JP3415467B2 - 海苔製造機の抄き装置構造 - Google Patents
海苔製造機の抄き装置構造Info
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- JP3415467B2 JP3415467B2 JP03090399A JP3090399A JP3415467B2 JP 3415467 B2 JP3415467 B2 JP 3415467B2 JP 03090399 A JP03090399 A JP 03090399A JP 3090399 A JP3090399 A JP 3090399A JP 3415467 B2 JP3415467 B2 JP 3415467B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海苔製造機の抄き
装置構造に関するものである。
装置構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、海苔製造機としては、矩形箱型状
の機枠に、簀枠を搬送するための簀枠搬送装置を設け、
同簀枠搬送装置の搬送経路中途部に、抄き装置、脱水装
置、乾燥装置と、剥離装置とを順に配設したものが知ら
れている。
の機枠に、簀枠を搬送するための簀枠搬送装置を設け、
同簀枠搬送装置の搬送経路中途部に、抄き装置、脱水装
置、乾燥装置と、剥離装置とを順に配設したものが知ら
れている。
【0003】かかる海苔製造機の抄き装置は、簀枠に向
けて海苔生地を含んだ抄き水を供給するための抄き水供
給部と、簀枠を通過した抄き水を受けるための抄き水受
部とから構成しており、機枠に抄き水供給部と抄き水受
部とをそれぞれ固着していた。
けて海苔生地を含んだ抄き水を供給するための抄き水供
給部と、簀枠を通過した抄き水を受けるための抄き水受
部とから構成しており、機枠に抄き水供給部と抄き水受
部とをそれぞれ固着していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
海苔製造機にあっては、機枠に抄き水供給部と抄き水受
部とをそれぞれ固着していたため、抄き水受部のメンテ
ナンスを行う場合には、機枠から抄き水供給部を一旦取
り外して、抄き水受部の上方を開放した状態にしなけれ
ばならず、また、メンテナンス後には、再び機枠に抄き
水供給部を取付けなければならず、作業が煩雑なものと
なり、抄き水受部のメンテナンスに多大な労力や時間を
要していた。
海苔製造機にあっては、機枠に抄き水供給部と抄き水受
部とをそれぞれ固着していたため、抄き水受部のメンテ
ナンスを行う場合には、機枠から抄き水供給部を一旦取
り外して、抄き水受部の上方を開放した状態にしなけれ
ばならず、また、メンテナンス後には、再び機枠に抄き
水供給部を取付けなければならず、作業が煩雑なものと
なり、抄き水受部のメンテナンスに多大な労力や時間を
要していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1に記載
の本発明では、簀枠を搬送するための簀枠搬送装置の搬
送経路中途部に、簀枠の表面に海苔生地を抄製するため
の抄き装置を配設してなる海苔製造機において、抄き装
置は、簀枠に向けて海苔生地を含んだ抄き水を供給する
ための抄き水供給部と、簀枠を通過した抄き水を受ける
ための抄き水受部とから構成し、抄き水受部の上部に抄
き水供給部を設け、しかも、抄き水供給部は、抄き水受
部の直上方位置で抄き水受部に向けて抄き水を供給する
ための抄き水供給姿勢と、抄き水受部の直上方位置から
移動して、抄き水受部の上部を開放した状態とするため
の抄き水受部開放姿勢とに姿勢変更可能に構成すること
とした。
の本発明では、簀枠を搬送するための簀枠搬送装置の搬
送経路中途部に、簀枠の表面に海苔生地を抄製するため
の抄き装置を配設してなる海苔製造機において、抄き装
置は、簀枠に向けて海苔生地を含んだ抄き水を供給する
ための抄き水供給部と、簀枠を通過した抄き水を受ける
ための抄き水受部とから構成し、抄き水受部の上部に抄
き水供給部を設け、しかも、抄き水供給部は、抄き水受
部の直上方位置で抄き水受部に向けて抄き水を供給する
ための抄き水供給姿勢と、抄き水受部の直上方位置から
移動して、抄き水受部の上部を開放した状態とするため
の抄き水受部開放姿勢とに姿勢変更可能に構成すること
とした。
【0006】請求項2に記載の本発明では、抄き水供給
部をスライド可能に構成することとした。
部をスライド可能に構成することとした。
【0007】請求項3に記載の本発明では、抄き水供給
部を跳ね上げ可能に構成することとした。
部を跳ね上げ可能に構成することとした。
【0008】請求項4に記載の本発明では、抄き水供給
部の姿勢を変更させるための姿勢変更手段を具備するこ
ととした。
部の姿勢を変更させるための姿勢変更手段を具備するこ
ととした。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る海苔製造機は、簀枠
を搬送するための簀枠搬送装置の搬送経路中途部に、簀
