路62を、電磁弁43を備えた管路73によって接続し上記蒸気圧縮式冷凍機Xの冷房運転時には閉弁し、暖房運転時には開弁するようにしていたのに対して、この実施形態では、上記吸収式冷凍機Yの上記吸収器12の入口側の管路66を、電磁弁43を備えた管路71を介して上記蒸発器13に接続し、該電磁弁43を上記蒸気圧縮式冷凍機Xの冷房運転時には上記電磁弁43を閉弁し、暖房運転時には上記電磁弁43を開弁するように構成したものである。
図4には、本願発明の第4の実施形態に係る冷凍装置Zの回路構成を示している。この冷凍装置Zは、上記第2の実施形態に係る冷凍装置Zを基本構成とし、この基本構成に加えて、上記吸収式冷凍機Yの上記吸収器12の入口側の管路66に電磁弁44を設け、上記蒸気圧縮式冷凍機Xの冷房運転時には上記電磁弁44を閉弁し、暖房運転時には上記電磁弁44を開弁するように構成したものである。
図5には、本願発明の第5の実施形態に係る冷凍装置Zの回路構成を示している。この冷凍装置Zは、上記第3の実施形態に係る冷凍装置Zを基本構成とし、この基本構成に加えて、上記吸収式冷凍機Yの上記吸収器12の入口側の管路66に電磁弁44を設け、上記蒸気圧縮式冷凍機Xの冷房運転時には上記電磁弁44を閉弁し、暖房運転時には上記電磁弁44を開弁するように構成したものである。
図6には、本願発明の第6の実施形態に係る冷凍装置Zの回路構成を示している。この冷凍装置Zは、上記第5の実施形態に係る冷凍装置Zを基本構成とし、この基本構成に加えて、上記発生器11の排熱入口側の管路60に電磁弁45を設け、冷房運転時には上記電磁弁45を開弁する一方、暖房運転時には上記発生器11の溶液温度が設定溶液温度以上のとき上記電磁弁45を閉弁し、該設定溶液温度未満のとき上記電磁弁45を開弁させるように構成したものである。
図7には、本願発明の第7の実施形態に係る冷凍装置Zの回路構成を示している。この冷凍装置Zは、上記第5の実施形態に係る冷凍装置Zの変形例として位置付けられるものである。即ち、上記第5の実施形態に係る冷凍装置Zでは一台の蒸気圧縮式冷凍機Xと一台の吸収式冷凍機Yで上記冷凍装置Zを構成していたのに対して、この第7の実施形態に係る冷凍装置Zでは、これを二台の蒸気圧縮式冷凍機Xと一台の吸収式冷凍機Yで構成するとともに、該蒸気圧縮式冷凍機Xの設置数の増加に対応して、該各蒸気圧縮式冷凍機Xのそれぞれに上記冷媒熱回収熱交換器6を備え、該各蒸気圧縮式冷凍機Xの冷媒の排熱をそれぞれ対応する熱回収熱交換器6において吸収式冷凍機Yの溶液側へ回収し、この回収された排熱を一台の上記吸収式冷凍機Yの上記発生器11に供給するように構成したものである。
2 ・・・四路切換弁
3 ・・・利用側熱交換器
4 ・・・膨張弁
5 ・・・アキュームレーター
6 ・・・熱回収熱交換器
7 ・・・熱源側熱交換器
11 ・・・発生器
12 ・・・吸収器
13 ・・・蒸発器
14 ・・・凝縮器
15 ・・・過冷却熱交換器
16 ・・・溶液熱交換器
17 ・・・溶液ポンプ
18、19・・散布器
20 ・・・ファン
41 ・・・電磁弁
43〜45・・電磁弁
51〜57・・管路
61〜67・・管路
71〜74・・管路
X ・・蒸気圧縮式冷凍機
Y ・・吸収式冷凍機
Z ・・冷凍装置
Claims (8)
- 蒸気圧縮式冷凍機(X)とエンジン等の排熱で駆動される吸収式冷凍機(Y)とを備えて構成される冷凍装置であって、
上記吸収式冷凍機(Y)の吸収器(12)に流入する溶液を空冷式の過冷却熱交換器(15)によって過冷却して上記吸収器(12)へ流入させる一方、
