JP4667857B2 - 設計支援プログラムと設計支援システムと設計支援方法と記録媒体 - Google Patents

設計支援プログラムと設計支援システムと設計支援方法と記録媒体 Download PDF

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本発明は、建物の内外装部材のトータル設計作業を支援するために利用される、設計支援プログラムと設計支援システムと設計支援方法と記録媒体に関する。
建物の内外装の設計にあたっては、機能性とデザイン性の両方を満たし、かつ、顧客の要望に沿った統一のとれた部材選定作業が要求される。従って、例えば、照明器具の場合には、色やデザインが類似しバランスの取れた機種選定をするために、可能な限り多くのカタログデータを準備し、経験豊富なデザイナーによるプランが作成される。その後、そのプランを顧客に提示して、顧客の意見を聴取した上でプランを手直しし、設計を完成させる。この作業をコンピュータにより支援するシステムも開発されている(特許文献1、特許文献2参照)。
特開平8−87535号公報 特開平10−269270号公報
ここで、従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。
照明器具のみならず、建物を建設する場合に、色やデザイン等の統一性を図ることが要求される。内外装部材の選定作業には、熟練と豊富なデータとが必要である。また、幾つかのプランを相互に比較検討して最終プランに到達する過程で、効率よく作業ができる環境が望まれる。同時に、顧客にプランを提示し、顧客の要望を受け入れながら簡単に修正変更を加えて評価することができる環境が望まれる。さらに、コンピュータ処理による画一的な設計プランだけでなく、デザイナーの個性を反映させたプランの作成が可能なシステムが望まれる。
本発明は、以上の点に着目してなされたもので、建物の建設時に、一定の基準に従って統一性を図ることが要求される部材の選定作業を一部自動化し、設計処理を支援することができる設計支援プログラムと設計支援システムおよび設計支援方法を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、部材の選定作業のための基準を、デザイナーの個性に合わせてカスタマイズできる設計支援プログラムと設計支援システムと設計支援方法と記録媒体を提供することを目的とする。
本発明の各実施例においては、それぞれ次のような構成により上記の課題を解決する。
〈構成1〉
コンピュータを、建物の間取り図を表示する基礎データを記憶する記憶手段と、上記記憶手段から上記基礎データを読み出してディスプレイに表示し、上記建物の間取り図中に上記建物の内外装部材を配置する場所を指定するための、位置情報の入力を受け付ける手段と、上記位置情報で指定された場所に配置する上記内外装部材の種別と、上記内外装部材を配置する場所の種別とを取得する手段と、上記内外装部材の外観写真と説明とを含む部材データ群を、色もしくはデザインの統一性基準に従ったプランを決めるカテゴリを設けて、それぞれのカテゴリで、同じ場所に取り付けることができる互換性のあるものの部材データを同一のデータファイルフォルダに格納し、かつ、各部材データに選定すべき優先順位をつけて記憶する記憶手段と、上記カテゴリと上記内外装部材の種別と上記場所の種別により特定されるデータファイルフォルダに格納された部材データ群の中から最も上記優先順位の高い部材データを、上記位置情報で指定された場所毎に、自動的に選定する手段と、プランボード画面を表示する表示データと、上記間取り図を含む基礎データと、この基礎データ上に上記内外装部材を配置する位置情報と、上記内外装部材の外観写真と説明とを含む部材画像データを使用し、上記プランボード画面上に上記基礎データを配置する基礎表示位置データと、上記プランボード画面上で上記基礎データの周辺に内外装部材の部材画像データを配置する部材画像表示位置データとを自動的に生成して、ディスプレイにプランボード画面と間取り図と内外装部材の部材画像とを表示する表示制御手段、として機能させることを特徴とする設計支援プログラム。
〈構成2〉
構成1に記載の設計支援プログラムにおいて、コンピュータを、上記プランボード画面上で、いずれかの内外装部材の指定を受け付ける手段と、指定された内外装部材の部材データを含むデータファイルフォルダを選択し、当該データファイルフォルダに格納された優先順位の高い部材データの部材画像データを、所定数だけリスト表示する手段と、リスト表示された部材画像データのうちのいずれかが選定されたとき、既に選定されている部材データの部材画像データと入れ替え処理を実行する手段、として機能させることを特徴とする設計支援プログラム。
〈構成3〉
構成1または2に記載の設計支援プログラムにおいて、上記表示制御手段は、上記内外装部材を配置する位置と上記内外装部材の部材画像データを配置する位置とを結ぶ引き出し線の表示制御データを自動的に生成して、ディスプレイに上記引き出し線を表示することを特徴とする設計支援プログラム。
〈構成4〉
構成3に記載の設計支援プログラムにおいて、上記建物の間取り図中に照明器具を配置する場所を指定する位置情報を、グループ化し、当該グループに含まれる位置情報のうちの代表にリーダ表示データを付加して区別し、当該グループに含まれる全ての位置情報で指定された場所に配置する、照明器具の種別を同一とし、上記表示制御手段は、上記プランボード画面上の上記基礎データの周辺に、上記内外装部材の部材画像データを上記グループ用として1個だけ配置し、上記リーダ表示データを付加した表示データと対応する上記内外装部材を配置する位置と上記内外装部材の部材画像データを配置する位置とを結ぶ引き出し線の表示制御データとを自動的に生成して、該当する引き出し線を表示することを特徴とする設計支援プログラム。
〈構成5〉
