JP4186164B2 - Web共有システム、Web共有方法、Web共有プログラム、中継サーバ、及びWWWブラウザ表示装置 - Google Patents
Web共有システム、Web共有方法、Web共有プログラム、中継サーバ、及びWWWブラウザ表示装置 Download PDFInfo
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Description
例えば、「http://サーバA/パス1/ファイル1.html」というURLは、WWWサーバである"サーバA"上の"/パス1/"というディレクトリ配下の"ファイル1.html"というファイル記述子を持つHTMLページを指定している。
例えば、ネットワークに接続された複数の端末で同じHTMLページをリアルタイムに共有する技術として、複数のWWWブラウザの操作を同期させることによって、遠隔地に離れた利用者同士がリアルタイムに同じWWWブラウザ上の画面を表示することができるシステムがある(特許文献1参照)。この従来技術は、サーバと、前記サーバに接続されたクライアントである複数のコンピュータとからなるブラウザ共有システムである。前記複数のコンピュータが、ページを閲覧するブラウザと、ページを管理するページマネジャと、ページマネジャとサーバとの間の通信を行いブラウザを管理するノードマネジャとを含む。前記ページマネジャが、自ページの変化を検出し、その変化をノードマネジャに送信し、ノードマネジャが、前記変化をサーバに送信する。若しくは、他のコンピュータのページの変化をノードマネジャから受信し、その変化を自ページに反映させる。
また、HTMLページが様々な言語(日本語、英語、その他)で記述されている場合、それぞれの記述形式が異なっているので、表示に必要な情報まで誤って書き換えてしまう可能性があるため、情報提供者が本来意図したものとは違ったものをWWWブラウザに表示させてしまう場合がある。
本発明の目的は、WWWサーバから取得したHTMLページを中継サーバで書き換えることなく、WWWブラウザのアクセス先を継続的に中継サーバとするWeb共有システム、Web共有方法、Web共有プログラム、及びこれらに用いる中継サーバ、WWWブラウザ表示装置を提供することである。
前記セッション維持部(304)は、前記WWWサーバ(4)の識別情報を前記通信状態維持用の情報とし、前記操作時間情報と共に前記HTMLページに設定する。
前記中継サーバ(3)は、ブラウザ側通信部と、URL書き換えモジュール(102)と、中継モジュール(103)と、サーバ側通信部と、キャッシュモジュール(105)と、セッション維持モジュール(106)を含む。
前記ブラウザ側通信部は前記WWWブラウザ表示装置(1、2)からの要求情報を受信して前記URL書き換えモジュール(102)に渡す。
前記URL書き換えモジュール(102)は前記要求情報に含まれる中継判定文字列を検出した場合、前記WWWサーバ(4)への中継通信要求であると判断し、前記要求情報から前記中継判定文字列を削除して書き換えパス情報を作成して前記中継モジュール(103)に渡す。
前記中継モジュール(103)は前記キャッシュモジュール(105)で保存しているキャッシュデータのうち前記書き換えパス情報に該当する情報が存在するか確認し、前記該当する情報が存在しない場合、前記書き換えパス情報に基づいてURLを再生成して前記サーバ側通信部に渡す。
前記サーバ側通信部は前記再生成したURLが示すWWWサーバ(4)に対して通信を実行して、該当するHTMLページを取得して前記中継モジュール(103)に渡す。
前記中継モジュール(103)は前記HTMLページを前記書き換えパス情報と関連付けて前記キャッシュモジュール(105)に保存しているキャッシュデータとして蓄積し、前記セッション維持モジュール(106)に前記HTMLページを渡す。
前記セッション維持モジュール(106)は前記HTMLページに通信状態維持用の情報を追加して、前記ブラウザ側通信部を介して前記WWWブラウザ表示装置(1、2)に前記HTMLページを返信する。
