JP4179656B2 - 長尺体支持具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、長尺体支持用棒状体に対して係止自在な係止部と、支持対象の長尺体を受止め支持自在な支持部とを備えた支持具本体を設け、前記支持部への前記長尺体の受入口を閉塞して前記支持部と共に前記長尺体を囲繞する蓋部を、前記支持部の一端部に揺動開閉自在に連結し、前記蓋部の端部と前記支持具本体とを係合自在な蓋係合部を設けてある長尺体支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の長尺体支持具としては、図10に示すように、蓋係合部24を構成するに、前記吊りボルト2に螺合させた一対のナット21を設け、両ナット21間に支持具本体22の端部と蓋部23の端部とを挟み込んで固定するように形成してあるものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の長尺体支持具によれば、支持具本体22を吊りボルト2に固定して蓋部23を蓋係合部24で閉じる状態にするのに、一方のナット21を吊りボルト2に螺合させた後、蓋部23を閉方向に揺動させ、前記係止部5と蓋部23の端部とに吊りボルト2が貫通する状態に支持具本体22を配置し、他方のナット21を吊りボルト2に螺合させる操作が必要となり、その作業を当該支持具を手で保持したまま実施しなければならず、作業が煩雑になり易く、例えば、高所作業(特に頭上での作業)においては、作業し難く、効率がわるくなるという問題点がある。
更には、前記支持具本体22に支持させた長尺体を取り外すには、その都度ナットを外して蓋部を開方向に揺動させて実施しなければならないから、上述と同様に、手間がかかって作業し難く、長尺体支持作業全体の作業効率が低下する危険性がある。
【0004】
そこで、これらの問題点を解消する長尺体支持具として、前記蓋係合部の構成を、支持具本体22に係合自在なフック部分を蓋部23に形成し、支持具本体を吊りボルト2に取り付けた後からでも、蓋部23の開閉操作ができるように構成するものが提案される。
しかし、この提案による長尺体支持具においては、吊りボルトに係止させた状態で、例えば、支持された長尺体に外力や振動が作用する場合、蓋係合部の係合が解除されて、蓋部が開状態となり易く、長尺体の安定した支持が叶えられなくなる危険性がある。
【0005】
従って、本発明の目的は、長尺体の支持操作を簡単に実施でき、且つ、外力や振動が作用しても蓋係合部の係合状態が解除され難く、より確実に長尺体を支持しやすい長尺体支持具を提供するところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
1〜9に例示するごとく、長尺体支持用棒状体2に対して係止自在な係止部5と、支持対象の長尺体1を受止め支持自在な支持部4とを備えた支持具本体3を設け、前記支持部4への前記長尺体1の受入口を閉塞して前記支持部4と共に前記長尺体1を囲繞する蓋部6を、前記支持部4の一端部に揺動開閉自在に連結し、前記蓋部6の端部と前記支持具本体3とを係合自在な蓋係合部5bを設けてある長尺体支持具において、前記蓋係合部5bにおける前記蓋部6の抜け出しを弾性付勢力の作用で阻止自在なバネ部材8を設けていてもよい。
上記構成によれば、前記蓋係合部における前記蓋部の抜け出しを弾性付勢力の作用で阻止自在なバネ部材を設けてあるから、蓋係合部への蓋部の係合操作はスムースに実施できながら、前記バネ部材によって蓋係合部での蓋部の係合を弾性的にサポートすることが可能となり、例えば、支持している長尺体や当該長尺体支持具に、外力や振動が作用しても蓋部の係合状態を維持しやすく、蓋部が不用意に開状態になるのを防止することが可能となる。従って、より確実に長尺体を支持することが可能である。
【0007】