建物の間取り図を表示する基礎データを記憶する記憶手段と、上記記憶手段から上記基礎データを読み出してディスプレイに表示し、上記建物の間取り図中に上記建物の内外装部材を配置する場所を指定するための、位置情報の入力を受け付ける手段と、上記位置情報で指定された場所に配置する上記内外装部材の種別と、上記内外装部材を配置する場所の種別とを取得する手段と、上記内外装部材の外観写真と説明とを含む部材データ群を、色もしくはデザインの統一性基準に従ったプランを決めるカテゴリを設けて、それぞれのカテゴリで、同じ場所に取り付けることができる互換性のあるものの部材データを同一のデータファイルフォルダに格納し、かつ、各部材データに選定すべき優先順位をつけて記憶する記憶手段と、上記カテゴリと上記内外装部材の種別と上記場所の種別により特定されるデータファイルフォルダに格納された部材データ群の中から最も上記優先順位の高い部材データを、上記位置情報で指定された場所毎に、自動的に選定する手段と、プランボード画面を表示する表示データと、上記間取り図を含む基礎データと、この基礎データ上に上記内外装部材を配置する位置情報と、上記内外装部材の外観写真と説明とを含む部材画像データを使用し、上記プランボード画面上に上記基礎データを配置する基礎表示位置データと、上記プランボード画面上で上記基礎データの周辺に内外装部材の部材画像データを配置する部材画像表示位置データとを自動的に生成して、ディスプレイにプランボード画面と間取り図と内外装部材の部材画像とを表示する表示制御手段、とを備えたことを特徴とする設計支援システム。
〈構成6〉
記憶手段が、建物の間取り図を表示する基礎データを記憶するステップと、位置情報受付手段が、上記記憶手段から上記基礎データを読み出してディスプレイに表示し、上記建物の間取り図中に上記建物の内外装部材を配置する場所を指定するための、位置情報の入力を受け付けるステップと、部材情報取得手段が、上記位置情報で指定された場所に配置する上記内外装部材の種別を取得するステップと、場所種別取得手段が、上記内外装部材を配置する場所の種別とを取得するステップと、記憶手段が、上記内外装部材の外観写真と説明とを含む部材データ群を、色もしくはデザインの統一性基準に従ったプランを決めるカテゴリを設けて、それぞれのカテゴリで、同じ場所に取り付けることができる互換性のあるものの部材データを同一のデータファイルフォルダに格納し、かつ、各部材データに選定すべき優先順位をつけて記憶するステップと、部材データ選定手段が、上記カテゴリと上記内外装部材の種別と上記場所の種別により特定されるデータファイルフォルダに格納された部材データ群の中から最も上記優先順位の高い部材データを、上記位置情報で指定された場所毎に、自動的に選定するステップと、表示制御手段が、プランボード画面を表示する表示データと、上記間取り図を含む基礎データと、この基礎データ上に上記内外装部材を配置する位置情報と、上記内外装部材の外観写真と説明とを含む部材画像データを使用し、上記プランボード画面上に上記基礎データを配置する基礎表示位置データと、上記プランボード画面上で上記基礎データの周辺に内外装部材の部材画像データを配置する部材画像表示位置データとを自動的に生成して、ディスプレイにプランボード画面と間取り図と内外装部材の部材画像とを表示するステップとを含む、ことを特徴とする、コンピュータによる設計支援方法。
〈構成7〉
コンピュータを、建物の間取り図を表示する基礎データを記憶する記憶手段と、上記記憶手段から上記基礎データを読み出してディスプレイに表示し、上記建物の間取り図中に上記建物の内外装部材を配置する場所を指定するための、位置情報の入力を受け付ける手段と、上記位置情報で指定された場所に配置する上記内外装部材の種別と、上記内外装部材を配置する場所の種別とを取得する手段と、上記内外装部材の外観写真と説明とを含む部材データ群を、色もしくはデザインの統一性基準に従ったプランを決めるカテゴリを設けて、それぞれのカテゴリで、同じ場所に取り付けることができる互換性のあるものの部材データを同一のデータファイルフォルダに格納し、かつ、各部材データに選定すべき優先順位をつけて記憶する記憶手段と、上記カテゴリと上記内外装部材の種別と上記場所の種別により特定されるデータファイルフォルダに格納された部材データ群の中から最も上記優先順位の高い部材データを、上記位置情報で指定された場所毎に、自動的に選定する手段と、プランボード画面を表示する表示データと、上記間取り図を含む基礎データと、この基礎データ上に上記内外装部材を配置する位置情報と、上記内外装部材の外観写真と説明とを含む部材画像データを使用し、上記プランボード画面上に上記基礎データを配置する基礎表示位置データと、上記プランボード画面上で上記基礎データの周辺に内外装部材の部材画像データを配置する部材画像表示位置データとを自動的に生成して、ディスプレイにプランボード画面と間取り図と内外装部材の部材画像とを表示する表示制御手段、として機能させる設計支援プログラムを記録した、コンピュータで読み取り可能な記録媒体。
この発明のコンピュータプログラムは、例えば、建物の各部に取り付けるべき照明器具の選定作業を一部自動化して支援する。コンピュータのディスプレイには、プランボード画面を表示する。その中央に建物の間取り図を配置し、その周辺に、選定した照明器具の写真と簡単な仕様説明や価格等の情報を表示する。こうしたプランボード画面を得るために、次のようなシステム構成とし、コンピュータが所定の演算処理を実行する。以下、本発明を、図面を参照しながら、具体的に説明する。
図1は、本発明による設計支援システムの具体例を示すブロック図である。
このシステムは、例えば、パーソナルコンピュータ10に、後で説明する設計支援プログラムをインストールすることによって実現するものである。パーソナルコンピュータ10は、本体制御部11、ディスプレイ12、キーボード13、及びマウス14を備えている。本体制御部11の内部には、演算処理装置20と記憶装置30とが組込まれている。演算処理装置20は、設計支援プログラムを実行し、その演算処理結果を、プリンタ15を用いて出力するコンピュータを備える。
