JP2003141191A - 統合データベースcadシステム - Google Patents

統合データベースcadシステム

Info

Publication number
JP2003141191A
JP2003141191A JP2001342086A JP2001342086A JP2003141191A JP 2003141191 A JP2003141191 A JP 2003141191A JP 2001342086 A JP2001342086 A JP 2001342086A JP 2001342086 A JP2001342086 A JP 2001342086A JP 2003141191 A JP2003141191 A JP 2003141191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
cad
building
equipment
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001342086A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3859487B2 (ja
Inventor
Toru Takagaki
徹 高垣
Hiroshi Tamai
洋 玉井
Fumiko Yasaka
文子 八坂
Yukio Endo
幸雄 遠藤
Shunsuke Tanaka
俊介 田中
Takeo Yasuzawa
武郎 安澤
Minoru Tsujimoto
稔 辻本
Yasubumi Tani
泰文 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP2001342086A priority Critical patent/JP3859487B2/ja
Priority to CNB028136160A priority patent/CN1306444C/zh
Priority to PCT/JP2002/011514 priority patent/WO2003040969A1/ja
Priority to EP02802715A priority patent/EP1443431A4/en
Priority to US10/474,967 priority patent/US7130775B2/en
Publication of JP2003141191A publication Critical patent/JP2003141191A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3859487B2 publication Critical patent/JP3859487B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】CADの情報連携機能を開発することにより、
情報が一元化され、整合がおのずから取れる、あるいは
照合の作業の効率化が図られることにより整合性が高ま
る効果が期待できる。 【解決手段】 建築DB−CAD10と設備DB−CA
D11間では、設備から建築には、設備3D情報(設備
の立体的な情報)を与え、建築から設備には、3D干渉
情報を返し、また、図面を書き始める時のプラン情報
(平面図や室エリアや室名称や天井高、床高)や建物形
状情報、建物部材情報、建物断面情報等の躯体情報を与
え、構造DB−CAD12と設備DB−CAD11間で
は、構造から設備には躯体情報を与え、設備から構造に
は前記躯体情報に対して穴をあける等の躯体開口(スリ
ーブ)情報を返し、建築DB−CAD10と構造DB−
CAD12間では、躯体情報の往来と、この躯体情報の
相互の確認をおこなう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコン上でのC
ADシステムを利用して、数量の把握とデータの共有が
でき、また、CADと仕様・数量が一元化され、設計情
報から見積り・施工情報までのデータの流れを一元化で
き、設計図書作成の効率化等業務の効率化・省力化およ
び生産性・品質の向上を目指すことができるデータベー
スCADシステムとして、建築・設備・構造と3つのD
B−CADの連携・統合を可能とした統合データベース
CADシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築生産の情報としての絵柄(図面)情
報は従来「紙」による伝達形態が一般的であった。これ
に対して近年建築生産の各領域における情報化の進捗に
伴いCADの利用が盛んでその当面の目的は作図効率の
向上および図面表現の質の向上にある。このようにCA
Dの利用範囲は目的からして、設計或いは施工各プロパ
ーの領域内に留まっているのが大半である。
【0003】80年代から90年代のはじめにかけて、
ゼネコンをはじめとした多くの企業で「設計施工一貫C
AD」の開発が行なわれ、それらに共通する特徴として
は、(1)ミニコンやEWSをベースとして利用したも
のであり、(2)各社がそれぞれ別個に属性のパラメー
タを作り込んだもので、(3)数量拾い・集計などはそ
のシステム内で完結しておこなわれ、(4)主に実施設
計段階以降を利用範囲としており、(5)オペレータが
操作を行うものである。
【0004】しかしながら、CAD情報をはじめとする
電子情報化の最大の効用はデータの転用性にあることに
着目し、その特性を生かして建築生産の効率化を進展さ
せるためにはプロジェクトの初期段階で発生する設計情
報を生産の各段階に沿って、データ交換しつつ流通させ
ていく試みもなされている。
【0005】例えば、出願人が先に特願平2000-52731号
として出願した建築系3D−CADシステムは、図32
に示すように、市販の3D−CADソフトをそのまま利
用することが可能である建築系3D−CADシステム1
と、独自のDB(データベース)2とを相互インターフ
ェース4で結び、また、独自のDB2と見積りシステム
・発注システム・施工図作成システム等関連システム3
をインターフェース5で結び、パソコン上での建築系3
D−CAD1を利用して、関連システムにおける企画か
ら基本・実施にわたる設計作業や、見積り・発注業務
や、および施工図作成業務との直接的なリンクが図れる
ようにした。
【0006】このように設計者が建築系3D−CAD1
を利用して、設計業務を進めて行くことにより、結果と
して建具や仕上げデータを独自のDB2に蓄積し、独自
のDB2から必要な部分を抽出して見積り、発注、施工
図作成等に利用する。
【0007】CADと外部DBとのデータのやり取りは
普通、CSV(comma separated va
lue)形式でテキストデータに変換して行なわれる
が、前記インターフェース4としては、特定ソフトのA
ccess Link機能を利用して、建築系3D−C
AD1のCAD内DBから独自のDB2に直接書き出し
/読み取りを行うものとした。
【0008】このようにして、パソコン上での建築系3
D−CAD1の属性機能を利用して関連システム3にお
ける企画から基本・実施にわたる設計作業と、見積り・
発注業務および施工図作成業務との直接的なリンクを図
る。すなわち、前記独自のDB2に蓄積された開口部・
仕上げ等のデータは、設計部内での各種概算システムや
建具表・仕上げ表に出力されるほか、下流側の見積り・
施工部署での各種システムに利用される。
【0009】設計モデルから、RC属性を持った部分を
取り出すことで、スケルトン図作成モデルとして利用す
