JP4174577B2 - 給水配管の洗浄方法及び給水配管の洗浄装置 - Google Patents

給水配管の洗浄方法及び給水配管の洗浄装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、給水配管の洗浄対象部にオゾン水を通水しながら、前記空気供給装置により前記洗浄対象部の前記一端側から空気を断続的に供給しつつ、前記給水配管を洗浄する給水配管の洗浄方法に関する。従来、この種の給水配管の洗浄方法は、前記給水配管高部に設けられた前記洗浄対象部の一端側からオゾン水及び空気(以下混合液と称する)を供給し、その混合液に断続的に供給される空気の気泡とともに、管内を流下するエネルギーを利用し、前記管内の接水面にオゾンを接触させ、その管内面の汚れ、錆等を分解除去するとともに、その汚れ等に生息している雑菌を殺菌しつつ、これらの異物を管内から排除し、かつ、前記管内面に金属酸化物の不動態を形成させて、前記給水配管の通水性、清潔性、耐久性の向上を図ることが行われている。
【0002】
【従来の技術】
上述の方法により、給水配管を洗浄する際には、前記配管に通水する利便性を考慮して、前記混合液は、給水配管に通常の水が流れる流れ方向に、通常の水が流れる給水圧で通水することが行われている。つまり、揚水ポンプの介在する揚水管においては、下方から上方に向けて、既設の前記揚水ポンプが前記給水配管に揚水する流れを利用しつつ混合液を圧入供給し、前記揚水ポンプから前記高架水槽までの配管を洗浄し、逆に、前記高架水槽から水栓までの間は、主に、前記高架水槽から前記水栓に至までの高低差によって生じる給水圧を利用しつつ、混合液を上方から下方に向けて強制流下させ、前記高架水槽から前記水栓までの配管を洗浄することが行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の給水配管の洗浄方法によれば、前記混合液は、通常の給水方向に供給されるため、一般的に配管が下流側ほど先細りに形成されているのに従って、前記混合液の最大許容流量が低下し、前記混合液の通水抵抗に基づく配管内の異物除去能が発揮されにくくなる。また、前記混合液に混合される空気が気泡となる際に衝撃力を発生させる効果(以下エアハンマー効果と称する)が、十分に得られないという問題点があった。
【0004】
また、混合液中の気泡は、通水搬送される途中で集合して大きな気泡となりやすく、気泡が配管の内壁から異物を剥離させるような前記異物除去能が発揮されにくくなる。このような状況は通常の給水配管において、特に上−下方向で混合液を通水する際に、オゾン水が下方に流下しようとするのに対して気泡が上方に浮かび上がろうとする相反する動きがによって起きやすく、このような場合には、気泡が集合して管路を塞ぎ通水の妨げになってしまうこともある。すると、さらに通水抵抗が増して通水流量が低下するので、洗浄効果が低下するという問題が派生する。さらに、このような場合、給水配管に分岐部がある場合、給水圧は、洗浄対象でない分岐管の方にも作用するため、気泡の一部は分岐管に侵入しつつ集合することになる。すると、集合した気泡は、より一層流れにくくなるとともに、最悪の場合、通水自体を阻害し、混合液の供給ができなくなる事もある。そのため、配管の洗浄効果には限界があって、さらに洗浄効果の向上が望まれている。
また、逆に揚水管のように下−上方向に混合液を供給する場合であっても、管路に堆積する異物は、流れ方向に沿って堆積するので、その異物の堆積方向に通水してもその異物を剥離させるような異物除去能は発揮されにくいという事情があり、このような異物を効率よく除去することは困難であった。
【0005】
そのため、上述の状況に鑑み、混合液を供給する際にポンプ等を用いて供給圧を上げることも行われている。しかし、このような方法は、配管に負荷をかけるため、どのような配管の洗浄対象部に対しても用いられる訳ではなく、汎用性に欠ける。また、配管の強度等に応じて安全性の見込める範囲内での運用に限られてしまうので、供給圧の限界があり、このような限界を見極めるための作業等を伴ったりして手間がかかり作業性が低下する。
【0006】
従って、本発明の目的は、上記実状に鑑み、簡単な構成で、異物除去能が高く、給水配管内の隅々まで洗浄可能な技術を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するための、本発明に係る給水配管の洗浄対象部にオゾン水供給装置を接続してオゾン水を通水しながら、空気供給装置により前記洗浄対象部の一端側から空気を断続的に供給しつつ、前記給水配管を洗浄する給水配管の洗浄方法の特徴手段は、
前記オゾン水供給装置から供給されるオゾン水に紫外線を照射する紫外線照射装置を設けるとともに、前記給水配管の前記洗浄対象部の他端側に、前記給水配管から洗浄水を強制排出するポンプを接続し、前記オゾン水に紫外線を照射して前記オゾン水を活性化しつつ、前記ポンプにより前記洗浄対象部の前記他端側から洗浄水を強制排出させて、配管内圧を低下させながら洗浄する点にある。
また、上述の構成において、前記空気供給装置により圧縮空気を供給することが好ましい。
【0008】
さらに、前記洗浄対象部としての揚水管の上端部側を前記一端側とし、前記揚水管の下端部側を前記他端側としてあってもよい。
また、前記オゾン水供給装置が、給水配管高部に設けられる高架水槽から水を採取する取水部を設け、その採取された水にオゾンガスを溶解させてオゾン水とするオゾンガス供給装置を設け、前記オゾン水を洗浄対象部の一端側に供給する給水部を設けて構成してあるとともに、前記一端側を前記高架水槽と前記洗浄対象部とを接続するサドル分水栓としてあってもよい。
【0009】
また、給水配管の洗浄対象部の一端側に接続自在なオゾン水供給装置、及び、前記給水配管に対して空気を断続的に供給する空気供給装置を設け、前記給水配管の前記洗浄対象部にオゾン水を通水しながら、前記空気供給装置により前記洗浄対象部の前記一端側から空気を断続的に供給して前記給水配管の洗浄を行う給水配管の洗浄装置としては、
前記給水配管の前記洗浄対象部の他端側に接続して、前記給水配管から洗浄水を強制排出して配管内圧を低下可能にするポンプと、
前記ポンプにより前記洗浄対象部の前記他端側から洗浄水を強制排出させる制御装置と、
前記オゾン水供給装置から供給される前記オゾン水に紫外線を照射して前記オゾン水を活性化させる紫外線照射装置と、を備え、
通常のオゾン水と活性化されたオゾン水とを供給切替自在に構成したことを特徴とする。
【0010】
また、上述のオゾン水の供給に用いられるオゾン水供給装置は、貯水部から原水を取り入れる取水部を有する第一槽と、オゾン水を排出する排出部を有する第二槽とを設けたオゾン水槽を備え、 前記取水部を介して前記第一槽に原水を流入させる原水流入装置を設け、 前記第一槽と第二槽とを仕切る仕切壁を、第二槽に過剰に流入した水が、前記仕切壁を越えて第一槽側に溢流可能に設けるとともに、前記第一槽の水を引き抜き、オゾンガスを混入溶解させるオゾン水生成機構を経由して、生成したオゾン水を前記第二槽に返送するオゾン水循環装置を設け、前記排出部を介してオゾン水を排出させる送水装置を設けてあることが好ましい
【0011】
〔作用効果〕
つまり、給水配管の洗浄対象部の一端側にオゾン水供給装置を接続するとともに、前記給水配管に対して空気を断続的に供給する空気供給装置を接続してあると、給水配管内にオゾン水及び空気の混合液を供給することができる。
これにより、オゾン水が給水配管内の異物を酸化し、汚れをもろくして水に分散しやすくしたり、錆をさらに酸化して、もろくしたり、水中に溶解させたり、配管内面を酸化して不動態を形成させたり、雑菌を死滅させたりする。
