JP3789374B2 - 電話システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線LANを用いた電話システムに関し、特に、番号ローミング制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータネットワークは、計算機を互いにネットワーク化したものである。異機種の計算機を互いに接続するコンピュータネットワークとしてインターネットがある。インターネットでは、ネットワークプロトコルとしてTCP/IP(transmission control protocol/internet protocol)が使われている。TCP/IPは5層からなる階層形プロトコルである。ネットワーク層としてIP、トランスポート層としてTCPが代表的なプロトコルとして使われていることから、TCP/IPという呼び名が広く使われている。
【0003】
IPはインターネットに接続される各計算機に対するアドレス付けと経路接続を担う。IPでは、アドレスは32ビットの整数で表現されるIPアドレスが用いられており、各計算機が有するネットワークインタフェースに対して割り当てられる。IPアドレスは各計算機に対して割り当てられるのではなく、各計算機が有する各ネットワークインタフェースに割り当てられる。したがって、ルータなどの複数のネットワークインタフェースを有する計算機では、各インタフェースごとに異なるIPアドレスが割り当てられることになる。
【0004】
一方、LAN(local area network)は、同一建物内、あるいは同一敷地内などの比較的狭い地域に分散設置されたサーバー、ワークステーション、パーソナルコンピュータなどの各種コンピュータを結ぶ構内ネットワーク・システムである。LANなどにおいては、多くのホストが一つの伝送媒体(メディア)を共用するような利用形態が普及している。このLANに必須な伝送制御技術としてMAC(メディア・アクセス制御)がある。MACは構内ケーブルを複数ノードが円滑に共同利用するためのアクセス制御のことである。MACは、OSI(open systems interconnection)モデルのデータリンク層下位副層に位置づけられ、上位副層のLLC(論理リンク制御)と共同動作することでデータリンク層機能を実現する。
【0005】
MACアドレスは、LANに接続されたすべてのポート又は装置に必要とされる標準化されたデータリンク層アドレスである。ネットワーク内の他の装置は、これらのアドレスを使用してネットワーク内の特定のポートの位置を突き止め、ルーティングテーブルおよびデータ構造を生成し更新する。MACアドレスは6バイト長で、IEEEによって制御される。MACアドレスは、ハードウェアアドレス、MAC層アドレス、物理アドレスとしても知られている。
【0006】
尚、IPアドレスをイーサネット(登録商標)などのMACアドレスに変換するためのプロトコルがARP(address resolution protocol)である。IPレイヤから実際にデータを送信しようとした場合に、宛先IPアドレスをMACアドレスに変換する必然性が生じるが、ARPは、その処理を動的に行うために用意されている。
【0007】
ところで、IPによる電話サービス、特に無線LANを介したIP電話では、ネットワーク内のトラフィック状態により音声の品質が左右される。「無線LAN」とは、電磁波(電波)や光(赤外線)など、電線(有線ケーブル)以外の伝送路を利用したLANのことをいう。尚、有線ケーブルの伝送路を利用したLANは有線LANと呼ばれる。
【0008】
ここで、「IP電話」とはIPを用いた電話のことをいう。詳述すると、IP電話は、IP電話網(IPネットワーク網)を介して通話を行う手段を有する電話機で、通常の電話機と違い音声をデジタル化(パケット化)して送信する。「IP電話網」とは、IPを用いた電話網のことで、IPによる通信が可能なネットワーク網を示し、とくに電話網に限定しない。また、IP電話による通話相手への発信は、通信相手のIPアドレス(通常の電話の電話番号に相当する)を入力して発信する。IP電話の主装置がある場合、IPアドレスと内線番号またはニックネーム(任意の文字列等)とを対応させることできるので、内線番号やニックネームによる発信が可能である。尚、「IP通話」とは、IP電話で行っている通話のことをいう。
【0009】
無線LANを用いた電話システムが知られている。この電話システムは、主装置と、この主装置に有線LANを介して接続された複数の無線LAN基地局と、これら無線LAN基地局との間で無線LANを介して通信を行う複数の無線電話機とを備えている。主装置は、インターネット網や公衆網に接続されている。尚、無線LAN基地局ゾーン識別子としてSSID(Service Set ID)が設定される。SSIDは32文字以内の任意の文字列である。
【0010】
このような構成の電話システムにおいて、従来においては、主装置はネットワークの状態に関係なく相手先へ発信している。そのため、場合によってはトラフィック状態によりビジーになる場合がある。この場合には、着信を受けることが出来ない。
【0011】
尚、本発明に関連する先行技術文献として特開2001−8266号公報(以下「先行技術文献1」と呼ぶ。)が知られている。この先行技術文献1は、利用者への安価な留守番電話機能サービスの提供と情報伝送量の効率化との両立を低コストで実現する「留守番電話システム」を提供している。この先行技術文献1に開示された留守番電話システムでは、携帯電話機を配下とする交換機に、インターネット網と接続されるインターネット電話留守番転送機能装置と、各携帯電話機ごとにその登録位置情報と留守番設定情報とインターネット電話留守番転送機能装置への接続情報とを記憶する携帯電話位置記憶装置を接続している。携帯電話機からの留守番情報は、この携帯電話機を配下とする交換機に接続されたインターネット電話留守番転送機能装置に記憶させる。留守録再生時は、再生要求した携帯電話機の近隣のインターネット電話留守番転送機能装置からインターネット網を介して全インターネット電話留守番転送機能装置に、留守録情報検索の要求パケットを放送モードで送出して収集する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、以上の問題を解決するために、主装置が無線LANのトラフィック状態、ユーザーのログイン状態をモニターし、適切な通信先に着信させることができる電話システムを提供することにある。
【0013】
本発明の他の目的は、着信する前にメールにて着信したことを通知し、ユーザーに着信先の選択権を与えることができる電話システムを提供することにある。
【0014】
