JP2000011043A - 分析処理システムにおける分析用資源の管理方法および管理システム - Google Patents

分析処理システムにおける分析用資源の管理方法および管理システム

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JP2000011043A
JP2000011043A JP17886898A JP17886898A JP2000011043A JP 2000011043 A JP2000011043 A JP 2000011043A JP 17886898 A JP17886898 A JP 17886898A JP 17886898 A JP17886898 A JP 17886898A JP 2000011043 A JP2000011043 A JP 2000011043A
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Maoko Teranishi
麻生子 寺西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分析処理システムにおいて、生成された分析
用資源を階層構造を利用して効率良く一元管理し、ま
た、階層構造を考慮した分析用資源のソート機能を提供
すること。 【解決手段】 サーバ10はデータベース10a、分析
フォーマット10bを備えており、ユーザは上記データ
ベース10aのデータ、分析用資源(分析フォーマット
およびその集合であるカテゴライス)により種々の分析
操作を行う。分析用資源を階層管理するため、サーバ1
0は各分析用資源に対応したツリー情報10cと、ツリ
ー情報をソートしてクライアント20に通知する手段1
0d(アクセス関数)を備えている。クライアント20
からツリー情報要求通知がサーバ10に送られると、サ
ーバ10は、ツリー情報検索用領域を利用してツリー情
報をソートして、指定された順番でクライアント20に
送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】近年、企業内等で蓄積された
データをより効率的に分析するための基盤として、デー
タウェアハウスが普及しはじめている。データウェアハ
ウスでは、分析用のデータの蓄積機能と該データを分析
し活用するための分析機能を備えていることが要求され
る 本発明は上記したデータウェアハウス等に利用される分
析処理システムにおける分析用資源の管理方法および管
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】企業内等で蓄積されたデータをより効率
的に活用し分析するための分析処理システムとして、本
出願人は、企業内等で蓄積されたデータの多角的分析を
可能とした多次元分析システムを提案している〔例えば
(株)ピーエフユー発行「PFU Tech.Rev.
9,1」1998年5月発行等参照〕。上記システムで
は、一般的なビジネス帳票や解析ツールの出力フォーマ
ットをその帳票種別や使用目的で分類して体系化し、そ
れらをサンプルフォーマットとしてシステム内に組み込
んでいる。サンプルフォーマット内には、時間軸などの
軸の種別を表す情報、集計方式の定義、桁区切り、位取
などの項目の表示情報、カラム幅、データの表示順序、
タイトル等の画面全体の表示情報等の各種の情報が予め
組み込まれている。
【0003】図13は上記サンプルフォーマットを用い
た操作概念を示す図であり、分析フォーマットは同図に
示すようにカテゴリ毎に用意されており、ユーザは分析
目的に合わせて分析フォーマットカテゴリ一覧からカテ
ゴリを選択する。そして、選択したカテゴリに属するサ
ンプルフォーマットの中から分析目的に合わせたサンプ
ルフォーマットを選択し、サンプルフォーマットの各項
目と、データとの対応付けをすることにより分析用のフ
ォーマットを作成する。また、ユーザの業務に合わせ
て、画面の構成をカスタマイズしたりデータの集計の仕
方を替えることができる。上記のようにして作成された
分析フォーマットで定義された画面の構成要素とデータ
を基に、多次元データベースが生成される。ユーザは、
目的とする分析フォーマットを選択し分析結果を画面上
に表示して、多次元的な分析を行う。
【0004】図14は上記したシステムの構成例を示す
図であり、1はサーバ、2はクライアント、3はイント
ラネット等のネットワークである。サーバ1は分析用デ
ータを格納したデータベース1a、上記分析フォーマッ
ト1b、分析用サーバ1c、アプレット1d,WWWサ
