JP4175695B2 - 長尺体支持具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、支持対象の長尺体を取付支持自在な支持部材に対する取付部を両端部に各別に設け、前記両取付部を前記支持部材に取り付けた状態で前記支持部材と共に前記長尺体を囲繞する帯状部を、前記両取付部間に一体的に設け、前記両取付部の内の少なくとも一方は、前記支持部材を貫通してその貫通方向前後から前記支持部材を挟持する一対の挟持用接当部を設けて構成してある長尺体支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の長尺体支持具としては、図14に示すように、チャンネル部材(支持部材に相当)30の幅寸法とほぼ同じ幅寸法の帯状部B2を設け、その帯状部B2の両端部における幅方向の中心部分にボルト31を溶接してあるものがあった。
そして、チャンネル部材30の溝開口から貫通孔を通して前記ボルト31を挿通して、チャンネル部材30の裏側でナット32bを螺合させて締め付けることによって、前記帯状部B2の端縁部(一方の挟持用接当部に相当)32aと前記ナット(他方の挟持用接当部に相当)32bとでチャンネル部材30を挟持する状態に取り付けることができるように形成してあるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この種の長尺体支持具においては、前記帯状部は、支持対象の長尺体に沿わせて囲繞しやすくするために、厚みの薄い金属板で変形操作し易いように形成してあることが一般的である。
上述した従来の長尺体支持具によれば、一方の挟持用接当部が帯状部の端縁部であるために、チャンネル部材に当該長尺体支持具をしっかり固定しようとしてナットを締め込めば、それに伴って帯状部の端縁部がチャンネル部材と強く接当して、その結果、帯状部の端縁部が変形して、かえって不安定な取付状態になったり、がたついたりする問題点があった。
【0004】
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、帯状部の物性を維持したまま、安定した状態に取付固定可能な長尺体支持具を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕
請求項1の発明の特徴構成は、支持対象の長尺体を取付支持自在な支持部材に対する取付部を両端部に各別に設け、前記両取付部を前記支持部材に取り付けた状態で前記支持部材と共に前記長尺体を囲繞する金属製の帯状部を前記両取付部間に一体的に設け、前記両取付部の内の少なくとも一方は、前記支持部材を貫通してその貫通方向前後から前記支持部材を挟持する一対の挟持用接当部を設けて構成し、一対の前記挟持用接当部のうちの貫通方向前側の挟持用接当部を前記帯状部の端縁部から構成してある長尺体支持具であって、
前記帯状部の端縁部を全幅にわたって帯状部の長手方向中間部より高強度に形成してある点にある。
【0006】
請求項2の発明の特徴構成は、前記帯状部の端縁部を全幅にわたって帯状部の長手方向中間部より高強度に形成するのに、前記帯状部の端縁部を折り曲げて補強してある点にある。
【0007】
請求項3の発明の特徴構成は、前記帯状部の端縁部を全幅にわたって帯状部の長手方向中間部より高強度に形成するのに、前記帯状部と同幅の拡径頭部を備えたT型ボルトを、それの拡径頭部が前記帯状部の端縁部に重合する状態で取り付けてある点にある。
【0008】
請求項4の発明の特徴構成は、図5・6に例示するごとく、前記拡径頭部23aを取付自在なボルト取付部24を、前記帯状部B2の長手方向に間隔をあけた複数箇所に形成してあるところにある。
【0009】
請求項5の発明の特徴構成は、図5・6に例示するごとく、前記ボルト取付部23は、前記帯状部B2の幅方向に前記T型ボルトのボルト軸芯を挟んで少なくとも二カ所に設けてあるところにある。
【0010】
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
【0011】
〔作用及び効果〕
請求項1の発明の特徴構成によれば、帯状部の長手方向中間部は、従来通りの物性を使用できながら、即ち、支持対象の長尺体によく馴染んだ状態に囲繞支持できながら、支持部材に対する取付部分においては、挟持用接当部どうしに強い挟持力を作用させても、一方の挟持用接当部が変形し難く、支持部材への取付状態を安定したものとすることが可能となる。
【0012】
請求項2の発明の特徴構成によれば、請求項1の発明による作用効果を叶えることができるのに加えて、上述の作用を期待でき得る長尺体支持具を提供するにあたり、特別な部材を使用することなく折曲加工のみによって一方の挟持用接当部の補強を果たすことが可能となり、コストアップを最小限に抑えることが可能となる。