演算処理装置20は、位置情報受け付け手段21、部材種別取得手段22、場所種別取得手段23、部材データ選定手段24、表示制御手段25、入れ替え処理手段26、及びデータファイル管理手段27を備える。これらの手段は、コンピュータに所定の処理を実行させるコンピュータプログラムである。また、記憶装置30には、これらのコンピュータプログラムが使用する各種のデータが記憶されている。この例では、CADデータ31、基礎データ32(間取り図33を含む)、部材データ34、位置情報35、データファイルフォルダ管理データ36、プランボード画面表示データ37、部材画像データ38、及び引き出し線表示データ39を記憶している。
上記位置情報受け付け手段21は、キーボード13やマウス14を用いて入力された位置情報35を記憶装置30に記憶させる機能を持つ。記憶装置30から基礎データ32を読み出して間取り図33をディスプレイ12に表示し、その間取り図33中に、建物の内外装部材を配置する場所を指定する操作を行って、上記位置情報35を入力する。部材種別取得手段22は、この位置情報35で指定された場所に配置する内外装部材の種別の入力を受け付ける機能を持つ。これも、キーボード13やマウス14を用いて入力される。
場所種別取得手段23は、間取り図33中の位置情報35で指定された場所にある部屋の種別を取得する機能を持つ。部材データ選定手段24は、内外装部材の種別と配置された部屋の種別と指定されたカテゴリから、データファイルフォルダ管理データ36によって管理される部材データ34を選択する機能を持つ。この実施例では、同一のフォルダ中の部材データ群の中から最も優先順位の高い部材データを自動的に選定する。表示制御手段25は、プランボード画面表示データ37と基礎データ32と位置情報35と部材画像データ38とを使用して、プランボード画面上に間取り図33と部材画像データ38と引き出し線表示データ39を表示する機能を持つ。入れ替え処理手段26は、プランボード画面上に既に表示されている部材画像データと、データファイルフォルダに格納された他の部材データによる他の部材画像データとを入れ替えて表示する機能を持つ。データファイル管理手段27は、データファイルフォルダ管理データ36を管理する機能を持つ。
CADデータ31は、建物の設計時に生成される、一般的な設計図データである。基礎データ32は、このCADデータ31から抽出されて生成され、間取り図33等を表示するためのデータである。部材データ34は、内外装部材の外観写真やその説明など後で説明するような部材に関する様々な情報を表示するデータである。位置情報35は、内外装部材を間取り図中のどの場所に表示するかを示す座標データである。データファイルフォルダ管理データ36は、部材データ34を一定の統一性基準に従って、カテゴリ分けしてそれぞれ別個のデータファイルフォルダに格納するように管理記憶させる管理データである。
プランボード画面表示データ37は、後で説明するようなプランボード画面を表示するためのテンプレートデータである。部材の選定に従って順次更新されていく。部材画像データ38は、後で説明するように内外装部材の外観写真と説明とを含むデータである。このデータは、プランボード画面上に表示するためのデータである。引き出し線表示データ39は、後で説明するようにプランボード画面上で部材画像データ38と間取り図上の内外装部材を配置する位置との間を結ぶ引き出し線を表示するためのデータである。
図2は、具体的なプランボード画面の実施例を示す説明図である。
図1に示したディスプレイ12には、図2に示すようなプランボード画面表示データ37が表示される。この画面の中央には、建物の間取り図33を表示する。間取り図33中には、内外装部材(ここでは照明器具)の配置場所を指定するシンボル53が表示されている。上記位置情報35は、このシンボル53の表示位置を示す座標データである。このシンボル53と引き出し線表示データ39により結ばれた場所に、部材画像データ38が表示されている。部材画像データ38は図2に示すように、内外装部材の外観写真51と説明52とを含んでいる。
図2に示すように、始めに間取り図33を表示し、その間取り図33中にマウス14を用いて照明器具を配置する場所を指定すると、位置情報受け付け手段21がその座標値を取得して、シンボル53が表示される。部材種別取得手段22はリストボックス55を表示して、照明器具の種別の入力を求める。いずれかの種別をクリックすると入力が終了する。場所種別取得手段23は、座標値から場所種別を取得し、部材データ選定手段24は、これらの情報から部材データを選定し、表示制御手段25は、各シンボル53の位置に取り付けるべき照明器具の部材画像データ38を取得して表示する。このようなプランボードを印刷し、顧客に配布することで内外装の提案とその費用56の提示が可能になる。以下、具体的な操作方法を説明しながらデータ構造やその他の具体的な説明を進める。
図3は、上記のデータ構造を具体的に説明する説明図である。
最初に、建物の設計に使用されたCADデータ31(図1)から、図3(a)に示す間取り図33を表示するデータを抽出し、基礎データ32に含める。図3(b)は基礎データの内容を示す説明図である。同図に示すように基礎データ32は、間取り図イメージデータ71、部材種別75、位置情報76、部屋種別73、領域座標74、シンボルマーク77、リーダ表示データ78、グループ名表示データ79を含むデータである。間取り図はイメージデータでもよいし、ベクトルデータでもよい。部材種別75は、図2のリストボックス55で取得したデータである。
