JPH0685265U - 長尺材の結束器具 - Google Patents
長尺材の結束器具Info
- Publication number
- JPH0685265U JPH0685265U JP2629393U JP2629393U JPH0685265U JP H0685265 U JPH0685265 U JP H0685265U JP 2629393 U JP2629393 U JP 2629393U JP 2629393 U JP2629393 U JP 2629393U JP H0685265 U JPH0685265 U JP H0685265U
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- JP
- Japan
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- band
- pair
- long
- vertical
- longitudinal direction
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Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
- Package Frames And Binding Bands (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 不特定形状で、数の異なる長尺材を結束でき
るようにする。 【構成】 底材2と一対の縦材3,3より成る支持枠1
と、この一対の縦材3,3間に亘って長さ調整自在に取
付けられる可撓性素材より成るバンド30より成り、そ
の支持枠1に載置した長尺材の数に応じてバンド30の
取付け長さを調整して結束する。
るようにする。 【構成】 底材2と一対の縦材3,3より成る支持枠1
と、この一対の縦材3,3間に亘って長さ調整自在に取
付けられる可撓性素材より成るバンド30より成り、そ
の支持枠1に載置した長尺材の数に応じてバンド30の
取付け長さを調整して結束する。
Description
【0001】
本考案は、丸パイプ、角パイプ、丸棒、角棒等の複数の長尺材を結束する器具 に関する。
【0002】
複数のパイプを結束する器具としては例えば実開昭61−35170号公報に 示すものが知られている。 つまり、底板と一対の側板よりほぼ上向コ字状となった支持枠と、この一対の 側板間に亘って取付けた蓋より成り、その支持枠に複数のパイプを重ね合せて載 置し、蓋を取付けることで複数のパイプを結束するようにしてある。
【0003】
かかる結束器具であると蓋が剛性大なる素材により構成されていると共に、一 対の側板の上端部に連結具で連結されているので、その蓋によりパイプを支持枠 に押しつける力を付与するにはその蓋の形状、長さを結束するパイプの形状、数 に応じたものとする必要があり、不特定形状で数の異なるパイプを支持枠に押し つけることができない。
【0004】 そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにした長尺材の結束器具を提供 することを目的とする。
【0005】
底材2と一対の縦材3,3によりほぼ上向コ字状となり、前記一方の縦材3に 受部材10を備え、他方の縦材3に支持部材20を備えた支持枠1と、可撓性素 材により長尺となったバンド30と、このバンド30の長手方向一端部に取付け られて前記受け部材10に連結される長さ調整自在に連結具32と、前記バンド 30の長手方向他端部における長手方向複数位置の1つを前記支持部材20に固 着する固着具38より成る長尺材の結束器具。
【0006】
支持枠1に長尺材を複数載置した後にバンド30を取付けることで複数の長尺 材を結束できるし、そのバンド30は可撓性素材より成って載置した複数の長尺 材の最上部形状に応じて自由に変形すると共に、そのバンド30の取付け長さを 自由に調整できるので不特定形状で、数の異なる長尺材を確実に結束できる。
【0007】
図1に示すように、支持枠1は底材2と一対の縦材3,3によりほぼ上向コ字 状となり、その底材2はリップ溝形鋼を所定の長さに切断して所定の幅と所定の 長さを有する形状で、縦材3は丸鋼を長U字状に折り曲げて一対の縦杆4,4と 上部横杆5を有する形状となり、その縦材3の一対の縦側4,4の下端部が底材 2の長手方向両端部に溶接してある。 前記底材2の長手方向両端寄りには一対の山形のリブ6が幅方向に亘って長手 方向に間隔を置いてそれぞれ溶接してほぼ上向V字状の支持凹部7をそれぞれ構 成している。
【0008】 前記一方の縦材3の長手方向中間部に受け部材10が取付けてあり、この受け 部材10は縦片11と横片12でL字状となり、かつ横片12に切欠部13が形 成されてボルト挿通部となっており、その縦片11が縦材3の一対の縦片4,4 間に亘って溶接されている。
【0009】 前記一方の縦材3の長手方向中間部に支持部材20が取付けてあり、この支持 部材20は鉄製の板21にネジ穴22を形成したものとなり、その板21が一対 の縦杆4,4間に亘って溶接してある。
【0010】 バンド30は可撓性素材により幅狭長尺と成り、その長手方向全長に亘って穴 31が長手方向に等ピッチで多数形成され、このバンド30の長手方向一端部に 連結具32が取付けてあり、その連結具32で前記受け部材10に着脱自在に連 結される。 この連結具32はボルト33に横杆34を固着したT形ボルト35とナット3 6より長さ調整自在と成り、そのボルト33をバンド30の長手方向一端寄りの 穴31に挿通し、かつバンド30の長手方向一端部を折り曲げてボルト・ナット 37でバンド30の長手方向一端寄りに固着して横杆34をバンド30で支持す ることで連結具32が取付けてある。 前記バンド30の長手方向他端部はその1つの穴31に挿通した固着具38で 前記支持部材20に固着され、この固着具38は前記支持部材20のネジ穴22 に螺合するボルトとなっている。
