JP2002041597A - 設備データベースcadシステム - Google Patents

設備データベースcadシステム

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JP2002041597A
JP2002041597A JP2000223764A JP2000223764A JP2002041597A JP 2002041597 A JP2002041597 A JP 2002041597A JP 2000223764 A JP2000223764 A JP 2000223764A JP 2000223764 A JP2000223764 A JP 2000223764A JP 2002041597 A JP2002041597 A JP 2002041597A
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Minoru Tsujimoto
稔 辻本
Kazunobu Taniguchi
和信 谷口
Yasubumi Tani
泰文 谷
Naoki Mizoguchi
直樹 溝口
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Kajima Corp
Daitec Co Ltd
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Kajima Corp
Daitec Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 それぞれの設計図から施工図が簡単に作れ、
積算が省力化でき、部材の適正な発注管理ができ、ま
た、従来に比べて速やかに施工計画に着手できる。 【解決手段】 設備図作成用のCADソフトを内蔵する
パソコン1と独自のDB(データベース)2との組み合
わせからなり、建築設備分野の上流にあたる設計図から
下流となる施工図・竣工図、見積書等の作成を支援する
設備データベースCADシステムであって、パソコン1
から独自のDB2に機器・器具の仕様を入力・蓄積し、
設計図の図形情報と独自のDB2の機器・器具情報を関
連付けして、設計図から機器・器具の配置情報、資機材
の数量情報、設備開口情報のいずれか1つまたは複数を
独自のDB2に出力し、図面用、スペック用、見積用、
施工用データのいずれか1つまたは複数のデータを取り
出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設計図が施工図に
転用可能な設備データベースCADシステムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に建築物を構築するには、まず、構
造、意匠、設備のそれぞれの設計図を作成し、それをも
とに施工図を起こしている。
【0003】設計と施工の部門間の情報伝達は従来
「紙」による形態が一般的であった。
【0004】しかし、近年建築生産の各領域における情
報化の進捗に伴い、CADの利用が普及してきている
が、その当面の目的は作図効率の向上および図面表現の
質の向上にあり、利用の範囲は目的からもわかる通り、
設計或いは施工各プロパーの領域内に留まっているのが
大半である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】設計と施工の部門間の
情報伝達にCADが取り入れられていることもないわけ
ではないが、そのCADの効果は作図業務自体の効率化
程度に過ぎず、また、関連する実務間の情報調整は、図
面などの紙媒体を人が読み取り、次のシステムに入力し
ていたため、CAD化の効果は限定されていた。
【0006】しかも、積算作業は手作業で検討するな
ど、多大な労力と費用がかかっていた。同様に生産計画
も多大な労力と費用がかかっている。
【0007】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、それぞれの設計図から施工図が簡単に作れ、積算が
省力化でき、部材の適正な発注管理ができ、また、従来
に比べて速やかに施工計画に着手できる設備データベー
スCADシステムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、設備図作成用のCADソフトを内蔵
するパソコンと独自のDB(データベース)との組み合
わせからなり、建築設備分野の上流にあたる設計図から
下流となる施工図・竣工図、見積書等の作成を支援する