1〜9に例示するごとく、前記バネ部材8は、前記係止部5における前記長尺体支持用棒状体2の係止解除を弾性付勢力の作用で阻止自在に形成してあってもよい。
上記構成によれば、前記バネ部材は、前記係止部における前記長尺体支持用棒状体の係止解除を弾性付勢力の作用で阻止自在に形成してあるから、支持用棒状体に対する当該長尺体支持具の係止状態を、弾性的にサポートでき、より確実な取付状態を維持することが可能となる。更には、一つのバネ部材によって、長尺体支持用棒状体に対する長尺体支持具の係止状態維持と、蓋部の係合状態維持とを兼用して果たすことが可能となり、より少ない部品点数によって機能性を向上させることが可能となる。その結果、機能性を維持した状態でのコストダウンを図ることが可能となる。
【0010】
本発明の請求項1による長尺体支持具の特徴構成は、支持対象の長尺体を受止め支持自在な支持部を備えた支持具本体を設け、前記支持部への前記長尺体の受入口を閉塞して前記支持部と共に前記長尺体を囲繞する蓋部を、前記支持部の一端部に揺動開閉自在に連結し、前記蓋部の端部と前記支持具本体とを係合自在な蓋係合部を設け、長尺体支持用ボルトのネジ溝に対して係止する係止爪部を備えたバネ部材を支持具本体に設けてある長尺体支持具であって、
前記蓋係合部による前記蓋部の端部と前記支持具本体との係合時に、前記蓋部の端部で前記係止爪部を前記ボルトに対して押し付ける状態に前記バネ部材を前記ボルト側に押圧することにより、前記バネ部材の弾性復元力が前記蓋係合部における係合付勢力として作用するようにした点にある。
本発明の請求項2による長尺体支持具の特徴構成は、前記蓋係合部が、前記蓋部の端部に形成された突起部と、前記支持具本体に形成された前記突起部が嵌入自在な穴部とから構成されているとともに、前記バネ部材の弾性復元力が前記蓋部の突起部を支持具本体の前記穴部内に押し込む嵌入操作力として作用するようにした点にある。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示している。
【0012】
図2は、本発明の長尺体支持具の一例である支持金具Rによって、長尺体の一例である空調配管1を、吊りボルト(棒状体の一例)2に支持させてある状態を示すものである。
【0013】
前記吊りボルト2は、建物から垂下状態に固定してあり、図には示さないが、空調配管1の長手方向に間隔をあけた別の複数箇所にも設置してあって、それらの各吊りボルト2に図と同様に取り付けたそれぞれの支持金具Rによって、空調配管1は支持してある。
【0014】
前記支持金具Rについて説明すると、図1に示すように、前記吊りボルト2に対して係止自在な係止部5と、支持対象の空調配管1を受止め支持自在な支持部4とを備えた支持具本体3を設け、前記支持部4への前記空調配管1の受入口を閉塞し、且つ、前記支持部4と共に前記空調配管1を囲繞する蓋部6を設けてその主体部分は構成してある。
前記係止部5と支持部4とは、金属製の帯状体を屈曲加工して一体的に形成してある。そして、前記蓋部6も金属製の帯状体から成形してあり、その基端部を支持部4の先端部にヒンジ接合部4bを介して揺動自在に取り付けてある。
【0015】
前記支持部4は、図に示すように、湾曲形状に形成してあり、その湾曲凹部4aが、空調配管1の収容支持空間Vとなる。従って、そして、前記湾曲凹部4aに前記空調配管1を横姿勢に位置させて受け止め支持することができるものである。
【0016】
前記係止部5は、図1・4に示すように、断面形状『コ』字形状に形成してあり、『コ』字の開口部が前記収容支持空間Vに向く姿勢で前記支持部4の基端部と一体連結してある。
前記吊りボルト2に取り付けられる状態においては、前記『コ』字の開口部は下方を向く姿勢となる。
そして、係止部5の上面部には、吊りボルト2が進入自在な長穴5aを形成してある。従って、吊りボルト2への当該支持金具Rの取り付けは、この長穴5a内に吊りボルト2の先端部を挿入受け入れする事によって実施される。前記係止部5の『コ』字形状の凹状部を受入部7という。