位置情報35は、マウス14等のポインティングデバイスにより入力された情報であって、基礎データ32上に設けた座標原点80を基準にした座標データで表される。部屋種別73は、和室とかリビングといった内容になる。領域座標74は、位置情報35で指定された位置が、間取り図上のどの部屋に該当するかを判定するための座標範囲である。従って、部屋の輪郭を示す座標値の集合データになる。シンボルマーク77は、単なる点や丸でも、あるいは照明器具の種別に応じた記号でもよい。リーダ表示データ78とグループ名表示データ79の内容は、後で、グループ化処理の説明のときに説明する。基礎データの内容は、例えば、(ペンダントA8:X=120、Y=75:和室8畳1階、・・・・)となる。
図3(c)は、部材データの内容である。部材データ34は、図3に示すように、部材識別情報61、部材名62、仕様63、メーカ64、価格65、種別66、外観写真67などのデータを含んでいる。部材識別情報61は、照明器具なら照明器具の製品コードなどである。部材名62は、商品名でもよいし、ペンダントのように種別を示すデータでもよい。仕様63には、部材画像データ38に含める説明に相当する様々な情報が含まれる。製品の規格やサイズ、その他の任意の情報を含めればよい。メーカ64は製造元を示し、価格65は見積り計算のために利用される。種別66は基礎データ32の部材種別75に対応する。外観写真67は、プランボード上に表示されるイメージデータである。
図4は、プランボード画面表示データの詳細具体例を示す説明図である。
図4に示すように、プランボード画面表示データ37は、基礎データ識別情報81、基礎表示位置データ82、器具画像表示位置データ83、引き出し線表示データ84、見積金額表示データ85を含む。基礎データ識別情報81は、表示対象の基礎データを特定するためのデータである。基礎表示位置データ82は、プランボード画面上に間取り図を配置するための座標データである。プランボード上に原点を設定した相対位置座標で表される。データの内容は例えば、間取り図(X=450、Y=550)となる。
器具画像表示位置データ83は、間取り図の周辺に器具画像データを配置するための、間取り図の原点を基準にした相対位置座標である。器具画像データ38は、外観写真51と説明文52(図1)を含む。引き出し線表示データ84は、各器具画像データと照明器具の配置場所とを結ぶ線を表示するデータである。内訳は、器具位置情報76と器具画像表示位置データ87と、パラメータ88を含む。例えば、照明器具(X=20、Y=25)、シンボル位置(X=45、Y=25)、(2回折れ線)というような内容になる。見積金額表示データ85は、プランボード画面の右下等に表示される数値データである。照明器具が選定されるたびに加算される。以上のようにデータを設定すると、プランボード上で間取り図を移動したとき、全ての器具画像データが一緒に移動する。
図5は、カテゴリ分けをした照明器具データベースの具体例説明図である。
図5に示す画面100は、データファイルフォルダ管理データ36により管理される部材データのリストである。カテゴリ101は、例えば、お手頃プランと名付けられている。さらに、照明器具の種類を第2カテゴリにし、その照明器具を取り付ける場所を第3カテゴリにしている。例えば、この図5に示すように、シーリングライトであって居間に設置する部材データは、居間のフォルダに格納される。
この居間のフォルダには、お手頃プランというカテゴリで、一定の色やデザイン上の統一性基準に従って統一されたシーリングライトであって、居間用の照明器具に該当する、部材データ群が格納されている。図5の右側には、その外観写真102がリスト表示されている。この表示順は後で説明するように選定優先順位に従ったものである。従って、お手頃プランのシーリングライトであって居間用のものという指定があると、自動的に図の写真の一番左上のものが選定されて、プランボード上に表示される。
この図5の例では、お手頃プランというカテゴリを示したが、例えば、洋風プラン、和風プラン、ベージュ系、クリーム系という観点で統一性を図ってもよい。さらに、特定のデザイナーの特徴を生かしたXX氏プランといったカテゴリを設けることができる。従って、予め照明器具の種別と、照明器具を配置する部屋の種別を決めておき、これらのプランを決めるカテゴリを順に切り換えると、それぞれ全く趣向の異なる照明器具群を選定することができる。数種類のプランによる照明器具の制定結果をプランボード上に表示して、それを出力したものを顧客に提示し、顧客の希望を確認することもできる。
各カテゴリの各フォルダには、予め十分に吟味された部材データが格納されている。また、デザイナーがそのカテゴリで最適と思われる照明器具から順に優先順位をつける。従って、最も優先順位の高い照明器具が自動的に選定される。デザイナーがその結果を見て、いずれかの照明器具は最優先で選定すべきでないと判断したときは、優先順位を変更すればよい。図5に示した外観写真102の位置を変更すると、データファイル管理手段27が、データファイルフォルダ管理データ36を自動的に書き換えて、該当する照明器具の優先度を最優先にする。
また、デザイナーが自分の主張にあった照明器具の部材データをこのフォルダに追加してもよい。例えば、当初は優先順位付けがまったくされていなくても、各デザイナーが繰り返し使用することで、それぞれのデザイナーの個性に応じた順位付けがされ、全体として、そのプランはそのデザイナ流の統一性のあるものになる。従って、XX氏本人が選定をしなくても、XX氏プランを指定すると、XX氏流に統一された照明器具が自動的に選定される。XX氏はその結果を確認して修正を加えながらプランボードを完成させればよい。
また、顧客にいくつかのプランを提示して好みのプランを選択させるには、従来は、プランの種類に応じたロードがかかっていた。この実施例では、素案については全て自動的に生成することができ、しかも、照明器具の種別も最終案に近い状態まで確定しているから、顧客が自分の希望を決定しやすいという効果がある。
以下、さらに具体的に上記のプランボード作成処理動作を説明する。
