JP4175041B2 - 画面作成装置及びプログラム - Google Patents
画面作成装置及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4175041B2 JP4175041B2 JP2002186982A JP2002186982A JP4175041B2 JP 4175041 B2 JP4175041 B2 JP 4175041B2 JP 2002186982 A JP2002186982 A JP 2002186982A JP 2002186982 A JP2002186982 A JP 2002186982A JP 4175041 B2 JP4175041 B2 JP 4175041B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- information
- data
- template
- list
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、プログラマブル表示装置の表示画面を作成することのできる画面作成装置及びプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
良く知られているように、FA(ファクトリーオートメーション)においては、PLC(プログラマブルコントローラ)に直接或いはネットワークを介してI/O機器が接続され、PLCは、係るI/O機器のうち入力機器からの情報(入力データ)を取得し、演算処理を実行して出力機器への制御内容を決定し、その制御内容に対応する制御データ(ON/OFF)を出力することにより、FAシステム全体の制御を行うようになっている。
【0003】
また、FAネットワークの場合、PLCのメモリや、スレーブの各ユニットの情報その他の状態を表示させたり、PLCに対して各種の設定をすることができるプログラマブル表示器であるPT(プログラマブルターミナル)を設け、FAネットワークの管理・監視等を行うようにしたものがある。また、監視対象の情報は、I/O情報に限ることはなく、例えば温度調節器の設定温度と現在の温度のような情報でも良い。
【0004】
当然のことながら、実際の作業時にPTを用いて監視等をするためには、その監視等をするための動作画面・メニュー画面を予め作成する必要がある。そして、そのPTの画面データを作成する場合に、従来以下の手法を用いて行っていた。
【0005】
すなわち、プログラマブル表示器用の専用ソフトウェアを使用し、表示画面のレイアウトを作成する。つまり、表示画面内に、他の画面を呼び出すための選択ボタン領域や、監視するメモリ内容を表示する領域や、各領域に併記する文字等の構成要素(部品)を配置し、表示画面を作成する。さらに、実際にデータ等を表示するために、各部品に対して各種の設定項目を割り付ける。この設定項目の具体的な内容としては、例えば、呼び出し先(リンク先)の画面と関連づけるリンク情報であったり、監視対象の情報を呼び出す際に使用するPLCメモリなどへの割付アドレス等がある。そして、従来は、上記した各部品を配置した画面の生成と、設定項目の登録を各画面毎に行っている。
【0006】
なお、画面内の構成部品が同一な画面を複数枚作成するためには、画面編集用のソフトウェアを使用し、必要な画面を必要枚数分だけコピー & ペーストした上で、各画面内に含まれる部品について割付アドレスなどの設定変更を手作業で行う。これにより、部品配置の処理を省略することはできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の方法では、以下に示す各種の問題を有し、作業性が必ずしも良好とは言えなかった。すなわち、まず、画面データ作成工数が大きいと言う問題を有する。つまり、例えば、ある装置を複数使用し、装置毎に操作用画面を準備することを想定する。すなわち、それらの操作画面の部品構成は同一のため、画面自体は上記したコピー & ペーストにより作成することができるものの、異なる操作画面間では各部品の割付アドレス(例えばボタンを押下した際にビットがONされるPLCメモリのアドレス)が異なる。従って、コピーした後、通信アドレスを一つ一つ修正する必要があり、煩雑である。
【0008】
この発明は、プログラマブル表示装置の表示画面を自動的に作成することができる画面作成装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明による画面作成装置は、FAネットワークに接続されるプログラマブル表示装置の表示画面を作成する画面作成装置であって、前記表示画面は、FAネットワークを構成する各機器が属するグループを特定するためのメニュー画面と、同じグループに属する機器の一覧を表示するための一覧画面と、各機器に関する情報を表示する詳細画面を有し、前記プログラマブル表示装置に組み込まれる複数の表示画面は、前記メニュー画面の下位の階層には別のメニュー画面或いは前記一覧画面がリンクされ、前記一覧画面の下位の階層には前記詳細画面がリンクされるようなツリー構造で構成されるものであり、前記表示画面の基となるテンプレート画面データを記憶するテンプレート画面データ記憶手段と、そのテンプレート画面データを構成する個々の画面について、その画面が前記3つの種類のどれであるかを特定する情報と、その画面の下位にリンクされて管理することができる画面の数とを備えた画面管理情報を記憶する画面管理情報記憶手段と、機器について設定されるパラメータとそれらの割付アドレスとを関連付けたパラメータメモリ割付情報と、FAネットワークシステムを構成する機器の階層構造を特定するための情報である当該機器のFAネットワーク内での物理的な構成番号とその機器が属するグループを特定する論理的な構成情報とを備えた機器構成情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した前記機器構成情報並びに、前記画面管理情報記憶手段に格納された前記画面管理情報に基づいて、使用する前記テンプレート画面データを決定し、その決定したテンプレート画面データがメニュー画面或いは一覧画面の場合、各画面についての前記画面管理情報の管理することができる画面の数と、前記機器構成情報の前記論理的な構成情報から求められるグループの数或いは各グループに属する機器の数とにより求められる必要枚数分の画面データを複製し、その複製された画面データ内の画面を構成する部品の割付アドレスを、前記パラメータメモリ割付情報に基づいて変更することにより、各表示画面を構成する画面データを自動的に生成する画面データ作成手段を備えて構成した。
【0010】
本発明によれば、機器構成情報および画面管理情報に基づき、必要枚数の画面データを作成することができる。そのためユーザーは、画面データのコピー&ペースト作業を行う必要がなくなる。しかも、パラメータメモリ割付情報に基づき、対象部品に対して各部品に応じた割付アドレスが自動的に設定されるため、画面データ内の各部品に対してアドレス設定作業を行わなくて済む。よって、自動的に各種の表示画面を生成することができる。
【0011】
そして、好ましくは、前記画面データ作成手段は、前記機器構成情報に基づいて、機器構成をツリー構造のデータ群に加工する機器構成ツリー作成処理と、その機器構成ツリー作成処理で作成したデータ群を構成する末端のリーフに対し、パラメータメモリ割付情報を設定するパラメータメモリ割付情報登録処理を実行する機能を備え、それら各処理を実行後に、前記複製処理並びに前記割り付けアドレスの変更を行うようにすることである。ここで機器構成ツリー作成処理は、実施の形態では、図13に示すステップ1を実行する機能に対応し、パラメータメモリ割付情報登録処理は図13に示すステップ2を実行する機能に対応する。
