JP4182767B2 - 用紙後処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの諸機能を有する複合機等の画像形成装置から排出される用紙に対して、整合、穿孔等の後処理を行う用紙後処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの複合機等の画像形成装置により画像が記録された用紙に穿孔処理、整合処理等の後処理を行う用紙後処理装置が提供されている。この用紙後処理装置は、画像形成装置本体のプリント機能と接続されて駆動される。
【0003】
特許第3301195号公報(特許文献1)に開示された装置は、用紙に穿孔を形成するための穿孔手段を設け、画像形成装置本体から排出された用紙を穿孔手段へ送り込む第1搬送ローラを設け、さらに穿孔手段を通過した用紙を搬送する第2搬送ローラを設け、用紙の後端部が第1搬送ローラを通過する際に、第1搬送ローラと第2搬送ローラとの搬送速度に相対的な差を付け、用紙の後端部を第1搬送ローラに当接させることにより穿孔の形成位置を決めるように構成されている。その効果として、画像形成装置本体の処理速度に影響を及ぼすことなく穿孔を形成できるものであります。
【0004】
【特許文献1】
特許第3301195号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の特許文献1に記載の用紙処理装置では、用紙後処理装置の設置面に対して略垂直方向に延びる用紙搬送路内で、用紙を搬送方向の所定位置に整合させるのに、用紙の腰の強さを利用しているが、腰の弱い用紙を使用すると整合が不安定になりやすく、また、搬送ローラと用紙が圧接しているので用紙を搬送方向と直交する方向に整合できないといった問題がある。
【0006】
第1発明の目的は、用紙後処理装置の設置面に対して略垂直方向に延びる用紙搬送路内で、用紙を所定位置に正確且つ確実に整合させることが可能な用紙後処理装置を提供することにある。
【0007】
また、従来の特許文献1に記載の用紙処理装置では、前述のように整合が不安定になりやすく、用紙を搬送方向と直交する方向に整合できないので、その後の穿孔も精度よく行い難いという問題がある。
【0008】
第2発明の目的は、用紙後処理装置の設置面に対して略垂直方向に延びる用紙搬送路内で、用紙の所定位置に正確且つ確実に穿孔できる用紙後処理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、本発明の下記の用紙後処理装置により解決される。
【0010】
(1)画像形成装置から排出された用紙を搬送し後処理を行う用紙後処理装置において、前記用紙後処理装置の設置面に対して略垂直方向に延びる用紙搬送路に沿って用紙を搬送する用紙搬送手段と、前記用紙搬送路で用紙の搬送を停止させる搬送停止手段と、前記搬送停止手段による用紙の停止状態で前記用紙搬送手段と前記用紙との当接を解除する当接解除手段と、当接が解除された状態で用紙が自重落下するのを防止する用紙落下防止手段と、前記用紙落下防止手段により用紙が落下防止された状態で用紙搬送方向および/または用紙搬送と直交する方向に用紙を移動させて所定位置に整合させる整合手段と、を備え、前記用紙落下防止手段は、曲げ部材による用紙の曲げ形成により発生する用紙と曲げ部材との当接部の摩擦抵抗により自重落下を防止するものであることを特徴とする用紙後処理装置。
(2)画像形成装置から排出された用紙を搬送し後処理を行う用紙後処理装置において、前記用紙後処理装置の設置面に対して略垂直方向に延びる用紙搬送路に沿って用紙を搬送する用紙搬送手段と、前記用紙搬送路で用紙の搬送を停止させる搬送停止手段と、前記搬送停止手段による用紙の停止状態で前記用紙搬送手段と前記用紙との当接を解除する当接解除手段と、当接が解除された状態で用紙が自重落下するのを防止する用紙落下防止手段と、前記用紙落下防止手段により用紙が落下防止された状態で用紙搬送方向および/または用紙搬送と直交する方向に用紙を移動させて所定位置に整合させる整合手段と、を備え、前記用紙落下防止手段は、用紙を圧接する用紙圧接部材と用紙との当接部の摩擦抵抗により自重落下を防止するものであることを特徴とする用紙後処理装置。