ることができるが、この建築系3D−CADシステムに
おいて、オブジェクトが持つ属性の効果は、独自のDB
と連動することで、柱・梁・開口部などの建築要素が集
積され、面積・仕様などの様々な属性が独自のDB内に
蓄積される。そのため、設計の各段階に応じたモデルが
作成されると、同時に床面積や壁、天井などの仕上げ面
積、部品の数量さらには概算などが把握できる。設計者
はそれらを見ながら顧客のニーズにあった合理的な設計
を進めることができる。一方、見積り・積算部署では、
それらの数値データを有効に利用することができる。見
積りシステムに直接インプットする他、積算事務所から
のデータチェックにも利用することができる。
【0010】また、出願人が先に特願平2000-223764 号
として出願した設備系DB−CADシステムは、図33
に示すように、設備図作成用のCAD6のソフトを内蔵
するパソコン7と独自のDB(データベース)2との組
み合わせからなり、建築設備分野の上流にあたる設計図
から下流となる施工図・竣工図、見積書等の作成を支援
するシステムである。
【0011】パソコン7から機器・器具の仕様を入力・
蓄積し、設計図の図形情報と独自のDB2の機器・器具
情報を関連付けして、設計図から機器・器具の配置情
報、資機材の数量情報、設備開口情報のいずれか1つま
たは複数を独自のDB2に出力し、図面用、スペック
用、見積用、施工用データのいずれか1つまたは複数の
データを取り出す。
【0012】さらに、機器・器具の仕様・配置・数量の
情報、資機材の数量情報は文字系の情報として、精算見
積システムに渡し、設計図は絵柄(図面)情報として施
工図・竣工図への転用を行う。
【0013】また、独自のDB2は、JOB登録機能、
機器・器具仕様登録編集機能、各種出力データ作成機能
を有し、設備図作成用のCAD6は独自のDB2に登録
された機器・器具仕様情報を参照する機能、独自のDB
に登録された機器・器具とシンボルのリンク付け機能、
機器・器具の配置情報の独自のDBへの吐出し機能、設
備開口情報の独自のDBへの吐出し機能、資機材数量吐
出し機能と数量吐出しに必要な属性付加機能を有する。
【0014】この設備系DB−CADシステムは、それ
ぞれの設計図から施工図が簡単に作れ、積算が省力化で
き、部材の適正な発注管理ができ、また、従来に比べて
速やかに施工計画に着手できるもので、機器表・器具表
と図面上の数量の整合性が確保でき、また、多様な機器
表表現(システムフローに沿った機器表作成)が可能
で、設計における数量認識(コスト意識)の向上が得ら
れるので設計品質が向上する。
【0015】さらに、構造系DB−CADシステムとし
ては、特願平9-188965号として出願し、特許第3094211
号として特許になったものがあり、図34に示すよう
に、構造DB(データベース)−CAD8は3次元建物
モデルを中心に、一方では図面CADとして機能し、他
方でデータベースと統合的にリンクする。具体的には、
CADで図面を作成すると、自動的に建物モデルを介し
て図面情報が文字データとして躯体DBに収納され、逆
に躯体DBのデータが変更されれば自動的に図面に反映
される。
【0016】構造DB−CAD8への入力データ内容の
構造設計情報の内、建物の一般情報、材料に関する情
報、部材断面情報は、入力時にACCESSファイルと
して保管される。一方建物形状、部材の配置に関する情
報は、入力操作時にはCADの3次元モデルとして保持
される。入力操作時に配置情報をCADの内部に保持す
ることにより、伏図・軸組図間の情報共用による整合が
実用的なレベルのレスポンスで実現できる。
【0017】この構造系DB−CADシステムでは、構
造設計情報の内、建物の一般情報、材料に関する情報、
部材断面情報は、入力時に特定形式のファイルとして保
管され、一方、建物形状、部材の配置に関する情報は、
入力時にはCADの3次元モデルとして保管されるデー
タベースと、外部システムとの連携時には前記CADデ
ータとして保管されている情報を一括処理によって前記
特定形式のファイルに掃き出すCADとを備え、構造設
計情報全体が一定の形式に統一される。
【0018】この構造系DB−CADシステムによれ
ば、構造設計部門では3次元CADである本システムの
特定形式のファイルによる躯体データベースCADの活
用により構造設計情報を一元化し、設計業務の効率化を
追求することができる。また、設計段階では、計画結果
が躯体データベースに自動入力され、これにより構造計
算、構造図の元データが発生できる。躯体データベース
を介して構造設計の各種図面、構造計算の整合が自動的
に取れるので、設計業務の効率化が図れる。
【0019】出力図としては、伏図、軸組図(自動作
成)、鉄筋詳細図(自動作成)があり、他にも、鉄骨詳
細図(自動作成)、断面リスト(半自動作成)、躯体D
B出力があり、各種混在図面を作成するためのレイアウ
ト機能も用意されている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、設計におい
て建築・構造・設備情報の整合性をとる必要があるが、
これらの建築・構造・設備のCADシステムが1本化さ
れず、普及に至らなかったのは、ハード/ソフトのリー
ス費、メンテナンス費等CADシステムが高価であった
ことや、施工現場にはCADが普及していなかったた
め、データの受け皿がなかったこと、さらに見積り積算
は手拾いで行なわれる事が多く、下流での電子データの
利用が行なわれなかったこと、オペレータはCADの操
作だけでなく、実施設計図と施工図作成の両方に深い知
識が必要だったこと、即ち、CADの操作に習熟した若
手が納まり他、施工順序などにも習熟する必要があった
ことなどが原因であるが、さらに下記の要因が考えられ
る。
【0021】DWGやDXF形式による絵柄データの交
換のみであり、属性が無いデータの交換に終始してい
る。また、2次元が主体であり、変換による化けの現象
の修正の手間がかかり、絵柄データの2次元での重ね合
せによる整合性のチェックが困難である。
【0022】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、CADの情報連携機能を開発することにより、情報
が一元化され, 整合がおのずから取れる、あるいは照合
の作業の効率化が図られることにより整合性が高まる効
果が期待できる統合データベースCADシステムを提供
することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、パソコン上でのCADシムテムを利
用して、文字情報と絵柄情報を選別することにより数量
の把握とデータの共有ができ、また、仕様・数量が一元
化され、設計情報から見積り・施工情報までのデータの
流れを一元化できるデータベースCADシステムであ
り、仕上げ、建具等に関する建築DB−CADと、機器
・器具、配管・ダクト・配線等に関する設備DB−CA
Dと、柱、梁、スラブ等に関する構造DB−CADの3
つのDB−CADがあり、これら相互を連携・統合させ
るものとして、建築DB−CADと設備DB−CAD間
では、設備DB−CADから建築DB−CADには、設
備3D情報(設備の立体的な情報)を与え、建築DB−
CADから設備DB−CADには、3D干渉情報を返
し、また、図面を書き始める時のプラン情報(平面図や
室エリアや室名称や天井高、床高)や建物形状情報、建
物部材情報、建物断面情報等の躯体情報を与え、構造D
B−CADと設備DB−CAD間では、構造DB−CA
Dから設備DB−CADには建物形状情報、建物部材情