上記のようにして、照明器具の種別と、その照明器具を配置する部屋の種類が特定されて、プランのカテゴリが指定されると、該当するデータファイルフォルダが自動的に特定される。図5に示すお手頃プランというカテゴリには、シーリングライト、シャンデリア、スポットライト、ペンダントといった器具種別のカテゴリが設けられ、シーリングライトというカテゴリには、トイレ、ホール、居間、寝室、洋室、和室といった部屋の種別ごとに区分したデータファイルフォルダが設けられている。
居間というデータファイルフォルダに格納された照明器具データは、いずれも同じ場所に取り付けることができる互換性のあるもので、どれを選定しても構わない。同一のデータファイルフォルダに格納された照明器具データは、左上側に配置されるものほど、優先順位が高い。優先順位は上記のように強制的に変更できる。データファイルフォルダに、新たな照明器具データを追加できる。また、いずれかの照明器具データを削除することもできる。
図6は、プランボードをディスプレイ上に表示し、その画面を操作しながら修正を加えて、最終的にプランボード画面表示データを完成させるための操作説明図である。
図6に示す画面110には、その中央に間取り図33が表示され、間取り図33の周囲に部材画像データ38が配置されている。引き出し線表示データ39は、各照明器具を配置する場所に配置したシンボル53と部材画像データ38とを結んでいる。画面110の右上には、既に説明したカテゴリ分けされたデータファイルフォルダ101が表示されている。
マウスで図6の左下のシーリングライトAをクリックすると、同図の右下の照明器具データの外観写真102がサムネイル形式によってリスト表示される。現在は、照明器具データの外観写真102の左最上部の照明装置が自動選定されている。基礎データ32(図3(b))の部材識別情報61は、この部材データを特定するものになっている。ここで、照明器具データの外観写真102の中の別の照明器具をダブルクリックすると、入れ替え処理手段26は、既に選定されている部材データの部材画像データと、新たに選定された別の部材データの部材画像データとを入れ替える処理を実行する。同時に、基礎データも書き換えられる。これで、簡単にプランボードの内容を修正変更できる。
間取り図33をドラッグすると、その表示位置調整ができる。各器具画像データと照明器具の配置場所とを結ぶ引き出し線データが、同時に更新される。引き出し線の描画方法は、パラメータを選択することで切り換えられる。パラメータはマウスやキーボードで切り換える。パラメータとしては、2箇所に折れ曲がり、1箇所だけ折れ曲がり、直線といったものがある。なお、プランボード上に表示された照明器具データに含まれる照明器具の価格情報を集計すると、全ての必要な照明器具のトータルコストを計算できる。これをリアルタイムに集計して表示すると、予算を考慮した器具の選定作業が容易になる。
図7は、上記のデータを利用して、表示制御手段25により編集され生成された見積書の実施例説明図である。
図7に示すように、照明器具のトータルコストをそのまま「御見積もり金額」とし、器具画像データを表示したもの全ての部材データを参照して、見積もり明細書等の記事122、123等を生成する。これにより、プランボード作成と同時に見積書120も自動生成することができる。
間取り図中の照明を配置する場所の座標データを、グループ化することができる。この説明を図2を使用して行う。基礎データ32(図3(b))の各位置座票76に対応させて、リーダ表示データ78とグループ名表示データ79を含める。まず、図2のシンボルBとCとが、いずれも、同一のスポットライトであるとする。このとき、シンボルCをリーダに指定すると、リーダ表示データがオンになる。この操作はファンクションキー等で制御すればよい。続いて、グループ名表示データが自動生成されて、例えば、「x」とされる。
この状態はグループ指定モードである。続いて、シンボルBを指定すると、その位置座標76のリーダ表示データはオフのままで、グループ名表示データが「x」とされる。グループ名表示データが同一の場合、各シンボルの色を他のグループと異なる色に着色する。また、対応する器具画像データは一つだけ表示され、リーダ表示データがオンの位置座票にあるシンボルが代表になって、引き出し線が生成される。これにより、プランボード上の画像表示を簡素化して、見やすくすることが可能になる。
なお、グループ指定モードとした上で、さらに別のシンボルを指定して、グループに加えることができる。グループに加わっていたいずれかのシンボルを指定して、グループから削除することもできる。リーダ表示データがオンのシンボルを削除すると、グループは消滅する。リーダ表示データがオフのシンボルは、自由に削除したり、グループ名表示データをヌル(NULL)にすることができる。こうして、複数の同一の照明器具を選定するシンボルを一括して取り扱い、プランボードを見やすくレイアウトできる。
図8は、基礎データ生成のためのフローチャートである。
以下、上記のシステムを制御するコンピュータプログラムの具体的な動作を説明する。まず、前段階としてCADデータ31から間取り図33を生成する。ステップS11で記憶装置30からCADデータ31を読み取り、ステップS12で間取り図データを抽出する。こうして間取り図33を含む基礎データ32をステップS13で生成する。基礎データ32は、ステップS14において記憶装置30に記憶される。
以上の準備ができた後に、ステップS21でプランボードのレイアウトを開始する。まず、位置情報受け付け手段21が起動する。そして、ステップS22で、プランボード画面をディスプレイ12に表示する。次にステップS23で、表示すべき基礎データ32を選択する。続いて、ステップS24で該当する間取り図33を表示する。その後、ステップS25で、マウス14などの操作による位置情報35の入力を受け付ける。
ステップS26でマウス14のクリックイベントによる位置指定を検出すると、ステップS27でその座標データから位置情報35を取得する。ステップS28では、指定された位置にシンボルを表示する。ステップS29では、部材の種別を受け付ける。ここで、例えば、照明器具をペンダントというように指定すると、ペンダントのシンボルが指定された位置に表示される。このシンボルは、照明器具の種別を明らかにするものであればよい。ステップS30では、指定された位置座標から間取り図33中のどの部屋が指定されたかを判定し、部屋種別情報を取得する。これで、例えば、リビングの所定位置にペンダントを配置することが指定されたという情報が取得される。ステップS31では、この内容で基礎データの属性データを生成する。ステップS25からステップS31までの処理は、全ての照明器具位置について繰り返し実行される。
図9は、プランボード画面を完成させるための処理フローチャートである。
上記の処理では、プランボード画面の中央に間取り図を表示し、その間取り図上に照明器具を配置する場所を指定した。さらに、照明器具の種別を指定した。ここで、この全体の照明器具を一定の基準に従って、統一したデザインの具体的なものにする。この処理をこのフローチャートにより自動的に実行する。まず、ステップS41において、記憶装置30からプランボード画面表示データ37を読み出して、ディスプレイ12に表示する。
次に、ステップS42で、部材データ34が格納されたデータファイルフォルダを開く。ここで、ステップS43において、カテゴリの指定を受け付ける。この実施例では、お手頃プランというカテゴリが選択される。お手頃プランを指定した場合に、既に基礎データにおいて照明器具の種別と部屋の種別が確定しているから、自動的に該当する部屋のフォルダに格納された部材データ群を指定することになる。
この実施例では、これらの部材データ群は予め優先順位が決められている。従って、ステップS44で最優先の部材データが自動的に選定される。ステップS45では、部材データ中から外観写真やその他の説明を読み出し、ステップS45で部材画像データを生成する。次に、ステップS46で部材画像データの配置場所を計算する。プランボード上で、部材のシンボル表示位置から最も近い場所の空いている部分を調べる。ここに部材画像データを表示するための領域を決定する。
ステップS47で部材画像データの配置が決定すると、ステップS48で引き出し線表示データの計算を行う。部材画像データの配置が決まれば自動的に引き出し線の起点と終点が決まる。これによって引き出し線表示データが計算できる。ステップS49で引き出し線を表示する。既に全ての部屋に配置するべき照明器具とその種別が指定されているから、自動的に全ての照明器具の部材画像データが間取り図の周辺に配置され引き出し線が引かれることになる。
このように、自動的にプランボードが完成するので、より適切な部材データを選定すべきと判断された場合には、その交換を必要とする。ステップS51では、任意の部材画像データを指定して入れ替えの対象にする。ステップS52で該当するカテゴリの部材データリストが表示されたとき、ステップS53で部材データの指定を受け付ける。いずれかの部材データが指定されたら、ステップS54に進み、これまで表示されていた部材画像データを、新たな部材画像データに交換する。
図10は、グループ処理を説明するフローチャートである。
これは、図2を参照しながら説明する。図2に示した間取り図33の左下の部屋には、西側の壁に2個のスポットライトが取り付けてある。両者は全く同一の規格である。この場合に、いずれか一方の部材画像データのみを表示すればよい。従って、まず、左下のシンボルCを指定し、次に左上のシンボルBを指定し、グループである旨の指定処理を行う。これを統合指定と呼ぶ。
ステップS61でこの統合指定をすると、ステップS62で、最初に指定したシンボルCの属性値にリーダ表示データが書き込まれる。さらに、一定のグループに含まれるということで、ステップS63でグループ表示データが記録される。このグループ表示データは、両方のシンボルB,Cの属性値となる。さらに、ステップS64でシンボルの色を決定する。それから、ステップS65でシンボルを再表示する。すなわち、例えば、図のシンボルBとシンボルCが共に赤い色で表示される。なお、他のシンボルは、いずれも白丸で表示されているものとする。
この場合に、シンボルBについてのみ、部材画像データが表示されて、引き出し線が表示される。次に、他の部分に新たに同じ型の照明器具を取り付けようとする場合には、ステップS71においてグループへ追加するという処理を実行する。ステップS72でそのグループ表示データが記録され、ステップS73で同じ色のシンボルが決定される。そして、ステップS74で、その新たに指定された照明器具のシンボルが表示される。
一方、ステップS81で、いずれかのシンボルの照明器具をグループから削除しようとする場合には、ステップS81からステップS82に進み、グループ表示データの削除を行う。ステップS83で、シンボルの色をデフォルトの白い色に変更する。そして、ステップS84で変更後のシンボルを表示する。なお、グループのリーダを削除したりリーダを解除する場合には、次の処理が実行される。まず、ステップS91においてリーダが解除され、ステップS92においてリーダ表示データが削除される。さらに、ステップS93において、グループ表示データが削除され、そのグループに属する全てのシンボルについて統合解除の処理を行う。
すなわち、リーダを解除する場合には、そのグループに属するシンボルがいくつあっても、全て一旦グループを解除する。新たにグループリーダを指定するまでは全てのシンボルは独立したものになる。以上のような制御を行うことによって、シンボルをグループ化し、代表となるシンボルについてのみ部材画像データを自動的に表示できる。従って、プランボード画面が極めて簡素化され、見やすいものになる。
