JP4185513B2 - 無線移動端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、セルラー携帯電話システムに対応する無線インタフェースと、無線LANシステムに対応する無線インタフェースとを備えたデュアルモードの無線移動端末装置に関する。
近年の通信システムにおいては、例えばIEEE802.11等の無線方式を用いた無線LANによる公衆無線LANサービスが行なわれるようになってきている。この公衆無線LANサービスの通信システムが配置されている場所では、大容量無線通信を活かした無線通信サービスを利用することが可能である。
このような公衆無線LANサービスの普及に伴い、既存のセルラー携帯電話システムの無線インタフェースに加えて、無線LANにも対応した無線インタフェースを備えた使い勝手の良いデュアルモードの無線移動端末装置が求められるようになってきている。
図13は、セルラー携帯電話システムに対応する無線インタフェースと、無線LANシステムに対応する無線インタフェースとを備えた従来のデュアルモードの無線移動端末装置の一例を示すブロック図である。
図13に示すように、無線移動端末装置10は、セルラー通信のためのアンテナ11、無線LAN通信のためのアンテナ12、制御部13、使用者が操作を行うためのボタン群およびタッチパネルなどが配置された操作部14を備えている。また、無線移動端末装置10は、これを使用するために必要な情報を使用者に視覚的および聴覚的に通知するための表示部15、通話のための受話器(スピーカ)16および送話器(マイク)17を備えている。
この無線移動端末装置10の制御部13は、セルラー通信を行うために無線インタフェースを制御するセルラー通信制御部18、無線LAN通信を行うために無線インタフェースを制御する無線LAN通信制御部19、通話制御部20とで構成されている。
図13において、通話制御部20は、指定されたセルラー通信制御部18または無線LAN通信制御部19を通して、対応する無線インタフェースを使用し、通話のための発信手順を実行して相手先と通話路を接続する。
また、通話制御部20は、セルラー通信制御部18または無線LAN通信制御部19からの着信要求をもとに、対応する無線インタフェースを使用し、通話のための着信手順を実行して相手先と通話路を接続する。
さらに、通話制御部20は、通話路が接続された状態で、送話器17からの音声データを対応する無線インタフェースを通して対応するアンテナ11またはアンテナ12により送信し、アンテナ11またはアンテナ12が受信した音声データを対応する無線インタフェースを通して受話器16に送信する。
ところで、このような複数の無線インタフェースを持つ無線移動端末装置10においては、着信時に、いずれかの無線インタフェースの持つ電話番号に発呼され、この発呼された電話番号をもつ無線インタフェースを通して相手先と通話路を接続することとなる。
一方、無線移動端末装置10の使用者は、各無線インタフェースの接続可能なサービスエリアにいるかどうかの現状の接続可能状況に応じて、通話料金や通信速度などを考慮し通話路を接続する無線インタフェースを選択したいという要望がある。
こうした要望に応える無線移動端末装置として、2つのインタフェースのうちの片方に着信があると、使用者の指示によりもう一方のインタフェースを使って相手先に発呼し、希望する回線で相手先との通話路を接続するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、この種の通話システムとして、ネットワーク側で、着信時、無線移動端末装置の接続可能状況を判断し、接続する回線を選択できるようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開昭63−224422号公報 特開2003−284144号公報
ところで、前記従来のセルラー携帯電話システムに対応する無線インタフェースと、無線LANシステムに対応する無線インタフェースとを備えたデュアルモードの無線移動端末装置においては、どちらの無線インタフェースが接続状態にあるかわからない。
このため、このような複数の無線インタフェースを備えたデュアルモードの無線移動端末装置では、発呼者は、相手先との通話路が接続できるまで、それぞれの無線インタフェースに対応する電話番号に対して手動で発信操作を行う必要があった。
また、着信側においては、特許文献1記載の無線移動端末装置の場合、前述したように、2つの無線インタフェースのうちの片方に着信があると、もう一方の無線インタフェースを使って相手先に発呼して通話路を接続するため、その無線インタフェースが接続可能な状態にないと、相手先に発呼している間、着信側の使用者が接続を待つ必要があるという問題がある。
また、特許文献2記載の通信システムは、前述したように、ネットワーク側が接続する回線の選択機能をもっているため、ネットワーク側のサービスに対する依存性が高く、各無線インタフェースのサービスが協調しなければ実現することができない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、着信側の複数の無線インタフェースのどちらかが接続不可の場合でも、発信側および着信側のいずれも自動的に接続可能な無線インタフェースを通して接続することができる無線移動端末装置を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため、本発明の無線移動端末装置は、セルラー携帯電話システムに対応する無線インタフェースと無線LANシステムに対応する無線インタフェースとを備えた無線移動端末装置であって、あらかじめ登録された登録情報である相手先の電話番号と端末装置の端末種別とを管理する電話番号管理手段と、前記電話番号管理手段の前記登録情報から相手先の電話番号に対応する前記端末種別が前記2つの無線インタフェースを備えたデュアルモードの無線移動端末装置であるか否かを判定するデュアル端末判定手段と、前記デュアル端末判定手段により前記相手先が前記デュアルモードの無線移動端末装置であると判定された場合に、前記いずれかの無線インタフェースで着信要求を検出してから所定時間内に他方の無線インタフェースでの着信要求があれば前記いずれか一方の無線インタフェースを選択し、前記所定時間内に他方の無線インタフェースでの着信要求がない場合には前記着信要求を検出した無線インタフェースを選択する着信インタフェース選択手段と、前記着信インタフェース選択手段により選択された無線インターフェースからの着信要求の着信処理を開始して前記相手先との通話路を接続する通話制御手段と、を具備する構成を採る。
本発明によれば、着信側の複数の無線インタフェースのどちらかが接続不可の場合でも、発信側および着信側のいずれも自動的に接続可能な無線インタフェースを通して接続することができ、相手先に発呼している間、着信側の使用者が接続を待つ必要がなくなる。