【0012】
さらに、前記表示画面は、各機器の情報を表示する詳細画面と、その詳細画面を呼び出すための呼出画面を含み、前記呼出画面のテンプレート画面データには、画面を構成する前記部品として別の表示画面を呼び出すための画面切替ボタンを複数備え、前記テンプレート画面データを複製して得られた画面データ内の前記画面切替ボタンのうち、未利用のものを削除する部品削除機能を備えるとよい。
【0013】
ここで、呼出画面は、実施の形態では間接的に呼び出すメニュー画面と、直接詳細画面を呼び出す一覧画面の何れも含むものである。このように削除すると、リンクが張られていない画面切替ボタンが画面上存在しないため、未利用のボタンを誤って押すことが無くなるばかりでなく、見た目も綺麗になる。
【0014】
そして、本発明に係るプログラムは、FAネットワークに接続されるプログラマブル表示装置の表示画面を作成する画面作成装置用のプログラムであって、前記表示画面は、FAネットワークを構成する各機器が属するグループを特定するためのメニュー画面と、同じグループに属する機器の一覧を表示するための一覧画面と、各機器に関する情報を表示する詳細画面を有し、前記プログラマブル表示装置に組み込まれる複数の表示画面は、前記メニュー画面の下位の階層には別のメニュー画面或いは前記一覧画面がリンクされ、前記一覧画面の下位の階層には前記詳細画面がリンクされるようなツリー構造で構成されるものであり、前記表示画面の基となるテンプレート画面データを記憶するテンプレート画面データ記憶手段と、そのテンプレート画面データを構成する個々の画面について、その画面が前記3つの種類のどれであるかを特定する情報と、その画面の下位にリンクされて管理することができる画面の数とを備えた画面管理情報を記憶する画面管理情報記憶手段を備えた前記画面作成装置であるコンピュータを、機器について設定されるパラメータとそれらの割付アドレスとを関連付けたパラメータメモリ割付情報と、FAネットワークシステムを構成する機器の階層構造を特定するための情報である当該機器のFAネットワーク内での物理的な構成番号とその機器が属するグループを特定する論理的な構成情報とを備えた機器構成情報を取得する取得手段、前記取得手段で取得した前記機器構成情報並びに、前記画面管理情報記憶手段に格納された前記画面管理情報に基づいて、使用する前記テンプレート画面データを決定し、その決定したテンプレート画面データがメニュー画面或いは一覧画面の場合、各画面についての前記画面管理情報の管理することができる画面の数と、前記機器構成情報の前記論理的な構成情報から求められるグループの数或いは各グループに属する機器の数とにより求められる必要枚数分の画面データを複製し、その複製された画面データ内の画面を構成する部品の割付アドレスを、前記パラメータメモリ割付情報に基づいて変更することにより、各表示画面を構成する画面データを自動的に生成する画面データ作成手段、として機能させるためのプログラムとした。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、FAネットワークシステムの一例を示している。図に示すように、PLC(プログラマブルコントローラ)10とスレーブ20をデバイスネット(登録商標)等のフィールドネットワーク30を介して接続したネットワークシステムを構築する。
【0016】
PLC10は、複数のユニットから構成される。すなわち、ユーザプログラムを演算実行したり、I/Oリフレッシュや周辺処理をサイクリックに実行する機能を持つCPUユニット11や、電源ユニット12や、入出力機器を接続するI/Oユニット13や、上記したフィールドネットワーク30に接続し、他の装置と通信を行うマスタユニット14等がある。これらのユニットは、バスを介して接続される。もちろん、これらの他にもユニットは存在し、必要に応じて連結するユニットを増減する。
【0017】
スレーブ20は、複数のユニット21を備え、そのユニット21に、センサやリレーその他の各種入出力機器が連結されている。これにより、例えばスレーブに接続された入力機器(スイッチやセンサなど)で検出したセンシング情報がフィールドネットワーク30を介してPLC10に取り込まれる。
【0018】
そして、PLC10は、取得したセンシング情報に基づいて動作すべき出力機器の制御内容を決定し、出力機器(リレーやバルブ、アクチュエータなど)に対して制御命令を送るようになっている。また、温度調節器なども接続される。また、本実施の形態では、各ユニット21は、それぞれ2チャネル(CH,2CH)を有する。そして、各チャネルの特定は、ネットワーク上のスレーブを特定するためのスレーブ番号と、各スレーブ上のユニットを特定するためのユニット番号と、そのユニットにおけるチャネル番号を指定することにより行われる。
【0019】
つまり、ネットワーク構成から見ると、まず、各スレーブ単位で一まとまりとなっており、各スレーブは、複数のユニットの集合体であり、その各ユニットにはチャネルが2つずつ存在する。従って、フィールドネットワーク30を0階層とすると、各スレーブは第1階層となり、ユニットが第2階層となり、チャネルは第3階層というようにツリー上に展開されることになる。
【0020】
一方、実際のFAネットワークが設置される生産工場の現場においては、例えば、複数の工程A,B,C,…を経てある製品を完成するシステムの場合、各工程単位で動作状況をチェックしたいという要求がある。係る場合、例えば工程Aを行う設備の制御を行う入出力機器等は、スレーブ#1の0番から3番までのユニットの各チャネルに接続され、工程Bを行う設備の制御を行う入出力機器等は、スレーブ#1の4番,5番とスレーブ#2の0番から2番のユニットの各チャネルに接続される。このように、実際の工程単位でのユニットの集合と、上記したネットワークにおけるハード的なスレーブ単位でのユニットの集合とは必ずしも一致しない。
【0021】
また、各工程単位に着目すると、1つの工程内でもより小さい単位での複数の工程・機能に分解することができる。従って、ある工程或いはそれをさらに細かく分けた工程をそれぞれ機能とし、各工程に属する機器ひいてはその機器が接続されるユニットのチャネルをグループとしてとらえた場合、各機能にもレベル付けをすることができる。つまり、上記した例では、最初にグループ分けした工程A,B,C,…が最上位の機能レベル1となり、各工程において、次に細分化したグループがあると、それが機能レベル2のグループとなる。以下、同様である。
【0022】
従って、機能に着目した場合も、階層的に表すことができ、各グループに属するユニットのチャネルをその機能の階層(機能レベル)に合わせてツリー上に表現することができる。
【0023】
一方、図1に示すように、PLC10にはRS232Cなどのシリアル通信を介してプログラマブル表示装置であるPT(プログラマブルターミナル)35が接続される。このPT35は、プログラマブル表示器とも称され、各ユニットの情報その他の状態を表示させたり、PLCに対して各種の設定をすることができる。
【0024】
また、このPT35の表示画面について簡単に説明すると、図2から図4に示すように、作成する画面データに含まれる画面は(1)メニュー画面、(2)一覧画面、(3)詳細画面の3種類に分けられることを前提としている。この(3)の詳細画面が、1つのユニット或いは1つのチャネルひいてはそのチャネルに接続された機器の情報・状態を表示する画面である。従って、詳細画面は、機器の数だけ存在することになる。そして、メニュー画面や一覧画面中の選択ボタンを押下することにより、最終的に目的の詳細画面に至るようにする。
