JP4182692B2 - 注射器型薬剤カプセル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、注射器型薬剤カプセルに関するものであり、詳しくは、2種の薬剤を別個に収容すると共にこれらを混合して押し出す注射器型薬剤カプセルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特開平8−131459号公報には、歯科治療において歯牙修復材料を投与するための「歯牙修復材用カプセル」が開示されている。斯かる歯牙修復材用カプセルは、2種の薬剤を別個に収容すると共にこれらを混合して押し出す注射器型のカプセルであり、粉体成分が収納され且つ先端部にノズルが固定されたシリンダー状のカプセル本体と、内部に液体成分が収納され且つカプセル本体に後端側から嵌合する液体カップと、先端部に棒状突起を有し且つ液体カップに後端側から嵌合するプランジャーとから構成され、カプセル本体の先端には、薄膜状シールによって封止された混合物取出用の円形穴が設けられ、液体カップの先端には、薄膜状シールによって封止された液体成分の出口用の穴が設けられる。
【0003】
上記の歯牙修復材用カプセルを使用する場合は、液体カップの奥端までプランジャーを押し込み、液体カップ先端の薄膜状シールを棒状突起によって破ることにより、カプセル本体に液体成分を注入し、カプセル本体内において歯牙修復材料としての混合物(混練物)を得る。なお、カプセル本体における粉体成分と液体成分の混合においては、専用のミキシング装置に歯牙修復材用カプセル全体を装填して機械的振動を与え、また、得られた混練物の取出においては、専用のアプライヤー(注入器具)を使用し、プランジャーと共に液体カップをカプセル本体の奥端に押し込むことにより、カプセル本体先端の薄膜状シールを棒状突起によって押し破り、ノズルから混練物を押し出す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の様なカプセルにおいて粉体成分と液体成分を混合する場合は、ミキシング装置などの専用機器が使用されるが、外部からの振動によって混合するため、十分に混合するには多くの合時間を必要とする。更に、ある種の高粘度の歯牙修復材などは、上記の構造のカプセルに収容した場合、外部振動によっては十分に混合できないと言う問題がある。また、上記の様なカプセルにおいては、製造コストを低減する観点から、一層シンプルな構造が望まれる。
【0005】
本発明は、上記の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、2種の薬剤を別個に収容すると共にこれらを混合して押し出す注射器型薬剤カプセルであって、シンプルな構造を備え、しかも、収容された2種の薬剤が高粘度の薬剤であっても、これらを簡単に且つ十分に混合することが出来る新規な構造の注射器型薬剤カプセルを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明の注射器型薬剤カプセルは、2種の薬剤を別個に収容すると共にこれらを混合して押し出す注射器型薬剤カプセルであって、先端に取出口が設けられ且つ第1の薬剤が収容される外側シリンジと、先端に放出口が設けられ且つ第2の薬剤が収容されて前記外側シリンジの後端から挿入される内側シリンジと、当該内側シリンジの放出口を開口する穿孔ロッドが先端に突設され且つ前記内側シリンジの後端から挿入されるプランジャとを備え、前記外側シリンジの薬剤収容領域には、予め収容された第1の薬剤と前記内側シリンジから供給される第2の薬剤とを回転によって撹拌混合する攪拌部材が前記外側シリンジと同軸状に配置され、前記攪拌部材は、その中心部に設けられた軸穴にプランジャの前記穿孔ロッドが挿通され且つ前記プランジャを回転操作されることにより、回転する様になされていることを特徴としている。
【0007】
上記の注射器型薬剤カプセルにおいては、プランジャの押込み操作により、穿孔ロッドによって内側シリンジ先端の放出口を開口し、内側シリンジの第2の薬剤を外側シリンジに供給する。その際、プランジャの穿孔ロッドは、内側シリンジ先端の放出口を貫通して外側シリンジ先端側の薬剤収容領域に突出する。これにより、攪拌部材は、その中心部に設けられた軸穴にプランジャの穿孔ロッドが挿通されることにより当該穿孔ロッドによって係止される。従って、攪拌部材は、プランジャの回転操作により回転し、薬剤収容領域の第1の薬剤と第2の薬剤を撹拌混合する。そして、各薬剤を混合した後は、内側シリンジの押込み操作により、外側シリンジ先端の取出口通じ、混合された薬剤を押し出す。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の注射器型薬剤カプセルの実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、注射器型薬剤カプセルの一例の構成要素を示す部品展開斜視図である。図2は、図1の注射器型薬剤カプセルの構成要素を中心線に沿って一部破断して示す側面図である。図3は、図1の注射器型薬剤カプセルの使用態様を中心線に沿って一部破断して示す側面図である。図4は、注射器型薬剤カプセルの他の例の構成要素を示す部品展開斜視図である。図5は、図4の注射器型薬剤カプセルの構成要素を中心線に沿って一部破断して示す側面図である。図6は、図4の注射器型薬剤カプセルの使用態様を中心線に沿って一部破断して示す側面図である。図7は、攪拌部材の幾つかの態様を示す斜視図である。なお、以下の実施形態の説明においては、注射器型薬剤カプセルを「カプセル」と略記する。
【0009】
本発明のカプセルは、2種の薬剤、すなわち、第1の薬剤(A)及び第2の薬剤(B)(図3又は図6参照)を別個に収容すると共にこれらを混合して押し出すいわゆる注射器の機能を備えた容器であり、図1、図2、図4及び図5に示す様に、主に、外側シリンジ(1)、内側シリンジ(2)、プランジャ(3)及び攪拌部材(4)とから構成される。
【0010】
本発明のカプセルに適用される第1の薬剤(A)及び第2の薬剤(B)としては、混合して使用されるべき薬剤であれば特に制限はなく、医薬品の他、歯牙修復材料(ペースト)、手術補助剤などの医薬品外の物質、接着剤、充填剤などの医療用途以外の物質が挙げられる。第1の薬剤(A)及び第2の薬剤(B)の少なくとも一方は液体またはゲルである。
【0011】
上記の外側シリンジ(1)は、第1の薬剤(A)を収容し且つ第1の薬剤(A)と第2の薬剤(B)を混合するための容器であり、通常は透明性の樹脂材料、典型的には耐薬品性および耐熱性に優れた環状ポリオレフィン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンナフタレート、ポリカーボネート、ABS樹脂などの樹脂によって一体的に射出成形される。外側シリンジ(1)の構成材料としては、上記の様な樹脂の他、積層構造になされた各種の樹脂、ガラス、セラミックス、金属などが挙げられる。外側シリンジ(1)は略有底円筒状に形成され、その先端中心には取出口(11)が設けられる。取出口(11)は、通常、外側シリンジ(1)の先端から突出するノズル状に形成される。また、外側シリンジ(1)の後端には、後述する内側シリンジ(2)の操作の際に外側シリンジ(1)を支持するため、フランジ状に張出された掛止部(13)が設けられる。
【0012】
外側シリンジ(1)は、第1の薬剤(A)が収容されて取出口(11)を薄膜状のシール材やキャップ(図示省略)によって封止される。外側シリンジ(1)の先端側、具体的には外側シリンジ(1)の前半部は薬剤収容領域とされ、当該薬剤収容領域においては、第1の薬剤(A)と第2の薬剤(B)を混合するため、例えばその半分の容積に相当する部分に第1の薬剤(A)が収容される。なお、外側シリンジ(1)の内容積は、歯牙材料に適用する場合で0.01〜10cm程度である。
【0013】
また、本発明の好ましい態様においては、後述の攪拌部材(4)を外側シリンジ(1)内でより確実に進退させるため、図5に示す様に、薬剤収容領域を構成する外側シリンジ(1)の先端側の内周面には、攪拌部材(4)を案内する案内ネジ(15)が設けられる。案内ネジ(15)は、これに係合した攪拌部材(4)の正逆回転により、当該攪拌部材を外側シリンジ(1)の軸線に沿って進退させる案内機能を有する。
【0014】
図1、図2、図4及び図5に示す内側シリンジ(2)は、第2の薬剤(B)を収容し且つ外側シリンジ(1)内で混合された第1の薬剤(A)及び第2の薬剤(B)を押し出す容器兼プランジャとして機能する部材であり、上記の外側シリンジ(1)と同様に、通常は各種の樹脂材料により一体的に射出成形される。勿論、ガラス等で構成されてもよい。内側シリンジ(2)は、外側シリンジ(1)の筒内に嵌合する外径の略有底円筒状に形成され、その先端中心には、放出口(22)が設けられる。内側シリンジ(2)の後端には、後述するプランジャ(3)の操作の際に内側シリンジ(2)を支持するため、フランジ状に張出された掛止部(23)が設けられる。
【0015】
内側シリンジ(2)の内部には、第2の薬剤(B)が収容され、放出口(22)は、例えば、内側シリンジ(2)と一体に成形された蓋状のシール部(21)によって封止される。シール部(21)は、後述の穿孔ロッド(31)によって開封される部位であり、内側シリンジ(2)の先端面において一部を残して形成された円環状の薄肉部(溝)によって構成される。なお、内側シリンジ(2)の内容積は、歯牙材料に適用する場合で0.01〜10cm程度である。
【0016】
また、上記の様に、外側シリンジ(1)の内周面に案内ネジ(15)が設けられる場合、図4及び図5に示す様に、内側シリンジ(2)の掛止部(23)を除く部位の外形は2段の有底円筒状に形成される。すなわち、外側シリンジ(1)の奥端まで内側シリンジ(2)を挿入した際に内側シリンジ(2)が外側シリンジ(1)の内周面に密接に嵌合する様に(図6(d)参照)、内側シリンジ(2)の外周部は、案内ネジ(15)に対応する前半部の外径を後半部の外径よりも小さく設定される。
【0017】
図1、図2、図4及び図5に示すプランジャ(3)は、内側シリンジ(2)に収容された第1の薬剤(A)を外側シリンジ(1)へ押し出すための押圧部材であり、上記の外側シリンジ(1)と同様に、通常は各種の樹脂材料により一体的に射出成形される。外側シリンジ(1)と同様にガラス等で構成されてもよい。図3又は図6に示す様に、プランジャ(3)は、内側シリンジ(2)の筒内に嵌合する略円柱状に形成され、図1、図2、図4及び図5に示す様に、その先端中心には、内側シリンジ(2)の放出口(22)を開口する穿孔ロッド(31)が突設される。また、プランジャ(3)の後端には、後述する様に、プランジャ(3)の押し込み操作および回転操作を容易にするため、例えば扁平箱形に張出された把持部(33)が設けられる。そして、上記のプランジャ(3)は、内側シリンジ(2)の後端から挿入される。
【0018】
プランジャ(3)の穿孔ロッド(31)は、放出口(22)のシール部(21)を突き破る機能と、後述の攪拌部材(4)を係止して操作する機能を有する。穿孔ロッド(31)の長手方向に直交する断面形状は、後述の攪拌部材(4)の軸穴(41)に嵌合する非円形の形状とされる。例えば、穿孔ロッド(31)の上記の断面形状は四角形に形成される。
【0019】
更に、穿孔ロッド(31)の先端部の形状は、当該穿孔ロッドを外側シリンジ(1)内部に進入させた場合に上記の軸穴(41)に円滑に挿入し得る様に、先端に向かうに従い断面積が漸次小さくなる形状とされる(図1及び図4参照)。更に、穿孔ロッド(31)の長さは、プランジャ(3)を内側シリンジ(2)に押し込み、更に内側シリンジ(2)を外側シリンジ(1)に押し込んだ場合、外側シリンジ(1)の取出口(11)の内部または先端部に達する程度の長さに設定される(図3(d)及び図6(d)参照)。
【0020】
本発明のカプセルにおいては、収容した第1の薬剤(A)及び第2の薬剤(B)を強制的に撹拌混合するため、図1、図2、図4及び図5に示す様に、外側シリンジ(1)の先端側の薬剤収容領域、すなわち、外側シリンジ(1)の前半部には、第1の薬剤(A)と第2の薬剤(B)を回転によって撹拌混合する攪拌部材(4)が外側シリンジ(1)と同軸状に配置される。斯かる攪拌部材(4)は、図7に示す様に、その中心部に設けられた軸穴(41)にプランジャ(3)の穿孔ロッド(31)が挿通され且つプランジャ(3)が回転操作されることにより、回転する様になされている。これにより、薬剤の粘度に拘わらず、2種の薬剤を確実に混合することが出来る。
【0021】
上記の攪拌部材(4)の形態としては、回転によって撹拌機能を発揮し得る限り、例えば図7に示す様に、各種の形態が挙げられる。具体的には、最も簡単な構造の攪拌部材(4)としては、図7(g)に示す様な部材が挙げられる。図 (g)に示す攪拌部材(4)は、軸穴(41)が設けられたハブ(40)から複数のバー(42)を外側シリンジ(1)の半径方向に張出して成る。ハブ(40)は、攪拌部材(4)の回転中心となる部位であり、上記の穿孔ロッド(31)を挿通するための軸穴(41)を備えている。上記の攪拌部材(4)は、その回転により、バー(42)によって外側シリンジ(1)内の薬剤を撹拌する。
【0022】
ハブ(40)の軸穴(41)の形状(軸芯に垂直な断面形状)は、穿孔ロッド(31)を係合させた際に当該穿孔ロッドが空回することのない様に、穿孔ロッド(31)の断面と同様の非円形の形状に形成される。軸穴(41)の形状としては、図示する様な四角形の他、五角形、六角形、半円形などの適宜の形状を採用し得る。
【0023】
また、攪拌部材(4)としては、図7(a)及び図7(b)に示す様なものでもよい。図7(a)及び図7(b)に示す攪拌部材(4)は、軸穴(41)が設けられたハブ(40)から複数の羽根(43)を外側シリンジ(1)の半径方向に張出して成るプロペラ型の部材である。羽根(43)の数は、通常、2〜5枚程度である。軸穴(41)の形状は上記の場合と同様である。斯かる攪拌部材(4)は、羽根(43)が一方向に捻られているため、回転により推力を発生し、回転方向によって外側シリンジ(1)内を進退する様になされている。従って、上記の攪拌部材(4)は、これを正逆回転させることにより、一層すぐれた撹拌混合効果を発揮する。
【0024】
更に、図5に示す様に外側シリンジ(1)の内周面に案内ネジ(15)が設けられている場合には、上記のプロペラ型の攪拌部材(4)は、図7(c)及び図7(d)に示す様な形態に構成される。すなわち、図7(c)及び図7(d)に示す攪拌部材(4)においては、図7(a)及び図7(b)に示す部材の基本構造に加え、案内ネジ(15)に係合する突起(45)が各羽根(43)の先端に付設される。そして、斯かる撹拌部材(4)は、その回転により案内ネジ(15)に沿って外側シリンジ(1)の軸方向へ移動可能(進退可能)に構成される(図6参照)。上記の様に、外側シリンジ(1)の案内ネジ(15)に攪拌部材(4)の突起(45)を係合させた場合には、攪拌部材(4)を回転させることにより、強制的に攪拌部材(4)を進退させることが出来、粘度の高い薬剤であっても、確実に撹拌混合できる。
【0025】
また、攪拌部材(4)としては、図7(e)及び図7(f)に示す様な部材が挙げられる。図7(e)及び図7(f)に示す攪拌部材(4)は、中心部に軸穴(41)が設けられた螺旋円盤型の部材である。斯かる攪拌部材(4)の円盤部(44)は、各分図に示す様に、一重でも二重でもよい。円盤部(44)中心のの軸穴(41)の形状は上記の場合と同様である。
【0026】
更に、図5に示す様に外側シリンジ(1)の内周面に案内ネジ(15)が設けられている場合には、上記の螺旋円盤型の攪拌部材(4)は、円盤部(44)の外周縁が案内ネジ(15)に係合し、当該撹拌部材の回転により案内ネジ(15)に沿って外側シリンジ(1)の軸方向へ移動可能に構成される。上記の様に、外側シリンジ(1)の案内ネジ(15)に攪拌部材(4)の円盤部(44)の外周縁を係合させた場合には、上記の場合と同様に、攪拌部材(4)を回転させることにより、強制的に攪拌部材(4)を進退させることが出来、粘度の高い薬剤の撹拌混合に好適である。
【0027】
また、図7に示す各態様の上記の攪拌部材(4)は、通常、耐薬品性および耐熱性に優れたポリオレフィン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンナフタレート等の樹脂を射出成形して作製されるが、特に、図7(a)〜図7(f)に示す攪拌部材(4)は、柔弾性を有する材料によって構成されるのが好ましい。勿論、金属等の材料で構成されてもよい。攪拌部材(4)は柔弾性材料によって構成されている場合には、外側シリンジ(1)の奥端まで内側シリンジ(2)を押し込んだ際、扁平状態に攪拌部材(4)を変形させることが出来るため、混合した薬剤をより多く効率的に取り出すことが出来る(図3(d)及び図6(d)参照)。
【0028】
次に、本発明のカプセルの使用方法および機能について図3及び図6を参照して説明する。本発明のカプセルを使用する場合には、先ず、図3(a)及び図6(a)に示す状態からプランジャ(3)の押込み操作により、内側シリンジ(2)の後端側から先端へ向けてプランジャ(3)を押し込み、図3(b)及び図6(b)に示す様に、穿孔ロッド(31)によって内側シリンジ(2)先端の放出口(22)を開口し、そして、内側シリンジ(2)の第2の薬剤(B)を外側シリンジ(1)の薬剤収容領域に供給する。
【0029】
上記の様に、内側シリンジ(2)の放出口(22)を開口させた場合、プランジャ(3)の穿孔ロッド(31)は、内側シリンジ(2)先端の放出口(22)を貫通して外側シリンジ(1)先端側の薬剤収容領域に突出する。一方、上記の薬剤収容領域には攪拌部材(4)が配置されており、斯かる攪拌部材(4)はその中心部に軸穴(41)が設けられているため、上記のプランジャ(3)の押し込み操作により、穿孔ロッド(31)は、攪拌部材(4)の軸穴(41)を貫通して攪拌部材(4)を係止する。
【0030】
次いで、図3(c)及び図6(c)に示す様に、プランジャ(3)を回転操作すると、穿孔ロッド(31)に係止された攪拌部材(4)が回転し、攪拌部材(4)は、その回転により、外側シリンジ(1)の薬剤収容領域に予め収容された第1の薬剤(A)と内側シリンジ(2)から供給された第2の薬剤(B)を撹拌混合する。なお、攪拌部材(4)を回転させる場合には、内側シリンジ(2)を回転操作することにより、内側シリンジ(2)と共にプランジャ(3)を回転させてもよい。
【0031】
また、上記の撹拌混合の際、特に、図6に示す様に、外側シリンジ(1)の内周面に案内ネジ(15)が設けられ且つ当該案内ネジに攪拌部材(4)が係合している場合には、攪拌部材(4)を回転させることにより、外側シリンジ(1)内で強制的に攪拌部材(4)を進退させることが出来るため、粘度の高い薬剤でも、確実に撹拌混合することが出来る。
【0032】
そして、第1の薬剤(A)と第2の薬剤(B)を混合した後は、図3(d)及び図6(d)に示す様に、プランジャ(3)と共に内側シリンジ(2)を外側シリンジ(1)の奥端へ押し込むことにより、外側シリンジ(1)先端の取出口(11)から混合された薬剤を押し出すことが出来る。
【0033】
なお、本発明のカプセルは、勿論、指先で操作することも出来るが、通常は専用のアプライヤー(薬剤注入器具)を使用して操作される。斯かるアプライヤーは、概略、先端部にカプセル全体を収納保持するガン状の本体と、当該本体内に配置されて先端側へ伸びるプランジャ送出し用の押し込み棒と、ラック・ピニオン機構を介して押し込み棒に連接する押し込み棒回転操作用の操作バーとから成り、本体に付設された引金状のレバーの把持操作により、押し込み棒を段階的に押出操作してプランジャ(3)、内側シリンジ(2)をそれぞれ押し込み、操作バーを押送操作して押し込み棒を正逆回転させる器具である。
【0034】
上記の様に、本発明のカプセルは、主に、外側シリンジ(1)、内側シリンジ(2)、プランジャ(3)及び攪拌部材(4)の4つの部材が同軸状に配置されたシンプルな構造を備えている。そして、本発明のカプセルにおいては、外側シリンジ(1)の薬剤収容領域に攪拌部材(4)が予め配置され、内側シリンジ(2)から外側シリンジ(1)の薬剤収容領域に第1の薬剤(A)を供給して第2の薬剤(B)と混合する際にプランジャ(3)の穿孔ロッド(31)で攪拌部材(4)を係止し、そして、プランジャ(3)の回転操作により攪拌部材(4)を強制的に回転させる様になされているため、外側シリンジ(1)の薬剤収容領域において第1の薬剤(A)と第2の薬剤(B)を簡単に且つ十分に混合することが出来る。
【0035】
更に、本発明のカプセルにおいて、外側シリンジ(1)の内周面に案内ネジ(15)が設けられ且つ当該案内ネジに攪拌部材(4)が係合している場合には、外側シリンジ(1)内で攪拌部材(4)を回転させつつ強制的に進退させることが出来るため、粘度の高い薬剤でも、確実に撹拌混合することが出来る。なお、本発明のカプセルは、歯牙材料だけでなく、粘性の高い各種の薬剤に好適であり、また、外側シリンジ(1)及び内側シリンジ(2)の形状や大きさは、収容される薬剤や用途に応じて適宜に設計できる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明した様に、本発明の注射器型薬剤カプセルによれば、外側シリンジの薬剤収容領域に攪拌部材が予め配置され、内側シリンジから外側シリンジの薬剤収容領域に第1の薬剤を供給して第2の薬剤と混合する際にプランジャの穿孔ロッドで攪拌部材を係止し、そして、プランジャの回転操作により攪拌部材を強制的に回転させる様になされているため、外側シリンジの薬剤収容領域において第1の薬剤と第2の薬剤を簡単に且つ十分に混合することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】注射器型薬剤カプセルの一例の構成要素を示す部品展開斜視図である。
【図2】図1の注射器型薬剤カプセルの構成要素を中心線に沿って一部破断して示す側面図である。
【図3】図1の注射器型薬剤カプセルの使用態様を中心線に沿って一部破断して示す側面図である。
【図4】注射器型薬剤カプセルの他の例の構成要素を示す部品展開斜視図である。
【図5】図4の注射器型薬剤カプセルの構成要素を中心線に沿って一部破断して示す側面図である。
【図6】図4の注射器型薬剤カプセルの使用態様を中心線に沿って一部破断して示す側面図である。
【図7】攪拌部材の幾つかの態様を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 :外側シリンジ
11:取出口
13:掛止部
15:案内ネジ
2 :内側シリンジ
21:シール材
22:放出口
23:掛止部
3 :プランジャ
31:穿孔ロッド
33:把持部
4 :攪拌部材
40:ハブ
41:軸穴
42:バー
43:羽根
44:円盤
45:突起
A :薬剤(第1の薬剤)
B :薬剤(第2の薬剤)
C :混合薬剤

Claims (6)

  1. 2種の薬剤(A,B)を別個に収容すると共にこれらを混合して押し出す注射器型薬剤カプセルであって、先端に取出口(11)が設けられ且つ第1の薬剤(A)が収容される外側シリンジ(1)と、先端に放出口(22)が設けられ且つ第2の薬剤(B)が収容されて外側シリンジ(1)の後端から挿入される内側シリンジ(2)と、内側シリンジ(2)の放出口(22)を開口する穿孔ロッド(31)が先端に突設され且つ内側シリンジ(2)の後端から挿入されるプランジャ(3)とを備え、外側シリンジ(1)の薬剤収容領域には、予め収容された第1の薬剤(A)と内側シリンジ(2)から供給される第2の薬剤(B)とを回転によって撹拌混合する攪拌部材(4)が外側シリンジ(1)と同軸状に配置され、攪拌部材(4)は、その中心部に設けられた軸穴(41)にプランジャ(3)の穿孔ロッド(31)が挿通され且つプランジャ(3)を回転操作されることにより、回転する様になされていることを特徴とする注射器型薬剤カプセル。
  2. 攪拌部材(4)は、軸穴(41)が設けられたハブ(40)から複数のバー(42)を外側シリンジ(1)の半径方向に張出して成る部材である請求項1に記載の注射器型薬剤カプセル。
  3. 攪拌部材(4)は、軸穴(41)が設けられたハブ(40)から複数の羽根(43)を外側シリンジ(1)の半径方向に張出して成るプロペラ型の部材である請求項1に記載の注射器型薬剤カプセル。
  4. 薬剤収容領域を構成する外側シリンジ(1)の先端側の内周面には案内ネジ(15)が設けられ、撹拌部材(4)の各羽根(43)の先端には案内ネジ(15)に係合する突起(45)が付設され、撹拌部材(4)は、その回転により案内ネジ(15)に沿って外側シリンジ(1)の軸方向へ移動可能に構成されている請求項3に記載の注射器型薬剤カプセル。
  5. 攪拌部材(4)は、中心部に軸穴(41)が設けられた螺旋円盤型の部材である請求項1に記載の注射器型薬剤カプセル。
  6. 薬剤収容領域を構成する外側シリンジ(1)の先端側の内周面には案内ネジ(15)が設けられ、撹拌部材(15)の円盤(44)の外周縁は案内ネジ(15)に係合し、撹拌部材(4)は、その回転により案内ネジ(15)に沿って外側シリンジ(1)の軸方向へ移動可能に構成されている請求項5に記載の注射器型薬剤カプセル。
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