ーバ1eから構成される。分析用サーバ1cは、上記デ
ータベースにアクセスするデータベースアクセス部1c
1,フォーマットアクセス部1c2,画面情報生成部1
c3,通信部1c4から構成される。またクライアント
2は、フォーマット一覧アプレット2aと、分析結果ウ
ィンドウ2bから構成され、フォーマット一覧アプレッ
ト2aは通信部2a1、一覧表示部2a2から構成され
る。また、分析結果ウィンドウ2bは通信部2b1、分
析結果を表示する画面表示部2b2、分析操作を制御す
る分析操作制御部2b3から構成されている。
【0005】同図において、サーバ1はフォーマット一
覧と分析結果の画面情報を生成し、クライアント2のフ
ォーマット一覧アプレット2aと分析結果ウィンドウ2
bに送る。分析サーバ1cは、データベースアクセス部
1c1、フォーマットアクセス部1c2によりデータベ
ース1a、分析フォーマット1bにアクセスし、上記デ
ータベース1a、分析フォーマット1bの情報から画面
情報生成部1c3により分析結果の画面情報を生成し、
通信部1c4を介してクライアント2に送出する。クラ
イアント2のフォーマット一覧アプレット2aはサーバ
1から送られてきたフォーマット一覧を表示し、分析結
果ウィンドウ2bを起動する。分析結果ウィンドウ2b
は分析サーバ1cから送られてきた分析結果の表示、分
析操作の制御を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記システムを効率的
に運用するためには、作成した分析フォーマットおよび
分析フォーマットの集合(これを以下、カテゴライズと
いう)からなる分析用資源を効率的に管理することが要
求される。本発明は上記した事情に鑑みなされたもので
あって、その目的とするところは、生成された分析用資
源を階層構造を利用して効率良く一元管理し、また、階
層構造を考慮した分析用資源のソート機能を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。同図において、10はサーバであり、サーバ10
は分析用データを格納したデータベース10a、分析用
資源である分析フォーマット10bを備えている。分析
用資源は上記分析フォーマットとカテゴライズから構成
され、階層構造で管理される。サーバ10は分析用資源
を階層管理するためのツリー情報10cを持っている。
また、サーバ10側には、クライアント20からのツリ
ー情報要求通知があったとき、ツリー情報をソートして
ツリー情報をクライアント20に通知する手段10d
(同図のアクセス関数)を備えている。クライアント2
0からツリー情報要求通知がサーバ10に送られると、
サーバ10のアクセス関数は、ツリー情報検索用領域を
利用してツリー情報をソートして、指定された順番でク
ライアント20に送出する。クライアント20は、ソー
トされたツリー情報がサーバ10から送られてくると、
同図に示すように、階層構造で分析用資源(カテゴライ
ズと分析フォーマット)を表示する。ユーザは上記画面
を操作して、分析用資源の削除したり、分析フォーマッ
トの移動、分析フォーマットの定義、名前の変更等の操
作をすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。前記図14において、クライアント2から
サーバ1に対して分析用資源を指定してツリー情報の要
求通知を送信すると、サーバ1は当該分析資源のツリー
情報(後述する)をクライアント2に送信する。クライ
アント2は上記ツリー情報に基づき、画面上に分析用資
源を階層構造(以下、必要に応じてツリーという)で表
示する。
【0009】図2は、クライアント2における分析用資
源の階層構造表示の一例を示す図である。同図におい
て、左側のウィンドウには、「分析フォーマット」をル
ートとするカテゴライズ(「テスト用」、「安全性分
析」、「決算判断」、「収益分析」、「販売分析」)が
表示されている。また、「販売分析」の下に「分析
1」、「分析2」のカテゴライズが表示され、さらに
「分析1」の下のカテゴライズとして、「販売分析その
2」が表示されている。図2では、「販売分析」のカテ
ゴライズが開いている状態が示されている。一方、右側
のウィンドウには、上記「販売分析」の下位のカテゴラ
イズとして「分析1」、「分析2」が表示され、また、
「分析1」の下位の分析フォーマットとして、「2×2
(金額平均)」、「売上高構成分析」、「売上高推移分
析」、「売上高推移分析2」のフォーマットが表示さ
れ、さらに、それらの更新日時、最終実行日時、等が表
示される。ユーザは上記画面上で、マウス等を操作し
て、特定の分析用資源を削除したり、分析フォーマット
を他のカテゴライズに移動したり、分析用資源の階層の
変更、名前の変更、作成した分析フォーマットの定義等
の操作を行うことができる。
【0010】本実施例において、上記分析用資源は次の
ように階層管理される。図3は分析用資源の階層構造
(以下ツリーという)の一例を示す図であり、以下、図
3を例として本発明の実施例を説明する。図3におい
て、ルート(ツリーID:1)は、例えば「会社損益」
を示すカテゴライズであり、ルートの下位に、カテゴラ
イズ1(ツリーID:2)、カテゴライズ2(ツリーI
D:3)、分析フォーマット3がつながっている。上記
カテゴライズ1は、例えば「第1事業部」に関連するフ
ォーマットの集合を示し、カテゴライズ2は、例えば
「第2事業部」に関連するフォーマットの集合を示し、
フォーマット3は、例えば、「会社損益」に関連したフ
ォーマットであり、例えば、会社全体の損益を示す前記
図13に示したようなテーブルである。
【0011】また、カテゴライズ1の下位には、例えば
「開発部門」に対応したカテゴライズ3(ツリーID:
4)がつながっており、カテゴライズ3の下位に、例え
ば開発部門の損益を示すフォーマット4(ツリーID:
4)、フォーマット5(ツリーID:5)がつながって
いる。さらに、カテゴラズ2の下位に、例えば第2事業
部の損益を示すフォーマット1(ツリーID:1)、フ
ォーマット2(ツリーID:3)がつながっている。
【0012】図4に上記ツリー構造を管理するためのツ
リー情報に構成を示す。ツリー情報は、各カテゴライ
ズ、フォーマット(以下、必要に応じてこれらを総称し
てツリー要素という)毎に用意され、各要素に対応して
必ず一つ存在する。上記ツリー情報は、分析資源全体を
管理する等のために設けられたサーバ上の全体情報ファ
イルに格納されている。図4に示すように、ツリー情報
は、下記の情報から構成される。 ・種別:自ツリー要素がカテゴライズかフォーマットか
の種別を表す。 ・ツリーID:自ツリー要素を識別するためのID(種
別内で一意) ・親のツリーID:自ツリー要素が属するカテゴライズ
のツリーID ・階層位置…階層の番号 ・直下のカテゴライズ数:自ツリー要素の直下に属して
いるカテゴライズ数 ・直下のフォーマット数:自ツリー要素の直下に属して
いるフォーマット数 ・ツリー名:ツリーの名前 ・作成日:ツリーの作成日 ・更新日:ツリーの更新日 ・その他:その他の情報
【0013】図3に示すツリーを図4に示すツリー情報
で表すと図5に示すようになる。なお、図5では、ツリ
ー構造に関連する項目以外は省略されている。また、同
図の種別の欄において、Cはカテゴライズ、Fはフォー
マットを表す。図5に示すツリー情報から、図3に示す
ツリー構造を図6に示すように生成することができる。
すなわち、ルートRの直下に2個のカテゴライズ、1個
のフォーマットが存在し、ルートR(ツリーID:1)
を親とするカテゴライズはC1,C2、ルートR(ツリ
ーID:1)を親とするフォーマットはF3であるの
で、図6(a)に示すツリー構造が得られる。また、カ
テゴライズC1の直下に1個のカテゴライズが存在し、
カテゴライズC1(ツリーID:2)を親とするカテゴ
ライズはC3であるので、図6(b)に示すツリー構造
が得られる。さらに、カテゴライズC3の直下に2個の
フォーマットが存在し、カテゴライズC3(ツリーI
D:4)を親とするフォーマットはF4,F5であるの
で、図6(c)に示すツリー構造が得られる。また、カ
テゴライズC2の直下に2個のフォーマットが存在し、
カテゴライズC2(ツリーID:3)を親とするフォー
マットはF1,F3であるので、最終的に図6(d)に
示すツリー構造が得られる。
【0014】ところで、ツリーの各要素に対応させて図
4に示すようなツリー情報を用意することによりツリー
構造を規定することができるが、図5のツリー情報から
ツリーを描画するには、各カテゴライズの下位につなが
るツリー要素を検索し、図6に示すような手順でツリー
を描画していく必要があり、ツリーが大きくなると処理
量が大きくなり処理時間がかかる。そこで、本実施例で
は、予めツリー情報をソートし、ソートされたツリー情
報を用いてツリー構造を描画するように構成した。
【0015】次に、本実施例におけるツリー情報のソー
ト処理について説明する。図7、図8はツリー構造のソ
ート処理を示すフローチャート、図9はソート処理を行
うために使用するツリー情報検索用領域、図10、図1
1は図4に示したツリー情報をツリーID順にソートす
る場合の処理を説明する図である。図9にツリー情報検
索用領域を示す。ツリー構造を高速ソートするため、本
実施例においては、同図に示すツリー情報検索用領域を
各ツリー要素に一対一に対応付けて割り当てる。そし
て、ツリー要素を順次ソートしながら、ツリー情報をソ
ート領域にコピーし、コピー済のものについてはツリー
情報検索用領域のフラグ領域をONにする。
【0016】以下、図7、図8により、本実施例のソー
ト処理について説明する。 (1) ソートの対象となるツリー情報をメモリ上に展開す
る。 (2) 種別(カテゴライズかフォーマットかの別)に分類
し、図9に示すツリー情報検索領域を全てのツリーの要
素に割り当てる。 (3) カテゴライズの各検索領域を並び替える。 以下、(4) から(19)の手順をカテゴライズ数回繰り返
す。並び替えの順序は、例えば次のものを選定すること
ができ、それらの昇順/降順の組み合わせを指定するこ
とができる。 ・ツリーID順 ・ツリー名順 ・作成日/更新日順 ・その他
【0017】(4) ツリー情報検索用領域のフラグ領域が
OFFである最初のカテゴライズ(以下”自分”とい
う)を1個コピーする。 (5) コピーしたツリー要素のフラグ領域をONにする。 (6) 自分を親に持つフォーマット(以下”子供のフォー
マット”という)の数を求める。 (7) 昇順の場合、以下(8) 〜(13)の処理を行う。 (8) 親の直下に子供のカテゴライズもフォーマットも存
在する場合は、次の(9)に行く。 (9)親の直系の子供全ての数をカウントし、子供のフォ
ーマットのコピー位置をずらす。 (10)親の直下に子供のカテゴライズのみ存在する場合は
次の(11)に行く。 (11) 親の直系の子供全ての数をカウントし、子供のカ
テゴライズのコピー位置をずらす。 (12)親の直下に子供のフォーマットのみ存在する場合、
または、子供がまったく存在しない場合は次の(13)に行
く。 (13) コピー位置はずらさない。 (14)降順の場合は次の(15)に行く。 (15) 降順はフォーマットがカテゴライズよりも先にく
るので、コピー位置はずらさない。 (16)子供のフォーマットが存在する場合は次の(17)〜(1
9)の処理を行う。 (17)自分の子供のフォーマットを検索して全てを退避
し、前記ツリーID順、ツリー名順、作成日/更新日
順、その他の順番で並び替える。 (18)コピー位置にコピーし、フラグをONにする。 (19)コピー位置をずらした場合は、ずらす前のコピー位
置に戻しておく。 (20)メモリを解放する。
【0018】次に上記処理の具体例として、ツリーID
順にソートする場合について図10、図11により説明
する。まず、ステップS1において、ツリー情報をすべ
てメモリ上に展開し、種別に分類し、図9に示す検索領
域を全てのツリーに割り当てる(図7、図8における
(1)(2)の処理)。ステップS2において、カテゴライズ
の検索領域をツリーID順に並び替える(図7、図8に
おける(3) の処理)。なお、フォーマットは出現順のま
まにしておく。ステップS3において、ルートRをソー
ト領域にコピーする。そして、コピー済の領域のツリー
要素のフラグ領域をONにする(図7、図8における
(4)(5)の処理)。
【0019】ルートRの直下のフォーマットの数を求め
る(図7、図8における(6) の処理)。この場合は、昇
順であり、ルートの直下に子供のカテゴライズ、子供の
フォーマットが存在するので、ルートRの直系の子供全
ての数をカウントし、子供のフォーマットのコピー位置
をずらす(図7、図8における(9) の処理)。また、ル
ートRの直下のフォーマットが一つ存在するので、ステ
ップS4において、「1」(ルートRのツリーID)を
親IDに持つフォーマットを検索する。その結果フォー
マットF3が検索される。なお、ルートR直下に複数の
フォーマットがある場合には、フォーマットを指定され
た順序で並び替える(図7、図8における(17)の処
理)。ついで、フォーマット3をソート領域にコピーす
る(図7、図8における(18)の処理)。この場合は、子
供の数が7個なのでステップS5に示すように、7個ず
らした位置に、フォーマット3がコピーされる。また、
コピー位置を、ずらす前の位置に戻しておく(図7、図
8における(19)の処理)。次に、ステップS6におい
て、次のカテゴライズC1をソート領域にコピーする。
また、そのフラグ領域をONにする(図7、図8におけ
る(4) (5) の処理)。
【0020】以下同様にして、ステップS7〜S10の
処理を行う。すなわち、カテゴライズC1の直下にカテ
ゴライズが存在し、カテゴライズC1の直系の子供全て
の数が「3」であるので、ステップS7において、
「3」ずらした位置にカテゴライズC2をコピーし、そ
のフラグ領域をONにする(図7、図8における(10)→
(11)→(4) →(5) の処理)。ステップS8において、カ
テゴライズC2の直下にフォーマットが存在するので、
カテゴライズC2(ツリーID:3)を親IDに持つフ
ォーマットを検索する。この場合フォーマットF1,F
2が検索されるので、カテゴライズC2の次にフォーマ
ットF1,F2をコピーする(図7、図8における(6)
→(12)→(13)→(16)→(17)→(18)の処理)。
【0021】ステップS9において、次のカテゴライズ
C3をカテゴライズC1の次にコピーする(図7、図8
における(4)(5)の処理)。ステップS10において、カ
テゴライズC3の直下にフォーマットが存在するので、
カテゴライズC3(ツリーID:4)を親IDに持つフ
ォーマットを検索する。この場合フォーマットF4,F
5が検索されるので、カテゴライズC3の次にフォーマ
ットF4,F5をコピーする(図7、図8における(6)
→(12)→(13)→(16)→(17)→(18)の処理)。以上のよう
にしてツリー構造のソートが完了する。上記のようにツ
リー構造をソートしておくことにより、ソートされた順
番にツリー要素を描画していけば、分析資源のツリー構
造を表示することが可能となる。
【0022】上記したツリー構造のソート機能をサーバ
側に設けておくことにより、クライアント側にソート機
能を設けることなく、分析資源のツリー構造を描画する
ことができる。図12は、サーバ側にクライアントから
のツリー情報通知要求に応動するアクセス関数を設け、
アクセス関数の中にソート機能を設けた場合のシステム
の概念構成を示す図である。同図に示すように、サーバ
1側にクライアント2からツリー情報要求通知に応動す
るソート機能を備えたアクセス関数を設ける。そして、
クライアント2からツリー情報要求通知が送信されてく
ると、サーバ1のアクセス関数は、ツリー情報を格納し
た全体情報ファイルから要求されたツリー情報を取得
し、ツリー情報を上記した手法でソートし、クライアン
ト2に指定された順番で通知する。クライアント2はサ
ーバ1から通知されたツリー情報を用いて画面上にツリ
ー構造を描画する。
【0023】上記のように構成することにより、例えば
クライアント2側にソート機能を設ける場合に比して、
次のような効果を期待することができる。 個々の機能でソート機能を持つ必要がなく、ソート
結果が統一される。 機能変更時のメンテナンスが容易となる。例えば、
ソート項目を追加した場合、サーバ側に設けたアクセス
関数のソート処理を変更すればよいので、対応が容易で
ある。 クライアントマシンの性能に影響されることがない
ので、どこからアクセスした場合でも同等の性能を確保
することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、以下の効果を得ることができる。 (1)カテゴライズ、分析フォーマット等の分析用資源
に1対1に対応するツリー情報を設け、ツリー情報によ
り分析用資源をツリー構造で一元的に管理するようにし
たので、分析用資源を効率的に管理することができる。 (2)分析用資源のツリー情報をソートする機能を設け
たので、ソートされたツリー情報に基づきツリー構造を
容易に表示することができる。 (3)サーバ側にツリー情報のソート機能を備えたアク
セス関数を設け、クライアントからのツリー情報要求通
知があったとき、ソートしたツリー情報をクライアント
に送出するようにしたので、ソート結果が統一され、機
能変更時のメンテナンスが容易となる。また、クライア
ントマシンの性能に影響されることなく同等の性能を確
保することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本実施例における分析用資源の階層構造表示の
一例を示す図である。
【図3】分析用資源のツリー構造の一例を示す図であ
る。
【図4】ツリー構造を管理するためのツリー情報の構成
を示す図である。
【図5】図3に示すツリーのツリー情報を示す図であ
る。
【図6】図5のツリー情報からツリー構造を生成する手
順を説明する図である。
【図7】ツリー情報のソート処理を示すフローチャート
(1)である。
【図8】ツリー情報のソート処理を示すフローチャート
(2)である。
【図9】ツリー情報検索用領域を示す図である。
【図10】図4に示したツリー情報をツリーID順にソ
ートする場合の処理を説明する図(1)である。
【図11】図4に示したツリー情報をツリーID順にソ