報、建物断面情報等の躯体情報を与え、設備DB−CA
Dから構造DB−CADには前記躯体情報に対して穴を
あける等の躯体開口(スリーブ)情報を返し、建築DB
−CADと構造DB−CAD間では、建物形状情報、建
物部材情報、建物断面情報等の躯体情報の往来と、この
躯体情報の相互の確認を行うことを要旨とするものであ
る。
【0024】第2に、異なるCADソフト間でのデータ
連携を実現するためのものであり、文字情報(DB情
報)で記述したデータをやり取りして、属性付き3次元
のデータ交換を実現し、読み込むCAD側ではその情報
をもとに属性・絵柄を再現することを要旨とするもので
ある。
【0025】本発明によれば、異なるCADソフト間で
のデータ連携を実現するためのものであり、整合性の確
保・データの一元化を行い、3次元重ね合せの手段とな
り、そのために、文字情報(DB情報)で記述したデー
タをやり取りして、属性付き3次元のデータ交換を実現
し、読み込むCAD側ではその情報をもとに属性・絵柄
を再現する方法で、情報の取り込みと整合の確保を図る
ことができる。
【0026】建築−構造では、躯体の整合性の確保がで
き、建築−設備では、設備内容と建築プランの整合性の
確認と確保と、作図開始時の建築プランの再現が可能と
なり、構造−設備では、作図開始時の躯体の再現と躯体
開口情報の構造への戻しができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面について発明の実施の
形態を説明する。図1は本発明の統合データベースCA
Dシステムの1実施形態を示す情報の流れを示す説明
図、図2は同上概念説明図である。
【0028】図中10は建築DB(データベース)−C
AD、11は設備DB−CAD、12は構造DB−CA
Dで、これらは先に説明したようにそれぞれパソコン7
上でのCADシムテム(建築系3D−CAD1、設備図
作成用のCAD7、構造3D−CAD8)を利用して独
自のDB2との連携で、独自の方法で数量の把握とデー
タの共有ができ、また、CADと仕様・数量が一元化さ
れ、設計情報から見積り・施工情報までのデータの流れ
を一元化でき、設計図書作成の効率化等業務の効率化・
省力化および生産性・品質の向上を目指すことができる
ものである。
【0029】本発明はこのような仕上げ、建具に関する
建築DB−CAD10と、機器・器具、配管・ダクト・
配線等に関する設備DB−CAD11と、柱、梁、スラ
ブに関する構造DB−CAD12の3つのDB−CAD
の相互を連携させる。
【0030】かかる連携では、属性データの取り扱いが
キーポイントとなる。例えば、柱の構成では4本の線分
が集まり四角形として人の目で見た場合には柱の機能だ
と理解できるが、CAD上では線の集合に過ぎず、また
は、単に四角形でしかなかったりする。本発明では、C
ADとして属性を持たせ柱の種類、材料、大きさ等が判
別できるようにするものである。
【0031】データベースの中からそれぞれのオブジェ
クト1個1個をいかに読み替えるのかであるが、これは
通芯情報を中心にする。かかる読み方にして、整合性を
確実にし、後は、構造では責任分担している、柱や梁や
壁やスラブ等に限定し、設備では、電気の設備、衛生の
設備、空調の設備という形で責任範囲であるということ
を限定する。それ以外は建築のところとやりとりをする
ために、それぞれの1個1個のオブジェクトが往来され
る。
【0032】以上のように文字情報(DB情報)で記述
したデータをやり取りして、属性付き3次元のデータ交
換を実現し、読み込むCAD側ではその情報をもとに属
性・絵柄を再現することが必要である。それには、相互
の位置関係のオブジェクトを合致させることになるが、
そのために、基準原点・通芯の出力・調整を行う。各系
が通芯の全ての情報(記号、始点・終点の座標)を出力
する。各図面単位に通芯情報を出力する。
【0033】読み込み側は、相手の通芯の3本(平行な
2本とクロスする1本。例えばX1,X2,Y1)の交
点から相手の通芯の位置とベクトルを確定し、自分の通
芯と比較して調整を行い部材を配置する。この対応は例
えば、建築・構造がそれぞれ1対1でモデルを作成する
場合に適用される。
【0034】図17に示すように、X1,2,3,4,
5、Y1,2,3というように建物を記述する通芯が実
際のデータ上にあるとして、そのデータをお互いに書き
出しておいて、位置関係は開始点を定め、例えばX1,
2,Y1との任意の3本取り出すことにより、交点の座
標を特定でき、その交点の座標と実際にそこに書かれて
いるものをプログラムの中で比較し、相手側のデータベ
ース上には相対的な位置があるので、その相対的な位置
を割り出して自分の中のX1,2,Y1に読み替えて、
その点の相対位置をプログラム上計算した結果として出
力する。
【0035】図18に示すように通芯が分かれている場
合でもデータ上は1つであるので任意の3本取り出せれ
ば問題なく、図19に示すように自モデルと相手モデル
の関係が1対1でない場合でもそれぞれの任意の3本取
り出せれば問題ない。さらに図20に示すように円弧の
通芯の場合も中心位置と半径が特定されれば、相対位置
は特定できる。
【0036】まず、建築DB−CAD10と設備DB−
CAD11間の連携について説明する。図3、図4に示
すように建築・設備間の干渉チェックとして設備DB−
CAD11から建築DB−CAD10には、設備3D情
報(設備の立体的な情報)を与え、これに対して建築D
B−CAD10から設備DB−CAD11には、3D干
渉情報を返す。設備DB−CAD11からデータベース
を通して、建築DB−CAD10の方に設備を再現する
ような形で、記述したものに対して、建築側で何と何が
ぶつかっているというような干渉情報を返してもらい、
もう一度設備の方で不具合の部分を直す。
【0037】具体的には設備3D情報の建築への連携
(設備DB−CAD11→建築DB−CAD10) とし
て、設備DB−CAD11で作成した総合図から、照明
器具、空調機器、衛生機器・器具、配管、ダクトのサイ
ズ、座標、ファイル名称、ファイルパス、図形番号(I
D)等の情報を設備3Dデータベース(EPM DA
T.mdb)に書き出す。
【0038】このデータを建築DB−CAD10に取り
込み、3次元の設備部材としてデータを生成させる。こ
れにより建築DB−CAD10上で設備部材の布設状況
の確認や、建築部材との干渉チェックを効果的に行うこ
とが可能となる。
【0039】設備3Dデータ作成方法としては、(1)
電気、衛生、空調の各図面を重ね合わせ、図12に示す
ような設備の総合図を作成する。( この時点で設備内で
の総合調整は完了している。) (2)設備3Dデータ作
成ボタンを押し、(3)ダイアログが出てくるので、参
照ボタンを押して出力先フォルダを決定する。(4)次
に出力ファイル名を入力し、(5)出力対象データの階
を入力する。(6)準備ができたらOKボタンを押すと
指定した場所に設備3Dデータが作成される。このデー
タを建築DB−CAD10に連携する。
【0040】次に干渉情報の設備への連携(建築DB−
CAD10→設備DB−CAD11)として、建築DB
−CAD10では3D連携により取り込んだ設備部材と
柱、梁、壁、天井等の建築部材との干渉チェックが部位
ごとに行える。さらに、この干渉チェックで抽出された
設備部材の図形番号(ID)、ファイル名称、ファイル
パス等の情報を建築DB−CAD10からテキストファ
イルで外部へ出力する。
【0041】図21は例は異なるが、建築DB−CAD
10における設備部材の取り込みを示す画面で、設備部