上記蒸気圧縮式冷凍機(X)の冷媒と、上記吸収式冷凍機(Y)の上記吸収器(12)の出口から溶液ポンプ(17)を経て溶液熱交換器(16)に至る管路(67)から分岐した溶液との間で熱交換を行なう熱回収熱交換器(6)を設け、該熱回収熱交換器(6)での熱交換後の上記蒸気圧縮式冷凍機(X)の冷媒は上記吸収式冷凍機(Y)の上記蒸発器(13)へ、上記吸収式冷凍機(Y)の溶液は上記発生器(11)にそれぞれ流入させるとともに、上記溶液ポンプ(17)の出口側から上記熱回収熱交換器(6)に至る上記管路(67)に電磁弁(41)を設け、該電磁弁(41)を、上記蒸気圧縮式冷凍機(X)の冷房運転時には開弁する一方、上記蒸気圧縮式冷凍機(X)の暖房運転時には、四路切換弁(2)を切換え、蒸気圧縮式冷凍機の冷媒を冷房運転とは逆方向に流入させ、溶液ポンプ(17)と過冷却熱交換器用ファン(20)を運転し、上記蒸発器(13)における上記蒸気圧縮式冷凍機(X)の冷媒温度が設定冷媒温度以上のとき閉弁し、該設定冷媒温度未満のとき開弁し、又は上記吸収式冷凍機(Y)の上記過冷却熱交換器(15)の出口側の溶液温度が設定冷媒温度以上のとき閉弁し、該設定溶液温度未満のとき開弁するように構成したことを特徴とする冷凍装置。 - 請求項1において、
上記吸収式冷凍機(Y)の上記吸収器(12)の入口側の管路(66)と上記蒸発器(13)の冷媒入口側の管路(62)を、電磁弁(43)を備えた管路(73)によって接続し、
上記蒸気圧縮式冷凍機(X)の冷房運転時には上記電磁弁(43)を閉弁し、暖房運転時には上記電磁弁(43)を開弁するように構成したことを特徴とする冷凍装置。 - 請求項1において、
上記吸収式冷凍機(Y)の上記吸収器(12)の入口側の管路(66)を、電磁弁(43)を備えた管路(74)を介して上記蒸発器(13)に接続し、上記蒸気圧縮式冷凍機(X)の冷房運転時には上記電磁弁(43)を閉弁し、暖房運転時には上記電磁弁(43)を開弁するように構成したことを特徴とする冷凍装置。 - 請求項2又は3において、
上記吸収式冷凍機(Y)の上記吸収器(12)の入口側の管路(66)に電磁弁(44)を設け、上記蒸気圧縮式冷凍機(X)の冷房運転時には上記電磁弁(44)を開弁し、暖房運転時には上記電磁弁(44)を閉弁するように構成したことを特徴とする冷凍装置。 - 請求項1,2,3又は4において、
上記発生器(11)の排熱入口側の管路(60)に電磁弁(45)を設け、冷房運転時には上記電磁弁(45)を開弁する一方、暖房運転時には上記発生器(11)の溶液温度が設定溶液温度以上のとき上記電磁弁(45)を閉弁し、該設定溶液温度未満のとき上記電磁弁(45)を開弁させるように構成したことを特徴とする冷凍装置。 - 請求項3又は4において、
上記蒸発器(13)における溶液散布用の散布器と冷媒液散布用の散布器を、別体構成又は共用可能な一体構成としたことを特徴とする冷凍装置。 - 請求項1,2,3,4,5又は6において、
上記蒸発器(13)は、冷媒液が一過性で該蒸発器(13)の伝熱面を流れ、未蒸発の冷媒液は上記吸収器(12)側へ移動して該吸収器(12)側の溶液に吸収されるように構成したことを特徴とする冷凍装置。 - 請求項1,2,3,4,5,6又は7において、
上記蒸気圧縮式冷凍機(X)を複数台設置するとともに該各蒸気圧縮式冷凍機(X)のそれぞれに上記熱回収熱交換器(6)を設けて該各蒸気圧縮式冷凍機(X)の冷媒の排熱をそれぞれ回収し、該各熱回収熱交換器(6)で回収された排熱を一台の吸収式冷凍機(Y)の上記発生器(11)に供給するように構成したことを特徴とする冷凍装置。
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