JP4184123B2 - 海苔製造方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、海苔簀付簀枠を搬送手段により抄き部、脱水部、乾燥部及び剥ぎ部に搬送し、抄き部で海苔調合液を簀枠の海苔簀上に供給して海苔抄きし、その抄き海苔を脱水した後簀枠と共に乾燥し、乾燥後の海苔を剥ぎ取って乾燥海苔を製造する海苔製造方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記の海苔抄きについて説明する。従来では、搬送手段により海苔簀受台の上に海苔簀が搬送されると、海苔簀の上面に抄き枠が圧接される。そして、海苔簀受台に取付けられた保水袋の下端側を押し上げて保水袋内の水を排水し、保水袋内の水によって海苔簀上面を湿潤状態とし、この海苔簀上面に適量の海苔調合液が供給される。その後、抄き枠、保水袋及び海苔簀を所定距離移動させること(特許文献1)や、抄き枠、保水袋及び海苔簀を所定時間停止させること(特許文献2)で、海苔調合液の生海苔を拡散させる。その後、保水袋の下端部を下げ、海苔簀上面を湿潤状態とした水と共に海苔調合液の水分を保水袋内に吸引収容し、拡散した生海苔を海苔簀上面に均一に展着させることで海苔抄きが行われたことになる。
【0003】
【特許文献1】
実用新案登録第1129183号公報
【特許文献2】
特許第3117674号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1では、保脱水レールに沿って抄き枠、保水袋及び海苔簀を同じ搬送チェーンにより一体的に移動させているので、その移動時間を利用して海苔簀上面に供給された海苔調合液の生海苔を拡散させ、拡散後に保水袋を作動させて海苔簀上面に生海苔を展着させることができる。ところが、最近の海苔製造装置のように、簀枠の幅方向に海苔簀を複数枚取付けて同時に海苔抄きを行う場合には、各海苔簀に対応するように多数の保水袋を移動可能に設けると共に、各海苔簀列に対応するように保脱水レールを並設する必要があることから、容易に実施できない問題があり、無理に実施しようとしても装置が複雑となって実用に供し得ない問題があった。
【0005】
また、特許文献2では、保水袋を抄き位置に移動しないように配置し、海苔簀上面に供給された海苔調合液の生海苔が拡散されるまで抄き枠及び海苔簀を抄き位置に停止させ、拡散後に保水袋を作動させて海苔簀上面に生海苔を展着させているので、海苔簀上面に生海苔を展着させるまで海苔簀の搬送が行えないことから、海苔抄きにかかる時間が長くなって単位時間当たりの海苔生産枚数を多くすることができない問題があった。そこで、本発明の課題は、複数の海苔簀に同時に海苔抄きを行う場合でも、簡易で安価な構成によって海苔簀を搬送させている間に、各海苔簀の上面に供給された海苔調合液の生海苔を拡散させると共に、海苔簀上面に展着させるように構成された海苔製造装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題解決のため、本願では、海苔簀付簀枠を搬送手段により抄き部、脱水部、乾燥部及び剥ぎ部に亘って循環させるように間欠的に搬送し、抄き部で海苔調合液を簀枠の海苔簀上に供給して海苔抄きし、その抄き海苔を脱水した後簀枠と共に乾燥し、乾燥後の海苔を剥ぎ取って乾燥海苔を製造する海苔製造方法において、抄き部における停止状態の簀枠の海苔簀を下側に位置する適度な通水が可能な支持部材と上側に位置する抄き枠とで挟み、この挟み状態のまま抄き部で海苔簀上に海苔調合液を供給し、その後海苔簀を抄き部から脱水部へ搬送する搬送中に海苔簀上の海苔調合液を支持部材を通してゆっくりと排水することで海苔抄きし、脱水部で抄き海苔を支持部材を通して吸引脱水するようにした。
【0007】