材との干渉を行いたい部分の設備DB−CAD11のM
DBを受け取る場合の画面を示すものである。
【0042】建築DB−CAD10でメニューバーの
「連携/配管ダクト連携/設備DB読込」を選択し、次
いで設備設計担当者から受け取ったMDBを読込み、
「図面名称」、「階」を確認して、読み込む「対象部
材」を選択する。その結果、図22に示すように、任意
の通芯の交点を基準に設備DB−CAD11の部材が配
置される。
【0043】 設備部材が取り込まれるレイヤ ・電気設備:CHCK−E ・衛生設備:CHCK−P ・空調設備:CHCK−M
【0044】図23は設備部材と建築部材との干渉チェ
ックを示す画面であり、建築DB−CAD10でメニュ
ーバーの「連携/配管ダクト/干渉チェック」を選択
し、「チェック対象建築部材」と「チェック対象設備部
材」を選択して「干渉チェック」を押す。これにより図
24に示すように「干渉部材ID」に干渉している建築
部材と設備部材の「部材」と「ID」が表示される。
【0045】図25に示すように平面図上で建築部材と
干渉している設備部材が赤く表示されるので、干渉チェ
ック画面の干渉部材を選択すると、選択された部材が平
面図上でも選択される。
【0046】これに対して設備側からの説明を行うと、
設備DB−CAD11でも干渉情報を読み込み、どの図
面のどの設備部材が建築と干渉しているのか容易に確認
することが可能となる。
【0047】3D干渉データ取り込み方法の概要を説明
すると、(1)干渉データ取込コマンドを実行し、建築
DB−CAD10から出力された干渉情報を読み込む
と、(2)干渉情報確認画面が表示され、(3)干渉情
報確認画面の中には階ごとの干渉部材の総数が表示され
る。(4)操作者は確認したい階を選択し、確認ボタン
を押す。(5)確認ボタンを実行すると、対象となる図
面データが自動的に開かれ、干渉部材の色が変わって表
示される。以上の操作により、建築部材と干渉した設備
部材が設備DB−CAD11側で容易に特定可能とな
る。
【0048】また、建築DB−CAD10から設備DB
−CAD11には図5に示すように、図面を書き始める
時の平面図や室エリアや室名称や天井高、床高、躯体情
報等のプラン情報を与え、設備DB−CAD11の方で
それをもとに図面を書き始めることができる。
【0049】このような建築情報の設備への連携(建築
DB−CAD10→設備DB−CAD11)としては、
建築DB−CAD10で作成された3次元のモデリング
データから、各フロア単位の平面図データ(DWGデー
タ) で切り出し、設備DB−CAD11に取り込む。
【0050】平面図データ取り込み方法の説明をする
と、図13に示すように、(1)ファイルを開くアイコ
ンをクリックしDWGデータを選択する。この場合、フ
ァイルの種類は、DWG図面(*. dwg) を選ぶ。編集
するDWG図面を選択すると、DWGインポート画面が
表示され、ここで、まず変換テーブルを選択する。
【0051】変換テーブルを選択したら、「配置レイ
ヤ」が「建築」に設定されているか確認し、次に「用紙
サイズ」、「縮尺」を合わせ、設定が完了すれば「O
K」をクリックすれば、建築図が開かれる。これにより
レイヤの統合化、線色の単一化など設備用の建築図とし
て加工し易いようデータ変換が行われる。
【0052】設備DB−CAD11にはDWGインポー
トテーブルの他にDXFデータやCAD We’llデ
ータを効率良く読み込むための変換テーブル(図15参
照)が標準で用意されている。
【0053】次に、建築DB−CAD10から取り込ん
だ室名、室エリアを、設備DB−CAD11で認識でき
るようシート移動を行う。まず、(2)レイヤNO.を
選択し「OK」を押す。(3)「設定」−「シート機
能」−「移動複写」を選択するか、またはシートタブ上
で右クリックし表意されたメニューから「移動複写」を
選択し、(4)ダイアログが表示されるので、モード:
「移動(M)」, 移動先: 「室エリア」を選択し「O
K」を押す。(5)指定点を入力してください。(En
ter:同じ位置) と表示されるので、そのまま「En
ter」を押す。これでベースシート上にあった室名、
室エリアの情報が室エリアシート上に移動され、(6)
同様に、室エリアシート上にある室名を室名シートに移
動する。移動させたい文字を選択後「設定」−「シート
機能」−「移動複写」を選択すると先程のダイアログが
表示されるので、モード:「移動(M)」, 移動先「室
名」を選択し「OK」を押す。これで室エリアシート上
にあった室名の情報が室名シート上に移動される。
【0054】(7)エリアは設備DB−CAD11とし
て使用する場合には必要であるが、出力時には印刷する
必要はないので, すべて補助図形化する。Shiftキ
ーを押したままシートタブをすべて選択する。(8)シ
ートタブが黒く反転表示された状態で、マウスを右クリ
ックすると、ダイアログの非表示を選択する。(9)選
択されたシートのみ編集可能となるので、室エリアシー
トのタグをクリックし、図14に示すように室エリアの
み表示する。
【0055】(10)メニューの「設定」−「色、線」
−「変更」を選択する。「図形を選択してください。」
と表示されるので、すべての図形をマウスで囲み選択
後、キーボードのEnterを押す。(11)属性変更
ダイアログが表示されるので、線種のリストから補助図
形線を選択しOKを押す。以上の操作で室エリアが補助
図形化される。
【0056】IFCデータによる建築情報の取り込み
は、建築DB−CAD10で作成された室エリア、室
名、天井高、床高や柱、梁、スラブ、壁等の躯体情報を
IFCデータで出力し、これを設備DB−CAD11で
読み込む。なお、IFC(Industry Foundation Classe
s)とは、建物を構成するオブジェクト( 例えば、ドア
・窓・壁などのような要素) を異なるシステム間で取り
扱うためのシステム的な表現方法の仕様定義やプロジェ
クトモデルのデータ構造を提示したものであり、世界標
準のデータ構造である。
【0057】これにより、従来、構造DB−CADと連
携していた柱、梁、スラブ、壁のデータの他に、天井や
床、室エリア、室名のデータが建築DB−CAD10よ
り一括して設備DB−CAD11に取り込むことが可能
となる。
【0058】構造DB−CAD12と設備DB−CAD
11間の連携では、図6、図7に示すように構造DB−
CAD12から設備DB−CAD11には構造DBコン
バータ13を介して躯体情報を与え、設備DB−CAD
11の設備図作成用のCAD7内に3次元構造躯体の図
を発生させる。構造DBコンバータ13は構造躯体を設
備CAD上で発生させる役割をなす。
【0059】具体的に説明すると構造データの設備への
連携(構造DB−CAD12→設備DB−CAD11)
の場合、構造DB−CAD12で作成された柱・梁・ス
ラブ・壁のデータを構造DBコンバータ13で変換する
ことにより設備DB−CAD11に取り込むことが可能
となる。
【0060】構造DBコンバータ13の変換作業を説明
すると、(1)「躯体コンバータ」を起動し、取込み物
件指定画面で、ドライブ、ディレクトリ、物件を指定す
る。(2)対象となるモデルを選択し、OKボタンを押
す。(3)次に必要なフロアのデータを指定する。
(4)図面名称指定ダイアログで図面番号を指定する。
(5)指定した情報を確認する。(変換−図面番号−名
称)以降続けて図面指定を行い、指定が完了すれば、O
Kボタンを押す。(6)中間ファイル作成中のダイアロ
グが表示される。変換が終了すると、情報設定ダイアロ
グが表示される。担当者を記入し、出力装置には変換後
のファイルを保存する場所を指定する。さらに物件コー
ドをつける。あらかじめ、構造設計者に用紙サイズと縮
尺を確認しておき、それらを指定しする。属性変換テー
ブルはファイル選択にチェックを入れ、ファイルは「D
BCAD用」を選択する。(8)変換完了表示が出る。
(9)初期画面に戻るので、終了する場合は、「ファイ
ル」−「終了」を選択する。(10)エクスプローラー
を立ち上げる。変換されたデータは、D:¥Drawf
ile¥Itoen¥の下に生成される。(拡張子.d
wx)
【0061】構造データ取り込み方法を解説すると、構
造DBコンバータ13で変換された構造データを設備D
B−CAD11で読み込む。(1)ファイルを開くアイ
コンをクリックしDWXデータを選択する。この場合、
ファイルの種類は、DWX図面(*. dwx) を選ぶ。
【0062】(2)編集するDWX図面を選択すると、
Cadwellインポート画面が表示される。ここで、
まず変換テーブルを選択する。テーブル名:WELTA
BLE.wetを選択する。変換テーブルを選択した
ら、「配置レイヤ」が「建築」に設定されているか確認
し、次に「用紙サイズ」、「縮尺」を合わせる。設定が
完了すれば「OK」をクリックすれば、構造図が開かれ
る。
【0063】以上の作業によって、構造DB−CAD1
2で作成されたデータを設備DB−CAD11上に取り
込むための作業が完了する。このデータを建築図と基準
点を合わせて重ねる。なお、構造データは用紙出力時に
は必要ないため、すべて補助図形化する。
【0064】一方、設備DB−CAD11から構造DB
−CAD12には図8に示すように前記躯体情報に対し
て穴をあける等のスリーブ設備開口情報を返す。前記3
次元構造躯体の図に設備の図面を書き込んだ時に、梁や
床や壁とかに配管やダクト用の開口情報(スリーブ情
報)を構造DB−CAD12に返却し、開口部の補強を
検討する。
【0065】もう一つは、構造DB−CAD12の中に
軸組図といって、鉄骨の断面図があり、スリーブをその
中に、書き込んでいく。設備DB−CAD11の方から
出したスリーブと開口の情報について、それを再度設備
側でもう一回読み込み、その軸組図上に梁スリーブを書
き込んでチェックが出来る。
【0066】かかるスリーブ・設備開口情報の構造への
連携(設備DB−CAD11→構造DB−CAD12)
をより具体的に説明すると、スリーブ・設備開口情報の
作成手順は、1)スリーブ・設備開口作図用の建築図作
成、2)スリーブ・設備開口の配置(電気、衛生、空調
のスリーブ総合図を作成) 、3)図面情報の設定(図面
パス、スリーブパス等を設定する。) 、4)スリーブ区
分の情報付加(設備区分および種別) 、5)スリーブ・
設備開口情報出力(SL DAT.mdbを作成) とな
る。
【0067】図面情報設定方法は、(1)メニュー「設
定」−「設備切替」より空調または衛生設備に設定して
作業を開始し、(2)メニュー「ファイル」−「開
く」、または、「開く」アイコンよりスリーブ・設備開
口情報出力用図面ファイルを開き、(3)「図面情報設
定」アイコンより「設備DB−CAD図面情報」ダイア
ログを表示する。(4)「設備DBパス」, 「構造DB
パス」, 図面種類など必要な項目を指定する。この時、
図面種類はスリーブ図とする。(5)「階」および「階
順番」を指定する際には「構造DB参照」ボタンを押す
ことにより、構造DBを参照し、階順番を確認すること
ができる。
【0068】スリーブ、設備開口データ作成方法を説明
すると、(1)メニュー「空調」−「部材」−「挿入」
または、「機器・部材挿入」アイコンより「部材挿入」
ダイアログを表示する。(2)「スリーブ」タグを選択
し、挿入部材, 分類1,2ふかしなど必要な項目を記入
し「OK」ボタンを押す。(3)コマンド入力バーに
「挿入位置( 直管) を指定して下さい」と表示されるの
で、挿入位置を指定する。(4)コマンド入力バーに
「終点( 直管) を指定して下さい」と表示されるので、
終点を指定する。(5)コマンド入カバーに「向きを決
定して下さい( Enter: 選択終了) 、Shift+
左クリック: 変更」と表示されるので、向きを決定しE
nterを押す。これでスリーブが挿入される。(6)
次に「スリーブ区分付加」アイコンを押す。(7)「区
分を付加するスリーブを選択して下さい」と表示される
ので、スリーブを選択後Enterを押す。この時、ス
リーブに対してID番号が自動的に振られる。(8)
「設備DB−CADスリーブ区分」ダイアログが表示さ
れるので、選択したスリーブの設備区分と種別をチェッ
クする。設備区分を指定したスリーブには、右下にM
(S)のように、設備区分と種別が補助図形文字で表示
される。
【0069】(9)スリーブ情報の付け忘れをチェック
したい場合は、チェックコマンドを起動して、4項目目
のスリーブチェックを指定する。コマンドを実行後、ス
リーブ区分の情報が付加されていないものは赤く色が変
わって表示される。チェックされた部材にはすべで情報
を付加する。(10)図面の作図はすべて完了したら、
図面を保存する。保存と同時に、スリーブ情報を指定し
た設備DBパス上にあるデータベース(SL DAT.
mdb) にスリーブ・設備開口情報が書き込まれる。
【0070】スリーブ、開口情報データ出力を説明する
と、(1)機器器具DBを起動し、対象工事の編集メニ
ューから「スリーブ・設備開口出力」を選択し、「スリ
ーブ・設備開口出力」ダイアログを表示する。(2)ダ
イアログが表示されるので、データ保存先を指定して、
「実行」ボタンを押す。(3)確認メッセージが表示さ
れるので、よければ「はい」ボタンを押す。(4)終了
メッセージが表示されるので、「OK」ボタンを押すと
編集メニューの画面にもどり、出力作業は終了する。以
上の作業で作成されたデータベースファイル(SL
AT.mdb)を躯体図作成CADや鉄骨CADで読み
込み、スーブ・設備開口情報を自動的発生させる。
【0071】軸組図の作成としては、設備DB−CAD
11で作成したスリーブ・設備開口データベース(SL
DAT.mdb) を解析し、スリーブデータを軸組図
に自動的に重ね合わせる。軸組図作成方法は、(1)構
造DB−CAD12で作図された軸組図を開く。構造D
Bは各種データを格納するフォルダ構成が体系化されて
いる。軸組図のデータはMODELフォルダの下のFR
AMEフォルダにDWGデータで格納されている。
(2)なお、LAYFRM*.dwgの内容の説明には
MDBフォルダの中のDrawing.mdbの中に記
載されている。(3)Drawing.mdbをダブル
クリックすると一定のダイアログが開く。この中のPl
anFrameTblを開く。(4)図面のDWGファ
イル名(FrameNo)と図面名称(何通りの軸組図
なのか) の関係がこのテーブルで確認できる。なお、こ
のテーブルのDWGファイル名はすべて3D用データの
名称で記載されている。これを2D用のデータ名称と置
き換えて図面を選択する。例えば、下図でD通り軸組図
はFRAME7.dwgと記載されているが、この場
合、設備が開くデータはLAYFRM*.dwgとな
る。(FRAME.dwgとLAYFRM*.dwgは
1対1で対応している。) (5)内容が確認できたら、
対象となる構造の軸組図を開く。(6)軸組図作成コマ
ンドを実行する。
【0072】(7)スリーブDBパスと構造DBパスを
指定する。1)スリーブDBパスはスリーブ図の図面情
報設定画面で設定したフォルダを指定する。2)構造D
Bパスはスリーブ図用に変換した構造DBのMDBフォ
ルダを指定する。参照ボタンを押して、フォルダを指定
し、設定できればOKを押す。
【0073】(8)該当する軸に対する各階のスリーブ
データが画面上に現れる。マウスを操作して、軸組図の
最下階のFLラインと最左の通芯の交点に配置基準点を
指定する。以上の操作により、設備DBCADで作成し
た各階のスリーブ情報が指定した軸組図に重なる。
【0074】設備→構造連携の手順では、設備担当者が
設備DB−CADで入力した配管ダクト等の躯体貫通個
所のデータを出力する。このデータには、建物全体につ
いて、配管ダクト等が構造躯体を貫通する個所の位置情
報と、躯体貫通孔形状・寸法が記されている。
【0075】構造担当者は「設備貫通孔データ取り込
み」コマンドで該当ファイルを指定すると、上記の情報
が、構造DB−CADのキーフレームに記述され、か
つ、伏図・軸組図に設備貫通孔が自動作図される。
【0076】建築DB−CAD10と構造DB−CAD
12間の連携では、図9に示すように主として躯体情報
(建物形状情報、建物部材情報、建物断面情報等)〔構
造躯体部分〕の往来と、最後に「重ね合わせ」というこ
とをやって、お互いが躯体情報の相互が完全に一致して
いるかどうかを確認する。
【0077】建築と構造の双方で構造躯体と称していて
も、構造側での躯体に対して、建築側での躯体は化粧が
のっかっている部分があるという差異がある。例えば、
壁面のふかしのコンクリートの存在や仕上げのコンクリ
ートの存在、さらに、開口部分の細かいところではサッ
シ等の収まりを考慮しなければならないが、構造として
は大きな穴の存在のみで足りる。建築の方がより細かい
ものとなる。
【0078】更に詳しく説明すると、構造DB−CAD
12の情報を、建築DB−CAD10の方で読み込み、
建築DB−CAD10で書いてある躯体そのものと重ね
合わせる。例えば、建築そのものがかいてあるところが
赤で、構造から取り入れた部分が青で、それを重ねた図
が、これが建築DB−CAD上で、構造の情報も含めて
重ね合わせたものとなる。細かいディテールは、建築が
優先されていて、仕上げ等の部分については、構造躯体
には関係ないので、床の部分で見ると、赤い部分が出て
いるのは、床仕上げがのっている部分である。薄く赤い
部分が表面に出ているが、壁のコンクリートの「ふか
し」という部分があり、この部分は細かい部分までチェ
ック可能で、建築の方の化粧がきちんと明示される。
【0079】図11は、その逆に構造DB−CAD12
側の方に建築DB−CAD10の方から情報を得ること
を示す。合成されたものの赤い線が壁の芯であり、その
まわりに黄色い壁の線があり、赤い部分が、建築DB−
CAD10からの部分を重ね合わせた部分で、C1の近
くでは窓等の開口があるが、建築と構造でずれていて、
不整合が生じている。
【0080】基本的には、窓の位置の不整合があったと
いうより、設計が煮詰まっていく段階で建築の方が窓の
大きさだとか位置とかを少し変更した場合に、それを照
合して構造の訂正を行うような場合のチェック図になっ
ている。
【0081】建築担当者が建築DB−CADで入力した
3次元建物モデルを、1つのIFCファイルとして出力
する。
【0082】構造担当者が構造DB−CADの「建築モ
デル取り込み」コマンドによって建築のIFCファイル
の情報を取り込む。この結果、構造DB−CADで定義
された建物範囲の建築の部材情報(柱・梁・壁・壁開口
・スラブ・床開口)が構造DB−CADに取り込まれる
と共に、建築の部材データに基づき構造DB−CADの
各階伏図に建築情報による各部材の作図を自動的に行
う。この作図は本来の構造DB−CADで入力する場合
と異なり、各階伏図の建築データ用レイヤに作図され
る。
【0083】従来の方法では、建築で入力したモデルか
ら各階の平面図を階数分の図面ファイルで出力して、階
毎に構造DB−CADの伏図ファイルと重ねる作業が必
要だったが、この建築モデル取り込み機能により、建物
全階分の建築情報が、1回の取り込み指示で構造図との
照合に必要な情報のみが正確に重なった状態で表示でき
るので、建築構造間の情報整合確保の作業が大幅に効率
化する。
【0084】取り込みが完了後、構造担当者は各階の伏
図を開き、「建築部材表示」コマンドにより上記の作図
を表示させ、構造DB- CADのコマンドにより既に入
力されている構造部材との矛盾の有無を目視で確認す
る。これも従来は木造間仕切り等の構造とは無関係な情
報も表示され照合に時間がかかったが、本機能により建
築情報の内の構造躯体のみが表示され、視認性が向上し
た。
【0085】建築情報と構造情報が矛盾する場合、建築
情報に合わせて構造部材の修正をする場合が多いが、構
造情報の方が優先される場合は、矛盾を生じている個所
と内容を建築担当者に連絡し、処置を協議する。
【0086】壁開口については、「建築開口情報取り込
み」コマンドにより、建築開口情報を構造DB- CAD
の3次元モデルに取り込み、伏図・軸組図に建築開口と
して表示して、それまでに入力されていた構造開口と照
査し問題がなければ、建築開口を構造開口と置き換え
る。置換の方法は個別・複数・全部・各階・複数階等選
択できる。これに伴い構造DBCAD のキーフレーム
( 3次元モデル) の壁開口と、躯体DBの壁開口配置デ
ータを置換し、躯体DBの壁開口断面リストに追記す
る。これにより構造設計図と建築設計図との情報整合を
容易に実現する。
【0087】建築と構造の連携システムについて更に説
明すると、一例として図26に示すように構造DB−C
AD12のMDBを構造設計担当者から受け取り、メニ
ューバーの「連携/構造DB連携/構造DB読込」を選
択する。
【0088】構造設計担当者から受け取ったMDBを読
込み、「構造DBファイル」、「階」を確認して、読み
込む「対象部材」を選択しOKする。
【0089】建築と構造のそれぞれの通芯情報から位置
調整を行って、構造部材が配置される取り込まれた構造
部材のハッチ(塗りつぶし)の色が例えば青色(ペン番
号:8)で表示される。(図27参照)
【0090】構造部材と建築部材の干渉チェックは図2
8に示すものであるが、メニューバーの「連携/構造D
B連携/干渉チェック」を選択し、チェック対象部材を
選び、「干渉チェック」ボタンを押すと、図29に示す
ように「干渉部材ID」に干渉している建築部材と構造
部材とチェック結果が表示される。
【0091】図30に示すように、平面図上で建築部材
と干渉している構造部材が、赤く表示される。・3D表
示にすると構造部材の外形ラインが、赤く表示されてい
る。・開口が違う(位置、大きさの違い)場合は、開口
が存在する壁が青く表示される。
【0092】図31に示すように、「干渉チェック」画
面の干渉部材を選択すると、選択された部材が平面図上
でも選択される。「チェック結果」は、干渉している部
分を画面上で確認し、構造設計担当者と打ち合わせる。
【0093】
【発明の効果】以上述べたように本発明の統合データベ
ースCADシステムは、CADの情報連携機能を開発す
ることにより、情報が一元化され, 整合がおのずから取
れる、あるいは照合の作業の効率化が図られることによ
り整合性が高まる効果が期待できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の統合データベースCADシステムの1
実施形態を示す情報の流れを示す説明図である。
【図2】本発明の統合データベースCADシステムの1
実施形態を示す概念説明図である。
【図3】建築DB−CAD10と設備DB−CAD11
間の連携を示す説明図である。