これに対して、前記混合液中の空気は気泡となって前記配管内面に接触するから、前記配管内面に付着している異物を剥離させる効果を生じる。すると、オゾン水によりもろくなった異物は容易に配管から剥離されてオゾン水とともに流され、配管外に排出されることになる。
【0012】
さらに、前記給水配管の前記洗浄対象部の他端側に、前記給水配管から洗浄水を強制排出するポンプを接続してあると、前記混合液の流れは加速され、前記配管内には、混合液を一端側から供給する際に配管内圧を上げてしまうのに対して、逆に配管内圧を低下させる効果を生む。すると、前記給水配管に分岐部があったとしても、その分岐部内に気泡が侵入するような圧力は生じにくく、逆に、分岐部内に侵入した気泡を、給水配管の洗浄対象部側へ吸い込む負圧を生じる。
【0013】
すると、前記分岐部の近傍において気泡が滞留しやすくなる現象は解消され、かつ、加速された混合液の流れにより、気泡も剥離された異物も排出されやすくなる。
そして、前記給水配管の前記洗浄対象部にオゾン水を通水しながら、前記空気供給装置により前記洗浄対象部の前記一端側から空気を断続的に供給しつつ、前記ポンプにより前記洗浄対象部の前記他端側からオゾン水と気泡との混合液となった洗浄水を効率よく強制排出させることができる。そのため、洗浄水の流れや気泡による異物剥離効果も洗浄対象部末端側まで有効に働きやすく、洗浄効果を大きなものとできる。
【0014】
さらに、断続的に供給される空気の気泡の供給圧が管内の洗浄水のより広い範囲に及び易くなることからも、エアハンマー効果による異物除去能が発揮されやすい。また、給水配管に供給される混合液に含まれる気泡は管路途中で大気泡にまでは成長しにくい。また、この気泡は、管内に強制圧入されるよりは、ポンプによる強制排出によって洗浄対象部末端側に移動されるために、管内を異常に加圧した状態にすることなく誘導することになり、配管への圧力負担が少ない。
【0015】
また、従来は、前記異物が水流によって配管内壁面に押しつけられる効果を生じ、異物の剥離がおきにくくなる作用が働いていた(図3(イ)参照)。これに対し、このように配管内圧を低下させる効果が生じると、前記異物は水流によって配管内面から引きはがされる作用力を受け、より一層異物の剥離がおき易くなった(図3(ロ)参照)。
【0016】
更に、オゾン水供給装置から供給されるオゾン水に紫外線を照射する紫外線照射装置を設け、オゾン水に紫外線を照射して前記オゾン水を活性化するので、金属配管に対する酸化被膜形成機能を向上させることができる。 従って、全体として洗浄効果が上がり、複雑形状の管でも良好に洗浄できるようになった。
【0017】
前記空気供給装置としては、エジェクタ、ジェットノズル等、種々の形態がとれるが、圧縮空気を供給する構成としてあると、エアハンマー効果が長スパンにわたって、より確実に働く。また、上述のようにポンプで水を排出しながら給気に脈動を加えると、空気供給装置が圧縮空気を供給するような強力なものでなくてもエアハンマー効果がかかるため、さらに洗浄効果が上がる。
前記洗浄対象部としての揚水管の上端部側を前記一端側とし、前記揚水管の下端部側を前記他端側とすれば、通常水の流れの逆方向に洗浄することになるから、通常の水の流れに沿った鱗状に異物が堆積しているのに対して、鱗をはがすように水流、気泡が作用するので、通常の水の流れに沿って洗浄するのに比較して汚れが落ちやすい(図4参照)。
【0018】
前記オゾン水供給装置が、給水配管高部に設けられる高架水槽から水を採取する取水部を設け、その採取された水にオゾンガスを溶解させてオゾン水とするオゾンガス供給装置を設け、前記オゾン水を洗浄対象部の一端側に供給する給水部を設けて構成してあると、前記高架水槽から採取した水にオゾンを溶解させてオゾン水とすることができ、通常手近にある水源を利用してオゾン水を供給可能になるとともに、その水源にオゾン水を蓄積しておく必要がないので、水源をオゾン水に晒すことなく、また、前記水源の容積に関係なく連続的にオゾン水を供給するから安定したオゾン濃度のオゾン水を得ることができる。そして、得られたオゾン水は、前記給水部から前記洗浄対象部の一端側に供給される。
そこで、前記一端側を前記高架水槽と前記洗浄対象部とを接続するサドル分水栓としてあれば、給水配管中で比較的圧力負荷に弱い量水器を経由することなく通水して洗浄を行うことができるようになる。従って、前記量水器を前記配管から取り外すような作業を行うことなく、給水配管を洗浄することができる。
しかも、連続的にオゾン水を作って供給するから、オゾン水が上述の高架水槽のような水源に十分にたまるまでの待機時間はほとんど要しないため、短時間で給水配管の洗浄に取りかかることができ、かつ、後処理も容易になるので、給水配管の洗浄にかかる断水時間は少なくて済むようになる。
【0019】
従って、低コストで高効率に混合水を供給して給水配管を洗浄することができるようになる。
【0020】
尚、給水配管に対してポンプを設けて、その給水配管内の水を引き抜くことは、前記給水配管に高い負荷を与えることになるため、通常は使用されていないものであるが、その給水配管に給水しながら給水配管内の水を排水させるので、給水、排水のバランスを保つことにより、給水配管への負荷を大きくすることなくポンプによる排水が可能になるのである。
【0021】
また、貯水部から原水を取り入れる取水部を有する第一槽と、オゾン水を排出する排出部を有する第二槽とを設けたオゾン水槽を備え、
前記取水部を介して前記第一槽に原水を流入させる原水流入装置を設け、
前記第一槽と第二槽とを仕切る仕切壁を、第二槽に過剰に流入した水が、前記仕切壁を越えて第一槽側に溢流可能に設けると、槽内の水は必ず第一槽を経由する循環路をたどる。ここで槽内の水を循環させる場合に、前記第一槽の水を引き抜き、オゾンガスを混入溶解させるオゾン水生成機構を経由して、生成したオゾン水を前記第二槽に返送するオゾン水循環装置を設けてあれば、第一槽内の水はオゾン水となって第二槽に移流され、第二槽で貯留されて、送水装置により前記排出部を介して排出させられる。
すると、前記第一槽から過剰に前記第二槽に流入したオゾン水は溢流して前記第一槽に返送されることになるから、前記送水装置による送水量より、前記オゾン水循環装置による循環推量の方を多く設定した場合には、前記第二槽に過剰に水が流入することになって、次第に第二槽にオゾン水があふれ、仕切壁を越えて第一槽に返送されることになる。すると、第一槽の水も次第にオゾン水に置換され、循環する水中のオゾン濃度も次第に高くなる。
そのため、オゾン水槽内に比較的高濃度のオゾン水を常時貯留しておくことができるようになり、前記オゾン水槽に貯水部からの原水を取り入れ、即座にオゾン水を流出させても常時高濃度のオゾン水を供給することができるようになる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は高置水槽をもつ中高層の建築物に布設された給水管を洗浄する場合の例を示すものであって、分水管1によって地下の受水槽2に入った水を各層に分配する給水管Pは、受水槽2から給水ポンプ3、逆止弁V1、閉止弁V2を順に有し屋上の高架水槽4に至る揚水管P1と、高置水槽4から給水弁としてのサドル分水栓V3を経て下方へ延びる降水管P2およびそれより各層毎に分岐し給水分岐弁V4を経て端末の給水栓5に至る枝管P3とによって構成されている。また、図中高架水槽4とサドル分水栓V3との間には、給水量を管理するための量水器6が設けられている。
【0023】