枠の表面に海苔生地を抄製するための抄き装置を配設し
たものである。
を搬送するための簀枠搬送装置の搬送経路中途部に、簀
枠の表面に海苔生地を抄製するための抄き装置を配設し
たものである。
【0010】しかも、抄き装置を、簀枠に向けて海苔生
地を含んだ抄き水を供給するための抄き水供給部と、簀
枠を通過した抄き水を受けるための抄き水受部とから構
成するとともに、抄き水供給部を、抄き水受部の直上方
位置で抄き水受部に向けて抄き水を供給するための抄き
水供給姿勢と、抄き水受部の直上方位置から移動して、
抄き水受部の上部を開放した状態とするための抄き水受
部開放姿勢とに姿勢変更可能に構成したものである。
地を含んだ抄き水を供給するための抄き水供給部と、簀
枠を通過した抄き水を受けるための抄き水受部とから構
成するとともに、抄き水供給部を、抄き水受部の直上方
位置で抄き水受部に向けて抄き水を供給するための抄き
水供給姿勢と、抄き水受部の直上方位置から移動して、
抄き水受部の上部を開放した状態とするための抄き水受
部開放姿勢とに姿勢変更可能に構成したものである。
【0011】そのため、抄き水供給部を抄き水供給姿勢
にして通常の抄き作動を行う一方、抄き水供給部を抄き
水受部開放姿勢にすることにより、抄き水受部の上部を
開放した状態にして、抄き水受部の洗浄やメンテナンス
を容易に行うことができ、作業性を向上させることがで
きるものである。
にして通常の抄き作動を行う一方、抄き水供給部を抄き
水受部開放姿勢にすることにより、抄き水受部の上部を
開放した状態にして、抄き水受部の洗浄やメンテナンス
を容易に行うことができ、作業性を向上させることがで
きるものである。
【0012】また、抄き水供給部をスライド可能に構成
することにより、重量のある抄き水供給部を容易に移動
させて姿勢変更することができ、抄き水供給部を姿勢変
更するための労力を軽減することができるようにしたも
のである。
することにより、重量のある抄き水供給部を容易に移動
させて姿勢変更することができ、抄き水供給部を姿勢変
更するための労力を軽減することができるようにしたも
のである。
【0013】また、抄き水供給部を跳ね上げ可能に構成
することにより、抄き水供給部をスライド自在に構成し
た場合に比べて、抄き水供給部がスライド移動するため
のスペースを確保する必要がなくなり、海苔製造機の前
後長を短くすることができ、海苔製造機の小型化を図る
ことができるようにしたものである。
することにより、抄き水供給部をスライド自在に構成し
た場合に比べて、抄き水供給部がスライド移動するため
のスペースを確保する必要がなくなり、海苔製造機の前
後長を短くすることができ、海苔製造機の小型化を図る
ことができるようにしたものである。
【0014】また、抄き水供給部の姿勢を変更させるた
めの姿勢変更手段を具備することにより、重量のある抄
き水供給部を容易に移動させて姿勢変更することがで
き、抄き水供給部を姿勢変更するための労力を軽減する
ことができるようにしたものである。
めの姿勢変更手段を具備することにより、重量のある抄
き水供給部を容易に移動させて姿勢変更することがで
き、抄き水供給部を姿勢変更するための労力を軽減する
ことができるようにしたものである。
【0015】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0016】図1は、本発明に係る海苔製造機1を示し
た図であり、海苔製造機1は、機枠2に、簀枠3を搬送
するための簀枠搬送装置4を配設し、同簀枠搬送装置4
の搬送経路中途部に、抄き装置5、脱水装置6、乾燥装
置7、海苔剥離装置8とを順に配設している。
た図であり、海苔製造機1は、機枠2に、簀枠3を搬送
するための簀枠搬送装置4を配設し、同簀枠搬送装置4
の搬送経路中途部に、抄き装置5、脱水装置6、乾燥装
置7、海苔剥離装置8とを順に配設している。
【0017】機枠2は、抄き装置5、脱水装置6、及び
海苔剥離装置8を支持する作業機側機枠構成体9と、同
作業機側機枠構成体9の後端部に連設して乾燥装置7を
支持する乾燥機側機枠構成体10とから構成している。
海苔剥離装置8を支持する作業機側機枠構成体9と、同
作業機側機枠構成体9の後端部に連設して乾燥装置7を
支持する乾燥機側機枠構成体10とから構成している。
【0018】そして、作業機側機枠構成体9には、左右
一対の簀枠搬送チェン11,11 からなる簀枠搬送装置4を
配設するとともに、後端下部に原動機12を配設し、同原
動機12と簀枠搬送装置4とを第一連動機構13によって連
動連結している。図中、14,15 はスプロケット、16はゼ
ネバ歯車である。尚、簀枠搬送装置4は、原動機12と第
一連動機構13との間に介在させたゼネバ歯車16の作用に
よって間欠作動するようになっている。
一対の簀枠搬送チェン11,11 からなる簀枠搬送装置4を
配設するとともに、後端下部に原動機12を配設し、同原
動機12と簀枠搬送装置4とを第一連動機構13によって連
動連結している。図中、14,15 はスプロケット、16はゼ
ネバ歯車である。尚、簀枠搬送装置4は、原動機12と第