【0025】
つまり、メニュー画面には、全体を複数のグループに区分けした場合の各グループ(ゾーン)を選択するもので、図2の例では、6つのゾーンが用意された例を示している。
【0026】
各ゾーンに属する機器(ユニット・チャネル)の一覧表を表示するのが、一覧画面である。従って、例えば、図2のメニュー画面において、ゾーン1を選択すると、そのゾーン1に属する機器が全て表示される(図3参照)。もちろん、1つの画面に表示される個数は決まっているので、ゾーン1に属する機器の数が当該個数よりも多い場合には、複数枚の画面を用いて表示される。よって、各ゾーン毎にこのような一覧画面が作成される。
【0027】
そして、係るメニュー画面→一覧画面→詳細画面へ至る経路は、上記したツリーに合わせると、画面間でのリンクのはり方が容易に行えるので好ましい。さらに、利用するツリーであるが、利用者の使用時の便宜を考えると、機能に着目したツリーを用いるのが良い。
【0028】
なお、上記した例は、最も単純なツリー構造のものに対するもので、メニュー画面で区分けされた各ゾーン(機能レベル1)の下に各機器(ユニット)が割り付けられたため、メニュー画面の次が一覧画面となったが、例えばある1つのゾーンが複数のグループにさらに分割されているような場合には、当該ゾーンを選択すると、それら複数のグループを区分けするためのメニュー画面(図2における機能レベルよりも1つ下の機能レベル用のもの)に飛び、そこにおいて目的のグループ(一種の細分化されたゾーン)を選択することにより、図3に示すような機能一覧画面に至る経路もありえる。そして、機能レベルの階層に応じてメニュー画面も階層化される。
【0029】
ここで本発明に係るツール(支援装置)は、上記した実際の機能に応じたツリーにあわせた表示画面を自動的に作成するものである。まず、概略を説明すると、上記した機能に着目した場合、「メニュー画面」は、機器構成情報のグループに応じて作成される。つまり、グループのレベル毎に階層構造を持つメニュー画面群である。また、「一覧画面」は、最下位のメニュー画面から遷移する画面で、同じグループに属する複数の機器用の画面となる。さらに、「詳細画面」は、一覧画面から属している機器を選択することにより遷移する画面で、その機器に関する情報を一覧画面よりも詳細に表示している画面となる。
【0030】
そして、FAネットワークを構成する各機器の構成情報、つまり、ネットワークに接続されたどのスレーブのどのユニットの何チャネルに接続されるかのネットワークシステムにおけるハード的な構成情報と、複数のグループのうちのどれに属する機器かを特定する論理的な構成情報に基づいて、機器構成を階層的に表したツリー構造のデータ群に加工する。このツリー構造に基づき、上記した3種類の画面各階層に対応する画面をどのように割り付ければ良いかを特定する。さらに、各画面に属するグループ数や機器の数などから、当該画面の必要枚数を算出する。一方、各画面のテンプレートを予め用意しておく。これにより、そのテンプレートを用いて、上記算出した必要枚数分複製することにより、ツリー構造に対応する画面を用意する。
【0031】
さらに、ハード的な構成情報と論理的な構成情報に基づいて、画面間のリンク、つまり、例えば図2におけるメニュー画面中の各画面切替ボタンB1と、その画面切替ボタンB1を選択したときに呼び出される画面(一覧画面,他のメニュー画面)の紐付けや、一覧画面と詳細画面との紐付けを自動的に行い、さらに、各機器のパラメータメモリ割付情報(スレーブ番号,ユニット番号,チャネル番号,パラメータ,IOアドレスなど)に従って、詳細画面中の所定領域に表示するデータの参照先アドレスなどを、割り付ける。これにより、必要な画面が自動的に生成される。
【0032】
また、係る画面データ自動生成処理は、同一の機器を複数使用されているあるシステムにおいて、機器の使用数と機器の階層構成から、メニュー画面や一覧画面、詳細画面と呼んでいる各機器の操作/モニタ画面の必要枚数を判定し、画面データを複製する機能である。
【0033】
上記した機能を実現するためのツール装置は、図5に示すようになっている。つまり、自動画面生成ツール40は、上記したように外部の各種記憶部の情報を取得し、各画面を生成するものである。この自動画面生成ツール40は、図1ではRS232Cなどのシリアル通信によりPT35に直接接続し、作成した画面を通信によってPT35に登録するようになっているが、本発明はこれに限ることはなく、イーサネット(登録商標)などのLANを介してPT35に接続するようにしても良い。また、自動画面作成ツール40において作成した画面データをメモリカードなどの記録媒体に一旦保存し、その記録媒体をPT35に装着し、その記録媒体から画面データを読み出し、登録するようにしても良い。さらには、係る自動画面生成ツール40の機能をPT35の1つの機能として組み込むようにしても良い。
【0034】
一方、情報の取得元となる記憶部としては、機器構成情報記憶部41と、パラメータメモリ割付情報記憶部42と、画面管理情報記憶部43並びにテンプレート画面データ記憶部44がある。各記憶部41〜44は、本発明用に設けても良いし、例えば機器構成情報記憶部41やパラメータメモリ割付情報記憶部42など、別の用途のために用意されているものがある場合には、それを利用しても良い。
【0035】
機器構成情報記憶部41は、システムを構成する機器の階層構造をまとめたもので、一行がある機器に該当する。そして、情報には機器の物理的な構成番号を示す情報と、機器を論理的な構成番号を示す情報が含まれている。つまり、物理的な構成情報には、例えば「スレーブ番号」,「ユニット番号」,「チャネル番号」などの複数階層レベルの機器番号などの情報が含まれる。係る物理的な構成情報は、フィールドネットワーク30に接続されたコンフィグレータからの情報を元に生成することができる。
【0036】
さらに、論理的な構成情報には、例えば「機能レベル1」、「機能レベル2」,……などの複数階層レベルの機能に分類するための情報が含まれている。この論理的な構成情報は、システムのユーザーが編集する情報で、物理的に構成されている機器を、ユーザーの用途に合わせて複数階層の機能レベル(グループ)に分類するために使用する。そして、具体的な内部データ構造としては、図6に示すように、<スレーブ番号>,<ユニット番号>,<チャネル番号>,<機能グループ1>,<機能グループ2>,……の順に並べたデータとする。
【0037】
つまり、1行目は、スレーブ番号が#1のスレーブにおけるユニット番号が#1のユニットの1番のチャネルに接続される機器は、ゾーン1に属することがわかる。また、この図6から明らかなように、機能レベルの欄は、工程,機能,エリアなどのユーザが論理的に分けたグループを識別するための名称を登録する。数字に限ることは無く、任意の文字列により登録することができる。この例では、エリアを特定することから、「ゾーン番号」でグループ分けをしている。これは、図2の例にも対応している。そして、この機器構成情報は、機器の数だけ存在する。また、この図6では、論理的な構成情報としては、機能レベル1のみ設定された単純な例を示しているが、レベル2以降が存在する場合ももちろんある。
【0038】
パラメータメモリ割付情報記憶部42は、対象の装置に含まれる各機器の各パラメータに対する割付メモリアドレスの対比表を格納した記憶部である。図7に示すように、機器のスレーブ番号,ユニット番号,チャネル番号,パラメータ名称及び対応するデータが格納されるIOアドレスを関連付けたテーブルとなっている。
【0039】
また、画面管理情報記憶部43は、テンプレート画面データを構成する各画面に関する補助情報を格納するもので、例えば、図8に示すようなデータ構造で管理される。ここで、本ファイルでは、1行の情報がある1つの画面に対応している。そして、格納する情報は、機能レベル,対象画面データファイル名及び、その画面が管理することができる対象機能グループの数(管理数)の3種類である。
【0040】
機能レベルは、画面管理情報で設定した機能レベルに対応するものである。そして、この機能レベル欄には、機能レベルを表わす数字の他に、一覧画面を表わす「S」並びに詳細画面を表わす「D1」〜「D10」が用いられる。なお、Dnの添え字nは、詳細画面のパターンの種類に対応するものであり、対応する詳細画面のパターンが多い場合には、添え字の数も増える。
【0041】
一例を示すと、図8における1行目は、機能レベルが「1」であるので、メニュー画面であることが分かり、さらに、その画面の管理数が、「4」であるので、当該画面の内容としては、下位階層の画面への画面切替ボタンを4個備えて構成されるものである。
【0042】
同様に、2行目は、機能レベルが「S」であるので、一覧画面についての画面管理情報であり、管理数が「4」であることから、当該画面の内容としては、1つの画面中に、詳細画面への画面切替ボタンを4個備えて構成されるものである。
【0043】
さらに、3行目は、機能レベルが「D1」であるので、詳細画面についての画面管理情報である。そして、詳細画面は、各機器ごとに設定されるものであるので、管理数が「1」となり、係る1つの機器についての情報が表示されるようになる。
【0044】
テンプレート画面データ記憶部44は、上記した3種類の画面のもととなるテンプレート画面データを格納するものである。テンプレート画面データは、画面管理情報にあるように、それぞれ機能レベルに対応した所定枚数の画面から構成される。テンプレートであるので、同一種類の画面データは1つ用意される。具体的には、最終的に作成される画面レイアウト、つまり、画面切替ボタンや、各コメント等の画面を構成する部品の配置情報(部品の種類と位置等)を定めたデータである。
【0045】
そして、コメントは、相対番号とパラメータ名称を関連付けたコメント情報テーブル(図9参照)を用意しておき、テンプレート上では係る相対番号を用いて定義する。つまり、このコメント情報は、テンプレート画面データの各画面内の部品と、パラメータメモリ割付情報内の情報を関連付けるためのもので、パラメータ名称をキーにして関連付ける。そして、相対番号は一つの画面内に複数の同一パラメータ名称に関連付けられた部品が存在する場合に、それら同一パラメータの部品を区別するために使用される。従って、相対番号の数は、1つの画面内に存在する部品の総数となる。
【0046】
そして、コメント情報を用いて定義付けされたテンプレートの一例としては、図10から図12に示すようなものがある。これらは、それぞれ図2から図4に示した各画面に対応するテンプレートである。
【0047】
つまり、図10は、メニュー画面用のテンプレートであり、4つの矩形領域が、部品の一種である画面切替ボタンである。このテンプレート画面データのコメント情報としては、相対番号が1〜4となり、各相対番号には画面切替ボタンを表すパラメータ名称が割り付けられる。そして、この図10に示すテンプレート画面データと、図8に示す画面管理情報の1行目のデータ等に基づいて、図2に示すメニュー画面が形成される。なお、図2のようにゾーン数が6個とすると、図10に示すテンプレートを2枚複写し、1枚目の複写画面で4つのゾーン(ゾーン1〜ゾーン4)を割り付け、2枚目の複写画面で残りの2つのゾーン(ゾーン5,ゾーン6)を割り付けるようにする。そして、2枚目の複写画面では、不要となった2つの部品を削除することにより、図2(b)に示すように、2つの画面切替ボタンB1のみが配置された画面が生成される。
【0048】
また、図11は、一覧画面用のテンプレートであり、ここでも4つの矩形領域として、部品の一種である画面切替ボタンB2が設定され、さらに別のコメントも貼り付けられる。そして、係るテンプレート画面データを1枚複製するとともに、所定の情報を関連付けることで、図3に示すような一覧画面を生成することができる。そして、ゾーン1に属する機器が3つの場合、テンプレート画面から1つ分を削除することにより形成している。
【0049】
さらに、図12は、詳細画面用のテンプレートである。そして、係るテンプレート画面データを1枚複製するとともに、所定の情報を関連付けることで、図4に示すような詳細画面を生成することができる。
【0050】
そして、自動画面生成ツール40では、上記した各記憶部から必要な情報を収集し、各画面データを作成するもので、概略の構成は、図13に示すフローチャートを実施する機能を有する。
【0051】
すなわち、まず、機器構成ツリー作成処理を行う(ST1)。つまり、機器構成情報記憶部41から、機器構成情報を読み出し、機器構成をツリー構造のデータ群に加工する。次いで、パラメータメモリ割付情報登録処理を行う(ST2)。すなわち、パラメータメモリ割付情報記憶部42にアクセスし、ステップ1を実行して得られたツリー構造を構成する各ノードに対し、必要な情報の割付を行う。そして、画面複製・設定処理を実行し、所望のテンプレート画面データを複製するとともに、その複製した複製画面に必要な情報を設定することにより、各ノードに合わせた表示画面を作成する(ST3)。
【0052】
つまり、前の2つの処理において、「機器構成情報」並びに「パラメータメモリ割付情報」の入力情報を、ソフトウェア内部で扱いやすいように加工しておき、最後の処理において、他の「画面管理情報」,「テンプレート画面データ」とともに、画面を複製することにより、各画面に応じた情報を備えた画面を自動生成するようになる。そして、上記した各処理ステップの具体的なアルゴリズムは以下の通りである。
【0053】
まず、ステップ1の機器構成ツリー作成処理は、システムを構成する各機器を、機能毎にグループ分けして階層化して表現される図14に示すようなツリー構造を作成するものである。このツリー内の各ノードが、各機能グループに該当し、末端のリーフは、各機器(スレーブに備えたユニットのチャネル)に対応するもので、機器構成情報のレコード数分存在する。なお、図において、末端のリーフに標記されたハイフンで連結された3つの番号は、その機器が接続されるチャネルを特定する物理構成情報(物理アドレス)、つまり、スレーブ番号−ユニット番号−チャネル番号である。また、末端のリーフよりも上位階層のノードは、各機能レベルに属するグループに対応する。
【0054】
そして、係るツリーを作成するための具体的なアルゴリズムは、図15,図16に示すフローチャートのようになっている。すなわち、まずルートノードを作成する(ST11)。各ノードは、このルートノードから適宜分岐された経路上に配置される。
【0055】
次に、機器構成情報記憶部41にアクセスし、機器構成情報をレコード毎(一行毎)に順次読み込む(ST12)。そして、ステップ11で作成したルートノードに移動し(ST13)、子ノード作成処理のループ(ST14,ST15)を実行する。つまり、まず子ノードを作成し(ST14)、その後作成した子ノードに移動する(ST15)。なお、本明細書に添付した図面のフローチャート中に存在するループの条件は、そのループの継続条件を記載している。従って、ルートノード作成(ST11)の次に行われる「レコード処理」は、「レコードあり」となっているので、レコードが無くなるまでステップ12から17までの処理を繰り返し実行する。また、「子ノード作成」の場合、機能レベルが残っている場合、つまり、現在のノードよりも下位の階層が存在する場合には、ループ内の処理(ステップ14,15)を実行することになる。
【0056】
つまり、子ノードを作成し、その作成した子ノードに移動し、その移動後の子ノードのさらに下位の階層が存在する(機能レベルが残っている)場合に、その下にさらに子ノードを作成する。また、下位に続くノードがない場合、つまり、その下には末端のリーフが接続される場合には、現在の子ノードに至った経路を1つずつ逆に辿り、1つ上のノードに戻り、別の子ノードが存在する場合には、そのノードの下に新たに子ノードを作成する。そして、接続される子ノードが無い場合には、さらに1つ上位に戻り、接続される子ノードの有無を判断する。
【0057】
このノードの検索・作成手順の一例を示すと、図17のようになる。つまり、ルートノードを出発点とし、まず「ノード1」が子ノードに設定され、その「ノード1」の下に「ノード2」が子ノードとして設定され、さらに、「ノード2」の下に「ノード3」が子ノードとして設定される。
【0058】
「ノード3」に続く下の機能レベルのノードが存在しない場合、1つ上の「ノード2」に戻り、その「ノード2」の下位に続く別の子ノードがないか調べ、図17に示す例では、「ノード4」が存在したため、ノード2の子ノードとして「ノード4」を設定する。
【0059】
この「ノード4」よりも下位の機能レベルのノードがない場合には、順次接続されている上位のノードに戻る。つまり、「ノード2」→「ノード1」→「ルートノード」に至る。そして、ルートノードの下に、「ノード5」が子ノードとして作成され、さらに、その下に「ノード6」→「ノード7」が子ノードとして作成される。この例では、ノード7の下にはノードがないので、「ノード6」→「ノード5」と戻り、その「ノード5」の下に「ノード8」が子ノードとして作成される。このように、適宜移動しながら全てのノードを、ルートノードを頂点としたツリー構造で表現する。
【0060】
上記の処理をステップ14のノード作成処理とステップ15の子ノードへの移動処理を繰り返し実行することにより行うが、ステップ14のさらに具体的なアルゴリズムとしては、図16に示すフローチャートを実行することにより実現できる。つまり、機器構成情報の機能レベルをサーチする(ST21)。そして、子ノードが存在した場合には(ステップ22でYes)、戻り値を現在の子ノードのポインタに設定する(ST26)。このように戻り値を設定した状態で、ステップ15を実行し、発見した子ノードに移動する。つまり、図17の例で言うと、現在の子ノードが「ノード1」とすると、子ノードとしてノード2が存在するので戻り値を「ノード1」に設定した状態で「ノード2」に移動することになる。このように、戻り値を設定しておくことにより、子ノードが存在しない場合に上位の階層のノードに戻ることができる。
【0061】
一方、子ノードが発見できない場合(ステップ22でNo)には、新規ノードを作成し(ST23)、その作成した新規ノードを子ノードに登録するとともに、その新規に作成した子ノードのポインタを戻り値に設定する(ST23から25)。そして、このように戻り値を設定した状態で、ステップ15を実行し、新規に作成した子ノードに移動する。
【0062】
そして、全てのノードの配置が完成したならば、子ノード作成のループから出て、最下層の子ノードの下にリーフを作成する(ステップ16)。つまり、図14の例で言うと、ルートノードの下にまずゾーン1が作成され、本例では、ゾーン1より下位の階層はない(機能レベルは1のみ)ので、そのゾーン1の下にリーフが作成される。そして、作成されたリーフに対し、物理構成情報(スレーブ番号−ユニット番号−チャネル番号)を登録する(ST17)。
【0063】
図13に示すステップ2のパラメータメモリ割付情報登録処理は、具体的には、図18に示すフローチャートを実施するようになる。すなわち、本処理では、パラメータメモリ割付情報に含まれている全情報を、各装置・機器(物理的な構成情報で識別できる)毎に分解し、その部分情報を装置に対応する末端のリーフ内のテーブルに登録するものである。この処理を行うことにより、ある機器に対応するパラメータのメモリ割付アドレスは、該当するリーフ内を検索することにより、得ることができる。
【0064】
具体的には、まず、パラメータメモリ割付情報記憶部42にアクセスし、パラメータメモリ割付情報をレコード毎(一行毎)に順次読み込む(ST31)。そして、スレーブ番号−ユニット番号−チャネル番号からなる物理構成情報を取得する(ST32)。次いで、その取得した物理構成情報をキーにして、ステップ1を実行して得られたツリー構造における該当リーフを検索する。すなわち、ステップ1、より具体的にはステップ17を実行することにより各リーフに物理構成情報を登録しているので、取得した物理構成情報に一致するリーフの有無を判断する。そして、該当リーフがない(ステップ34でNo)場合には、ステップ31に戻り、次のレコードに対し上記の処理を行う。
【0065】
そして、該当するリーフを検出したならば(ステップ4でYes)、係る検出したリーフに対し、パラメータ名称とメモリアドレスの組をテーブルに登録する。このパラメータ名称等は、ステップ31で読み込んだパラメータメモリ割付情報に含まれているので、それを所定のテーブルに格納することにより、本ステップを実行することができる。上記処理を全てのレコードに対し実行する。
【0066】
図14に示したツリー構造のものに対し、上記したパラメータメモリ割付情報登録処理を実行すると、図19に示すように、各リーフに対応するパラメータの通信アドレスが設定される。
【0067】
このようにしてパラメータメモリ割付情報の登録が済むと、各画面の作成処理(複製・設定処理)を実行することになる。ここでは、前処理で作成したツリー構成の情報と、テンプレート画面データ並びに画面管理情報を元に、必要画面数の画面作成および部品のアドレス設定などを行う。そして、具体的には、図20以降のフローチャートを実施する。図20,図21は、画面複製・設定処理のメインフローチャート部分であり、このフローチャート内の処理は、ルートノードから開始し、全ノード(末端のリーフは含まない)を対象に再帰的にメニュー画面群を作成する処理を示している。
【0068】
まず、再帰的に処理を行うため、処理対象の機能グループレベル(機能レベル)を保存する。そして、初期値は0である。そこで、まず機能レベルを1加算し(ST41)、現在の機能レベル(最初は1)に該当するノードが存在するか否かを判断する(ST42)。
【0069】
該当するノードが存在する場合には、機能レベルに対応したテンプレート画面をコピーした後、その画面で扱える管理数分のノードを処理し、管理数を超える場合には新規にテンプレート画面をコピーすることを、ノードがなくなるまで繰り返す(ST43からST48)。
【0070】
つまり、対応するテンプレート画面データをコピーする(ST43)。そして、そのテンプレート画面の1枚の複写画面で扱うノードの管理数を取得する(ST44)。これは、画面管理情報記憶部に格納された管理数から取得できる。ついで、子ノード数カウンタ用カウンタをリセットする(ST45)。
【0071】
その後、子ノード処理のループに移行し、1つの子ノードに対する処理を実行する都度、子ノード数カウント用カウンタを1インクリメントする(ST47)。そして、1つの画面で扱える管理数分のノードを処理したならば、新規にテンプレート画面をコピーし、残りのノードの処理を実行する。図19に示したツリーの場合、機能レベル1に属するグループ(ノード)がゾーン1から6までの合計6個存在し、テンプレート画面の管理数は「4」であるので(図8参照)、1枚目のコピーした複写画面では、ゾーン1からゾーン4まで処理される。ここでの処理は、テンプレート中に存在する各部品に対し、順番に処理対象のノードに関する情報を貼り付けることである。機能レベル1のテンプレート画面データは、図10に示すように、所定位置に4個の画面切替ボタンが存在するものであるので、例えば、相対番号(図9のコメント情報参照)の1番から順に、処理対象となったノードの順番に割り当てる。これにより、図2(a)のように、各画面切替ボタンの領域内に、各ノードを特定する情報(ゾーン1,ゾーン2,…)が標記された画面が生成される。