設備データベースCADシステムであって、パソコンか
ら独自のDBに機器・器具の仕様を入力・蓄積し、設計
図の図形情報と独自のDBの機器・器具情報を関連付け
して、設計図から機器・器具の配置情報、資機材の数量
情報、設備開口情報のいずれか1つまたは複数を独自の
DBに出力し、図面用、スペック用、見積用、施工用デ
ータのいずれか1つまたは複数のデータを取り出すこと
を要旨とするものである。
【0009】第2に、機器・器具の仕様・配置・数量の
情報、資機材の数量情報は文字系の情報として、精算見
積システムに渡し、設計図は図面情報として施工図・竣
工図への転用を行うこと、第3に、独自のDBは、JO
B登録機能、機器・器具仕様登録編集機能、各種出力デ
ータ作成機能を有し、CADソフトは独自のDBに登録
された機器・器具仕様情報を参照する機能、独自のDB
に登録された機器・器具とシンボルのリンク付け機能、
機器・器具の配置情報の独自のDBへの吐出し機能、設
備開口情報の独自のDBへの吐出し機能、資機材数量吐
出し機能と数量吐出しに必要な属性付加機能を有するこ
とを要旨とするものである。
【0010】本発明によれば、機器表・器具表と図面上
の数量の整合性が確保でき、また、多様な機器表表現
(システムフローに沿った機器表作成)が可能で、設計
における数量認識(コスト意識)の向上が得られるので
設計品質が向上する。
【0011】また、機器・器具値入シートによるメーカ
見積依頼作業の省力化が実現でき、資機材数量提供によ
る拾い作業の省力化も可能で、積算見積の省力化が行え
る。
【0012】さらに、設備開口情報を施工図CADへ早
期に提供ができ、設計図→施工図→竣工図と図面データ
の転用による生産性向上が行える。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。図1は本発明の設備データベースCADシ
ステムのシステム概要の1実施形態を示す説明図で、ク
ライアント側のパソコン(PC)1と機器・器具仕様等
を格納する設備データベースとしてサーバー3による独
自のDB(データベース)2との組み合わせからなり、
建築設備分野の上流にあたる設計図から下流となる施工
図・竣工図、見積書等の作成を支援するものである。
【0014】パソコン1は図2に示すように汎用データ
ベースソフト4とCADソフト5を内蔵するものであ
る。このCADソフト5は通常の設備図面の作成機能を
有する他に、独自のDB2との関係で、独自のDB2
に登録された機器・器具仕様情報の参照機能、独自の
DB2に登録された機器・器具とシンボルのリンク付け
機能、機器・器具の配置情報の独自のDB2への吐出
し機能、設備開口情報(スリーブ等)の独自のDB2
への吐出し機能、資機材数量吐出し機能と数量吐出に
必要な属性付加機能を有するものとする。
【0015】一方、独自のDB2は、JOB登録機
能、機器・器具仕様登録編集機能、各種出力データ
作成機能(汎用表計算ソフトのデータ)を有する。
【0016】本発明は、汎用データベースソフト4を起
動させて、パソコン1から独自のDB2に機器・器具の
仕様を入力し、これを独自のDB2に蓄積・共有させ
る。
【0017】クライアント側のパソコン1では、次にC
ADソフト5を起動した時に、このサーバー3の独自の
DB2の中身を参照し(リンクをはる)にいって、情報
として、機器と器具の配置情報、資機材(機器・器具を
除いた配管やダクト等)の数量情報、設備開口情報(ス
リーブ等)をCADソフト5側が独自のDB2に吐き出
し、直接独自のDB2のテーブルを書き換える。
【0018】このようにしてパソコン1から図面用、ス
ペック用、見積用、施工用データのいずれか1つまたは
複数のデータを取り出す。図1に示すように、図面用の
データは系統図、平面図等であり、スペック用のデータ
は機器表、器具表、室別出力(ルームスペック)、見積
用のデータは機器値入れシート、資機材数量出力、施工
用は設備開口情報(スリーブ等)出力である。
【0019】図3は本発明における情報伝達のフローを
示すもので、機器・器具情報、数量情報は文字系の情報
として、精算見積システムに渡し、施工段階では最新の
機器・器具情報に入替えを行う。また、設計図は図形情
報として施工図・竣工図への転用を行う。さらに、アフ
ターケア段階では施工図・竣工図は施設管理用図面(フ
ァシリティマネージメント「FM」図)として利用す
る。また、機器・器具情報は管理情報の追加を行い、施
設管理に利用する。
【0020】ここで数量表作成について説明する。図4
はその内容を示すもので、機器・器具の数量・仕様情報
に関しては独自のDB2に蓄積・共有される情報を利用
し、一方、機器・器具以外の資機材(機器・器具を除い
た配管やダクト等)の数量情報、シンボル個数情報は、
CADソフト5から独自のDB2へ吐き出される情報を
利用する。
【0021】数量表作成ソフト7は独自のDB2から機
器・器具の数量・仕様情報、資機材の数量情報、シンボ
ル個数情報を読み込み、見積もり書の形式の数量表を作
成する。
【0022】次に使用法について説明する。図5は本発
明の設備データベースCADシステムの設備DB(デー
タベース)CADの起動画面を示す正面図で、初期画面
とメニュー画面を示している。
【0023】システムを起動させ、初期画面として、自
グループ101 の指定を行う。JOBNo.102 、JOB
名称103 を入力する。工事ディレクトリ及び工事名称10
4 を入力する。ここで作成したディレクトリにデータが
作成されていく。工事一覧105 をクリックすると入力し
た工事名称が工事一覧105 の欄に表示される。プロジェ
クトの進捗状況を確認するため、1)計画中、2)実施
設計完了、3)施工中、4)竣工、5)中止・終了のい
ずれかのフェーズをチェックする。
【0024】メニュー画面による編集メニューとして、
編集対象機器・器具106 の欄をクリックして、編集する
機器、器具を選択する。
【0025】次に、機器仕様入力ボタン107 を押して各
機器、器具のデータ入力モードに入る。図6は機器仕様
の入力画面を示すものであるが、まず、基本項目108 の
各欄を入力する。機器記号の三角印をクリックし、機器
記号を選択する。記入したい機器記号が表示されない場
合は自由記入も可能である。仕様番号を入力する。系統
・用途を記入し、選定メーカー及びメーカー選定理由を
選ぶ。参考型番を記入する。
【0026】仕様109 の項目をクリックすると、その機
器に関しての必要記入項目が表示されるので、入力す
る。次の機器の記入は、下のレコードの項の数字を進め
るか、カーソルを基本項目に置いてツールバーの新規ボ
タンをクリックする。
【0027】すでに入力した機器の仕様の確認は、ツー
ルバーの画面切替ボタンを押すか、基本項目108 (どこ
でもよい)をダブルクリックすることにより、機器仕様
一覧画面が機器仕様入力画面の上に重なって表示され
る。機器のどれかの項目をクリックすることによりその
機器の仕様が表示される。(図7参照)
【0028】CAD上で機器・器具シンボルと前記入力
した独自のDB2の機器・器具仕様をリンク付けるに
は、機器器具情報付加アイコンをクリックする。「機器
器具を指示して下さい」とコメントされるので、情報を
付加するシンボルをクリックする。図8、図9に示すよ
うに器具記号選択110 のダイアログが開く。また、選ん
だシンボルに相当する機器または器具を選択し、「O
K」ボタンを押す。
【0029】CAD上に、機器記号−仕様番号が記入さ
れる。以上の操作で、CAD上のシンボルと独自のDB
2内の仕様がリンク付けされる。図8は照明器具の場
合、図9は空調機器の場合を示す。
【0030】リンク状況のチェックは、機器器具情報チ
ェックアイコンで行い、リンク付けされていない機器器
具は赤色で表示され、すでにリンク付けされている機器
器具と区別される。
【0031】機器表の出力は、編集メニューの機器仕様
出力111 のボタンを押すと、機器表が汎用表計算ソフト
のデータとして出力される。
【0032】出力例を図10〜図13に示すが、図10, 図11
は機器表、図12、図13は器具表で、図10は衛生機器表の
従来型の出力例、図11は空調機器表の従来型の出力例、
図12は衛生器具表の出力例、図13は照明器具表の出力例
である。
【0033】データの作成を外注する場合は、内作する
場合と同様に自グループ101 の指定を行って1)JOB
No102 、JOB名称103 、2)工事ディレクトリ、工
事名称104 、3)工事のフェーズの入力を完了させ、外
注する工事名称を選択し、外注関連ボタン116 を押す。
【0034】次にデータの保存場所を指定する。図14に
示すように入力欄の横のボタンを押すとフォルダの参照
画面が表示されるので、ここから保存先を指定する。保
存先が決定したら、外注する対象を選択し、ラジオボタ
ンにチェックがはいったものが選択されるので、選択が
完了すればデータ転送ボタン117 を押す。指定した保存
場所にデータと外注用のシステムが書き込まれる。
【0035】データの取り込みとしては、外注データを
取り込む工事名称を選択し、外注関連ボタン116 を押
す。次に外注データの格納されている場所を指定する。
入力欄の横のボタンを押すとフォルダの参照画面が表示
されるので、ここから指定する。
【0036】外注データの格納先を指定したら、取り込
む対象のチェックを行い、データ受け取りボタン118 を
押す。以上で外注データの取り込みが完了する。
【0037】システムフロー準備112 の項は、機器を系
統ごとシステムのフローに合わせて並べ変えた機器表を
作成する場合に使用する。編集メニューからシステムフ
ロー準備112 のボタンを押す。結果のデータの保存先を
指定し、系統・用途を入力する。系統・用途ごとに右側
の画面で機器を出力したい順番に指定する(図15参
照)。
【0038】三角印をクリックして、機器を選択する。
一度選択した機器は、それ以降、リストに表示されな
い。以上を系統・用途の数だけ繰り返す。選択を取り消
したい場合には、取り消したい機器のところにカーソル
を置き、削除ボタンを押す。取り消した機器は再度リス
トに表示されるようになる。
【0039】システムフロー出力113 については、編集
メニューのシステムフロー出力113のボタンを押す。画
面の指示に従うと、先ほど指定した場所に汎用表計算ソ
フトのデータファイルができる。
【0040】値入れシートの出力について説明すると、
機器・器具類の値入れシートを汎用表計算ソフトの帳票
として出力する。器具類はメーカー別の出力のみ、機器
類はメーカー別、機器別のどちらでも出力できる(図16
参照)。
【0041】DBシステムを起動して作業中の工事を選
択後、編集メニューに入る。編集対象機器・器具を選択
し、値入れシート出力114 のボタンを押す。値入れシー
トの出力画面が表示される。まずは、データの保存先を
決定する。値入れシートをメーカー別で出力するか機器
別で出力するかを、チェックボタンをクリックして選択
する。メーカー別を選択した場合は、そのまま実行ボタ
ンを押す。設定した保存場所にメーカーごとの値入れシ
ートが作成される。
【0042】機器別を選択した場合に機器リストが表示
され、機器名称の横にある出力チェックを選択すること
で出力項目を個別に設定できる。また、全選択、全クリ
アボタンで一括選択/解除を行うことも可能である。機
器選択が完了したら実行ボタンを押す。設定した保存場
所に機器ごとの値入れシートが汎用表計算ソフトのデー
タで作成される。
【0043】このように機器・器具別情報をメーカー
別、機種別にソートした値入れシート6は見積部署から
さらにEメールに添付されてメーカーに送られ、メーカ
ーでは該値入れシート6を見て見積書を作成し、Eメー
ルで返信するようなことも可能である(図17参照)。
【0044】図18に示すようにルームスペック出力は、
ルームスペックを汎用表計算ソフトの帳票として出力す
るものである。DBシステムを起動して作業中の工事を
選択後、編集メニューに入る。ルームスペック出力115
のボタンを押す。
【0045】値入れシート作成と同様に、まずはデータ
保存先を決定する。フォルダ参照画面を開き、データを
格納するディレクトリを決定する。DBに登録された、
図面種別(平面図の場合は階、住戸詳細図の場合は住戸
タイプ名、詳細図の場合は詳細図名)がすべて表示され
る。出力したい項目の出力チェックボタンをクリックす
る。また、全選択、全クリアボタンで一括選択/解除が
可能である。出力準備が完了すれば、実行ボタンを押
す。設定した保存場所に階毎、住戸タイプ毎、詳細図毎
のルームスペックデータが汎用表計算ソフトのデータと
して作成される。
【0046】前記数量表作成ソフト7の使用法を説明す
る。図19に示すように、工事件名、作成日、用途、構
造、地上、地下、PH、建築面積、延床面積、坪数など
の工事データ200 の各項目を入力し、数量表作成を行う
対象の機器・器具DBと電気・空調・衛生の各拾いデー
タ201 を指定する。
【0047】集計フラグ202 がONになっているデータ
の取込/集計を行うので、フラグをたて、指定したデー
タの取込みを行う。各データの指定が完了すると、デー
タ取込ボタン203 をクリックすればデータの取込みが行
われる。
【0048】電気、衛生、空調の各設備における見積区
分を設定するタイトル設定(図20参照)、見積書の内容
欄に記載させる項目(仕様や能力など)を各機器・器具
ごとに設定する表示項目設定(図21参照)、住戸詳細図
や便所詳細図などは図面としては1枚であっても実際は
複数の戸数(室数)が存在する図面であるので、合計の