前記中継サーバ(5)は、前記WWWサーバ(4)から取得した情報がHTMLページである場合、前記WWWブラウザ表示装置(1、2)からの通信時に前記利用者が前記WWWブラウザ表示装置(1、2)を操作した時間を示す操作時間情報が付いているか否かを判断し、付いていなければ目的ページとして判断し、操作時間を0として蓄積し、前記WWWブラウザ表示装置(1、2)に操作時間0を示す前記操作時間情報を追加して、中継時にアクセスした前記WWWサーバ(4)の識別情報を前記WWWブラウザ表示装置(1、2)に通信状態維持用の情報として追加し、前記WWWブラウザ表示装置(1、2)からの通信に前記操作時間情報が付いている場合、既に蓄積されている前記操作時間情報と比較し、前記WWWブラウザ表示装置(1、2)からの通信に付いている前記操作時間情報の値が大きければ目的ページとして判断し、中継時にアクセスした前記WWWサーバ(4)の識別情報を前記HTMLページに前記通信状態維持用の情報として追加する。
通信した前記WWWサーバ(4)に関する情報を前記HTMLページに埋め込むステップと
を具備する。
また、HTMLページが様々な言語で記述されている場合でも、その内容を改変する必要が無いため、情報提供者が本来意図したものをWWWブラウザに表示させることが可能となる。
また、中継サーバ経由の複数の異なるWWWサーバへの要求が混在するHTMLページにおいても、正常にHTMLページを表示、操作することが可能となる。
本発明のリアルタイムWeb共有システムは、少なくとも一つのWWWブラウザ(ここではWWWブラウザ1、2)と、中継サーバ3と、WWWサーバ4を備えている。
WWWブラウザ1、2は、中継サーバ3、WWWサーバ4と双方向通信をする。なお、WWWブラウザとは、Webページを閲覧(ブラウズ)するためのソフトウェアであり、WWWブラウザ1、2は、WWWブラウザを表示する機能を備えた通信装置である。中継サーバ3は、WWWブラウザ1、2、及びWWWサーバ4と双方向通信をする。WWWサーバ4は、WWWブラウザ1、2、及び中継サーバ3と双方向通信をする。
なお、WWWブラウザ1、2、中継サーバ3及びWWWサーバ4の間の通信網は有線、無線のどちらでも良い。また、この実施例における通信網は、インターネットを始め、本発明を実施できるネットワークであれば良い。
ブラウザ側通信部101は、WWWブラウザ1、2と通信する。URL書き換えモジュール102は、WWWブラウザ1、2からのアクセス要求を受け取ってそのURLを書き換える。中継モジュール103は、書き換えられたURLからそのURLへのアクセスが最初かどうかを判断する。サーバ側通信部104は、書き換えられたURLに基づいてWWWサーバ4へアクセスする。キャッシュモジュール105は、WWWサーバ4からの取得情報をキャッシュデータとして保存する。セッション維持モジュール106は、WWWサーバ4からの取得情報にセッション維持用クッキーを追加する。
なお、中継サーバ3及びWWWサーバ4はどちらもインターネット通信技術で定義されたWWWサーバである。中継サーバ3はプロキシサーバ(proxy server)でも良い。
WWWブラウザ1からWWWサーバ4に対して、中継作業開始のためのHTMLページを取得するためのアクセスを行う。この時、WWWブラウザ2からでも構わないが、以後すべてWWWブラウザ1からの作業として説明する。また、ここではHTMLページとして説明しているが、実際にはXML(eXtensible Markup Language)ページを始めとする他の形式のWebページでも良い。このアクセスはURL指定によりWWWサーバ4が指定されたアクセスとなり、通常のWWWの使用方法と違いはない。
例えば、中継サーバホスト名が”proxy.com”、中継判定文字列”/proxy_flag”、アクセス対象WWWサーバホスト名が”www.com”、パス指定が”/path1/path2/path3/”、ファイル名が”index.cgi”の場合、中継用URLは「http://proxy.com/proxy_flag/www.com/path1/path2/path3/index.cgi」となる。
なお、パス指定、ファイル名は無くても構わない。
中継サーバ3はWWWブラウザ1からのアクセスをブラウザ側通信部101でHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)通信として受け取る(ステップS201)。この時のWWWブラウザ1からのHTTP通信例を図3に示す。
図中の”GET”はWWWブラウザ1からのアクセスがGETアクセスであることを示し、次の”/proxy_flag/www.com/path1/path2/path3/index.cgi”はWWWブラウザ1が要求しているHTMLページの所在を示すパス情報である。次の”HTTP/1.1”は通信プロトコルがHTTPのバージョン1.1であることを示す。次の行の”Host: proxy.com”は、WWWブラウザ1がアクセスを要求しているホストの名前が”proxy.com”であることを示す。
この図3で示される情報は、インターネット通信技術一般で用いられる標準的な方法であり、ここでは詳細な説明を省略する。また、通信内容を第三者から秘匿するためにHTTPS(Hyper Text Transfer Protocol over SSL)通信を用いて、通信を暗号化しても構わない。
キャッシュモジュール105に、該当するキャッシュデータが存在しない場合、中継モジュール103は、パス情報に通常”http://”であるHTTPプロトコル文字列を追加してURLを再生成する(ステップS205)。例えば、図2の場合、再生成するURLは”http://www.com/path1/path2/path3/index.cgi”となる。この時、通信内容を暗号化するため、通常”https://”であるHTTPSプロトコル文字列を追加して、URLを再生成しても良い。
セッション維持モジュール106は、ブラウザ側通信部101を通じてWWWブラウザ1に情報を返信する(ステップS209)。
この時、セッション維持モジュール106では、セッション維持用に設定したクッキーに、中継モジュール103がアクセスしたWWWサーバ4のホスト名を関連付けて保存しておく。ここで、クッキーとは返信するHTMLページを変更することなく、WWWブラウザに対する追加情報を保存しておくために利用する機能である。
WWWブラウザ1はクッキーを受け取ると、以後のWWWサーバ4との通信時に必ずこのクッキーを添付してアクセスするようになる。このクッキーはWWWブラウザの一般的な機能であり、ここでは詳細な説明を省略する。
例えば、HTMLページを取得した時のURLが中継サーバ3経由で取得したHTMLページである場合、”http://proxy.com/proxy_flag/www.com/path1/path2/path3/index.cgi”というURLは、前記相対パス指定では、”http://proxy.com/proxy_flag/www.com/path1/path2/path3/g/h.html”というURLとなり、再度中継サーバ3に対してアクセスすることとなる。
利用者が中継サーバ3から返信されたHTMLページには、フルパス指定、絶対パス指定、相対パス指定のいずれかの指定がされたリンク情報が存在する。この時、フルパス指定のURLにおいてサーバ名に中継サーバ3以外が指定されている場合は、本システム外のWWWサーバにアクセスし、本システム外の操作となるため、ここでは除外する。
よって、リンク情報に指定されるURLは、(a)フルパス指定で、WWWサーバ名として中継サーバ3が指定されており、パス情報の中に中継判定文字列が含まれているURL、(b)フルパス指定で、WWWサーバ名として中継サーバ3が指定されており、パス情報の中に中継判定文字列が含まれていないURL、(c)絶対パス指定でパス情報中に中継判定文字列が含まれているURL、(d)絶対パス指定でパス情報中に中継判定文字列が含まれていないURL、(e)相対パス指定のURL、の5種類が考えられる。
よって、(a)、(c)、(e)の方法で指定されたURLは、ホスト名に中継サーバ3が指定され、パス情報にフラグ文字列を含んだURLを中継サーバ3に送信することとなる。これは前記中継用URLと同じ形式となり、利用者がこのURLを操作した際の中継サーバ3の処理はステップS201〜ステップS209と同様の処理を実行する。
例えば、絶対パス指定として、”/e/f.html”が指定されたURLを持つリンク情報に基づいて利用者がアクセス操作した場合のHTTP通信は図7のようになる。図中のCookieで示された後の文字列がクッキーであり、図では”Session”という名前のクッキーに、値”www.com”が指定されているが、実際には中継サーバ3が独自の処理で独自の名前のクッキーを割り当てる。
中継サーバ3中のURL書き換えモジュール102は、ブラウザ側通信部101で受信したHTTP通信中のパス情報に中継アクセスであると判定するための中継判定文字列が含まれていないことを確認すると、セッション維持用のクッキーが送信されていないか確認する(ステップS601)。
HTTP通信中にセッション維持用のクッキーが指定されている場合、そのクッキーを利用してアクセス先であるWWWサーバ名を取得する(ステップS602)。
セッション維持用のクッキーが指定されていない場合、中継サーバ3自体に対するアクセスであるとして中継処理を中断する(ステップS603)。
URL書き換えモジュールは、受信したパス情報にHTTPプロトコル文字列とクッキーから取得したアクセス先であるWWWサーバ名を追加してURLを再生成する(ステップS604)。例えば、図7の場合、再生成するURLは”http://www.com/e/f.html”となる。以後の処理はステップS206〜ステップS209と同等の処理を行う。
ステップS204にて、中継モジュール103は、キャッシュモジュール105に対してキャッシュデータが存在するか確認するが、この時キャッシュモジュール105は、WWWブラウザ1が既に同じURLにアクセスしているので、キャッシュデータがあると回答し、図8に示すように、書き換えパス情報に対応するキャッシュデータを取得し、HTMLページとして中継モジュール103に渡す(ステップS801)。
しかし、画像は目的ページ上に記述されているため、目的ページの取得元である”aaa.com”に設置されており、”xxx.co.jp”には設置されていない。よって、画像は”xxx.co.jp”には存在しないとして、画像が正常に表示されなくなる。
この時、図10で示されるページを中継したとすると、WWWブラウザ1、2は目的ページを中継サーバ3経由で読み込み、そのページ内の内部ページ1、内部ページ2を取得する。例えば、内部ページ1,内部ページ2の順で読み込んだとすると、前記した仕組みと同じ処理により、セッション維持クッキーには内部ページ2の”xxx.co.jp”が保存される。
しかし、リンク1は本来内部ページ1上に記述されているため、内部ページ1の取得元である”aaa.com”に設置されており、”xxx.co.jp”には設置されていない。よって、新規ページは”xxx.co.jp”には存在しないとして、新規ページが正常に表示されなくなる。
図11を用いて、第2実施形態のリアルタイムWeb共有システムの構成について説明する。
第2実施形態のリアルタイムWeb共有システムは、少なくとも一つのWWWブラウザ(ここではWWWブラウザ1、2)と、WWWサーバ4と、中継サーバ5を備えている。
WWWブラウザ1、2は、WWWサーバ4、中継サーバ5と双方向通信をする。WWWサーバ4は、WWWブラウザ1、2、及び中継サーバ5と双方向通信をする。中継サーバ5は、WWWブラウザ1、2、及びWWWサーバ4と双方向通信をする。
なお、WWWブラウザ1、2、WWWサーバ4及び中継サーバ5の間の通信網は有線、無線のどちらでも良い。また、この実施例における通信網は、インターネットを始め、本発明を実施できるネットワークであれば良い。
操作ページ検出部201は、利用者がどのHTMLページを操作したかを判断する。
セッション更新部202は、操作ページ検出部201の判断結果に基づいてセッション維持クッキーを更新する。
ブラウザ側通信部301は、WWWブラウザ1、2と通信する。中継部302は、WWWブラウザ1、2からのアクセス要求を受け取って、その要求に含まれるURLへのアクセスを制御する。なお、中継部302にキャッシュモジュールの機能を持たせて、WWWサーバ4から取得したHTMLページを一時的にキャッシュデータとして保存し、WWWブラウザ1、2からのアクセス要求に対して、該当するHTMLページをキャッシュデータから取得して返すようにしても良い。サーバ側通信部303は、WWWサーバ4へアクセスする。セッション維持部304は、WWWサーバ4からの取得情報にセッション維持用クッキーを追加する。目的ページ検出部305は、セッション維持用クッキーを更新する際に更新対象アクセスが目的ページかどうかを判断する。操作時間蓄積部306は、目的ページに対する操作時間を蓄積する。なお、ここでいう「操作時間」とは、リンク先のHTMLページを表示するためのリンク表示がクリックされた時間であり、HTMLページが切り替えられた時間を示す。また、実際には、操作はクリックに限定するものではなく、クリック以外の方法でHTMLページが切り替えられる場合、当該操作が行われた時間を指す。アクセスホスト追加部307は、WWWサーバ4へのアクセス情報を各HTMLページに追加する。なお、中継サーバ5はプロキシサーバ(proxy server)でも良い。
利用者がWWWブラウザ1に表示された中継用URLのリンクを操作すると、WWWブラウザ1は中継用URL中の中継サーバホスト名で指定されたサーバである中継サーバ5に対してアクセスを開始する。この時、WWWブラウザ2からでも構わないが、以後すべてWWWブラウザ1からの作業として説明する。
利用者がWWWブラウザ1に表示された図17中の内部ページ1上にあるリンク1を操作したとする。利用者がWWWブラウザ1を操作すると、WWWブラウザ1上の操作ページ検出部201が動作して、利用者が操作したページを検出する(ステップS501)。この時の検出方法はWWWブラウザ1で利用できるJavaScriptやActiveXの機能を利用して検出する。この方法は一般的なためここでは詳細を省略する。
2… WWWブラウザ
3… 中継サーバ
4… WWWサーバ
5… 中継サーバ
101… ブラウザ側通信部
102… URL書き換えモジュール
103… 中継モジュール
104… キャッシュモジュール
105… サーバ側通信部
106… セッション維持モジュール
201… 操作ページ検出部
202… セッション更新部
301… ブラウザ側通信部
302… 中継部
303… サーバ側通信部
304… セッション維持部
305… 目的ページ検出部
306… 操作時間蓄積部
307… アクセスホスト追加部
Claims (19)
- WWWブラウザ表示装置と通信して前記WWWブラウザ表示装置から要求情報を受信するブラウザ側通信部と、
前記要求情報が、WWWサーバへのアクセスを要求する中継判定文字列を含むか否かを判定し、前記中継判定文字列が前記要求情報に挿入されている場合、前記要求情報から前記中継判定文字列を削除して書き換えパス情報を作成するURL書き換えモジュールと、
前記書き換えパス情報から生成URLを生成する中継モジュールと、
前記生成URLに基づいて前記WWWサーバと通信して、前記要求情報に対応する情報を取得するサーバ側通信部と、
前記WWWサーバとの通信状態の維持用の維持情報を前記取得情報に追加するセッション維持モジュールと
を具備し、
前記URL書き換えモジュールは、前記要求情報に前記中継判定文字列が挿入されておらず、前記維持情報が指定されている場合、前記維持情報を用いて前記WWWサーバの識別情報を取得し、
前記中継モジュールは、前記要求情報と前記識別情報に基づいてURLを再生成し、
前記取得情報と前記維持情報は、前記ブラウザ側通信部により前記WWWブラウザ表示装置に提供される中継サーバ。 - WWWブラウザ表示装置と通信して前記WWWブラウザ表示装置から要求情報を受信するブラウザ側通信部と、
前記要求情報が、WWWサーバへのアクセスを要求する中継判定文字列を含むか否かを判定し、前記中継判定文字列が前記要求情報に挿入されている場合、前記要求情報から前記中継判定文字列を削除して書き換えパス情報を作成するURL書き換えモジュールと、
前記書き換えパス情報から生成URLを生成する中継モジュールと、
前記生成URLに基づいて前記WWWサーバと通信して、前記要求情報に対応する取得情報を取得するサーバ側通信部と、
前記WWWサーバとの通信状態の維持用の維持情報を前記取得情報に追加するセッション維持モジュールと、
前記WWWサーバからの前記取得情報と前記WWWブラウザ表示装置からの前記要求情報に基づいて目的とするHTMLページ情報を検出する目的ページ検出部と、
前記要求情報に付され、前記WWWブラウザ表示装置が操作された時間を示す操作時間情報を蓄積する操作時間蓄積部と
を具備し、
前記ブラウザ側通信部は、前記取得情報と前記維持情報を前記WWWブラウザ表示装置に提供する
中継サーバ。 - 請求項2に記載の中継サーバにおいて、
前記URL書き換えモジュールは、前記要求情報に前記中継判定文字列が挿入されておらず、前記維持情報が指定されていない場合、前記要求情報は当該中継サーバに対する通信であるとして処理を中断する
中継サーバ。 - 請求項2又は3に記載の中継サーバにおいて、
前記URL書き換えモジュールは、前記要求情報に前記中継判定文字列が挿入されておらず、前記維持情報が指定されている場合、前記維持情報を用いて前記WWWサーバの識別情報を取得し、
前記中継モジュールは、前記要求情報と前記識別情報に基づいてURLを再生成する
中継サーバ。 - 請求項2乃至4のいずれか一項に記載の中継サーバにおいて、
前記目的ページ検出部は、前記要求情報に前記操作時間情報が付いていなければ前記取得情報が目的HTMLページ情報であると判断し、前記操作時間蓄積部に前記操作時間情報として特定時間情報を蓄積し、前記セッション維持部に前記特定時間情報を前記操作時間情報として通知し、
前記セッション維持部は、前記WWWサーバの識別情報を前記維持情報とし、前記特定時間情報と共に前記HTMLページ情報に追加する