以上の実施例では、建物の内部に取り付けられる照明器具の機種選定に、本発明を利用した例を説明した。しかしながら、本発明は、予めユーザにより定められた一定の統一された基準に基づいて、多種の部材の中から適切な部材の組み合わせを決定する作業を支援するために広く利用することができる。例えば、住宅用の家具、カーテン、壁紙、ドア、建具、エアコン等、オフィス用の機材やパーテーションといった、建物を建設する場合の、色やデザイン等の統一性を図ることが要求される内外装部材の選定作業に、本発明のシステムは大きな効果を発揮することができる。
なお、上記の演算処理装置で実行されるコンピュータプログラムは、機能ブロックで図示した単位でモジュール化されてもよいし、複数の機能ブロックを組み合わせて一体化されてもよい。また、上記のコンピュータプログラムは、既存のアプリケーションプログラムに組み込んで使用してもよい。本発明を実現するためのコンピュータプログラムは、例えばCD−ROMのようなコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して、任意の情報処理装置にインストールして利用することができる。
本発明による設計支援システムの具体例を示すブロック図である。 具体的なプランボード画面の実施例を示す説明図である。 データ構造を具体的に説明する説明図である。 プランボード画面表示データの詳細具体例を示す説明図である。 カテゴリ分けをした照明器具データベースの具体例説明図である。 プランボードをディスプレイ上に表示し、その画面を操作しながら修正を加えて、最終的にプランボード画面表示データを完成させるための操作説明図である。 上記のデータを利用して、表示制御手段25により編集され生成された見積書の実施例説明図である。 基礎データ生成のためのフローチャートである。 プランポード画面を完成させるための処理フローチャートである。 グループ処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 パーソナルコンピュータ
11 本体制御部
12 ディスプレイ
13 キーボード
14 マウス
15 プリンタ
20 演算処理装置
21 位置情報受け付け手段
22 部材種別取得手段
23 場所種別取得手段
24 部材データ選定手段
25 表示制御手段
30 記憶装置
31 CADデータ
32 基礎データ
34 部材データ
35 位置情報
36 データファイルフォルダ管理データ
37 プランボード画面表示データ
38 部材画像データ
39 引き出し線表示データ

Claims (7)

  1. コンピュータを、
    建物の間取り図を表示する基礎データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段から前記基礎データを読み出してディスプレイに表示し、前記建物の間取り図中に前記建物の内外装部材を配置する場所を指定するための、位置情報の入力を受け付ける手段と、
    前記位置情報で指定された場所に配置する前記内外装部材の種別と、前記内外装部材を配置する場所の種別とを取得する手段と、
    前記内外装部材の外観写真と説明とを含む部材データ群を、色もしくはデザインの統一性基準に従ったプランを決めるカテゴリを設けて、それぞれのカテゴリで、同じ場所に取り付けることができる互換性のあるものの部材データを同一のデータファイルフォルダに格納し、かつ、各部材データに選定すべき優先順位をつけて記憶する記憶手段と、
    前記カテゴリと前記内外装部材の種別と前記場所の種別により特定されるデータファイルフォルダに格納された部材データ群の中から最も前記優先順位の高い部材データを、前記位置情報で指定された場所毎に、自動的に選定する手段と、
    プランボード画面を表示する表示データと、前記間取り図を含む基礎データと、この基礎データ上に前記内外装部材を配置する位置情報と、前記内外装部材の外観写真と説明とを含む部材画像データを使用し、前記プランボード画面上に前記基礎データを配置する基礎表示位置データと、前記プランボード画面上で前記基礎データの周辺に内外装部材の部材画像データを配置する部材画像表示位置データとを自動的に生成して、ディスプレイにプランボード画面と間取り図と内外装部材の部材画像とを表示する表示制御手段、
    として機能させることを特徴とする設計支援プログラム。
  2. 請求項1に記載の設計支援プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    前記プランボード画面上で、いずれかの内外装部材の指定を受け付ける手段と、
    指定された内外装部材の部材データを含むデータファイルフォルダを選択し、当該データファイルフォルダに格納された優先順位の高い部材データの部材画像データを、所定数だけリスト表示する手段と、
    リスト表示された部材画像データのうちのいずれかが選定されたとき、既に選定されている部材データの部材画像データと入れ替え処理を実行する手段、
    として機能させることを特徴とする設計支援プログラム。
  3. 請求項1または2に記載の設計支援プログラムにおいて、
    前記表示制御手段は、
    前記内外装部材を配置する位置と前記内外装部材の部材画像データを配置する位置とを結ぶ引き出し線の表示制御データを自動的に生成して、ディスプレイに前記引き出し線を表示することを特徴とする設計支援プログラム。
  4. 請求項3に記載の設計支援プログラムにおいて、
    前記建物の間取り図中に照明器具を配置する場所を指定する位置情報を、グループ化し、
    当該グループに含まれる位置情報のうちの代表にリーダ表示データを付加して区別し、
    当該グループに含まれる全ての位置情報で指定された場所に配置する、照明器具の種別を同一とし、
    前記表示制御手段は、