【図4】建築・設備間のチェック説明図である。
【図5】プラン情報・躯体情報連携説明図である。
【図6】構造DB−CAD10と設備DB−CAD11
間の連携を示す説明図である。
【図7】構造DBコンバータ(構造→設備)の説明図で
ある。
【図8】スリーブ開口情報の連携(設備→構造)の説明
図である。
【図9】建築DB−CAD10と構造DB−CAD11
間の連携を示す説明図である。
【図10】建築情報の取り込み(建築→構造)の説明図
である。
【図11】躯体情報の取り込み(構造→建築)の説明図
である。
【図12】設備の総合図である。
【図13】DWGデータの選択画面を示す図である。
【図14】室エリアの表示図である。
【図15】変換テーブルの説明図である。
【図16】図面指定の画面図である。
【図17】基準原点・通芯の出力・調整を示す説明図で
ある。
【図18】基準原点・通芯の出力・調整を示す通芯が分
かれている場合の説明図である。
【図19】基準原点・通芯の出力・調整を示す自モデル
と相手モデルの関係が1対1でない場合の説明図であ
る。
【図20】基準原点・通芯の出力・調整を示す円弧の通
芯の場合の説明図である。
【図21】設備部材の読込みの画面を示す正面図であ
る。
【図22】任意の通芯の交点を基準に設備DB−CAD
の部材が配置されることを表示した説明図である。
【図23】設備部材と建築部材の干渉チェックの画面を
示す正面図である。
【図24】設備部材と建築部材の干渉関係を示す説明図
である。
【図25】干渉の表示説明図である。
【図26】構造部材の読込みの画面を示す正面図であ
る。
【図27】建築と構造が重なっている状態と読込んだ構
造部材のみの表示を示す説明図である。
【図28】構造部材と建築部材との干渉チェックの画面
を示す正面図である。
【図29】構造部材と建築部材との干渉チェックの操作
説明図である。
【図30】干渉状況の表示を示す説明図である。
【図31】干渉チェック画面の干渉部材選択の説明図で
ある。
【図32】建築系3D−CADシステムの説明図であ
る。
【図33】設備系DB−CADシステムの説明図であ
る。
【図34】構造系DB−CADシステムの説明図であ
る。
【符号の説明】
1…建築系3D−CAD 2…独自のDB 3…関連システム 4,5…インター
フェース 6…設備図作成用のCAD 7…パソコン 8…構造DB−CAD 10…建築DB−
CAD 11…設備DB−CAD 12…構造DB−
CAD 13…構造DBコンバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八坂 文子 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 遠藤 幸雄 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 田中 俊介 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 安澤 武郎 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 辻本 稔 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 谷 泰文 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 Fターム(参考) 5B046 AA03 CA06 DA09 FA07 GA01 HA04 JA02 KA05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パソコン上でのCADシムテムを利用し
    て、文字情報と絵柄情報を選別することにより数量の把
    握とデータの共有ができ、また、仕様・数量が一元化さ
    れ、設計情報から見積り・施工情報までのデータの流れ
    を一元化できるデータベースCADシステムであり、 仕上げ、建具等に関する建築DB−CADと、機器・器
    具、配管・ダクト・配線等に関する設備DB−CAD
    と、柱、梁、スラブ等に関する構造DB−CADの3つ
    のDB−CADがあり、これら相互を連携・統合させる
    ものとして、 建築DB−CADと設備DB−CAD間では、設備DB
    −CADから建築DB−CADには、設備3D情報(設
    備の立体的な情報)を与え、建築DB−CADから設備
    DB−CADには、3D干渉情報を返し、また、図面を
    書き始める時のプラン情報(平面図や室エリアや室名称
    や天井高、床高)や建物形状情報、建物部材情報、建物
    断面情報等の躯体情報を与え、 構造DB−CADと設備DB−CAD間では、構造DB
    −CADから設備DB−CADには建物形状情報、建物
    部材情報、建物断面情報等の躯体情報を与え、設備DB
    −CADから構造DB−CADには前記躯体情報に対し
    て穴をあける等の躯体開口(スリーブ)情報を返し、 建築DB−CADと構造DB−CAD間では、建物形状
    情報、建物部材情報、建物断面情報等の躯体情報の往来
    と、この躯体情報の相互の確認をおこなうことを特徴と
    した統合データベースCADシステム。
  2. 【請求項2】 異なるCADソフト間でのデータ連携を
    実現するためのものであり、文字情報(DB情報)で記
    述したデータをやり取りして、属性付き3次元のデータ
    交換を実現し、読み込むCAD側ではその情報をもとに
    属性・絵柄を再現する請求項1記載の統合データベース
    CADシステム。
JP2001342086A 2001-11-07 2001-11-07 統合データベースcadシステム Expired - Fee Related JP3859487B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001342086A JP3859487B2 (ja) 2001-11-07 2001-11-07 統合データベースcadシステム
CNB028136160A CN1306444C (zh) 2001-11-07 2002-11-05 建筑生产信息集成方法
PCT/JP2002/011514 WO2003040969A1 (fr) 2001-11-07 2002-11-05 Systeme d'integration d'information de production de batiment
EP02802715A EP1443431A4 (en) 2001-11-07 2002-11-05 Construction output INFORMATION INTEGRATION SYSTEM
US10/474,967 US7130775B2 (en) 2001-11-07 2002-11-05 Integrated building production information system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001342086A JP3859487B2 (ja) 2001-11-07 2001-11-07 統合データベースcadシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003141191A true JP2003141191A (ja) 2003-05-16
JP3859487B2 JP3859487B2 (ja) 2006-12-20