【0011】 次に長尺材を結束する作業を説明する。 一対の支持枠1,1を結束する長尺材の長さに応じた間隔を置いて並設し、一 対の支持枠1,1の支持凹部7,7間に亘って長尺材を載置する。 これにより、一対の支持枠1,1は長尺材に対して直角となると共に、結束ま での荷くずれを防止する。 この後に長尺材を順次積み重ねて所定の本数だけ一対の支持枠1,1間に亘っ て載置する。 この時、一対の縦材3,3により荷くずれが防止される。
【0012】 図2に示すように、バンド30の長手方向他端部の穴31に固着具38を挿通 して支持部材20のネジ穴22に螺合してバンド30の長手方向他端部を一方の 縦材3の長手方向中間部に固着し、そのバンド30を一対の縦杆4,4と横杆5 との間の空間部3aを通して長尺材の上から他方の縦材3の空間部3aまで掛け 渡し、そのバンド30の長手方向一端寄りに連結具32を前述のようにして取付 け、この連結具32のボルト33を受け部材10の切欠部13に挿通し、かつナ ット36を螺合してバンド30を引き込んで長尺材を締付けて結束する。
【0013】 また、結束する長尺材の大きさや数が異なる場合にはバンド30の長手方向他 端部の異なる穴31に固着具38を挿通してバンド30の固着位置を調整すれば 良い。
【0014】
支持枠1に長尺材を複数載置した後にバンド30を取付けることで複数の長尺 材を結束できるし、そのバンド30は可撓性素材より成って載置した複数の長尺 材の最上部形状に応じて自由に変形できると共に、そのバンド30の取付け長さ を自由に調整できるので不特定形状で、数の異なる長尺材を確実に結束できる。 底板2の支持凹部7に長尺材を嵌合して載置することで支持枠1と長尺材は直 角となるから、一対の支持枠1,1間に亘って長尺材を載置する時に一対の支持 枠1,1を相互に平行にできて長尺材を一対の支持枠1,1間に亘って安定して 載置できる。 一対の縦材3の上部に空間3aがあり、バンド30はこの空間3aを通って取 付けられるので、一対の縦材3,3の長さよりも低い状態で載置した長尺材を結 束できる。
【図1】本考案の実施例を示す分解斜視図である。
【図2】長尺材結束状態の正面図である。
1…支持枠、2…底材、3…縦材、3a…空間、7…支
持凹部、10…受け部材、20…支持部材、30…バン
ド、32…連結具、38…固着具。
持凹部、10…受け部材、20…支持部材、30…バン
ド、32…連結具、38…固着具。
Claims (2)
- 【請求項1】 底材2と一対の縦材3,3によりほぼ上
向コ字状となり、前記一方の縦材3に受部材10を備
え、他方の縦材3に支持部材20を備えた支持枠1と、
可撓性素材により長尺となったバンド30と、このバン
ド30の長手方向一端部に取付けられて前記受け部材1
0に連結される長さ調整自在な連結具32と、前記バン
ド30の長手方向他端部における長手方向複数位置の1
つを前記支持部材20に固着する固着具38より成る長
尺材の結束器具。 - 【請求項2】 底材2の長手方向両端寄りに支持凹部7
を形成し、前記受け部材10を一方の縦材3の長手方向
中間部に取付けてその受け部材10より上部にバンド3
0の挿通用の空間3aを形成し、前記支持部材20を他
方の縦材3の長手方向中間部に取付けてその支持部材2
0より上部にバンド30挿通用の空間3aを形成した請
求項1記載の長尺材の結束器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993026293U JP2599793Y2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 長尺材の結束器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993026293U JP2599793Y2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 長尺材の結束器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0685265U true JPH0685265U (ja) | 1994-12-06 |
JP2599793Y2 JP2599793Y2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=12189275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993026293U Expired - Fee Related JP2599793Y2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 長尺材の結束器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2599793Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000002363A (ja) * | 1998-06-16 | 2000-01-07 | Inaba Denki Sangyo Co Ltd | 長尺体支持具 |
-
1993
- 1993-05-20 JP JP1993026293U patent/JP2599793Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000002363A (ja) * | 1998-06-16 | 2000-01-07 | Inaba Denki Sangyo Co Ltd | 長尺体支持具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2599793Y2 (ja) | 1999-09-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990608 |
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