JPH0834419A - ラベル差出装置 - Google Patents

ラベル差出装置

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Publication number
JPH0834419A
JPH0834419A JP19206094A JP19206094A JPH0834419A JP H0834419 A JPH0834419 A JP H0834419A JP 19206094 A JP19206094 A JP 19206094A JP 19206094 A JP19206094 A JP 19206094A JP H0834419 A JPH0834419 A JP H0834419A
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JP
Japan
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label
release paper
peeling
arm
detection sensor
Prior art date
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Application number
JP19206094A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Yamakawa
喜代司 山川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuka Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Suzuka Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラベルの自動剥ぎ取りを可能にし、前記ラベ
ルが短い場合でも容易に取り出せるようにすること。 【構成】 ラベルガイド20に沿ってラベルプリンタ1
によりプリントアウトされたラベルLが貼着された剥離
紙Hを搬送する搬送装置2と、搬送される前記ラベルL
を検出するラベル検出センサ3と、前記ラベルガイドの
一部が鋭角に曲げられ剥離紙Hからラベルを剥ぎ取る剥
取部40を備えた剥取装置4と、前記ラベルが前記剥取
部40に到達し部分的に剥ぎ取られ一部が突出した状態
で前記剥離紙Hの搬送を停止させる制御装置と、停止し
た前記ラベルLの一部が突出した部分の下面の接着面に
当接すべく回転して接着される接着部61を備え、接着
後回転して前記ラベルLを剥ぎ取る回転アーム6と、前
記接着部61の前記ラベルLが取られたことを検出する
ラベル有無検知センサ7とから成るラベル差出装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラベルが剥取部に到達
して剥離紙より部分的に剥ぎ取られ一部が突出した部分
の下面の接着面に当接すべく回転して接着されるととも
に、さらに回転して前記剥離紙より前記ラベルを剥ぎ取
る回転アームを備えたラベル差出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のラベル差出装置は、図14および
図15に示すようにラベルLの取出口付近に設けられた
鋭角なガイドGまたはシャフトに接触させて剥離紙Hを
下方に鋭角に引っ張りながら搬送すると、前記ラベルは
自らの剛性が前記剥離紙Hの粘着力に打ち勝ち、前記ラ
ベルが前記剥離紙Hより剥離し、後端部分は前記剥離紙
Hに接着されている状態で前記剥離紙Hの搬送を停止し
て、突出した前記ラベルLの先端の図15中斜線部分を
持って取り出していた。
【0003】また上記従来のラベル差出装置において、
図14および図15に示すように前記剥離紙Hから前記
ラベルLが取り出されたことを前記ラベルLの取出の邪
魔にならないように前記ラベルLの幅方向の端部に配設
した透過型センサSによって検出するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のラベル差出