尚、上述した先行技術文献1は、留守情報の登録とその再生に関する留守番電話システムを開示しているに過ぎず、無線LANのトラフィック状態等を考慮に入れて、適切な通信先に着信させようとする本発明とは課題が全く異なる。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するために次のような技術的構成を採用する。
【0016】
すなわち、本発明による電話システムは、無線電話機と、この無線電話機に無線LANを介して接続される複数の無線LAN基地局と、複数の無線LAN基地局に接続されて無線電話機の呼制御を行う主装置とを有する電話システムにおいて、無線電話機は、主装置にログインする際、予め定められたユーザー名を記憶する手段と、ログイン毎にユーザー名を入力する手段と、IPアドレス、MACアドレス、記憶手段に記憶されたユーザー名あるいは入力手段から入力したユーザー名、接続している無線LAN基地局のSSIDを主装置にログイン通知を行う手段を有し、主装置は、ユーザー名毎に無線電話機から通知されるログイン情報を記憶するログインテーブルと、ユーザー名毎に予め登録したユーザーの内線番号とニックネームを記憶するユーザー情報テーブルと、このユーザー情報テーブルを比較して、ユーザー情報テーブル内のユーザー名とログイン通知されたユーザー名とが一致した場合、無線電話機に内線番号およびニックネームを通知すると共に、無線電話機から通知されたログイン情報をログインテーブルに記憶する手段を有し、無線LAN基地局は、自身のネットワーク内のSSID、無線チャンネル、送受信量、および無線LAN基地局に接続している無線電話機端末数を記したトラフィック情報を、一定時間おきに主装置に送信する手段を有し、主装置は、受信したトラフィック情報を無線LAN基地局毎に記したトラフィックテーブルを一定時間おきにモニターする手段を有し、ログイン通知を受信した主装置は、ログイン通知に含まれるSSIDに一致する、トラフィックテーブルのトラフィック情報を参照する手段と、この参照したトラフィック情報が予め定めたトラフィック値を越えている場合に、無線電話機に基地局過負荷によるログイン不許可を通知する手段とを有し、無線電話機は、ログイン不許可に対して、近隣の無線LAN基地局へIEEE802.11fで規定される手順でローミングを行い再ログインする手段を有することを特徴とする電話システムが得られる。
【0017】
上記電話システムにおいて、主装置は、一定時間おきにログインした無線電話機に対して接続確認通知を行う手段と、ログインテーブルにログイン状態を記録する手段と、無線電話機からACKを受信した場合にログインテーブルに接続済みを入力する手段と、予め定めた時間ACKが無い場合にログインテーブルに未ログイン状態を入力する手段とを有することが好ましい。
【0019】
さらに、上記電話システムにおいて、主装置は、無線電話機がニックネームによる発信に対して、ユーザー情報テーブルを参照し、ニックネームに対応するユーザー名を検索する手段と、検索したユーザー名をログインテーブルから検索し、送信先IPアドレスを取得する手段と、ユーザー情報テーブル内のSSID情報で予め定めたアカウント以外に無線LAN基地局をログインさせない手段とを更に有することが望ましい。
【0020】
上記電話システムにおいて、主装置は、受信したトラフィック情報を無線LAN基地局毎に記したトラフィックテーブルを一定時間おきにモニターする手段と、受信したトラフィック情報が予め定めたトラフィック値を越えた場合に、過負荷の無線LAN基地局に接続している無線電話機に対して、過負荷通知を行う手段と、通話で使用する音声コーデックの変更を要求する手段とを更に有することが望ましい。
【0021】
上記電話システムにおいて、主装置は、公衆網へダイヤルする手段と、IP網の通話と公衆網をゲートウェイする手段と、公衆網に加え構内アナログ電話網、構内PHS網にダイヤルする手段と、未ログインの無線電話機に着信があった場合、ユーザー情報テーブルを参照する手段と、着信を予め定めた転送先公衆電話網の電話番号へ転送する手段とを更に有することが好ましい。
【0022】
上記電話システムにおいて、主装置は、着信先の無線電話機を登録している無線LAN基地局の、トラフィックテーブルのトラフィック情報を参照する手段と、この参照したトラフィック情報が予め定めた送受信量及び端末数を越える場合に、ユーザー情報テーブルを参照して、着信を予め定めた転送先構内網の構内無線電話機へ転送する手段とを更に有することが好ましい。
【0023】
上記電話システムにおいて、主装置は、未ログインの無線電話機に着信があった場合、呼を一定時間保留する手段と、ユーザー情報テーブルに E-Mail アドレスを記録する手段と、予め定めた内容の E-Mail を送信する手段と、ユーザー情報テーブルを参照して、予め定めたE-Mailアドレスで着信とログインを促す通知をする手段と、保留中に無線電話機がログインした場合、保留を解除し通話可能にする手段とを更に有することが望ましい。
【0024】
上記電話システムにおいて、主装置は、ユーザー毎に予め定めた時間帯に対する転送先を記したスケジュールテーブルと、着信時の時間からスケジュールテーブルに対応した転送先を検出する手段と、対応先へ着信を転送する手段とを更に有することが好ましい。
【0025】
【作用】
無線電話機の呼制御を行う主装置が、無線LAN基地局のトラフィック状態や無線電話機のログイン状態から着信した呼の送信先(転送先)を判断し、公衆網や構内電話網、IP電話網に発信する特徴を有し、着信先に予め着信通知メールを送信し、ユーザーに着信方法を選択出来る機能を有している。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0027】
図1を参照して、本発明の一実施の形態に係る電話システムについて説明する。図示の電話システムは、主装置1と、この主装置1に(有線)LAN4を介して接続された第1および第2の無線LAN基地局2および3と、第1および第2の無線LAN基地局2および3に無線LAN7を介して接続された第1および第2の無線電話機8および9とを備えている。
【0028】
第1および第2の無線電話機8,9は、無線LAN7を介したIP通話を行う。主装置1は、無線電話機8,9のIP通話の呼制御を行う。後述するように、無線電話機8,9は、IP通話を行うために主装置1にログインする手段を有している。尚、「ログイン」とは、パソコン通信や電子メールなどの通信サービスの開始の手続きやコマンドのことをいう。ログインはログオンなどとも呼ばれる。逆に、通信の終了の手続きやコマンドは「ログアウト」と呼ばれる。また、無線LAN基地局2,3は、後述するように、接続している無線電話機の数、通信量等のトラフィック情報を主装置1に送信する手段を有している。
【0029】
図2を参照すると、主装置1は、メモリ回路100と、時計200と、メールを送信するためのメールサーバ300と、呼制御装置400と、ゲートウェイ500と、インターネット網5へ接続するLANインターフェース(I/F)600と、公衆網6へ接続する公衆網インターフェース(I/F)700と、構内無線電話網インターフェース(I/F)800とを有する。
【0030】
メモリ回路100、時計200、およびメールサーバ300は呼制御装置400に接続されている。LANインターフェース600は呼制御装置400とゲートウェイ500とに接続されている。公衆網インターフェース700および構内無線電話網インターフェース800はゲートウェイ500に接続されている。
【0031】
メモリ回路100は、ログインしている無線電話機の情報を記したログインテーブル103と、ログインユーザー毎に予め設定した内線番号、ニックネーム、転送先等を記したユーザー情報テーブル101と、無線LAN基地局2,3が送信するトラフィック情報を記したトラフィックテーブル102と、ユーザーのスケジュールテーブル104とを含む。
【0032】
次に、図3および図4を参照して、ログイン通知からログインテーブル103を更新するまでの動作について説明する。図3では、第1の無線電話機8が無線LAN7(図1)を介して第1の無線LAN基地局2に接続されており、主装置1は第1の無線電話機8の呼制御を行う場合の例を図示している。
【0033】
第1の無線電話機8は、主装置1にログインする際、予め定めたユーザー名またはログイン毎にユーザー名を設定し、IPアドレス、MACアドレス、ユーザー名、および接続している無線LAN基地局のSSIDを主装置1にログイン通知を行う(図3のS1)。ここで、SSIDはService Set IDの略で、無線LAN基地局ゾーン識別子である。SSIDは32文字以内の文字列で任意に設定される。
【0034】
前述したように、主装置1は、受信したログイン通知の情報を記したログインテーブル103(図1)を有している。ログイン通知を受信すると(図4のF1)、主装置1は、ログインテーブル103のユーザー名と予め登録したユーザーの内線番号やニックネーム、転送先電話番号を記したユーザー情報テーブル101(図1)を参照する(図3のS2、図4のF2)。これらユーザー名が一致した場合(図4のF3のYes)、主装置1は第1の無線電話機8に内線番号やニックネームの通知する(図3のS3、図4のF4)。
【0035】
主装置1は、一定時間おきにログインした第1の無線電話機8に対し接続確認通知を行い(図3のS4、図4のF5)、ログインテーブル103にログイン状態を記録する。第1の無線電話機8からACK(肯定応答)を受信した場合(図3のS5、図4のF6のYes)、主装置1は、ログインテーブル103に接続済みを入力する(図3のS6)。一方、予め定めた時間、ACKが無い場合(図4のF6のNo)、主装置1はログインテーブル103に未ログイン状態を入力する(図4のF8)。
【0036】
尚、ユーザー名が一致しなかった場合(図4のF3のNo)、主装置1はログイン不許可通知を発信する(図4のF7)。
【0037】
次に、図5を参照して、トラフィック情報を通知してからローミングを行い再ログインするまでの動作について説明する。図5では、第1の無線電話機8が無線LAN7(図1)を介して第1の無線LAN基地局2に接続されており、主装置1は第1の無線電話機8の呼制御を行うと共に、第1の無線電話機8から第2の無線LAN基地局3にローミングする場合の例を図示している。
【0038】
ここで、ローミングとは、第1の無線電話機8が通信中に移動しながら、第1の無線LAN基地局2、第2の無線LAN基地局3と接続する基地局を移り変わることができる機能をいう。無線LANにおけるローミングの動作については、後で図8を参照して説明する。
【0039】
第1の無線LAN基地局2は、自ネットワーク内のSSID、無線チャンネル、送受信量、端末数を記したトラフィック情報を一定時間おきに主装置1に送信する(S7)。
【0040】
主装置1は、受信したトラフィック情報を無線LAN基地局毎に記したトラフィックテーブル102を一定時間おきにモニターする(S8)。
【0041】
第1の無線電話機8からのログイン通知(S9)を受信した主装置1は、ログイン通知に含まれるSSIDに一致するトラフィック情報を参照する(S10,S11)。その参照したトラフィック情報が予め定めたトラフィック値を超えている場合、主装置1は第1の無線電話機8に基地局過負荷によるログイン不許可を通知する(S12)。
【0042】
第1の無線電話機8は、ログイン不許可に対し、近隣無線LAN基地局へIEEE802.11fで規定されている手順でローミングを行い(S11)、再ログインする(S12)。
【0043】
尚、IEEE802.11fで規定されている手順については、後で図8を参照して詳細に説明する。
【0044】
また、主装置1は、第1の無線電話機8がニックネームによる発信に対し、ユーザー情報テーブル101を参照し、ニックネームに対応するユーザー名を検索する。そして、主装置1は、検出したユーザー名をログインテーブル103から検索し、送信先IPアドレスを取得する。ユーザー情報テーブル101内のSSID情報で予め定めたアカウント以外に無線LAN基地局をログインさせない。
【0045】
主装置1は、受信したトラフィック情報を無線LAN基地局毎に記したトラフィックテーブル102を一定時間おきにモニターする。そして、その受信したトラフィック情報が予め定めたトラフィック値を超えた場合、主装置1は過負荷の基地局に接続している無線電話機に対し、構内無線電話網インターフェース800によって過負荷通知を行い、通話で使用する音声コーデックの変更を要求する。
【0046】
次に、図6を参照して、未ログインの無線電話機に着信があってから、その着信を予め定めた転送先へ転送するまでの動作の一例について説明する。尚、主装置1の公衆網インターフェース700は、公衆網6へダイヤルする機能を持っている。
【0047】
未ログインの無線電話機に着信があったとする(F9、F10のNo)。すなわち、第1の無線電話機8(無線電話機A)から第2の無線電話機9(無線電話機B)への接続要求を受信し(F9)、第2の無線電話機9(無線電話機B)がログイン中でないとする(F10のNo)。この場合、主装置1は、ユーザー情報テーブル101とスケジュールテーブル103とを参照し(F12,F13)、その接続要求(着信)を予め定めた転送先公衆電話網の電話番号へ転送する(F14)。
【0048】
尚、構内無線電話機8,9の無線LAN基地局2,3を有する主装置1は、トラフィックテーブル102内の、着信先の無線電話機を登録している無線LAN基地局のトラフィック情報を参照する。そして、その参照したトラフィック情報が予め定めた送受信量及び端末数を超える場合、主装置1は、ユーザー情報テーブル101を参照して、上記接続要求(着信)を予め定めた転送先構内網の構内無線電話機へ転送する。
【0049】
次に、図7を参照して、未ログインの無線電話機に着信があってから、その着信を予め定めた転送先へ転送するまでの動作の他の例について説明する。
【0050】
主装置1において、未ログインの無線電話機に着信があったとする(F15,F16のNo)。すなわち、第1の無線電話機8(無線電話機A)から第2の無線電話機9(無線電話機B)への接続要求を受信し(F15)、第2の無線電話機9(無線電話機B)がログイン中でないとする(F16のNo)。この場合、主装置1は、先ず、第1の無線電話機8(無線電話機A)の呼を一定時間保留する(F18)。引続いて、主装置1は、ユーザー情報テーブル101を参照し(F19)、第2の無線電話機9(無線電話機B)のユーザーへ予め定めたE-Mailアドレスで着信とログインを促す通知をする(F20)。保留中に第2の無線電話機9(無線電話機B)がログインした場合(F21のYes)、主装置1は保留を解除して、第2の無線電話機9(無線電話機B)の通話を可能にする(F17)。一方、X秒経過しても第2の無線電話機9(無線電話機B)がログインをしなかった場合(F21のNo,F22のYes)、主装置1は、ユーザー情報テーブル101を参照して(F23)、着信を構内無線電話網または公衆網へ転送する(F24)。
【0051】
尚、主装置1は、前述したように、ユーザー毎に予め定めた時間帯に対する転送先を記したスケジュールテーブル104を有している。主装置1は、着信時の時間からスケジュールテーブル104に対応した転送先を検出し、着信を対応先へ転送する。
【0052】
次に、図8を参照して、無線LANにおけるローミングの動作とIEEE802.11fで規定されている手順について説明する。
【0053】
前述したように、ローミングとは、第1の無線電話機8が通話中に移動しながら、第1の無線LAN基地局2、第2の無線LAN基地局3と接続する基地局を切り変わることができる機能のことをいう。
【0054】
第1の無線LAN基地局2と接続中に(S15)、第1の無線電話機8が移動し(S16)、第1の無線電話機8が第1の無線LAN基地局2から離れてくると仮定する。この場合、第1の無線電話機8における、第1の無線LAN基地局2から送信されるビーコン信号の電波強度が低くなる。この電波強度が予め定めた閾値よりも小さくなると、第1の無線電話機8は各周波数帯でビーコン信号をサーチする。
【0055】
サーチした結果、第1の無線電話機8は第2の無線LAN基地局3から送信されたビーコン信号を受信し(S17)、この受信したビーコン信号の電波強度が予め定めた閾値(通常、第1の無線LAN基地局2の電波強度よりもある程度大きい値)よりも強いと、第1の無線電話機8は第2の無線LAN基地局3へローミング接続要求を送信する(S18)。
【0056】
次に、IEEE802.11fで規定されている手順について説明する。
【0057】
第1の無線電話機8は、ローミングする第2の無線LAN基地局3に、「ローミング接続要求」を送信する(S18)。ローミング接続要求を受信した第2の無線LAN基地局3は、第1の無線電話機8へ接続許可を送信する(S19)。これにより、第1の無線電話機8と第1の無線LAN基地局2とが接続中(通信中)に(S20)、第1の無線電話機8と第2の無線LAN基地局3とが通信可能となる(S21)。接続許可を送信した第2の無線LAN基地局3は、第1の無線電話機8がローミング前に接続していた第1の無線LAN基地局2にローミング終了通知を送信する(S22)。このローミング終了通知を受信した第1の無線LAN基地局2は、第1の無線電話機8の接続を切断する(S23)。
【0058】
図9に主装置1のメモリ回路100が有するログインテーブル103の具体例を示す。ログインテーブル103は、ユーザー名フィールド103−1と、IPアドレスフィールド103−2と、MACアドレスフィールド103−3と、SSIDフィールド103−4とを有する。
【0059】
図10に主装置1のメモリ回路100が有するユーザー情報テーブル101の具体例を示す。ユーザー情報テーブル101は、ユーザー名フィールド101−1と、内線番号フィールド101−2と、ニックネームフィールド101−3と、第1の転送先電話番号フィールド101−4と、第2の転送先電話番号フィールド101−5とを有する。
【0060】
図11に主装置1のメモリ回路100が有するトラフィックテーブル102の具体例を示す。トラフィックテーブル102は、SSIDフィールド102−1と、無線チャンネル値フィールド102−2と、接続無線電話機数フィールド102−3と、送信パケット数フィールド102−4と、受信パケット数フィールド102−5とを有する。
【0061】
図12に後述する基地局のメモリ回路が有するトラフィックテーブル203の具体例を示す。トラフィックテーブル203は、SSIDフィールド203−1と、無線チャンネル値フィールド203−2と、接続無線電話機数フィールド203−3と、送信パケット数フィールド203−4と、受信パケット数フィールド203−5とを有する。
【0062】
図13は第1の無線電話機8の構成を示すブロック図である。尚、図示はしないが、第2の無線電話機9も第1の無線電話機8と同様の構成を有する。
【0063】
第1の無線電話機8は、マイクロホン等の音声を入力する音声入力回路801と、スピーカ等の音声を出力する音声出力回路802とを有する。第1の無線電話機8はさらに、音声入力回路801と音声出力回路802とに接続された音声パケット変換回路803をも有する。音声パケット変換回路803は、音声入力回路801から入力された音声データのIPパケット化と、IPパケットから音声データに復元して音声出力回路802へ送信する機能を有する。
【0064】
第1の無線電話機8は、入力回路804と、表示回路805と、制御回路806と、メモリ回路807と、無線LANインターフェース(I/F)回路808とを更に備える。入力回路804は、オペレータ(通話者)が主装置1へのログイン時にユーザー名の入力や、通話相手の番号を入力するためのものである。メモリ回路807は、予めログイン時のユーザー名を格納する機能を有する。ここで、メモリ回路807に格納するユーザー名は複数でも良い。無線LANI/F回路808は、IEEE802.11に代表される無線LAN方式で通信するインターフェース回路である。
【0065】
図14は第1の無線LAN基地局2の構成を示すブロック図である。尚、図示はしないが、第2の無線LAN基地局3も第1の無線LAN基地局2と同様の構成を有する。
【0066】
第1の無線LAN基地局2は、制御回路201と、トラフィックテーブル203を含むメモリ回路202と、送受信パケット数モニター回路205を含む無線LANI/F回路204とを有する。
【0067】
無線LANI/F回路204は、IEEE802.11に代表される無線LAN方式で通信するインターフェイス回路である。この無線LANI/F回路204に含まれる送受信パケット数モニター回路205は、第2の無線LAN基地局2が送受信しているパケット数をカウントする。制御回路201は、この送受信パケット数モニター回路205でカウントした結果をメモリ回路202のトラフィックテーブル203に記録する。制御回路201は、トラフィックテーブル203の記録内容を予め定めた時間間隔で主装置1に送信する機能を有する。
【0068】
図15に主装置1のメモリ回路100が有するスケジュールテーブル104の一例を示す。図15において、(A)はユーザーAのスケジュールテーブル104の一例を示し、(B)はその具体例を示す。
【0069】
図15(A)に示すスケジュールテーブル104によると、ユーザーAにはパターンA〜パターンDがあることが判る。図15(B)は、これらパターンA〜パターンDの具体例を示している。
【0070】
尚、スケジュールテーブル104は、図15に示したパターンに限定されないのは勿論である。例えば、ユーザー情報テーブル101に記録した内線番号をパターンA、第1の転送先電話番号をパターンB、第2の転送先電話番号をパターンC、・・・としても良い。
【0071】
また、曜日や時間帯は、図15に図示したものに特定されない。例えば、1時間おきに設定しても良い。さらに、スケジュールテーブル104は、HTML(hypertext markup language)として保存し、Webブラウザで閲覧、スケジュールの入力を行っても良い。
【0072】
尚、本発明は、上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能なのはいうまでもない。
【0073】
【実施例】
本発明の第1の実施例について説明する。
【0074】
図1は、本発明の実施例のネットワーク構成を示すブロック図である。
【0075】
IP(インターネットプロトコル)による通話を行う手段(図示せず)を有する無線電話機8、9は、無線LAN7を介し無線LAN7とLAN4をブリッジする手段(図示せず)を有する無線LAN基地局2、3に接続され、LAN4を介して無線電話機のIP通話の呼制御を行う手段(図示せず)を有する主装置1と接続される。ここで、無線電話機のインターフェースは無線LANI/Fに限定せず、10Base−Tや100Base−T等の周知のLANI/Fでもよい。
【0076】
図2は本発明の実施例の主装置1内部の構成を示すブロック図である。
【0077】
主装置1は、LANI/F600でLAN4とのインターフェースし、無線LAN基地局2、3とLAN4で接続される。LANI/F600の部分はLANI/Fに限定せず、無線LANI/F回路を有し、無線電話機と接続しても良い。
【0078】
主装置1は無線電話機8、9から通知されたログイン情報をユーザー名毎に記録するログインテーブル103と主装置1への接続許可を与えられたユーザーのユーザー名毎に予め登録したユーザーの内線番号とニックネームを記憶するユーザー情報テーブル103を記憶するメモリ回路100と、無線電話機8、9のIP通話の制御を行う呼制御装置400を有する。また、呼制御装置400は、無線電話機8、9から通知されたログイン情報内の所定部分に記されたユーザー名を抽出し、前記ユーザー情報テーブル101に記されたユーザー名と比較する手段(図示せず)を有する。
【0079】
図13は本発明の第1の実施例の無線電話機8、9の構成を示すブロック図である。
【0080】
無線電話機8、9は、予め定められたユーザー名を記憶するメモリ回路807と、オペレータがログイン毎にユーザー名を設定する入力回路804を有する。
【0081】
メモリ回路807に記録する予め定めたユーザー名は複数記録しておいてもよい。また、オペレータがメモリ回路807内に記録している複数のユーザー名の中から入力回路804から選択してもよい。
【0082】
無線電話機8、9は主装置1にログインする際にIPアドレス、MACアドレス、前記メモリ回路807に記憶されたユーザー名あるいは入力回路804から入力、あるいは複数のユーザー名から選択されたユーザー名、接続している無線LAN基地局SSID(無線LAN基地局のゾーン識別子)をログイン情報として主装置1に通知を行う制御回路806を有する。また、制御回路806は入力回路804で入力された送信先アドレス(例えば、内線番号、IPアドレス、ニックネーム等)へ接続を主装置1に要求しIP通話を行う手段(図示せず)を有する。
【0083】
次に、本発明の第1の実施例の動作について説明する。
【0084】
無線電話機8は、無線LAN7を介しIPネットワーク上の主装置1に接続する際、前記ログイン情報を主装置1に送信しログインする。
【0085】
主装置1は、無線電話機8からLANI/F600を経由して受信したログイン情報を呼制御装置400に入力する。
【0086】
呼制御装置400は、受信した前記ログイン情報内の所定部分に記されたユーザー名を抽出し、ユーザー情報テーブル101に記録されたユーザー名と比較し、一致するユーザー名の場合(図4のF3のYes)、受信したログイン情報をログインテーブルに記録し(図3のS6)、ユーザー情報テーブル101に記された内線番号、及びニックネームをログイン要求した無線電話機8へ送信する(図示せず)。ここでニックネームはユーザーを識別する任意の文字列を示す。
【0087】
無線電話機8は主装置1から内線番号、及びニックネームを受信するとログイン完了とし、無線電話機8はこの内線番号、及びニックネームに着信を受けることが可能となる。
【0088】
主装置1は無線電話機8から送信されたユーザー名が既にログイン済みの場合、ログイン不許可通知を送信する(図4のF7)か、ログイン済みの他の無線電話機が通話中でない場合、新規にログインした無線電話機8のログインを許可し、既にログインしている他の無線電話機をログアウトしてもよい。
【0089】
無線電話機9についても上記と同様の動作によりログインを行う。
【0090】
本発明の第1の実施例の効果として、主装置1に記録されたログインテーブル103をオペレータが参照して、無線LAN基地局に接続している無線電話機の数を知ることでき、この情報を元に1つの無線LAN基地局に無線電話機が集中して接続しないように、ログインを制限する保守サービスを提供できる。また、ログインを制限することに限定せず無線電話機に別の基地局を経由して接続することを通知してもよい。
【0091】
また、オペレータが主装置1のログインテーブル103を参照して、ログインしている無線電話機のログイン状態を監視することができる。
【0092】
主装置1にログインした無線電話機は従来の電話番号体系を変更する必要が無く、また、無線電話機本体を移動しなくても出先の無線電話機からログインして出先で同じ内線番号、ニックネームで着信を受けることが出来るという効果を奏する。
【0093】
次に、本発明の第2の実施例について説明する。
【0094】
主装置1は、一定時間おきにログインした無線電話機に対し接続確認通知を行う手段(図示せず)を有し、ログインテーブル103にログイン状態を記録する手段(図示せず)を有する。また、無線電話機から予め定めた時間ACKが無い場合、ログインテーブル103から当該無線電話機の情報を削除する手段(図示せず)を有する。ログイン状態の記録は、ログインテーブル103に記録している無線電話機の情報の有無でも良い。
【0095】
本発明の第2の実施例の動作について説明する。
【0096】
主装置1は、上記第1の実施例で示したログインにより接続している無線電話機に対し、一定時間おきに接続確認を行う。この接続確認を受信した無線電話機は、主装置1にACKを送信する。
【0097】
主装置1は、無線電話機から送信されたACKを受信した場合、ログインテーブル103の更新を行わず無線電話機から予め定めた時間ACKが無い場合、ログインテーブル103から当該無線電話機の情報を削除する。
【0098】
本発明の第2の実施例の効果として、ログインテーブル103を参照することでユーザーのログイン状態を確認することでできるという効果があり、このログイン情報を無線電話機に通知することで、発信(ダイヤル)する前に発信先の無線電話機の状態を知ることが可能な在席確認サービスを提供できる。
【0099】
次に、本発明の第3の実施例について説明する。
【0100】
無線LAN基地局2,3は、自身の無線ネットワーク内のSSID、無線チャンネル、送受信量、端末数を記したトラフィック情報を一定時間おきに主装置1に送信する手段(図示せず)を有する。トラフィック情報はSSID、無線チャンネル、送受信量、端末数に特定されない。
【0101】
主装置1は、無線LAN基地局から送信されたトラフィック情報を無線LAN基地局毎に記したトラフィックテーブル102を一定時間おきに参照する手段(図示せず)を有する。
【0102】
本発明の第3の実施例の動作について説明する。
【0103】
上記第1の実施例で示すログイン通知を受信した主装置1は、ログイン通知に含まれるSSIDに一致するトラフィック情報を参照し、予め定めたトラフィック値を超えている場合、無線電話機に基地局過負荷によるログイン不許可を通知する。予め定めたトラフィック値とは、例えば1つの無線LAN基地局に接続可能な端末数や、無線LAN基地局が送受信しているデータ量である。
【0104】
ログイン不許可を受信した無線電話機は、近隣基地局へIEEE802.11fで規定されているローミングを行い、ログイン不許可を通知した無線LAN基地局と異なる無線LAN基地局からログインする。
【0105】
本発明の第3の実施例の効果として、主装置1は無線LAN基地局2,3のトラフィック状態を監視し、自動的に1つの無線LAN基地局へ集中してログインすることを防ぎ、トラフィック過多による通信サービスの劣化を防ぐことができるという効果がある。
【0106】
次に、本発明の第4の実施例の動作について説明する。
【0107】
主装置1は、無線電話機がダイヤルしたニックネームに対応するユーザーをユーザー情報テーブル101から検索する手段(図示せず)を有し、検出した着信ユーザーのログイン状態をログインテーブル103を参照する手段(図示せず)を有し、ログインテーブル103から着信側の無線電話機のIPアドレスを参照する手段(図示せず)を有する。
【0108】
ダイヤルしたニックネームに対応するユーザーをユーザー情報テーブル101から検索する手段は、ニックネームに限らない。
【0109】
本発明の第4の実施例の動作について説明する。
【0110】
無線電話機8,9は通話したい相手を示すニックネームをダイヤルする。
【0111】
主装置1は無線電話機のダイヤルしたニックネームをユーザー情報テーブル101を参照し、一致するニックネームに対応するユーザーを特定する。
【0112】
通話したいユーザーを特定した主装置1は、ログインテーブル103を参照し、ログインしている無線電話機の中に通話したいユーザーの無線電話機が有る場合、ログインテーブル103に記録されたIPアドレスを取得し、ニックネームをダイヤルした無線電話機に通話先無線電話機のIPアドレスを通知する。
【0113】
本発明の第4の実施例の効果として、無線電話機8,9を操作するオペレータは無線電話機8,9を移動することなく、移動先々の無線電話機からログインを行うことで、移動先の無線電話機にユーザー宛の着信を受けることを可能にする。
【0114】
本発明の第5の実施例について説明する。
【0115】
主装置1は、無線電話機8,9の呼制御時に通話で使用する音声コーデックの変更を無線電話機へ要求する手段(図示せず)を有し、無線電話機8,9は音声通話で使用する音声コーデック(G.711やG.729に代表されるもの)を主装置1の要求に変更する手段(図示せず)を有する。音声コーデックの変更に限らず、例えばTV電話の機能を有した無線電話機の場合、映像のコーデックの変更する手段を有してもよい。また、無線電話機8,9はコーデックの圧縮率(ビットレート)を、変更する手段を有しても良い。
【0116】
本発明の第5の実施例の動作について説明する。
【0117】
主装置1は無線電話機8,9が送信する通話相手先のダイヤル情報を受信した際、ログイン情報から無線電話機が接続している無線LAN基地局を特定し、その無線LAN基地局のトラフィックテーブル203を参照して予め定めたトラフィック値を超えている場合、当該無線電話機に対し、音声通話で使用する音声コーデックの変更を要求する。主装置1からのコーデック変更の要求に対し変更可能な音声コーデックが有る場合、当該無線電話機は音声コーデックを変更する。
【0118】
本発明の第5の実施例の効果として、ネットワークのトラフィックが予め定めたトラフィックを超えた場合に音声、映像のコーデックを通信量の少ないコーデックへ変更して、ネットワーク内のトラフィックを減らすことができる。
【0119】
本発明の第6の実施例について説明する。
【0120】
主装置1は、公衆網(PSTN網)6へダイヤルする手段(図示せず)を有し、IP網の通話と公衆網6をゲートウェイする手段500を有する。また、公衆網6に加え、主装置2は、構内アナログ電話網、構内PHS網にダイヤルする手段(図示せず)を有する。
【0121】
本発明の第6の実施例の動作について説明する。
【0122】
無線電話機8,9は通話相手先の電話番号またはニックネームをダイヤルする。
【0123】
このダイヤル情報を受信した主装置1は、ログインテーブル103を参照し、通話相手先のログイン状態を確認する。通話相手先が未ログインの場合、主装置1は、ユーザー情報テーブル101を参照し、予め定めた転送先公衆電話網の電話番号へ転送する手段(図示せず)を有する。転送先は、公衆網6に限らず内線番号、ニックネーム、構内PHS番号でもよい。また、無線電話機8,9から相手先をダイヤルするに限定せず、公衆網6や構内アナログ網等からダイヤルした場合も含む。
【0124】
また、上述した第3の実施例で示したネットワーク内のトラフィック状態がIPによる通話の品質が悪くなるトラフィック値の場合、構内アナログ網や構内PHS網へダイヤルする。
【0125】
本発明の第6の実施例の効果として、着信先のログイン状態とIPネットワークのトラフィック状態から動的に通話の音声品質が良くなる方や通話料金がやすくなる方へ着信先を換えることが可能となる。
【0126】
本発明の第7の実施例について説明する。
【0127】
主装置1は、通話の呼を保留する手段を有し、ユーザー情報テーブル101にE-Mailアドレスを記録する手段(図示せず)を有し、予め定めた内容のE-Mailを送信する手段(図示せず)を有する。
【0128】
本発明の第7の実施例の動作について説明する。
【0129】
無線電話機8,7は通話相手先の電話番号またはニックネームをダイヤルする。
【0130】
このダイヤル情報を受信した主装置1は、ログインテーブル103を参照し、通話相手先無線電話機のログイン状態を確認する。通話相手先が未ログインの場合、主装置1は、予め定めた時間発信側の無線電話機の呼を保留するか呼び出し中にし、ユーザー情報テーブル101を参照し、着信先のユーザーのE-Mailアドレスへ当該無線電話機から着信が来ている内容を記録して送信する。
【0131】
着信の通知は、E-Mailに限らず、携帯電話や、公衆網6へ発信し音声ガイダンスで通知してもよい。
【0132】
前記保留中または呼び出し中に着信先無線電話機がログインした場合、主装置1は、保留を解除して通話可能にするか、呼び出し音を鳴らす。
【0133】
また、予め定めた時間を超えてもログインされない場合、主装置1は、ユーザー情報テーブル101に記録された転送先へダイヤルする。
【0134】
本発明の第7の実施例の効果として、現在ログインしていないユーザーへの着信の場合でも、すぐに転送先へダイヤルするのではなく、転送する前に着信側のユーザーに着信を通知することで、着信先のユーザーは、現在のロケーションで良いと思う方で通話することが可能となる。
【0135】
本発明の第8の実施例について説明する。
【0136】
主装置1は、ユーザー毎に予め定めた時間帯に対する転送先を記したスケジュールテーブル104を有し、着信時の時間からスケジュールテーブル104に対応した転送先を検出する手段(図示せず)を有し、対応先へ転送する手段(図示せず)を有する。スケジュールテーブル104は、汎用のPIM(Personal Information Manager)のスケジュール表でもよい。また、主装置1は、汎用のスケジュール表と同期する手段を有しても良い。
【0137】
本発明の第8の実施例の動作について説明する。
【0138】
無線電話機8,9は通話相手先の電話番号またはニックネームをダイヤルする。
【0139】
このダイヤル情報を受信した主装置1は、ログインテーブル103を参照し、通話相手先無線電話機のログイン状態を確認する。通話相手先が未ログインの場合、主装置1は、現在の時間に対応するスケジュールテーブル104内の転送先情報を参照し、転送先へ発信する。
【0140】
本発明の第8の実施例の効果として、着信先をスケジュールテーブル104に従うことで、着信先ユーザーが受話出来る可能性が高い着信先へ転送することが可能となる。
【0141】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、主装置が無線LANのトラフィック状態、ユーザーのログイン状態をモニターし、適切な通信先に着信させる機能や、着信する前にメールにて着信したことを通知し、ユーザーに着信先の選択権を与える機能を備えているので、次のような効果を奏する。
【0142】
第一の効果は、着信を携帯のメール等で予め通知することで、構内にいる場合は通話料金を安くすませるIP電話網と構内電話(構内PHSなど)で着信を受けるか、構外にいる場合は公衆網を介して携帯電話で着信を受けるかユーザーが選択でき、状況に合わせた着信先を選択できることである。
【0143】
第二の効果は、ユーザーのスケジュール情報を登録し、このスケジュール情報を元に着信時の時間に対応する着信先を自動で切り替えることにより、着信先ユーザーのスケジュールに合わせて、外出、帰宅等の構外や会議室、別館等の行き先々にいても着信を受けることが出来ることである。
【0144】
第三の効果は、無線電話機を移動しなくても、移動先の無線電話機から主装置にログインすることで、移動先の無線電話機が自分の内線番号、ニックネームを持ち、利用できることである。
【0145】
第四の効果は、各無線LAN基地局のトラフィック情報の全てを主装置がモニターすることで、着信先の無線電話機が接続しているネットワークの状態を確認することができ、通信品質に問題があると判断した場合に着信先を代えることができることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による電話システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示された電話システムに用いられる主装置の構成を示すブロック図である。
【図3】ログイン通知からログインテーブルを更新するまでの動作について説明するための図である。
【図4】ログイン通知からログインテーブルを更新するまでの、主装置の動作について説明するためのフローチャートである。
【図5】トラフィック情報を通知してからローミングを行い再ログインするまでの動作を説明するための図である。
【図6】未ログインの無線電話機に着信があってから、その着信を予め定めた転送先へ転送するまでの動作の一例について説明するための図である。
【図7】未ログインの無線電話機に着信があってから、その着信を予め定めた転送先へ転送するまでの動作の他の例について説明するための図である。
【図8】無線LANにおけるローミングの動作およびIEEE802.11fで規定される手順を説明するための図である。
【図9】図2に示された主装置のメモリ回路に含まれるログインテーブルの具体例を示す図である。