以下、本発明の実施の形態1に係る無線移動端末装置について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明では、無線移動端末装置として、セルラー携帯電話システムに対応する無線インタフェースと、無線LANシステムに対応する無線インタフェースとを備えたデュアルモードの無線移動端末装置(以下、これを「デュアル端末」という)を例にとって説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る無線移動端末装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、無線移動端末装置100は、セルラー通信のためのアンテナ101、無線LAN通信のためのアンテナ102、通話のための受話器106および送話器107を備えている。また、無線移動端末装置100は、使用者が操作を行うためのボタン群やタッチパネルなどが配置された操作部110、これを使用するために必要な情報を使用者に視覚的および聴覚的に通知するための表示部111、制御部114を備えている。
制御部114は、セルラー通信制御部103、無線LAN通信制御部104、通話制御部105、発信インタフェース選択部108、発信番号選択部109、電話番号管理部112、デュアル端末判定部113、着信インタフェース選択部115とで構成されている。
図1において、セルラー通信制御部103は、セルラー通信を行うために無線インタフェースを制御する。無線LAN通信制御部104は、無線LAN通信を行うために無線インタフェースを制御する。
通話制御部105は、指定されたセルラー通信制御部103または無線LAN通信制御部104を通して、対応する無線インタフェースを使用し、通話のための発信手順を実行して相手先と通話路を接続する。また、通話制御部105は、セルラー通信制御部103または無線LAN通信制御部104からの着信要求をもとに、対応する無線インタフェースを使用し、通話のための着信手順を実行して相手先と通話路を接続する。さらに、通話制御部105は、通話路が接続された状態で、送話器107からの音声データを対応する無線インタフェースを通して対応するアンテナ101またはアンテナ102に送信し、アンテナ101またはアンテナ102が受信した音声データを対応する無線インタフェースを通して受話器106に送信する。
発信インタフェース選択部108は、無線移動端末装置100の各無線インタフェースが発信できる状態にあるかどうかそれぞれの接続状態を管理し、接続可能な状態にある無線インタフェースを指定して通話制御部105に発信を指示する。
発信番号選択部109は、相手先の端末装置が備えている無線インタフェースのそれぞれに対応する相手先の電話番号を抽出する。
電話番号管理部112は、あらかじめ登録された相手先の電話番号および端末種別などの登録情報を管理する。
デュアル端末判定部113は、電話番号管理部112に登録されている登録情報から、相手先の電話番号に対応する端末装置の端末種別が、2つの無線インタフェースを備えたデュアル端末であるか否かを判定する。
着信インタフェース選択部115は、セルラー通信の無線インタフェースで着信要求を検出すると、着信要求の相手先の電話番号をデュアル端末判定部113に出力し、デュアル端末判定部113による判定の結果、相手先の端末装置がデュアル端末であるときのみ、あらかじめ決められた所定時間だけ、無線LANシステムに対応する無線インタフェースでの着信要求を待つ。
ここで、所定時間内に無線LANシステムに対応する無線のインタフェースの着信要求があった場合、着信インタフェース選択部115は、セルラー携帯電話システムの着信拒否をし、無線LANシステムに対応する無線インタフェースからの着信要求の着信処理を開始する。一方、所定時間が経過しても無線LANのシステムに対応する無線インタフェースからの着信要求がない場合、着信インタフェース選択部115は、セルラー携帯電話システムの無線インタフェースからの着信要求の着信処理を開始する。
次に、この無線移動端末装置100の使用者が、操作部110を使用して発信操作を行った場合の制御部114の動作の一例について説明する。図2は、本実施の形態に係る無線移動端末装置の発信操作時における制御部114の動作を示すフローチャートである。
図2において、操作部110から発信操作があると制御部114の動作がスタートし、まず、発信番号選択部109がデュアル端末判定部113に発信する相手先の端末装置がデュアル端末か否かの問い合わせを行う(ステップST201)。
これにより、デュアル端末判定部113は、相手先に対応する端末種別と電話番号とを電話番号管理部112に登録されている登録情報の中から検索し、検索結果の端末種別よりデュアル端末か否かを判定する。そして、デュアル端末判定部113は、その判定結果と、1つまたは2つの電話番号とを発信番号選択部109に通知する(ステップST202)。
ここで、発信番号選択部109は、相手先の端末種別がデュアル端末の場合、電話番号として、相手先セルラー番号と相手先無線LAN番号との2つの電話番号を抽出できる。また、発信番号選択部109は、相手先の端末種別がデュアル端末でない場合、電話番号として、相手先セルラー番号または相手先無線LAN番号のどちらか1つの電話番号を抽出できる。
そして、発信番号選択部109は、デュアル端末判定部113の判定結果がデュアル端末の場合(ステップST203:Yes)には、相手先セルラー番号と相手先無線LAN番号とを選択し、発信インタフェース選択部108に渡す(ステップST204)。
発信インタフェース選択部108は、無線LAN通信制御部104より、発信できる状態にあるか否か無線LANのインタフェースの接続状態を確認する(ステップST205)。
ここで、無線LANのインタフェースが接続可能状態にある場合(ステップST205:Yes)には、発信インタフェース選択部108は、通話制御部105に無線LANのインタフェースを指定して、相手先セルラー番号と相手先無線LAN番号との2つに発呼を指示する。この発呼指示に従い、無線LAN通信制御部104および通話制御部105は、無線LANのインタフェースを通して、相手先セルラー番号と相手先無線LAN番号との2つに発呼する(ステップST206)。そして、無線移動端末装置100は、この発呼に相手先が応答すれば、通話を開始する。
一方、無線LANのインタフェースが接続可能状態にない場合(ステップST205:No)には、発信インタフェース選択部108は、セルラー通信制御部103より、発信できる状態にあるか否かセルラーのインタフェースの接続状態を確認する。
そして、セルラーのインタフェースが接続可能状態にある場合(ステップST207:Yes)には、通話制御部105に、セルラーのインタフェースを指定して、相手先セルラー番号または相手先無線LAN番号で発呼を指示する。このとき、電話番号管理部112から抽出できた電話番号の中に相手先セルラー番号がある場合には、相手先セルラー番号で発呼の指示を行い、電話番号管理部112から抽出できた電話番号が相手先無線LAN番号のみの場合には、相手先無線LAN番号で発呼を指示する。
この発呼の指示に従い、セルラー通信制御部103および通話制御部105は、セルラーのインタフェースを通して、指示された電話番号に発呼する(ステップST208)。その後、無線移動端末装置100は、相手先が応答すれば、通話を開始する。