(3)画像形成装置から排出された用紙を搬送し後処理を行う用紙後処理装置において、前記用紙後処理装置の設置面に対して略垂直方向に延びる用紙搬送路に沿って用紙を搬送する用紙搬送手段と、前記用紙搬送路で用紙の搬送を停止させる搬送停止手段と、前記搬送停止手段による用紙の停止状態で前記用紙搬送手段と前記用紙との当接を解除する当接解除手段と、当接が解除された状態で用紙が自重落下するのを防止する用紙落下防止手段と、前記用紙落下防止手段により用紙が落下防止された状態で用紙搬送方向および/または用紙搬送と直交する方向に用紙を移動させて所定位置に整合させる整合手段と、を備え、前記整合手段は、用紙の搬送方向に対する用紙の後端を押圧部材で前記搬送方向に押して用紙後端位置を所定位置まで移動させることを特徴とする用紙後処理装置。
【0011】
(4)画像形成装置から排出された用紙を搬送し穿孔処理を行う用紙後処理装置において、前記用紙後処理装置の設置面に対して略垂直方向に延びる用紙搬送路に沿って用紙を搬送する用紙搬送手段と、前記用紙搬送路で用紙の搬送を停止させる搬送停止手段と、前記搬送停止手段による用紙の停止状態で前記用紙搬送手段と前記用紙との当接を解除する当接解除手段と、当接が解除された状態で用紙が自重落下するのを防止する用紙落下防止手段と、前記用紙落下防止手段により用紙が落下防止された状態で用紙搬送方向および/または用紙搬送と直交する方向に用紙を移動させて所定位置に整合させる整合手段と、前記整合手段による用紙の整合後に用紙に穿孔する穿孔手段と、を備え、前記用紙落下防止手段は、曲げ部材による用紙の曲げ形成により発生する用紙と曲げ部材との当接部の摩擦抵抗により自重落下を防止するものであることを特徴とする用紙後処理装置。
(5)画像形成装置から排出された用紙を搬送し穿孔処理を行う用紙後処理装置において、前記用紙後処理装置の設置面に対して略垂直方向に延びる用紙搬送路に沿って用紙を搬送する用紙搬送手段と、前記用紙搬送路で用紙の搬送を停止させる搬送停止手段と、前記搬送停止手段による用紙の停止状態で前記用紙搬送手段と前記用紙との当接を解除する当接解除手段と、当接が解除された状態で用紙が自重落下するのを防止する用紙落下防止手段と、前記用紙落下防止手段により用紙が落下防止された状態で用紙搬送方向および/または用紙搬送と直交する方向に用紙を移動させて所定位置に整合させる整合手段と、前記整合手段による用紙の整合後に用紙に穿孔する穿孔手段と、を備え、前記用紙落下防止手段は、用紙を圧接する用紙圧接部材と用紙との当接部の摩擦抵抗により自重落下を防止するものであることを特徴とする用紙後処理装置。
(6)画像形成装置から排出された用紙を搬送し穿孔処理を行う用紙後処理装置において、前記用紙後処理装置の設置面に対して略垂直方向に延びる用紙搬送路に沿って用紙を搬送する用紙搬送手段と、前記用紙搬送路で用紙の搬送を停止させる搬送停止手段と、前記搬送停止手段による用紙の停止状態で前記用紙搬送手段と前記用紙との当接を解除する当接解除手段と、当接が解除された状態で用紙が自重落下するのを防止する用紙落下防止手段と、前記用紙落下防止手段により用紙が落下防止された状態で用紙搬送方向および/または用紙搬送と直交する方向に用紙を移動させて所定位置に整合させる整合手段と、前記整合手段による用紙の整合後に用紙に穿孔する穿孔手段と、を備え、前記整合手段は、用紙の搬送方向に対する用紙の後端を押圧部材で前記搬送方向に押して用紙後端位置を所定位置まで移動させることを特徴とする用紙後処理装置。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に本発明に係わる実施の形態の用紙後処理装置を図面に基づいて説明する。
【0013】
(実施の形態1)
[画像形成システム]
図1は画像形成装置A、用紙後処理装置(以下、後処理装置とも言う)Bから成る画像形成システムの全体構成図である。