海苔簀付簀枠を搬送手段により抄き部、脱水部、乾燥部及び剥ぎ部に亘って循環させるように間欠的に搬送し、抄き部で海苔調合液を簀枠の海苔簀上に供給して海苔抄きし、その抄き海苔を脱水した後簀枠と共に乾燥し、乾燥後の海苔を剥ぎ取って乾燥海苔を製造するようにしてある海苔製造装置において、抄き部と脱水部間の海苔簀搬送軌跡の下側に、適度な通水が可能な支持部材を海苔簀の搬送軌跡に沿って抄き部から脱水部へ海苔簀付簀枠の搬送と同期して循環搬送可能に設け、抄き部と脱水部間の海苔簀搬送軌跡の上側に、抄き枠を簀枠の搬送軌跡に沿って海苔簀に対して当接状態で抄き部から脱水部へ海苔簀付簀枠の搬送と同期して循環搬送可能に設け、脱水部における支持部材の下側に吸引装置を設けた。また、前記支持部材を、抄き部における停止状態の簀枠の海苔簀を下側に位置する支持部材と上側に位置する抄き枠とで挟み、この挟み状態のまま抄き部で海苔簀上に海苔調合液を供給した後に、海苔簀を抄き部から脱水部へ搬送する搬送中に海苔簀上の海苔調合液をゆっくりと排水することができるように形成した。
【0008】
具体的には、抄き部と脱水部間の海苔簀搬送軌跡の上側に、無端状の抄き枠搬送チェーンの下側移行部とチェーンガイドを抄き部と脱水部間の海苔簀搬送軌跡に沿うように配設し、抄き枠搬送チェーンに設けた抄き枡取付本体に抄き枡を下側移行部において上下移動可能に取付けると共に抄き枡をバネで下向きに付勢し、そのバネによる付勢力によって抄き枡が支持部材上の海苔簀に弾力的に当接するようにした。そして、抄き部と脱水部間の海苔簀搬送軌跡の下側に、適度な通水が可能な無端帯の上側移行部とその無端帯の上側移行部を支える通水可能なガイドを抄き部と脱水部間の海苔簀搬送軌跡に沿うように配設し、前記無端帯とガイドによって上記支持部材を構成した。
【0009】
また、上記脱水部には前側に吸引脱水部を後側にローラ脱水部を夫々設け、抄き部からその吸引脱水部にかけて支持部材と抄き枡を夫々循環搬送可能に設け、吸引脱水部には支持部材の下側に吸引装置を配設し、ローラ脱水部には少なくとも一対の脱水スポンジローラを海苔簀搬送軌跡を挟むように配設した。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施の形態について図面を参照して説明する。図1に示す海苔製造装置1は、抄き部A、脱水部B、乾燥部C及び剥ぎ部Dが順に配設されており、搬送手段10により海苔簀2付簀枠3を抄き部A〜剥ぎ部Dの間を循環させることで、乾燥海苔が製造されるようになっている。前記搬送手段10として示す無端状の搬送チェーンは、機台1aの幅方向両側に配置されたスプロケットSS1〜SS8に巻回され、チェーン駆動装置20により回動されるようになっている。その搬送チェーン10には、単位ピッチPで簀枠3の一方の横棒3aを係止する係止爪11が設けられている。前記簀枠3は、図2に示すように、長さの異なる2本の横棒3a,3bと複数の縦棒4により枠組みされたものであり、枠組みされた内側には幅方向に複数(本実施形態では6枚)の海苔簀2が取付けられる。また、機台1aには、周知のように搬送チェーン10及び簀枠3を支持する支持レール5が、抄き部A〜剥ぎ部Dの間に夫々配設されている。
【0011】
前記チェーン駆動装置20は、駆動モータ21により減速機22を駆動し、その減速機22の原軸22aの連続回転が、公知のゼネバ機構23を介して間欠回転に変換され、その間欠回転がチェーン駆動系24,25、ギヤ対26等を介してスプロケットSS6,SS8に伝達されるように構成されている。このことから、チェーン駆動装置20により搬送チェーン10に係止された海苔簀2付簀枠3は、抄き部A〜剥ぎ部D間を単位ピッチP移動、所定時間停止を繰り返す間欠搬送されるようになっている。この搬送チェーン10の間欠搬送は、例えば、2秒移動して1秒停止する3秒のサイクルタイムにすることができる。また、前記スプロケットSS6に伝達された間欠回転は、チェーン27を介して脱水部Bに設けられたローラ脱水部30を間欠駆動させるようになっている。更に原軸22aの連続回転は、チェーン28を介して剥ぎ部Dに設けられた海苔剥ぎ機6を駆動させるようになっている。
【0012】
