JP4182487B2 - ラベル貼着装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ガラス瓶などの被貼着物の外周面にラベルを貼着するための主に卓上型のラベル貼着装置に関する。
この種のラベル貼着装置として、表面にラベルが剥離可能に粘着された長尺シートを巻回体から繰り出して搬送し、予め印刷が施されてないラベルには、搬送途中で刻印機やプリンタ等による捺印や印字をラベルに施し、また予めラベルに印刷等が施されている長尺シートを用いる場合には、刻印機やプリンタ等による捺印や印字は不要であるから、そのまま搬送し、その後、ラベルを長尺シートから剥離して被貼着物の外周面に貼着するものが知られている(例えば特許文献1)。
また、ラベルを被貼着物の外周面に貼着する際に、ラベルを被貼着物側へ密着させるために、ラベルを上方から押さえローラで押さえる形式のものも知られている(例えば特許文献2及び特許文献3)。
特許第3036724号公報 実開昭57−193610号公報 実開昭56−17253号公報
ところで、近年では、瓶等の被貼着物の種類が多くなってきており、サイズの違う瓶などでも迅速に対応できるように、作業者が手作業で瓶を投入できるように構成した比較的小形のラベル貼着装置が普及してきている。
しかし、上記した従来のものは、ラベル押さえローラを移動させるための駆動源とラベルが貼着された瓶を排出するための駆動源が、それぞれ別個のモータで構成されていたため、それぞれの制御装置を別個に設ける必要があり、しかも構造が複雑で装置全体が大型化し、コスト高につくという問題があった。
一方、ラベル押さえローラを移動させるための駆動源とラベルが貼着された瓶を排出するための駆動源として別個のモータを用いるのを避けるため、ラベル押さえローラを移動させるための駆動源として、ソレノイド等を用いた方式のものも存在するが、この場合もモータがソレノイドに置換されたのみで、駆動源として別個のものを用いている点に変わりないため、前記問題を解決することはできなかった。
この発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたものであって、装置を小型化できるとともに構造が簡単で低コストなラベル貼着装置を提供することを課題とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)表面にラベルが剥離可能に粘着された長尺シートが長手方向へ搬送される搬送路上に位置して、前記ラベルを長尺シートから剥離させるラベル剥離手段と、前記ラベル剥離位置に近接する所定位置にセットされた被貼着物を支持して回転させるとともに、前記剥離されるラベルを被貼着物の外周面に沿うように移転させるラベル受け取り手段と、前記セットされた被貼着物に対して接近離間可能に配設されたラベル押さえローラを、被貼着物の接近方向に移動させて被貼着物に転接させながら、前記ラベルを押圧して被貼着物の外周面に貼着させるラベル押圧手段と、前記ラベルが被貼着物の外周面に貼着されたのち、前記ラベル押えローラが被貼着物から離間する方向に変移された際に、被貼着物掬い出し部材により被貼着物を前記所定位置から下流側に排出させる被貼着物掬い出し手段と、を備え、前記ラベル押圧手段を駆動するための駆動源と、前記被貼着物掬い出し手段を駆動するための駆動源とを同一のモータで構成して、前記ラベル押さえローラが被貼着物から離間する工程で、前記被貼着物掬い出し部材を動作させ、前記被貼着物掬い出し部材は、被貼着部材に対する掬い出し方向に沿って回動変移可能に構成されており、この被貼着物掬い出し部材の基端部に作用して掬い出し動作させる駆動レバーを設けるとともに、前記モータの正転/逆転の回転を前記ラベル押さえローラの被貼着物に対する離間方向または接近方向への移動動作に変換するクランク機構を設け、さらに、前記クランク機構にカムを枢支するとともに、このカムは、前記モータの正方向の回転でラベル押えローラが被貼着物から離間変移して待機位置に至るまでに、クランク機構と共に変移することにより、前記駆動レバーを駆動して前記被貼着物掬い出し部材を掬い出し動作させる一方、モータの逆方向の回転でラベル押えローラを被貼着物への接近方向に変移させる際に、クランク機構に追従しない方向に変移可能となされることにより、駆動レバーに対する駆動動作を回避するものとなされ、かつ、前記カムと前記クランク機構との間には、前記クランク機構に追従する方向に前記カムを付勢するばね部材を掛設してなることを特徴とするラベル貼着装置。