ートする場合の処理を説明する図(2)である。
【図12】アクセス関数にソート機能を設けた場合のシ
ステムの概念構成を示す図である。
【図13】本発明の前提となるシステムにおけるサンプ
ルフォーマットを用いた操作概念を説明する図である。
【図14】本発明の前提となるシステムの構成例を示す
図である。
【符号の説明】
1 サーバ 1a データベース 1b 分析フォーマット 1c 分析用サーバ 2 クライアント 3 イントラネット等のネットワーク 10 サーバ 10a データベース 10b 分析フォーマット 10c ツリー情報

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分析処理システムにおいて生成される分
    析用画面構成を定義する分析フォーマットと、該分析フ
    ォーマットの集合を示すカテゴライズから構成される分
    析用資源を管理する方法であって、 上記各分析フォーマットとカテゴライズに対応させて、
    カテゴライズかフォーマットかを示す種別と、ツリーI
    Dと、親となるツリー要素のIDと、階層位置と、直下
    のカテゴライズ数と、直下のフォーマット数と、その他
    の付加情報とからなるツリー情報を定義し、 上記ツリー情報により、上記分析用資源を階層構造で管
    理することを特徴とする分析処理システムにおける分析
    用資源の管理方法。
  2. 【請求項2】 上記ツリー情報に対応させて、コピー済
    か否かを示すフラグ領域を備えたツリー情報検索用領域
    を割り当て、 上記ツリー情報の指定された項目について上記カテゴラ
    イズおよび分析フォーマットを昇順もしくは降順に並び
    替えながら、上記カテゴライズ、フォーマットのツリー
    情報を上記ツリー情報検索用領域にコピーするととも
    に、コピー済のカテゴライズ、フォーマットのツリー情
    報検索用領域のフラグ領域をオンにする操作を繰り返し
    て、上記ツリー情報の指定された項目について上記カテ
    ゴライズおよび分析フォーマットを昇順もしくは降順に
    並び替えることを特徴とする請求項1の分析処理システ
    ムにおける分析用資源の管理方法。
  3. 【請求項3】 分析用データを格納したデータベースを
    備えたサーバと、該サーバとネットワークを介して接続
    されたクライアントとを備え、上記サーバで生成される
    分析用画面構成を定義する分析フォーマットと、該分析
    フォーマットの集合を示すカテゴライズから構成される
    分析用資源をクライアントに送り、クライアント側の表
    示装置に階層構造で表示して、上記分析用資源を管理す
    る分析処理システムにおける分析用資源の管理システム
    であって、 上記サーバは、分析フォーマットとカテゴライズを階層
    構造で管理するため、上記各分析フォーマットとカテゴ
    ライズに対応させたツリー情報を備えており、該ツリー
    情報は、カテゴライズかフォーマットかを示す種別と、
    ツリーIDと、親となるツリー要素のIDと、階層位置
    と、直下のカテゴライズ数と、直下のフォーマット数
    と、その他の付加情報とからなり、 クライアント側からのツリー情報通知要求に応じて、指
    定された順序で上記分析フォーマットとカテゴライズを
    並び替え、要求されたツリー情報をクライアント側に送
    信する手段を備えていることを特徴とする分析処理シス
    テムにおける分析用資源の管理システム。
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JP (1) JP2000011043A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030069640A (ko) * 2002-02-22 2003-08-27 이의범 계층적 및 개념적 클러스터링에 의한 정보검색 시스템 및그 방법
KR100850776B1 (ko) 2006-07-24 2008-08-06 한국과학기술정보연구원 트리구조를 이용한 무 검색어 검색 시스템 및 그에 따른검색방법
KR102109467B1 (ko) * 2019-04-30 2020-05-12 주식회사 데이타젠네트웍스 업무영역의 상관관계를 이용한 데이터 식별 시스템 및 방법

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