【0014】
[画像形成装置]
画像形成装置Aは、回転する静電潜像担持体(以下、像担持体と称す)1の周囲に、帯電装置2、像露光装置(画像書込部)3、現像装置4、転写装置5A、除電分離装置5B、及びクリーニング装置6を配置した画像形成部を有する。画像形成部は、帯電装置2によって像担持体1の表面に一様帯電を行った後に、像露光装置3のレーザビームによって原稿から読み取られた画像データに基づく露光走査を行って潜像を形成し、該潜像を現像装置4により反転現像して像担持体1の表面にトナー像を形成する。
【0015】
一方、画像形成装置Aの中段に配置された給紙カセット7A、7B、下段に配置された大容量給紙トレイ7C、7D、側方に配置された手差し給紙トレイ7E等から給紙された用紙Sは、レジストローラ7Fを経由して転写位置へ送られる。
【0016】
転写位置において転写装置5Aにより前記トナー像が用紙S上に転写される。その後に、用紙Sは除電分離装置5Bにより裏面の電荷が消去されて像担持体1から分離され、用紙搬送部7Gにより搬送され、引き続き定着装置8によりトナー画像が加熱定着される。定着装置8を通過した用紙Sは、搬送路切り換え板9Bの右側方の通紙路を通過して、下方の反転搬送部9Cに送り込まれた後、逆転上昇され、搬送路切り換え板9B左側方の通紙路を通過して、排紙ローラ9Aにより排出される。
【0017】
用紙Sの両面に画像形成を行う場合には、定着装置8により加熱定着された用紙Sを、搬送路切り換え板9Bにより通常の排紙通路から分岐し、両面搬送部9Dにおいてスイッチバックして表裏反転した後、再び画像形成部を通過し、用紙Sの裏面に画像を形成し、定着装置8を経て、排紙ローラ9Aにより装置外に排出される。
【0018】
一方、像担持体1の画像処理後の表面は、クリーニング装置6により表面に残留している現像剤が除去され、次の画像形成に備える。
【0019】
[用紙後処理装置]
図2は、本発明に係る用紙後処理装置Bの全体構成図、図3は実施の形態1における搬送部、整合部、穿孔部の構成を示す正面図、図4は実施の形態1における搬送部、整合部、穿孔部の構成を示す側面図、図5は図4の用紙の整合部の構成を示す正面図である。
【0020】
用紙後処理装置Bは、受入部10、排紙部20、表紙用紙給紙部30、搬送部50、整合部70、穿孔部40、用紙折り処理部60から構成されて、画像形成装置Aから排出された用紙を搬送し後処理を行う装置である。
【0021】
〈受入部10〉
受入部10の入口ローラ11は、画像形成装置Aの排紙ローラ9Aとほぼ合致するような位置と高さに設置されている。
【0022】
受入部10には、画像形成装置Aから画像形成処理された用紙Sと、表紙用紙給紙部30から供給される表紙用紙Kとが導入される。
【0023】
入口ローラ11に導入された用紙S、表紙用紙Kは、搬送路切換手段G1によって排紙部20と穿孔処理部40の何れかに分岐される。
【0024】
〈排紙部20〉
この用紙搬送が設定されると、搬送路切換手段G1は穿孔処理部40への搬送路を遮断し、排紙部20への搬送路を開放する。
【0025】
排紙部20の搬送路を通過する用紙Sは、搬送ローラ21、22に挟持されて直進し、排紙ローラ23により排出され、昇降排紙台(メイントレイ)24上に載置され、順次積載される。昇降排紙台24に多数枚の用紙Sを排紙、積載するときには、昇降排紙台24が順次下降するように構成されていて、最大3000枚の用紙Sを収容する事が可能である。
【0026】
搬送路切換手段G2によって搬送ローラ22の用紙搬送方向下流側の図示上方に分岐された用紙Sは、搬送ローラ25を通過し、排紙ローラ26によって装置外の固定排紙台(サブトレイ)27上に排出、収容される。固定排紙台27上には最大約200枚の用紙Sを積載することができる。
【0027】
搬送ローラ25下流に配置された搬送路切換手段G3は搬送される用紙Sを分岐して用紙後処理装置内部の固定排紙台(内部トレイ)29に排出させる。
【0028】
〈表紙用紙給紙部30〉
表紙用紙給紙部30の給紙皿31内に収容された表紙用紙Kは、給紙手段32により分離、給送され、搬送ローラ33、34、35、36に挟持されて、受入部10に導入される。なお、表紙用紙給紙部30には、インサート用紙を装填して給紙することも可能である。
【0029】
なお、表紙用紙給紙部30に、表紙用紙K、インサート用紙、又は用紙Sを装填して、オフラインで穿孔処理、折り処理を実施することも可能である。
【0030】
以下、用紙S、表紙用紙K、インサート用紙を一括して用紙Sと総称する。
〈搬送部50〉
図2から図4において、受入部10の搬送路切換手段G1により分岐された用紙Sは、搬送路切換手段G1の下方に配置された搬送ローラ51に挟持され、整合部70および穿孔部40に搬送される。なお、用紙搬送路には用紙の搬送をガイドするガイド板91、92が設けられている。
【0031】
用紙は、用紙後処理装置Bの設置面に対して略垂直方向に延びている用紙搬送路▲1▼に沿って、用紙搬送手段で有る搬送ローラ51、52、54、55、56により挟持されて搬送される。用紙は搬送中に用紙後端をセンサPSが検出すると、搬送停止手段により前述の各搬送ローラを停止させ用紙を停止させるようになっている。なお、用紙の後端は図3における搬送ローラ51と穿孔部40の間で停止する。
【0032】
〈整合部70〉
用紙が停止した状態で、用紙に当接している搬送ローラ52a、54aが当接解除手段の作用により用紙から離れる。詳しくは、図5において、ソレノイド81がONすると軸部材82に設けられたピン83が矢印方向に移動する。このピン83の移動により軸84と一体となっているレバー85、86が回動し、レバー86が図示しないバネに抗して搬送ローラ52aの突起部521aを押して搬送ローラ52aを図5に示す点線の位置に移動し、用紙から離れるようになっている。同様にして搬送ローラ54aの移動も同様である。
【0033】
曲げ部材であるガイド板91とローラ53により用紙は図3に示すように曲げられ、用紙とガイド板91との当接部Fの摩擦抵抗、および用紙とローラ53と当接部Fの摩擦抵抗により、用紙は自重落下しないようになっている(用紙落下防止手段)。
【0034】
また、図3、4において、パルスモータ71が駆動すると軸72が図3において時計方向に回動し、軸72と一体の押圧部材であるレバー73が作動し、停止している用紙Sの後端を搬送方向に押し所定位置に整合させる。また、パルスモータ74が駆動するとプーリ76a、プーリ76bで懸架されたベルト75が移動し、ベルトに固定された寄せ板77aと寄せ板77bはガイド軸78に沿って移動し、用紙の側端を押し所定位置に整合させる。
【0035】
〈穿孔部40〉
図3において、用紙は所定位置へ整合の後に、穿孔手段により用紙搬送手段と用紙Sとのが当接した状態で、図示しない駆動源により駆動されるパンチとパンチの刃部に嵌合するダイスとにより用紙に穿孔処理がなされる。
【0036】
穿孔処理された用紙Sは、下方に送られるか、又は、穿孔処理後の用紙Sは、搬送路切換手段G4により逆送されて排紙部20に送られ排出される。
【0037】
〈用紙折り処理部60〉
図2において、搬送部50から用紙折り処理部60に搬送された用紙Sは、入口ローラ601に挟持されて搬送され、第1折り部61、第2折り部62、第3折り部63において、外中折り、内中折り、Z折り、外三つ折り、中三つ折り、観音折り、ダブルパラレル折り等の折り処理が実施されて、排紙部20に排出される。
【0038】
(実施の形態2)
実施の形態2は、整合部以外は実施の形態1と機構的に同じである。実施の形態1と機構的に同じ部分は同一符号を付け説明を省略する。図6は実施の形態2における整合部、穿孔部の構成を示す正面図である。
【0039】
図6に示すように、用紙Sは用紙搬送路▲1▼に沿って搬送ローラ51、52、54により搬送され、その後、前述の当接解除手段により用紙Sに当接している搬送ローラ52a、54aが用紙Sから離れる。その後、用紙Sは用紙落下防止手段である板バネ93との当接部Fにおける摩擦抵抗により自重落下が防止される。
【0040】
次に、用紙Sは実施の形態1と同様にして用紙搬送方向および用紙搬送と直交する方向に移動され所定位置に整合され、その後に穿孔処理が行われる。
【0041】
なお、実施の形態では、複写機本体に接続した用紙後処理装置について説明したが、プリンタ、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置に接続して使用する用紙後処理装置にも適用可能である。また、単独の用紙後処理装置として整合、穿孔を実施することも可能である。
【0042】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、第1発明によれば、用紙後処理装置の設置面に対して略垂直方向に延びる用紙搬送路に沿って用紙を搬送し、用紙搬送路内で用紙の搬送を停止させ、用紙停止の状態で用紙搬送手段と用紙と分離し、分離状態で用紙の自重落下を防止し、用紙が自重落下防止された状態で用紙搬送方向および/または用紙搬送と直交する方向に用紙を所定位置に整合させるので、垂直方向に延びる用紙搬送路で、簡易に精度よく用紙を所定位置に整合できるようになった。
【0043】
さらに、第2発明によれば、用紙後処理装置の設置面に対して略垂直方向に延びる用紙搬送路に沿って用紙を搬送し、用紙搬送路内で用紙の搬送を停止させ、用紙停止の状態で用紙搬送手段と用紙と分離し、分離状態で用紙の自重落下を防止し、用紙が自重落下防止された状態で用紙搬送方向および/または用紙搬送と直交する方向に用紙を所定位置に整合させ、さらに用紙の所定位置への整合後に、用紙に穿孔するので、垂直方向に延びる用紙搬送路で、簡易に精度よく用紙に穿孔できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置、用紙後処理装置から成る画像形成システムの全体構成図である。
【図2】本発明に係る用紙後処理装置の全体構成図である。
【図3】実施の形態1における搬送部、整合部、穿孔部の構成を示す正面図である。
【図4】実施の形態1における搬送部、整合部、穿孔部の構成を示す側面図である。
【図5】図4の用紙の整合部の構成を示す正面図。
【図6】実施の形態2における整合部、穿孔部の構成を示す正面図である。
【符号の説明】
40 穿孔部
50 搬送部
52a、52b、52a、52b 搬送ローラ
70 整合部
B 用紙後処理装置
F 当接部
S 用紙
▲1▼ 用紙搬送路
Claims (7)
- 画像形成装置から排出された用紙を搬送し後処理を行う用紙後処理装置において、
前記用紙後処理装置の設置面に対して略垂直方向に延びる用紙搬送路に沿って用紙を搬送する用紙搬送手段と、
前記用紙搬送路で用紙の搬送を停止させる搬送停止手段と、
前記搬送停止手段による用紙の停止状態で前記用紙搬送手段と前記用紙との当接を解除する当接解除手段と、
当接が解除された状態で用紙が自重落下するのを防止する用紙落下防止手段と、
前記用紙落下防止手段により用紙が落下防止された状態で用紙搬送方向および/または用紙搬送と直交する方向に用紙を移動させて所定位置に整合させる整合手段と、
を備え、
前記用紙落下防止手段は、曲げ部材による用紙の曲げ形成により発生する用紙と曲げ部材との当接部の摩擦抵抗により自重落下を防止するものであることを特徴とする用紙後処理装置。 - 画像形成装置から排出された用紙を搬送し後処理を行う用紙後処理装置において、
前記用紙後処理装置の設置面に対して略垂直方向に延びる用紙搬送路に沿って用紙を搬送する用紙搬送手段と、
前記用紙搬送路で用紙の搬送を停止させる搬送停止手段と、
前記搬送停止手段による用紙の停止状態で前記用紙搬送手段と前記用紙との当接を解除する当接解除手段と、
当接が解除された状態で用紙が自重落下するのを防止する用紙落下防止手段と、
前記用紙落下防止手段により用紙が落下防止された状態で用紙搬送方向および/または用紙搬送と直交する方向に用紙を移動させて所定位置に整合させる整合手段と、
を備え、