(2)表面にラベルが剥離可能に粘着された長尺シートが長手方向へ搬送される搬送路上に位置して、前記ラベルを長尺シートから剥離させるラベル剥離手段と、前記ラベル剥離位置に近接する所定載置位置に載置された被貼着物を、下方から支持して回転させるとともに、前記剥離されるラベルを被貼着物の外周面に沿うように移転させるラベル受け取り手段と、上下方向へ昇降可能に配設されたラベル押さえローラを下降させて被貼着物に転接させながら、前記ラベルを押圧して被貼着物の外周面に貼着させるラベル押圧手段と、前記ラベルが被貼着物の外周面に貼着されたのち、前記ラベル押えローラが上昇変移された際に、被貼着物掬い出し部材により被貼着物を前記所定載置位置から下流側に排出させる被貼着物掬い出し手段と、を備え、前記ラベル押圧手段を駆動するための駆動源と、前記被貼着物掬い出し手段を駆動するための駆動源とを同一のモータで構成して、前記ラベル押さえローラが上昇する工程で、前記被貼着物掬い出し部材を動作させ、前記被貼着物掬い出し部材は、被貼着部材に対する掬い出し方向に沿って回動変移可能に構成されており、この被貼着物掬い出し部材の基端部に作用して掬い出し動作させる駆動レバーを設けるとともに、前記モータの正転/逆転の回転を前記ラベル押さえローラの被貼着物に対する離間方向または接近方向への移動動作に変換するクランク機構を設け、さらに、前記クランク機構にカムを枢支するとともに、このカムは、前記モータの正方向の回転でラベル押えローラが被貼着物から離間変移して待機位置に至るまでに、クランク機構と共に変移することにより、前記駆動レバーを駆動して前記被貼着物掬い出し部材を掬い出し動作させる一方、モータの逆方向の回転でラベル押えローラを被貼着物への接近方向に変移させる際に、クランク機構に追従しない方向に変移可能となされることにより、駆動レバーに対する駆動動作を回避するものとなされ、かつ、前記カムと前記クランク機構との間には、前記クランク機構に追従する方向に前記カムを付勢するばね部材を掛設してなることを特徴とするラベル貼着装置。
(3)前記ラベル押圧手段が、前記ラベル押さえローラに対して被貼着物へ接近する方向のばね力を常時付勢するばね部材を備えており、前記ラベル押さえローラが移動して被貼着物に転接する際に、前記ばね力でラベルを被貼着物の外周面に押圧させてなる前項1または2に記載のラベル貼着装置。
前項(1)に記載の発明によれば、前記搬送路上の所定位置に被貼着物がセットされると、ラベル移転手段により該被貼着物が回転状態で支持されるとともに、ラベルが剥離可能に粘着された長尺シートが搬送される搬送路上に位置するラベル剥離手段により、前記ラベルが長尺シートから剥離される。一方、ラベル押圧手段のラベル押えローラが移動して被貼着物に転接し、剥離されたラベルはラベル押さえロールで押圧されながら、被貼着物の外周面に移転し貼着される。
このように、ラベルが被貼着物の外周面に貼着される際には、ラベルは前記ラベル押えローラで押さえられるので、ラベルは密着した状態で被貼着物に貼着される。
ラベルが被貼着物の外周面に貼着されたのち、前記ラベル押えローラが被貼着物に対して離間方向に変移すると、被貼着物掬い出し手段におけるラベル掬い出し部材が被貼着物を掬い出し動作するので、ラベルが貼着された被貼着物が所定セット位置から下流側に排出される。
また、前記ラベル押圧手段を駆動するための駆動源と、前記被貼着物掬い出し手段を駆動するための駆動源とを同一のモータで構成し、前記ラベル押さえローラが被貼着物から離間する工程で、前記被貼着物掬い出し部材を動作させるので、装置の小型化を図ることができるとともに、前記モータを駆動するための制御装置も1つで済み、その分構造が簡単で安価に提供可能となる。
前項(2)に記載の発明によれば、前記(1)の効果に加えて、比較的重い駆動源が減少するため、装置の横寸法を縮小でき、押さえローラが上下に移動することとも相俟って、縦型の貼着装置となしえ、設置面積の狭小化を図ることができる。
前項(3)に記載の発明によれば、前記ラベル押さえローラが下降して被貼着物に転接する際に、前記ばね力でラベルが被貼着物の外周面に押圧されるから、ラベルにしわなどが形成されるおそれもなく、綺麗に貼着される。
前項(1)または(2)に記載の発明によれば、さらに、前記モータの正方向の回転でラベル押えローラが被貼着物から離間変移して待機位置に至るまでに、クランク機構と共に変移するカムにより駆動レバーを駆動するので、前記被貼着物掬い出し部材による掬い出し動作が行われる一方、モータの逆方向の回転でラベル押えローラを被貼着物への接近方向に変移させる際には、カムはクランク機構に追従しない方向に変移可能となされ駆動レバーに対する駆動動作を回避するものとなされているから、ラベル押えローラの被貼着物への接近方向への変移中に、カムが駆動レバーを駆動することがなく、不用意に被貼着物掬い出し動作が行われるおそれはない、という効果もある