Family

ID=19156006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001342086A Expired - Fee Related JP3859487B2 (ja) 2001-11-07 2001-11-07 統合データベースcadシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3859487B2 (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005227949A (ja) * 2004-02-12 2005-08-25 Hironori Nagai 汎用cad装置、及びその装置に用いるプログラムを格納した記録媒体
JP2008158793A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Takenaka Komuten Co Ltd 建物の構造解析用情報生成装置、構造解析用情報生成方法及び構造解析用情報生成プログラム
JP2010152695A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Daikin Ind Ltd 表示制御装置及び方法、プログラム並びに記録媒体
JP2013011961A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Asahi Kasei Homes Co 設計システム
JP2015118535A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 大成建設株式会社 施工情報管理システムおよび施工情報管理方法
JP2015162130A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 清水建設株式会社 鉄骨加工支援システム及び鉄骨加工支援方法
WO2017056745A1 (ja) * 2015-10-02 2017-04-06 株式会社ミスミ 設計支援システム、設計支援プログラム及び設計支援方法
JP2017224014A (ja) * 2016-06-13 2017-12-21 株式会社大林組 処理システム
JP2018028802A (ja) * 2016-08-18 2018-02-22 岡部株式会社 鉄骨梁貫通孔の補強設計支援システム
JP2018139149A (ja) * 2018-05-30 2018-09-06 清水建設株式会社 鉄骨加工支援システム及び鉄骨加工支援方法
JP2019021190A (ja) * 2017-07-20 2019-02-07 前田建設工業株式会社 施工支援方法、および、施工支援システム
CN111950979A (zh) * 2020-08-03 2020-11-17 上海原构设计咨询有限公司 一种提高协同设计效率的方法
JP2021009594A (ja) * 2019-07-02 2021-01-28 積水化学工業株式会社 自動作図システム
CN114169065A (zh) * 2022-02-09 2022-03-11 深圳小库科技有限公司 生成装配式钢结构的方法和装置、电子设备和存储介质
JP7220821B1 (ja) 2022-03-09 2023-02-10 日建リース工業株式会社 異種cad連携用の設計支援システムおよびプログラム
JP7384609B2 (ja) 2019-09-26 2023-11-21 大和ハウス工業株式会社 設計ユーザ端末、設計支援システム、設計支援方法及びプログラム
JP7459642B2 (ja) 2020-04-30 2024-04-02 株式会社大林組 設計支援システム、設計支援方法及び設計支援プログラム
JP7477086B2 (ja) 2020-04-06 2024-05-01 株式会社竹中工務店 設計支援装置

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005227949A (ja) * 2004-02-12 2005-08-25 Hironori Nagai 汎用cad装置、及びその装置に用いるプログラムを格納した記録媒体
JP2008158793A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Takenaka Komuten Co Ltd 建物の構造解析用情報生成装置、構造解析用情報生成方法及び構造解析用情報生成プログラム
JP2010152695A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Daikin Ind Ltd 表示制御装置及び方法、プログラム並びに記録媒体
JP2013011961A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Asahi Kasei Homes Co 設計システム
JP2015118535A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 大成建設株式会社 施工情報管理システムおよび施工情報管理方法
JP2015162130A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 清水建設株式会社 鉄骨加工支援システム及び鉄骨加工支援方法
US11361115B2 (en) 2015-10-02 2022-06-14 Misumi Corporation Design assistance system, design assistance program, and design assistance method
WO2017056745A1 (ja) * 2015-10-02 2017-04-06 株式会社ミスミ 設計支援システム、設計支援プログラム及び設計支援方法
JP2017224014A (ja) * 2016-06-13 2017-12-21 株式会社大林組 処理システム
JP2018028802A (ja) * 2016-08-18 2018-02-22 岡部株式会社 鉄骨梁貫通孔の補強設計支援システム
JP2019021190A (ja) * 2017-07-20 2019-02-07 前田建設工業株式会社 施工支援方法、および、施工支援システム
JP2018139149A (ja) * 2018-05-30 2018-09-06 清水建設株式会社 鉄骨加工支援システム及び鉄骨加工支援方法
JP2021009594A (ja) * 2019-07-02 2021-01-28 積水化学工業株式会社 自動作図システム
JP7269115B2 (ja) 2019-07-02 2023-05-08 積水化学工業株式会社 自動作図システム
JP7384609B2 (ja) 2019-09-26 2023-11-21 大和ハウス工業株式会社 設計ユーザ端末、設計支援システム、設計支援方法及びプログラム
JP7477086B2 (ja) 2020-04-06 2024-05-01 株式会社竹中工務店 設計支援装置
JP7459642B2 (ja) 2020-04-30 2024-04-02 株式会社大林組 設計支援システム、設計支援方法及び設計支援プログラム
CN111950979A (zh) * 2020-08-03 2020-11-17 上海原构设计咨询有限公司 一种提高协同设计效率的方法
CN111950979B (zh) * 2020-08-03 2024-01-09 上海原构设计咨询有限公司 一种提高协同设计效率的方法
CN114169065B (zh) * 2022-02-09 2022-05-03 深圳小库科技有限公司 生成装配式钢结构的方法和装置、电子设备和存储介质
CN114169065A (zh) * 2022-02-09 2022-03-11 深圳小库科技有限公司 生成装配式钢结构的方法和装置、电子设备和存储介质
JP7220821B1 (ja) 2022-03-09 2023-02-10 日建リース工業株式会社 異種cad連携用の設計支援システムおよびプログラム
JP2023131511A (ja) * 2022-03-09 2023-09-22 日建リース工業株式会社 異種cad連携用の設計支援システムおよびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3859487B2 (ja) 2006-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7130775B2 (en) Integrated building production information system
JP2003141191A (ja) 統合データベースcadシステム
EP2252951B1 (en) Automatically creating and modifying furniture layouts in design software
KR101647179B1 (ko) 3d 객체의 공간 경계를 사용한 온톨로지컬 필터링
JPH11328249A (ja) 板金部品デ―タを転送しかつ編集するための装置及び方法
US20110191706A1 (en) Automatically creating and modifying furniture layouts in design software
JP2003316835A (ja) 建築生産情報統合システム
US20040024623A1 (en) Method and system for leveraging functional knowledge in an engineering project
JP4203895B2 (ja) 三次元キャド連携システム
JPH10254941A (ja) 設備施工用cadの作図方法
Faraj et al. A Modularised Integrated Computer Environment for the Construction Industry: SPACE.
Staub et al. Into the fourth dimension
CN114718307B (zh) 装配式建筑的施工方法、装置、设备、介质及程序产品
JP4667857B2 (ja) 設計支援プログラムと設計支援システムと設計支援方法と記録媒体
JP2889489B2 (ja) 住宅設備部材の配置設計評価方法及び配置設計支援方法
JP5086975B2 (ja) 図面作成装置および図面作成プログラム
JP2002041597A (ja) 設備データベースcadシステム
JP2001060215A (ja) オブジェクト指向を用いた設計方法及びオブジェクト指向を用いた設計装置並びに設計プログラムを記録した記録媒体
JP2002259496A (ja) インテリアプラン作成支援システム
JPH08185426A (ja) ユニット建物の設計方法およびユニット建物用cadシステム
JP2001243267A (ja) 建築データベースcadシステム
JPH06337910A (ja) 集合住宅の内装の設計・積算・施工における図面・情報生成システム
JP5548572B2 (ja) 作業管理システム。
Tizani Engineering design
Niemeijer et al. A feasibility study for a mass-customization system

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20031226

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040423

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040615

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20040716

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060726

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060919

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090929

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120929

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150929

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees