JP4184106B2 - ガバナー付きエンジン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はエンジン回転数を調整するための機械式ガバナーを有するガバナー付きエンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】
発電機や動力噴霧機などの動力源として使用される汎用エンジンには、エンジンの回転数を負荷変動に影響されることなく一定に調整するために機械式ガバナーが用いられている。機械式ガバナーはクランク軸に連動して回転するガバナーケースを有しており、ガバナーケース内にはこれの回転に応じて揺動するフライウエイトが組み込まれるとともに、フライウエイトの揺動に連動して軸方向に進退移動するガバナースリーブが組み込まれている。ガバナースリーブの先端には、エンジン本体に回動自在に装着されたガバナーロッドの先端部が当接するようになっている。このガバナーロッドの基端部にはガバナーレバーが固定され、ガバナーレバーは、キャブレターつまり気化器のスロットルバルブに取り付けられるスロットルレバーにガバナーロッドを介して連結されている。これにより、エンジンの負荷変動によりクランク軸の回転数が変化した場合には、フライウエイトの揺動量が変化し、ガバナーシャフトとガバナーレバーを介してスロットルバルブが操作されてエンジン回転数が調整されることになる。
【0003】
一方、ガバナーレバーには、スピードコントロールレバーがガバナースプリングを介して連結されており、スピードコントロールレバーを操作することによりガバナーレバーを介してスロットルバルブが操作されてエンジンに供給される混合気の量が調整される。
【0004】
このようなガバナーを有するエンジンとしては、たとえば、特許文献1および2に開示されるものがある。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−338278号公報
【0006】
【特許文献2】
特開平9−14011号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ガバナーシャフトはエンジン本体を構成するクランクケースに回転自在に組み付けられており、クランクケースに設けられる軸受によりガバナーシャフトはその基端部で回転自在に装着され、基端部のうちクランクケースの外部に突出した部分にガバナーレバーが取り付けられることになる。ガバナーシャフトをクランクケースに組み付ける際には、クランクケース内にガバナーシャフトを組み入れた後に、ガバナーシャフトを軸方向に移動させることによって、クランクケースに形成された軸受孔にガバナーシャフトを挿入させるようにしている。
【0008】
しかしながら、ガバナーケースの取付位置によっては、ガバナーケースと軸受孔とが離れてしまうことがあり、その場合には長いガバナーシャフトを使用しなければならない。ガバナーシャフトが長くなると、ガバナーシャフトをその基端部のみならず、軸方向の中央部でも軸受により回転自在に支持するようにしなければ、ガバナーシャフトが撓んでしまいガバナー性能に影響を及ぼすことになる。このため、クランクケースにガバナーシャフトの基端部を支持するための主軸受を設けるとともに、クランクケース内にガバナーシャフトの中央部を支持するための補助軸受を設ける必要がある。
【0009】
このように長いガバナーシャフトを用いる場合には、ガバナーシャフトをそれぞれの軸受に挿入させる際に、ガバナーシャフトを長いストロークで軸方向に移動させなければならないため、クランクケースには主軸受に対向する部分にガバナーシャフトを挿入するための切り欠き部などのスペースを設ける必要がある。しかも、ガバナーシャフトを補助軸受と主軸受との両方に軸方向に挿入しなければならず、エンジンの組立に時間を要することになる。
【0010】
本発明の目的は、ガバナーシャフトを短い組み付け移動ストロークによって迅速にエンジン本体に組み立てることができるガバナー付きエンジンを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明のガバナー付きエンジンは、エンジン本体内に組み込まれクランク軸の回転により軸方向に移動するガバナースリーブを有する機械式ガバナーと、前記ガバナースリーブに当接する先端部ガバナーレバーを介して気化器のスロットルバルブに連結される基端部とを有するガバナーシャフトとを備えたガバナー付きエンジンにおいて、前記エンジン本体に、前記ガバナーシャフトの基端部を挿通し支持する軸受孔を有する主軸受と、前記ガバナーシャフトを挿通し前記ガバナーシャフトの中央部を支持する軸受孔を有する補助軸受とを設け、前記補助軸受に、前記軸受孔に連通前記軸受孔の内径よりも幅の小さい開口部を形成し、前記ガバナーシャフトにおける前記基端部と前記中央部との間に、前記開口部を介して前記補助軸受の軸受孔内に挿入されるくびれ部を形成し、前記くびれ部を前記補助軸受の軸受孔内に挿入し、前記ガバナーシャフトを軸方向に移動し、前記基端部を前記主軸受の軸受孔内に挿入することにより、前記ガバナーシャフトが前記主軸受と前記補助軸受にて支持されることを特徴とする。