一連動機構13との間に介在させたゼネバ歯車16の作用に
よって間欠作動するようになっている。
【0019】簀枠3 は、梯子状に形成されており、前後
端部間に海苔簀17を左右幅方向に間隔を開けて8個並べ
て張設している。
端部間に海苔簀17を左右幅方向に間隔を開けて8個並べ
て張設している。
【0020】抄き装置5 は、作業機側機枠構成体9の前
側上部に配設されており、各海苔簀17の直上方位置から
海苔生地を含んだ抄き水を下方へ向けて供給して、各海
苔簀17の上面に海苔生地を抄製するようにしている。
尚、抄き装置5の構造については、後に詳述する。
側上部に配設されており、各海苔簀17の直上方位置から
海苔生地を含んだ抄き水を下方へ向けて供給して、各海
苔簀17の上面に海苔生地を抄製するようにしている。
尚、抄き装置5の構造については、後に詳述する。
【0021】脱水装置6は、抄き装置5の後方位置に、
各海苔簀17の上面に抄製した海苔生地から水分を吸引し
て脱水を行う吸引脱水部18と、海苔生地にスポンジ状の
パッドを押圧させて脱水を行うプレス脱水部19とから構
成している。
各海苔簀17の上面に抄製した海苔生地から水分を吸引し
て脱水を行う吸引脱水部18と、海苔生地にスポンジ状の
パッドを押圧させて脱水を行うプレス脱水部19とから構
成している。
【0022】乾燥装置7は、乾燥機側機枠構成体10に壁
板20を取付けて略矩形箱型状の乾燥室21を形成し、同乾
燥室21に温風発生機構(図示省略)を連通連結して、乾
燥室21の内部を高温雰囲気に保持可能とするとともに、
乾燥室21の内部に、上下方向へ向けて間隔を開けて左右
一対の乾燥チェン22,23 を配設し、同乾燥チェン22,23
に原動機12を第二連動機構24を介して連動連結してい
る。図中、86はスプロケットである。尚、乾燥チェン2
2,23 は、第二連動機構24のクランク作用によって間欠
作動するようになっている。
板20を取付けて略矩形箱型状の乾燥室21を形成し、同乾
燥室21に温風発生機構(図示省略)を連通連結して、乾
燥室21の内部を高温雰囲気に保持可能とするとともに、
乾燥室21の内部に、上下方向へ向けて間隔を開けて左右
一対の乾燥チェン22,23 を配設し、同乾燥チェン22,23
に原動機12を第二連動機構24を介して連動連結してい
る。図中、86はスプロケットである。尚、乾燥チェン2
2,23 は、第二連動機構24のクランク作用によって間欠
作動するようになっている。
【0023】海苔剥離装置8は、簀枠3の各海苔簀17の
表面から海苔を剥離するための剥離機構26と、海苔を機
体外部へ排出するための排出機構27とから構成してい
る。
表面から海苔を剥離するための剥離機構26と、海苔を機
体外部へ排出するための排出機構27とから構成してい
る。
【0024】抄き装置5は、図2〜図4に示すように、
簀枠3に向けて海苔生地を含んだ抄き水を供給するため
の抄き水供給部28と、簀枠3を通過した抄き水を受ける
ための抄き水受部29とから構成し、作業機側機枠構成体
9の前側上部に抄き水受部29を固着し、同抄き水受部29
の上部に前後方向に伸延する左右一対のガイドレール25
を取付け、同ガイドレール25に抄き水供給部28を摺動自
在に載設している。図中、56は下部に形成した凹部57に
よってガイドレール25を挟持しながらガイドレール25に
沿って摺動する摺動体である。
簀枠3に向けて海苔生地を含んだ抄き水を供給するため
の抄き水供給部28と、簀枠3を通過した抄き水を受ける
ための抄き水受部29とから構成し、作業機側機枠構成体
9の前側上部に抄き水受部29を固着し、同抄き水受部29
の上部に前後方向に伸延する左右一対のガイドレール25
を取付け、同ガイドレール25に抄き水供給部28を摺動自
在に載設している。図中、56は下部に形成した凹部57に
よってガイドレール25を挟持しながらガイドレール25に
沿って摺動する摺動体である。
【0025】このように、抄き装置5は、抄き水供給部
28が、ガイドレール25に沿ってスライド移動することに
よって、抄き水受部29の直上方位置で抄き水受部29に向
けて抄き水を供給するための抄き水供給姿勢A1と、抄き
水受部29の直上方位置から移動して、抄き水受部29の上
部を開放した状態とするための抄き水受部開放姿勢A2と
に姿勢変更できるようにしている。
28が、ガイドレール25に沿ってスライド移動することに
よって、抄き水受部29の直上方位置で抄き水受部29に向
けて抄き水を供給するための抄き水供給姿勢A1と、抄き
水受部29の直上方位置から移動して、抄き水受部29の上
部を開放した状態とするための抄き水受部開放姿勢A2と
に姿勢変更できるようにしている。
【0026】抄き水供給部28は、矩形箱型状の供給部ケ
ーシング30の前後側上部に抄き水供給タンク31をそれぞ
れ載設しており、同抄き水供給タンク31は、作業機側機
枠構成体9の前側下部に取付けた抄き水貯留タンク92に
連通連結している。図中、32は連通パイプである。
ーシング30の前後側上部に抄き水供給タンク31をそれぞ