【0072】
そして、2枚目の複写画面に対するノード処理を実行すると、ゾーン5,ゾーン6の2つのノードに対する処理(画面切替ボタンへの設定)を終了する(このときの子ノード数カウント用カウンタのカウンタ値は、2となっている)と、子ノードが無くなるので、このノード処理のループを抜け、ステップ48の部品削除処理を行う。
【0073】
この部品削除処理は、図22に示すように、カウンタのカウント値(上記の場合は「2」)が、管理数未満の場合に実行されるもので、ノード処理が行われなかった部品を削除する。これにより、図19に示すツリーの場合には、テンプレート画面にあった下側の2つの画面切替ボタンは削除され、図2(b)に示すように、ゾーン5,6のための2つの画面切替ボタンのみが残った画面が作成される。
【0074】
そして、上記した画面複製・設定処理についての再帰処理の中で、子ノードを持たないノードに辿り着くと、[ノード処理]のループを抜け、機能レベルを1減算した後(ST49)、そのノードの子リーフを対象とした一覧/詳細画面作成処理に進む(ST50)。
【0075】
この一覧/詳細画面作成処理は、具体的には、図23,図24に示すフローチャートを実行するようになっている。つまり、このフローチャートでは、前の処理に引き続き、リーフだけを持つノードに対して処理を行ない、一覧画面の作成を行う。そして、一覧画面の作成では、前のメニュー画面の作成と同様に、管理数に応じて画面のコピー処理を行う。
【0076】
つまり、先頭ノード/リーフへ移動し(ST51)、リーフ処理のループを実行する。つまり、リーフがあるか否かを判断し(ST52)、リーフが存在する場合には、一覧画面用のテンプレート画面をコピーするとともに、管理数を取得する(ST53,ST54)。そして、カウンタをリセットする(ST55)。
【0077】
そして、検出された各リーフに対して順番に処理をする。つまり、一覧画面中に存在する所定の部品に対する設定を行うとともに、そのリーフについてステップ56の詳細画面作成処理をする。処理対処のリーフに対する処理を終了すると、カウンタを1インクリメントし、次のリーフに対する処理を実行する。
【0078】
そして、ノードに接続されるリーフの数が管理数を越える場合には、管理数分のリーフの処理を実行したならば、ステップ53の一覧画面のコピーを再度行うとともに、上記処理を繰り返し実行する。
【0079】
そして、最後の画面に対しては、カウンタ値が管理数未満の場合には、未使用の部品が存在するため、係る不要な部品の削除を行う(ST58)。この部品削除処理は、図22に示すフローチャートと同様である。
【0080】
その後、画面切替ボタンの設定変更処理を行う(ST59)。この処理は、画面データに含まれる部品のうち、画面切替ボタンに対して、切替え先画面番号を設定する処理である。そして、画面切替ボタンのコメントに特定の定義文字列を設定しておくことにより、その文字列に応じて、該当する画面番号を設定する。
【0081】
定義済文字列としては、以下のものがある。
$top$ 先頭画面
$parent$ 親画面(ノード/リーフの親子関係による。)
$child$ 子画面(ノード/リーフの親子関係による。)
$prev$ 同一機能レベルの前画面
$next$ 同一機能レベルの次画面
係る処理を実行することにより、画面同士のリンク,紐付けが行われ、画面切替ボタンをクリックすることにより、対応する画面が読み出されて表示されるようになる。
【0082】
また、ステップ56の詳細画面の作成処理は、具体的には図25並びに図26に示すフローチャートを実行する。つまり、まず各リーフ毎に登録されている詳細レベル数分の画面をコピーして作成する(ST61)。次いで、各画面内の部品に対し、リーフの物理的な構成情報に基づいてメモリ割付を変更する(ST62)。その後、画面切替ボタンの設定変更を行う(ST63)。この設定変更処理は、図23のステップ59と同様である。
【0083】
また、上記したステップ62の部品のメモリ割付処理は、具体的には図26に示すフローチャートを実行する。つまり、部品コメントを取得し(ST71)、リーフに登録されているパラメータについて、部品のコメントと一致するかどうか比較を行ない(ST72)、合致した部品について、そのアドレス情報を書き換える(ST73から75)。そして、処理対象を次の登録パラメータに移行し(ST76)、当該登録パラメータに対して上記と同様の処理をする。これを繰り返すことにより、最終的に全ての登録パラメータに対して処理をする。
【0084】
なおまた、上記した各図に示すフローチャートを実行する機能は、本実施の形態ではアプリケーションプログラム(プログラム製品)で構成され、自動画面生成ツールであるコンピュータ(パソコン)にインストールされ、そのCPUにおいて、各処理部となって稼働する。また、各種記憶部に記憶されるべき情報も、上記プログラム製品として、或いはプログラム製品とともに供給されるようにしてもよい。
【0085】
【発明の効果】
以上のように、この発明では、プログラマブル表示装置の表示画面を自動的に作成することができる。従って、ユーザの作成労力が軽減されるとともに、実際のシステムの通りに設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】FAネットワークシステムの一例を示す図である。
【図2】プログラマブル表示装置の表示画面(メニュー画面)の一例を示す図である。
【図3】プログラマブル表示装置の表示画面(一覧画面)の一例を示す図である。
【図4】プログラマブル表示装置の表示画面(詳細画面)の一例を示す図である。
【図5】本発明に係る画面作成装置である自動画面生成ツールの一実施の形態を示す図である。
【図6】機器構成情報記憶部のデータ構造の一例を示す図である。
【図7】パラメータメモリ割付情報記憶部のデータ構造の一例を示す図である。
【図8】画像管理情報記憶部のデータ構造の一例を示す図である。
【図9】コメント情報のデータ構造の一例を示す図である。
【図10】テンプレート画面データ(メニュー画面)の一例を示す図である。
【図11】テンプレート画面データ(一覧画面)の一例を示す図である。
【図12】テンプレート画面データ(詳細画面)の一例を示す図である。
【図13】自動画面生成ツールの機能を説明するフローチャートである。
【図14】作成される機器構成ツリーの一例を示す図である。
【図15】機器構成ツリー作成処理の具体的なアルゴリズムを説明するフローチャートである。
【図16】機器構成ツリー作成処理の具体的なアルゴリズムを説明するフローチャートである。
【図17】作成される機器構成ツリーの一例を示す図である。
【図18】パラメータメモリ割付情報登録処理の具体的なアルゴリズムを説明するフローチャートである。
【図19】作成される機器構成ツリーの一例を示す図である。
【図20】画像複製設定処理の具体的なアルゴリズムを説明するフローチャート(その1)である。
【図21】画像複製設定処理の具体的なアルゴリズムを説明するフローチャート(その2)である。
【図22】部品削除処理の具体的なアルゴリズムを説明するフローチャートである。
【図23】一覧/詳細画面作成処理の具体的なアルゴリズムを説明するフローチャート(その1)である。
【図24】一覧/詳細画面作成処理の具体的なアルゴリズムを説明するフローチャート(その2)である。
【図25】詳細画面作成処理の具体的なアルゴリズムを説明するフローチャートである。
【図26】部品メモリ割付変更処理の具体的なアルゴリズムを説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10 PLC
11 CPUユニット
12 電源ユニット
13 I/Oユニット
14 マスタユニット
20 スレーブ
21 ユニット
30 フィールドネットワーク
35 PT
40 自動画面生成ツール
41 機器構成情報記憶部
42 パラメータメモリ割付情報記憶部
43 画面管理情報記憶部
44 テンプレート画面データ記憶部
Claims (4)
- FAネットワークに接続されるプログラマブル表示装置の表示画面を作成する画面作成装置であって、
前記表示画面は、FAネットワークを構成する各機器が属するグループを特定するためのメニュー画面と、同じグループに属する機器の一覧を表示するための一覧画面と、各機器に関する情報を表示する詳細画面を有し、前記プログラマブル表示装置に組み込まれる複数の表示画面は、前記メニュー画面の下位の階層には別のメニュー画面或いは前記一覧画面がリンクされ、前記一覧画面の下位の階層には前記詳細画面がリンクされるようなツリー構造で構成されるものであり、
前記表示画面の基となるテンプレート画面データを記憶するテンプレート画面データ記憶手段と、
そのテンプレート画面データを構成する個々の画面について、その画面が前記3つの種類のどれであるかを特定する情報と、その画面の下位にリンクされて管理することができる画面の数とを備えた画面管理情報を記憶する画面管理情報記憶手段と、
機器について設定されるパラメータとそれらの割付アドレスとを関連付けたパラメータメモリ割付情報と、FAネットワークシステムを構成する機器の階層構造を特定するための情報である当該機器のFAネットワーク内での物理的な構成番号とその機器が属するグループを特定する論理的な構成情報とを備えた機器構成情報を取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した前記機器構成情報並びに、前記画面管理情報記憶手段に格納された前記画面管理情報に基づいて、使用する前記テンプレート画面データを決定し、その決定したテンプレート画面データがメニュー画面或いは一覧画面の場合、各画面についての前記画面管理情報の管理することができる画面の数と、前記機器構成情報の前記論理的な構成情報から求められるグループの数或いは各グループに属する機器の数とにより求められる必要枚数分の画面データを複製し、その複製された画面データ内の画面を構成する部品の割付アドレスを、前記パラメータメモリ割付情報に基づいて変更することにより、各表示画面を構成する画面データを自動的に生成する画面データ作成手段を備えたことを特徴とする画面作成装置。 - 前記画面データ作成手段は、
前記機器構成情報に基づいて、機器構成をツリー構造のデータ群に加工する機器構成ツリー作成処理と、
その機器構成ツリー作成処理で作成したデータ群を構成する末端のリーフに対し、パラメータメモリ割付情報を設定するパラメータメモリ割付情報登録処理を実行する機能を備え、
それら各処理を実行後に、前記複製処理並びに前記割り付けアドレスの変更を行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載の画面作成装置。 - 前記表示画面は、各機器の情報を表示する詳細画面と、その詳細画面を呼び出すための呼出画面を含み、
前記呼出画面のテンプレート画面データには、画面を構成する前記部品として別の表示画面を呼び出すための画面切替ボタンを複数備え、
前記テンプレート画面データを複製して得られた画面データ内の前記画面切替ボタンのうち、未利用のものを削除する部品削除機能を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の画面作成装置。 - FAネットワークに接続されるプログラマブル表示装置の表示画面を作成する画面作成装置用のプログラムであって、
前記表示画面は、FAネットワークを構成する各機器が属するグループを特定するためのメニュー画面と、同じグループに属する機器の一覧を表示するための一覧画面と、各機器に関する情報を表示する詳細画面を有し、前記プログラマブル表示装置に組み込まれる複数の表示画面は、前記メニュー画面の下位の階層には別のメニュー画面或いは前記一覧画面がリンクされ、前記一覧画面の下位の階層には前記詳細画面がリンクされるようなツリー構造で構成されるものであり、
前記表示画面の基となるテンプレート画面データを記憶するテンプレート画面データ記憶手段と、そのテンプレート画面データを構成する個々の画面について、その画面が前記3つの種類のどれであるかを特定する情報と、その画面の下位にリンクされて管理することができる画面の数とを備えた画面管理情報を記憶する画面管理情報記憶手段を備えた前記画面作成装置であるコンピュータを、
機器について設定されるパラメータとそれらの割付アドレスとを関連付けたパラメータメモリ割付情報と、FAネットワークシステムを構成する機器の階層構造を特定するための情報である当該機器のFAネットワーク内での物理的な構成番号とその機器が属するグループを特定する論理的な構成情報とを備えた機器構成情報を取得する取得手段、
前記取得手段で取得した前記機器構成情報並びに、前記画面管理情報記憶手段に格納された前記画面管理情報に基づいて、使用する前記テンプレート画面データを決定し、その決定したテンプレート画面データがメニュー画面或いは一覧画面の場合、各画面についての前記画面管理情報の管理することができる画面の数と、前記機器構成情報の前記論理的な構成情報から求められるグループの数或いは各グループに属する機器の数とにより求められる必要枚数分の画面データを複製し、その複製された画面データ内の画面を構成する部品の割付アドレスを、前記パラメータメモリ割付情報に基づいて変更することにより、各表示画面を構成する画面データを自動的に生成する画面データ作成手段、
として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002186982A JP4175041B2 (ja) | 2002-06-26 | 2002-06-26 | 画面作成装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002186982A JP4175041B2 (ja) | 2002-06-26 | 2002-06-26 | 画面作成装置及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004030345A JP2004030345A (ja) | 2004-01-29 |
JP4175041B2 true JP4175041B2 (ja) | 2008-11-05 |
Family
ID=31182149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002186982A Expired - Lifetime JP4175041B2 (ja) | 2002-06-26 | 2002-06-26 | 画面作成装置及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4175041B2 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007536634A (ja) * | 2004-05-04 | 2007-12-13 | フィッシャー−ローズマウント・システムズ・インコーポレーテッド | プロセス制御システムのためのサービス指向型アーキテクチャ |