【0013】
請求項3の発明の特徴構成によれば、請求項1の発明による作用効果を叶えることができるのに加えて、帯状部の強度とは別にT型ボルトの強度を調整することが可能となり、その結果、より強力な取付状態に取り付けることが可能な長尺体支持具とすることができる。
【0014】
請求項4の発明の特徴構成によれば、請求項1及び請求項3の発明による作用効果を叶えることができるのに加えて、前記拡径頭部を取付自在なボルト取付部を、前記帯状部の長手方向に間隔をあけた複数箇所に形成してあるから、複数のボルト取付部から前記T型ボルトを取り付けるボルト取付部を選択することが可能となり、支持する長尺体の本数や外径寸法に応じて有効に作用する帯状部長さを変化させることが可能となる。従って、長尺体の大きさや本数が異なる様々な支持状態への対応性が向上する。
【0015】
請求項5の発明の特徴構成によれば、請求項1及び請求項3及び請求項4の発明による作用効果を叶えることができるのに加えて、前記ボルト取付部は、前記帯状部の幅方向に前記T型ボルトのボルト軸芯を挟んで少なくとも二カ所に設けてあるから、当該長尺体支持具によって支持している長尺体の長手方向に沿った外力が前記帯状部に加わった場合に、T型ボルトに対して帯状部が揺動するのを防止し易く、安定した長尺体の支持を叶えることが可能となる。従って、例えば、前記ボルト取付部が一つ設けてあるものに比べて、ボルト取付部を中心とした帯状部の長尺体長手方向に沿った方向への揺動を防止し易く、より安定した長尺体支持を実現することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示している。
【0017】
図1は、本発明の長尺体支持具の一実施形態品(以後、単に、配管取付金具という)Bによって配管支持用ラック1に空調用配管(長尺体の一例)Pを取り付けてある状況を示すものである。
【0018】
前記配管Pは、銅管からなる配管本体21を発泡樹脂製断熱部材22で被覆して形成してある冷媒管P1と、ケーブルP2とから構成してある(図3参照)。
【0019】
ラック1は、建物内の縦方向貫通型パイプスペースS内の壁部Wに、取付金具2を介して取り付けてある。
前記ラック1の詳細を説明すると、図1に示すように、互いに間隔をあけた並列状態に一対の親桁3を設け、配管Pを前記親桁3の長手方向に沿わせた状態に支持自在な複数の子桁(支持部材の一例)4を、前記両親桁3にわたる状態に一体連結して構成してあり、更には、前記子桁4による第一配管支持空間V1の上に重なる状態に配管Pを支持自在な門型子桁(支持部材の一例)5の複数を、前記親桁3に対して長手方向に間隔をあけて着脱自在に連結して構成してある。従って、前記子桁4による第一配管支持空間V1と、前記門型子桁5による第二配管支持空間V2とのそれぞれに、配管Pを配置して支持できるように構成してある。
【0020】
前記親桁3は、図2・3に示すように、U型チャンネル材で構成してあり、長手方向の所定間隔の位置に、前記各子桁4を溶接によって固着し、梯子形状のラック本体Rを構成してある。また、前記親桁3の桁高さ方向の中間部分には、前記各子桁4の固着箇所に対応させて、前記門型子桁5を取り付けるためのボルト挿通孔3aを設けてある。また、親桁3の端部には、別の親桁3との連結金具6を取り付けるためのボルト挿通孔3bを設けてある。
【0021】
前記子桁4は、図に示すように、C型チャンネル材で構成してあり、子桁4そのものが配管支持部4aとなる。そして、C型断面の開口側の側縁部が配管Pとの接当部となる。また、C型断面底部分には、長手方向に間隔をあけて複数の長穴4bを設けてあり、この長穴4bに配管取付金具Bのボルト部B1を挿通して裏側からのナット23bの螺着によって配管取付金具B及び配管Pの取り付けを実施できるように構成してある。
【0022】
前記門型子桁5は、板金製で、文字通り門型形状に形成してある。そして、門型天部は、配管支持部5aとなり、前記子桁4と同様に、C型チャンネル形状の断面形に形成してあると共に、その底部分には複数の長穴7を形成してある。 また、門型脚部には、前記一対の親桁3に対して着脱自在な桁取付部5bを形成してある。前記桁取付部5bは、前記一対の親桁3の外面に各別に接当する平板状に形成してあり、その平板部分の中央部に、前記ボルト挿通孔3aに対応するボルト挿通孔8を形成してある。
また、前記桁取付部5bと配管支持部5aとの間の脚部分は、U型チャンネル形状の断面形に形成してあり、詳しくは、前記脚部の両側縁部に、両親桁3の間隔方向に折り曲げ形成した折曲補強部9を各別に形成し、前記折曲補強部9の端縁部が、前記親桁3上辺に当接することで門型子桁5の転倒防止を図れるように構成してある。即ち、図2・3に示すように、前記ボルト挿通孔3a・8に連結ボルト10を挿通して親桁3と門型子桁5とを連結した状態において、前記折曲補強部9の両端縁部が親桁3の上辺に各別に当接することが可能となり、連結ボルト10の軸芯周りに前記門型子桁5が揺動して転倒するのを防止することが可能となる。更には、前記折曲補強部9は、脚部の断面補強を叶えている。
【0023】
前記配管取付金具Bは、図4〜6に示すように、前記各子桁4・5に対して着脱自在なボルト部(取付部に相当)B1を両端部に各別に設け、前記ボルト部B1を前記各子桁4・5に取り付けた状態で前記各子桁4・5と共に前記配管Pを囲繞する帯状部B2を、両ボルト部B1間に一体的に設けて構成してある。
そして、前記帯状部B2は、板金製で、配管Pに向く側の面には、巾方向に配置した凹溝20aを、前記帯状部B2の長手方向に間隔をあけて多数設けてあり、主に、前記凹溝20aで前記帯状部B2を折曲変形操作して塑性変形させることができるように構成してある。
また、前記ボルト部B1は、頭部が前記帯状部B2と同じ幅寸法となるように板状に拡径してあり、この拡径頭部23aと、帯状部B2の端縁部とを連結してある。前記ボルト部B1は、所謂『T型ボルト』である。
そして、この拡径頭部23a(正確には、拡径頭部23aと帯状部B2の端縁部)は、前記各子桁4・5の配管支持部4a・5aに突き当たり、前記ナット23bの螺進に伴って、拡径頭部23a(正確には、拡径頭部23aと帯状部B2の端縁部)とナット23bとで各子桁4・5を挟持する状態に固定される。前記拡径頭部23a(正確には、拡径頭部23aと帯状部B2の端縁部)、及び、ナット23bが、前記各子桁4・5を貫通してその貫通方向前後から挟持する一対の挟持用接当部23に相当する。また、前記拡径頭部23a(正確には、拡径頭部23aと帯状部B2の端縁部)が、貫通方向前側の挟持用接当部23に相当する。この場合、挟持用接当部23は、前記帯状部B2の長手方向中間部より高い強度を有し、強い挟持力を発揮することが可能である。
また、前述の通り帯状部B2の両端部には、それぞれ前記ボルト部B1を設けてあるわけであるが、帯状部B2の一端部は、図5・6に示すように、前記拡径頭部23aを取付自在なボルト取付部24を、前記帯状部B2の長手方向に間隔をあけて複数箇所に形成してある。そして、このボルト取付部24は、前記帯状部B2の幅方向にボルト部B1のボルト軸芯を挟んで二カ所に設けてある。
従って、支持する配管Pの外径寸法や支持本数に応じて、帯状部B2の有効長
さが適切になるボルト取付部24を選択して拡径頭部を取り付けることが可能となり、長さ調整が可能となる。また、この長さ調整によって余分になった帯状部B2の端部は、前記凹溝20aを利用することによって簡単に切断することができる(図4参照)。
【0024】
因みに、前記親桁3・子桁4・門型子桁5・取付金具2・連結金具6は、上述のとおり、何れも金属製であると共に、表面にはメラミン樹脂を焼き付け塗装して形成してある。
【0025】
次に、当該ラックによる配管の支持について、一例を挙げて説明する。
[1] 壁部Wに取り付けられた取付金具2に、ラック本体Rをボルト連結する。
[2] 前記ラック本体Rの配管支持部4a上に配管Pを配置させ、配管取付金具Bで配管の固定を行う。この状態で、通常の配管設置を完了できる。
[3] 次に、新たな配管の固定を行う場合についての説明を行うと、前記[1]・[2]によって配管支持されたラック本体Rに対して、複数の門型子桁5を取り付ける。取り付けは、前述のように、折曲補強部9の端縁部が親桁3の上辺に当接する状態に配置してボルトで固定する。
[4] 各門型子桁5の配管支持部5a上に配管Pを配置させ、配管取付金具Bで配管の固定を行う。この状態で、追加の配管設置を完了できる。
【0026】
〔別実施形態〕
以下に他の実施の形態を説明する。
【0027】
〈1〉 前記長尺体は、先の実施形態で説明した配管に限るものではなく、例えば、ダクトや電線や配管カバーであってもよく、それらを総称して長尺体という。
〈2〉 前記支持部材は、先の実施形態で説明したチャンネル部材で構成した子桁に限るものではなく、例えば、H形鋼やI形鋼や山形鋼等で構成してあってもよく、要するに、長尺体を当該長尺体支持具によって支持させる対象の部材、又は、支持させる部位であればよい。
また、前記取付部は、ボルト部に限るものではなく、ナット部や、フック部等公知の手段を採用することが可能で、要するに、前記支持部材に対して取り付けることができるように構成してあればよい。