れ載設しており、同抄き水供給タンク31は、作業機側機
枠構成体9の前側下部に取付けた抄き水貯留タンク92に
連通連結している。図中、32は連通パイプである。
【0027】供給部ケーシング30の内部には、前後2 列
で左右8 列の計16個の矩形箱型状の抄き水供給箱33を前
後左右にそれぞれ間隔を開けて取付け、各抄き水供給箱
33の底板34に複数の抄き水供給孔35を穿設し、同抄き水
供給孔35の直上方位置に抄き水供給弁体36を弁体昇降機
構37によって昇降可能に配設している。尚、抄き水供給
箱33は、抄き水供給タンク31に連通連結している。図
中、38は抄き水供給パイプ、39は抄き水供給樋である。
で左右8 列の計16個の矩形箱型状の抄き水供給箱33を前
後左右にそれぞれ間隔を開けて取付け、各抄き水供給箱
33の底板34に複数の抄き水供給孔35を穿設し、同抄き水
供給孔35の直上方位置に抄き水供給弁体36を弁体昇降機
構37によって昇降可能に配設している。尚、抄き水供給
箱33は、抄き水供給タンク31に連通連結している。図
中、38は抄き水供給パイプ、39は抄き水供給樋である。
【0028】弁体昇降機構37は、供給部ケーシング30の
上部に駆動モータ40を取付け、同駆動モータ40に駆動カ
ム41を連動機構42を介して連動連結し、同駆動カム41
と、後側の抄き水供給タンク31に上下回動自在に軸支し
た昇降アーム43の基端部とを連動連結し、同昇降アーム
43の先端部と、後側の抄き水供給箱33に昇降自在に設け
た昇降ロッド44の基端部とを連動連結し、同昇降ロッド
44の下端部に抄き水供給弁体36を取付け、一方、昇降ア
ーム43と、前側の抄き水供給タンク31に上下回動自在に
軸支した昇降アーム45とを連動機構46によって連動連結
し、同昇降アーム45の先端部と、前側の抄き水供給箱33
に昇降自在に設けた昇降ロッド47の基端部とを連動連結
し、同昇降ロッド47の下端部に抄き水供給弁体36を取付
けている。
上部に駆動モータ40を取付け、同駆動モータ40に駆動カ
ム41を連動機構42を介して連動連結し、同駆動カム41
と、後側の抄き水供給タンク31に上下回動自在に軸支し
た昇降アーム43の基端部とを連動連結し、同昇降アーム
43の先端部と、後側の抄き水供給箱33に昇降自在に設け
た昇降ロッド44の基端部とを連動連結し、同昇降ロッド
44の下端部に抄き水供給弁体36を取付け、一方、昇降ア
ーム43と、前側の抄き水供給タンク31に上下回動自在に
軸支した昇降アーム45とを連動機構46によって連動連結
し、同昇降アーム45の先端部と、前側の抄き水供給箱33
に昇降自在に設けた昇降ロッド47の基端部とを連動連結
し、同昇降ロッド47の下端部に抄き水供給弁体36を取付
けている。
【0029】また、供給部ケーシング30の内部には、抄
き枠支持フレーム48をフレーム昇降機構49によって昇降
可能に配設し、同抄き枠支持フレーム48に矩形枠状の抄
き枠50を、各抄き水供給箱33の外周面に沿って摺動自在
に取付けている。
き枠支持フレーム48をフレーム昇降機構49によって昇降
可能に配設し、同抄き枠支持フレーム48に矩形枠状の抄
き枠50を、各抄き水供給箱33の外周面に沿って摺動自在
に取付けている。
【0030】フレーム昇降機構49は、原動機12と、作業
機側機枠構成体9に回動自在に軸支した駆動カム51とを
第三連動機構91によって連動連結し、同駆動カム51と、
作業機側機枠構成体9に上下回動自在に軸支した連結ア
ーム52とを連動機構90によって連動連結し、同連結アー
ム52と、供給部ケーシング30に昇降自在に設けた連結ロ
ッド53の基端部とを連結ロッド53の基端部が連結アーム
52の上端面に沿って移動可能な状態で連動連結し、同連
結ロッド53の先端部に抄き枠支持フレーム48を取付けて
いる。図中、54は連結ロッド53の基端部に回動自在に軸
支したローラ、55は連結ロッド53を支持するボスであ
る。
機側機枠構成体9に回動自在に軸支した駆動カム51とを
第三連動機構91によって連動連結し、同駆動カム51と、
作業機側機枠構成体9に上下回動自在に軸支した連結ア
ーム52とを連動機構90によって連動連結し、同連結アー
ム52と、供給部ケーシング30に昇降自在に設けた連結ロ
ッド53の基端部とを連結ロッド53の基端部が連結アーム
52の上端面に沿って移動可能な状態で連動連結し、同連
結ロッド53の先端部に抄き枠支持フレーム48を取付けて
いる。図中、54は連結ロッド53の基端部に回動自在に軸
支したローラ、55は連結ロッド53を支持するボスであ
る。
【0031】このように、連結アーム52と連結ロッド53
とを連結ロッド53の基端部が連結アーム52の上端面に沿
って移動可能な状態で連動連結しているため、後述する
ように、抄き水供給部28を姿勢変更する際に、原動機12
の動力をフレーム昇降機構49に伝達するための機能を中
途で切断するための作業が不要となり、抄き水供給部28
を姿勢変更させるための労力を軽減することができる。
とを連結ロッド53の基端部が連結アーム52の上端面に沿
って移動可能な状態で連動連結しているため、後述する