【0012】
本発明のガバナー付きエンジンは、前記くびれ部は前記ガバナーシャフトを軸方向に移動して前記基端部を前記主軸受の軸受孔内に挿入すると前記補助軸受から前記主軸受に向かって軸方向にずれることを特徴とする。また、前記くびれ部は、その両端に前記軸受孔の内径に対応する円弧面を有し、その両側に前記開口部の幅寸法に対応する平坦面を有することを特徴とする。
【0013】
本発明のガバナー付きエンジンにあっては、ガバナーシャフトがその基端部を支持する主軸受と中間部を支持する補助軸受とを有しているので、ガバナーシャフトを長くしても、ガバナーシャフトは撓むことなく回動自在に支持される。ガバナーシャフトにはくびれ部が形成されており、補助軸受の軸受孔に連通して開口部が形成されているので、くびれ部を開口部を介して軸受孔に挿入することができ、ガバナーシャフトの軸方向の組立移動ストロークが短くなり、迅速にガバナーシャフトをエンジン本体に組み立てることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態であるガバナー付きエンジンのエンジン本体を示す平面図であり、エンジン本体10はクランク軸11を回転自在に支持するクランクケースとクランクケースに取り付けられるシリンダとを有している。このエンジン本体10にはエンジンの吸気量と混合比を調整して燃料を霧化させるためのキャブレターつまり気化器12が取り付けられており、気化器12内には吸気量を調整するためのスロットルバルブが組み込まれ、このスロットルバルブに取り付けられたバルブシャフト13にはスロットルレバー14が固定されている。
【0015】
エンジン本体10にはスピードコントロールレバー15が揺動自在に取り付けられている。この揺動運動をスロットルレバー14に伝達するために、エンジン本体10に揺動自在に取り付けられたガバナーレバー16とスピードコントロールレバー15とがガバナースプリング17により連結されるとともに、ガバナーレバー16とスロットルレバー14とがガバナーロッド18により連結されている。スピードコントロールレバー15を図1において矢印で示す方向に回動させると、ガバナーレバー16を介してスロットルレバー14の回動によりエンジン回転数は高くなり、逆方向に回動させるとエンジン回転数は低くなる。
【0016】
ガバナーレバー16はエンジン本体10に揺動自在に装着されたガバナーシャフト19の基端部に固定されており、このガバナーシャフト19の先端部は、エンジン本体10内のクランク室に組み込まれた機械式ガバナー20の先端に対向している。
【0017】
図2はガバナーレバー16とガバナーシャフト19と機械式ガバナー20との配置関係を示す概略斜視図であり、図3は機械式ガバナー20の断面図である。図2に示すように、ガバナーシャフト19の基端部19aにはガバナーレバー16が固定されるようになっている。ガバナーシャフト19の先端部19bは折り曲げられるとともに扁平に加工されて機械式ガバナー20に対向しており、ガバナーシャフト19の先端部19b以外の部分は断面が円形となっている。機械式ガバナー20はエンジン本体10のクランクケースに固定される支持軸21と、この支持軸21に回転自在に装着されるガバナーケース22とを有している。このガバナーケース22に設けられた歯車部23がクランク軸11に取り付けられた図示しない歯車と噛合うようになっており、ガバナーケース22はクランク軸11によりこれに同期して回転駆動されることになる。
【0018】
図3に示すように、支持軸21にはガバナースリーブ24が軸方向に摺動自在に嵌合されており、このガバナースリーブ24はガバナーシャフト19の先端部19bに当接するようになっている。ガバナーケース22内には複数のフライウエイト25がピン26を中心に揺動自在に装着されており、それぞれのフライウエイト25にはガバナースリーブ24に当接する係合部27が設けられている。したがって、クランク軸11によりガバナーケース22が回転駆動されて遠心力によって、それぞれのフライウエイト25の先端部が径方向外方に移動するように揺動すると、それぞれのフライウエイト25によりガバナースリーブ24がガバナーケース22から突出する方向に前進移動することになる。一方、逆方向に揺動すると、ガバナースリーブ24はガバナーケース22内に入り込む方向に後退移動することになる。
【0019】
したがって、エンジン負荷が低負荷となって負荷低下分だけエンジン回転数が一時的に高くなるとガバナーケース22の回転数が高くなってフライウエイト25が遠心力によりガバナースリーブ24を前進移動させる。前進移動するガバナースリーブ24によりガバナーシャフト19が回動して、ガバナーレバー16を介してスロットルバルブが閉じる方向に駆動される。一方、エンジン負荷が高負荷となった場合には、ガバナーレバー16は逆方向に回動されることになる。このようにして、エンジン回転数は負荷変動に影響されることなく一定に調整される。
【0020】
ガバナーシャフト19は、その基端部19aが上側となるようにエンジン本体10に上下方向を向いて取り付けられ、機械式ガバナー20はエンジン本体10の下端部に設けられており、ガバナースリーブ24により駆動されるガバナーシャフト19が撓まないように、ガバナーシャフト19はエンジン本体10を構成するクランクケースに形成された主軸受により基端部19aで支持されるとともに、中間部がクランクケース内に設けられた補助軸受により支持されている。
【0021】
図4はクランクケースに設けられた軸受とガバナーシャフトを示す斜視図であり、図5はガバナーシャフトの組立手順を示す工程図である。クランクケース30にはガバナーシャフト19をその基端部19aで回動自在に支持するために主軸受31が設けられるとともに、クランクケース30内にはガバナーシャフト19をその中間部で支持するために補助軸受32が設けられている。主軸受31は基端部19aが貫通する軸受孔33を有し、この軸受孔33に連通する段差部34にはベアリング35が取り付けられるようになっている。したがって、基端部19aはベアリング35により回転自在に支持されることになる。
【0022】
これに対して、補助軸受32にはガバナーシャフト19が回転自在に嵌合されてこれを支持する軸受孔36が形成され、この軸受孔36に連通させて補助軸受32には軸受孔36の内径Dよりも幅寸法Wが小さい開口部37が形成されている。この開口部37はクランクケース30に取り付けられる図示しないカバーに向けて開口している。
【0023】
一方、ガバナーシャフト19には図4に示すようにくびれ部38が形成されている。このくびれ部38はガバナーシャフト19の一部を切り欠くことにより形成されており、くびれ部38はその両端面が円弧面38aとなり、両側が平坦面38bとなったほぼ長円形となっている。くびれ部38の長さLはガバナーシャフト19の直径に対応する長さとなっており、幅Mはくびれ部38が開口部37を貫通するように開口部37の幅寸法Wよりもやや小さい寸法に設定されている。さらに、図5に示すように、ガバナーシャフト19の基端面とくびれ部38との間の寸法Nは、主軸受31と補助軸受32との間の距離Rよりもやや短くなっている。
【0024】
このガバナーシャフト19をエンジン本体10内に取り付けるには、まず、ガバナーシャフト19をエンジン本体10内に組み入れる。この組み入れ操作においては、ガバナーシャフト19は横方向に操作移動されることになり、そのときにはガバナーシャフト19のくびれ部38を開口部37に貫通させる。図5(A)はくびれ部38を開口部37を貫通させて補助軸受32の軸受孔36内に組み入れた状態を示す。この状態のもとでは、ガバナーシャフト19の基端面は主軸受31の内面には干渉することなく、主軸受31の軸受孔33の中心と基端部19aの中心とが一致した状態となる。
【0025】
次いで、ガバナーシャフト19を軸方向に移動して基端部19aを主軸受31の軸受孔33内に挿入させる。図5(B)は基端部19aが軸受孔33内に挿入されて軸受孔33に嵌合した状態を示しており、この状態のもとでは、ガバナーシャフト19は、その基端部19aが主軸受31のベアリング35に嵌合し、中間部が補助軸受32の軸受孔36に回転自在に嵌合した状態となって支持されることになる。この挿入操作時には、既にガバナーシャフト19が補助軸受32に嵌合されているので、これをガイドとして容易に基端部19aを主軸受31の軸受孔33内に挿入することができる。このように、ガバナーシャフト19は主軸受31と補助軸受32とにより基端部19aと中間部とで回転自在に支持されることになるので、機械式ガバナー20の作動時にガバナーシャフト19が撓むことが防止される。
【0026】
しかも、主軸受31と補助軸受32とにガバナーシャフト19を組み付ける際には、ガバナーシャフト19をその基端面を主軸受31に接近させた状態のもとでクランク室内に組み入れ操作を行うことができる。そして、図5(A)に示すように、ガバナーシャフト19を主軸受31に挿入させるためのストロークSだけ軸方向に移動させるだけで基端部19aを主軸受31に嵌合させることができるので、ガバナーシャフト19を迅速にエンジン本体10に取り付けることができる。
【0027】
図6(A)は比較例としてのガバナーシャフト19を示す正面図であり、図6(B)は同図(A)におけるB−B線に沿う断面図である。図6(A)には本発明の実施の形態における図5に示す部分と同様の部分が示されている。図6に示すように、補助軸受32の軸受孔36を閉じた円形の孔としてこれに対してガバナーシャフト19を軸方向に挿入して軸受孔36に嵌合させるようにすると、両方の軸受に対する軸方向の挿入ストロークは図6において符号Saで示すように、長くなってしまう。このため、クランクケース30には主軸受31に対向する部分にガバナーシャフト19の挿入スペースを形成する必要があるが、本発明のエンジンにおいてはそのようなスペースをクランクケース30に形成することが不要となる。
【0028】
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。たとえば、ガバナーシャフト19のくびれ部38としては、前述した長円形に限られず、開口部37を貫通する形状であれば断面円形としても良い。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、ガバナーシャフトが主軸受と補助軸受とにより回動自在に支持されるので、ガバナーシャフトを長くしても、ガバナーシャフトの撓みを防止することができる。ガバナーシャフトにはくびれ部が形成されており、補助軸受の軸受孔に連通して開口部が形成されているので、くびれ部を開口部を介して軸受孔に挿入することができる。ガバナーシャフトの基端部を主軸受に挿入する際には、補助軸受をガイド部材として挿入操作を行うことができる。さらに、ガバナーシャフトの軸方向の組立移動ストロークが短くなる。このようにして、迅速にガバナーシャフトをエンジン本体に組み立てることができる。また、長いガバナーシャフトを用いても、エンジン本体にガバナーシャフト挿入用のスペースを設けることが不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるガバナー付きエンジンのエンジン本体を示す平面図である。
【図2】ガバナーレバーとガバナーシャフトと機械式ガバナーとの配置関係を示す概略斜視図である。
【図3】図2に示された機械式ガバナーの断面図である。
【図4】(A)はクランクケースに設けられた軸受とガバナーシャフトを示す斜視図であり、(B)は同図(A)におけるA−A線に沿う断面図である。
【図5】(A)はガバナーシャフトをクランク室内に組み入れて補助軸受にくびれ部を挿入した状態を示す工程図であり、(B)はガバナーシャフトの基端部を主軸受に挿入した状態を示す工程図である。
【図6】(A)は比較例としてのガバナーシャフトを示す正面図であり、(B)は同図(A)におけるB−B線に沿う断面図である。
【符号の説明】
10 エンジン本体
11 クランク軸
12 気化器
14 スロットルレバー
15 スピードコントロールレバー
16 ガバナーレバー
17 ガバナースプリング
18 ガバナーロッド
19 ガバナーシャフト
20 機械式ガバナー
21 支持軸
22 ガバナーケース
24 ガバナースリーブ
25 フライウエイト
31 主軸受
32 補助軸受
33 軸受孔
36 軸受孔
37 開口部
38 くびれ部
38a 円弧面
38b 平坦面

Claims (3)

  1. エンジン本体内に組み込まれクランク軸の回転により軸方向に移動するガバナースリーブを有する機械式ガバナーと、
    前記ガバナースリーブに当接する先端部ガバナーレバーを介して気化器のスロットルバルブに連結される基端部とを有するガバナーシャフト
    を備えたガバナー付きエンジンにおいて、
    前記エンジン本体に、前記ガバナーシャフトの基端部を挿通し支持する軸受孔を有する主軸受と、前記ガバナーシャフトを挿通し前記ガバナーシャフトの中央部を支持する軸受孔を有する補助軸受とを設け、
    前記補助軸受に、前記軸受孔に連通前記軸受孔の内径よりも幅の小さい開口部を形成し
    前記ガバナーシャフトにおける前記基端部と前記中央部との間に、前記開口部を介して前記補助軸受の軸受孔内に挿入されるくびれ部を形成し、
    前記くびれ部を前記補助軸受の軸受孔内に挿入し、前記ガバナーシャフトを軸方向に移動し、前記基端部を前記主軸受の軸受孔内に挿入することにより、前記ガバナーシャフトが前記主軸受と前記補助軸受にて支持されることを特徴とするガバナー付きエンジン。
  2. 請求項1記載のガバナー付きエンジンにおいて、前記くびれ部は前記ガバナーシャフトを軸方向に移動して前記基端部を前記主軸受の軸受孔内に挿入すると前記補助軸受から前記主軸受に向かって軸方向にずれることを特徴とするガバナー付きエンジン。
  3. 請求項1または2記載のガバナー付きエンジンにおいて、前記くびれ部は、その両端に前記軸受孔の内径に対応する円弧面を有し、その両側に前記開口部の幅寸法に対応する平坦面を有することを特徴とするガバナー付きエンジン。
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