〈3〉 前記帯状部は、先の実施形態で説明したようにその内周部に幅方向に沿う凹溝20aを形成したものに限るものではなく、図7(イ)に示すように外周部に形成した凹溝20a、又は、図7(ロ)に示すように、内周・外周部両方に形成した凹溝20aであってもよい。
また、凹溝20aに替えて、軟質部分を長手方向に間隔をあけて多数設けてあってもよい。
また、図11に示すように、帯状部B2の長手方向に沿う凹溝20bを形成してあってもよい。この場合、帯状部B2と長尺体との摩擦抵抗がこの凹溝20bによって増加し、支持した長尺体の長手方向に沿った移動を阻止し易くなる。
〈4〉 長尺体支持具は、先の実施形態で説明した馬蹄形状に成形された配管取付金具に限るものではなく、例えば、図7・8・11に示すように、前記帯状部B2が直線状(又は、ほぼ直線状)をなす状態で提供されるものであってもよく、この場合は、当該長尺体支持具の保管時や運搬時の省スペース化を図ることが可能となる。また、この長尺体支持具を使用するときは、支持する長尺体の外形に合わせて帯状部B2を変形させればよい(図9参照)。
また、帯状部の一端部に複数のボルト取付部を設けてあるものに限らず、予め、支持対象の長尺体の寸法が確定している場合には、図7〜11に示すように、前記ボルト取付部は単一であってもよい。また、帯状部とボルト部との取付構造は、カシメ構造やビス止め構造や溶接構造等、公知の接続構造を採用することができる。
〈5〉 前記挟持用接当部は、先の実施形態で説明したボルト部の拡径頭部に形成してあるものに限るものではなく、例えば、図10に示すように、前記帯状部B2の端縁部を折り曲げて補強して形成するものであってもよい。この場合は、折り曲げ補強された前記帯状部B2の端縁部が貫通方向前側の挟持用接当部23に相当する。
〈6〉 長尺体支持具は、先の実施形態で説明したように、両取付部B1とも、前記支持部材4・5を貫通してその貫通方向前後から前記支持部材4・5を挟持する一対の挟持用接当部23を設けて構成してあるに限るものではなく、いずれか一方の取付部のみ、この構成をとるものであればよい。そして、他方の取付部Kは、例えば、図12・13に示すように、支持部材4・5の凹溝部周縁部に係止させる構成をとるものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】配管支持用ラックの取付状態を示す斜視図
【図2】配管支持用ラックの要部を示す分解斜視図
【図3】長尺体支持具の取付状況を示す断面図
【図4】長尺体支持具を示す説明図
【図5】長尺体支持具の取付状況を示す断面図
【図6】長尺体支持具の要部を示す分解斜視図
【図7】別実施形態の長尺体支持具を示す側面図
【図8】別実施形態の長尺体支持具の説明図
【図9】別実施形態の長尺体支持具の説明図
【図10】別実施形態の長尺体支持具の説明図
【図11】別実施形態の長尺体支持具の説明図
【図12】別実施形態の長尺体支持具の説明図
【図13】別実施形態の長尺体支持具の説明図
【図14】従来の長尺体支持具を示す断面図
【符号の説明】
4 支持部材
5 支持部材
23 挟持用接当部
23a 拡径頭部
24 ボルト取付部
B1 取付部
B2 帯状部
P 長尺体
Claims (5)
- 支持対象の長尺体を取付支持自在な支持部材に対する取付部を両端部に各別に設け、
前記両取付部を前記支持部材に取り付けた状態で前記支持部材と共に前記長尺体を囲繞する金属製の帯状部を前記両取付部間に一体的に設け、前記両取付部の内の少なくとも一方は、前記支持部材を貫通してその貫通方向前後から前記支持部材を挟持する一対の挟持用接当部を設けて構成し、一対の前記挟持用接当部のうちの貫通方向前側の挟持用接当部を前記帯状部の端縁部から構成してある長尺体支持具であって、
前記帯状部の端縁部を全幅にわたって帯状部の長手方向中間部より高強度に形成してある長尺体支持具。 - 前記帯状部の端縁部を全幅にわたって帯状部の長手方向中間部より高強度に形成するのに、前記帯状部の端縁部を折り曲げて補強してある請求項1に記載の長尺体支持具。
- 前記帯状部の端縁部を全幅にわたって帯状部の長手方向中間部より高強度に形成するのに、前記帯状部と同幅の拡径頭部を備えたT型ボルトを、それの拡径頭部が前記帯状部の端縁部に重合する状態で取り付けてある請求項1に記載の長尺体支持具。
- 前記拡径頭部を取付自在なボルト取付部を、前記帯状部の長手方向に間隔をあけた複数箇所に形成してある請求項3に記載の長尺体支持具。
- 前記ボルト取付部は、前記帯状部の幅方向に前記T型ボルトのボルト軸芯を挟んで少なくとも二カ所に設けてある請求項4に記載の長尺体支持具。
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