この受入部7には、図に示すように屈曲形成された板バネ部材(バネ部材の一例)8(図3参照)、及び、その内側に断面「コ」字形の板金部材23をそれぞれ内嵌させて、係止部5の一方側の側壁部分に固着(リベット接合)してある。
【0017】
また、係止部5の他方側の側壁部分には、前記蓋部6の先端部を係合させる蓋係合部5bを形成してある。蓋部6を前記ヒンジ接合部4bまわりに揺動させて、前記蓋係合部5bに蓋部6の先端部を係合させることによって、前記支持部4への前記空調配管1の受入口が閉塞されると共に、前記収容支持空間Vに配置された前記空調配管1を前記支持部4と共に囲繞支持することができる。
前記蓋係合部5bは、図4・5に示すように、前記蓋部6の先端部を、前記受入部7へ挿通させることが可能な第一穴部H1と、その第一穴部H1に挿通させた蓋部6の先端部をロック方向にスライド自在な第二穴部H2(前記第一穴部H1より小巾)と、その第二穴部H2に沿ってスライドさせた蓋部6の先端部をロック自在な一対の第三穴部H3とで構成してある。前記第一穴部H1と第2穴部H2とは連続した一つの穴(穴正面形状が『T』字形状)に形成してある。そして、一対の第三穴部H3は、前記第2穴部H2の両脇部分にそれぞれ形成してある。
【0018】
一方、前記蓋部6の先端部には、図4・5に示すように、前記第一穴部H1の巾寸法に対応した広幅部6aを設け、その広幅部6aの基端側に前記第二穴部H2の巾寸法に対応した狭巾部6bを設け、前記広幅部6aの両側部での後端部に前記一対の第三穴部H3に各別に嵌入自在な突起部6cをそれぞれ設けてある。
また、広幅部6aの前端部の中央部分には、前記吊りボルト2の外周面に沿う凹部9を形成してある。
従って、吊りボルト2に取り付けた当該支持金具Rによって空調配管1を支持するには、前記支持部4に空調配管1を載置させた状態で、蓋部6を閉方向に揺動させ、その先端部を前記第一穴部H1に挿入し、広幅部6aのすべてが通過した段階で第二穴部H2に沿って下方側へスライドさせ、前記突起部6cを前記第三穴部H3に嵌入させることによって、空調配管1を囲繞した状態に支持することができる。
【0019】
前記板バネ部材8について説明すると、図3・4に示すように、前記係止部5の一方側の側壁部分に固着された第一面部8aと、係止部5の上面部に内接する第二面部8bと、前記吊りボルト2の進入空間に突出状態に配置される第三面部8cとを一体的に設けて構成してある。
前記第二面部8bには、前記係止部5と同様に吊りボルト2が進入自在な長穴10を形成してある。但し、前記長穴10の周縁部の内、第一面部側の周縁部分は直線状に加工してあり、前記吊りボルト2のネジ溝2aに係止可能な係止爪部11に形成してある。
また、前記第三面部8cは、図に示すように、前記吊りボルト2の進入方向に傾斜させてあると共に、進入してきた吊りボルト2に外嵌自在な切欠き部8dを形成してある。そして、その切欠き部8dの底部分には、前記第二面部8bと同様に直線状加工により前記吊りボルト2のネジ溝2aに係止可能な係止爪部11を形成してある。
従って、両係止爪部11は、前記吊りボルト2の進入空間を挟んだ両側方に各別に配置してあり、前記吊りボルト2の両側部のネジ溝2aに各別に係止可能に形成してある。
また、前記受入部7への前記吊りボルト2の進入に伴って、前記第三面部8cは、弾性変形しながらその進入を許容することができると共に、前記受入部7に進入した前記吊りボルト2の前記受入部7からの抜け出しに対しては、両係止爪部11がネジ溝2aに食い込む方向に抵抗し、抜け出しを阻止することができる。尚、係止爪部11は、ネジ部2aの螺旋形状に沿うように、傾斜させて設けてある。