戸数(室数)を掛けあわせて数量補正する図面倍率設定
(図22参照)を行う。
【0049】また、電気設備図面の場合、系統図に作図
された竪系の配線、ケーブル、配管、ラック等は竪系入
力モードで数量を入力し、集計情報に付加させる。(図
23参照)
【0050】取り込んだデータの整合性がとれていない
場合、図24に示すように不的確なデータの整合をとるデ
ータ修正を行う。
【0051】そして数量表表示となるが、図25の数量表
表示ボタン204 または〔表示〕メニューの〔数量表表
示〕をクリックすれば、図25のような画面となり集計情
報やエラー情報が表示され、「電気設備」「空調設備」
「衛生設備」の数量表表示ボタン205 をクリックすれ
ば、図26に示すような数量表が汎用表計算ソフトのデー
タとして出力される。
【0052】次に、前記設備開口情報(スリーブ等)の
独自のDB2への吐出し機能に関連して、設備開口情報
(スリーブ等)出力用図面の作成について説明すると、
本発明の設備データベースCADシステムは、別途存在
する構造データベースCADシステム、建築データベー
スCADシステムと連携を取れるようにしたもので、構
造データベースCADから構造図面を受け入れることが
可能である。
【0053】図27に示すように図面の種類はスリーブ図
とし、「設備DBパス」「構造DBパス」「階順番」を
指定する。この際、階順番は、構造DB参照ボタンを押
し、構造DBを参照して指定する(図28参照)。これは
受け入れた構造図面にスリーブシンボルを配置して設備
開口情報(スリーブ等)出力用図面とする。
【0054】さらに発展的な形態としては、本発明の設
備データベースCADシステムが構造データベースCA
Dシステム、建築データベースCADシステムが合体
し、図29に示すような設計から施工まで一貫してデータ
を共有できる建築・構造・設備データベースCADシス
テムとして構築することも可能である。
【0055】設計初期段階からパソコン系3次元CAD
で3次元建築モデルを作り、このモデルに構造躯体、建
具、仕上げ、設備配管、ダクト、機器などの仕様、数量
を蓄積する。そして、3次元建築モデルから平面図、立
面図、断面図が容易に切り出せるほか、仕上げ表、建具
表、構造・設備配管・ダクト・機器の各種数量がデータ
ベースから自動的に作成できる。
【0056】具体的には前記のごとく構造データベース
CADからの躯体情報を読み込み、作成された躯体図
に、建築データベースCADからの壁開口情報、設備デ
ータベースCADからの設備開口情報(スリーブ等)な
どをデータベースを介して一体化できる。
【0057】
【発明の効果】以上述べたように本発明の設備データベ
ースCADシステムは、それぞれの設計図から施工図が
簡単につくれ、部材の適正な発注管理ができ、積算を省
力化することができ、また、従来に比べて速やかに施工
計画に着手できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の設備データベースCADシステムのシ
ステム概要の1実施形態を示す説明図である。
【図2】本発明の設備データベースCADシステムの仕
組みの説明図である。
【図3】本発明の設備データベースCADシステムの情
報伝達のフローを示すフロー図である。
【図4】本発明の設備データベースCADシステムの数
量表出力(見積書形式)の仕組みを示す説明図である。
【図5】本発明の設備データベースCADシステムの起
動画面を示す正面図である。
【図6】本発明の機器仕様の入力画面を示す正面図であ
る。
【図7】本発明の設備データベースCADシステムの機
器仕様一覧画面を示す正面図である。
【図8】本発明の設備データベースCADシステムの機
器・器具とDBの関連付けを行う画面の一例を示す正面
図である。
【図9】本発明の設備データベースCADシステムの機
器・器具とDBの関連付けを行う画面の他例を示す正面
図である。
【図10】機器表の出力例を示す正面図である。
【図11】機器表の出力例の他の例を示す正面図であ
る。
【図12】器具表の出力例を示す正面図である。
【図13】器具表の出力例の他の例を示す正面図であ
る。
【図14】外注関連操作の画面を示す正面図である。
【図15】システムフロー準備の画面を示す正面図であ
る。
【図16】値入れシート出力画面を示す正面図である。
【図17】値入れシートの流れを示す説明図である。
【図18】ルームスペック出力画面を示す正面図であ
る。
【図19】数量表作成におけるデータ入力画面を示す正
面図である。
【図20】数量表作成におけるタイトル設定画面を示す
