JP4175819B2 - プレス装置およびプレス装置の制御方法 - Google Patents

プレス装置およびプレス装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4175819B2
JP4175819B2 JP2002065959A JP2002065959A JP4175819B2 JP 4175819 B2 JP4175819 B2 JP 4175819B2 JP 2002065959 A JP2002065959 A JP 2002065959A JP 2002065959 A JP2002065959 A JP 2002065959A JP 4175819 B2 JP4175819 B2 JP 4175819B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic cylinder
piston
oil
hydraulic
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002065959A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003260600A (ja
Inventor
正毅 松本
静明 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kitagawa Seiki KK
Original Assignee
Kitagawa Seiki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kitagawa Seiki KK filed Critical Kitagawa Seiki KK
Priority to JP2002065959A priority Critical patent/JP4175819B2/ja
Publication of JP2003260600A publication Critical patent/JP2003260600A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4175819B2 publication Critical patent/JP4175819B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/06Platens or press rams
    • B30B15/062Press plates
    • B30B15/064Press plates with heating or cooling means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B5/00Presses characterised by the use of pressing means other than those mentioned in the preceding groups
    • B30B5/02Presses characterised by the use of pressing means other than those mentioned in the preceding groups wherein the pressing means is in the form of a flexible element, e.g. diaphragm, urged by fluid pressure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、樹脂製の被加工物を成形するプレス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、たとえばプラスティック製のICカード(インテグレーテド・サーキット・カード)やプリント基板(PWB)などを製造するために、プラスチック製の被加工物を成形するプレス装置が利用されている。このようなプレス装置は、熱板にて被加工物を加熱しながら加圧する熱圧締工程を有する。
【0003】
上記のプレス装置としては、それぞれ断熱材を介して熱板が取付けられた上下一対の定盤を備えるプレス装置がある。このようなプレス装置においては、一般に熱板の加熱は各熱板に取り付けられたヒーターで行い、その制御はサイリスタとコントローラによって制御される。また、例えば実公平6−27364号公報記載のプレス装置のように、ヒータと熱板の間には加熱流路が形成され、加熱流路を含む熱媒油循環回路内を循環する熱媒油を介して間接的に熱板を加熱する構成としたものが知られている。
【0004】
このようなプレス装置を用いて、例えば厚さ100μm以下のプリント配線基板を成形する場合、熱盤の平面度精度を10μm以内に抑えないと製品に加わるプレス圧が熱盤の位置によって異なるという現象が発生し、プリント配線基板の厚み方向の精度が低下すると共に、プレスされる位置によってはプレス圧が不足して銅箔とプリプレグとの接着がうまくいかなくなる可能性がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
近年、一度のプレスで多数の成形品を製造可能とするため、大型の熱盤を備えたプレス装置が利用されるようになっている。熱盤の面積が大きくなるほど、熱盤の平面度精度を確保するのが困難となるため、プリント配線基板の厚み方向の精度低下や銅箔とプリプレグとの接着不良などの不具合が発生しやすかった。