装置は、前記ラベルLの搬送方向の長さが短い場合は突
出した斜線部分の長さが短いため、前記ラベルLの剥ぎ
取りおよび取り出しが難しいという問題が有った。
【0005】また前記ラベルLが取り出されたことを前
記透過型センサによって検出する装置においては、前記
ラベルLの幅が広い場合は前記ラベルLを取り出す際に
前記透過型センサが邪魔になることが有り、前記ラベル
Lの幅が狭い場合には前記透過型センサが前記ラベルL
の有無を検知出来ないことがあるという問題が有った。
【0006】そこで本発明者は、ラベルが剥取部に到達
して剥離紙より部分的に剥ぎ取られ一部が突出した部分
の下面の接着部に当接すべく回転アームが回転して前記
ラベルが接着されるとともに、さらに前記回転アームが
回転して前記剥離紙より前記ラベルを剥ぎ取るという本
発明の技術的思想に着眼し、さらに研究開発を重ねた結
果、前記ラベルの自動剥ぎ取りを可能にするとともに、
前記ラベルの搬送方向の長さが短い場合でも容易に前記
ラベルを取り出せるようにし、センサが前記ラベルの剥
ぎ取りの邪魔にならないようにするという目的を達成す
る本発明に到達した。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)のラベル差出装置は、ラベルガイドが鋭角
に曲げられ剥離紙からラベルを剥ぎ取る剥取部と、前記
ラベルが前記剥取部に到達し前記剥離紙より部分的に剥
ぎ取られ一部が突出した部分の下面の接着面に当接すべ
く回転して接着されるとともに、さらに回転して前記剥
離紙より前記ラベルを剥ぎ取る回転アームとから成るも
のである。
【0008】本発明(請求項2に記載の第2発明)のラ
ベル差出装置は、第1発明に対して、搬送される前記剥
離紙に貼着された前記ラベルを検出するラベル検出セン
サと、前記ラベル検出センサによって検出された前記ラ
ベルが前記剥取部に到達し前記剥離紙より部分的に剥ぎ
取られ一部が突出した状態で前記剥離紙を搬送する搬送
装置を停止させる制御装置と、を付加したものである。
【0009】本発明(請求項3に記載の第3発明)のラ
ベル差出装置は、前記第2発明において、前記回転アー
ムが、前記剥取部に対向して回転可能に配設され、停止
した前記ラベルの一部が突出した部分の下面の接着面に
当接すべく回転して接着される接着部を備え、さらに回
転して前記剥離紙より前記ラベルを剥ぎ取る回転アーム
より成るものである。
【0010】本発明(請求項4に記載の第4発明)のラ
ベル差出装置は、前記第3発明に対して、前記剥離紙よ
り剥ぎ取られ前記回転アームの前記接着部に接着された
前記ラベルが取られたことを検出するラベル有無検知セ
ンサが付加され、前記制御装置が、前記ラベル有無検知
センサから前記ラベルが取られたことを検知した信号が
出力されると前記回転アームが待機位置まで回転する信
号を出力するとともに、前記剥離紙の搬送を再開させる
信号を出力するものである。
【0011】本発明(請求項5に記載の第5発明)のラ
ベル差出装置は、前記第4発明に対して、ラベルに必要
なプリントアウトを行うラベルプリンタを付加するとと
もに、前記搬送装置によって搬送される剥離紙に貼着さ
れた前記プリントアウトされたラベルが前記回転アーム
によって剥ぎ取られる構成にしたものである。
【0012】
【作用】上記構成より成る第1発明のラベル差出装置
は、前記回転アームが前記ラベルが前記剥取部に到達し
前記剥離紙より部分的に剥ぎ取られ一部が突出した部分
の下面の接着面に当接すべく回転して接着されるととも
に、さらに回転して前記剥離紙より前記ラベルを剥ぎ取
るものである。
【0013】上記構成より成る第2発明のラベル差出装
置は、前記ラベル検出センサによって検出された前記ラ
ベルが前記剥取部に到達し前記剥離紙より部分的に剥ぎ
取られ一部が突出した状態で前記制御装置が前記剥離紙
を搬送する搬送装置を停止させ、前記回転アームが前記
ラベルの一部が突出した部分の下面の接着面に当接すべ
く回転して接着されるとともに、さらに回転して前記剥
離紙より前記ラベルを剥ぎ取るものである。
【0014】上記構成より成る第3発明のラベル差出装
