JP2599793Y2 - 長尺材の結束器具 - Google Patents

長尺材の結束器具

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JP2599793Y2
JP2599793Y2 JP1993026293U JP2629393U JP2599793Y2 JP 2599793 Y2 JP2599793 Y2 JP 2599793Y2 JP 1993026293 U JP1993026293 U JP 1993026293U JP 2629393 U JP2629393 U JP 2629393U JP 2599793 Y2 JP2599793 Y2 JP 2599793Y2
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新吉 木村
哲夫 太田
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Navitas Co Ltd
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Navitas Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、丸パイプ、角パイプ、
丸棒、角棒等の複数の長尺材を結束する器具に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のパイプを結束する器具としては例
えば実開昭61−35170号公報に示すものが知られ
ている。つまり、底板と一対の側板よりほぼ上向コ字状
となった支持枠と、この一対の側板間に亘って取付けた
蓋より成り、その支持枠に複数のパイプを重ね合せて載
置し、蓋を取付けることで複数のパイプを結束するよう
にしてある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】かかる結束器具である
と蓋が剛性大なる素材により構成されていると共に、一
対の側板の上端部に連結具で連結されているので、その
蓋によりパイプを支持枠に押しつける力を付与するには
その蓋の形状、長さを結束するパイプの形状、数に応じ
たものとする必要があり、不特定形状で数の異なるパイ
プを支持枠に押しつけることができない。
【0004】そこで、本考案は前述の課題を解決できる
ようにした長尺材の結束器具を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の考案は、所定の幅
と所定の長さを有し長手方向両端寄りに幅方向に連続し
た支持凹部7が形成された底材2と、この底材2の長手
方向両端部に直角に対して斜めで略逆ハ字状に固着した
一対の縦材3でほぼ上向きコ字状となった支持枠1及
び、可撓性素材により長尺となったバンド30を備え、
前記一方の縦材3の長手方向中間部に受け部材10を取
付けてその受け部材10よりも上部にバンド30の挿通
用の空間3aを形成し、前記他方の縦材3の長手方向中
間部に支持部材20を取付けてその支持部材20よりも
上部にバンド30の挿通用の空間3aを形成し、前記バ
ンド30の長手方向一端部に、受け部材10に連結され
る長さ調整自在な連結具32を取付け、前記バンド30
の長手方向他端部における長手方向複数位置の1つを支
持部材20に固着する固着具38を設けたことを特徴と
する長尺材の結束器具である。第2の考案は、第1の考
案において、前記受け部材10はボルト挿通部を有し、
前記連結具32を受け部材10のボルト挿通部に挿通す
るボルトとナット36で形成し、前記支持部材20はネ
ジ穴22を有し、前記バンド30に複数の穴31を長手
方向に間隔を有して形成し、この穴を挿通しかつネジ穴
22に螺合するボルトで固着具とした長尺材の結束器具
である。
【0006】
【作 用】第1の考案によれば、支持枠1に長尺材を
複数載置した後にバンド30を取付けることで複数の長
尺材を結束できるし、そのバンド30は可撓性素材より
成って載置した複数の長尺材の最上部形状に応じて自由
に変形できると共に、そのバンド30の取付け長さを自
由に調整できるので不特定形状で、数の異なる長尺材を
確実に結束できる。底板2の支持凹部7に長尺材を嵌合
して載置することで支持枠1と長尺材は直角となるか
ら、一対の支持枠1,1間に亘って長尺材を載置する時
に一対の支持枠1,1を相互に平行にできて長尺材を一
対の支持枠1,1間に亘って安定して載置できる。受け
部材10は一方の縦材3の長手方向中間部に取付けら
れ、一方の縦材3はその受け部材10よりも上方に空間
3aを有するし、支持部材20は他方の縦材3の長手方
向中間部に取付けられ、他方の縦材3はその支持部材2
0よりも上方に空間3aを有するから、バンド30は一
対の縦材3の空間3aを通って長手方向中間部に取付け
られる。これにより、一対の縦材3の長さよりも低い状
態で載置した長尺材を結束できる。また、一対の縦材3
は直角に対して斜めで略逆ハ字状であるから、バンド3
0を取付けることで長尺材が一対の縦材3に強く押しつ
けられ長尺材を安定した状態で結束できる。第2の考案
によれば、バンド30の1つの穴31にボルトを挿通し
て支持部材20のネジ穴22に螺合することでバンド3
0の一端部を他方の縦材3に強固に取付けできる。ボル
トを受け部材10のボルト挿通部に挿通してナット36
を締付けることでバンド30を一方の縦材3に取付けで
きると共に、バンド30を緊張できる。これによって、
長尺材を強固に結束できる。
【0007】
【実施例】図1に示すように、支持枠1は底材2と一対
の縦材3,3によりほぼ上向コ字状となり、その底材2
はリップ溝形鋼を所定の長さに切断して所定の幅と所定
の長さを有する形状で、縦材3は丸鋼を長U字状に折り
曲げて一対の縦杆4,4と上部横杆5を有する形状とな
り、その縦材3の一対の縦側4,4の下端部が底材2の
長手方向両端部に直角に対して斜めで略逆ハ字状に溶接
してある。前記底材2の長手方向両端寄りには一対の山
形のリブ6が幅方向に亘って長手方向に間隔を置いてそ
れぞれ溶接してほぼ上向V字状で幅方向に連続した支持
凹部7をそれぞれ構成している。
【0008】前記一方の縦材3の長手方向中間部に受け
部材10が取付けてあり、この受け部材10は縦片11
と横片12でL字状となり、かつ横片12に切欠部13
が形成されてボルト挿通部となっており、その縦片11
が縦材3の一対の縦片4,4間に亘って溶接されてい
る。
【0009】前記一方の縦材3の長手方向中間部に支持
部材20が取付けてあり、この支持部材20は鉄製の板
21にネジ穴22を形成したものとなり、その板21が
一対の縦杆4,4間に亘って溶接してある。
【0010】バンド30は可撓性素材により幅狭長尺と
成り、その長手方向全長に亘って穴31が長手方向に等
ピッチで多数形成され、このバンド30の長手方向一端
部に連結具32が取付けてあり、その連結具32で前記
受け部材10に着脱自在に連結される。この連結具32
はボルト33に横杆34を固着したT形ボルト35とナ
ット36より長さ調整自在と成り、そのボルト33をバ
ンド30の長手方向一端寄りの穴31に挿通し、かつバ
ンド30の長手方向一端部を折り曲げてボルト・ナット
37でバンド30の長手方向一端寄りに固着して横杆3
4をバンド30で支持することで連結具32が取付けて
ある。前記バンド30の長手方向他端部はその1つの穴
31に挿通した固着具38で前記支持部材20に固着さ
れ、この固着具38は前記支持部材20のネジ穴22に
螺合するボルトとなっている。
【0011】次に長尺材を結束する作業を説明する。一
対の支持枠1,1を結束する長尺材の長さに応じた間隔
を置いて並設し、一対の支持枠1,1の支持凹部7,7
間に亘って長尺材を載置する。これにより、一対の支持
枠1,1は長尺材に対して直角となると共に、結束まで
の荷くずれを防止する。この後に長尺材を順次積み重ね
て所定の本数だけ一対の支持枠1,1間に亘って載置す
る。この時、一対の縦材3,3により荷くずれが防止さ
れる。
【0012】図2に示すように、バンド30の長手方向
他端部の穴31に固着具38を挿通して支持部材20の
ネジ穴22に螺合してバンド30の長手方向他端部を一
方の縦材3の長手方向中間部に固着し、そのバンド30
を一対の縦杆4,4と横杆5との間の空間部3aを通し
て長尺材の上から他方の縦材3の空間部3aまで掛け渡
し、そのバンド30の長手方向一端寄りに連結具32を
前述のようにして取付け、この連結具32のボルト33
を受け部材10の切欠部13に挿通し、かつナット36
を螺合してバンド30を引き込んで長尺材を締付けて結
束する。
【0013】また、結束する長尺材の大きさや数が異な
る場合にはバンド30の長手方向他端部の異なる穴31
に固着具38を挿通してバンド30の固着位置を調整す
れば良い。
【0014】
【考案の効果】請求項1に係る考案によれば、支持枠1
に長尺材を複数載置した後にバンド30を取付けること
で複数の長尺材を結束できるし、そのバンド30は可撓
性素材より成って載置した複数の長尺材の最上部形状に
応じて自由に変形できると共に、そのバンド30の取付
け長さを自由に調整できるので不特定形状で、数の異な
る長尺材を確実に結束できる。底板2の支持凹部7に長
尺材を嵌合して載置することで支持枠1と長尺材は直角
となるから、一対の支持枠1,1間に亘って長尺材を載
置する時に一対の支持枠1,1を相互に平行にできて長
尺材を一対の支持枠1,1間に亘って安定して載置でき
る。受け部材10は一方の縦材3の長手方向中間部に取
付けられ、一方の縦材3はその受け部材10よりも上方
に空間3aを有するし、支持部材20は他方の縦材3の
長手方向中間部に取付けられ、他方の縦材3はその支持
部材20よりも上方に空間3aを有するから、バンド3
0は一対の縦材3の空間3aを通って長手方向中間部に
取付けられる。これにより、一対の縦材3の長さよりも
低い状態で載置した長尺材を結束できる。また、一対の
縦材3は直角に対して斜めで略逆ハ字状であるから、バ
ンド30を取付けることで長尺材が一対の縦材3に強く
押しつけられ長尺材を安定した状態で結束できる。請求
項2に係る考案によれば、バンド30の1つの穴31に
ボルトを挿通して支持部材20のネジ穴22に螺合する
ことでバンド30の一端部を他方の縦材3に強固に取付
けできる。ボルトを受け部材10のボルト挿通部に挿通
してナット36を締付けることでバンド30を一方の縦
材3に取付けできると共に、バンド30を緊張できる。
これによって、長尺材を強固に結束できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す分解斜視図である。
【図2】長尺材結束状態の正面図である。
【符号の説明】
1…支持枠、2…底材、3…縦材、3a…空間、7…支
持凹部、10…受け部材、20…支持部材、30…バン
ド、32…連結具、38…固着具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−14666(JP,A) 実開 昭60−184837(JP,U) 実公 昭62−19542(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 61/00 F16B 7/04 301 F16L 3/137 B65D 19/00

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の幅と所定の長さを有し長手方向両
    端寄りに幅方向に連続した支持凹部7が形成された底材
    2と、この底材2の長手方向両端部に直角に対して斜め
    で略逆ハ字状に固着した一対の縦材3でほぼ上向きコ字
    状となった支持枠1及び、可撓性素材により長尺となっ
    たバンド30を備え、 前記一方の縦材3の長手方向中間部に受け部材10を取
    付けてその受け部材10よりも上部にバンド30の挿通
    用の空間3aを形成し、 前記他方の縦材3の長手方向中間部に支持部材20を取
    付けてその支持部材20よりも上部にバンド30の挿通
    用の空間3aを形成し、 前記バンド30の長手方向一端部に、受け部材10に連
    結される長さ調整自在な連結具32を取付け、 前記バンド30の長手方向他端部における長手方向複数
    位置の1つを支持部材20に固着する固着具38を設け
    たことを特徴とする長尺材の結束器具。
  2. 【請求項2】 前記受け部材10はボルト挿通部を有
    し、前記連結具32を受け部材10のボルト挿通部に挿
    通するボルトとナット36で形成し、前記支持部材20
    はネジ穴22を有し、前記バンド30に複数の穴31を
    長手方向に間隔を有して形成し、この穴を挿通しかつネ
    ジ穴22に螺合するボルトで固着具とした請求項1記載
    の長尺材の結束器具。
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