また、前記カムと前記クランク機構との間には、前記クランク機構に追従する方向に前記カムを付勢するばね部材を掛設してなるから、モータの正逆回転によるクランク機構の動作に応じて、前記カムによる駆動レバーの駆動動作及び駆動動作の回避をスムーズに行わせることができる。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係るラベル貼着装置を示す概略構成図、図2は、同じく貼着装置で使用されるラベルおよび長尺シートを示す断面図、図3は、同じく貼着装置の斜視図である。なお、この実施形態では、被貼着物が断面円形の瓶である場合を例示するが、被貼着物は瓶に限定されることはないし、断面形状も円形に限定されることはなく、断面楕円形のものや断面多角形のものであっても良く、外周面にラベルを貼着可能なものであればよい。
図1〜図3において、このラベル貼着装置で使用されるラベルLは、裏面に接着層を有しており、長尺シートSの表面に図示しない離型層を介して剥離可能に粘着されている。
瓶用ラベル貼着装置は、概ね、シート搬送部1と、ラベル刻印部2と、ラベル剥離部3と、ラベル受け取り部4と、ラベル押圧部5と、瓶掬い出し部6とを備えている。
前記シート搬送部1は、左右の側板11a,11bからなる装置本体11の後端部に配置されたシート繰り出し部1Aおよびシート巻き取り部1Bを有し、このシート繰り出し部1Aとシート巻き取り部1Bとの間には、ガイドローラ1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gなどが配置されている。
また、ラベル剥離部3と前記シート巻き取り部1Bとの間には、図示は省略したが、モータにより駆動されるフィードローラとラベル剥離後のシートを挟むピンチングローラが設けられており、モータにより前記フィードローラを瓶へのラベル貼着動作と連動して間欠的に駆動することにより、長尺シートSを所定量搬送するものとなされており、これにより長尺シートSは瓶へのラベル貼着分ずつ徐々に繰り出されるものとなされている。同時に、ラベルを剥離されたシートをシート巻き取り部1Bに巻き取るものとなされている。
なお、前記フィードローラ駆動用モータの駆動は、図2に示すようにシートSを挟んで配置された1対の投光素子36aと受光素子36bからなるシート移送量検出センサの信号に基づいて行われる。このセンサは、シートSを透過しラベルLを透過しない投光素子36aからの光を、受光素子36bで受光することにより、シート移送量を検出する。また、シートSが透光性のものでない場合等には、シートに黒色等からなるマークをラベルピッチに合わせて設けるとともに、光反射型のセンサを配置し、投光素子からの光を前記マークで反射しこれを受光素子で受光することによりシート移送量を検出しても良いし、ラベルのエッジに接触することにより作動するリミットスイッチ等の機械式センサによりシート移送量を検出しても良い。
前記シート搬送部1による長尺シートSの搬送路上には、前記ラベル刻印部2が配置されており、長尺シートSに粘着されたラベルLがその位置に到達すると、そのラベルLの表面に所定の捺印を施すようになっている。なお、刻印部2に代えてプリンタ部を設け、ラベルに所定の印字を施す構成であっても良い。また、シートSに粘着されているラベルLが、既に所定の表示を印刷済みである場合には、刻印部2やプリンタ部等は不要であり、この場合には、印刷済みのラベルLをシートSから剥離して被貼着物に貼着する動作のみを行う装置となる。
前記シート搬送路の終盤には、人手によって伏臥状態に載置された瓶Mを下方から支持して回転させる前後一対の支持ローラ41,42が配置されており、これら支持ローラ41,42の上流側には、前記ラベル剥離部3が近接して配備されている。
このラベル剥離部3は、例えば、図4および図5に示すように、後端部側(上流側)が軸32cに枢支された枠形の剥離エッジ部材31を有している。
この剥離エッジ部材31の左右可動側板32a,32bの先端部には、前記長尺シートSを急角度で後方(上流側)へUターンさせることにより、前記ラベルLを長尺シートSの表面から剥離させる剥離棒33が設けられている。
剥離棒33の上流側近傍には、剥離補助棒34が設けられている。この剥離補助棒34は、前記シートSを剥離棒3に対してS字状に変形させて前記ラベルLに対する剥離性を高める機能をもっている。
前記長尺シートSは、ラベルLよりも柔軟性があり、さらに、かつラベルLの粘着力は、前記長尺シートSをUターン状に折り返すだけで、ラベルLが剥離できる程度の低粘着力に設定されている。
なお、前記剥離エッジ部材31は、瓶Mの直径に応じてラベルLの剥離位置が変更できるように、傾き角度が変更可能に設定されている。そして、前記装置本体11の右側面に設けられた傾き角度変更用操作部(図1)35と前記剥離エッジ部材31との間は、操作力を伝える機構(図示せず)が介在されており、前記剥離エッジ部材31を前記操作部35の操作量に応じた角度に設定できるようになっている。
前記ラベル受け取り部4は、前記支持ローラ41,42と、これら支持ローラ41,42に回転力を伝達するモータ43(図3)と、モータ43の回転力を前記支持ローラ41伝達するベルト伝導機構44とを備えている。
前記支持ローラ41,42は、前記ラベルが貼着される瓶Mが伏臥状態に載置される所定載置部を構成しており、載置された瓶Mを下方から支持してラベルLを引き出せる方向(図5の矢印a方向)に回転させるとともに、後述するラベル押えローラ51によるラベル押え動作と相俟って、前記剥離されるラベルLの先端部に転接し、該ラベルLを長尺シートSから引き取り、前記瓶Mの外周面に沿うように移転させるようになっている。
前記ラベル押圧部5は、支持ローラ41,42に載置される瓶の中心軸上方位置において、支持ローラ41、42と平行な水平状態に配置されるとともに、瓶Mの中心軸に向かって水平状態のまま直線的に上下方向へ昇降可能に配設されたラベル押えローラ51と、装置本体11におけるベース部12に立設された支柱52と、この支柱52における縦ガイド部52aに沿って上下方向へ沿って移動自在に取り付けられた上部スライダ53とを備え、前記上部スライダ53における前方突出腕部53aにローラ保持部材54を介して前記ラベル押えローラ51が支持されている。
前記上部スライダ53に固定されたばね係止部501と前記ベース12におけるばね係止部502との間には、前記ラベル押えローラ51に対して下方へのばね力を付勢するばね部材として、例えば引っ張りコイルばね55が張設されている。
前記支柱52の縦ガイド部52aには、前記上部スライダ53の下面に当接して上部スライダ53を押し上げ可能な下部スライダ56が設けられている。
この下部スライダ56は、正転および逆転が可能なモータ57の回転力を垂直方向の直線往復運動に変換するクランク機構58により駆動されるようになっている。
前記クランク機構58は、図7に示すように、基端部が前記モータ57側の出力軸57aに固定された原節レバー581と、一端部が前記原節レバー581の先端部にピン500を介して枢支・連結され、他端部が前記下側スライダ56に軸503を介して連結・枢支された連結棹582とを備えている。
このクランク機構58は、瓶MにラベルLが貼着されると、モータ57の正転(図7の矢印X方向)により、前記原節レバー581と連結棹582が伸長状態となり、前記下部スライダ56を上昇させて上部スライダ53を介してラベル押えローラ51を上昇変移して上昇待機位置に設定させ、また、モータ57の逆転(図7の矢印Y方向)により、前記駆動レバー581と連結棹582が屈曲状態となり、下部スライダ56および上部スライダ53を下降させるとともに、下降の途中で、図12に示すように、前記引っ張りコイルばね55の引っ張りばね力でラベル押えローラ51を瓶Mの外周面に転接させ、該瓶Mに移転されたラベルMを弾性的に押圧するようになっている。
なお、前記装置本体11の左側板11aの外面には、前記ラベル押えローラ51を上昇変移して上昇待機位置に設定された際に、前記原節レバー581の一側端面に当接される第1ストッパ71が固定され、また、ラベル押えローラ51が下降して瓶Mに転接する際に、前記原節レバー581の他側端面に当接される第2ストッパ72が固定されている。また、第1ストッパ71及び第2ストッパ72の各近傍位置には、図示は省略したが、原節レバー581が正逆各方向へ最大回動したこと、換言すれば原節レバー581が第1ストッパ71又は第2ストッパ72に当接したことを検知するリミットスイッチ、非接触式センサ等からなる検知センサがそれぞれ配設されている。
前記瓶掬い出し部6は、図4〜図6に示すように、待機状態で先端部が前記瓶Mと支持ローラ41,42との間に進入した状態で、その基端部が装置本体11側に支軸60bを介して枢支されて垂直面内に沿って回動変移可能に設定されたウィング状の瓶掬い出し部材61と、瓶掬い出し部材61の基端側を押し下げて瓶掬い出し部材61をはね上げさせる押し下げ用の駆動レバー62と、カム受けローラ630を有するとともに前記駆動レバー62を一体的に支持し、支軸631を中心にして回動変変移可能な連結プレート63と、基端側が前記原節レバー581に枢軸600を介して連結枢支されて、カム受けローラ630を押し上げて駆動レバー62を駆動する押し上げカム64とを備えている。
なお、前記支軸60bは、瓶掬い出し部材61に固定された2個の支持ガイド片60a、60aを貫通した状態で、止めねじ60cにより各支持ガイド60aに一体的に連結されたものである。
前記瓶掬い出し部材61の先端は、図4に示すように櫛歯状部61aに形成される一方、掬い出し部材61に近い方の支持ローラ42の周面には、長さ方向に沿って間隔的に縮経凹部42aが形成されている。また、瓶掬い出し部材61の先端櫛歯状部61aは、該先端櫛歯状部61aがはね上げられた際に、瓶Mを前方のシュータ(図6)80側へ確実に掬い出すために、下向きに傾斜状ないし湾曲状に曲成されている。そして、非掬い出し動作時においては、掬い出し部材61は、装置本体11に水平状に突設された短尺のストッパ67に支持されて水平状に保持され、掬い出し部材61の櫛歯状部61aが、支持ローラ42の縮経凹部42aに埋入状態に嵌まり込んで、ラベル貼着時の瓶Mの回転動作を妨げないようになっている。前記瓶掬い出し部材61は、ウィング状に限定されるものではなく、瓶Mを掬い出せる形状であればよい。
この実施形態では、駆動レバー62により基端側が押し下げられることにより先端側がはね上がった瓶掬い出し部材61は、駆動レバー62の押し下げ力の解除後は、自重によりはね上げ前の元の状態に復帰するものとなされているが、復帰方向へ常時付勢力を付与するばね等の弾性部材を設け、はね上げ後は、この弾性復帰力により元の状態に復帰させるものとしても良い。
前記押し上げカム64は、前記ラベル押えローラ51が上昇して待機位置に至る直前に、図11に示すように、前記カム受けローラ630を押し上げ、連結プレート63を介して前記駆動レバー62により前記瓶掬い出し部材61の基端側を押し下げて掬い出し動作させるものである。
前記原節レバー581には、図7〜図11に示すように、前記連結プレート63を押し上げ時に押し上げカム64の戻りを規制するストッパ601が固定されている。
また、押し上げカム64と前記原節レバー581との間には、原節レバー581のピン583に巻回装着されるとともに、前記押し上げカム64のピン603と前記枢軸600との間に跨がったばね部材、例えば捻りばね(鋏形ばね)65が掛設されている。
この捻りばね65は、押し上げカム64をストッパ601方向へ常時付勢するためのものである。このばねにより、前記モータ57を逆方向へ回転させてラベル押えローラ51を上昇した待機位置から下降させる途中で、前記押し上げカム64がカム受けローラ630に当接すると、前記押し上げカム64を押し上げ動作回避方向(矢印X方向)へ前記ばね65の弾性力に抗しつつ変移させる。そして、押し上げカム64が押し上げ動作、つまりカム受けローラ630を介して連結プレート63を押し上げる動作を行うことなくカム受けローラ630の下方を通過する位置関係になったときに、ばねの付勢力によって押し上げカム64をストッパ601に当接するまで移動させるものである。この点については後述する。
つぎに、上記構成のラベル貼着装置の動作を説明する。
非作業中は、シートを搬送するためのフィードローラ駆動用の図示しない駆動モータ、支持ローラ41,42に回転力を伝達するためのモータ43、及び原節レバー581を回動させるためのモータ57はそれぞれ停止しており、ラベル押えローラ51は、前記クランク機構58の伸長によって、下部スライダ56および上部スライダ52を介して上昇させられ、図8に示す待機位置にある。
作業者が、瓶Mを伏臥姿勢で前記支持ローラ41,42上に載置したのち、装置本体11の所定位置に設けられたスイッチあるいはフットスイッチ(いずれも図示せず)を操作すると、前記の支持ローラ回転用モータ43、及び原節レバー回動用モータ57がそれぞれ作動を開始する。なお、瓶Mが支持ローラ41,42上にセットされたことを検出するセンサを設けることにより、瓶Mが支持ローラ41,42上にセットされると、モータ43、モータ57が自動的に作動を開始する構成としても良い。
モータ43の回転により前記一対の支持ローラ41,42が回転駆動される。また、前記モータ57は逆転(矢印Y方向へ所定角度回転)を開始し、図9に示すように、原節レバー581が矢印Y方向へ回動しクランク機構58が屈曲し始める。これに伴って前記下部スライダ56が下降し、これに追従して上部スライダ53も下降するので、ラベル押えローラ51が下降する。
原節レバー581の矢印Y方向への回動により、押し上げカム64も同方向に回動するが、回動途中において、図9に示すように押し上げカム64の先端部64aがカム受けローラ63に当接する。