置は、前記ラベル検出センサによって検出された前記ラ
ベルが前記剥取部に到達し前記剥離紙より部分的に剥ぎ
取られ一部が突出した状態で前記制御装置が前記剥離紙
を搬送する搬送装置を停止させ、前記回転アームが前記
ラベルの一部が突出した部分の下面の接着面に当接すべ
く回転して前記接着部に接着されるとともに、さらに回
転して前記剥離紙より前記ラベルを剥ぎ取るものであ
る。
【0015】上記構成より成る第4発明のラベル差出装
置は、前記ラベル検出センサによって検出された前記ラ
ベルが前記剥取部に到達し前記剥離紙より部分的に剥ぎ
取られ一部が突出した状態で前記制御装置が前記剥離紙
を搬送する搬送装置を停止させ、前記回転アームが前記
ラベルの一部が突出した部分の下面の接着面に当接すべ
く回転して前記接着部に接着されるとともに、さらに回
転して前記剥離紙より前記ラベルを剥ぎ取られ、前記ラ
ベル有無検知センサが前記剥離紙より剥ぎ取られ前記回
転アームの前記接着部に接着された前記ラベルが取られ
たことを検出し、前記制御装置が、前記ラベル有無検知
センサから前記ラベルが取られたことを検知した信号が
出力されると前記回転アームが待機位置まで回転する信
号を出力するとともに、前記剥離紙の搬送を再開させる
信号を出力するものである。
【0016】上記構成より成る第5発明のラベル差出装
置は、ラベルプリンタによって必要なプリントアウトが
行われた前記ラベルを前記搬送装置によって搬送し、剥
離紙に貼着された前記プリントアウトされたラベルが前
記ラベル検出センサによって検出された後前記剥取部に
到達し前記剥離紙より部分的に剥ぎ取られ一部が突出し
た状態で前記制御装置が前記剥離紙を搬送する搬送装置
を停止させ、前記回転アームが前記ラベルの一部が突出
した部分の下面の接着面に当接すべく回転して前記接着
部に接着されるとともに、さらに回転して前記剥離紙よ
り前記ラベルを剥ぎ取られ、前記ラベル有無検知センサ
が前記剥離紙より剥ぎ取られ前記回転アームの前記接着
部に接着された前記ラベルが取られたことを検出し、前
記制御装置が、前記ラベル有無検知センサから前記ラベ
ルが取られたことを検知した信号が出力されると前記回
転アームが待機位置まで回転する信号を出力するととも
に、前記剥離紙の搬送を再開させる信号を出力するもの
である。
【0017】
【発明の効果】上記作用を奏する第1発明のラベル差出
装置は、前記ラベルが前記剥取部に到達して剥離紙より
部分的に剥ぎ取られ一部が突出した部分の下面の接着面
に当接すべく回転アームが回転して前記ラベルが接着さ
れるとともに、さらに前記回転アームが回転して前記剥
離紙より前記ラベルを自動的に剥ぎ取ることを可能にす
るとともに、前記ラベルの搬送方向の長さが短い場合で
も容易に前記ラベルを取り出せるようにするという効果
を奏する。
【0018】上記作用を奏する第2発明のラベル差出装
置は、前記ラベル検出センサによって検出された前記ラ
ベルが前記剥取部に到達し前記剥離紙より部分的に剥ぎ
取られ一定量が突出した状態で前記制御装置が前記剥離
紙を搬送する搬送装置を停止させ、前記回転アームの回
転によって前記剥離紙より前記ラベルを剥ぎ取るので、
前記ラベルの搬送方向の長さが短い場合でも容易且つ確
実に前記ラベルを取り出せるようにするという効果を奏
する。
【0019】上記作用を奏する第3発明のラベル差出装
置は、前記回転アームが前記ラベルの突出した部分の下
面の接着面を前記接着部に接着させた後さらに回転して
前記剥離紙より前記ラベルを剥ぎ取るもので、一層確実
に前記ラベルを取り出すことが出来るという効果を奏す
る。
【0020】上記作用を奏する第4発明のラベル差出装
置は、前記剥離紙より前記ラベルを剥ぎ取る位置と剥ぎ
取られたラベルを取出す位置とを別の位置にしたので、
前記ラベル有無検知センサが前記ラベルの前記剥離紙か
らの剥ぎ取りの邪魔にならないようにするという効果を
奏する。
【0021】上記作用を奏する第5発明のラベル差出装
置は、ラベルプリンタによって必要なプリントアウトが
行われ前記搬送装置によって搬送された前記ラベルを、
下流の前記剥取部において、前記回転アームの回転によ