    前記プランボード画面上の前記基礎データの周辺に、前記内外装部材の部材画像データを前記グループ用として1個だけ配置し、前記リーダ表示データを付加した表示データと対応する前記内外装部材を配置する位置と前記内外装部材の部材画像データを配置する位置とを結ぶ引き出し線の表示制御データとを自動的に生成して、該当する引き出し線を表示することを特徴とする設計支援プログラム。
  5. 建物の間取り図を表示する基礎データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段から前記基礎データを読み出してディスプレイに表示し、前記建物の間取り図中に前記建物の内外装部材を配置する場所を指定するための、位置情報の入力を受け付ける手段と、
    前記位置情報で指定された場所に配置する前記内外装部材の種別と、前記内外装部材を配置する場所の種別とを取得する手段と、
    前記内外装部材の外観写真と説明とを含む部材データ群を、色もしくはデザインの統一性基準に従ったプランを決めるカテゴリを設けて、それぞれのカテゴリで、同じ場所に取り付けることができる互換性のあるものの部材データを同一のデータファイルフォルダに格納し、かつ、各部材データに選定すべき優先順位をつけて記憶する記憶手段と、
    前記カテゴリと前記内外装部材の種別と前記場所の種別により特定されるデータファイルフォルダに格納された部材データ群の中から最も前記優先順位の高い部材データを、前記位置情報で指定された場所毎に、自動的に選定する手段と、
    プランボード画面を表示する表示データと、前記間取り図を含む基礎データと、この基礎データ上に前記内外装部材を配置する位置情報と、前記内外装部材の外観写真と説明とを含む部材画像データを使用し、前記プランボード画面上に前記基礎データを配置する基礎表示位置データと、前記プランボード画面上で前記基礎データの周辺に内外装部材の部材画像データを配置する部材画像表示位置データとを自動的に生成して、ディスプレイにプランボード画面と間取り図と内外装部材の部材画像とを表示する表示制御手段、
    とを備えたことを特徴とする設計支援システム。
  6. 記憶手段が、建物の間取り図を表示する基礎データを記憶するステップと、
    位置情報受付手段が、前記記憶手段から前記基礎データを読み出してディスプレイに表示し、前記建物の間取り図中に前記建物の内外装部材を配置する場所を指定するための、位置情報の入力を受け付けるステップと、
    部材情報取得手段が、前記位置情報で指定された場所に配置する前記内外装部材の種別を取得するステップと、
    場所種別取得手段が、前記内外装部材を配置する場所の種別とを取得するステップと、
    記憶手段が、前記内外装部材の外観写真と説明とを含む部材データ群を、色もしくはデザインの統一性基準に従ったプランを決めるカテゴリを設けて、それぞれのカテゴリで、同じ場所に取り付けることができる互換性のあるものの部材データを同一のデータファイルフォルダに格納し、かつ、各部材データに選定すべき優先順位をつけて記憶するステップと、
    部材データ選定手段が、前記カテゴリと前記内外装部材の種別と前記場所の種別により特定されるデータファイルフォルダに格納された部材データ群の中から最も前記優先順位の高い部材データを、前記位置情報で指定された場所毎に、自動的に選定するステップと、
    表示制御手段が、プランボード画面を表示する表示データと、前記間取り図を含む基礎データと、この基礎データ上に前記内外装部材を配置する位置情報と、前記内外装部材の外観写真と説明とを含む部材画像データを使用し、前記プランボード画面上に前記基礎データを配置する基礎表示位置データと、前記プランボード画面上で前記基礎データの周辺に内外装部材の部材画像データを配置する部材画像表示位置データとを自動的に生成して、ディスプレイにプランボード画面と間取り図と内外装部材の部材画像とを表示するステップとを含む、
    ことを特徴とする、コンピュータによる設計支援方法。
  7. コンピュータを、
    建物の間取り図を表示する基礎データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段から前記基礎データを読み出してディスプレイに表示し、前記建物の間取り図中に前記建物の内外装部材を配置する場所を指定するための、位置情報の入力を受け付ける手段と、
    前記位置情報で指定された場所に配置する前記内外装部材の種別と、前記内外装部材を配置する場所の種別とを取得する手段と、
    前記内外装部材の外観写真と説明とを含む部材データ群を、色もしくはデザインの統一性基準に従ったプランを決めるカテゴリを設けて、それぞれのカテゴリで、同じ場所に取り付けることができる互換性のあるものの部材データを同一のデータファイルフォルダに格納し、かつ、各部材データに選定すべき優先順位をつけて記憶する記憶手段と、
    前記カテゴリと前記内外装部材の種別と前記場所の種別により特定されるデータファイルフォルダに格納された部材データ群の中から最も前記優先順位の高い部材データを、前記位置情報で指定された場所毎に、自動的に選定する手段と、
    プランボード画面を表示する表示データと、前記間取り図を含む基礎データと、この基礎データ上に前記内外装部材を配置する位置情報と、前記内外装部材の外観写真と説明とを含む部材画像データを使用し、前記プランボード画面上に前記基礎データを配置する基礎表示位置データと、前記プランボード画面上で前記基礎データの周辺に内外装部材の部材画像データを配置する部材画像表示位置データとを自動的に生成して、ディスプレイにプランボード画面と間取り図と内外装部材の部材画像とを表示する表示制御手段、
    として機能させる設計支援プログラムを記録した、コンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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