JP4175003B2 - 電子カメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被写体を撮像・記録する電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子カメラでは、撮影時のユーザー設定を選択することにより、画像ファイルの圧縮サイズや解像度や処理設定などを自在に変更することが可能であった。ユーザーは、このようなユーザー設定を駆使して、ウェブ公開に適した画面サイズの画像ファイルや、印刷に適した画像ファイルなどを、電子カメラ内で手軽に作成することができた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のように所望用途向けに加工されてしまった画像ファイルは、その時点で画像情報の一部が削減されてしまうことが多い。そのため、必要な画像情報を後から復元できず、更なる画像加工を行う際に制約を生じやすいといった問題点があった。
その他、電子カメラでは、誤操作や機械等のトラブルにより、保存中の貴重な画像ファイルを誤消去してしまうといった不具合も懸念される。
そこで、本発明では、画像ファイルの誤消去といった万一の事態に対処し、かつ自由度の高い画像加工にも対応する電子カメラを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
以下、本発明について説明する。
《請求項1》
請求項1の電子カメラは、被写体像を撮像して画像データを生成する撮像部と、画像データを処理して記録媒体にファイル保存する記録部とを備える。この記録部は、画像データ1つから生成した複数の同一の画像ファイルを記録媒体に保存する。これらの同一の画像ファイルの少なくとも一つに対し、記録部は、読み出し専用のファイル属性を付与する画像ファイルとして誤消去からデータ保護する。
《請求項2》
請求項2の電子カメラは、被写体像を撮像して画像データを生成する撮像部と、画像データを処理して記録媒体にファイル保存する記録部とを備える。記録部は、画像データ1つから画像データに異なる処理を施して複数の画像ファイルを生成して記録媒体に保存し、複数の画像ファイルの少なくとも一つに対して、異なる処理の内で輪郭強調のより弱いもの、ノイズ除去処理のより弱いもの、あるいは軟調寄りの階調変換をより施したものの画像ファイルを選択して、読み出し専用のファイル属性を付与する画像ファイルとして誤消去からデータ保護する。
《請求項3》
請求項3の電子カメラは、請求項1又は2の電子カメラにおいて、記録部は、複数の記録媒体を使用可能なマルチドライブ構成をとり、画像データ1つから生成された複数の画像ファイルを、複数の記録媒体に分散して保存する。
《請求項4》
請求項4の電子カメラは、請求項3の電子カメラにおいて、記録部は、複数の記録媒体の残容量を検出する。そして、記録部は、残容量のより大きな記録媒体に、誤消去からデータ保護する画像ファイルを保存する。
《請求項5》
請求項5の電子カメラは、請求項3の電子カメラにおいて、記録部は、誤消去からデータ保護する画像ファイルを、複数の記録媒体の少なくとも1つに専門に保存する。
《請求項6》
請求項6の電子カメラは、請求項3の電子カメラにおいて、記録部は、複数の前記記録媒体の内、前記記録容量のより大きな記録媒体に、誤消去からデータ保護する前記画像ファイルを専門に保存する。
《請求項7》
請求項3ないし請求項6のいずれか1項に記載の電子カメラにおいて、複数の記録媒体は、電子カメラに装着される記録媒体と、電子カメラから離れて配置された記録媒体とであり、記録部は、電子カメラから離れた記録媒体に対して、通信手段を介して、複数の前記画像ファイルの少なくとも一つを保存する。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明にかかる実施形態を説明する。
図1は、本実施形態における電子カメラ11の概略構成を示す図である。
図1において、電子カメラ11には、撮影レンズ12が装着される。この撮影レンズ12の像空間には、撮像素子13の受光面が配置される。この撮像素子13から出力される画像データは、処理回路14において黒レベル補正などの前処理を施された後、A/D変換器15に入力される。A/D変換器15は、この画像データを画素単位にデジタル化する。このようにデジタル化された画像データは、画像メモリ16に一旦記憶される。画像処理部17は、画像メモリ16内の画像データに対して、色補間処理、階調変換処理および画像圧縮処理などの画像処理を施す。