り連続的に前記剥離紙より剥ぎ取ることを、一連の装置
において一連の流れとして行うことが出来るという効果
を奏する。
【0022】
【実施例】以下本発明の実施例につき、図面を用いて説
明する。
【0023】(第1実施例)本第1実施例のラベル差出
装置は、図1ないし図9に示すようにラベルLに必要な
プリントアウトを行うラベルプリンタ1と、ラベルガイ
ド20に沿ってプリントアウトされたラベルLが貼着さ
れた剥離紙Hを搬送する搬送装置2と、搬送される前記
剥離紙Hに貼着された前記ラベルLを検出するラベル検
出センサ3と、前記ラベルガイドの一部が鋭角に曲げら
れ剥離紙Hからラベルを剥ぎ取る剥取部40を備えた剥
取装置4と、前記ラベル検出センサ3によって検出され
た前記ラベルが前記剥取部40に到達し前記剥離紙Hよ
り部分的に剥ぎ取られ一部が突出した状態で前記剥離紙
Hを搬送する前記搬送装置2を停止させる制御装置5
と、前記剥取部40に対向して回転可能に配設され、停
止した前記ラベルLの一部が突出した部分の下面の接着
面に当接すべく回転して接着される接着部61を備え、
さらに回転して前記剥離紙Hより前記ラベルLを剥ぎ取
る回転アーム6と、前記剥離紙Hより剥ぎ取られ前記回
転アーム6の前記接着部61に接着された前記ラベルL
が取られたことを検出するラベル有無検知センサ7とか
ら成るものである。
【0024】前記ラベルプリンタ1は、図1に示すよう
に前記ラベルガイド20上前記剥取部40より上流に配
設され、前記ラベルLに必要事項をプリントアウトし得
る構成より成る。
【0025】前記搬送装置2は、図1ないし図7に示す
ようにモータ23その他の駆動源にギア列によって連絡
しているとともに、前記ラベルLが貼着された剥離紙H
を挟着した上下一対のローラ21、22によって構成さ
れる搬送ローラによって構成され、前記剥離紙Hを図中
左方に一定速度で搬送するものである。
【0026】前記剥取装置4は、図1ないし図7に示す
ように前記ラベルガイド20の左端のコーナーのエッジ
部をV字状に形成して前記剥離紙Hを鋭角に折り曲げら
れる前記剥取部40と、前記剥取部40より下方の傾斜
部に配設され、前記駆動源(図示せず)にギア列によっ
て連絡している一対の剥離ローラ41とから成り、前記
剥離ローラ41は前記搬送ローラより高い速度に設定さ
れており、前記剥離紙Hに一定の張力を付与して前記剥
離紙Hを前記エッジ部40に当て付けて前記ラベルLの
剥離を促進する構成より成る。
【0027】前記搬送ローラ2と前記剥離ローラ41と
に駆動力を伝達するギア列の何れか一方にローラのスリ
ップを防止するためにトルクリミッタまたはワンウエイ
クラッチが介挿されている。
【0028】前記ラベル検出センサ3は、前記搬送装置
2より上流の前記ラベルガイド20下部に配設され、図
9に示す前記剥離紙H上の前記ラベルLに対応して配設
された黒マークを読むことにより、ラベルLの位置とサ
イズを検知して、信号を出力する。
【0029】前記制御装置5は、前記ラベル検出センサ
3が出力した信号に基づき、前記ラベルLをどれだけ搬
送すれば前記剥取部40に到達して、一部が剥離して突
出するかを判断して、搬送装置2に停止信号を出力す
る。
【0030】前記回転アーム6は、前記剥離紙Hの搬送
方向と直角な軸60に対して回転可能に固着され、先端
にアームの長手軸に直角に中央部に切欠611を形成し
た角柱部材より成る接着部61を固着し、約90度の範
囲内で揺動して、接着部61の軌跡は、前記剥取部40
に突出した前記ラベルLを剥ぎ取るために前記剥取部4
0付近を通過するように構成されている。
【0031】前記軸60は、ギア列を介してモータ65
に回転駆動されているとともに、図5および図6に示す
ようにアーム位置検知用部材62が固着され、前記揺動
の上端位置および下端位置に相当する位置にアーム位置
検知センサ63、64が配設され、アーム6の位置を検
知し得る構成より成る。
【0032】前記ラベル有無検知センサ7は、図5およ
び図6に示すようにレバー71の揺動を検出するアクチ
ュエータセンサより成り、前記回転アーム6が前記剥取