ように、抄き水供給部28を姿勢変更する際に、原動機12
の動力をフレーム昇降機構49に伝達するための機能を中
途で切断するための作業が不要となり、抄き水供給部28
を姿勢変更させるための労力を軽減することができる。
【0032】抄き水受部29は、作業機側機枠構成体9に
矩形箱型状の受部ケーシング58を形成し、同受部ケーシ
ング58の左右側壁間にスノコ支持フレーム59を架設し、
同スノコ支持フレーム59に前後2 列で左右8 列の計16個
の矩形箱型状のスノコ60を前後左右にそれぞれ間隔を開
けて抄き水供給箱33と対向させた状態で取付け、各スノ
コ60に抄き水吸引袋61を取付けており、同抄き水吸引袋
61の下端部には、吸引昇降機構62の作用によって昇降作
動する昇降ロッド63の先端部を接続している。図中、64
は水受けである。
矩形箱型状の受部ケーシング58を形成し、同受部ケーシ
ング58の左右側壁間にスノコ支持フレーム59を架設し、
同スノコ支持フレーム59に前後2 列で左右8 列の計16個
の矩形箱型状のスノコ60を前後左右にそれぞれ間隔を開
けて抄き水供給箱33と対向させた状態で取付け、各スノ
コ60に抄き水吸引袋61を取付けており、同抄き水吸引袋
61の下端部には、吸引昇降機構62の作用によって昇降作
動する昇降ロッド63の先端部を接続している。図中、64
は水受けである。
【0033】吸引昇降機構62は、原動機12と、作業機側
機枠構成体9に回動自在に軸支した駆動カム65とを第三
連動機構91によって連動連結し、同駆動カム65と、受部
ケーシング58に上下回動自在に軸支した回動アーム66と
を連動連結し、同回動アーム66と、受部ケーシング58に
上下昇降自在に設けた昇降フレーム67とを連動連結し、
同昇降フレーム67に昇降ロッド63の基端部を連設してい
る。図中、68,69 は回動アーム66の先端部に回動自在に
取付けたローラ、70はガイドフレーム、71はガイドロー
ラ、72は昇降ロッド63の先端部に設けて、昇降ロッド63
の昇降作動に伴って開閉作動する吸引弁である。
機枠構成体9に回動自在に軸支した駆動カム65とを第三
連動機構91によって連動連結し、同駆動カム65と、受部
ケーシング58に上下回動自在に軸支した回動アーム66と
を連動連結し、同回動アーム66と、受部ケーシング58に
上下昇降自在に設けた昇降フレーム67とを連動連結し、
同昇降フレーム67に昇降ロッド63の基端部を連設してい
る。図中、68,69 は回動アーム66の先端部に回動自在に
取付けたローラ、70はガイドフレーム、71はガイドロー
ラ、72は昇降ロッド63の先端部に設けて、昇降ロッド63
の昇降作動に伴って開閉作動する吸引弁である。
【0034】そして、抄き装置5は、フレーム昇降機構
49の作用によって抄き枠50を降下させて、簀枠3の上面
に抄き枠50を当接させ、その後、弁体昇降機構37の作用
によって抄き水供給弁体36を上昇させて、抄き水供給箱
33の抄き水供給孔35から海苔生地を含んだ抄き水を簀枠
3の上面に向けて供給し、それに伴って、吸引昇降機構
62の作用によって昇降ロッド63を降下させて、抄き水吸
引袋61に抄き水を吸引するようにしている。
49の作用によって抄き枠50を降下させて、簀枠3の上面
に抄き枠50を当接させ、その後、弁体昇降機構37の作用
によって抄き水供給弁体36を上昇させて、抄き水供給箱
33の抄き水供給孔35から海苔生地を含んだ抄き水を簀枠
3の上面に向けて供給し、それに伴って、吸引昇降機構
62の作用によって昇降ロッド63を降下させて、抄き水吸
引袋61に抄き水を吸引するようにしている。
【0035】抄き装置5には、抄き水供給部28を抄き水
供給姿勢A1と抄き水受部開放姿勢A2とに姿勢変更させる
ための姿勢変更手段73を設けている。
供給姿勢A1と抄き水受部開放姿勢A2とに姿勢変更させる
ための姿勢変更手段73を設けている。
【0036】姿勢変更手段73は、作業機側機枠構成体9
の前端上部であって、かつ、抄き水供給部28の前方位置
に姿勢変更モータ74を取付け、同姿勢変更モータ74の駆
動軸75に駆動スプロケット76を取付ける一方、作業機側
機枠構成体9の中途上部であって、かつ、抄き水供給部
28の後方位置に従動スプロケット77を回動自在に軸支
し、駆動スプロケット76と従動スプロケット77との間
に、供給部ケーシング30の前後両端部にそれぞれ連結し
た姿勢変更チェーン78を懸架している。図中、79はテン
ションスプロケットである。
の前端上部であって、かつ、抄き水供給部28の前方位置
に姿勢変更モータ74を取付け、同姿勢変更モータ74の駆
動軸75に駆動スプロケット76を取付ける一方、作業機側
機枠構成体9の中途上部であって、かつ、抄き水供給部
28の後方位置に従動スプロケット77を回動自在に軸支
し、駆動スプロケット76と従動スプロケット77との間
に、供給部ケーシング30の前後両端部にそれぞれ連結し
た姿勢変更チェーン78を懸架している。図中、79はテン
ションスプロケットである。
【0037】そして、姿勢変更モータ74を駆動すること
によって、抄き水供給部28をガイドレール25に沿って前
後方向にスライド移動させて、抄き水供給部28を、抄き
水受部29の直上方位置で抄き水受部29に向けて抄き水を
供給するための抄き水供給姿勢A1と、抄き水受部29の直
上方位置から簀枠3の2 列分だけ前方に移動して、抄き
水受部29の上部を開放した状態とするための抄き水受部
開放姿勢A2とに姿勢変更できるようにしている。
によって、抄き水供給部28をガイドレール25に沿って前
後方向にスライド移動させて、抄き水供給部28を、抄き
水受部29の直上方位置で抄き水受部29に向けて抄き水を
供給するための抄き水供給姿勢A1と、抄き水受部29の直
上方位置から簀枠3の2 列分だけ前方に移動して、抄き
水受部29の上部を開放した状態とするための抄き水受部
開放姿勢A2とに姿勢変更できるようにしている。
【0038】このように、抄き装置5を抄き水供給部28
と抄き水受部29とに分割して構成し、しかも、抄き水供
給部28を、抄き水供給姿勢A1と抄き水受部開放姿勢A2と
に姿勢変更可能に構成しているため、抄き水供給部28を
抄き水供給姿勢A1にして通常の抄き作動を行う一方、抄
き水供給部28を抄き水受部開放姿勢A2にすることによ
り、抄き水受部29の上部を開放した状態として、抄き水
受部29の洗浄やメンテナンスを容易に行うことができ、
作業性を向上させることができる。
と抄き水受部29とに分割して構成し、しかも、抄き水供
給部28を、抄き水供給姿勢A1と抄き水受部開放姿勢A2と
に姿勢変更可能に構成しているため、抄き水供給部28を
抄き水供給姿勢A1にして通常の抄き作動を行う一方、抄
き水供給部28を抄き水受部開放姿勢A2にすることによ
り、抄き水受部29の上部を開放した状態として、抄き水
受部29の洗浄やメンテナンスを容易に行うことができ、
作業性を向上させることができる。
【0039】また、抄き水受部29の上部に抄き水供給部
28をスライド自在に配設しているため、重量のある抄き
水供給部28を容易に移動させて姿勢変更することがで
き、抄き水供給部28を姿勢変更するための労力を軽減す
ることができる。
28をスライド自在に配設しているため、重量のある抄き
水供給部28を容易に移動させて姿勢変更することがで
き、抄き水供給部28を姿勢変更するための労力を軽減す
ることができる。
【0040】しかも、抄き水供給部28を姿勢変更させる
ための姿勢変更手段73を具備しているため、これによっ
ても、重量のある抄き水供給部28を容易に移動させて姿
勢変更することができ、抄き水供給部28を姿勢変更する
ための労力を軽減することができる。
ための姿勢変更手段73を具備しているため、これによっ
ても、重量のある抄き水供給部28を容易に移動させて姿
勢変更することができ、抄き水供給部28を姿勢変更する
ための労力を軽減することができる。
【0041】尚、本実施例では、抄き装置5によって前
後2 列分の簀枠3に同時に海苔を抄くことができるよう
に構成しているが、図9に示すように、1 列分の簀枠3
に海苔を抄くように抄き装置5を構成することもでき
る。
後2 列分の簀枠3に同時に海苔を抄くことができるよう
に構成しているが、図9に示すように、1 列分の簀枠3
に海苔を抄くように抄き装置5を構成することもでき
る。
【0042】図5は、第2 実施例としての抄き装置5を
示した図であり、前記第1 実施例では抄き水供給部28を
抄き水受部開放姿勢A2にする際に抄き水供給部28を簀枠
3の2 列分だけ前方に移動し、抄き水受部29の上方を完
全に解放するようにしているが、本実施例では、抄き水
供給部28を前方及び後方に向けて簀枠3の1 列分だけ移
動できるようにしている。
示した図であり、前記第1 実施例では抄き水供給部28を
抄き水受部開放姿勢A2にする際に抄き水供給部28を簀枠
3の2 列分だけ前方に移動し、抄き水受部29の上方を完
全に解放するようにしているが、本実施例では、抄き水
供給部28を前方及び後方に向けて簀枠3の1 列分だけ移
動できるようにしている。
【0043】そのため、前後2列の抄き水受部29のいず
れか一方のみを洗浄又はメンテナンスする場合には、抄
き水供給部28の移動量を少なくすることができる。
れか一方のみを洗浄又はメンテナンスする場合には、抄
き水供給部28の移動量を少なくすることができる。
【0044】図6は、第3 実施例としての抄き装置5を
示した図であり、本実施例では、抄き水供給部28を前側
抄き水供給部構成体80と後側抄き水供給部構成体81とに
よって前後独立させて構成し、それぞれの抄き水供給部
構成体80,81 を前後にスライド移動できるようにしてい
る。
示した図であり、本実施例では、抄き水供給部28を前側
抄き水供給部構成体80と後側抄き水供給部構成体81とに
よって前後独立させて構成し、それぞれの抄き水供給部
構成体80,81 を前後にスライド移動できるようにしてい
る。
【0045】そのため、移動させる抄き水供給部28の重
量を半減させることができ、抄き水供給部28の姿勢変更
に要する労力を軽減させることができる。
量を半減させることができ、抄き水供給部28の姿勢変更
に要する労力を軽減させることができる。
【0046】図7は、第4 実施例としての抄き装置5を
示した図であり、本実施例では、抄き水供給部28を作業
機側機枠構成体9の左右幅方向に向けて移動可能に構成
している。
示した図であり、本実施例では、抄き水供給部28を作業
機側機枠構成体9の左右幅方向に向けて移動可能に構成
している。
【0047】図8は、第5 実施例としての抄き装置5を
示した図であり、本実施例では、抄き水受部29の上部に
抄き水供給機構28を跳ね上げ自在に配設している。
示した図であり、本実施例では、抄き水受部29の上部に
抄き水供給機構28を跳ね上げ自在に配設している。
【0048】すなわち、抄き水受部29の受部ケーシング
58の前端上部に抄き水供給部28の供給部ケーシング30の
前端下部を跳ね上げ自在に軸支し、受部ケーシング58の
中途上部と供給部ケーシング30の前端部との間に姿勢変
更手段73としての開閉シリンダ82を介設している。図
中、83は回動軸、84は支持ブラケット、85は取付ブラケ
ット、87は固定ブラケット、88,89 は固定用のボルト・
ナットである。
58の前端上部に抄き水供給部28の供給部ケーシング30の
前端下部を跳ね上げ自在に軸支し、受部ケーシング58の
中途上部と供給部ケーシング30の前端部との間に姿勢変
更手段73としての開閉シリンダ82を介設している。図
中、83は回動軸、84は支持ブラケット、85は取付ブラケ
ット、87は固定ブラケット、88,89 は固定用のボルト・
ナットである。
【0049】このように、抄き水供給部28を跳ね上げ自
在に構成した場合には、前記実施例のように抄き水供給
部28をスライド自在に構成した場合に比べて、抄き水供
給部28がスライド移動する分のスペースを確保する必要
がなくなり、海苔製造機1の前後長を短くすることがで
き、海苔製造機1の小型化を図ることができる。
在に構成した場合には、前記実施例のように抄き水供給
部28をスライド自在に構成した場合に比べて、抄き水供
給部28がスライド移動する分のスペースを確保する必要
がなくなり、海苔製造機1の前後長を短くすることがで
き、海苔製造機1の小型化を図ることができる。
【0050】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0051】(1)請求項1に記載の本発明では、抄き
装置を、簀枠に向けて海苔生地を含んだ抄き水を供給す
るための抄き水供給部と、簀枠を通過した抄き水を受け
るための抄き水受部とから構成し、しかも、抄き水供給
部を、抄き水受部の直上方位置で抄き水受部に向けて抄
き水を供給するための抄き水供給姿勢と、抄き水受部の
直上方位置から移動して、抄き水受部の上部を開放した
状態とするための抄き水受部開放姿勢とに姿勢変更可能
に構成しているため、抄き水供給部を抄き水供給姿勢に
して通常の抄き作動を行う一方、抄き水供給部を抄き水
受部開放姿勢にすることにより、抄き水受部の上部を開
放した状態にして、抄き水受部の洗浄やメンテナンスを
容易に行うことができ、作業性を向上させることができ
る。
装置を、簀枠に向けて海苔生地を含んだ抄き水を供給す
るための抄き水供給部と、簀枠を通過した抄き水を受け
るための抄き水受部とから構成し、しかも、抄き水供給
部を、抄き水受部の直上方位置で抄き水受部に向けて抄
き水を供給するための抄き水供給姿勢と、抄き水受部の
直上方位置から移動して、抄き水受部の上部を開放した
状態とするための抄き水受部開放姿勢とに姿勢変更可能
に構成しているため、抄き水供給部を抄き水供給姿勢に
して通常の抄き作動を行う一方、抄き水供給部を抄き水
受部開放姿勢にすることにより、抄き水受部の上部を開
放した状態にして、抄き水受部の洗浄やメンテナンスを
容易に行うことができ、作業性を向上させることができ
る。
【0052】(2)請求項2に記載の本発明では、抄き
水供給部をスライド可能に構成しているため、重量のあ
る抄き水供給部を容易に移動させて姿勢変更することが
でき、抄き水供給部を姿勢変更するための労力を軽減す
ることができる。
水供給部をスライド可能に構成しているため、重量のあ
る抄き水供給部を容易に移動させて姿勢変更することが
でき、抄き水供給部を姿勢変更するための労力を軽減す
ることができる。
【0053】(3)請求項3に記載の本発明では、抄き
水供給部を跳ね上げ可能に構成しているため、抄き水供
給部をスライド自在に構成した場合に比べて、抄き水供
給部がスライド移動するためのスペースを確保する必要
がなくなり、海苔製造機の前後長を短くすることがで
き、海苔製造機の小型化を図ることができる。
水供給部を跳ね上げ可能に構成しているため、抄き水供
給部をスライド自在に構成した場合に比べて、抄き水供
給部がスライド移動するためのスペースを確保する必要
がなくなり、海苔製造機の前後長を短くすることがで
き、海苔製造機の小型化を図ることができる。
【0054】(4)請求項4に記載の本発明では、抄き
水供給部の姿勢を変更させるための姿勢変更手段を具備
しているため、重量のある抄き水供給部を容易に移動さ
せて姿勢変更することができ、抄き水供給部を姿勢変更
するための労力を軽減することができる。
水供給部の姿勢を変更させるための姿勢変更手段を具備
しているため、重量のある抄き水供給部を容易に移動さ
せて姿勢変更することができ、抄き水供給部を姿勢変更
するための労力を軽減することができる。
【図1】本発明に係る海苔製造機を示す側面図。
【図2】抄き装置を示す側面図。
【図3】同正面図。
【図4】同断面側面図。
【図5】第2 実施例としての抄き装置を示す側面図。
【図6】第3 実施例としての抄き装置を示す側面図。
【図7】第4 実施例としての抄き装置を示す平面図。
【図8】第5 実施例としての抄き装置を示す側面図。
【図9】簀枠1 列分の抄き作動を行う抄き装置を示す側
面図。
面図。
1 海苔製造機
2 機枠
3 簀枠
4 簀枠搬送装置
5 抄き装置
6 脱水装置
7 乾燥装置
8 海苔剥離装置
12 原動機
17 海苔簀
25 ガイドレール
28 抄き水供給部
29 抄き水受部
73 姿勢変更手段
Claims (4)
- 【請求項1】 簀枠(3)を搬送するための簀枠搬送装置
(4)の搬送経路中途部に、簀枠(3)の表面に海苔生地を抄
製するための抄き装置(5)を配設してなる海苔製造機に
おいて、 抄き装置(5)は、簀枠(3)に向けて海苔生地を含んだ抄き
水を供給するための抄き水供給部(28)と、簀枠(3)を通
過した抄き水を受けるための抄き水受部(29)とから構成
し、抄き水受部(29)の上部に抄き水供給部(28)を設け、
しかも、抄き水供給部(28)は、抄き水受部(29)の直上方
位置で抄き水受部(29)に向けて抄き水を供給するための
抄き水供給姿勢(A1)と、抄き水受部(29)の直上方位置か
ら移動して、抄き水受部(29)の上部を開放した状態とす
るための抄き水受部開放姿勢(A2)とに姿勢変更可能に構
成したことを特徴とする海苔製造機の抄き装置構造。 - 【請求項2】 抄き水供給部(28)をスライド可能に構成
したことを特徴とする請求項1記載の海苔製造機の抄き
装置構造。 - 【請求項3】 抄き水供給部(28)を跳ね上げ可能に構成
したことを特徴とする請求項1記載の海苔製造機の抄き
装置構造。 - 【請求項4】 抄き水供給部(28)の姿勢を変更させるた
めの姿勢変更手段(73)を具備したことを特徴とする請求
項1〜請求項3のいずれかに記載の海苔製造機の抄き装
置構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03090399A JP3415467B2 (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | 海苔製造機の抄き装置構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03090399A JP3415467B2 (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | 海苔製造機の抄き装置構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000228968A JP2000228968A (ja) | 2000-08-22 |
JP3415467B2 true JP3415467B2 (ja) | 2003-06-09 |
Family
ID=12316695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03090399A Expired - Lifetime JP3415467B2 (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | 海苔製造機の抄き装置構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3415467B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4758141B2 (ja) * | 2005-05-25 | 2011-08-24 | 竹下産業株式会社 | 海苔製造機の抄き装置構造 |
JP2008029263A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Takeshita Sangyo Kk | 海苔製造装置 |
JP4495738B2 (ja) * | 2007-02-08 | 2010-07-07 | 株式会社大坪鉄工 | 乾海苔製造装置の抄き部の洗浄装置および洗浄方法 |
-
1999
- 1999-02-09 JP JP03090399A patent/JP3415467B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000228968A (ja) | 2000-08-22 |
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