【図10】図2に示された主装置のメモリ回路に含まれるユーザー情報テーブルの具体例を示す図である。
【図11】図2に示された主装置のメモリ回路に含まれるトラフィックテーブルの具体例を示す図である。
【図12】図1に示された電話システムの無線LAN基地局のメモリ回路に含まれるトラフィックテーブルの具体例を示す図である。
【図13】図1に示された電話システムに用いられる無線電話機の構成を示すブロック図である。
【図14】図1に示された電話システムに用いられる無線LAN基地局の構成を示すブロック図である。
【図15】図2に示された主装置のメモリ回路に含まれるスケジュールテーブルの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 主装置
2,3 無線LAN基地局
4 LAN
5 インターネット網
6 公衆網
7 無線LAN
8,9 無線電話機
100 メモリ回路
101 ユーザー情報テーブル
102 トラフィックテーブル
103 ログインテーブル
104 スケジュールテーブル
200 時計
300 メールサーバ
400 呼制御装置
500 ゲートウェイ
600 LANI/F
700 公衆網I/F
800 構内無線電話網I/F
801 音声入力回路
802 音声出力回路
803 音声パケット変換回路
804 入力回路
805 表示回路
806 制御回路
807 メモリ回路
808 無線LANI/F回路
201 制御回路
202 メモリ回路
203 トラフィックテーブル
204 無線LANI/F回路
205 送受信パケット数モニター回路
Claims (8)
- 無線電話機と、該無線電話機に無線LANを介して接続される複数の無線LAN基地局と、前記複数の無線LAN基地局に接続されて前記無線電話機の呼制御を行う主装置とを有する電話システムにおいて、
前記無線電話機は、
前記主装置にログインする際、予め定められたユーザー名を記憶する手段と、
ログイン毎にユーザー名を入力する入力手段と、
IPアドレス、MACアドレス、前記記憶手段に記憶されたユーザー名あるいは前記入力手段から入力したユーザー名、接続している無線LAN基地局のSSIDを前記主装置にログイン通知を行う手段を有し、
前記主装置は、
ユーザー名毎に無線電話機から通知されるログイン情報を記憶するログインテーブルと、
ユーザー名毎に予め登録したユーザーの内線番号とニックネームを記憶するユーザー情報テーブルと、
該ユーザー情報テーブルを比較して、該ユーザー情報テーブル内のユーザー名と前記ログイン通知されたユーザー名とが一致した場合、前記無線電話機に前記内線番号および前記ニックネームを通知すると共に、無線電話機から通知されたログイン情報をロングインテーブルに記憶する手段を有し、
前記無線LAN基地局は、
自身のネットワーク内のSSID、無線チャンネル、送受信量、および前記無線LAN基地局に接続している無線電話機端末数を記したトラフィック情報を、一定時間おきに前記主装置に送信する手段を有し、
前記主装置は、受信したトラフィック情報を前記無線LAN基地局毎に記したトラフィックテーブルを一定時間おきにモニターする手段を有し、
前記ログイン通知を受信した主装置は、
前記ログイン通知に含まれるSSIDに一致する、前記トラフィックテーブルの前記トラフィック情報を参照する手段と、
該参照したトラフィック情報が予め定めたトラフィック値を越えている場合に、前記無線電話機に基地局過負荷によるログイン不許可を通知する手段とを有し、
前記無線電話機は、前記ログイン不許可に対して、近隣の無線LAN基地局へIEEE802.11fで規定される手順でローミングを行い再ログインする手段を有することを特徴とする電話システム。 - 前記主装置は、
一定時間おきにログインした前記無線電話機に対して接続確認通知を行う手段と、
前記ログインテーブルにログイン状態を記録する手段と、
前記無線電話機からACKを受信した場合に前記ログインテーブルに接続済みを入力する手段と、
予め定めた時間ACKが無い場合に前記ログインテーブルに未ログイン状態を入力する手段を有する、請求項1に記載の電話システム。 - 前記主装置は、
前記無線電話機がニックネームによる発信に対して、前記ユーザー情報テーブルを参照し、ニックネームに対応するユーザー名を検索する手段と、
検索したユーザー名を前記ログインテーブルから検索し、送信先IPアドレスを取得する手段と、
前記ユーザー情報テーブル内のSSID情報で予め定めたアカウント以外に無線LAN基地局をログインさせない手段とを更に有することを特徴とする請求項1に記載の電話システム。 - 前記主装置は、
受信したトラフィック情報を無線LAN基地局毎に記したトラフィックテーブルを一定時間おきにモニターする手段と、
前記受信したトラフィック情報が予め定めたトラフィック値を越えた場合に、過負荷の無線LAN基地局に接続している無線電話機に対して、過負荷通知を行う手段と、
通話で使用する音声コーデックの変更を要求する手段とを更に有することを特徴とする請求項1に記載の電話システム。 - 前記主装置は、
公衆網へダイヤルする手段と、
IP網の通話と公衆網をゲートウェイする手段と、
前記公衆網に加え構内アナログ電話網、構内PHS網にダイヤルする手段と、
未ログインの無線電話機に着信があった場合、前記ユーザー情報テーブルを参照する手段と、
前記着信を予め定めた転送先公衆電話網の電話番号へ転送する手段とを更に有することを特徴とする請求項1に記載の電話システム。 - 前記主装置は、
着信先の無線電話機を登録している無線LAN基地局の、前記トラフィックテーブルのトラフィック情報を参照する手段と、
該参照したトラフィック情報が予め定めた送受信量及び端末数を越える場合に、前記ユーザー情報テーブルを参照して、前記着信を予め定めた転送先構内網の構内無線電話機へ転送する手段とを更に有することを特徴とする請求項5に記載の電話システム。 - 前記主装置は、
未ログインの無線電話機に着信があった場合、呼を一定時間保留する手段と、
前記ユーザー情報テーブルにE-Mailアドレスを記録する手段と、
予め定めた内容のE-Mailを送信する手段と、
前記ユーザー情報テーブルを参照して、予め定めたE-Mailアドレスで着信とログインを促す通知をする手段と、
前記保留中に無線電話機がログインした場合、保留を解除し通話可能にする手段とを更に有することを特徴とする請求項1に記載の電話システム。 - 前記主装置は、
ユーザー毎に予め定めた時間帯に対する転送先を記したスケジュールテーブルと、
着信時の時間から前記スケジュールテーブルに対応した転送先を検出する手段と、
対応先へ前記着信を転送する手段とを更に有することを特徴とする請求項5に記載の電話システム。
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