部40から前記ラベルLを剥ぎ取り反時計方向に揺動す
ると、前記接着部61に接着された前記ラベルLの端部
がレバー71を時計方向に揺動させることにより、前記
接着部61に前記ラベルLが有ることを検出するもの
で、前記ラベルLが取り出されると、前記レバー71は
前記接着部61の中央部に形成された切欠611内を通
過して反時計方向に揺動して図6に示すように水平状態
になり、前記ラベルLが無いことが検出される構成より
成る。
【0033】前記制御装置5は、図11に示すようにC
PUより成るコントローラ50より成り、前記ラベル検
出センサ3と、前記ラベル有無検知センサ7と、アーム
位置検知センサ63および64が接続され、前記搬送装
置2の駆動源であるモータ23および回転アーム6の駆
動源であるモータ65に駆動信号を出力するものであ
る。
【0034】上記構成より成る第1実施例のラベル差出
装置の作用について、前記コントローラ50のROMに
格納されている本第1実施例の制御プログラムに従い、
図12を用いて説明する。
【0035】ステップ101において、前記アーム位置
検知センサ63が前記回転アーム6を検知したかどうか
を判断し、前記アーム位置検知センサ63が前記回転ア
ーム6を検知していない時は、ステップ102におい
て、前記回転アーム6の駆動用のモータ65を逆回転す
る。
【0036】次にステップ103において、図2に示す
ように前記アーム位置検知センサ63が前記回転アーム
6を検知したら、ステップ104において前記搬送装置
2用のモータ23を回転駆動して前記ラベルLが貼着さ
れた前記剥離紙Hを搬送する。
【0037】ステップ105において、前記ラベル検出
センサ3が搬送されてきた前記剥離紙Hの裏面の図9に
示すマークを検知すると、ステップ106において、図
3に示すように前記ラベルLを前記剥取部40まで搬送
したら前記前記搬送装置2用のモータ23の回転駆動を
停止する。この時図10に示すように前記ラベルLは、
前記剥取部40のエッジ部の形状と前記剥離紙Hに作用
する引っ張り力によって、前記剥取部40において前方
部分が剥離して突出し、後方部分は前記剥離紙Hに貼着
された状態が維持される。
【0038】次にステップ107において、前記回転ア
ーム6の駆動用のモータ65を回転駆動すると、前記回
転アーム6が回転して図4に示すように前記剥取部40
において一部剥離して突出している前記ラベルLを前記
接着部61によって剥ぎ取りさらに回転し、ステップ1
08において、図5に示すように前記アーム位置検知セ
ンサ64が上端位置の前記回転アーム6を検知する。
【0039】次にステップ109において、図6に示す
ように前記回転アーム6によって差し出された前記ラベ
ルをユーザが取り出し、前記ラベル有無検知センサ7が
前記ラベルを検知出来ないときは、ステップ110にお
いて、前記前記回転アーム6の駆動用のモータ65を逆
回転して、前記回転アーム6を時計方向に回転する。
【0040】次にステップ111において、前記前記ア
ーム位置検知センサ63が前記回転アーム6を検知した
ら、前記回転アーム6の待機が完了したことになり、停
止する。
【0041】上記作用を奏する第1実施例のラベル差出
装置は、前記ラベルLが前記剥取部40に到達して剥離
紙Hより部分的に剥ぎ取られ一部が突出した部分の下面
の前記接着部61に当接すべく前記回転アーム6が回転
して前記ラベルLが接着されるとともに、さらに前記回
転アーム6が回転して前記剥離紙Hより前記ラベルLを
自動的に剥ぎ取ることを可能にするとともに、前記ラベ
ルの搬送方向の長さが短い場合でも容易に前記ラベルを
取り出せるようにするという効果を奏する。
【0042】また第1実施例のラベル差出装置は、前記
ラベル検出センサ3によって検出された前記ラベルLが
前記剥取部40に到達し前記剥離紙Hより部分的に剥ぎ
取られ一定量が突出した状態で前記制御装置5が前記剥
離紙Hを搬送する前記搬送装置2を停止させ、前記回転
アーム6の回転によって前記剥離紙Hより精確に位置決
めされた前記ラベルLを剥ぎ取るので、前記ラベルLの
搬送方向の長さが短い場合でも容易且つ確実に前記ラベ
ルLを取り出せるようにするという効果を奏する。
【0043】さらに第1実施例のラベル差出装置は、前
記回転アーム6が前記ラベルLの突出した部分の下面の
接着面を充分な接着面積を有する前記接着部61に接着
させた後さらに回転して前記剥離紙Hより前記ラベルL
を剥ぎ取るもので、一層確実に前記ラベルLを取り出す
ことが出来るという効果を奏する。
【0044】また第1実施例のラベル差出装置は、前記
剥離紙Hより前記ラベルLを剥ぎ取る位置と剥ぎ取られ
たラベルLをユーザが取出す位置とを別の位置にしたの
で、前記ラベル有無検知センサが前記ラベルの前記剥離
紙Hからの剥ぎ取りの邪魔にならないという効果を奏す
る。
【0045】さらに第1実施例のラベル差出装置は、前
記ラベルプリンタ1によって必要なプリントアウトが行
われ前記搬送装置2によって搬送された前記ラベルL
を、下流の前記剥取部40において、前記回転アーム6
の回転により連続的に前記剥離紙Hより剥ぎ取ること
を、一連の装置において一連の流れとして行うことが出
来るという効果を奏する。
【0046】また第1実施例のラベル差出装置は、前記
ラベル有無検知センサ7が、前記ラベルが直接接触する
ことによる前記レバー71の揺動を検出するアクチュエ
ータセンサによって構成されているので、従来装置では
誤検知が発生した小さいラベルでも確実に検出すること
が出来るという効果を奏する。
【0047】さらに第1実施例のラベル差出装置は、前
記制御装置をコンピュータによって構成し、制御手順を
プログラムによって決定するので、状況および必要に応
じてフレキシブルに対応することが出来るという効果を
奏する。
【0048】(第2実施例)第2実施例のラベル差出装
置は、図13に示すように前記回転アーム6の回転に同
期して回転するカム65により揺動する挟着アーム66
を追加して、前記回転アーム6が回転して前記剥取部4
0に到達するとそれに同期して前記挟着アーム66も回
転して、前記突出したラベルLを前記回転アーム6の接
着部61と前記挟着アーム66の先端部661とで挟ん
で剥ぎ取り、剥ぎ取った後前記回転アーム6が上方にさ
らに回転すると、前記カムが回転して前記挟着アーム6
6がバネ67の付勢力により自動的に開きユーザが前記
ラベルLを取り出せるようにし得る構成より成る。
【0049】上記構成より成る第2実施例のラベル差出
装置は、図13に示すように前記剥取部40において前
記突出したラベルLを前記回転アーム6の接着部61と
前記挟着アーム66の先端部661とで挟んで剥ぎ取る
ので、前記突出したラベルLの剥ぎ取りを確実に行うこ
とが出来るという効果を奏するとともに、剥ぎ取った後
前記回転アーム6が上方にさらに回転すると、前記カム
が回転して前記挟着アーム66が自動的に開きユーザが
容易に前記ラベルを取り出せるという効果を奏する。
【0050】上述の実施例は、説明のために例示したも
ので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例装置を示す斜視図である。
【図2】本第1実施例装置の動作開始状態を示す側面図
である。
【図3】本第1実施例においてラベルが剥取部まで搬送
された状態を示す側面図である。
【図4】本第1実施例において回転アーム6が回転し剥
取部のラベルを剥ぎ取る状態を示す側面図である。
【図5】本第1実施例において回転アーム6がさらに回
転し取り出し位置に到達した状態を示す側面図である。
【図6】本第1実施例において取り出し位置においてラ
ベルが取り出された状態を示す側面図である。
【図7】本第1実施例においてラベルが剥取部まで搬送
された状態を示す平面図である。
【図8】本第1実施例装置の回転アームを示す平面図で
ある。
【図9】本第1実施例装置の剥離紙に配設されたマーク
を示す平面図である。
【図10】本第1実施例においてラベルが剥取部まで搬
送された時のラベルの状態と剥離紙に作用する引っ張り
力を説明するための側面図である。
【図11】本第1実施例装置の制御装置を示すブロック
図である。
【図12】本第1実施例装置の制御手順を示すチャート
図である。
【図13】本発明の第2実施例の剥取部においてラベル
を剥ぎ取る状態を示す側面図である。
【図14】従来装置においてラベルが剥取部まで搬送さ
れた状態を示す平面図である。
【図15】従来装置においてラベルが剥取部まで搬送さ
れた状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ラベルプリンタ 2 搬送装置 3 ラベル検出センサ 4 剥取装置 5 制御装置 6 回転アーム 7 ラベル有無検知センサ 20 ラベルガイド 40 剥取部 61 接着部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラベルガイドが鋭角に曲げられ剥離紙か
    らラベルを剥ぎ取る剥取部と、 前記ラベルが前記剥取部に到達し前記剥離紙より部分的
    に剥ぎ取られ一部が突出した部分の下面の接着面に当接
    すべく回転して接着されるとともに、さらに回転して前
    記剥離紙より前記ラベルを剥ぎ取る回転アームとから成
    ることを特徴とするラベル差出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に対して、 搬送される前記剥離紙に貼着された前記ラベルを検出す
    るラベル検出センサと、 前記ラベル検出センサによって検出された前記ラベルが
    前記剥取部に到達し前記剥離紙より部分的に剥ぎ取られ
    一部が突出した状態で前記剥離紙を搬送する搬送装置を
    停止させる制御装置と、を付加したことを特徴とするラ
    ベル差出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記回転アームが、前記剥取部に対向して回転可能に配
    設され、停止した前記ラベルの一部が突出した部分の下
    面の接着面に当接すべく回転して接着される接着部を備
    え、さらに回転して前記剥離紙より前記ラベルを剥ぎ取
    る回転アームより成ることを特徴とするラベル差出装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3に対して、 前記剥離紙より剥ぎ取られ前記回転アームの前記接着部
    に接着された前記ラベルが取られたことを検出するラベ
    ル有無検知センサが付加され、 前記制御装置が、前記ラベル有無検知センサから前記ラ
    ベルが取られたことを検知した信号が出力されると前記
    回転アームが待機位置まで回転する信号を出力するとと
    もに、前記剥離紙の搬送を再開させる信号を出力するこ
    とを特徴とするラベル差出装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に対して、 ラベルに必要なプリントアウトを行うラベルプリンタを
    付加するとともに、前記搬送装置によって搬送される剥
    離紙に貼着された前記プリントアウトされたラベルが前
    記回転アームによって剥ぎ取られる構成にしたことを特
    徴とするラベル差出装置。
JP19206094A 1994-07-21 1994-07-21 ラベル差出装置 Pending JPH0834419A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102765623A (zh) * 2012-08-01 2012-11-07 苏州荣文库柏照明系统有限公司 一种半自动揭标贴机
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JP2016049732A (ja) * 2014-09-01 2016-04-11 東芝テック株式会社 ラベルプリンタ
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WO2024089893A1 (ja) * 2022-10-28 2024-05-02 株式会社テクノオリンパス テープ材貼付け機およびコンピュータプログラム

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