また、発信番号選択部109は、デュアル端末判定部113の判定結果がデュアル端末ではない場合(ステップST203:No)には、電話番号管理部112から検索した電話番号を選択し、発信インタフェース選択部108に渡す(ステップST209)。
これにより、発信インタフェース選択部108は、セルラー通信制御部103より、発信できる状態にあるか否かセルラーのインタフェースの接続状態を確認する。そして、セ
ルラーのインタフェースが接続可能状態にある場合(ステップST207:Yes)には、通話制御部105に、セルラーのインタフェースを指定して、この相手先電話番号で発呼を指示する。
この発呼の指示に従い、セルラー通信制御部103および通話制御部105は、セルラーのインタフェースを通して、指示された電話番号に発呼する(ステップST208)。その後、無線移動端末装置100は、相手先が応答すれば、通話を開始する。
また、ステップST207でセルラーのインタフェースが接続可能状態にない場合(ステップST207:No)には、その旨を無線移動端末装置100の使用者に伝えるべく、表示部111に発信できなかったことを表示する(ステップST210)。
次に、この無線移動端末装置100において、着信インタフェース選択部115がセルラー通信制御部103からの着信要求を検出した場合の制御部114の動作の一例について説明する。図3は、本実施の形態に係る無線移動端末装置のセルラー通信制御部103からの着信要求を検出した場合の制御部114の動作を示すフローチャートである。
図3において、着信インタフェース選択部115がセルラー通信制御部103からの着信要求を検出すると制御部114の動作がスタートし、着信要求の相手先電話番号をもとに、相手先の端末装置がデュアル端末か否かの問い合わせをデュアル端末判定部113に行う(ステップST301)。
これにより、デュアル端末判定部113は、電話番号管理部112から渡された相手先電話番号に対応する端末種別を検索し、この検索結果の端末種別よりデュアル端末か否かを判定して、着信インタフェース選択部115に判定結果を渡す(ステップST302)。
着信インタフェース選択部115は、デュアル端末判定部113の判定結果より、相手先の端末装置がデュアル端末の場合(ステップST303:Yes)、あらかじめ決められた時間に満了となるように設定されたタイマーをセットする。(ステップST304)。
また、着信インタフェース選択部115は、前記タイマーが満了するまで(ステップST305:No)、無線LAN通信制御部104からの着信要求を待つ(ステップST306)。
そして、着信インタフェース選択部115は、前記タイマーが満了するまでの間に無線LAN通信制御部104からの着信要求を検出すると(ステップST306:Yes)、セルラー通信制御部103に対して、このインタフェースで検出した着信要求の着信拒否を指示し、通話制御部105に無線LANのインタフェースからの着信要求を渡す(ステップST307)。
これにより、通話制御部105は、無線LANのインタフェースからの着信要求に従って着信処理を開始する。その後、この着信を示すメセージまたはマークが表示部111に表示され、この表示を受けて使用者が操作部110を操作して着信に応答すれば通話が開始される。
一方、ステップST305で、前記タイマーが満了した場合(ステップST305:Yes)には、着信インタフェース選択部115は、通話制御部105にセルラーのインタフェースからの着信要求を渡す(ステップST308)。
これにより、通話制御部105は、着信インタフェース選択部115から渡された着信要求に従って、着信処理を開始する。その後、この着信を示すメセージまたはマークが表示部111に表示され、この表示を受けて使用者が操作部110を操作して着信に応答すれば通話が開始される。
これと同様に、ステップST303での判定結果、相手先の端末装置がデュアル端末でない場合(ステップST303:No)にも、着信インタフェース選択部115は、通話制御部105にセルラーのインタフェースからの着信要求を渡す(ステップST308)。
そして、通話制御部105は、着信インタフェース選択部115から渡された着信要求に従って、着信処理を開始する。その後、この着信を示すメッセージまたはマークが表示部111に表示され、この表示を受けて使用者が操作部110を操作して着信に応答すれば通話が開始される。
なお、この無線移動端末装置100において、無線LAN通信制御部104からの着信要求が先に検出された場合の制御部114の動作は、図13に示した従来の無線移動端末装置10の場合と同様である。
次に、この無線移動端末装置100の電話番号管理部112に管理されているデータの一例について説明する。図4は、本実施の形態に係る無線移動端末装置の電話番号管理部に管理されているデータの一例を示すデータ表である。
無線移動端末装置100の電話番号管理部112は、図4に示すように、あらかじめ登録されたデータである、相手先(氏名)と、相手先の電話番号と、相手先端末の端末種別とを管理する。
デュアル端末判定部113は、図4に示す、セルラー=1、無線LAN=0、デュアル端末=1、またはセルラー=0、無線LAN=1、デュアル端末=1、との登録情報から、相手先に対応する端末種別が、セルラーと無線LANとの2つのインタフェースを持つデュアル端末装置であることを知ることができ、相手先の「田村一郎」の電話番号「01234」および「05678」を検索することができる。
また、デュアル端末判定部113は、図4に示す、セルラー=1、無線LAN=0、デュアル端末=0、との登録情報から、相手先に対応する端末種別が、セルラーインタフェースのみを持つ端末装置であることを知ることができ、相手先の「北村次郎」の電話番号「03333」を検索することができる。
また、デュアル端末判定部113は、図4に示す、セルラー=0、無線LAN=1、デュアル端末=0、との登録情報から、相手先に対応する端末種別が、無線LANインタフェースのみを持つ端末装置であることを知ることができ、相手先の「佐藤三郎」の電話番号「07777」を検索することができる。
さらに、デュアル端末判定部113は、図4に示す、セルラー=0、無線LAN=0、デュアル端末=0、との登録情報から、相手先に対応する端末種別が、上述のいずれにも当てはまらない端末装置であることを知ることができ、該当する相手先および電話番号が無いとの検索結果を示す。
このように、デュアル端末判定部113は、無線移動端末装置100の電話番号管理部112にあらかじめ登録されたデータにより、相手先に対応する端末種別と電話番号とを検索することができる。
このようにして、デュアル端末判定部113は、その検索した端末種別より発信する端末装置がデュアル端末であるか否かを判定し、その判定結果と、1つまたは2つの電話番号とを発信番号選択部109に通知する(図2のステップST202参照)。
また、デュアル端末判定部113は、電話番号管理部112から渡された相手先電話番号に対応する端末種別を検索し(図3のステップST302)、この検索結果から相手先の端末装置がデュアル端末であるか否かを判定する(図3のステップST303)。