洗浄対象部として給水配管Pの降水管P2を洗浄する場合には、その洗浄対象部の一端側において給水配管洗浄装置に設けられるオゾン水供給装置10を、貯水部としての前記高架水槽4と給水部としての前記サドル分水栓V4との間にバイパスして設け、前記オゾン水供給装置には、水中ポンプ11を原水流入装置として設けて前記高架水槽4内の水を取り入れ、オゾンを溶解させてオゾン水を生成するオゾン水槽12を設け、また、量水器19を設けて、生成したオゾン水の安定供給を図る。さらに、送水ポンプ13を送水装置として設けて、生成した前記オゾン水は、エジェクタ7を介して制御装置8によって断続的にに気液混合され、前記サドル分水栓V3に供給される。そのため、断続的に供給されるオゾン水によるエアハンマー効果によって前記給水管Pが洗浄される。尚、前記送水ポンプと、前記エジェクタ7とは、一体に構成してあるものであっても良い。
【0024】
また、前記洗浄対象部の他端側において、給水分岐弁V4にオゾン水を排出するラインポンプ9を連接し、前記洗浄対象部に通水される混合液を強制排出させられるように設ける。尚、給水分岐弁V4は、洗浄に先だって給水配管P内の水を、引き抜くために、既設の配管に取り付けられる。
【0025】
前記サドル分水栓V3は、給水管に対してサドル状に分岐路を形成し、給水管に対して注液自在にする管路を形成するものである(図外)。
【0026】
図2に示すように、前記オゾン水供給装置10におけるオゾン水槽12は、高架水槽4から原水を取り入れる取水部11aを有する第一槽12aと、オゾン水を排出する排出部13aを有する第二槽12bとを備え、
前記第一槽12aと第二槽12bとを仕切る仕切壁12cを、第二槽に過剰に流入した水が、前記仕切壁12cを越えて第一槽12a側に溢流可能に設けるとともに、前記第一槽12aの水を引き抜き、オゾンガスを混入溶解させるオゾン水生成機構14を経由して、生成したオゾン水を前記第二槽12bに返送するオゾン水循環装置15を設けて構成してある。
【0027】
前記オゾン水生成機構14は、オゾン発生装置14aとオゾン混合機14bとを備え、前記オゾン混合機14bは、槽内の水が循環する導水管14cに、オゾン供給エジェクタ14dを備え、前記オゾン発生装置14aからのオゾンを、導水管14c中に循環される水中に噴射して溶解させる構成とするとともに、余剰のオゾンが気液分離されて前記オゾン水槽12内に排出される構成とする。尚、前記オゾン水循環装置15と、前記前記オゾン混合機14bとは一体に形成することも可能である。
【0028】
また、前記第一槽12a内には、水位を検知するフロートセンサ16を設け、前記フロートセンサ16が、前記第一槽12aの水位が前記仕切壁12cの上端近傍に達したことを検知した場合、前記水中ポンプ11を停止して原水の取り入れを停止するとともに、前記オゾン水循環装置15の動作を小容量に変更する。また、送水ポンプを作動させて、前記フロートセンサが水位の低下を検知した場合には、前記水中ポンプの動作を開始して、前記オゾン水槽12内への原水の取り入れを開始するとともに、前記オゾン水循環装置15の動作を、前記送水ポンプによる総水量よりも大容量に変更する。
これにより、前記オゾン水供給装置は、前記オゾン水槽12内にオゾン水が貯留されている状態を維持可能に構成される。
また、前記オゾン水槽12上部にはオゾン水から遊離する余剰のオゾンを前記オゾン水槽から排出する排気口19aを設けるとともに、その排気口19aにオゾン分解ガスフィルタ19を設け、オゾンガスがオゾン水槽12外へ流出しないように構成してある。
【0029】
前記洗浄対象部を洗浄する場合には、まず、上述の給水配管洗浄装置を前記洗浄対象部に連接した状態で、前記水中ポンプ11及びラインポンプ9を作動させ、さらに、エジェクタ7を断続的に動作させるように制御装置を稼働させる。すると、前記エジェクタ7により、流通される水の流れに脈動が発生してエアハンマー効果を生じながら、オゾン水が混合液として前記給水配管の洗浄対象部に供給される。すると、前記給水配管中に発生したスライム、さび、雑菌群等の異物に基づく汚れが、酸化分解されつつ剥離除去される。
また、このように洗浄を行った場合、前記洗浄対象部から分岐する他の枝管等の分岐管P4には、上述のように剥離された異物等が侵入しにくく、逆に、洗浄対象部が負圧の状態で通水されているから、分岐管P4の分岐部における洗浄効果が高くなっていることがわかった。
【0030】
また、揚水管P1を洗浄する場合には、図1破線に示すように給水配管洗浄装置の接続を変更する。尚、給水分岐弁V2は、洗浄に先だって給水配管P内の水を、引き抜くために、既設の配管に取り付けられる。
【0031】
すると、揚水管P1は異物の堆積方向と逆方向に洗浄されることになり、順方向に洗浄した場合に比べて異物除去能が優れていることがわかった(図3,4参照)。また、本発明の洗浄方法(図7)によると、従来の洗浄方法(図6)に比べて、高い洗浄効果がみられることがわかった。尚、図5は、洗浄前の配管の内面を示す図であり、図6は、従来の洗浄方法によって、洗浄対象部他端側に相当する蛇口から赤水が出なくなるまで配管内面を洗浄した後の配管の内面を示す図であり、図7は、前記従来の洗浄方法を行った後、前記蛇口に吸引ポンプを設けて、本発明による洗浄方法によって蛇口から赤水が出なくなるまで配管内面を洗浄した後の配管の内面を示す図である。また、従来の洗浄方法によって洗浄を行った後の配管であっても、本発明の洗浄方法を続けて行えば、赤水が約10分にわたって発生し、さらに洗浄効果を発揮していることが判った。
また、図5〜7を比較すると、従来の洗浄方法(図6)では、固形分が大まかに除去されていることが判るものの、まだ、スライムによる管内壁面の凹凸が多数観測されている。これに対して、本発明の洗浄方法(図7)の後では、上述の凹凸が大幅に減少し、また、管内面の色が変化しているため、酸化皮膜等の保護膜が形成されているものと考えられる。
【0032】
尚、上述の実施の形態においては、空気供給装置としてエジェクタを用い、洗浄対象部に断続的に空気を導入する形態としたが、これに限らず、ジェットノズルで圧縮空気を供給する形態としてもよい。
このように構成してあると、圧縮空気の供給圧により混合液の供給速度が上昇し、エアハンマー効果が長スパンにわたって発揮されるとともに、気泡の集合、逆流が少なく抑制されるので、効率よく配管内の洗浄が行われる。
【0033】
また、前記オゾン水供給装置10から供給されるオゾン水に、紫外線を照射する紫外線照射装置を設け、洗浄効果を向上させている。更に、水中に溶解したオゾンをラジカル化させるトルマリン等のセラミック触媒を管路に設けて、洗浄効果を向上させることもできる。
【0034】
具体的には図2中破線に示すように、オゾン水供給装置10の管路内送水ポンプ下流側に、その管内に通水されるオゾン水に紫外線を照射する紫外線照射装置17を設けて、オゾン水の活性化を図り、金属配管に対する酸化被膜形成機能を向上させている。更に、その管内にセラミック触媒18を浸漬配置しても良い。 この際、オゾン水を活性化させる場合に、オゾン水供給路を、前記紫外線照射装置17や、前記セラミック触媒18を介する場合と介しない場合とに、切替自在に構成し、通常のオゾン水と活性化されたオゾン水とを供給切替自在に構成することができる。すると、前記紫外線照射装置17や、前記セラミック触媒18を介さずに、オゾン水を断続的に供給して通常の管内の異物除去及び殺菌を行い、その後、前記紫外線照射装置17や、前記セラミック触媒18を介して、活性オゾン水を通常供給して酸化被膜の形成を行えば、エアハンマーによる間への応力を少なく抑えながら、効率よく管内の洗浄、殺菌、酸化皮膜形成を行える。また、樹脂配管等の洗浄の際には、酸化皮膜形成の必要はないから、通常のオゾン水のみによる洗浄に切替えて洗浄すればよく、的確な洗浄方法を選択することができるので好適である。 さらに、具体的には、鉄管の場合、オゾン水を断続的に供給してエアハンマー効果による通常の管内の異物除去及び殺菌を20分と、前記紫外線照射装置17や、前記セラミック触媒18を介して、活性オゾン水を通常供給して酸化被膜の形成を40分行うことにより、配管全体を効果的に洗浄できることがわかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】給水配管洗浄装置の接続説明図
【図2】オゾン水供給装置の概略図
【図3】降水管内の異物に対する洗浄効果の説明図
【図4】揚水管内の異物に対する洗浄効果の説明図
【図5】洗浄前の配管内面を示す図
【図6】従来の給水配管洗浄方法による配管洗浄効果を示す図
【図7】本発明の給水配管洗浄方法による配管洗浄効果を示す図
【符号の説明】
P 給水配管
10 オゾン水供給装置
7 空気供給装置
9 ポンプ

Claims (6)

  1. 給水配管の洗浄対象部にオゾン水供給装置を接続してオゾン水を通水しながら、空気供給装置により前記洗浄対象部の一端側から空気を断続的に供給しつつ、前記給水配管を洗浄する給水配管の洗浄方法であって、
    前記オゾン水供給装置から供給されるオゾン水に紫外線を照射する紫外線照射装置を設けるとともに、前記給水配管の前記洗浄対象部の他端側に、前記給水配管から洗浄水を強制排出するポンプを接続し、
    前記オゾン水に紫外線を照射して前記オゾン水を活性化しつつ、
    前記ポンプにより前記洗浄対象部の前記他端側から洗浄水を強制排出させて、配管内圧を低下させながら洗浄することを特徴とする給水配管の洗浄方法。
  2. 前記空気供給装置により圧縮空気を供給する請求項1に記載の給水配管の洗浄方法。
  3. 前記洗浄対象部としての揚水管の上端部側を前記一端側とし、前記揚水管の下端部側を前記他端側としてある請求項1又は2に記載の給水配管の洗浄方法。
  4. 前記オゾン水供給装置が、給水配管高部に設けられる高架水槽から水を採取する取水部を設け、その採取された水にオゾンガスを溶解させてオゾン水とするオゾンガス供給装置を設け、前記オゾン水を洗浄対象部の一端側に供給する給水部を設けて構成してあるとともに、前記一端側を前記高架水槽と前記洗浄対象部とを接続するサドル分水栓としてある請求項1又は2に記載の給水配管の洗浄方法。
  5. 給水配管の洗浄対象部の一端側に接続自在なオゾン水供給装置、及び、前記給水配管に対して空気を断続的に供給する空気供給装置を設け、前記給水配管の前記洗浄対象部にオゾン水を通水しながら、前記空気供給装置により前記洗浄対象部の前記一端側から空気を断続的に供給して前記給水配管の洗浄を行う給水配管の洗浄装置であって、
    前記給水配管の前記洗浄対象部の他端側に接続して、前記給水配管から洗浄水を強制排出して配管内圧を低下可能にするポンプと、
    前記ポンプにより前記洗浄対象部の前記他端側から洗浄水を強制排出させる制御装置と、
    前記オゾン水供給装置から供給される前記オゾン水に紫外線を照射して前記オゾン水を活性化させる紫外線照射装置と、を備え、
    通常のオゾン水と活性化されたオゾン水とを供給切替自在に構成した給水配管の洗浄装置。
  6. 前記オゾン水供給装置は、
    水部から原水を取り入れる取水部を有する第一槽と、オゾン水を排出する排出部を有する第二槽とを設けたオゾン水槽を備え、 前記取水部を介して前記第一槽に原水を流入させる原水流入装置を設け、 前記第一槽と第二槽とを仕切る仕切壁を、第二槽に過剰に流入した水が、前記仕切壁を越えて第一槽側に溢流可能に設けるとともに、前記第一槽の水を引き抜き、オゾンガスを混入溶解させるオゾン水生成機構を経由して、生成したオゾン水を前記第二槽に返送するオゾン水循環装置を設け、前記排出部を介してオゾン水を排出させる送水装置を設けたものである請求項5に記載の給水配管の洗浄装置
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