中継サーバ。 - 請求項5に記載の中継サーバにおいて、
前記目的ページ検出部は、前記要求情報に前記操作時間情報が付いているが前記操作時間蓄積部に前記操作時間情報が未だ蓄積されていない場合、前記取得情報が前記目的HTMLページ情報であると判断し、前記要求情報に前記操作時間情報が付いていて、前記操作時間蓄積部に前記操作時間情報が既に蓄積されている場合、前記蓄積されている前記操作時間情報と比較し、前記要求情報に付されている前記操作時間情報の値の方が大きければ前記取得情報が前記目的HTMLページ情報として判断し、前記操作時間情報の値の方が小さければ前記取得情報が前記目的HTMLページ情報ではないと判断し、前記要求情報に付された前記操作時間情報を前記操作時間蓄積部に蓄積し、
前記セッション維持部は、前記WWWサーバの識別情報を前記HTMLページ情報に前記維持情報として追加する
中継サーバ。 - 請求項2乃至6のいずれか一項に記載の中継サーバにおいて、
前記目的ページ検出部が前記目的HTMLページ情報であると判断したとき、前記目的HTMLページ情報に前記WWWサーバの識別情報を追加するアクセスホスト追加部
を更に具備する中継サーバ。 - 情報を格納するWWWサーバと、
前記WWWサーバから取得した情報を利用者に提供する少なくとも一つのWWWブラウザ表示装置と、
前記WWWブラウザ表示装置と前記WWWサーバとを中継する、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の中継サーバと
を具備する
Web共有システム。 - 中継サーバのブラウザ側通信部がWWWブラウザ表示装置から送信された要求情報を受信するステップと、
前記中継サーバのURL書き換えモジュールは、前記要求情報が、WWWサーバへのアクセスを要求する中継判定文字列を含むか否かを判定し、前記中継判定文字列が前記要求情報に挿入されている場合、前記要求情報から前記中継判定文字列を削除して書き換えパス情報を作成するステップと、
前記中継サーバの中継モジュールは、前記書き換えパス情報から生成URLを生成するステップと、
前記中継サーバのサーバ側通信部は、前記生成URLに基づいて前記WWWサーバと通信して、前記要求情報に対応する情報を取得するステップと、
前記中継サーバのセッション維持モジュールが、前記取得情報に前記WWWサーバとの通信状態の維持用の維持情報を追加するステップと、
前記URL書き換えモジュールが、前記要求情報に前記中継判定文字列が挿入されておらず、前記維持情報が指定されている場合、前記維持情報を用いて前記WWWサーバの識別情報を取得するステップと、
前記中継モジュールが、前記取得情報と前記識別情報に基づいてURLを再生成するステップと、
前記ブラウザ側通信部が前記WWWブラウザ表示装置に前記維持情報が追加された前記取得情報を提供するステップと
を具備するWeb共有方法。 - 中継サーバのブラウザ側通信部がWWWブラウザ表示装置から送信された要求情報を受信するステップと、
前記中継サーバのURL書き換えモジュールは、前記要求情報が、WWWサーバへのアクセスを要求する中継判定文字列を含むか否かを判定し、前記中継判定文字列が前記要求情報に挿入されている場合、前記要求情報から前記中継判定文字列を削除して書き換えパス情報を作成するステップと、
前記中継サーバの中継モジュールは、前記書き換えパス情報から生成URLを生成するステップと、
前記中継サーバのサーバ側通信部は、前記生成URLに基づいて前記WWWサーバと通信して、前記要求情報に対応する取得情報を取得するステップと、
前記中継サーバのセッション維持モジュールが、前記取得情報に前記WWWサーバとの通信状態の維持用の維持情報を追加するステップと、
目的ページ検出部が、前記WWWサーバからの前記取得情報と前記WWWブラウザ表示装置からの前記要求情報に基づいて目的とするHTMLページ情報を検出するステップと、
操作時間蓄積部は、前記要求情報に付された、前記WWWブラウザ表示装置が操作された時間を示す操作時間情報を蓄積するステップと
を具備し、
前記取得情報を提供するステップは、
前記WWWブラウザ表示装置に前記維持情報が追加された前記取得情報を送信するステップ
を具備するWeb共有方法。 - 請求項10に記載のWeb共有方法において、
前記中継サーバのキャッシュモジュールが、前記WWWサーバからの前記取得情報を保存するステップと、
前記中継サーバの前記中継モジュールが、前記要求情報に対応する前記取得情報が既に保存されているとき、前記キャッシュモジュールから前記取得情報を取得するステップと
を更に具備するWeb共有方法。 - 請求項10に記載のWeb共有方法において、
前記書き換えパス情報を作成するステップと、
前記URL書き換えモジュールが、前記要求情報に前記中継判定文字列が挿入されておらず、前記維持情報が指定されていない場合、前記要求情報は、前記中継サーバに対する通信であると判断するステップを具備する
Web共有方法。 - 請求項10又は12に記載のWeb共有方法において、
前記書き換えパス情報を作成するステップと、
前記URL書き換えモジュールが、前記要求情報に前記中継判定文字列が挿入されておらず、前記維持情報が指定されている場合、前記維持情報を用いて前記WWWサーバの識別情報を取得するステップを具備し、
前記中継モジュールが、前記受信した情報と前記識別情報に基づいてURLを再生成するステップを具備する
Web共有方法。 - 請求項10に記載のWeb共有方法において、
前記HTMLページ情報を検出するステップは、
前記目的ページ検出部が、前記操作時間情報が付いていなければ目的ページとして判断し、前記WWWブラウザ表示装置の前記操作時間情報として特定時間情報を前記操作時間蓄積部に蓄積するステップとを具備し、
前記HTMLページ情報に追加するステップは、
前記セッション維持部は、前記WWWサーバの識別情報を前記維持情報とし、前記操作時間情報と共に前記HTMLページ情報に追加するステップ
を具備する
Web共有方法。 - 請求項14に記載のWeb共有方法において、
前記HTMLページ情報を検出するステップは、
前記目的ページ検出部が、前記要求情報に前記操作時間情報が付いているが前記操作時間蓄積部に前記操作時間情報が未だ蓄積されていない場合、前記取得情報が前記目的HTMLページ情報であると判断し、前記要求情報に前記操作時間情報が付いていて、前記操作時間蓄積部に前記操作時間情報が既に蓄積されている場合、既に蓄積されている前記操作時間情報と比較し、前記要求情報に付されている前記操作時間情報の値の方が大きければ前記取得情報を目的HTMLページ情報として判断し、前記操作時間情報の値の方が小さければ前記取得情報が前記目的HTMLページ情報ではないと判断し、前記要求情報に付された前記操作時間情報を前記操作時間蓄積部に蓄積するステップを具備し、
前記HTMLページ情報に追加するステップは、
前記セッション維持部は、前記WWWサーバの識別情報を前記HTMLページ情報に前記維持情報として追加するステップを具備する
Web共有方法。 - 請求項10乃至15のいずれか一項に記載のWeb共有方法において、
アクセスホスト追加部は、前記目的ページ検出部が前記目的HTMLページ情報であると判断したとき、前記目的HTMLページ情報に前記WWWサーバの識別情報を埋め込むステップ
を更に具備するWeb共有方法。 - 請求項10乃至16のいずれか一項に記載のWeb共有方法において、
前記WWWブラウザ表示装置の操作ページ検出部が、WWWサーバへのアクセスを要求する利用者の情報要求操作を検知して、中継判定文字列を含む要求情報を生成するステップと、
前記WWWブラウザ表示装置のセッション更新部が、前記操作ページ検出部により前記操作を検知した時に前記維持情報を更新するステップとを更に具備する
Web共有方法。 - 請求項17に記載のWeb共有方法において、
前記操作ページ検出部が、前記利用者の操作を検知して前記維持情報の更新を指示するステップと、
前記セッション更新部が、前記WWWサーバの識別情報に関するアクセスホスト情報を用いて前記維持情報を更新し、その時点での時間を用いて前記操作時間情報を更新するステップと
を更に具備する
Web共有方法。 - 請求項9乃至16のいずれか一項に記載のWeb共有方法を、コンピュータに実行させるためのWeb共有プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004344517A JP4186164B2 (ja) | 2004-05-31 | 2004-11-29 | Web共有システム、Web共有方法、Web共有プログラム、中継サーバ、及びWWWブラウザ表示装置 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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