【0006】
このような現象を回避するため、従来はクラフト紙等の表面粗さが小さくかつ一面が微小変形しても他面の表面精度に影響をほとんど与えないような材料をクッション材として被加工物と熱盤との間に挟んでいた。しかし、このようなクッション材に適する材料は、熱盤と比較して極めて熱伝導率が低いため、熱盤の熱が被加工物であるプリプレグに伝わりにくく、成形時間が延びるという問題があった。
【0007】
【発明の目的】
本発明は上記の問題に鑑み、大型の熱盤を使用する場合であってもプリント配線基板の厚み方向の精度低下や銅箔とプリプレグとの接着不良などの不具合が発生しにくく、かつ成形時間が延びることのないプレス装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の問題を解決するため、本発明のプレス装置は、一対の熱盤の少なくとも一方の被加工物側の面を覆い、少なくとも一方の熱盤の被加工物側の面と所定間隔離間するよう、少なくとも一方の熱盤に固定された金属プレートと、少なくとも一方の熱盤と金属プレートとの間隙部に充填されている熱媒油と、熱媒油の圧力を調整する熱媒圧力調整手段と、を有し、熱媒圧力調整手段は内部に熱媒油が充填され、間隙部と接続された第1の油圧シリンダと、内部に作動油が充填された第2の油圧シリンダとを有し、第1の油圧シリンダと第2の油圧シリンダとは直列に連結されており、間隙部はピストンで分断された第1の油圧シリンダの内部空間の一方と接続されており、間隙部に充填された熱媒油の圧力は、ポンプによってピストンで分断された第2の油圧シリンダの内部空間の少なくとも一方に作動油を加圧供給することによって制御される。
【0009】
熱媒圧力調整手段によって熱媒の圧力を調整することにより、一方の熱盤に取り付けられた金属プレートは平面形状を保ったまま他方の熱盤に習って押し付けられる。この結果、金属プレートの平面度精度はその表面粗さのみに依存するようになるので、鏡面仕上げなどにより金属プレートの表面粗さを低く抑えることにより、被加工物を熱圧締する時の金属プレートの平面度精度を高く維持することができる。従って、このようなプレス装置でプリント配線基板をプレスする際、プリント配線基板の厚み方向の精度低下や銅箔とプリプレグとの接着不良などの不具合が発生しない。さらに、金属プレートは熱媒によって迅速に加熱されるので、クッション材を用いて成形する場合と異なり成形時間が延びることはない。
【0010】
さらに、第2の油圧シリンダのシャフトを駆動することにより、第1の油圧シリンダ内に充填された熱媒油の圧力を調整する構成であるため、直接ポンプで熱媒油を加圧せずに熱媒油の圧力を調整可能である。従って、温度条件等の理由でポンプで熱媒油を直接加圧できないような場合であっても、本発明によれば熱媒油を所望の圧力で加圧可能である。
【0011】
また、本発明によれば熱媒油は間隙部から第1の油圧シリンダにいたる管路のみに充填されている。従って、金属プレートが破損した場合であっても流出する熱媒油は少量ですむ。また、熱媒油が熱膨張した場合、第1の油圧シリンダのピストンが膨張した体積分退避するので、リリーフ弁等の圧力制御機構を上記管路に用いることなく熱媒油の圧力を保つことができる。
【0012】
また、第1の油圧シリンダのピストンのピストンの駆動方向に垂直な断面の面積は第2の油圧シリンダのピストンのピストンの駆動方向に垂直な断面の面積と等しくなるよう構成することによって、間隙部に充填された熱媒油の圧力と第2の油圧シリンダを駆動する作動油の圧力を等しくなるため、簡素な制御機構によって熱媒油の圧力コントロールが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態によるプレス装置のプレス部1の基本構成を示す側面図である。なお、以下の説明では、図1に示すように「上」と「下」を定義するが、プレス部1の構成は上下逆であっても良い。
【0014】
プレス部1はプレスフレーム3と、上部熱盤部100と、下部熱盤部200と、シリンダ部300を有する。プレスフレーム3はプレス装置設置部のベースに剛体支持されている。下部熱盤部200の固定盤210はプレスフレーム3のベース部3b上に固定されている。また、シリンダ部300はプレスフレーム3の天井部3a下面に固定されている。
【0015】
シリンダ部300は、シリンダ310と、シリンダ310の内壁と摺動しながら上下動可能なピストン320と、ピストン320の下面中央部より鉛直下向きに延出して形成されたシャフト330を有する。シリンダ310の下面中央分は貫通孔311が穿孔されており、シャフト330はピストン320の上下動に従ってこの貫通孔311と摺動しながら上下動する。シャフト330の下端には上部熱盤部100の可動盤110が固定されている。
【0016】
シリンダ310の空洞部340はピストン320によって空洞部(上)341および空洞部(下)342に分断されている。この空洞部(上)341および空洞部(下)342はそれぞれ作動油で満たされている。また、この空洞部(上)341および空洞部(下)342は油圧ポンプ4と接続されている。油圧ポンプ4はコントローラ8と接続されており、コントローラ8は油圧ポンプ4を駆動して空洞部(上)341および空洞部(下)342のそれぞれに注入されている作動油の一方を加圧し他方を減圧することにより、ピストン320を自在に上下動させることができる。従って、コントローラ8が油圧ポンプ4を制御することにより、上部熱盤部100を上下動させることができる。なお、作動油はポンプ4と接続されたタンク5より供給される。