因みに、前記板バネ部材8の第三面部8cを傾斜状態に設けてあることによって、蓋部6の先端部と支持具本体3との係合時において前記受入部7に挿入された蓋部6の広幅部6aで板バネ部材8の係止爪部11を吊りボルト2に対して押し付ける状態に板バネ部材8を吊りボルト2側に押圧することで蓋部6の広幅部6aを押し下げながら押し戻す付勢力を作用させることが可能となり、前記広幅部6aを第一穴部H1に挿入するだけで、前記板バネ部材8の付勢作用により、突起部6cが第三穴部H3に嵌入する係合ロック状態に誘導することが可能となり、蓋係合操作の迅速化、及び、簡単化を図ることが可能となる。また、板バネ部材8の弾性復元力によって、突起部6cと第三穴部H3との嵌合状態を維持し、前記蓋係合部5bにおける前記蓋部6の抜け出しを阻止する事が可能となる。
一方、前記蓋部の前記係合ロック状態においては、前記広幅部6aによって板バネ部材8の第三面部8cを吊りボルト2側に押し付けた状態となり、板バネ部材8の弾性復元力の作用で、係止解除されるのを阻止する事が可能となる。その結果、前記第三面部8cの係合爪部11が吊りボルト2のネジ溝2aに係合して前記吊りボルト2の抜け出し阻止状態の維持を図ることが可能となる。前記広幅部が係止ロック機構12となる。
【0020】
前記板金部材23は、コの字形の側辺部分に、受入部7側に突出させて吊りボルト2の側部を安定的に受ける突出部23aを形成してあり、吊りボルト2に対する支持金具Rの取り付き姿勢の安定化を図れるように構成してある。
また、コの字形の上辺部分には、吊りボルト2を受入自在な切欠き部23bを形成してある。そして、板金部材23の上辺部分は、板バネ部材8の第二面部8bを係止部5とで挟み込み、第二面部8bの弾性変形を抑制し、第三面部8cの弾性変形がより効果的に強力に作用するように構成してある。
一方、板金部材23のコの字形の下辺部分は、吊りボルト2の延長線上に張り出し、吊りボルト2が、前記配管Pの収容支持空間Vにまで進入しないように構成してある。このコの字形の下辺部分がストッパSに相当する。従って、吊りボルト2がこのストッパSに当接するまで押し込めば、誰が取付操作しても、確実に吊りボルト2に当該支持金具Rを係止させることが可能となる。
【0021】
次に、支持金具Rを吊りボルト2に係止させて、空調配管1を支持する手順の一例を説明すると、
[1] 蓋部6を開けた状態で、長穴5a・10、切欠き部23b内に吊りボルト2が進入すると共に係合爪部11がネジ溝2aに係止する状態に支持金具Rを取り付ける。
また、必要に応じて吊りボルトに対する支持金具Rの取付高さ調整を行う。
[2] 支持部4に、空調配管1を配置する。
[3] 蓋部6を閉めて係止ロック機構12を作用させる。
以上の手順によって、空調配管1の支持を行うことができる。勿論、始めに支持金具Rを空調配管1に対して囲繞状態に取り付けておき、その状態で、吊りボルト2に取り付ける方法をとることも可能である。
【0022】
〔別実施形態〕
以下に別実施形態を説明する。
【0023】
〈1〉 本発明の長尺体支持具は、先の実施の形態で説明したように、空調配管からなる長尺体を支持するためのものに限定されず、例えば、ケーブル、他の配管等さまざまなものが支持可能で、それらを含めて長尺体という。更には、取り付ける棒状体は、吊りボルトに限らず、例えば、吊下げ状態に設置された鉄筋(特に異形鉄筋)や、節のある鉄棒等も可能で、それらを棒状体という。
〈2〉 前記係止爪部の設置部位、及び、形状・設置数は、先の実施の形態のものに限定されるものではなく、適宜選定することが可能である。また、係止部の構成も、係止爪部に限るものではなく、係止突起と係止凹部との組み合わせによって構成してあってもよい。
〈3〉 前記蓋係合部の構造については、先の実施形態で説明したような第一穴部H1・第二穴部H2・第三穴部H3とによる構成に限るものではなく、一般的な公知の係合構造を採用することが可能である。