脱水部Bに設けられたローラ脱水部30には、一対の脱水スポンジローラ31が海苔簀2の搬送軌跡を挟むように複数(本実施形態では3組)並設されている。海苔簀2の搬送軌跡の上側に配設された各脱水スポンジローラ31の中空の軸部材32と、海苔簀2の搬送軌跡の下側に配設された各脱水スポンジローラ31の中空の軸部材32は、機台1aに設けた軸受90によって回転可能に支承されている。各軸部材32の端部にはスプロケット91が固着され、各スプロケット91に駆動用のチェーン33が巻回され、後端部の軸部材32がスプロケットSS6の間欠回転によりチェーン27を介して回転されることで、各軸部材32が同期して回転するようになっている。例えば、スプロケットSS6が単位ピッチP回転、所定時間停止を繰り返すと、各脱水スポンジローラ31は同期して1/2回転、所定時間停止を繰り返し、各脱水スポンジローラ31の1/2回転によって1つの簀枠3の各海苔簀2を挟持して回転し、抄き海苔を脱水するようになっている。
【0013】
軸部材32の外周には、各海苔簀2の搬送軌跡と対応する部分にスポンジ等の多孔吸水性を有する弾性部材35が巻着されている。弾性部材35の外周面には、図示を省略するが、例えば特開昭54−110374号公報に記載のように凹凸を形成したり網体を巻き付けて抄き海苔の付着を防止するようにしてある。各軸部材32の中空孔32aは一端部が閉鎖されている。各軸部材32の中空孔32aには、図8に示すように、固定的な吸引管92が各軸部材32の回転を許すように嵌挿され、上側の脱水スポンジローラ31の軸部材32に嵌挿された吸引管92には、図9に示すように、各弾性部材35と対向する上側半分に吸引口93が形成されている。下側の脱水スポンジローラ31の軸部材32に嵌挿された吸引管92には、各弾性部材35と対向する下側半分に吸引口93が形成されている。
【0014】
各吸引管92の吸引路92aは配管94を介して空気吸引装置34に連結されている。また、軸部材32の外周には、弾性部材35の巻着部分に前記吸引口93に連通可能な多数の吸引孔36が設けてある。このことから、上側の脱水スポンジローラ31の弾性部材35に吸収された水分は、弾性部材35が上側半分の領域に回動されたとき、また、下側の脱水スポンジローラ31の弾性部材35に吸収された水分は、弾性部材35が下側半分の領域に回動されたとき、吸引口93に連通された吸引孔36に空気吸引装置34による吸引力が作用し、弾性部材35に吸収された水分が軸部材32内部(吸引管92内)に向けて吸引され、吸引路92aを通して排水される。尚、本実施形態の脱水スポンジローラ31は、図8に示すように、簀枠3の幅方向に複数取付けられた海苔簀2に対応するように分割して形成してあるが、一体に形成してあってもよい。
【0015】
脱水部Bの下側には、海苔剥ぎ機6を設けた剥ぎ部Dが配設されている。その海苔剥ぎ機6は、原軸22aの回転が海苔剥ぎ機6の駆動軸6aに伝達されることで、海苔簀2上に展着された乾燥海苔を海苔簀2から剥ぎ取り、剥ぎ取った乾燥海苔を機台1aの外へ取出す周知の構成のものである。また、前記脱水部Bと剥ぎ部Dとの後側には、乾燥部Cが配設されている。その乾燥部Cには、乾燥室(図示しない)と、乾燥室に熱風を供給する熱風供給装置(図示しない)と、簀枠3を係止挟持して前記乾燥室内を搬送させる上下2段の乾燥搬送手段7,8と、乾燥搬送手段7,8間で簀枠3を受け渡すための案内チェーン9とが備えられている。この乾燥部Cは、搬送チェーン10から受け渡された海苔簀2付簀枠3を、上下乾燥搬送手段8,9により乾燥室を搬送(巡回)させることで、簀枠3、海苔簀2と共に抄き海苔を乾燥させ、再び海苔簀2付簀枠3を搬送チェーン10に受け渡す周知の構成のものである。
【0016】
上記ローラ脱水部30の前側(上流側)には吸引装置41を備えた吸引脱水部40が設けられている。その吸引脱水部40の吸引装置41は、単位ピッチPで隣り合っている2つの簀枠3に対応するように形成された脱水箱42と、図示しない駆動源によって吸引気流を発生させる吸引ポンプ43とから構成されたものである。前記脱水箱42の上面には、図7に示すように、複数のスリット44が形成された板部材45が取付けられている。その板部材45は後述するガイド62に当接させてある。このことから、吸引ポンプ43により脱水箱42の上面に設けたスリット44に所望の吸引力を発生させることで、抄き海苔が展着された海苔簀2が脱水箱42上に位置した時又は上方を通過した時には、前記吸引力により抄き海苔に含まれる水分が脱水箱42に吸引されるようになっている。そして、脱水箱42に吸引された水は、図示しないタンクに排水されるようになっている。尚、本実施形態では、脱水箱42の上面に取付けた板部材45に複数のスリット44を形成したが、複数の小孔であってもよい。
【0017】
ローラ脱水部30と吸引脱水部40とから成る脱水部Bの前側(上流側)には、独立した駆動モータ(図示しない)により駆動する海苔調合液供給装置50を設けた抄き部Aが配置されている。海苔調合液供給装置50は、海苔調合された海苔調合液を一時貯留するための機台1a幅方向に長い調合液貯留箱51と、簀枠3の各海苔簀2に対応するように配置された直方体形状の抄き箱52とから構成されている。その抄き箱52には、底部に設けた多数の供給孔(図示しない)を所定時間だけ一時的に開放するように構成された弁開閉装置53が備えられている。この装置50は、海苔簀2付簀枠3が抄き箱52下方位置に搬送されると、弁開閉装置53が作動して、調合液貯留箱51から抄き箱52に吐出された海苔調合液を供給孔から海苔簀2上に供給するようになっている。
【0018】
上記の抄き部Aと脱水部B間の海苔簀2搬送軌跡の下側には、適度な通水が可能な支持部材60を海苔簀2の搬送軌跡に沿って抄き部Aから脱水部Bへ循環搬送可能に設けてある。前記支持部材60は、適度な通水が可能な無端帯61と通水可能なガイド62によって構成されている。前記無端帯61として例示する樹脂製、ゴム製又は金属製のベルトは、機台1aに配置された機台1a幅長さのプーリ63a,63bに巻回されている。一方のプーリ63aには、チェーン64を介してローラ脱水部30の間欠駆動が伝達される。例えば、ローラ脱水部30の脱水スポンジローラ31が1/2回転、所定時間停止を繰り返すと、プーリ63aは同期して単位ピッチP回転、所定時間停止を繰り返すようになっている。そのプーリ63aの間欠回動により、ベルト61は、搬送チェーン10の間欠搬送に同期して単位ピッチP移動、所定時間停止を繰り返すようになっている。
【0019】
ベルト61には、図5に示すように、無数の小孔65が設けられている。このように、ベルト61に無数の小孔65を設けたことで、ベルト61上面に供給される水分は無数の小孔65を介して下方へ流出するようになっている。そして、ベルト61に設ける小孔65の開口度合は、海苔簀2が脱水箱42上に位置した時又は少し手前で、抄き部Aで海苔簀2上に供給された海苔調合液の水分が流出するように設定してある。尚、上記の無端帯61は、図10に示すように、機台1aの幅方向両側に配置されたチェーン68に多数の小孔65が設けてある金属製や樹脂製等の板部材69を多数枚連結して構成したコンベアチェーン等であってもよい。
【0020】
支持部材60の1つであるガイド62が、前記ベルト61の上側移行部を支えるように機台1aに設置されている。そのガイド62に支えられたベルト61の上側移行部上面は、抄き部Aから脱水部Bへ搬送される全ての海苔簀2の下面に当接するようになっている。前記ガイド62には、ベルト61に設けた小孔65より大きな孔66が多数設けてある。また、ガイド62は固定的な板部材で構成したが、並設した複数本の棒部材で構成しても良い。このことから、海苔簀2の下面に適度な通水が可能なベルト61と通水可能なガイド62を設けることで、海苔簀2上面に海苔調合液が供給された場合、海苔調合液の水分がベルト61、ガイド62を通して適度な度合で下方に排水されることになる。そして、支持部材60を介して排水された海苔調合液の水分は、機台1aに設けた排水受け部材67に回収される。尚、本実施形態では、ガイド62に多数の孔66を設けてあるが、多数のスリットであってもよい。
【0021】
抄き部Aと脱水部B間の海苔簀2搬送軌跡の上側には、後述する抄き枠73を海苔簀2の搬送軌跡に沿って抄き部Aから脱水部Bへ循環搬送可能に設けてある。無端状の抄き枠搬送チェーン70が、機台1aの幅方向両側に配置されたスプロケットSS9〜SS12に巻回されている。脱水部B側に配置されたスプロケットSS9には、チェーン71を介してローラ脱水部30の間欠駆動が伝達される。例えば、ローラ脱水部30の脱水スポンジローラ31が1/2回転、所定時間停止を繰り返すと、スプロケットSS9が単位ピッチP回転、所定時間停止を繰り返すようになっている。そのスプロケットSS9の間欠回動により、抄き枠搬送チェーン70は、搬送チェーン10の間欠搬送に同期して単位ピッチP移動、所定時間停止を繰り返すようになっている。抄き枠搬送チェーン70には、単位ピッチPで抄き枠取付けブラケット72が設けられている。抄き枠73は、2本の抄き枡取付ベース74aと2つの縦部材74bにより枠組みされた抄き枡取付本体74に、複数の抄き枡75を上下移動可能に取付けたものである。前記抄き枠取付けブラケット72は、抄き枡取付本体74の縦部材74bに固定されている。このことから、抄き枠搬送チェーン70の間欠回動により、抄き枠73は海苔簀2の搬送軌跡に沿って抄き部Aから脱水部B間を単位ピッチP移動、所定時間停止を繰り返すようになっている。
【0022】
抄き枡取付本体74の内側には、幅方向に複数(本実施形態では7本)の抄き枡保持部材76が取付けられている。その抄き枡保持部材76と抄き枡取付ベース74aにより形成される各枠位置は、簀枠3に取付けられた海苔簀2と対応するようになっている。各枠には上部左右に保持部75aを形成した抄き枡75が挿入されており、抄き枡75の保持部75aを抄き枡保持部材76上面に当接させてある。抄き枡保持部材76には、保持部75aに設けた貫通孔77と同一軸線上となるように貫通孔78が設けられている。その貫通孔78と保持部75aの貫通孔77とを貫通するように軸部材79が取付けられている。軸部材79の両端部には夫々止め部材80が取付けられている。そして、抄き枡75の保持部75a上面と一方の止め部材80との間にバネ81を介在させ、そのバネ81により抄き枡75を抄き枡取付本体74の下方に向けて付勢させてある。この状態(図6)における抄き枡75の下面75bから抄き枠搬送チェーン70までの距離をH1とする。
【0023】
チェーンガイド82が、前記抄き枠搬送チェーン70の下側移行部を支持するように機台1aに配設されている。断面L字状の部材から成るチェーンガイド82の下面82aは、上記のベルト61と対峙している。そして、このチェーンガイド82は、少なくとも抄き部Aから吸引脱水部40に到る迄の領域において、下面82aからベルト61上面までの距離H2が、前記抄き枡75の下面75bから抄き枠搬送チェーン70までの距離H1より小さくなるように配置されている。よって、抄き枠搬送チェーン70の下側移行部では抄き枡75がベルト61上面に当接することから、抄き部Aから脱水部Bへ搬送される全ての海苔簀2の上面に抄き枡75を当接させることができる。尚、海苔簀2に当接した抄き枡75は、図4に示すように、支持部材60によってバネ81の付勢力に抗して押し上げられ、抄き枡75は海苔簀2に弾力的に当接していることになる。従って、抄き部Aから脱水部Bへ搬送される全ての海苔簀2は、抄き枠73と支持部材60により挟まれた状態のまま間欠搬送されることになる。
【0024】
次に、上記構成の海苔製造装置1の作動について説明する。例えば、チェーン駆動装置20により、搬送チェーン10、脱水スポンジローラ31、抄き枠搬送チェーン70、ベルト61が夫々間欠駆動され、海苔剥ぎ機6は連続駆動されるものとする。吸引装置41、海苔調合液供給装置50、乾燥部Cは、図示しない駆動源により夫々駆動される。この状態において、次の単位ピッチP搬送で抄き部Aに搬送される海苔簀2付簀枠3が、剥ぎ部Dに搬送されるまでについて説明する。搬送チェーン10の単位ピッチP移動により海苔簀2付簀枠3が、海苔調合液供給装置50の手前に間欠搬送されると同時に、海苔簀2は支持部材60と抄き枠73によって挟まれた状態となる。
【0025】
次の搬送チェーン10の単位ピッチP移動により、支持部材60と抄き枠73によって挟まれた状態の海苔簀2は、海苔調合液供給装置50の抄き箱52に向けて間欠搬送される。海苔簀2付簀枠3が海苔調合液供給装置50の抄き箱52下方に間欠搬送された時、搬送チェーン10は所定時間停止する。海苔簀2付簀枠3が抄き箱52下方に位置されたとき、海苔調合液供給装置50の弁開閉装置53が作動して一時的に弁を開き、海苔簀2上面に海苔調合液が所定量供給される。そして、海苔簀2の下側には適度な通水が可能な支持部材60によって支持されているので、海苔簀2の上面には抄き枡75と支持部材60によって海苔調合液が溜められた状態となる。この状態のまま、支持部材60のベルト61は脱水部Bに向けて間欠移動すると共に、抄き枡75、海苔簀2付簀枠3は脱水部Bに向けて間欠搬送される。間欠搬送中に、海苔調合液の生海苔は海苔簀2上面に拡散されると共に、海苔調合液の水分は支持部材60を通して下方へ徐々に排水される。その後、海苔簀2付簀枠3が吸引装置41の脱水箱42上方に搬送される。そして、海苔簀2付簀枠3が脱水箱42上方に位置されるときに、脱水箱42に発生している吸引力により、海苔簀2上の海苔調合液の水分が吸引脱水され、海苔簀2上面に生海苔が展着される。
【0026】
その後、海苔簀2付簀枠3は間欠搬送されてローラ脱水部30を通過する。ローラ脱水部30において、海苔抄き状態の海苔簀2が吸引脱水後の複数の脱水スポンジローラ31対に挟まれることで、海苔簀2上面の抄き海苔の余分な水分が脱水スポンジローラ31に吸収される。また、抄き海苔が脱水スポンジローラ31によって転がり展着されるので、抄き海苔の表面がきれいに均される。そして、海苔簀2付簀枠3は搬送チェーン10から乾燥部Cに受け渡され、海苔簀2上面の抄き海苔は乾燥部Cにおいて乾燥されることで乾燥海苔となる。その後、海苔簀2付簀枠3は乾燥部Cから再び搬送チェーン10に受け渡されると、搬送チェーン10の間欠搬送により剥ぎ部Dに搬送される。そして、海苔剥ぎ機6により海苔簀2上面の乾燥海苔は剥ぎ取られ、乾燥海苔は機台1aの外へ取出される。
【0027】
上記のように、簀枠3の幅方向に複数取付けた海苔簀2を全て支持部材60と抄き枠73によって挟んだ状態とし、海苔簀2を抄き部Aから脱水部Bへ搬送させる間に、各海苔簀2上面に供給された海苔調合液の水分が支持部材60を通して下方に排水するようにしたことで、海苔簀2の搬送時間を利用して各海苔簀2上の海苔調合液の水分を徐々に排水できる。そして、抄き部Aから脱水部Bへの搬送中に、海苔調合液の生海苔を拡散させて海苔簀2上に展着させるので、海苔簀2を間欠搬送させる場合でも、その間欠搬送の停止時間を、実質上海苔調合液を海苔簀2上に供給する時間(例えば0.7秒程度)にでき、海苔簀2の間欠搬送時間(搬送タクト)を3秒程度に短縮することができる。従来の簀枠3を停止させる場合では、海苔抄きにかかる時間は4秒程度であるため、海苔簀2の間欠搬送時間は6秒程度となり、これに比べて大幅に短くでき、その結果、海苔製造装置の単位時間当たりの海苔生産枚数を増大させることができる。
【0028】
尚、本実施形態では、搬送チェーン10、脱水スポンジローラ31、抄き枠搬送チェーン70及びベルト61を同期して間欠駆動するように構成してあるが、搬送チェーン10、脱水スポンジローラ31、抄き枠搬送チェーン70及びベルト61を同期連続移動させ、簀枠3を移動させながら海苔調合液供給装置50によって海苔簀2上に海苔調合液を供給し、また簀枠3を移動させながら脱水箱42の吸引力により吸引脱水したり、脱水スポンジローラ31によって脱水するようにしても良い。また、脱水装置としては、脱水スポンジローラ31による脱水に代えて周知のプレス脱水を用いても良い。
【0029】
【発明の効果】
以上のように本願では、請求項1の発明は、抄き部における停止状態の簀枠の海苔簀を下側に位置する適度な通水が可能な支持部材と上側に位置する抄き枠とで挟み、この挟み状態のまま抄き枡内に海苔調合液を供給し、その後海苔簀を抄き部から脱水部へ搬送する搬送中にその抄き枡内の海苔調合液を支持部材を通してゆっくりと排水することで海苔抄きするので、簀枠の複数の海苔簀に海苔簀搬送時間を利用して同時に海苔抄きでき、抄き枡内の海苔調合液を排水する為の海苔簀の停止時間を省くことができて海苔簀の搬送タクトを短くでき、単位時間当たりの海苔生産枚数が多くなる。また、抄き枡内の海苔調合液を海苔簀の搬送中に時間をかけてゆっくり排水できるので、抄き枡内に供給した海苔調合液の乱れを少なくしてから排水でき、海苔抄き斑を少なくできて海苔品質を良くできる。また、海苔抄き後の抄き海苔を脱水部で支持部材を通して吸引脱水するようにしたので、抄き海苔を海苔簀の搬送中に吸引脱水でき、脱水の為の海苔簀の停止時間を省くことができて海苔簀の搬送タクトを短くでき、海苔製造効率が高くなる。
【0030】
請求項2の発明は、上記効果に加えて、抄き部と脱水部間の海苔簀搬送軌跡の下側に適度な通水が可能な支持部材を海苔簀の搬送軌跡に沿って抄き部から脱水部へ海苔簀付簀枠の搬送と同期して循環搬送可能に設け、抄き部と脱水部間の海苔簀搬送軌跡の上側に抄き枡を海苔簀に対して当接状態で抄き部から脱水部へ海苔簀付簀枠の搬送と同期して循環搬送可能に設け、脱水部における支持部材の下側に吸引装置を設けたので、簡易な機構で簀枠の複数の海苔簀に海苔簀搬送時間を利用して海苔抄きと脱水を行うことができ、装置を安価に製造できると共に作動を安定させることができて経済的である。
請求項3の発明は、上記効果に加えて、前記支持部材を、抄き部における停止状態の簀枠の海苔簀を下側に位置する支持部材と上側に位置する抄き枠とで挟み、この挟み状態のまま抄き部で海苔簀上に海苔調合液を供給した後に、海苔簀を抄き部から脱水部へ搬送する搬送中に海苔簀上の海苔調合液をゆっくりと排水することができるように形成したので、抄き枡内の海苔調合液を海苔簀の搬送中に時間をかけてゆっくり排水できるので、抄き枡内に供給した海苔調合液の乱れを少なくしてから排水でき、海苔抄き斑を少なくできて海苔品質を良くできる。また、海苔抄き後の抄き海苔を脱水部で支持部材を通して吸引脱水するようにしたので、抄き海苔を海苔簀の搬送中に吸引脱水でき、脱水の為の海苔簀の停止時間を省くことができて海苔簀の搬送タクトを短くでき、海苔製造効率が高くなる。
【0031】
請求項の発明は、抄き部と脱水部間の海苔簀搬送軌跡の上側に、無端状の抄き枠搬送チェーンの下側移行部とチェーンガイドを抄き部と脱水部間の海苔簀搬送軌跡に沿うように配設し、抄き枠搬送チェーンに設けた抄き枡取付本体に抄き枡を下側移行部において上下移動可能に取付けると共に抄き枡をバネで下向きに付勢し、そのバネによる付勢力によって抄き枡が支持部材上の海苔簀に弾力的に当接するようにしたので、支持部材上の簀枠の複数の海苔簀に抄き枡を順次弾力的に当接させてその状態のまま確実に搬送でき、複数の海苔簀に海苔簀の搬送時間を利用して同時に海苔抄きするものでも、抄き枡内の海苔調合液を海苔簀に形崩れ無く抄くことができて海苔品質を維持できる。
【0032】
請求項の発明は、抄き部と脱水部間の海苔簀搬送軌跡の下側に、適度な通水が可能な無端帯の上側移行部とその無端帯の上側移行部を支える通水可能なガイドを抄き部と脱水部間の海苔簀搬送軌跡に沿うように配設し、適度な通水が可能な無端帯とガイドによって支持部材を構成したので、簀枠の海苔簀を適度な通水が可能な無端帯と抄き枡とで順次挟んでその状態のまま確実に搬送でき、抄き枡内の海苔調合液を海苔簀の搬送中に無端帯とガイドを通して適度な時間で排水でき、簡易な機構で海苔抄き斑を少なくできる。
【0033】
請求項の発明は、脱水部には前側に吸引脱水部を後側にローラ脱水部を夫々設け、抄き部からその吸引脱水部にかけて支持部材と抄き枡を夫々循環搬送可能に設け、吸引脱水部には支持部材の下側に吸引装置を配設し、ローラ脱水部には少なくとも一対の脱水スポンジローラを海苔簀搬送軌跡を挟むように配設したので、海苔簀の搬送中に吸引脱水部の吸引装置とローラ脱水部の吸水可能な脱水スポンジローラによって抄き海苔を確実に脱水でき、簡易な機構により海苔簀付簀枠の搬送タクトを短縮できて海苔製造効率が高くなり、しかも、海苔簀の停止状態で脱水するスポンジ板脱水工程を省くことができ、装置全体の長さを短縮して全体装置の据付空間を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の海苔製造装置の構造図である。