正面図である。
【図21】数量表作成における表示項目の設定画面を示
す正面図である。
【図22】数量表作成における図面倍率設定画面を示す
正面図である。
【図23】数量表作成における竪系入力画面を示す正面
図である。
【図24】データ修正画面を示す正面図である。
【図25】数量表作成における数量表表示画面を示す正
面図である。
【図26】出力された数量表の一例を示す正面図であ
る。
【図27】設備開口情報(スリーブ等)出力用図面の作
成における項目指定画面を示す正面図である。
【図28】設備開口情報(スリーブ等)出力用図面の作
成における階順番参照画面を示す正面図である。
【図29】本発明の設備データベースCADシステムの
発展的構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1…パソコン(PC) 2…独自のDB
(データベース) 3…サーバー 4…汎用データベ
ースソフト 5…CADソフト 6…値入れシート 7…数量表作成ソフト 101 …自グループ 102 …JOBN
o. 103 …JOB名称 104 …工事ディレ
クトリ及び工事名称 105 …工事一覧 106 …編集対象機
器・器具 107 …機器仕様入力ボタン 108 …基本項目 109 …仕様 110 …器具記号選
択 111 …機器仕様出力 112 …システムフ
ロー準備 113 …システムフロー出力 114 …値入れシー
ト出力 115 …ルームスペック出力 116 …外注関連ボ
タン 117 …データ転送ボタン 118 …データ受け
取りボタン 200 …工事データ 201 …拾いデータ 202 …集計フラグ 203 …データ取込
ボタン 204 …数量表表示ボタン 205 …数量表表示
ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 和信 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 谷 泰文 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 溝口 直樹 東京都品川区南大井6−16−19 大井MH ビル 株式会社ダイテック内 Fターム(参考) 5B046 AA03 BA08 CA04 DA02 GA01 KA02 KA03 KA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設備図作成用のCADソフトを内蔵する
    パソコンと独自のDB(データベース)との組み合わせ
    からなり、建築設備分野の上流にあたる設計図から下流
    となる施工図・竣工図、見積書等の作成を支援する設備
    データベースCADシステムであって、パソコンから独
    自のDBに機器・器具の仕様を入力・蓄積し、設計図の
    図形情報と独自のDBの機器・器具情報を関連付けし
    て、設計図から機器・器具の配置情報、資機材の数量情
    報、設備開口情報のいずれか1つまたは複数を独自のD
    Bに出力し、図面用、スペック用、見積用、施工用デー
    タのいずれか1つまたは複数のデータを取り出すことを
    特徴とする設備データベースCADシステム。
  2. 【請求項2】 機器・器具の仕様・配置・数量の情報、
    資機材の数量情報は文字系の情報として、精算見積シス
    テムに渡し、設計図は図面情報として施工図・竣工図へ
    の転用を行う請求項1記載の設備データベースCADシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 独自のDBは、JOB登録機能、機器・
    器具仕様登録編集機能、各種出力データ作成機能を有
    し、CADソフトは独自のDBに登録された機器・器具
    仕様情報を参照する機能、独自のDBに登録された機器
    ・器具とシンボルのリンク付け機能、機器・器具の配置
    情報の独自のDBへの吐出し機能、設備開口情報の独自
    のDBへの吐出し機能、資機材数量吐出し機能と数量吐
    出しに必要な属性付加機能を有する請求項1または請求
    項2記載の設備データベースCADシステム。
JP2000223764A 2000-07-25 2000-07-25 設備データベースcadシステム Pending JP2002041597A (ja)

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