JP2005184545A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザがデータの重要度によって、データの消去方式を選択して、データを消去することによりセキュリティレベルを向上できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 利用者がFAXなどの画像処理機能の種別を選択するごとに、「親展」であるか「ダイレクト」であるかによって消去方式を選択し、消去方式が選択されたことに応じて、入力されたデータを蓄積し、蓄積されたデータを出力して画像処理した後、蓄積されている当該データを選択された消去方式で消去することにより、蓄積されている画像処理後のデータを利用者が選択した消去方式に応じて消去する。
【選択図】 図5

Description

この発明は画像形成装置に関し、特に、入力された画像データをハードディスクなどの不揮発性記憶装置に一旦記憶させ、その不揮発性記憶装置から画像データを読み出してプリントアウトする画像形成装置に関する。
デジタル複合機のような画像形成装置においては、入力された画像データをハードディスクなどの不揮発性メモリに記憶しておき、記憶した画像データを読み出してプリントアウトする場合がある。入力された画像データは、プリントアウト終了後も、次に別の画像データが入力されてハードディスク上に上書きされるまでは、ハードディスクに残っていることになる。このため、画像処理装置を廃棄処分したときに、ハードディスクが装置本体から抜き取られて、記憶されている情報が解析されると、以前に入力された画像データの情報が流出することになり、特に機密情報などを扱う場合に問題となっていた。
これに対して、画像データの処理が終了した時点でその画像データを消去する画像形成装置がある。例えば、特開2003−032484号公報(特許文献1)には、入力されたデータのセキュリティレベルが高ければ、そのデータを一時的に蓄積して処理を行い、蓄積したデータを処理後に消去し、セキュリティレベルが低ければ蓄積したデータを処理後も消去することなくそのまま残しておく画像処理装置について記載されている。
また、特開2003ー037719号公報(特許文献2)には、コピーキーがオンされていれば、画像データを読み取って画像記憶装置に保存してプリントアウトするとともにタイマをセットし、プリントアウト後にコピーキーが押されずに所定時間経過するか消去キーが押されたときに、画像記憶装置に記憶している画像データを消去する画像処理装置について記載されている。
さらに、特開2002−335381号公報(特許文献3)には、画像データを画像記憶部に記憶し、記憶した画像データに基づいて印刷作業を行うモードと、画像データを画像記憶部に記憶させることなく印刷作業を行うモードとを備えた画像形成装置について記載されている。
特開2003−032484号公報(段落番号0051、図3) 特開2003ー037719号公報(段落番号0034、図6) 特開2002−335381号公報(段落番号0038〜0040、図3)
上記特許文献1〜3に記載されている画像形成装置などにおいてもデータを蓄積するためにハードディスクが用いられている。通常、ハードディスクに記録されたデータは、ファイル管理領域と実データ領域とに分けられて格納されており、ファイル管理領域には実データのファイル名やそのファイルからディスクの何処に記録されるかを示す位置情報などが格納されている。ハードディスクのデータを初期化すると、ファイル管理領域に記憶されている情報が消去されるだけであり、実データはそのまま残っている。このため、ハードディスクに一度記録された実データは、ディスクを初期化するなどの作業だけでは消去されることがなく特定のソフトウェアなどで読み取られる恐れがあり、絶対に安全とはいえない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、利用者がデータの重要度によって、データの消去方式を選択して、セキュリティレベルを向上できる画像形成装置を提供することである。
この発明は、複数の画像処理機能を有する画像形成装置であって、データを入力するためのデータ入力手段と、複数の画像処理機能のいずれかを選択するための処理機能選択手段と、データ入力手段から入力されたデータを蓄積するとともに蓄積されたデータを消去するための消去方式を有する不揮発性蓄積手段と、消去方式を選択するための消去方式選択手段と、不揮発性蓄積手段に蓄積されたデータを処理するためのデータ処理手段と、処理機能選択手段によって選択された画像処理機能の種別ごとに、消去方式選択手段によって消去方式が選択されたことに応じて、蓄積されたデータを出力して画像処理手段によって処理した後、不揮発性蓄積手段に蓄積されている当該データを選択された消去方式で消去する制御手段とを備える。
好ましくは、処理機能ごとに処理機能選択手段によってデフォルトの消去方式が選択される。
好ましくは、消去方式選択手段によって選択された消去方式の情報を記憶する消去方式記憶手段を含み、制御手段は消去方式記憶手段に記憶されている消去方式に基づいて消去を行う。
好ましくは、画像処理機能はファクシミリ通信機能を含み、ファクシミリ通信機能で送られてくるデータにはセキュリティレベルを示す情報が含まれており、消去方式選択手段によって、セキュリティレベルを示す情報に応じた消去方式が選択され、制御手段は消去方式選択手段によって予め選択された消去方式に基づいて蓄積されているデータを消去する。
好ましくは、画像形成装置は外部からの信号に応じて、コピー機能,プリンタ機能およびスキャナ機能のいずれかの処理を行うものであって、外部からの信号は記消去方式選択手段で選択される消去方式に関連するデータを含み、制御手段は外部からの信号に含まれる消去方式に関連するデータに基づいて前記蓄積されているデータを消去する。
この発明では、利用者が画像処理機能の種別を選択するごとに消去方式を選択し、消去方式が選択されたことに応じて、入力されたデータを不揮発性蓄積手段に蓄積し、蓄積されたデータを出力して画像処理手段によって処理した後、データ蓄積手段に蓄積されている当該データを選択された消去方式で消去することにより、不揮発性記憶手段に残されている画像処理後のデータを利用者が選択した消去方式に応じて消去することが可能となり、セキュリティレベルを向上できる。
図1はこの発明の一実施形態における画像形成装置としてのデジタル複合機の概略ブロック図であり、図2は図1に示した操作部の一例を示す正面図であり、図3は操作部に含まれる表示部の表示例を示す図である。
図1において、デジタル複合機1は制御部11と、DRAM12と、FAX通信部13と、ネットワークIF(インタフェース)部14と、印字部15と、不揮発性蓄積手段としてのHD(ハードディスク)16と、画像読み取り部17と、操作部18とを含む。画像読取り部17とFAX通信部13とネットワークIF部14は、データを入力するためのデータ入力手段を構成している。
画像読み取り部17は光電変換素子の一例のCCD(図示せず)を備えており、原稿の画像データを読み取ることができる。操作部18は図2に示すように入力部19と表示部20とを含み、入力部19は、FAX(ファクシミリ)の送信スタートやコピースタートを指示するコピーキー191と、実行中の処理を全面的に解除するための中止キー192と、割り込みの実行・解除を指示するための割り込みキー193と、FAX送り先の番号やコピー枚数などを指示するテンキー194と、各種情報を設定するための設定キー195などを含む。
表示部20は液晶パネルにより構成されており、デジタル複合機1から利用者への情報を表示できるようになっている。この液晶パネルはタッチパネルであり、図3に示すように「FAX」,「プリンタ」,「コピー」および「ネットワークスキャナ」の各画像処理機能のいずれかを選択する処理機能選択手段と、消去方式を入力するための消去方式入力手段とを構成する入力部19の一部としても機能する。
制御部11は、画像読み取り部17から与えられるデータ,FAX通信部13またはネットワークIF部14から与えられるデータをDRAM12に圧縮符号化して書き込みおよびDRAM12に書き込んだデータを読み出し、伸張復号化して出力する。また、制御部11は、FAX通信部13による通信のための制御と、ネットワークIF部14による通信のための制御と、データ処理手段としての印字部15による印字のための制御と、画像読み取り部17の画像読み取りのための制御と、操作部18の入力部19からのデータを入力するための制御と、操作部18の表示部20にデータを表示するための制御などを行う。さらに、制御部11は、必要に応じてDRAM12からデータを読出してHD16に書き込み制御し、HD16からデータを読み出す。
なお、図1において太線の矢印は画像データの流れを示しており、細線の矢印は制御信号または制御データの流れを示している。
ここで、デジタル複合機1の各画像処理機能について概略の動作について簡単に説明する。デジタル複合機1をFAXとして利用する場合、利用者は表示部20に表示されている「FAX」の表示に指で触れる。受信時には公衆回線30から送られてきた画像データが制御部11の制御により、FAX通信部13を介してDRAM12に圧縮符号化して書き込まれ、DRAM12に書き込まれた1ページ分の画像データが伸張復号化されて印字部15に出力され、印字用紙に印字される。
なお、受信した画像データをHD16に保存する場合は、制御部11は受信した画像データをDRAM12から読み出して伸張復号化し、再度符号化してHD16に書き込む。
FAX画像データの送信時には、利用者が画像読み取り部17に原稿をセットすると、画像読み取り部17によって原稿が読み取られ、読み取られた画像データが一旦DRAM12に圧縮符号化して書き込まれ、1ページ分の画像データがDRAM12から読み出され、伸張復号化されてFAX通信部13を介して公衆回線30に送信される。
デジタル複合機1をプリンタとして利用するときは、利用者は表示部20に表示されている「プリンタ」の表示に指で触れる。ネットワーク40から印字データが入力されてネットワークIF部14を介してDRAM12に与えられ、制御部11の制御により印字データが圧縮符号化されてDRAM12に書き込まれる。ネットワーク40には図示しないが、パーソナルコンピュータなどが接続されていて、これらの機器から印字データがネットワーク40上に出力される。DRAM12に書き込まれた印字データは制御部11により読み出され、伸張復号化されて印字部15に出力され、印字用紙に印字される。
デジタル複合機1をコピー機として利用するときは、利用者は表示部20に表示されている「コピー」の表示に指で触れる。利用者が画像読み取り部17に原稿をセットすると、画像読み取り部17によって原稿が読み取られ、その画像データが制御部11の制御により圧縮符号化されてDRAM12に書き込まれる。DRAM12に書き込まれた画像データは、制御部11により読み出されて伸張復号化され、印字部15に出力されて印字用紙に印字される。
なお、ソートコピーする場合は、DRAM12に書き込まれた画像データがHD16に書き込まれ、HD16から読み出されて印字部15に出力することにより、ソートコピーされる。
デジタル複合機1をネットワークスキャナとして利用するときは、利用者は表示部20に表示されている「ネットワークスキャナ」の表示に指で触れる。利用者が画像読み取り部17に原稿をセットすると、画像読み取り部17によって原稿が読み取られ、その画像データが制御部11の制御により圧縮符号化されてDRAM12に書き込まれる。DRAM12に書き込まれた画像データは、制御部11により読み出されて伸張復号化され、ネットワークIF部14を介してネットワーク40に出力される。
ここで、この発明の各実施形態で適用される消去方式について簡単に説明する。消去方式はセキュリティレベルの低いものから高いものの順に、例えば「0を1回書込み方式」,「1を1回書込み方式」,「乱数を1回書込み方式」,「NSA方式」,その他の消去方式として「旧NSA方式」や「米国防総省方式」や「NATO方式」や「Gumann方式」などの8つの消去方式がある。
例えば、「0を1回書き込み方式」でHD16のディスク全体に「0」を書き込むと、元のデータが「1」のところに「0」を書き込んでも、実際にはわずかなレベルの残留磁気がHD16上に残っていてデータの再現が可能であるため、完全に消去したとはいえない。従って、「0を1回書き込み方式」はセキュリティレベルが低いが消去時間が短くて済むという特徴がある。
これに対して、「乱数を1回書き込み方式」は乱数をHD16のディスク全体に1回書き込む方式であり、セキュリティは高くなるが乱数を書き込むため、消去時間が長くなってしまう。さらに、「Gumann方式」は、乱数4回,固定値1…固定値27,乱数4回を書き込む方式であり、セキュリティは極めて高くなるが、符号化した情報を書き込むため、処理時間はさらに長くなる。
これらの消去方式は、HD16のファイル管理領域のみならず実データ領域も消去するものであり、既にプログラムとして市販されており、予めHD16に記憶されている。
図4はデジタル複合機をFAX機として利用する際に親展受信またはダイレクト受信したときに、それぞれのデータを消去する消去方式を設定するための表示を示す図であり、図5はこの発明の一実施形態における利用者が消去方式を設定する動作を示すフローチャートである。
次に、図1から図5を参照して、この発明の一実施形態における利用者が消去方式を設定する動作を説明する。まず、利用者がデジタル複合機1の電源を投入すると、制御部11は図3に示すように機能切替表示を行い、利用者はその表示を見てFAX,コピー,プリンタ,ネットワークスキャナのいずれかの機能を選択する。
制御部11は、SP(図示ではSPと略称する。)1において、消去方式を設定する機能がFAX機であるかあるいはその他のコピー機,プリンタ,ネットワークスキャナなどの他の画像処理機能が選択されているかを判別する。利用者が図3の「FAX」の表示に触れて画像処理機能としてFAXを選択すると、制御部11はデジタル複合機1をFAXとして利用することを判別する。利用者が図2に示す設定キー195を操作すると、制御部11は消去方式の設定であると判別し、図4に示すように表示部20に「親展」と「ダイレクト」を表示する。
利用者が「親展」の表示を選択すると、制御部11はステップSP2において「親展」が選択されたことを判別し、ステップSP3において、選択された「親展」の消去方式を示す情報をHD16に記憶する。すなわち、「親展」で送られてくるデータは一般的にセキュリティレベルが高いと思われるので、利用者が前記消去方式のうちの例えば「NSA方式」や「Gumann方式」を示す情報を入力することにより、その消去方式を示す情報がHD16に記憶される。
利用者が「ダイレクト」の表示を選択すると、制御部11はステップSP2において「ダイレクト」が選択されたことを判別し、ステップSP4において、選択されたダイレクト受信の消去方式を示す情報をHD16に記憶する。すなわち、「ダイレクト」で受信されるデータは一般的にセキュリティレベルが低いと思われるので、利用者が前記消去方式のうちの例えば「0を1回書込み方式」を示す情報を入力することにより、その消去方式を示す情報がHD16に記憶される。
このようにしてデータのセキュリティレベルに応じて消去方式が設定される。「ダイレクト」でセキュリティレベルの低い消去方式を用いるのは、セキュリティレベルの高い消去方式は消去時間が長くかかるのに対して、消去時間が短くて済むからである。
利用者がFAX以外の画像処理機能を選択すると、制御部11はステップSP1において、FAX以外の機能が選択されたことを判別し、利用者がFAX以外の画像処理機能の消去方式を入力すると、ステップSP5において、その他の画像処理機能におけるデフォルトの消去方式をHD16に記憶して設定を終了する。
なお、FAXで受信するデータが「親展」であるか「ダイレクト」であるかは、例えばデータに含まれているヘッダによって制御部11が判別する。
上述のごとく、この実施形態によれば、利用者はFAXの機能を選択したときに、「親展」であればセキュリティレベルが高い消去方式を示す情報を設定し、「ダイレクト」であればセキュリティレベルの低い消去方式を示す情報を設定することができる。
なお、設定した消去方式に従ってデータを消去する動作については後述の図9で説明する。
図6はこの発明の他の実施形態における消去方式の設定動作を示すフローチャートであり、図7は表示部に表示される消去方式の選択画面を示す図である。
前述の図5に示した実施形態ではFAX受信に関して利用者が消去方式を設定し、FAX以外の画像処理機能に対してはデフォルトの消去方式を設定するようにしたが、図6および図7に示した実施形態では、利用者がジョブ設定時に任意の消去方式を設定するものである。ここで言うジョブとは、FAX受信を除くFAX送信,コピー,プリンタ印字,ネットワークスキャナ送信などの作業である。
制御部11は電源投入時に図3に示すジョブ選択画面を表示部20に表示し、利用者がその表示を見ていずれかのジョブを選択すると、制御部11は図7に示すように、「消去1」〜「消去4」の消去方式を選択するための表示を表示部20に表示する。この表示を見て利用者はいずれかの表示に指を触れて消去方式を選択する。「消去1」〜「消去4」の消去方式は前述した消去方式のいずれかである。
制御部11はステップSP11において、消去方式が選択されたか否かを判別し、いずれかの消去方式が選択されていることを判別すると、ステップSP12において、選択された消去方式をジョブに関連付けてHD16に記憶させる。制御部11はステップSP11において、消去方式が選択されていないことを判別すればステップSP13において、前述の図5で説明した利用者による設定で選択されたデフォルトの消去方式をジョブに関連付けてHD16に記憶する。
このように、この実施形態では、利用者はデジタル複合機でコピー,プリンタ印字,ネットワークスキャナ作業のいずれかのジョブを選択し、それに対応して消去1〜消去4のいずれかの消去方式を設定することができる。
次に、上記した各消去方式を利用者が設定するときのガイド法について説明する。図8は各消去方式と消去レベルとの対応関係と、各消去方式を選択するためのガイドの具体的な内容例を示す図である。
図7では単に「消去1」〜「消去4」の4段階で消去レベルに応じて消去方式を設定できるように表示したが、図8に示すように前記8つの消去方式の名称と、それぞれの消去方式の消去レベルと、8つの消去方式をセキュリティレベルが低いか高いかの2グループに分けて利用者がいずれかの消去方式を選択し易くするためのガイドとを予めHD16に記憶しておき、この情報をHD16から読み出して表示部20に表示してもよい。利用者はこの表示を見てFAX,コピー,プリンタ,ネットスキャナの画像処理機能のそれぞれに対応した任意の消去方式の番号を指で触れることにより設定することが可能になる。また、この設定は利用者ではなく、サービスマンによって行うようにしてもよい。
図9は印字後のデータを消去する動作を示すフローチャートである。図9を参照して、図5または図6で設定された消去方式に従って、データを消去する動作について説明する。図9に示すステップSP21において、制御部11は印字部15が印字可能になるまで待機し、印字可能になると、ステップSP22において、HD16の実データ領域に記憶されている画像1ページ分のデータを読み出して印字部15印字させる。制御部11はステップSP23において、1ページ分のデータの印字が正常に終了したか否かを判別し、終了していなければステップSP21に戻り、そのページの印字が終了するのを待つ。
制御部11は、ステップSP23において印字が正常に終了したことを判別すると、ステップSP24において、そのページの画像の管理データに削除可能であることをセットする。ステップSP25において、印字する画像があるか否かを判別し、あればステップSP21に戻り、なければステップSP26において、設定された消去方式に従って削除可能となった画像を消去する。
従って、この実施形態によれば、例えばデジタル複合機をFAXとして利用する際に、データの印字終了後にデータの削除が可能であることをセットし、親展受信であればセキュリティレベルの高い消去方式でHD16の実データ領域に記憶されているデータを消去し、ダイレクト受信であればセキュリティレベルの低い消去方式でHD16の実データ領域に記憶されているデータを短時間に消去することができる。
また、各ジョブごとに設定した消去方式に従ってHD16の実データ領域に蓄積されているデータを消去することができる。
なお、消去方式は、異なる消去方式を複数組合わせてもよい。
また、FAXの送信側から送られてくるデータに予めセキュリティレベルを付加しておき、利用者は予めそのセキュリティレベルに応じた消去方式を設定しておき、制御部11は送られてくるデータに含まれるセキュリティレベルに応じた消去方式でHD16に蓄積されているデータを消去するようにしてもよい。
さらに、FAXを送信する相手に応じて予めセキュリティレベルを付加しておいてもよい。
さらに、外部から画像形成装置をコピー機能,プリンタ機能,ネットワークスキャナ機能のいずれかを選択するための信号を与え、その信号にセキュリティレベルに応じた消去方式を示す情報を含めておき、制御部11はその消去方式を示す情報を判別してデータを消去するようにしてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明の一実施形態における画像処理装置としてのデジタル複合機の概略ブロック図である。 図1に示した操作部の一例を示す正面図である。 表示部に表示されるデジタル複合機の機能切替表示を示す図である。 デジタル複合機をFAX機として利用する際に親展受信またはダイレクト受信を設定するときの表示を示す図である。 利用者が消去方式を設定するときの動作を示すフローチャートである。 ジョブ設定時における消去方式を選択するときの動作を示すフローチャートである。 表示部に表示される消去方式の選択画面を示す図である。 各消去方式と消去レベルとの対応関係と、各消去方式を選択するためのガイドを示す図である。 印字後のデータを消去する動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 デジタル複合機、11 制御部、12 DRAM、13 FAX通信部、14 ネットワークIF部、15 印字部、16 HD、17 画像読み取り部、18 操作部、19 入力部、20 表示部、30 公衆回線、40 ネットワーク。

Claims (5)

  1. 複数の画像処理機能を有する画像形成装置であって、
    データを入力するためのデータ入力手段と、
    前記複数の画像処理機能のいずれかを選択するための処理機能選択手段と、
    前記データ入力手段から入力されたデータを蓄積するとともに蓄積されたデータを消去するための消去方式を有する不揮発性蓄積手段と、
    前記消去方式を選択するための消去方式選択手段と、
    前記不揮発性蓄積手段に蓄積されたデータを処理するためのデータ処理手段と、
    前記処理機能選択手段によって選択された画像処理機能の種別ごとに、前記消去方式選択手段によって消去方式が選択されたことに応じて、前記蓄積されたデータを出力して前記画像処理手段によって処理した後、前記不揮発性蓄積手段に蓄積されている当該データを前記選択された消去方式で消去する制御手段とを備えた、画像形成装置。
  2. 前記処理機能ごとに前記処理機能選択手段によってデフォルトの消去方式が選択される、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. さらに、前記消去方式選択手段によって選択された消去方式の情報を記憶する消去方式記憶手段を含み、
    前記制御手段は、前記消去方式記憶手段に記憶されている消去方式に基づいて前記消去を行う、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像処理機能はファクシミリ通信機能を含み、
    前記ファクシミリ通信機能で送られてくるデータにはセキュリティレベルを示す情報が含まれており、
    前記消去方式選択手段によって、前記セキュリティレベルを示す情報に応じた消去方式が選択され、
    前記制御手段は、前記消去方式選択手段によって予め選択された消去方式に基づいて前記蓄積されているデータを消去する、請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置は、外部からの信号に応じて、コピー機能,プリンタ機能およびスキャナ機能のいずれかの処理を行うものであって、
    前記外部からの信号は、前記消去方式選択手段で選択される消去方式に関連するデータを含み、
    前記制御手段は、前記外部からの信号に含まれる消去方式に関連するデータに基づいて前記蓄積されているデータを消去する、請求項1に記載の画像形成装置。
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