【0006】
このようにして生成された画像ファイルは、記録インターフェース19を介して、記録媒体にファイル保存される。この記録インターフェース19は、マルチドライブ構成であり、複数の記録媒体A,Bを同時に使用することができる。この内、記録媒体Aは、電子カメラ11に着脱自在に装着される記録媒体である。一方、記録媒体Bは、通信手段21を介することにより、電子カメラ11から離れて配置される。このような通信手段21としては、赤外線インターフェース,Bluetoothなどの無線インターフェース,光ケーブル,通信ケーブル,またはインターネットなどが好ましい。また、このような記録媒体Bとしては、インターネット上の電子アルバムサーバーなどが好ましい。
【0007】
また、電子カメラ11には、システムコントロール用の制御部18が設けられ、上述した画像データの信号処理動作をコントロールする。
さらに、電子カメラ11には、ユーザーがモード設定を行うためのモード設定釦24が設けられる。このモード設定釦24で設定されたモードの情報は、モード設定メモリ25に保持され、制御部18において使用される。
また、電子カメラ11には、シャッタレリーズ用のレリーズ釦26が設けられる。このレリーズ釦26の出力信号は、制御部18に伝達される。
さらに、電子カメラ11には、表示部27が設けられる。制御部18は、この表示部27に、電子カメラ11の情報などを表示する。
【0008】
[発明との対応関係]
以下、発明と本実施形態との対応関係について説明する。なお、ここでの対応関係は、参考のために一解釈を例示するものであり、本発明を徒らに限定するものではない。
請求項記載の撮像部は、撮像素子13および制御部18に対応する。
請求項記載の記録部は、画像処理部17,制御部18,および記録インターフェース19に対応する。
【0009】
[電子カメラ11の動作説明]
図2は、電子カメラ11の動作を説明する流れ図である。
以下、図2に示すステップ番号に沿って、電子カメラ11の動作を説明する。
【0010】
ステップS1: 電子カメラ11の主電源が投入されると、制御部18は、モード設定メモリ25から、予めユーザー設定されたモード設定情報を読み出す。このモード設定情報に基づいて、複数生成する画像ファイルの種類や、記録媒体Aと記録媒体Bの使い分け方などが決定される。
【0011】
ステップS2: 制御部18は、記録インターフェース19を用いて、記録媒体Aおよび記録媒体Bの記録容量および残容量をチェックする。このとき、制御部18は、最も少ない残容量を表示部27に表示する。また、制御部18は、記録媒体の残容量が所定の閾値よりも少なかった場合、その記録媒体が残容量不足であることを表示し、ユーザーに記録媒体の交換などを促す。
【0012】
ステップS3: 制御部18は、ユーザーによるレリーズ釦26の操作を待機する。レリーズ釦26が押されると、制御部18はステップS4に動作を進める。
【0013】
ステップS4: 制御部18は、撮像素子13に駆動パルスを与えて撮像動作を実行する。撮像素子13から出力される画像データは、処理回路14およびA/D変換器15を経由して、画像メモリ16に一旦記憶される。
【0014】
ステップS5: 制御部18は、画像処理部17に画像ファイルの生成を指示する。画像処理部17は、1つの画像データから2つの画像ファイルFα,Fβを生成する。
この内、一つ目の画像ファイルFαは、ユーザー設定項目の『解像度設定』や『圧縮率設定』などに合わせて生成される一般的な画像ファイルであり、従来の電子カメラでも作成されていたものである。
一方、二つ目の画像ファイルFβは、誤消去からデータ保護するため、読み出し専用のファイル属性を付与する画像ファイルである。このような二つ目の画像ファイルFβとしては、下記のような種類の画像ファイルを生成することが特に好ましい。
【0015】
(1)RAWデータの画像ファイル
(2)一つ目の画像ファイルFαと同じもの
(3)一つ目の画像ファイルFαよりも低い圧縮効率で画像圧縮されたもの
(4)一つ目の画像ファイルFαよりも画像情報を多く残すもの(例えば、画像ファイルFαよりも低歪み率で画像圧縮されたもの、階調ビット数の多いもの)
(5)一つ目の画像ファイルFαよりも標準に近い処理を施したもの(例えば、画像ファイルFαよりも輪郭強調の弱いもの、ノイズ除去処理の弱いもの、軟調寄りの階調変換を施されたもの)
【0016】
ステップS6: 制御部18は、2つの画像ファイルFα,Fβに対して、ファイル名を付与する。このとき、2つのファイル名の一部を一致させることによって、関連する画像ファイルFα,Fβを後から識別できるようにしておくことが好ましい。
なお、ファイル名以外にも、2つの画像ファイルFα,Fβを関連付けておくことが好ましい。例えば、一方の画像ファイルのヘッダー部などに、他方の画像ファイルのファイル名や格納フォルダーの情報などを記録しておくことが好ましい。
【0017】
ステップS7: 次に、制御部18は、画像ファイルFβの保存先を、記録媒体Aおよび記録媒体Bのいずれかに決定する。このような保存先の決定方法としては、次のいずれかの方法が特に好ましい。
【0018】
(A)記録容量の大きな方を、画像ファイルFβの保存先とする
(B)現時点で残容量の大きな方を、画像ファイルFβの保存先とする
【0019】
ステップS8: 制御部18は、記録インターフェース19を介して、2つの画像ファイルFαおよび画像ファイルFβを、2つの記録媒体Aおよび記録媒体Bに分散して保存する。このとき、各画像ファイルの保存先は、ステップS7での決定事項に従う。制御部18は、このように保存した画像ファイルFβのファイル属性を読み出し専用にセットして、誤消去からデータ保護する。
【0020】
ステップS9: 制御部18は、ここで電子カメラ11の主電源がオフされたか否かを判定する。
もしも、主電源がオン状態を維持している場合、制御部18は、ステップS3に動作を戻す。
一方、主電源がオフされている場合、制御部18は、上述した一連の動作を終了する。
【0021】
[本実施形態の効果など]
以上説明したように、本実施形態では、一つの画像データから複数の画像ファイルFα,Fβを作成し、2つの記録媒体A,Bに分散して保存する。このとき、画像ファイルFβには、読み取り専用のファイル属性が付与され、誤消去から厳重にデータ保護される。
【0022】
したがって、画像ファイルFαに画像加工等が施され、元々の画像情報が消失してしまっても、厳重にデータ保護される画像ファイルFβによって元々の画像情報を容易に復元することができる。
【0023】
特に、この画像ファイルFβの種類によっては、下記のような優れた利点が得られる。
【0024】
(1)画像ファイルFβを『RAWデータの画像ファイル』とした場合、このRAWデータを使って、撮像時の画像情報を忠実に復元できるという利点が得られる。
【0025】
(2)画像ファイルFβを『画像ファイルFαと同一のもの』とした場合、画像ファイルの生成処理を複数回行う必要がなく、画像処理の所要時間を短縮できるという利点が得られる。
【0026】
(3)画像ファイルFβを『画像ファイルFαよりも圧縮効率の低い画像ファイル』とした場合、この圧縮効率のより低い画像ファイルを使って、元々の画像情報を一段と正確に復元できるという利点が得られる。
【0027】
(4)画像ファイルFβを『画像ファイルFαよりも画像情報を多く残す画像ファイル』とした場合、この画像ファイルFβを使って、元々の画像情報を一段と正確に復元できるという利点が得られる。
【0028】
(5)画像ファイルFβを『画像ファイルFαよりも標準的な処理を施した画像ファイル』とした場合、画像ファイルFβは極端な処理によって画像情報が変容しているおそれが少ない。したがって、この画像ファイルFβを使って元々の画像情報を一段と正確に復元できるという利点が得られる。
また、本実施形態では、複数の記録媒体A,Bに分散して画像ファイルを保存する。したがって、いずれか一方の記録媒体が破損等の理由から読み出させなくなっても、他の記録媒体から画像ファイルを読み出すことができる。
【0029】
特に、画像ファイルFβの保存先の決定方法によっては、下記のような優れた利点が得られる。
【0030】
(A)画像ファイルFβを『マイクロドライブやハードディスク装置のような大容量の記録媒体』に専門に保存すると、この大容量の記録媒体の交換頻度は極めて少なくなる。この場合、ユーザーは、普段使う画像ファイルFα用の記録媒体の交換のみに気を遣えばよく、シングルドライブ構成の従来の電子カメラとほぼ同様の使い勝手を維持することができる。
さらに、このような動作では、一方の記録媒体に画像ファイルFβを専門に保存する。したがって、一つの記録媒体中に画像ファイルFαと画像ファイルFβが混在してしまうということがなく、画像ファイルを記録媒体の単位に整理できるという利点が得られる。
【0031】
(B)画像ファイルFβを『その時点で残容量のより大きな記録媒体』に保存した場合、残容量不足により画像ファイルFβを保存出来なくなるといった不具合を防ぐことができる。
【0032】
さらに、本実施形態では、通信手段21を介して記録媒体Bを電子カメラ11から離して配置する。したがって、電子カメラ11に万一トラブルが発生して、遠隔地の記録媒体Bを確実に保護することができる。さらに、遠隔地の記録媒体Bにはサイズ上の制約が殆どない。そのため、記録媒体Bについては、大容量化が容易になるといった利点が得られる。
【0033】
[実施形態の補足事項]
なお、上述した実施形態では、記録媒体Bを通信手段21を介して、電子カメラ11から離して配置している。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図3に示すように、電子カメラ11に記録媒体Aおよび記録媒体Bを装着してもよい。
【0034】
また、上述した実施形態では、2つの記録媒体に画像ファイルを保存している。しかしながら、本発明は、記録媒体の個数に限定されるものではない。例えば、3つ以上の記録媒体に画像ファイルを保存してもよいし、1つの記録媒体に画像ファイルFα,Fβを一緒に保存してもよい。
【0035】
なお、上述した実施形態では、画像ファイルFβのファイル属性を読み出し専用に設定することにより、誤消去からデータ保護している。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、画像ファイルFβを隠しファイル属性に設定したり、書き換え出来ない記録媒体(CD−Rなど)に記録するといった動作により、誤消去からデータ保護することも可能である。
【0036】
【発明の効果】
《請求項1》
請求項1の電子カメラでは、画像データ1つから複数の同一の画像ファイルを作成して記録媒体に複数保存し、同一の画像ファイルの少なくとも一つを読み出し専用のファイル属性を付与する画像ファイルとして誤消去からデータ保護する。
その結果、例えば、その他の画像ファイルが誤消去されたり、その他の画像ファイルが画像加工等によって元の画像情報を失っても、このデータ保護された画像ファイルを使って元の画像情報を容易に復元することができる。
また、この場合は、1つの画像ファイルを記録媒体に複数回記憶すればよく、画像ファイルの生成処理を複数回行う必要がない。
《請求項2》
請求項2の電子カメラでは、画像データ1つから画像データに異なる処理を施して複数の画像ファイルを生成して記録媒体に保存し、複数の画像ファイルの少なくとも一つに対して、異なる処理の内で輪郭強調のより弱いもの、ノイズ除去処理のより弱いもの、あるいは軟調寄りの階調変換をより施したものの画像ファイルを選択して、読み出し専用のファイル属性を付与する画像ファイルとして誤消去からデータ保護する。
ここで、上述した『標準的な処理』とは、極端な処理(強度の輪郭強調、強度のノイズ除去、極端に硬調な階調変換など)が施されていないという意味であり、その分だけ元の画像情報がありのままに残っている。したがって、その他の画像ファイルの画像情報を失っても、この標準的な処理の画像ファイルを使って元の画像情報をより正確に復元することができる。
《請求項3》
請求項3の電子カメラは、複数の記録媒体を使用可能なマルチドライブ構成をとる。電子カメラは、このマルチドライブ構成を利用して、一つの画像データから生成された複数の画像ファイルを、複数の記録媒体に分散して保存する。
このように複数の記録媒体に分散して保存することにより、記録動作の並列化が容易になり、複数の画像ファイルの書き込み時間を全体的に短縮できる。
また、一つの記録媒体が破損等の理由から読み出させなくなっても、他の記録媒体から画像ファイルを読み出すことが可能になる。
《請求項4》
請求項4の電子カメラは、複数の記録媒体の内、残容量のより大きな方に、誤消去からデータ保護する画像ファイルを保存する。
このような動作では、記録媒体の容量が途中で不足するおそれが少なくなり、データ保護する画像ファイルを確実に保存することが可能になる。
《請求項5》
請求項5の電子カメラは、データ保護する画像ファイルを、複数の記録媒体の少なくとも1つに専門に保存する。このような動作では、少なくとも一つの記録媒体に『データ保護する画像ファイル』が集中的に保存される。したがって、データ保護する画像ファイルを、一つの記録媒体にまとめて整理できるという利点がある。
《請求項6》
請求項6の電子カメラは、記録容量のより大きな記録媒体に対して、データ保護する画像ファイルを専門に保存する。
このような動作では、記録容量のより大きな記録媒体(例えば、マイクロドライブなど)に、データ保護する画像ファイルを大量に記録し、一種の画像データベースを作成することが可能になる。このような記録媒体は、交換頻度が比較的少なくなるので、ユーザーはこの記録媒体の存在をさほど意識せずに、電子カメラを使用することができる。
《請求項7》
請求項7の電子カメラは、複数の記録媒体の一つとして、電子カメラから離れて配置された記録媒体を使用する。電子カメラは、この記録媒体に対して、通信手段を介して、複 数の画像ファイルの少なくとも一つを保存する。
このような動作により、複数の記録媒体の一部を電子カメラから離して配置することが可能になる。したがって、電子カメラにトラブルなどが生じても、電子カメラから離れて配置された記録媒体は確実に保護される。
また、電子カメラから離して配置する記録媒体は、サイズ的な制限が少ないため、大容量化が容易となる。したがって、記録媒体の交換頻度も少なく、ユーザーはこの記録媒体の存在をさほど意識せずに、電子カメラを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における電子カメラ11の概略構成を示す図である。
【図2】電子カメラ11の動作を説明する流れ図である。
【図3】複数の記録媒体を装着した電子カメラを示す図である。
【符号の説明】
11 電子カメラ
12 撮影レンズ
13 撮像素子
14 処理回路
15 A/D変換器
16 画像メモリ
17 画像処理部
18 制御部
19 記録インターフェース
21 通信手段
24 モード設定釦
25 モード設定メモリ
26 レリーズ釦
27 表示部
Claims (7)
- 被写体像を撮像して画像データを生成する撮像部と、
前記画像データを処理して記録媒体にファイル保存する記録部とを備え、
前記記録部は、前記画像データ1つから複数の同一の画像ファイルを作成して前記記録媒体に複数保存し、前記同一の画像ファイルの少なくとも一つを読み出し専用のファイル属性を付与する画像ファイルとして誤消去からデータ保護することを特徴とする電子カメラ。 - 被写体像を撮像して画像データを生成する撮像部と、
前記画像データを処理して記録媒体にファイル保存する記録部とを備え、
前記記録部は、前記画像データ1つから前記画像データに異なる処理を施して複数の前記画像ファイルを生成して前記記録媒体に保存し、複数の前記画像ファイルの少なくとも一つに対して、前記異なる処理の内で輪郭強調のより弱いもの、ノイズ除去処理のより弱いもの、あるいは軟調寄りの階調変換をより施したものの画像ファイルを選択して、読み出し専用のファイル属性を付与する画像ファイルとして誤消去からデータ保護する
ことを特徴とする電子カメラ。 - 請求項1又は2に記載の電子カメラにおいて、
前記記録部は、複数の前記記録媒体を使用可能なマルチドライブ構成をとり、前記画像データ1つから生成された複数の前記画像ファイルを、複数の前記記録媒体に分散して保存する
ことを特徴とする電子カメラ。 - 請求項3に記載の電子カメラにおいて、
前記記録部は、複数の前記記録媒体の残容量を検出し、前記残容量のより大きな記録媒体に、誤消去からデータ保護する前記画像ファイルを保存する
ことを特徴とする電子カメラ。 - 請求項3に記載の電子カメラにおいて、
前記記録部は、誤消去からデータ保護する前記画像ファイルを、複数の前記記録媒体の少なくとも1つに専門に保存する
ことを特徴とする電子カメラ。 - 請求項3に記載の電子カメラにおいて、
前記記録部は、複数の前記記録媒体の内、前記記録容量のより大きな記録媒体に、誤消去からデータ保護する前記画像ファイルを専門に保存する
ことを特徴とする電子カメラ。 - 請求項3ないし請求項6のいずれか1項に記載の電子カメラにおいて、
複数の前記記録媒体は、前記電子カメラに装着される前記記録媒体と、前記電子カメラから離れて配置された記録媒体とであり、
前記記録部は、前記電子カメラから離れた前記記録媒体に対して、通信手段を介して、複数の前記画像ファイルの少なくとも一つを保存する
ことを特徴とする電子カメラ。
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