〈4〉 また、蓋部は、支持部に対して揺動自在に取り付けられたものに限るものではなく、例えば、一端部は支持部に対して、他端部は蓋嵌合部に対してそれぞれ着脱自在に形成するものであってもよい。
〈5〉 前記板バネ部材の形状は、先の実施形態のものに限るものではなく、例えば、図6・7・8に示すようにジグザグ形状に構成してあってもよい。図6の実施形態のものによれば、係止爪部11の数を増加させて、吊りボルト2に対してより強力に係止させることが可能となる。また、この実施形態の場合、蓋部の先端部が当接するバネ板部材の面部の傾斜が先の実施形態のものと逆勾配となるから、蓋部のロック動作も先の実施例とは逆方向となる。即ち、第一穴部に蓋部の先端部を挿入した後、上側へスライドさせてロックすることになる。
また、図8の実施形態の場合は、板バネ部材の第三面部8cには係止爪部を形成せず、蓋部のロックに伴って吊りボルトを第三面部8cによって押圧し、対向側係止爪部11による係止力の強化維持を図れるように構成してある。
更には、バネ部材は、板バネ部材に限定されるものではなく、ピン形状や、コイル形状のバネであってもよく、それらを総称してバネ部材という。
〈6〉 当該長尺体支持具は、先の実施形態で説明したように係止部5の下方に収容支持空間Vが位置するもの以外に、例えば、係止部の側方に収容支持空間Vが位置するような構造に形成することも可能である。
〈7〉 また、当該長尺体支持具は、先の実施形態で説明した細部の構成に限定されるものではなく、例えば、蓋係合部5bと蓋部6との係合に関する構成は、図9に示すように、前記蓋部6の突起部6c、及び、蓋嵌合部5bの第三穴部H3を省略した構成とすることであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態で説明する支持金具を示す斜視図
【図2】実施形態で説明する支持金具の取付状態を示す横断面図
【図3】板バネ部材を示す説明図
【図4】実施形態で説明する支持金具の係止部を示す断面図
【図5】実施形態で説明する支持金具の係止部を示す上面図
【図6】別実施形態で説明する支持金具の係止部を示す断面図
【図7】別実施形態で説明する支持金具の係止部を示す断面図
【図8】別実施形態で説明する支持金具の係止部を示す断面図
【図9】別実施形態で説明する支持金具を示す斜視図
【図10】従来の支持金具を示す断面図
【符号の説明】
1 長尺体
2 棒状体
3 支持具本体
4 支持部
5 係止部
5b 蓋係合部
6 蓋部
8 バネ部材

Claims (2)

  1. 持対象の長尺体を受止め支持自在な支持部を備えた支持具本体を設け、前記支持部への前記長尺体の受入口を閉塞して前記支持部と共に前記長尺体を囲繞する蓋部を、前記支持部の一端部に揺動開閉自在に連結し、前記蓋部の端部と前記支持具本体とを係合自在な蓋係合部を設け、長尺体支持用ボルトのネジ溝に対して係止する係止爪部を備えたバネ部材を支持具本体に設けてある長尺体支持具であって、
    前記蓋係合部による前記蓋部の端部と前記支持具本体との係合時に、前記蓋部の端部で前記係止爪部を前記ボルトに対して押し付ける状態に前記バネ部材を前記ボルト側に押圧することにより、前記バネ部材の弾性復元力が前記蓋係合部における係合付勢力として作用するようにした長尺体支持具。
  2. 前記蓋係合部が、前記蓋部の端部に形成された突起部と、前記支持具本体に形成された前記突起部が嵌入自在な穴部とから構成されているとともに、前記バネ部材の弾性復元力が前記蓋部の突起部を支持具本体の前記穴部内に押し込む嵌入操作力として作用するようにした請求項1に記載の長尺体支持具。
JP02834598A 1998-02-10 1998-02-10 長尺体支持具 Expired - Lifetime JP4179656B2 (ja)

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