CN102105843B (zh) * | 2008-08-06 | 2013-12-18 | 三菱电机株式会社 | 工厂监视控制系统 |
JP5296724B2 (ja) * | 2010-02-23 | 2013-09-25 | 株式会社キーエンス | 画面表示データ編集装置及び画面表示データ編集プログラム |
JP2012083883A (ja) * | 2010-10-08 | 2012-04-26 | Mitsubishi Electric Corp | 画面データ作成装置 |
CN103250108A (zh) * | 2011-11-30 | 2013-08-14 | 三菱电机株式会社 | 项目数据生成装置及可编程显示器 |
JP2014032529A (ja) * | 2012-08-03 | 2014-02-20 | Hakko Denki Kk | Plcシステム、その作画エディタ装置、プログラマブル表示器 |
KR20140073046A (ko) * | 2012-12-06 | 2014-06-16 | 인포뱅크 주식회사 | 컴포넌트 디스플레이 방법 및 그 장치 |
JP6442843B2 (ja) * | 2014-03-14 | 2018-12-26 | オムロン株式会社 | 制御装置 |
WO2015189940A1 (ja) | 2014-06-11 | 2015-12-17 | 三菱電機株式会社 | 作画ソフトウェア |
CN107003664B (zh) | 2014-12-15 | 2019-04-19 | 三菱电机株式会社 | 信息系统构建辅助工具以及信息系统构建辅助程序 |
DE112017007222T5 (de) * | 2017-04-13 | 2019-11-28 | Mitsubishi Electric Corporation | Bildschirmanzeigegenerierungsvorrichtung, Fabrikautomatisierungssystem und Bildschirmanzeigegenerierungsverfahren |
CN113728286A (zh) | 2019-04-25 | 2021-11-30 | 三菱电机株式会社 | 画面数据生成系统、画面数据生成方法及程序 |
CN114144736B (zh) * | 2019-07-25 | 2023-05-30 | 三菱电机株式会社 | 生产辅助装置、生产系统及记录介质 |
CN114155627B (zh) * | 2021-12-13 | 2024-04-19 | 星河动力(北京)空间科技有限公司 | 多媒体记录系统 |
-
2002
- 2002-06-26 JP JP2002186982A patent/JP4175041B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004030345A (ja) | 2004-01-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4175041B2 (ja) | 画面作成装置及びプログラム | |
CN102081662B (zh) | 修正过程控制数据的方法及装置 | |
CN100511221C (zh) | 将设备数据输入到加工厂中的数据库系统的方法和装置 | |
JP5295464B1 (ja) | システム構築支援ツール及びシステム | |
US7945937B2 (en) | Programmable display device | |
JP5810563B2 (ja) | 制御プログラム開発支援装置、制御プログラム開発支援用プログラム及び記録媒体 | |
JP4993303B2 (ja) | 編集装置、編集方法および編集プログラム | |
CN101196948A (zh) | Cad装置、编辑图形数据的方法及计算机产品 | |
CN104995590B (zh) | 可编程显示器及储存其程序的储存介质 | |
WO1994001817A1 (en) | Method and apparatus for facilitating user generation of decision functions | |
JP4476223B2 (ja) | 画面データ作成装置、画面データの編集方法及び画面データ編集プログラム | |
JP4667857B2 (ja) | 設計支援プログラムと設計支援システムと設計支援方法と記録媒体 | |
JP4587582B2 (ja) | インテリアプラン作成支援システム | |
JP2020190827A (ja) | 画面作成装置 | |
JPH11175326A (ja) | エディタ装置及びエディタプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP3708199B2 (ja) | コンカレントエンジニアリング支援システム及びコンカレントエンジニアリング支援方法 | |
CN101379466B (zh) | 源程序编制支持系统 | |
JP4767633B2 (ja) | 設計支援システム及びプログラム | |
JP4961640B2 (ja) | 資材所要量計画処理方法,資材所要量計画処理システム,資材所要量計画処理プログラムおよびそのプログラムの記録媒体 | |
JP3954412B2 (ja) | 監視制御装置製作用データベース、監視制御装置のシステム構築方法及び監視制御装置のエンジニアリング方法 | |
JP2000284827A (ja) | プラント画面設計支援装置 | |
JP2000011043A (ja) | 分析処理システムにおける分析用資源の管理方法および管理システム | |
JP2000047777A (ja) | プログラム式表示装置用の操作画面作成方法 | |
JP2535644B2 (ja) | デ―タ処理システム | |
JP3601061B2 (ja) | 生産設備の情報処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050408 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080317 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080402 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080529 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080729 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080811 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4175041 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120829 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130829 Year of fee payment: 5 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |