JP2005213026A - ラベルプリンタ及びラベル剥離方法 - Google Patents

ラベルプリンタ及びラベル剥離方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005213026A
JP2005213026A JP2004025419A JP2004025419A JP2005213026A JP 2005213026 A JP2005213026 A JP 2005213026A JP 2004025419 A JP2004025419 A JP 2004025419A JP 2004025419 A JP2004025419 A JP 2004025419A JP 2005213026 A JP2005213026 A JP 2005213026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
peeling member
movable
peeling
label paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004025419A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Hosomi
浩昭 細見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2004025419A priority Critical patent/JP2005213026A/ja
Publication of JP2005213026A publication Critical patent/JP2005213026A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】ラベルを剥離せずに連続印刷出力する動作、ラベルの剥離動作を選択的に行なうことができるラベルプリンタ、及びラベル剥離方法を提供すること。
【解決手段】剥離動作のときには、プラテン軸17を中心に可動剥離部材21を回動させることにより剥離端部22を第2の位置(図5の位置)まで移動させて、ラベル紙91を押圧移動させる。搬送路12の可動剥離部材と対向する位置の下側には、屈曲ガイド27が設けられているので、剥離端部22と屈曲ガイド27とが協働してラベル紙91を屈曲部95において屈曲される。ラベル紙を屈曲した状態で、プラテンローラ15により下流方向に逆送せると、ラベル紙91は屈曲部95において小さな曲率半径で屈曲されているので、ラベル92’はその剛性により剥離される。連続印刷出力する時には、可動剥離部材21を第1に位置に駆動した状態で正方向に搬送しながら印刷する。
【選択図】図5

Description

本発明はラベルプリンタに関し、特に、ラベルを剥離せずにラベル紙を連続印刷出力する連続印刷動作、又はラベル紙からラベルを剥離する剥離処理動作を選択的に実行させることができるラベル剥離機構を備えるラベルプリンタ及びラベル剥離方法に関するものである。
ラベル紙は、台紙(剥離紙)に複数のラベルが所定の間隔で連続して貼られたラベル印刷用の連続印刷用紙である。印刷ヘッドにより印刷が行われたラベルは、剥離器(ピーラ)により又はオペレータにより台紙から剥がされ、目的物の所定の位置に貼付される。印刷後のラベル紙からラベルを剥離する従来技術としては、プリンタ内に設けられた剥離器によりラベルと台紙を剥離するタイプ、プリンタから排出されたラベル紙を手動により剥離するタイプとがある。プリンタ内でラベルを剥離するものは、ラベル紙を屈曲させた後、台紙部分をラベル紙とは異なる方向に搬送することによりラベルと台紙とを分離している(特許文献1)。手動でラベルを剥離する従来技術としては、ラベル排出口近くに鋭角に突出する端部を設けて、印刷されて排出されたラベル紙を指でこの鋭角な端部に押し付けることによりラベル紙を屈曲させて、ラベルを台紙から分離させる技術が存在する(特許文献2参照)。
一方、印刷されたラベル紙は、プリンタによりラベルが剥がされて排出されそのまま商品等に貼付される場合と、複数枚のラベルを剥離することなく連続印刷して排出する場合とがある。剥離されずに連続出力されたラベル紙は、倉庫、売り場等に運ばれて、そこでラベルが剥がされて商品等に貼付される。
上述のように、ラベル印刷においては、印刷直後にラベルを剥離して貼付する場合と、ラベルを剥離しないでそのまま排出する場合がある。このような使用の形態に対応するために、従来のラベルプリンタでは、剥離器(ピーラ)を備えたプリンタとピーラを備えていないプリンタを使い分けている。また、プリンタに剥離器(ピーラ)装着し、または取り外してこれらの使用形態に対応させていた。
特開2002−284429号公報 特開2002−192786号公報
しかし、剥離器の取り外し又は手動での搬送経路に切り換えは作業者の負担であり、作業効率が低下する。また、モータ等を用いて自動的に搬送経路を切り換える構造は、切り換え機構が複雑であり、コストアップ要因となる。また、印刷済みのラベル紙を指で鋭角な端部に手動で押し付けて剥離する従来技術は、安定的にラベルを剥離するのが難しい。すなわち、ラベルと台紙の間の部分を、鋭角な端部にたるみが生じないように押し付けないと、ラベルと台紙をうまく分離することができないという問題がある。
本発明はかかる従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、ラベルを剥離せずにラベル紙を連続印刷出力する動作、またはラベルの剥離動作を選択的に行なうことができる簡単な構造のラベルプリンタ及びラベル剥離方法を提供することをその目的の一つとする。
また本発明は、ラベル紙上のラベルを後端から剥離するラベルプリンタ及びラベル剥離方法を提供することをその目的の一つとする。
本発明は、ラベルへの連続印刷出力の場合には、印刷後のラベル紙をそのまま下流方向に連続して排出し、ラベルを剥離する場合には、印刷済みラベル紙を搬送路を横切る方向に小さな曲率で屈曲させてラベル紙を上流方向に逆送させる。これにより屈曲部においてラベルを後端部側から剥離させることが可能となり、上記課題を解決する。
本発明の第1の態様にかかるラベルプリンタは、ラベル紙を所定の搬送路内の上流方向又は下流方向に搬送する搬送手段と、印刷ヘッドの下流に設けられ、搬送路を開放する第1の位置と搬送路を横切る第2の位置に移動可能な可動剥離部材と、可動剥離部材を第1の位置または第2の位置に移動させる剥離部材駆動部と、搬送路を挟み可動剥離部材と対向する位置に設けられ、可動剥離部材がラベル紙を偏移させつつ第2の位置へ移動するときに、ラベル紙の一端を搬送路内に保持することにより可動剥離部材と協働してラベル紙を屈曲させる屈曲ガイドとを備えることを特徴とする。この態様では、ラベル紙を剥離しないときには、印刷したラベル紙をそのまま下流方向へ搬送し、排出口から排出する。印刷したラベルを剥離する場合には、剥離部材駆動部により可動剥離部材を第2の位置に移動させ、可動剥離部材と屈曲ガイドが協働してラベル紙を所定の曲率に屈曲し、屈曲した状態でラベル紙を上流方向に逆送する。このようにラベル紙を屈曲して下流方向に搬送(逆送)することにより、屈曲部において、ラベルの剛性によりラベルは後端部から順に台紙(剥離紙)から分離されていく。
本発明の他の態様にかかるラベルプリンタは、可動剥離部材が、回動可能に軸支されており、回動することにより第1の位置と第2の位置を移動する剥離端部を備えることを特徴とする。可動部材を、所定の軸に軸支して回動範囲を規定することにより、簡単な構造で第1の位置及び第2の位置の移動を正確に移動させることが可能となる。
本発明の他の態様にかかるラベルプリンタは、剥離部材駆動部が、剥離端部を第1の位置及び第2の位置に移動させるよう可動剥離部材を回動させる駆動装置を備えることを特徴とする。駆動装置としては、例えば、いずれか一方方向に付勢するバネ等の弾性部材と、弾性部材とは反対方向に駆動する電磁マグネット等を用いることができる。
本発明の他の態様にかかるラベルプリンタは、可動剥離部材が、プラテンローラを回転させるプラテン軸に軸支され、剥離部材駆動部は、プラテン軸が正方向に回転するときは摩擦が少なく、逆方向に回転するときは摩擦が大きくなるように可動剥離部材を軸支するクラッチ手段を備えることを特徴とする。この態様では、搬送駆動力により可動剥離部材を第1の位置及び第2の位置に移動させることができる。また、正方向の搬送時におけるときの摺動摩擦が小さいので、摺動摩擦による駆動負荷を抑制し、逆方向(上流方向)への搬送時にはラベル紙を屈曲可能にするために摺動摩擦を増大させる。
本発明の他の態様にかかるラベルプリンタは、剥離部材駆動部が、可動剥離部材を第1の位置方向に付勢する付勢手段と、可動剥離部材を搬送路と反対側から搬送路側に押圧して第2の位置に移動させる剥離部材駆動部を備えることを特徴とする。例えば第1の位置と第2の位置をガイドに沿って移動可能な可動剥離部材の後端を電磁マグネット等で押圧することにより、可動剥離部材を移動させることができる。
本発明の他の態様にかかるラベルプリンタは、搬送手段が、ラベル紙のラベルの後端位置を検知するセンサを備え、剥離動作時には、剥離対象となるラベルの後端を屈曲ガイドの設置位置から所定量正方向に搬送させた後にラベル紙の搬送を停止することを特徴とする。ガイド位置からの搬送量は、ラベル紙の屈曲に必要な長さよりも少し長め(+α)に搬送する。αは、屈曲部の曲率、ラベルの剛性、粘着度等により確定する。
本発明の他の態様にかかるラベルプリンタは、可動剥離部材が第1の位置に移動したときに、可動剥離部材によりラベル紙を曲率半径3mm以下で屈曲することを特徴とする。
本発明の他の態様にかかるラベルプリンタは、さらに、制御命令に応じてラベル紙を切断するカッタ手段を備えることを特徴とする。
本発明の第1の態様にかかるラベル剥離方法は、複数のラベルを台紙上に所定間隔で連続して貼付したラベル紙に印刷するラベルプリンタにおいて、(a)ラベル紙を下流方向に搬送しつつラベルに印刷する工程と、(b)剥離命令に基づき、ラベル紙を剥離対象となるラベルの後端よりも上流の位置において所定の曲率で屈曲させる工程と、(c)屈曲したラベル紙を上流方向に所定量搬送して、屈曲位置でラベルを台紙から分離する工程とを備えることをことを特徴とする。
本発明の他の態様にかかるラベル剥離方法は、工程(b)が、ラベル紙を曲率半径3mm以下で屈曲させることを特徴とする
本発明ラベルプリンタでは、搬送路を開放する第1の位置又はラベル紙を屈曲させる第2の位置に選択的に移動可能な可動剥離部材を設けることにより、簡単な構造でラベルを剥離するか又はレベル紙を連続印刷出力するかを選択的に切り換えることが可能となる。これにより、ラベルプリンタに剥離器(ピーラ)を装着する等の必要がなくなる。また、簡単な機構で連続印刷出力又は剥離動作を選択的に切り換えることができるので、小型化、製品の低廉化が可能となる。
さらに、制御命令だけで連続印刷出力、又は剥離動作を切り換えることが可能であるので、例えば、商品の入庫時に一部のラベルは連続印刷出力し、一部のラベルは剥離して伝票に貼付するために剥離する等の出力動作を行なうことが可能である。また、ラベルは後端から先端方向に剥離されるので、剥離されたラベルをそのまま掴むと、ラベルを印刷方向(正方向)に持つことができる。従って、貼付時に正方向に持ち直さなくとも、目的個所に正確かつ効率的に貼付することができる。
本発明の実施形態を、図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかるラベルプリンタ10の外観を示す斜視図である。剥離機構の一部を破線で示している。図2は、図1に示すラベルプリンタ10のA−A’線方向の断面図であり、本発明と関連する要部のみを示している。図3は、ラベル紙91からラベル92を剥離する剥離機構20を示す斜視図である。
ラベルプリンタ10は、ケーシング(枠体)11の内部にラベル紙を巻いたラベルロール紙90を収納しており、ラベルロール紙90から引き出されたラベル紙91は、ガイド(図示せず)により誘導される所定の経路(搬送路12)に沿って、外部まで案内される。搬送路12に沿って、紙検知センサ13、印刷ヘッド14、プラテンローラ15、排紙ガイド16が設けられている。排紙ガイド16は、ラベル紙91の幅に合わせて左右にスライド可能である(図1参照)。印刷ヘッド14と排紙ガイド16と間には、剥離動作時にラベル紙91を屈曲させるための開口部18が設けられている。プラテンローラ15は駆動回転軸17(以下「プラテン軸17」と称する)に固定されており、プラテン軸17は、図示しない搬送モータにより、正逆いずれの方向にも回転駆動される。プラテンローラ15は、ラベル紙91を挟んだ状態で、図示しない弾性部材により、印刷ヘッド14に押圧されている。従って、プラテンローラ15の回転方向を切り換えることにより、ラベル紙を下流方向(正方向)または上流方向(逆方向)に搬送(逆送)する。尚、図2では示していないが、プラテンローラ15以外にラベル紙91を搬送する搬送ローラを設けることが可能である。
搬送路12内に設けられた紙検知センサ13は、ラベル紙の存在を検知することができる他、ラベル92の先端位置または後端位置を検知することも可能である。ラベル92の先端又は後端の位置は、例えば、ラベル92部分と剥離紙93のみの部分の光の透過率、反射率の変化に基づいて検出することができる。紙検知センサ13から印刷ヘッド14までの距離は予め判っているので、ラベル92の先端又は後端を検出した後、その距離だけ移動させた後に印刷を開始することにより、ラベルの所定の位置に正しく印刷をすることができる。印刷ヘッド14としては、感熱ヘッド、インクジェットヘッドを用いることができる。連続印刷の場合には、ラベル92に印刷されたラベル紙91は排紙ガイド16に案内されてそのまま排出される(図2)。
可動剥離部材21の軸受け端部23は、プラテン軸17に対してプラテン軸17が摺動回転可能となるように取り付けられている。可動剥離部材21とプラテン軸の関係は、プラテン軸17が時計方向(正方向)に回転するときには摺動摩擦が小さく、反時計方向(逆方向)の回転時には摺動摩擦が大きくなるような構造となっている。プラテン軸17への可動剥離部材21の取り付け構造については後述する。プラテン軸17が回転すると可動剥離部材21は摺動摩擦により、プラテン軸17を中心にしてプラテン軸17の回転方向に回動する。従って、プラテンローラ15が時計方向に回転することによりラベル紙91が正方向に搬送されるときには、可動剥離部材21の剥離端部22が図2の右方向(C方向)に移動して搬送路12から退避する。
プラテンローラ15が反時計方向に回転して、ラベル紙91を上流方向(逆方向)に搬送するときには、プラテン軸17が反時計方向に回転して可動剥離部材21が反時計方向(C’方向)に回動される。そのため、可動剥離部材21の剥離端部22によりラベル紙91が左方向に押圧される。このとき、屈曲ガイド27の一端はラベル紙91をそのままの位置に保持しようとする。そのため、剥離端部22と屈曲ガイド27とが協働してラベル紙91を屈曲させる。プラテンローラ15の反時計方向への回転によりラベル紙91は下流方向に搬送(逆送)される。ラベル紙91が屈曲された状態で逆方向に搬送されると、図1に示すように、ラベル92の剛性により、屈曲位置においてラベル92’が剥離紙93から剥がれ、ラベル92’が屈曲ガイド側に分離される(図1参照)。屈曲ガイド27の表面は、例えばシリコンコーティングまたはテフロン(登録商標)コーティング等の非粘着処理が施されており、ラベル92が粘着しないように構成されている。屈曲ガイド27は、剥離されたラベル92’を開口部18から外側に排出するよう案内する。尚、図2の剥離機構20では、可動剥離部材21と剥離部材駆動部とが一体化されており、軸受け端部23とプラテン軸17とが剥離部材駆動部を構成する。
(可動剥離部材の取り付け構造及び作用)
図4及び図5に本発明の一実施形態にかかる可動剥離部材21とプラテン軸17の取り付け構造の断面図を示す。可動剥離部材21に設けられ軸受け部23には、プラテン軸17を受け入れるように軸受け穴24が設けられており、その内部にワンウェイクラッチバネ25を備えている。ワンウェイクラッチバネ25の一端である固定端25−1は、可動剥離部材21の軸受け部23に固定されている。ワンウェイクラッチバネ25は、プラテン軸17に緩く巻かれており、固定端25−1とは反対側の摺動端25−2が、プラテン軸17の表面に接触している。従って、可動剥離部材21の軸受け部23は、ワンウェイクラッチバネ25を介してプラテン軸17に摺動回転可能に軸支されている。プラテン軸17が回転すると、プラテン軸17は、ワンウェイクラッチバネ25の摺動端25−2を摺動しながら回転する。
ラベル紙91が正方向に搬送されるとき、すなわちプラテン軸17及びプラテンローラ15が正方向に回転するときには、プラテン軸17と摺動端25−2との弱い摺動摩擦力により、ワンウェイクラッチバネ25はプラテン軸17と同じ正方向(時計方向)に回転する。ワンウェイクラッチバネ25の固定端25−1は可動剥離部材21に固定されているので、ワンウェイクラッチバネ25の回転に伴い、可動剥離部材21はプラテン軸17を中心に時計方向に回動し、フレームに固定されている固定停止部材30に当接して停止する。これによりワンウェイクラッチバネ25の回転は停止し、摺動摩擦力は、ワンウェイクラッチバネ25を開く方向に作用する。従って、摺動端25−2とプラテン軸17との接触面である摺動面26の面積が小さくなり、摺動摩擦はより小さくなる。すなわち、ラベル紙91を正方向に搬送するときは、可動剥離部材21は搬送路12を遮蔽しない位置に退避して停止し、かつプラテン軸17とワンウェイクラッチバネ25の摺動摩擦も小さい。
ラベル紙91が逆方向に搬送されるときには、プラテン軸17が反時計方向に回転する。従って、ワンウェイクラッチバネ25もプラテン軸17との摺動摩擦により反時計方向に回転し、可動剥離部材21は反時計方向に回動する。この回動により、可動剥離部材21はラベル紙91を屈曲させる。可動剥離部材21の回動がラベル紙91の反発力により抑止されることによりワンウェイクラッチバネ25の回転が停止すると、プラテン軸17の回転による摺動摩擦力はワンウェイクラッチバネ25の径を収縮しプラテン軸17を締め付ける方向に作用する。そのため、摺動面26の面積が増えて摺動摩擦力が増大して、可動剥離部材21を時計方向の回転のときよりも強い力で反時計方向に回動する力が働く。これにより、可動剥離部材21は、ラベル紙91の反発力に打ち勝ってC’方向にラベル紙91を屈曲しながら回動し、可動停止部材31に当接して停止する(第2の位置で停止)。この回動動作により、ラベル紙91が所定の曲率で屈曲される。
以上の説明で明らかなように、ラベル紙を正方向(下流方向)に搬送するときには、印刷済みラベル紙は排紙ガイド16の案内に従い、印刷済みラベル紙が連続排出される。一方、ラベル紙91が逆方向(上流方向)に搬送されるときには、可動剥離部材21によりラベル紙91を屈曲させるとともに、ラベル紙を屈曲させた状態でラベル紙91を上流方向に搬送する。これにより、屈曲部95においてラベル92’が剥離される。この際、ラベルの屈曲角度θ及び曲率半径φは剥離端部22の先端の形状、可動剥離部材21の回動量、及び剥離端部22から排紙ガイド16までの距離等を調整することにより定めることができる。この屈曲角度θ及び曲率半径φは、ラベル92をラベル紙から剥離するための重要なファクタであり、屈曲角度θを30度〜90度に、曲率半径φを1mm〜3mmの範囲内の大きさとすることが好ましい。特に、屈曲角度を30度〜50度、曲率半径を1mm〜2mmの範囲とすることにより、より確実に剥離することが可能となる。
(可動停止部材)
ラベルプリンタ10にラベル紙91をセットするには、上部ケース(図示せず)を開けてラベルロール紙90を所定位置に収納するとともに、ラベル紙91をラベルロール紙90から引き出して所定の搬送路12にセットする。その際、ラベル紙を無駄なく使用するために、セットしたラベル紙91のラベル92の先端を印刷ヘッド14の位置まで引き戻す(逆送する)ことが必要になる場合もある。本発明の第1の実施形態では、剥離動作以外の目的でラベル紙91を上流方向に搬送(逆送)する場合には、可動停止部材31の位置を動かして、可動剥離部材21の動きを規制している。
図6を用いてラベル紙91を逆送するときの、可動剥離部材21の回動を規制する可動停止部材31の構造、作用及び効果について説明する。図6は、ラベル92を剥離せずにラベル紙91を逆送する場合の動作状態を示す断面図である。
可動停止部材31は、回転軸32に固定されており、回転軸32の回転により所定の範囲を回動可能である。通常の印刷動作やラベル剥離動作の場合には、可動停止部材31は図4及び図5の位置にある。これとは異なり、例えば、ラベルロール紙90を交換した直後のように、印刷位置の位置合わせのためにラベル紙91を逆送する場合には、可動停止部材31が図6の位置に移動される。この状態でプラテン軸17が反時計方向に回転した場合、可動剥離部材21は反時計方向に回動しようとするが、可動停止部材32が図6の位置まで移動しているために、可動剥離部材21の反時計方向の回動は阻止される。
これにより、可動剥離部材21の剥離端部22は左側に移動できず、ラベル紙91が大きく屈曲することを防止している。一方、プラテン軸17は摺動摩擦より強い力で逆転することができるように構成されているので、プラテンローラ15は反時計方向に回転することができ、ラベル紙91を上流方向に逆送させることが可能となる。従って、ラベル92を剥離することなく、ラベル紙91を上流方向に搬送することが可能となる。
尚、可動停止部材の回転軸32は、図示しない駆動レバー等の剥離部材駆動部に固定されており、手動または電磁マグネット等の駆動装置により選択的に駆動することができる。
(第2の実施形態)
次に本発明の他の実施形態を説明する。図7は、本発明の第2の実施形態にかかる可動剥離部材及び剥離部材駆動部を示す断面図である。第2の実施形態では、ワンウェイクラッチバネ25は有しておらず、可動剥離部材41は、時計方向及び反時計方向のいずれにも自由に回動できるようにプラテン軸17に軸支されている。可動剥離部材41の剥離端部42の反対側には、駆動係合部45が設けられている。駆動係合部45は、電磁マグネット等の駆動装置47のプランジャ48と係合しており、駆動装置47により駆動される。
駆動装置47は、プランジャ48を矢印方向に駆動することができる。これにより、可動剥離部材41を第1の位置または第2の位置に回動させて、連続印刷出力とラベルの剥離動作を選択的に切り換えることが可能となる。プランジャ48の先端にはピン49が設けられており、ピン49は駆動係合部45に設けられた係合穴46に挿入されている。従って、プランジャ48が駆動されると、可動剥離部材41は、プラテン軸17を中心に回動する。回動範囲(第1の位置と第2の位置)は、フレームに固定されている停止部材50、51により制限される。図7は、駆動装置47により可動剥離部材41を左側に回動させ、さらにラベル紙91を下流方向に少し搬送して、ラベル92’の後端が一部剥離された状態を示している。
このように駆動装置47を用いて連続印刷動作及びラベルの剥離動作を切り換えることにより、プラテンローラ15の回転方向とは無関係に可動剥離部材41を第1の位置または第2の位置に移動させることが可能となり、可動停止部材31が不要となる等、より確実な切り換え動作が可能となる。
(第3の実施態様)
図8に本発明の第3の実施形態にかかるラベルプリンタの断面図を示す。ラベル剥離機能を有するラベルプリンタでは、印刷直後にラベル92を剥離するので、通常の場合には、オートカッタ機構は必要ではない。これに対して、ラベル92を剥離しないで連続出力するラベルプリンタでは、ラベル紙91を切断するオートカッタを備えることが望ましい。本発明の第3の実施形態では、ラベル剥離機能を有するラベルプリンタにオートカッタ機構60を設けたものである。
図中61はフレームに固定されている固定刃であり、62は図示しない駆動装置により固定刃61の方向に駆動される可動刃である。63は固定刃61及び可動刃62を覆うケースであり、同時にラベル紙91の排出ガイドとしての機能も備えている。可動刃62と固定刃61が噛合うことにより、ラベル紙91が切断される。本実施形態は、連続印刷出力した場合に、オートカッタ60を用いてラベル紙91を切断することを可能にして、連続印刷ラベルの発行を容易にしたものである。
(正方向印刷送りの停止位置制御)
ラベル92を逆送りにより剥離するためには、まず、剥離対象となるラベル92’の後端94がラベル紙91屈曲位置95を通過するまで、ラベル紙91を下流方向に搬送しなければならない。可動剥離部材21、41はラベル紙91を搬送路12から所定量だけ偏移させることにより、ラベル紙91を屈曲させている。そのため、少なくとも屈曲に伴う偏移量に対応する長さ分を、ラベル紙91を正方向に紙送りしておくことが必要となる。従って、本発明のラベルプリンタでは、ラベル92’の後端が剥離端部22、42を通過した後、さらに一定の量だけ正方向に搬送してから、正方向の搬送を停止する。
図5及び図9を用いて、剥離動作を行なう場合のラベル紙91の停止位置について説明する。図5に示す通り、可動剥離部材21の移動により、ラベル紙91は屈曲し、横方向に長さγだけ偏移する。したがって、剥離動作に入る前に、剥離対象となるラベル92’の後端94が、屈曲部95より上流となるようにラベル紙91を正方向に搬送しておく。
図9を用いて説明する。図9は、剥離動作直前のラベル紙91の停止位置を示すイメージ図である。図9に示すように、ラベル紙91は屈曲ガイド27の位置よりγ+αの長さだけ、正送りした状態で停止される。+αはラベル92’を確実に剥離するためにラベル92’の後端位置94が屈曲部95より少し上部に配置されるようにしたものであり、曲率半径φ、ラベル92の合成、ラベル92と剥離紙93の粘着力及び逆方向への搬送速度等を勘案して設定される。尚、搬送駆動力を用いて剥離部材21を駆動する機構の場合には、距離γの値は、プラテンローラ15による上流方向への駆動量を基準にして定めるのが好ましい。
(駆動制御)
図10に、本発明の一実施形態にかかるラベルプリンタ70の印刷制御、及び駆動制御の機能ブロック図を示す。ラベルプリンタ70の印刷動作及び剥離動作は、原則としてホスト装置からの印刷命令及び制御命令により制御される。ラベルプリンタ70は、外部との入出力を仲介するインタフェース部71、印刷を行なう印刷手段72と、ラベル紙91の搬送を行なう搬送手段75、及び搬送手段75と協働して剥離動作を行なう剥離手段80とから構成されている。
印刷手段72は、印刷を制御する印刷制御部73、印刷ヘッド14、及び印刷制御部73の制御に基づき印刷ヘッド14を駆動する印刷制御回路74とを備えており、ホスト装置から印刷命令に基づいて印刷データを印刷する。
搬送手段75は、搬送制御部76、及び搬送機構77を備え、ホスト装置からの制御命令に従い、ラベル紙91を搬送する。搬送機構77は、図示していない駆動モータ、搬送ローラ、搬送ガイド、及び各種センサ等から構成されている。尚、搬送ローラにはプラテンローラ15を含み、各種センサには紙検知センサ13を含んでいる。
剥離手段80は、剥離制御部81、剥離部材駆動部82、可動剥離部材83、停止部材駆動部84、及び可動停止部材85を備えている。剥離制御部81は、剥離命令を受信すると剥離部材駆動部82を駆動させて可動剥離部材83を剥離位置に移動させる。これによりラベル紙91を屈曲させる。その後、剥離制御部81が搬送手段75を制御して、ラベル紙91を上流方向に所定量逆送させることにより、ラベル92を剥離する。
実施形態1の搬送モータ及びプラテン軸17が剥離部材駆動部82に相当し、実施形態2の駆動装置47が剥離部材駆動部82に相当する。可動剥離部材83は、実施形態1及び2の可動剥離部材21、41に相当する。尚、剥離部材駆動部82を駆動する駆動命令を設けることにより、剥離制御部81を設けずに、ホスト装置から剥離動作を制御することも可能である。この場合、ホスト装置からの駆動命令により剥離部材駆動部82を駆動し、その後に搬送命令によりラベル紙91を逆方向に搬送する。
停止部材駆動部84及び可動停止部材85は常に必要とされる構成要素ではなく、可動剥離部材21のように、ラベル紙の搬送駆動力を利用して可動剥離部材を剥離位置に駆動する駆動機構を有する場合に設けられる。このような機構においては、ラベル紙91をセットする際等の剥離動作以外の目的で逆方向に搬送する場合には、可動剥離部材21の動きを禁止又は制限する必要がある。そのため、可動停止部材85を所定の位置に移動させて、可動剥離部材83の動きを制限してラベル紙91の屈曲を防止し、剥離動作を防止する。可動停止部材31の機構及び構造は、実施形態1〜3の形態に限定されず、可動剥離部材83の動きを規制することができれば、どのような構造であってもよい。さらに、停止部材は左右両方とも固定の停止部材とし、剥離動作以外の目的でラベル紙を逆方向に搬送する場合には、可動剥離部材21の剥離位置への移動を禁止する規制ストッパ(図示せず)を設けることができる。規制ストッパとしては、例えば、電磁駆動ピンにより可動剥離部材の移動経路を横切るような構造とすることが可能である。
また、剥離動作は、ラベルプリンタに設けられたスイッチ等の外部入力により行なうことができるように構成することも可能である。さらに、手動レバー79を設けて、手動レバー79により可動剥離部材83を剥離位置に移動させることも可能である。その場合には、手動レバー79の動きに連動して所定のスイッチからラベル紙を逆送する信号を搬送制御手段に入力するような構成とすることが望ましい。また、手動レバー79により可動停止部材31を移動させることができるような構成とすることも可能である。
(剥離動作の制御手順)
図11は、剥離動作を行なう場合の搬送手段75及び剥離手段80の制御手順を示すフローチャートである。剥離命令を受信すると(S101)、搬送手段75は、剥離対象のラベル92’の後端94が屈曲ガイド27の位置よりもγ+αの距離だけ上になるまで正方向に搬送してから、搬送を停止する(S102)。次に、可動剥離部材21を第2の位置(剥離位置)に移動させて、ラベル紙91を屈曲部95において屈曲させる(S103)。その後、搬送手段75によりラベル紙91を逆方向に搬送することにより、ラベル92を剥離する。ラベル92’を剥離するのに必要な所定の距離だけ逆方向に搬送した後(S104)、連続して次のラベル92も剥離するかどうかを確認する(S105)。次のラベルも剥離する場合には(S105;YES)、さらに所定の距離を搬送する(S104)。次のラベルを搬送しない場合には(S105;NO)、所定の位置で搬送を停止して剥離動作を終了する(S106)。
尚、上述の説明では、剥離対象ラベル92’を屈曲部95の下流まで搬送してから可動剥離部材21を第2の位置に移動させ、その後にラベル紙を上流方向に逆送することにより、ラベル92’を後端方向から剥離する場合について説明している。しかし、可動剥離部材を第2の位置に移動させる前に、剥離対象ラベル92’が屈曲部95よりも上流に配置されている状態で可動剥離部材21を第2の位置に移動させてラベル紙を屈曲させ、その後にラベル紙91を正方向(下流方向)に搬送することにより、ラベル92’を先端方向から剥離させることも可能である。
本発明の一実施形態にかかるラベルプリンタの外観を示す斜視図である。 図1のA−A’線方向の要部断面図である。 図1のラベルプリンタのラベル剥離機構を示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる可動剥離部材とプラテン軸の取り付け構造を示す断面図であり、正方向搬送時の状態を示している。 本発明の一実施形態にかかる可動剥離部材とプラテン軸の取り付け構造を示す断面図であり、逆方向搬送時の状態を示している。 ラベルの剥離動作以外の目的でラベル紙を逆送する場合の、可動剥離部材の動作状態を示す可動剥離部材の構造を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態にかかる可動剥離部材及び剥離部材駆動部を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態にかかるラベルプリンタを示す断面図である。 剥離動作直前のラベル紙の停止位置を示すイメージ図である。 本発明の一実施形態にかかるラベルプリンタの印刷制御及び駆動制御の機能ブロック図である。 剥離動作を行なう場合の搬送手段及び剥離手段の制御手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ラベルプリンタ 11 枠体
12 搬送路 13 紙検知センサ
14 印刷ヘッド 15 プラテンローラ
16 排紙ガイド 17 回転軸
18 開口部 20 剥離機構
21、41、83 可動剥離部材 22、42 剥離端部
23、43 軸受け端部 24、44 軸受け穴
25 ワンウェイクラッチバネ 25−1 固定端
25−2 摺動端 26 摺動面
27 屈曲ガイド 30、50、51 固定停止部材
31 可動停止部材 32 回転軸
45 駆動係合部 46 係合穴
47 駆動装置 48 プランジャ
49 ピン、 60 オートカッタ機構
61 固定刃 62 可動刃
63 ケース 90 ラベルロール紙
91 ラベル紙 92、92’ ラベル
94 ラベル後端 95 屈曲部
θ 屈曲角度 φ 曲率半径
γ 屈曲ガイドから屈曲部までの距離

Claims (10)

  1. ラベル紙を所定の搬送路内の上流方向又は下流方向に搬送する搬送手段と、
    印刷ヘッドの下流に設けられ、前記搬送路を開放する第1の位置と前記搬送路を横切る第2の位置に移動可能な可動剥離部材と、
    前記可動剥離部材を前記第1の位置または前記第2の位置に移動させる剥離部材駆動部と、
    前記搬送路を挟み前記可動剥離部材と対向する位置に設けられ、前記可動剥離部材が前記ラベル紙を偏移させつつ前記第2の位置へ移動するときに、前記ラベル紙の一端を前記搬送路内に保持することにより前記可動剥離部材と協働して前記ラベル紙を屈曲させる屈曲ガイドと、
    を備えることを特徴とするラベルプリンタ。
  2. 前記可動剥離部材は、回動可能に軸支されており、回動することにより前記第1の位置と前記第2の位置を移動する剥離端部を備えることを特徴とする請求項1に記載のラベルプリンタ。
  3. 前記剥離部材駆動部は、前記剥離端部を前記第1の位置及び前記第2の位置に移動させるよう前記可動剥離部材を回動させる駆動装置を備えることを特徴とする請求項2に記載のラベルプリンタ。
  4. 前記可動剥離部材は、プラテンローラを回転させるプラテン軸に軸支され、
    前記剥離部材駆動部は、前記プラテン軸が正方向に回転するときは摩擦が少なく、逆方向に回転するときは摩擦が大きくなるように前記可動剥離部材を軸支するクラッチ手段を備えることを特徴とする請求項3に記載のラベルプリンタ。
  5. 前記剥離部材駆動部は、前記可動剥離部材を前記第1の位置方向に付勢する付勢手段と、前記可動剥離部材を前記搬送路と反対側から前記搬送路側に押圧して前記第2の位置に移動させる駆動部とを備えることを特徴とする請求項1に記載のラベルプリンタ。
  6. 前記搬送手段は、前記ラベル紙のラベルの後端位置を検知するセンサを備え、前記ラベルの剥離動作時には、剥離対象となる前記ラベルの後端を前記屈曲ガイドの設置位置から所定量正方向に搬送させた後に前記ラベル紙の搬送を停止することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のラベルプリンタ。
  7. 前記可動剥離部材が前記第1の位置に移動したときに、前記可動剥離部材により前記ラベル紙を曲率半径3mm以下で屈曲することを特徴とする請求項1に記載のラベルプリンタ。
  8. さらに、制御命令に応じてラベル紙を切断するカッタ手段を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のラベルプリンタ。
  9. 複数のラベルを台紙上に所定間隔で連続して貼付したラベル紙に印刷するラベルプリンタにおいて、
    (a)前記ラベル紙を下流方向に搬送しつつ前記ラベルに印刷する工程と、
    (b)剥離命令に基づき、前記ラベル紙を剥離対象となる前記ラベルの後端よりも上流の位置において所定の曲率で屈曲させる工程と
    (c)屈曲した前記ラベル紙を上流方向に所定量搬送して、前記屈曲位置で前記ラベルを前記台紙から分離する工程と
    を備えることを特徴とするラベル剥離方法。
  10. 前記工程(b)は、前記ラベル紙を曲率半径3mm以下で屈曲させることを特徴とする請求項9に記載のラベル剥離方法。
JP2004025419A 2004-02-02 2004-02-02 ラベルプリンタ及びラベル剥離方法 Withdrawn JP2005213026A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004025419A JP2005213026A (ja) 2004-02-02 2004-02-02 ラベルプリンタ及びラベル剥離方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004025419A JP2005213026A (ja) 2004-02-02 2004-02-02 ラベルプリンタ及びラベル剥離方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005213026A true JP2005213026A (ja) 2005-08-11

Family

ID=34907813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004025419A Withdrawn JP2005213026A (ja) 2004-02-02 2004-02-02 ラベルプリンタ及びラベル剥離方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005213026A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007246224A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Brother Ind Ltd 印刷装置及び印刷プログラム
JP2011246259A (ja) * 2010-05-28 2011-12-08 Sato Knowledge & Intellectual Property Institute ラベル剥離装置およびラベル剥離方法
JP2013095499A (ja) * 2011-11-04 2013-05-20 Seiko Epson Corp ラベル剥離機構、ラベル剥離機構の制御方法およびラベル印刷装置
WO2013099444A1 (ja) * 2011-12-28 2013-07-04 サトーホールディングス株式会社 プリンタ
JP2014004708A (ja) * 2012-06-22 2014-01-16 Sato Holdings Corp プリンタ
JP2015136889A (ja) * 2014-01-23 2015-07-30 富士ゼロックス株式会社 インクジェット記録装置
CN107651263A (zh) * 2017-09-11 2018-02-02 广东工业大学 一种标签自动剥离装置
JP2019043561A (ja) * 2017-08-30 2019-03-22 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法
CN113353697A (zh) * 2021-06-11 2021-09-07 浙江创特新材科技有限公司 用于汽车线束氧传感器透气膜的传送装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007246224A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Brother Ind Ltd 印刷装置及び印刷プログラム
JP4710669B2 (ja) * 2006-03-16 2011-06-29 ブラザー工業株式会社 印刷装置及び印刷プログラム
JP2011246259A (ja) * 2010-05-28 2011-12-08 Sato Knowledge & Intellectual Property Institute ラベル剥離装置およびラベル剥離方法
JP2013095499A (ja) * 2011-11-04 2013-05-20 Seiko Epson Corp ラベル剥離機構、ラベル剥離機構の制御方法およびラベル印刷装置
WO2013099444A1 (ja) * 2011-12-28 2013-07-04 サトーホールディングス株式会社 プリンタ
JP2013136189A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Sato Holdings Corp プリンタ
JP2014004708A (ja) * 2012-06-22 2014-01-16 Sato Holdings Corp プリンタ
JP2015136889A (ja) * 2014-01-23 2015-07-30 富士ゼロックス株式会社 インクジェット記録装置
JP2019043561A (ja) * 2017-08-30 2019-03-22 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法
CN107651263A (zh) * 2017-09-11 2018-02-02 广东工业大学 一种标签自动剥离装置
CN113353697A (zh) * 2021-06-11 2021-09-07 浙江创特新材科技有限公司 用于汽车线束氧传感器透气膜的传送装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5133375B2 (ja) 用紙排出装置、用紙排出方法、画像形成装置および画像形成方法
JP6977451B2 (ja) 媒体給送装置、画像読取装置、記録装置
US20110293347A1 (en) Paper discharge apparatus, paper discharge method, image forming apparatus and image forming method
WO2006046456A1 (ja) ラベル用紙のラベル剥離方法およびラベルプリンタ
JP5254932B2 (ja) 用紙排出装置
JP2005213026A (ja) ラベルプリンタ及びラベル剥離方法
US8066278B2 (en) Printer
JP2006289887A (ja) プリンタの記録紙ローディング方法
KR102296437B1 (ko) 서멀 프린터에서 박리지가 없는 라벨의 말려듦 방지 장치 및 라벨 선단 세팅 방법
US10167163B2 (en) Handoff mechanism for a media production apparatus
JP2007153595A (ja) ラベル剥離機構およびラベルプリンタ
JP2009107305A (ja) プリンタおよびプリンタの剥離方法
JP5929104B2 (ja) ラベル剥離機構、ラベル剥離機構の制御方法およびラベル印刷装置
JP5716528B2 (ja) ラベルプリンタ
JP5350837B2 (ja) ハンドヘルドプリンタ
JP6701633B2 (ja) カッター装置及びカッター装置を備えた用紙発行装置
JP2005219342A (ja) ラベルプリンタ
JP2006232499A (ja) ピーラ付きプリンタ及びピーラ付きプリンタの制御方法
JP2007136913A (ja) ラベルプリンタ
EP3162580B1 (en) Printer device
JP5237067B2 (ja) 印刷物発行装置、印刷物発行方法、印刷物発行プログラム
JP6505984B2 (ja) プリンタ
US20240067383A1 (en) Labeling apparatus and discharge portion and gripping portion thereof
JPH0834419A (ja) ラベル差出装置
JP2007062838A (ja) ピーラー機構付きサーマルプリンタおよびその印刷制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070403