【図2】海苔簀付簀枠を示す参考図である。
【図3】図1に示すX部拡大図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図でる。
【図5】図4に示すV視図である。
【図6】図1のVI−VI線拡大断面図である。
【図7】図1に示すY視拡大図である。
【図8】図1に示すZ視拡大図である。
【図9】図8のIX−IX線拡大断面図である。
【図10】支持部材の他の実施形態を示す図である。
【符号の説明】
1 海苔製造装置
2 海苔簀
3 簀枠
10 搬送チェーン
30 ローラ脱水部
31 脱水スポンジローラ
40 吸引脱水部
41 吸引装置
60 支持部材
61 ベルト
62 ガイド
70 抄き枠搬送チェーン
73 抄き枠
74 抄き枡取付本体
75 抄き枡
81 バネ
82 チェーンガイド
A 抄き部
B 脱水部
C 乾燥部
D 剥ぎ部

Claims (6)

  1. 海苔簀付簀枠を搬送手段により抄き部、脱水部、乾燥部及び剥ぎ部に亘って循環させるように間欠的に搬送し、抄き部で海苔調合液を簀枠の海苔簀上に供給して海苔抄きし、その抄き海苔を脱水した後簀枠と共に乾燥し、乾燥後の海苔を剥ぎ取って乾燥海苔を製造する海苔製造方法において、抄き部における停止状態の簀枠の海苔簀を下側に位置する適度な通水が可能な支持部材と上側に位置する抄き枠とで挟み、この挟み状態のまま抄き部で海苔簀上に海苔調合液を供給し、その後海苔簀を抄き部から脱水部へ搬送する搬送中に海苔簀上の海苔調合液を支持部材を通してゆっくりと排水することで海苔抄きし、脱水部で抄き海苔を支持部材を通して吸引脱水するようにした海苔製造方法。
  2. 海苔簀付簀枠を搬送手段により抄き部、脱水部、乾燥部及び剥ぎ部に亘って循環させるように間欠的に搬送し、抄き部で海苔調合液を簀枠の海苔簀上に供給して海苔抄きし、その抄き海苔を脱水した後簀枠と共に乾燥し、乾燥後の海苔を剥ぎ取って乾燥海苔を製造するようにしてある海苔製造装置において、抄き部と脱水部間の海苔簀搬送軌跡の下側に、適度な通水が可能な支持部材を海苔簀の搬送軌跡に沿って抄き部から脱水部へ海苔簀付簀枠の搬送と同期して循環搬送可能に設け、抄き部と脱水部間の海苔簀搬送軌跡の上側に、抄き枠を簀枠の搬送軌跡に沿って海苔簀に対して当接状態で抄き部から脱水部へ海苔簀付簀枠の搬送と同期して循環搬送可能に設け、脱水部における支持部材の下側に吸引装置を設けて成る海苔製造装置。
  3. 前記支持部材は、抄き部における停止状態の簀枠の海苔簀を下側に位置する支持部材と上側に位置する抄き枠とで挟み、この挟み状態のまま抄き部で海苔簀上に海苔調合液を供給した後に、海苔簀を抄き部から脱水部へ搬送する搬送中に海苔簀上の海苔調合液をゆっくりと排水することができるように形成されている請求項2記載の海苔製造装置。
  4. 抄き部と脱水部間の海苔簀搬送軌跡の上側に、無端状の抄き枠搬送チェーンの下側移行部とチェーンガイドを抄き部と脱水部間の海苔簀搬送軌跡に沿うように配設し、抄き枠搬送チェーンに設けた抄き枡取付本体に抄き枡を下側移行部において上下移動可能に取付けると共に抄き枡をバネで下向きに付勢し、そのバネによる付勢力によって抄き枡が支持部材上の海苔簀に弾力的に当接するように構成して成る請求項2又は3記載の海苔製造装置。
  5. 抄き部と脱水部間の海苔簀搬送軌跡の下側に、適度な通水が可能な無端帯の上側移行部とその無端帯の上側移行部を支える通水可能なガイドを抄き部と脱水部間の海苔簀搬送軌跡に沿うように配設し、前記無端帯とガイドによって支持部材を構成して成る請求項2乃至4の何れかに記載の海苔製造装置。
  6. 脱水部には前側に吸引脱水部を後側にローラ脱水部を夫々設け、抄き部からその吸引脱水部にかけて支持部材と抄き枡を夫々循環搬送可能に設け、吸引脱水部には支持部材の下側に吸引装置を配設し、ローラ脱水部には少なくとも一対の脱水スポンジローラを海苔簀搬送軌跡を挟むように配設して成る請求項2乃至5の何れかに記載の海苔製造装置。
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