【0017】
上部熱盤部100の上部熱盤130は断熱材120を介して可動盤110の下面から懸吊固定されている。同様に、下部熱盤部200の下部熱盤230は断熱材220を介して固定盤210の上面に固定されている。また、上部熱盤部100の上部熱盤130の下面および下部熱盤部200の下部熱盤230の上面はそれぞれ熱盤カバー140および240に覆われている。
【0018】
上部熱盤130は、発熱プレート1301とジャケット治具1302とに分離可能な構造となっている。同様に、下部熱盤230は、発熱プレート2301とジャケット治具2302とに分離可能な構造となっている。発熱プレート1301および2301は加熱用熱媒管路が内部に形成された板状の部材である。なお、加熱用熱媒管路の詳細については後述する。
【0019】
また、ジャケット治具1302(2302)は一面が発熱プレート1301(2301)のプリント配線基板2側の面と当接し、他面は熱盤カバー140(240)と向かい合うように発熱プレート1301(2301)に固定された板状の部材である。ジャケット治具1302および2302の内部には加圧用熱媒通路が形成されている。
【0020】
油圧ポンプ4を駆動して上部熱盤部100を下方に駆動することにより、下部熱盤部200の熱盤カバー240上に載置されたプリント配線基板2を、熱盤部200の熱盤カバー240と上部熱盤部100の熱盤カバー140との間で挟んでプレスすることができる。また、プリント配線基板2をプレスしている間、上部熱盤部100の上部熱盤130および下部熱盤部200の下部熱盤230はそれぞれ加熱冷却システム400によってプリント配線基板2のプリプレグの成形温度に加熱されている。なお、加熱冷却システム400が熱盤を加熱する方法については後述する。このようにプリント配線基板2を加熱しながらプレスする、いわゆる熱圧締工程によって、プリント配線基板2の銅箔がプリプレグに接着される。なお、本発明の実施の形態においては、厚さ50μmのプリプレグの両面をそれぞれ18μmの銅箔で覆った厚さ86μmのプリント配線基板2がプレスされる。
【0021】
加熱冷却システム400は、熱盤130(230)の発熱プレート1301(2301)内に形成された加熱用熱媒管路内に熱媒油を循環させるポンプ401と、熱媒油を加熱するヒータユニット402と、熱媒油を冷却するクーラユニット403を有する。また、ポンプ401、発熱プレート1301(2301)、ヒータユニット402、クーラユニット403は加熱冷却用熱媒配管404を介して熱媒順管路を形成する。
【0022】
ポンプ401は加熱用熱媒管路の熱媒入口に熱媒を導入する。この熱媒により、発熱プレート1301(2301)の温度が調整される。発熱プレート1301(2301)から導出される熱媒油は加熱冷却用熱媒配管404の分岐点404aに向かう。分岐点404aにて加熱冷却用熱媒配管404はヒータユニット402に向かう配管404bと、クーラユニット403に向かう配管404cとに分岐する。
【0023】
配管404bの中途には電磁弁SV1が、また配管404cの中途には電磁弁SV2がそれぞれ設置されている。この電磁弁の開閉は図示しないコントローラによって制御されている。本実施形態においては電磁弁SV1が開の時はSV2が閉に、一方電磁弁SV2が開の時はSV1が閉になるよう、両電磁弁が制御される。換言すれば、電磁弁SV1とSV2とは連動して分岐点404aを通過した熱媒油の流れをヒータユニット402とクーラユニット403のいずれに送るかを制御する、一種の3方弁として働く。
【0024】
ヒータユニット402はそこを通過する熱媒油をヒータによって加熱することが可能な装置である。一方、クーラユニット403はそこを通過する熱媒油を冷却水が通るパイプと接触させることにより、熱媒油を冷却することが可能な装置である。冷却水は冷却水入口403aからクーラユニット403内部を通るパイプ内に導入され、熱媒油から熱を奪った後冷却水出口403bから排水される。従って図示しないコントローラによって電磁弁SV1およびSV2の開閉動作を制御することにより、熱媒の温度調整が可能となる。
【0025】
また、ヒータユニット402およびクーラユニット403から導出された熱媒油はストレーナを経由してポンプ401に導入され、再び発熱プレート1301(2301)に向かう。
【0026】
図2は、上部熱盤部100の上部熱盤130の発熱プレート1301を水平方向に切断した断面図である。なお、下部熱盤230の発熱プレート2301と上部熱盤130の発熱プレート1301は同一形状の部材である。
【0027】