押し上げカム64は捻りばね65のばね力に抗して矢印X方向へ変移可能となされているから、押し上げカム64は、原節レバー581の回動に追従することなく、先端部64aがカム受けローラ63に当接した位置に留まり、原節レバー581のみが矢印Y方向へ回動を続ける。原節レバー581がさらに回動すると、押し上げカム64はその取り付け部位である枢軸600を介して斜め下方へ引張られる状態となり、ついには押し上げカム64の先端とカム受けローラ63との当接が外れ、捻りばね65により原節レバー581の回動に追従する方向に付勢された押し上げカム64は、カム受けローラ63の下方を通過しストッパ601に当接するまで回動し、以後は原節レバー581の回動に追従して回動していく。従って、モータ57が逆転しているとき、換言すればラベル押さえローラ51が下降しているときは、掬い出し部材61を不用意に動作させるのを防止することができる。
モータ57の回転がさらに進むと、ラベル押さえローラ51は瓶Mに転接する。その結果、支持ローラ41,42に載置された瓶Mはラベル押さえローラ51で押さえられた状態で回転する。
モータ57がさらに回転し、クランク機構58がさらに屈曲し、前記下部スライダ56がさらに下降しても、図12に示すように、ラベル押えローラ51は瓶Mによりそれ以上の下降を阻止されるから、下部スライダ56のみが上部スライダ53と分離して下降する。このとき、上部スライダ53には、引っ張りコイルばね55により下方へのばね力が付勢されているので、瓶Mはラベル押えローラ51により適度な押圧力を付与される。
クランク機構58の原節レバー581が、図10に示すように、第2ストッパ72に当接するまで回動すると、図示しないセンサによりこれが検知されて、モータ57は停止する。
同時に、フィードローラ駆動用の図示しない駆動モータが作動を開始し、長尺シートSがシート繰り出し部1Aから繰り出され、ラベル剥離部3において、長尺シートSが剥離補助ローラ34の下側を通過してS字状になりながら剥離ローラ33の上側を通過し、そのままUターンして搬送される。このため、長尺シートSがUターンして急に折れ曲がることにより、刻印されたラベルLが長尺シートSが粘着力に打ち勝って該長尺シートSから剥がされ始める。前記剥離エッジ部材31の先端は前記支持ローラ41,42に載置されている瓶Mの上側外周面に近接するような傾き姿勢に設定されているから、剥がされるラベルLの先端は前記瓶Mとラベル押さえローラ51との間の位置に達する。
瓶Mは回転しているから、剥がされたラベルLの先端が瓶Mとラベル押さえローラ51との間の位置に達すると、図5に示すように、瓶Mとラベル押さえローラ51との間に引き込まれたのち、瓶Mの外周面に受け取られ、最終的に前記ラベルLが瓶Mの外周面に沿うように移転される。この際、ラベルLはラベル押さえローラ51で押さえられているから、ラベルLは密着性よく瓶Mに貼着される。しかも、前述したように、上部スライダ53には、引っ張りコイルばね55により下方へのばね力が付勢されているので、ラベルLはラベル押さえローラ51によって弾性的に押圧され、瓶Mの回転に伴って該瓶Mの外周面に密着状態となり、しわなどの残存するおそれもなく良好に貼着される。
シートSが所定量繰り出されると、前記投光素子36aと受光素子36bからなるセンサの信号により、フィードローラ駆動用モータが停止され、シートSの繰り出しが停止される。
同時に、原節レバー回動用のモータ57は、正方向(図8〜図11の矢印X方向)への回転を開始する。なお、ラベル刻印部2に位置しているラベルLの表面には、前記ラベル刻印部2により所定の捺印が施される。
前記モータ57が正方向へ回転すると、前記クランク機構58が図11に示すように伸長状態へ移行するので、下部スライダ56が引っ張りコイルばね55のばね力に抗して上部スライダ53を上昇させる。このため、前記ラベル押えローラ51が上昇する。
また、前記クランク機構58が伸長、つまり原節レバー581が矢印X方向へ回動変移した際には、前記原節レバー581に枢支されかつ捻りばね65によってストッパ601方向へ付勢されている押し上げカム64が、ストッパ601によって押される態様で原節レバー581と一体的に変移するから、該押し上げカム64の先端部64aが連結プレート63のカム受けローラ630を押し上げる。
カム受けローラ630の押し上げ動作により、連結プレート63が支軸631を中心にして、図11の矢印c方向へ回動変移するので、駆動レバー62の先端部で前記瓶掬い出し部材61の基端部が押し下げられ、瓶掬い出し部材61は支軸60bを中心に回動しその先端側が跳ね上がる。これにより、前記支持ローラ41,42上のラベル貼着済の瓶Mが前方のシュータ80側に排出される。
カム受けローラ630が連結プレート63のカム受けローラ630を通過すると、瓶掬い出し部材61は、自重によりはね上げ前の元の状態に復帰する。
クランク機構58の原節レバー581が、図8に示すように、第1ストッパ71に当接するまで回動すると、図示しないセンサによりこれが検知されて、モータ57の回転が停止し、ラベル押えローラ51は図8に示す待機位置に復帰するとともに、支持ローラ回転用モータ43も停止して、支持ローラ41,42の回転が停止される。
このように、モータ57の回転力をクランク機構58を介してラベル押えローラ51を上下動させる一方、押し上げカム64で前記瓶掬い出し部材61を動作させるための駆動源も同じモータ57で構成してあるから、装置の小型化、部品点数の低減化を図ることができ、またモータの制御装置も少なくてすむから、構成の簡素化を図ることができ、安価に製作可能となる。また、この実施形態のように、ラベル押えローラ51を上下動させることにより、モータ個数の減少とも相俟って縦型の装置とすることができ、設置スペースの狭小化を図ることもできる。
前記ラベル貼着済の瓶Mがシュータ80側に放出されたのち、作業者が再び前記支持ローラ41,42の上に瓶Mを載置して、モータ駆動開始用のスイッチを操作すると、上記と同様の動作が繰り返され、瓶MにラベルLが貼着され、シュータ80に放出される。このようにして連続的に瓶MにラベルLを貼着することができる。
しかも、前述したとおり、ラベル押えローラ51の下降時には、押し上げカム64は原節レバー581の回動方向とは逆方向に回動変移可能となされることにより、カム受けローラ630を押し上げることなく通過可能となされるとともに、捻りばね65によって原節レバー581との一体性を保持する方向に付勢されているから、押し上げカム64がカム受けローラ630を押し上げることなく通過可能な位置関係に達すると、前記付勢力により押し上げカム64はカム受けローラ630の下方を回動通過して、原節レバー581に追いつき一体性を保持する。一方、ラベル貼着後のラベル押えローラ51の上昇時には、押し上げカム64は原節レバー581と一体となって回動することにより、カム受けローラ630を押し上げる。これにより瓶掬い出し部材61の掬い出し動作をラベル押えローラ51の上昇時にのみ生じさせて瓶Mを掬い出すから、スムーズな貼着と瓶Mの掬い出しを行うことができる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることはない。たとえば、支持ローラ41,42及びラベル押さえローラ51を水平状配置とし、瓶Mを支持ローラ41,42上に伏臥状態で載置する構成の装置を示したが、図1及び図3に示す装置を左右の側板11aあるいは11bの側が底部となる向きに横倒しすることにより、支持ローラ41,42及びラベル押さえローラ51を垂直状配置とし、瓶Mを支持ローラ41,42に対して起立状態でセットする構成の装置として用いても良い。
この発明の一実施形態に係る瓶用ラベル貼着装置の全体を示す概略構成図である。 瓶用ラベルが粘着されたシートを示す断面図である。 瓶用ラベル貼着装置を左側方から見た斜視図である。 ラベル剥離部およびラベル受け取り部を示す概略斜視図である。 同じくラベル剥離部およびラベル受け取り部を示す側面図である。 同じくラベル剥離部およびラベル受け取り部周辺を示す平面図である。 ラベル押えローラを駆動するクランク機構を示す右側面図である。 同じくラベル押えローラが上昇待機位置に設定されている状態でのクランク機構周辺を示す右側面図である。 同じくラベル押えローラが上端から下降を開始した直後に押し上げカムがカム受けローラに当接した状態でのクランク機構周辺を示す右側面図である。 同じくラベル押えローラが下側に下降した状態でのクランク機構周辺を示す右側面図である。 同じくラベル押えローラの上昇時の押し上げカムの押し上げにより瓶掬い出し部材が動作した状態でのクランク機構周辺を示す右側面図である。 ラベル押えローラが下降して瓶に当接した後の状態を示す部分正面図である。
符号の説明
3・・・・・・・・・ラベル剥離手段
4・・・・・・・・・ラベル受け取り手段
5・・・・・・・・・ラベル押圧手段
6・・・・・・・・・瓶掬い出し手段
61・・・・・・・・瓶掬い出し部材
51・・・・・・・・ラベル押圧ローラ
55,65・・・・・ばね部材
57・・・・・・・・モータ
58・・・・・・・・クランク機構
62・・・・・・・・駆動レバー
64・・・・・・・・押し上げカム
L・・・・・・・・・ラベル
M・・・・・・・・・瓶
S・・・・・・・・・長尺シート

Claims (3)

  1. 表面にラベルが剥離可能に粘着された長尺シートが長手方向へ搬送される搬送路上に位置して、前記ラベルを長尺シートから剥離させるラベル剥離手段と、
    前記ラベル剥離位置に近接する所定位置にセットされた被貼着物を支持して回転させるとともに、前記剥離されるラベルを被貼着物の外周面に沿うように移転させるラベル受け取り手段と、
    前記セットされた被貼着物に対して接近離間可能に配設されたラベル押さえローラを、被貼着物の接近方向に移動させて被貼着物に転接させながら、前記ラベルを押圧して被貼着物の外周面に貼着させるラベル押圧手段と、
    前記ラベルが被貼着物の外周面に貼着されたのち、前記ラベル押えローラが被貼着物から離間する方向に変移された際に、被貼着物掬い出し部材により被貼着物を前記所定位置から下流側に排出させる被貼着物掬い出し手段と、
    を備え、
    前記ラベル押圧手段を駆動するための駆動源と、前記被貼着物掬い出し手段を駆動するための駆動源とを同一のモータで構成して、前記ラベル押さえローラが被貼着物から離間する工程で、前記被貼着物掬い出し部材を動作させ
    前記被貼着物掬い出し部材は、被貼着部材に対する掬い出し方向に沿って回動変移可能に構成されており、
    この被貼着物掬い出し部材の基端部に作用して掬い出し動作させる駆動レバーを設けるとともに、
    前記モータの正転/逆転の回転を前記ラベル押さえローラの被貼着物に対する離間方向または接近方向への移動動作に変換するクランク機構を設け、
    さらに、前記クランク機構にカムを枢支するとともに、このカムは、前記モータの正方向の回転でラベル押えローラが被貼着物から離間変移して待機位置に至るまでに、クランク機構と共に変移することにより、前記駆動レバーを駆動して前記被貼着物掬い出し部材を掬い出し動作させる一方、モータの逆方向の回転でラベル押えローラを被貼着物への接近方向に変移させる際に、クランク機構に追従しない方向に変移可能となされることにより、駆動レバーに対する駆動動作を回避するものとなされ、
    かつ、前記カムと前記クランク機構との間には、前記クランク機構に追従する方向に前記カムを付勢するばね部材を掛設してなることを特徴とするラベル貼着装置。
  2. 表面にラベルが剥離可能に粘着された長尺シートが長手方向へ搬送される搬送路上に位置して、前記ラベルを長尺シートから剥離させるラベル剥離手段と、
    前記ラベル剥離位置に近接する所定載置位置に載置された被貼着物を、下方から支持して回転させるとともに、前記剥離されるラベルを被貼着物の外周面に沿うように移転させるラベル受け取り手段と、
    上下方向へ昇降可能に配設されたラベル押さえローラを下降させて被貼着物に転接させながら、前記ラベルを押圧して被貼着物の外周面に貼着させるラベル押圧手段と、
    前記ラベルが被貼着物の外周面に貼着されたのち、前記ラベル押えローラが上昇変移された際に、被貼着物掬い出し部材により被貼着物を前記所定載置位置から下流側に排出させる被貼着物掬い出し手段と、
    を備え、
    前記ラベル押圧手段を駆動するための駆動源と、前記被貼着物掬い出し手段を駆動するための駆動源とを同一のモータで構成して、前記ラベル押さえローラが上昇する工程で、前記被貼着物掬い出し部材を動作させ
    前記被貼着物掬い出し部材は、被貼着部材に対する掬い出し方向に沿って回動変移可能に構成されており、
    この被貼着物掬い出し部材の基端部に作用して掬い出し動作させる駆動レバーを設けるとともに、
    前記モータの正転/逆転の回転を前記ラベル押さえローラの被貼着物に対する離間方向または接近方向への移動動作に変換するクランク機構を設け、
    さらに、前記クランク機構にカムを枢支するとともに、このカムは、前記モータの正方向の回転でラベル押えローラが被貼着物から離間変移して待機位置に至るまでに、クランク機構と共に変移することにより、前記駆動レバーを駆動して前記被貼着物掬い出し部材を掬い出し動作させる一方、モータの逆方向の回転でラベル押えローラを被貼着物への接近方向に変移させる際に、クランク機構に追従しない方向に変移可能となされることにより、駆動レバーに対する駆動動作を回避するものとなされ、
    かつ、前記カムと前記クランク機構との間には、前記クランク機構に追従する方向に前記カムを付勢するばね部材を掛設してなることを特徴とするラベル貼着装置。
  3. 前記ラベル押圧手段が、前記ラベル押さえローラに対して被貼着物へ接近する方向のばね力を常時付勢するばね部材を備えており、
    前記ラベル押さえローラが移動して被貼着物に転接する際に、前記ばね力でラベルを被貼着物の外周面に押圧させてなる請求項1または2に記載のラベル貼着装置。
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