このように、本実施の形態に係る無線移動端末装置100においては、使用者が発信操作をおこなった場合、相手先がデュアル端末であるか否かを判定し、相手先がデュアル端末であれば、相手先の2つの無線インタフェースに対応する電話番号それぞれに対し発信する。
また、本実施の形態に係る無線移動端末装置100においては、セルラーのインタフェースで着信要求を検出した場合、相手先の発信がデュアル端末であるか否かを判定し、相手先の発信がデュアル端末である場合、無線LANのインタフェースが接続可能であれば、無線LANのインタフェースで着信でき、無線LANのインタフェースが接続不可であれば、セルラーのインタフェースで着信することができる。
従って、本実施の形態に係る無線移動端末装置100においては、着信側のデュアル端末の2つのインタフェースのどちらかが接続不可の場合でも、発信側および着信側のいずれも自動的に接続可能なインタフェースを通して接続することができる。
また、本実施の形態に係る無線移動端末装置100においては、着信側のデュアル端末の2つのインタフェースの両方が接続可能な場合は、無線LANのインタフェースで接続でき、経済的な面や通信速度の面で有利な通信回線を選択することができる。
また、本実施の形態に係る無線移動端末装置100においては、ネットワーク側に接続する回線の選択機能をもたせる必要がなく、端末装置側のみで回線を選択できるので、ネットワーク側のサービスに依存しない通信システムを実現することができる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2に係る無線移動端末装置の構成を示すブロック図である。なお、図5の無線移動端末装置500において、図1に示した無線移動端末装置100と共通する構成部分は、図1と同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図5の無線移動端末装置500は、図1に示した無線移動端末装置100と比較して、有益回線判断部501を追加した構成をとる。
有益回線判断部501は、あらかじめ設定された情報に基づき、セルラー通信と無線LAN通信のうち、どちらのシステムの回線および対応する電話番号を使って接続した方が有益かを判断する。有益回線判断部501で、あらかじめ設定される情報の一例として、各電話システムの時間帯ごとの料金表が考えられ、判断は、使用する電話システムと接続時の時間から、料金の有益なものを選択する。
着信インタフェース選択部115は、セルラーの無線インタフェースまたは、無線LANの無線インタフェースで着信要求を検出すると、着信要求の相手先の電話番号をデュアル端末判定部113に出力し、デュアル端末判定部113による判定の結果、相手先の端末装置がデュアル端末であった場合、着信した無線インタフェースの情報を有益回線判断部501に出力する。
有益回線判断部501により、着信した無線インタフェースで接続するのが有益と判断された場合、着信インタフェース選択部115は、この無線インタフェースの着信要求の着信処理を開始する。
一方、有益回線判断部501により、着信した無線インタフェースで接続するのが有益でないと判断された場合、着信インタフェース選択部115は、あらかじめ決められた所定時間だけ、もう一方の無線インタフェースでの着信要求を待つ。
ここで、所定時間内に着信要求を待つ無線のインタフェースの着信要求があった場合には、先に着信要求のあった無線インタフェースの着信を拒否し、後に着信要求のあった無線インタフェースからの着信要求の着信処理を開始する。
一方、所定時間が経過しても着信要求を待つ無線インタフェースからの着信要求がない場合には、先に着信要求のあった無線インタフェースからの着信要求の着信処理を開始する。
次に、この無線移動端末装置500において、着信インタフェース選択部115がセルラー通信制御部103または無線LAN通信制御部104からの着信要求を検出した場合の制御部114の動作の一例について説明する。
図6は、本実施の形態2に係る無線移動端末装置の片方の通信制御部からの着信要求を検出した場合の制御部114の動作を示すフローチャートである。ここでは、この着信要求を検出した通信制御部に対応するインタフェースをAインタフェース、もう一方のインタフェースをBインタフェースと呼ぶ。
図6において、着信インタフェース選択部115がAインタフェースに対応する通信制御部からの着信要求を検出すると制御部114の動作がスタートし、着信要求の相手先電話番号をもとに、相手先の端末装置がデュアル端末か否かの問い合わせをデュアル端末判定部113に行う(ステップST601)。
これにより、デュアル端末判定部113は、電話番号管理部112から渡された相手先電話番号に対応する端末種別を検索し、この検索結果の端末種別よりデュアル端末か否かを判定して、着信インタフェース選択部115に判定結果を渡す(ステップST602)。
着信インタフェース選択部115は、デュアル端末判定部113の判定結果より、相手先の端末装置がデュアル端末の場合(ステップST603:Yes)、着信した無線インタフェースをもとに、有益回線判断部501に、着信した無線インタフェースで接続するのが有益か否かの問い合わせを行い、判断結果を得る。
有益回線判断部501の判断結果が有益でない場合(ステップST604:No)、着信インタフェース選択部115は、あらかじめ決められた時間に満了となるように設定されたタイマーをセットする(ステップST605)。
また、着信インタフェース選択部115は、前記タイマーが満了するまで(ステップST606:No)、Bインタフェースに対応する通信制御部からの着信要求を待つ(ステップST607)。
そして、着信インタフェース選択部115は、前記タイマーが満了するまでの間にBインタフェースに対応する通信制御部からの着信要求を検出すると(ステップST607:Yes)、Aインタフェースに対応する通信制御部に対して、このインタフェースで検出した着信要求の着信拒否を指示し、通話制御部105にBインタフェースからの着信要求を渡す(ステップST608)。
これにより、通話制御部105は、Bインタフェースからの着信要求に従って着信処理を開始する。その後、この着信を示すメセージまたはマークが表示部111に表示され、この表示を受けて使用者が操作部110を操作して着信に応答すれば通話が開始される。
一方、ステップST606で、前記タイマーが満了した場合(ステップST606:Yes)合には、着信インタフェース選択部115は、通話制御部105にAインタフェースからの着信要求を渡す(ステップST609)。
これにより、通話制御部105は、着信インタフェース選択部115から渡された着信要求に従って、着信処理を開始する。
その後、この着信を示すメセージまたはマークが表示部111に表示され、この表示を受けて使用者が操作部110を操作して着信に応答すれば通話が開始される。
これと同様に、ステップST604での判断の結果、着信したインタフェースで接続するのが有益である場合(ステップST604:Yes)、及び、ステップST603での判定結果、相手先の端末装置がデュアル端末でない場合(ステップST603:No)にも、着信インタフェース選択部115は、通話制御部105にAインタフェースからの着信要求を渡す(ステップST609)。
そして、通話制御部105は、着信インタフェース選択部115から渡された着信要求に従って、着信処理を開始する。
その後、この着信を示すメセージまたはマークが表示部111に表示され、この表示を受けて使用者が操作部110を操作して着信に応答すれば通話が開始される。
このように、本実施の形態では、一方のインタフェースで着信要求を検出した場合、相手先の発信がデュアル端末である場合、2つのインタフェースの両方が接続可能な場合は、有益なインタフェースで接続でき、経済的な面や通信速度の面で有利な通信回線を選択することができる。
また、本実施の形態に係る無線移動端末装置500においては、ネットワーク側に接続する回線の選択機能をもたせる必要がなく、端末装置側のみで回線を選択できるので、ネットワーク側のサービスに依存しない通信システムを実現することができる。
(実施の形態3)
図7は、本発明の実施の形態3に係る無線移動端末装置の構成を示すブロック図である。なお、図7の無線移動端末装置700において、図1に示した無線移動端末装置100と共通する構成部分は、図1と同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図7の無線移動端末装置700は、図1に示した無線移動端末装置100と比較して、発信インタフェース選択部108、発信番号選択部109、着信インタフェース選択部115を削除し、有益回線判断部701、発呼判定指定部702を追加した構成をとる。なお、図7の無線移動端末装置700に、発信インタフェース選択部108、発信番号選択部109、着信インタフェース選択部115を追加しても問題ない。
有益回線判断部701は、あらかじめ設定された情報に基づき、本無線移動端末装置700の2つの無線インタフェースのうち、現在通話に使用している無線インタフェースの方が有益か否か、さらには、相手先のデュアルモードの端末装置が持つ2つの電話番号のうち、現在通話に使用している相手先の電話番号の方が有益か否かを判断する。なお、無線インタフェースまたは電話番号が有益とは、例えば、通信または通話の料金が安いことである。
発呼判定指示部702は、デュアル端末判定部113によりデュアルモードの端末装置であると判定された相手先の端末装置と通話路を接続して通話中に、有益回線判断部701により有益であると判断された無線インタフェースが、接続できない状態から接続できる状態に変化したとき、この有益な無線インタフェースを使用して、有益な相手先電話番号に発呼し、新たな通話路を接続するように、通信制御部105に指示する。なお、有益回線判断部701により有益であると判断された無線インタフェースは、その無線サービスでの基地局との間の電波状態を定期的に監視することにより、接続できない状態から接続できる状態に変化したことを知ることができる。
さらに、発呼判定指示部702は、当該相手先と新たな通話路が接続できれば、通話中であった通話路の接続の切断要求を通信制御部105に指示する。
また、発呼判定指示部702は、当該相手先と新たな通話路が接続できない場合、あらかじめ設定された一定期間ごとに定期的に接続を実施する。
次に、この無線移動端末装置700の使用者が、ある相手先の端末装置と通話路を接続し、通話中である場合の制御部114の動作の一例について説明する。図8は、本実施の形態3に係る無線移動端末装置の通話中における制御部114の動作を示すフローチャートである。
図8において、この無線移動端末装置700の使用者が、ある相手先の端末装置と通話路を接続し、通話開始し、通話中になると、制御部114の発呼判定指示部702の動作がスタートし、まず、通話制御部105から、通話中の相手先電話番号と、本無線移動端末装置700の使用する無線インタフェースを取得する。
さらに、発呼判定指示部702は、この通話中の相手先電話番号をもとに、デュアル端末判定部113に、通話中の相手先の端末装置がデュアル端末か否かの問い合わせを行う(ステップST801)。
これにより、デュアル端末判定部113は、相手先に対応する端末種別と電話番号とを電話番号管理部112に登録されている登録情報の中から検索し、検索結果の端末種別よりデュアル端末か否かを判定する。そして、デュアル端末判定部113は、その判定結果と、1つまたは2つの電話番号とを発呼判定指示部702に通知する(ステップST802)。
ここで、発呼判定指示部702は、相手先の端末種別がデュアル端末の場合、電話番号として、相手先セルラー番号と相手先無線LAN番号との2つの電話番号を抽出できる。
そして、発呼判定指示部702は、デュアル端末判定部113の判定結果がデュアル端末の場合(ステップST803:Yes)には、本無線移動端末装置700の2つの無線インタフェースのうち、現在通話に使用している無線インタフェースが有益か否か、さらには、当該相手先のデュアルモードの端末装置が持つ2つの電話番号のうち、現在通話に使用している相手先の電話番号は有益か否かを、有益回線判断部701に問い合わせを行い、その判断結果を得る。(ステップST804)。
次に、発呼判定指示部702は、有益回線判断部701の判断結果が、本無線移動端末装置700の2つの無線インタフェースのうち、現在通話に使用している無線インタフェースが有益でない場合(ステップST805:No)、発呼判定指示部702は、有益であると判断された無線インタフェースに対応する通信制御部に対して、発信できる状態にあるか否か無線インタフェースの接続状態を確認する(ステップST807)。
ここで、有益であると判断された無線インタフェースが接続可能状態にある場合(ステップST807:Yes)には、発呼判定指示部702は、通話制御部105に、有益であると判断された無線インタフェースを使用し、有益と判断された相手先電話番号に発呼し、新たな通話路を接続することを指示する。
この発呼指示に従い、通話制御部105は、対応する通信制御部を通して、相手先電話番号に発呼する(ステップST808)。
次に、通話制御部105は、あらかじめ設定された時間(タイマー1の設定時間)内で、相手先からの接続応答を待つ。一定時間内に、相手先からの接続応答があり、通話制御部105が、当該相手先と新たな通話路を接続したことを、発呼判定指示部702に通知した場合(ステップST809:Yes)、発呼判定指示部702は、通話中であった通話路の接続の切断要求を通話制御部105に指示し、通話制御部105は、通話中であった通話路を切断し、通話中であった通話路を、新たな通話路に切り替える(ステップST810)。この動作により、通話路を切り替えて通話が継続される。
一方、一定時間(タイマー1の設定時間)内に相手先からの接続応答がないことを、通話制御部105が発呼判定指示部702に通知した場合(ステップST809:No)、発呼判定指示部702は、通話制御部105に、発呼指示の取り消しを指示し、通話制御部105は、発呼処理を取り消す。さらに、発呼判定指示部702は、あらかじめ設定された時間(タイマー2の設定時間)だけ、時間経過を待つ(ステップST811)。その後、ステップST803の処理に戻り、同様の処理を繰り返す。このように、前記相手先からの接続応答がない場合、繰り返し、定期的(タイマー2の設定時間ごと)に、相手先に対して発呼をし、新たな通話路の接続を試みる。
また、有益であると判断された無線インタフェースが接続可能状態にない場合(ステップST807:No)には、ステップST803の処理に戻り、同様の処理を繰り返す。
このように、有益であると判断された無線インタフェースが接続可能状態になるまで、繰り返し確認し、有益であると判断された無線インタフェースが接続可能状態になる(ステップST807:Yes)と、上記で述べたように、相手先に対して発呼をし、新たな通話路の接続を試みる。
また、現在通話に使用している無線インタフェースが有益である場合(ステップST805:Yes)、発呼判定指示部702は、有益回線判断部701の判断結果により、前記相手先のデュアルモードの端末装置も持つ2つの電話番号のうち、現在通話に使用している相手先の電話番号は有益を確認する(ステップST806)。
前記相手先のデュアルモードの端末装置の持つ2つの電話番号のうち、現在通話に使用している相手先の電話番号が有益でない場合(ステップST806で「No」の場合)、ステップST808の処理を行う。
前記相手先のデュアルモードの端末装置の持つ2つの電話番号のうち、現在通話に使用している相手先の電話番号が有益である場合(ステップST806:Yes)、処理を終了し、通話中であった通話路で、通話が継続される。
また、ステップST803での判定結果がデュアル端末でない場合(ステップST803:No)には、処理を終了し、通話中であった通話路で、通話が継続される。
このように、本実施の形態では、通話中に有益であると判断された無線インタフェースが接続可能となった場合には、有益なインタフェースで接続でき、経済的な面や通信速度の面で有利な通信回線を選択することができる。
(実施の形態4)
図9は、本発明の実施の形態4に係る無線移動端末装置の構成を示すブロック図である。なお、図9の無線移動端末装置900において、図1に示した無線移動端末装置100と共通する構成部分は、図1と同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図9の無線移動端末装置900は、図1に示した無線移動端末装置100と比較して、発信インタフェース選択部108、発信番号選択部109、着信インタフェース選択部115を削除し、発呼判定指定部901を追加した構成をとる。なお、図9の無線移動端末装置900に、発信インタフェース選択部108、発信番号選択部109、着信インタフェース選択部115を追加しても問題ない。
発呼判定指示部901は、本無線移動端末装置900の2つの無線インタフェースのうち、現在通話に使用している無線インタフェースが、あらかじめ設定された品質を守れているかと、もう一方の未使用の無線インタフェースが接続できる状態にあるかを、セルラー通信制御部103および無線LAN通信制御部104に確認する。
さらに、発呼判定指示部901は、現在通話に使用している無線インタフェースが、あらかじめ設定された品質を守れない状態となり、もう一方の未使用の無線インタフェースが接続できる状態にある場合、この未使用の無線インタフェースを使用して、相手先電話番号に発呼し、新たな通話路を接続するように、通話制御部105に指示する。
さらに、発呼判定指示部901は、前記相手先と新たな通話路が接続できれば、通話中であった通話路の接続の切断要求を通話制御部105に指示する。
また、発呼判定指示部901は、前記相手先と新たな通話路が接続できない場合、あらかじめ設定された一定期間ごとに定期的に接続を実施する。
次に、この無線移動端末装置900の使用者が、ある相手先の端末装置と通話路を接続し、通話中である場合の制御部114の動作の一例について説明する。図10は、本実施の形態4に係る無線移動端末装置の通話中における制御部114の動作を示すフローチャートである。
図10において、この無線移動端末装置900の使用者が、ある相手先の端末装置と通話路を接続し、通話開始し、通話中になると、制御部114の発呼判定指示部901の動作がスタートし、まず、通話制御部105から、通話中の相手先電話番号と、本無線移動端末装置900の使用する無線インタフェースを取得する。
さらに、発呼判定指示部901は、この通話中の相手先電話番号をもとに、デュアル端末判定部113に、通話中の相手先の端末装置がデュアル端末か否かの問い合わせを行う(ステップST1001)。
これにより、デュアル端末判定部113は、相手先に対応する端末種別と電話番号とを電話番号管理部112に登録されている登録情報の中から検索し、検索結果の端末種別よりデュアル端末か否かを判定する。そして、デュアル端末判定部113は、その判定結果と、1つまたは2つの電話番号とを発呼判定指示部901に通知する(ステップST1002)。
ここで、発呼判定指示部901は、相手先の端末種別がデュアル端末の場合、電話番号として、相手先セルラー番号と相手先無線LAN番号との2つの電話番号を抽出できる。
そして、発呼判定指示部901は、デュアル端末判定部113の判定結果がデュアル端末の場合(ステップST1003:Yes)には、本無線移動端末装置900の2つの無線インタフェースのうち、現在通話に使用している無線インタフェースが、あらかじめ設定された所定の品質を守れているかを、対応する通信制御部に問い合わせを行い、その判断結果を得る。(ステップST1004)。
判断の結果、所定の品質を守れている場合(ステップST1004:Yes)、このステップST1004の処理を繰り返し、品質を守れているかを確認し続ける。
なお、あらかじめ設定される品質の一例として、無線電波の受信強度などが考えられ、品質が守れなくなる例として、通話中の使用者の移動などにより、無線電波の受信強度が弱くなり、通話が継続できなくなる場合などがある。
一方、判断の結果、所定の品質を守れていない場合(ステップST1004:No)、発呼判定指示部901は、もう一方の未使用である無線インタフェースに対応する通信制御部に対して、発信できる状態にあるか否か無線インタフェースの接続状態を確認する(ステップST1005)。
確認の結果、もう一方の未使用である無線インタフェースが、発信できる状態にない場合(ステップST1005:No)、このステップST1004の処理、さらには、ステップST1005の処理を繰り返し、もう一方の未使用である無線インタフェースが接続できるかを確認し続ける。
一方、確認の結果、もう一方の未使用である無線インタフェースが、発信できる状態にある場合(ステップST1005:Yes)、発呼判定指示部901は、通話制御部105に、未使用である無線インタフェースを使用し、前記相手先セルラー番号または、相手先無線LAN番号に発呼し、新たな通話路を接続することを指示する。この発呼指示に従い、通話制御部105は、対応する通信制御部を通して、相手先電話番号に発呼する(ステップST1006)。
次に、通話制御部105は、あらかじめ設定された時間(タイマー1の設定時間)内で、相手先からの接続応答を待つ。一定時間内に、相手先からの接続応答があり、通話制御部105が、前記相手先と新たな通話路を接続したことを、発呼判定指示部901に通知した場合(ステップST1007:Yes)、発呼判定指示部901は、通話中であった通話路の接続の切断要求を通話制御部105に指示し、通話制御部105は、通話中であった通話路を切断し、通話中であった通話路を、新たな通話路に切り替える(ステップST1008)。この動作により、通話路を切り替えて通話が継続される。その後、ステップST1004の処理に戻り、同様の処理を繰り返す。このように、新たな通話路について、品質の確認を繰り返し行う。
一方、一定時間(タイマー1の設定時間)内に相手先からの接続応答がないことを、通話制御部105が、発呼判定指示部901に通知した場合(ステップST1007:No)、発呼判定指示部901は、通話制御部105に、発呼指示の取り消しを指示し、通話制御部105は、発呼処理を取り消す。さらに、発呼判定指示部901は、あらかじめ設定された時間(タイマー2の設定時間)だけ、時間経過を待つ(ステップST1009)。その後、ステップST1004の処理に戻り、同様の処理を繰り返す。このように、前記相手先からの接続応答がない場合、繰り返し、定期的(タイマー2の設定時間ごと)に、相手先に対して発呼をし、新たな通話路の接続を試みる。
このように、本実施の形態では、通話中に、使用中の無線インタフェースが所定の品質を守れているかを判断し、守れていない場合に未使用の無線インタフェースが接続可能であれば、これと接続でき、経済的な面や通信速度の面で有利な通信回線を選択することができる。
(実施の形態5)
図11は、本発明の実施の形態5に係る無線移動端末装置の構成を示すブロック図である。なお、図11の無線移動端末装置1100において、図1に示した無線移動端末装置100と共通する構成部分は、図1と同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図11の無線移動端末装置1100は、図1に示した無線移動端末装置100と比較して、発信インタフェース選択部108、発信番号選択部109、着信インタフェース選択部115を削除し、インタフェース切り替え部1101を追加した構成をとる。なお、図11の無線移動端末装置1100に、発信インタフェース選択部108、発信番号選択部109、着信インタフェース選択部115を追加しても問題ない。
インタフェース切り替え部1101は、本無線移動端末装置1100の使用者が、ある相手先の端末装置と通話路を接続して通話中に、セルラー通信制御部103または無線LAN通信制御部104からの着信要求を検出した場合、デュアル端末判定部113により、通話中である前記相手先の端末装置がデュアルモードの端末装置であるか否かと、相手先の1つまたは2つの電話番号電話を取得する。
さらに、インタフェース切り替え部1101は、デュアル端末判定部113が、前記相手先の端末装置がデュアルモードの端末装置であると判定し、さらに、着信要求のあった電話番号が、通話中の相手先に対応する2つの電話番号電話のどちらかと一致した場合、通話制御部105に、着信要求に対する着信処理を指示し、新たな通話路を接続するように、通話制御部105に指示する。
さらに、インタフェース切り替え部1101は、前記相手先と新たな通話路が接続できれば、通話中であった通話路の接続の切断要求を通話制御部105に指示する。
次に、この無線移動端末装置1100の使用者が、ある相手先の端末装置と通話路を接続して通話中にセルラー通信制御部103または無線LAN通信制御部104からの着信要求を検出した場合おける制御部114の動作の一例について説明する。図12は、本実施の形態5に係る無線移動端末装置の通話中に通信制御部からの着信要求を検出した場合における制御部114の動作を示すフローチャートである。
図12において、この無線移動端末装置1100の使用者が、ある相手先の端末装置と通話路を接続し、通話中である場合に、セルラー通信制御部103または無線LAN通信制御部104からの着信要求を検出すると、制御部114のインタフェース切り替え部1101の動作がスタートする。
まず、インタフェース切り替え部1101は、通話制御部105から、通話中の相手先電話番号を取得する。さらに、インタフェース切り替え部1101は、この通話中の相手先電話番号をもとに、デュアル端末判定部113に、通話中の相手先の端末装置がデュアル端末か否かの問い合わせを行う(ステップST1201)。
これにより、デュアル端末判定部113は、相手先に対応する端末種別と電話番号とを電話番号管理部112に登録されている登録情報の中から検索し、検索結果の端末種別よりデュアル端末か否かを判定する。そして、デュアル端末判定部113は、その判定結果と、1つまたは2つの電話番号とをインタフェース切り替え部1101に通知する(ステップST1202)。
ここで、インタフェース切り替え部1101は、相手先の端末種別がデュアル端末の場合、電話番号として、相手先セルラー番号と相手先無線LAN番号との2つの電話番号を抽出できる。
そして、インタフェース切り替え部1101は、デュアル端末判定部113が、当該相手先の端末装置がデュアルモードの端末装置であると判定し、さらに、着信要求のあった電話番号が、通話中の相手先に対応する2つの電話番号電話のどちらかと一致した場合、(ステップST1203:Yes)には、通話制御部105に、着信要求に対する着信処理を指示し、新たな通話路を接続するように、通話制御部105に指示する。そして、通話制御部105は、この着信処理を行い、新たな通話路を接続すると、インタフェース切り替え部1101に、当該相手先と新たな通話路が接続できたことを通知する。
さらに、インタフェース切り替え部1101は、通話制御部105から、当該相手先と新たな通話路が接続できたことを示す通知を受けると、通話中であった通話路の接続の切断要求を通話制御部105に指示する。そして、通話制御部105は、この切断処理を行い、通話中であった通話路を切断し、通話制御部105は、通話中であった通話路を切断し、通話中であった通話路を、新たな通話路に切り替える(ステップST1204)。この動作により、通話路を切り替えて通話が継続される。
一方、通話中の相手先の端末装置がデュアルモードの端末装置でないか、または、着信要求のあった電話番号が通話中の相手先に対応する2つの電話番号電話のどちらでもない場合(ステップST1203:No)、インタフェース切り替え部1101は、着信要求のあった通信制御部に、着信拒否の指示を行う(ステップST1205)。この結果、着信要求は、拒否され、通話中の通話は、そのまま継続される。
このように、本実施の形態では、通話中に、セルラーのインタフェースで着信要求を検出した場合、相手先の発信がデュアル端末であるか否かを判定し、相手先の発信がデュアル端末である場合、新たな通話路に切り替えることができる。
本発明は、着信側の複数の無線インタフェースのどちらかが接続不可の場合でも、発信側および着信側のいずれも自動的に接続可能な無線インタフェースを通して接続することができるので、デュアルモードの無線移動端末装置に用いるに好適である。
本発明の実施の形態1に係る無線移動端末装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る無線移動端末装置の発信操作時における制御部の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態1に係る無線移動端末装置のセルラー通信制御部からの着信要求を検出した場合の制御部の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態1に係る無線移動端末装置の電話番号管理部に管理されているデータの一例を示す図 本発明の実施の形態2に係る無線移動端末装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係る無線移動端末装置の片方の通信制御部からの着信要求を検出した場合の制御部の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3に係る無線移動端末装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係る無線移動端末装置の通話中における制御部の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態4に係る無線移動端末装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係る無線移動端末装置の通話中における制御部の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態5に係る無線移動端末装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5に係る無線移動端末装置の通話中に着信要求を検出した場合の制御部の動作を示すフローチャート 従来のデュアルモードの無線移動端末装置の一例を示すブロック図
符号の説明
100、500、700、900、1100 無線移動端末装置
101、102 アンテナ
103 セルラー通信制御部
104 無線LAN通信制御部
105 通話制御部
106 受話器
107 送話器
108 発信インタフェース選択部
109 発信番号選択部
110 操作部
111 表示部
112 電話番号管理部
113 デュアル端末判定部
114 制御部
115 着信インタフェース選択部
501、701 有益回線判断部
702、901 発呼判定指示部
1101 インタフェース切り替え部

Claims (7)

  1. セルラー携帯電話システムに対応する無線インタフェースと無線LANシステムに対応する無線インタフェースとを備えた無線移動端末装置であって、
    あらかじめ登録された登録情報である相手先の電話番号と端末装置の端末種別とを管理する電話番号管理手段と、
    前記電話番号管理手段の前記登録情報から相手先の電話番号に対応する前記端末種別が前記2つの無線インタフェースを備えたデュアルモードの無線移動端末装置であるか否かを判定するデュアル端末判定手段と、
    前記デュアル端末判定手段により前記相手先が前記デュアルモードの無線移動端末装置であると判定された場合に、前記いずれかの無線インタフェースで着信要求を検出してから所定時間内に他方の無線インタフェースでの着信要求があれば前記いずれか一方の無線インタフェースを選択し、前記所定時間内に他方の無線インタフェースでの着信要求がない場合には前記着信要求を検出した無線インタフェースを選択する着信インタフェース選択手段と、
    前記着信インタフェース選択手段により選択された無線インタフェースからの着信要求の着信処理を開始して前記相手先との通話路を接続する通話制御手段と、
    を具備する無線移動端末装置。
  2. 前記着信インタフェース選択手段は、前記いずれかの無線インタフェースで着信要求を検出してから所定時間内に他方の無線インタフェースでの着信要求があれば前記無線LANシステムに対応する無線インタフェースを選択する請求項1に記載の無線移動端末装置。
  3. あらかじめ設定された情報に基づき、セルラー携帯電話システムと無線LANシステムのどちらのシステムの回線および対応する電話番号を使って接続した方が有益かを判断する有益回線判断手段を具備し、
    前記着信インタフェース選択手段は、前記いずれかの無線インタフェースで着信要求を検出してから所定時間内に他方の無線インタフェースでの着信要求があれば前記有益回線判断手段が有益と判断したシステムに対応する無線インタフェースを選択する請求項1に記載の無線移動端末装置。
  4. あらかじめ設定された情報に基づき、セルラー携帯電話システムと無線LANシステムのどちらのシステムの回線および対応する電話番号を使って接続した方が有益かを判断する有益回線判断手段と、現在通話に使用している無線インタフェースが有益ではなく、通話中に有益である無線インタフェースが接続可能となった場合に前記有益である無線インタフェースから前記相手先に発呼する発呼判定指示手段と、を具備する請求項1又は請求項2に記載の無線移動端末装置。
  5. 現在通話に使用している無線インタフェースが所定の品質を守れず、他方の無線インタフェースが接続可能である場合に前記他方の無線インタフェースから前記相手先に発呼する発呼判定指示手段を具備する請求項1から請求項4のいずれかに記載の無線移動端末装置。
  6. 一方の無線インタフェースで前記相手先と通話路を接続中に、他方の前記無線インタフェースで前記現在接続中の相手先から着信要求を検出した場合、着信要求のあった無線インタフェースからの着信要求の着信処理を開始して前記相手先との通話路を接続し、現在接続中の無線インタフェースの回線を切断するインタフェース切り替え手段を具備する請求項1から請求項5のいずれかに記載の無線移動端末装置。
  7. セルラー携帯電話システムに対応する無線インタフェースと無線LANシステムに対応する無線インタフェースとを備え、請求項1から請求項5のいずれかに記載の無線移動端末装置の相手先となる無線移動端末装置であって、
    あらかじめ登録された登録情報である相手先の電話番号と端末装置の端末種別とを管理する電話番号管理手段と、
    前記電話番号管理手段の前記登録情報から相手先の電話番号に対応する前記端末種別が前記2つの無線インタフェースを備えたデュアルモードの端末装置であるか否かを判定するデュアル端末判定手段と、
    前記相手先の端末装置の無線インタフェースに対応する電話番号を抽出する発信番号選択手段と、
    前記デュアル端末判定手段により前記相手先が前記デュアルモードの無線移動端末装置であると判定された場合、前記相手先の前記2つの無線インタフェースのうち、接続状態にある無線インタフェースに対応する電話番号を選択する発信インタフェース選択手段と、
    前記着信インタフェース選択手段により選択された電話番号対して発信する通話制御手段と、
    を具備する無線移動端末装置。
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