発熱プレート1301は略正方形状の鋼板である。発熱プレート1301には、図2中上下方向に穿孔された互いに平行な8本の貫通孔である第1の孔131a〜h(図2中左側のものより順に131a、131b、131c、131d、131e、131f、131g、131hと称す)と、上部熱盤130の図2中下端部に第1の孔131a〜hのすべてと直交するよう図2中左右方向に穿孔された第2の孔132と、発熱プレート1301の図2中上端部左側より第1の孔131a〜fと直交するよう図2中左右方向に穿孔された第3の孔133と、発熱プレート1301の図2中上端部右側より第1の孔131gおよび131hと直交するよう図2中左右方向に穿孔された第4の孔134とが形成されている。第1の孔131b〜gの両端にはそれぞれ盲キャップ136が嵌入されている。第1の孔131aおよび131hにはその図2中上端部のみに盲キャップ136が嵌入されている。また、第2の孔132のうち、両端、第1の孔131aと131bの間の部分、第1の孔131cと131dの間の部分、第1の孔131eと131fの間の部分、および第1の孔131gと131hの間の部分のそれぞれには盲キャップ136が嵌入されている。また、第3の孔133のうち、左端、第1の孔131bと131cの間の部分、および第1の孔131dと131eの間の部分のそれぞれには盲キャップ136が嵌入されている。また、第4の孔134の右端には盲キャップ136が嵌入されている。第1の孔131a〜h、第2の孔132、第3の孔133および第4の孔134のそれぞれに上記のように盲キャップ136を嵌入することにより、第1の孔131a〜h、第2の孔132、第3の孔133および第4の孔134は第1の孔131aの下端138と第1の孔131hの下端139を両端とし、発熱プレート1301内をくまなく蛇行する1本の加熱用熱媒管路として機能する。
【0028】
上記加熱用熱媒管路には加熱冷却システム400(図1)によって加熱された熱媒油がポンプ401(図1)によって循環しており、この熱媒油により、上部熱盤130は加熱される。なお、また、上部熱盤130には図示しない温度センサが取り付けられている。この温度センサは加熱冷却システム400のコントローラと接続されており、プレス装置がプリント配線基板2をプレスするときはコントローラ8はこの温度センサによって計測された上部熱盤130の温度がプリント配線基板2のプリプレグの成形温度である200度前後となるように、加熱冷却システム400を制御して上記管路に流れる熱媒油の温度を調整する。
【0029】
図3に、ジャケット治具1302の下面を示す。なお、下部熱盤230側のジャケット治具2302の構造も同様である。
【0030】
ジャケット治具1302の下面の他の部分には全面に格子状の溝1302aが形成されている。また、ジャケット治具1302の下面の4隅から鉛直方向に縦穴1611が穿孔されている。縦穴1611の上端はジャケット治具1302の中途に達する。また、縦穴1611のジャケット治具1302下面がわ出口1611aは溝1302aとつながっている。また、4つの縦穴1611の上端をそれぞれつなぐように水平方向に第1の横穴1612が穿孔されている。また、第1の横穴1612の1本の中途からジャケット治具1302の側面に向かって水平方向に分岐する第2の横穴1613が穿孔されている。縦穴1611、第1の横穴1612、および第2の横穴1613はジャケット治具1302の側面からジャケット治具1302の下面へと抜ける加圧用熱媒通路1610を形成している。
【0031】
第2の横穴1613のジャケット治具1302側面がわ出口1613aは加圧コントロール500(図1参照)と接続されており、加圧コントロール500によって加圧用熱媒通路1610に充填された熱媒油の圧力を変動させることができる。なお、ジャケット治具1302の下面の周縁部Cはステンレス鋼製の金属プレートである熱盤カバー140と全周溶接されており、ジャケット治具1302と熱盤カバー140の接合部から熱媒油が流出するのを防止する。
【0032】
図3のB−B断面図を図4に示す。なお、下部熱盤230側のジャケット治具2302の構造も同様である。
【0033】
発熱プレート1301の周縁部には図示しない貫通孔が鉛直方向に穿孔されている。この貫通孔にボルト(図示せず)を装着し、ジャケット治具1302に鉛直上方より穿孔された図示しないねじ穴に締結することにより、ジャケット治具1302は発熱プレート1301に固定される。従って、ボルトを外すことにより、発熱プレート1301とジャケット治具1302とを容易に分離することが可能である。また、発熱プレート1301とジャケット治具1302との間には管路が形成されていないため、発熱プレート1301とジャケット治具1302との間でオイルシーリングを行う必要がない。従って、熱盤カバー140が破損した場合であってもねじ止めされているジャケット治具1302を交換するだけでよく、交換の際に発熱プレート1301とジャケット治具1302との間でオイルシーリングを考慮する必要がない。
【0034】
また、図4に示されるように、ジャケット治具1302の下面の溝以外の面1302bは熱盤カバー140の上面と接している。従って、この状態から加圧コントロール500によって熱媒油を加圧すると、熱媒油は縦穴1611のジャケット治具1302下面がわ出口1611aから溝1302aを優先的に通って速やかにジャケット治具1302の下面全体に広がる。この状態からさらに熱媒油を加圧すると、熱媒油はジャケット治具1302の下面の溝以外の面1302bと熱盤カバー140の間に充填され、熱盤カバー140は下に向かって加圧される。このように、熱媒油が溝1302aを介してジャケット治具1302の下面の全面に広がった後に熱盤カバー140が下方に加圧される構成となっているため、熱盤カバー140上での水平方向の圧力分布は略一定に保たれる。
【0035】
熱盤カバー140の下面は鏡面仕上げされており、その表面粗さは数μm以内となっている。従って、プレス圧と、熱盤カバー140とジャケット治具1302との間隙部に充填された熱媒油の圧力との釣り合いが保たれて熱盤カバー140が平面状態を維持していれば、熱盤カバー140下面の平面度精度は10μm以内に保たれ、熱圧締時にプリント配線基板の厚み方向の精度低下や銅箔とプリプレグとの接着不良などの不具合が発生しにくい。
【0036】
なお、本実施形態においては上部熱盤130と下部熱盤230の双方に熱盤カバーが取り付けられる構成となっているが、いずれか一方の熱盤のみに熱盤カバーが取り付けられる構成としても良い。
【0037】
加圧コントロール500の構成を図5を用いて説明する。図5は加圧コントロール500の構成を模式的に示したブロック図である。加圧コントロール500は第1の油圧シリンダ510と、第2の油圧シリンダ520と、第2の油圧シリンダ520に作動油を供給するポンプ503と、ポンプ501に作動油を供給するタンク502と、方向切り換え弁SV5を有する。
【0038】
第1の油圧シリンダ510は、スリーブ511と、ピストン512と、シャフト513とを有する。ピストン512はスリーブ511の内面に摺動可能に取り付けられた部材である。シャフト513はピストン512の1面からスリーブ511の軸方向(即ちピストン512の作動方向、図5中右向き)に延伸して固定されており、その端部513aはスリーブ511より突出している。ピストン512によってスリーブ511の内部空間は前部空間514(図5中左側)と後部空間515(図5中右側)とに分断されている。
【0039】
第1の油圧シリンダ510の前部空間514には熱媒油が充填されており、この前部空間514と、ジャケット治具1302の出口1613a(図4参照)とは配管504を介して接続されている。また、第1の油圧シリンダ510の後部空間515には空気が充填されている。従ってシャフト513を力Fで前部空間514に向かって押し込むことにより、前部空間514内の熱媒油の圧力はF/A(A:ピストン512の断面積)となる。前部空間514内の熱媒油の圧力と、熱盤カバーとジャケット治具との間隙部に充填されている熱媒油の圧力とは等しいため(パスカルの原理)、力Fを制御することにより熱盤カバーとジャケット治具との間隙部に充填されている熱媒油の圧力を制御することができる。このように、熱盤カバー140を加圧するための熱媒油は熱盤カバーとジャケット治具との間隙部から第1の油圧シリンダ510の前部空間514にいたる管路のみに充填されている。従って、熱盤カバー140が破損した場合であっても流出する熱媒油は少量ですむ。また、熱媒油が熱膨張した場合、ピストン522が後部空間515がわに膨張した体積分移動するので、リリーフ弁を使用することなく熱媒油の圧力を保つことができる。
【0040】
第2の油圧シリンダ520は作動油が充填されたスリーブ521と、ピストン522と、シャフト523と、前進限センサ526と、後退限センサ527とを有する。シャフト523はピストン522の1面からスリーブ521の軸方向(即ちピストン522の作動方向、図5中左向き)に延伸して固定されており、その端部523aはスリーブ521より突出している。ピストン522はスリーブ521の内面に摺動可能に取り付けられた部材であり、このピストン522によってスリーブ521の内部空間は前部空間524(図5中左側)と後部空間525(図5中右側)とに分断される。作動油は前部空間524と後部空間525の両方に充填されている。前部空間524と後部空間525に注入された作動油の圧力を制御することにより、シャフト523を任意の駆動力でスリーブ521の軸方向に駆動することができる。
【0041】
前進限センサ526と後退限センサ527はそれぞれの取り付け位置にピストン522があるかどうかを検出するセンサである。本実施形態においてはピストン522は前進限センサ526と後退限センサ527の間に位置するよう制御されている。前進限センサ526と後退限センサ527を用いたピストン522の位置制御方法については後述する。
【0042】
第1の油圧シリンダ510のシャフト513の端部513aと、第2の油圧シリンダ520のシャフト523の端部523aとは連結部材530によって連結されている。従って、第2の油圧シリンダ520の前部空間524と後部空間525に注入された作動油の圧力を制御して第2の油圧シリンダ520のシャフト523を駆動することにより、熱盤カバーとジャケット治具との間隙部に充填されている熱媒油の圧力を制御することができる。なお、第1の油圧シリンダ510のピストン512の断面積と、第2の油圧シリンダ520のピストン522の断面積は等しいため、第2の油圧シリンダ520の後部空間525に充填された作動油の圧力は熱盤カバーとジャケット治具との間隙部に充填されている熱媒油の圧力に等しくなる。
【0043】
方向切り換え弁SV5は第1のポートP1、第2のポートP2、第3のポートP3および第4のポートP4を有する4ポート切り換え弁である。方向切り換え弁SV5は、「P1とP3が導通かつP2とP4が導通」と「P1とP4が導通かつP2とP3が導通」の2つの状態を切り換えるものである。第1のポートP1とポンプ503の吐出口とは配管507を介して接続されている。第2のポートに接続された配管508の一端は開放となっている。また、第2の油圧シリンダ520のスリーブ521の前部空間524および後部空間525は、それぞれ配管505および506を介して方向切り換え弁SV5の第3のポートP3および第4のポートP4に接続されている。
【0044】
従って、方向切り換え弁SV5の設定が「P1とP3が導通かつP2とP4が導通」であるときはポンプ503から導出される作動油は配管505を介して第2の油圧シリンダ520のスリーブ521の前部空間524に向かう。一方、第2の油圧シリンダ520のスリーブ521の後部空間525は配管508と接続される。この結果、第2の油圧シリンダ520のピストン522は後部空間525に向かって(図5中右向き)移動し、後部空間525内の作動油の一部は配管508を通って排出される。
【0045】
また、方向切り換え弁SV5の設定が「P1とP4が導通かつP2とP3が導通」であるときはポンプ503から導出される熱媒油は配管506を介して第2の油圧シリンダ520のスリーブ521の後部空間525に向かう。一方、前部空間524は配管508と接続される。この結果、ピストン522は前部空間524に向かって(図5中左向き)移動し、前部空間524内の作動油の一部は配管508を通って排出される。
【0046】
上記の方向切り換え弁SV5の切り換え動作は加圧コントロール500の図示しないコントローラによって制御される。
【0047】
配管506の中途には電磁リリーフ弁FRV1が配設されている。この電磁リリーフ弁FRV1は加圧コントロール500の図示しないコントローラによって制御され、配管506内の作動油の圧力が所定の圧力に制御されるよう適宜弁の開閉動作を行う。熱盤カバー140とジャケット治具1302との間隙部に充填された熱媒油の圧力は配管506内の作動油の圧力と同じになるので、電磁リリーフ弁FRV1の開閉を制御することにより、熱盤カバー140とジャケット治具1302との間隙部に充填された熱媒油の圧力を所望の範囲内に制御することができる。なお、電磁リリーフ弁FRV1の開閉は、配管504に設置された圧力センサPG1或いは配管506に設置された圧力センサPG2の検出結果を用いてフィードバック制御される。
【0048】
以上のように、本実施形態においては2本の油圧シリンダを直列に連結し、一方の油圧シリンダのシャフトを駆動することにより、他方の油圧シリンダ内に充填された熱媒油の圧力を調整する構成としている。すなわち、直接ポンプで熱媒油を加圧しない。従って、温度条件等の理由でポンプで熱媒油を直接加圧できないような場合であっても、本実施例の構成によれば熱媒油を所望の圧力で加圧可能である。
【0049】
また、前進限センサ526と後退限センサ527の検出結果を用いて、ポンプの制御をを行うことにより、第2の油圧シリンダ520のピストン522が常に前進限センサ526と後退限センサ527の間に位置するよう制御する。すなわち、前進限センサ526または後退限センサ527がピストン522を検出した場合は、ポンプを停止する。。
【0050】
配管505および506にはそれぞれリリーフ弁FRV2およびFRV3が設置されている。リリーフ弁FRV2およびFRV3は配管505および506の内圧が所定値に達したときに開いて熱媒油を配管外部に排出し、配管505および506の内圧を所定値以下に抑えるものである。
【0051】
配管505および配管506の、ポートP3およびP4近辺にはそれぞれ絞り弁TV1およびTV2が設置されている。絞り弁TV1およびTV2は配管505および配管506を流れる作動油の流量を制御し、シリンダ512および522の作動速度を制御する。
【0052】
【発明の効果】
以上のように、本発明のプレス装置によれば、大型の熱盤を使用する場合であってもプリント配線基板の厚み方向の精度低下や銅箔とプリプレグとの接着不良などの不具合が発生しにくく、かつ成形時間が延びることのないプレス装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるプレス装置の基本構成を示す側面図である。
【図2】本発明の実施の形態のプレス装置の熱盤の発熱プレートの水平方向断面図である。
【図3】本発明の実施の形態のジャケット治具1302の下面を示したものである。
【図4】図3のB−B断面図である。
【図5】本発明の実施の形態の加圧コントロールの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 プレス部
2 プリント配線基板
130 熱盤
140 熱盤カバー
142 金属プレート
150 パッキン
160 加圧用熱媒通路
170 間隙部
400 加熱冷却システム
401 ポンプ
402 ヒータユニット
403 クーラユニット
500 加圧コントロール
503 ポンプ
510 第1の油圧シリンダ
511 スリーブ
512 ピストン
513 シャフト
520 第1の油圧シリンダ
521 スリーブ
522 ピストン
523 シャフト
526 前進限センサ
527 後退限センサ
1301 発熱プレート
1302 ジャケット治具
1302a 溝
1610 加圧用熱媒通路
SV1 電磁弁
SV2 電磁弁
SV5 方向切り換え弁
FRV1 電磁リリーフ弁
FRV2 リリーフ弁
FRV3 リリーフ弁

Claims (10)

  1. 被加工物を挟んで熱圧締する 一対の熱盤と、
    前記一対の熱盤の少なくとも一方の被加工物側の面を覆い、該少なくとも一方の熱盤の被加工物側の面と所定間隔離間するよう該少なくとも一方の熱盤に固定された金属プレートと、
    前記熱媒油の圧力を調整する熱媒圧力調整手段と、を有し、
    前記熱媒圧力調整手段は、夫々ピストン及びシャフトを備えた第1及び第2の油圧シリンダを有し、
    前記第1の油圧シリンダのシャフトと前記第2の油圧シリンダのシャフトとが連結されることによって、一方の油圧シリンダのピストンの移動に応じて他方のピストンが移動するように構成されており、
    前記少なくとも一方の熱盤と前記金属プレートとの間隙部と、ピストンによって2つに分断されている前記第1の油圧シリンダの内部空間の一方とは、内部に熱媒油が充填され、且つ互いに接続されており、
    ピストンによって2つに分断されている前記第2の油圧シリンダの内部空間の少なくとも一方は内部に作動油が充填され、且つ作動油を供給するポンプと接続可能であり、
    前記ポンプが前記第2の油圧シリンダの内部空間の少なくとも一方に作動油を供給して前記第2の油圧シリンダのピストンを駆動することによって、前記第1の油圧シリンダのピストンが駆動されて前記第1の油圧シリンダの内部空間の一方に充填されている熱媒油の圧力が調整され、前記間隙部に充填されている熱媒油の圧力が調整されること、
    を特徴とするプレス装置。
  2. ピストンで分断されている第2の油圧シリンダの内部空間のいずれにも作動油を供給可能であり、
    前記第2の油圧シリンダの内部空間のいずれからも作動油を排出可能であり、
    前記第2の油圧シリンダの内部空間の一方に作動油を加圧供給し、他方から作動油を排出させることによって、前記間隙部に充填された熱媒油の圧力を調整すること、
    を特徴とする請求項1に記載のプレス装置。
  3. 前記第2の油圧シリンダと前記ポンプの間には、前記ピストンで分断された前記第2の油圧シリンダの内部空間のいずれに作動油を供給するかを切り換える切り換え弁が配設されていること、を特徴とする請求項2に記載のプレス装置。
  4. 前記第2の油圧シリンダの内部空間のうち、作動油が加圧供給されると前記間隙部に充填されている熱媒油が加圧されるように前記第2の油圧シリンダのシャフトが駆動される側と前記切り換え弁とを接続する配管には、該配管の内圧を制御可能な電磁リリーフ弁が配設され、
    前記電磁リリーフ弁が該配管の内圧を制御することによって前記間隙部に充填された熱媒油の圧力が調整されること、
    を特徴とする請求項3に記載のプレス装置。
  5. 前記熱媒圧力調整手段が、前記ポンプを停止することによって前記第2の油圧シリンダのピストンを停止可能であること、を特徴とする、請求項1から請求項4のいずれかに記載のプレス装置。
  6. 前記プレス装置が前記第2の油圧シリンダのピストンの位置を監視するセンサ手段を有し、
    前記ピストンが前記センサ手段の検出結果に基づいて所定範囲内に位置するよう、前記シリンダが前記所定範囲の端部に位置したときに前記熱媒圧力調整手段が前記ポンプを停止すること、
    を特徴とする請求項5に記載のプレス装置。
  7. 前記第1の油圧シリンダのピストンの前記ピストンの駆動方向に垂直な断面の面積が、前記第2の油圧シリンダのピストンの前記ピストンの駆動方向に垂直な断面の面積と等しいこと、を特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のプレス装置。
  8. 被加工物を挟んで熱圧締する一対の熱盤と、前記一対の熱盤の少なくとも一方の被加工物側の面を覆い、該少なくとも一方の熱盤の被加工物側の面と所定間隔離間するよう該少なくとも一方の熱盤に固定された金属プレートと、前記熱媒油の圧力を調整する熱媒圧力調整手段とを有し、前記熱媒圧力調整手段が夫々ピストン及びシャフトを備えた第1及び第2の油圧シリンダを有し、前記第1の油圧シリンダのシャフトと前記第2の油圧シリンダのシャフトとが連結されることによって一方の油圧シリンダのピストンの移動に応じて他方のピストンが移動するように構成されており、前記少なくとも一方の熱盤と前記金属プレートとの間隙部と、ピストンによって2つに分断されている前記第1の油圧シリンダの内部空間の一方とは、内部に熱媒油が充填され、且つ互いに接続されているプレス装置によって前記被加工物をプレスするプレス方法であって、
    ピストンによって2つに分断されている前記第2の油圧シリンダの内部空間の少なくとも一方に作動油を加圧供給することによって、前記間隙部の熱媒油の圧力を調整する、ことを特徴とするプレス方法。
  9. 前記第2の油圧シリンダの内部空間の一方に作動油を加圧供給し、他方から作動油を排出させることによって、前記間隙部に充填された熱媒油の圧力を調整すること、を特徴とする請求項8に記載のプレス方法。
  10. 前記第2の油圧シリンダのピストンが所定範囲内に位置するよう、該ピストンが該所定範囲の端部に位置した時に前記ポンプを停止すること、を特徴とする請求項8又は9に記載のプレス方法。
JP2002065959A 2002-03-11 2002-03-11 プレス装置およびプレス装置の制御方法 Expired - Lifetime JP4175819B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002065959A JP4175819B2 (ja) 2002-03-11 2002-03-11 プレス装置およびプレス装置の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002065959A JP4175819B2 (ja) 2002-03-11 2002-03-11 プレス装置およびプレス装置の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003260600A JP2003260600A (ja) 2003-09-16
JP4175819B2 true JP4175819B2 (ja) 2008-11-05

Family

ID=28671359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002065959A Expired - Lifetime JP4175819B2 (ja) 2002-03-11 2002-03-11 プレス装置およびプレス装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4175819B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE60225643T2 (de) * 2001-08-31 2008-06-26 Kitagawa Seiki K.K., Fuchu Verfahren und Vorrichtung zum Warmpressen eines Werkstücks
JP4309795B2 (ja) * 2004-04-16 2009-08-05 北川精機株式会社 プレス装置
JP4885124B2 (ja) 2005-03-25 2012-02-29 北川精機株式会社 プレス装置
ITRE20050042A1 (it) 2005-04-26 2006-10-27 Sacmi Sistema di controllo compattazione mediante stampi isostatici
CN113927936A (zh) * 2021-09-27 2022-01-14 苗茂盛 榨油、豆制品加工两用一体机
CN113733649B (zh) * 2021-09-29 2023-04-07 广东威德力机械实业股份有限公司 一种节能高效的平面导热装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003260600A (ja) 2003-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7802597B2 (en) Press apparatus
DE4233622C2 (de) Preßverfahren zum Beschichten eines Werkstückes und Presse zur Durchführung des Verfahrens
US20120037251A1 (en) Fluidic System
JP4175819B2 (ja) プレス装置およびプレス装置の制御方法
CN115338387B (zh) 一种三板式直压锁模装置及压铸机
KR900701495A (ko) 플라스틱압축성형기의 온도조절장치 및 방법
US4586531A (en) Valve arrangement
KR101164425B1 (ko) 프레스 장치 및 프레스 장치 시스템
CA2865522A1 (en) Efficient lamination press with thin flexible platens
WO1997015438A1 (fr) Presse hydraulique a grande vitesse
SE538392C2 (sv) Hydraulisk styranordning och press med en sådan styranordning
JPS60183118A (ja) プラスチツク射出成形機の射出装置用液圧制御装置
JPS59215299A (ja) ホツトプレス
JP2003145300A (ja) プレス装置およびプレス方法
CN210792383U (zh) 一种加热均匀的热压板
JP4167147B2 (ja) 積層板の積層装置および積層方法
KR920003735B1 (ko) 핫프레스에 있어서 열압착판의 온도조절방법 및 장치
KR20040043788A (ko) 핫 프레스 장치
CN216895115U (zh) 挤压设备的驱动装置及挤压设备
JP2577677Y2 (ja) 高速シリンダ装置
US20230302695A1 (en) Injection molding machine
JP4509606B2 (ja) ホットプレスの熱板温度制御装置
KR100483223B1 (ko) 전동식 사출 성형기의 스크류 선단압 제어 장치
JP6889748B2 (ja) プレス装置の冷却制御方法およびプレス装置
JPH02160200A (ja) ホツトプレス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071030

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080804

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080819

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4175819

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140829

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term