前記用紙落下防止手段は、用紙を圧接する用紙圧接部材と用紙との当接部の摩擦抵抗により自重落下を防止するものであることを特徴とする用紙後処理装置。 - 画像形成装置から排出された用紙を搬送し後処理を行う用紙後処理装置において、
前記用紙後処理装置の設置面に対して略垂直方向に延びる用紙搬送路に沿って用紙を搬送する用紙搬送手段と、
前記用紙搬送路で用紙の搬送を停止させる搬送停止手段と、
前記搬送停止手段による用紙の停止状態で前記用紙搬送手段と前記用紙との当接を解除する当接解除手段と、
当接が解除された状態で用紙が自重落下するのを防止する用紙落下防止手段と、
前記用紙落下防止手段により用紙が落下防止された状態で用紙搬送方向および/または用紙搬送と直交する方向に用紙を移動させて所定位置に整合させる整合手段と、
を備え、
前記整合手段は、用紙の搬送方向に対する用紙の後端を押圧部材で前記搬送方向に押して用紙後端位置を所定位置まで移動させることを特徴とする用紙後処理装置。 - 画像形成装置から排出された用紙を搬送し穿孔処理を行う用紙後処理装置において、
前記用紙後処理装置の設置面に対して略垂直方向に延びる用紙搬送路に沿って用紙を搬送する用紙搬送手段と、
前記用紙搬送路で用紙の搬送を停止させる搬送停止手段と、
前記搬送停止手段による用紙の停止状態で前記用紙搬送手段と前記用紙との当接を解除する当接解除手段と、
当接が解除された状態で用紙が自重落下するのを防止する用紙落下防止手段と、
前記用紙落下防止手段により用紙が落下防止された状態で用紙搬送方向および/または用 紙搬送と直交する方向に用紙を移動させて所定位置に整合させる整合手段と、
前記整合手段による用紙の整合後に用紙に穿孔する穿孔手段と、
を備え、
前記用紙落下防止手段は、曲げ部材による用紙の曲げ形成により発生する用紙と曲げ部材との当接部の摩擦抵抗により自重落下を防止するものであることを特徴とする用紙後処理装置。 - 画像形成装置から排出された用紙を搬送し穿孔処理を行う用紙後処理装置において、
前記用紙後処理装置の設置面に対して略垂直方向に延びる用紙搬送路に沿って用紙を搬送する用紙搬送手段と、
前記用紙搬送路で用紙の搬送を停止させる搬送停止手段と、
前記搬送停止手段による用紙の停止状態で前記用紙搬送手段と前記用紙との当接を解除する当接解除手段と、
当接が解除された状態で用紙が自重落下するのを防止する用紙落下防止手段と、
前記用紙落下防止手段により用紙が落下防止された状態で用紙搬送方向および/または用紙搬送と直交する方向に用紙を移動させて所定位置に整合させる整合手段と、
前記整合手段による用紙の整合後に用紙に穿孔する穿孔手段と、
を備え、
前記用紙落下防止手段は、用紙を圧接する用紙圧接部材と用紙との当接部の摩擦抵抗により自重落下を防止するものであることを特徴とする用紙後処理装置。 - 画像形成装置から排出された用紙を搬送し穿孔処理を行う用紙後処理装置において、
前記用紙後処理装置の設置面に対して略垂直方向に延びる用紙搬送路に沿って用紙を搬送する用紙搬送手段と、
前記用紙搬送路で用紙の搬送を停止させる搬送停止手段と、
前記搬送停止手段による用紙の停止状態で前記用紙搬送手段と前記用紙との当接を解除する当接解除手段と、
当接が解除された状態で用紙が自重落下するのを防止する用紙落下防止手段と、
前記用紙落下防止手段により用紙が落下防止された状態で用紙搬送方向および/または用紙搬送と直交する方向に用紙を移動させて所定位置に整合させる整合手段と、
前記整合手段による用紙の整合後に用紙に穿孔する穿孔手段と、
を備え、
前記整合手段は、用紙の搬送方向に対する用紙の後端を押圧部材で前記搬送方向に押して用紙後端位置を所定位置まで移動させることを特徴とする用紙後処理装置。 - 前記曲げ部材は、少なくとも前記用紙搬送路に沿って用紙をガイドするガイド板、用紙搬送手段である搬送ローラ、用紙搬送路内に設けたローラの1つであることを特徴とする請求項1または4に記載の用紙後処理装置。
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