JP4173880B2 - 空気調和システムの除湿制御方法 - Google Patents

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本発明は、空気調和システムの除湿制御方法に関し、特に機械室空調に好適な空気調和システムの除湿制御方法に関する。
従来、空気調和システムにおいては、冷房時に冷房運転と除湿運転を繰り返し行い、あるいは除湿後に再熱することにより室内空気の温度、湿度を制御することが行われている(例えば特許文献1)。除湿時には蒸発器表面で吸込み空気を結露させ、発生したドレンをドレン配管を介して屋外に排出する必要がある。しかし、例えば情報通信機器類を冷房する機械室空調においては、部屋の中央部に室内機を設置せざるを得ないことがあり、この場合にはドレン配管の施工は極めて困難である。また、除湿の際には凝縮潜熱に相当する冷熱が外部に捨てられることになるため、不必要な除湿は省エネの観点から望ましくない。さらに、情報通信機器室の空調方式として二重床空調方式が広く採用されているが、二重床内部で長期間結露を繰り返すことにより、床空間内の配線類や建築躯体等に悪影響を及ぼすおそれがある。
他方、機械室空調においては、過度な室内湿度の低下を防止するため、加湿装置を用いて調湿することがある。このような条件下において、空調機側が加湿装置と連動することなく成り行きで除湿を行うことは、省エネの観点上好ましいとはいえない。
特開平10−185351号公報
本発明は、このような問題を解決するためのものであって、ドレンを発生させない又は抑制する空気調和システムの除湿制御方法を提供するものである。
本発明は以下の内容をその要旨とする。すなわち、
請求項1の発明は、圧縮機と、蒸発器と室内機送風機とを備えた室内機と、を含む空気調和システムにおいて蒸発器表面温度(Te)と、冷房対象空気の露点温度(Tw)との差(ΔT=Te−Tw)が所定の開始条件である温度差(α)以下の状態が一定時間以上継続したときに、室内送風機風量増加、圧縮機回転数減少又は室外機送風機風量減少のいずれか一又は複数の組み合わせにより、冷媒蒸発圧力を高圧側に移行させて、蒸発器表面温度を冷房対象空気の露点温度以上に維持する除湿回避運転を行い、前記ΔTが、所定の解除条件である温度差(β)以上の状態が一定時間以上継続したときに、除湿回避運転を解除する、ことを特徴とする空気調和システムの除湿制御方法である。
図3は本発明の作用をp‐h線図(エンタルピー−圧力線図)上に示したものである。通常の冷凍サイクル(R)がA→B→C→D→Aであるのに対して、室内機送風機風量をアップさせて蒸発器における冷媒蒸発圧力を高圧側にシフト(P0→P1)することにより、冷凍サイクル(R’)はA’→B’→C→D’→A’となる。また、両冷凍サイクルの冷媒蒸発温度T、T’を比較するとT’>Tとなる。冷媒蒸発温度と蒸発器表面温度とは相関関係があるから、T’を冷房対象空気の露点温度以上に維持するように室内機送風機風量を制御(すなわち蒸発圧力を制御)することにより、無除湿制御を行うことが可能となる。
図5は、本発明の作用を空気線図により示したものである。同図において、ある時点における冷房対象空気(吸込み空気)の絶対湿度(X)と飽和線の交点Sから、冷房対象空気の露点温度Twを求めることができる。蒸発器表面温度TeとTwの差、ΔT=Te−Twを0以上に維持すれば吸込み空気が蒸発器表面で結露することがない。すなわち、ドレン発生を回避できることになる。さらに吸込み空気の温度、湿度等の変動を考慮して、α≦ΔT≦βに制御するものである。
請求項2の発明は、請求項1において圧縮機回転数減少を行う場合において、圧縮機回転数が最低に至ってもΔTがα以上にならないときは、圧縮機運転を停止するとともに、室内送風機風量を最小とすることを特徴とする。
請求項3の発明は、除湿回避運転を解除するときは、除湿回避運転開始直前の室内機温度制御及び風量制御条件に戻すことを特徴とする。
請求項4の発明は、圧縮機と室外機送風機とを備えた室外機と、蒸発器と室内機送風機とを備えた室内機と、加湿手段を含む空気調和システムにおいて、加湿手段稼動時は、室内送風機風量増加、圧縮機回転数減少又は室外機送風機風量減少のいずれか一又は複数の組み合わせにより、所望の除湿量を確保するために選定した除湿目標値に基づいて設定される所定の冷媒蒸発圧力範囲に維持する、除湿量制御運転を行うことを特徴とする。
請求項5の発明は、加湿手段からの運転開始又は停止信号を受けて除湿量制御運転を開始又は解除することを特徴とする。
請求項6の発明は、冷房対象空気温度が設定温度を超えているときは、除湿量制御運転を解除することを特徴とする。
上記各発明によれば、従来、除湿の際に外部に捨てられていた凝縮潜熱分の冷熱が生じないため、省エネ性に優れた空気調和システムの実現が可能となる。
また、本発明を二重床空調方式に用いることにより、二重床内部の結露のおそれを解消できる。
また、請求項1乃至の各発明によれば、蒸発器表面温度を冷房対象空気の露点温度以上に維持するように制御するため、無除湿制御を行うことが可能となる。これにより、ドレン配管が困難な部屋への適用が容易となる。
また、請求項乃至の各発明によれば、冷房時に加湿する空気調和システムにおいて、除湿量を制御することが可能となる。
以下、本発明に係る無除湿運転制御方法の実施形態について、図1乃至5を参照してさらに詳細に説明する。重複を避けるため、各図において同一構成には同一符号を用いて示している。なお、本発明の範囲は特許請求の範囲記載のものであって、以下の実施形態に限定されないことはいうまでもない。
(第一の実施形態)
本実施形態は、主として請求項1乃至に該当する。図1は、第一の実施形態に係る空気調和システム1を示す図である。空気調和システム1の空調制御は、二重床構造の通信機械室10に設置される空調機2によってなされる。空調機2は、室内機4、室外機3、圧縮機5(後述)とこれらを結ぶ冷媒配管6を主要構成とし、後述する冷凍サイクルにより冷気を生成し、通信機械室10に供給する。
通信機械室10の床は床パネル10aにより区画され、二重床空間11が形成されている。また、天井部は天井板10bにより区画され、天井空間12が形成されている。室内機4と二重床空間5とは、往き側ダクト19を介して接続されている。また、天井空間12と空調機2とは、戻り側ダクト18を介して接続されている。通信機械室10内には通信機械類を収納したラック16a乃至16cが設置されている。このうち、ラック16aは前面吸気タイプであり、また、ラック16bは前面下部吸気タイプ、ラック16cは下面吸気タイプである。ラック16aについてみると、機器前面から導入される冷気は、内部に搭載されている機器類を冷却した後に上部のファン(図示せず)からラック外に排出される。他のタイプのラックについても同様である。それぞれのラックの吸気面には温度、湿度を検出するセンサ17a乃至17cが取り付けられており、検出データは後述する制御部8に送信される。
図2は空調機2の詳細構成を示す図である。空調機2は、室外機3、室内機4、圧縮機5、膨張弁7、これらを結ぶ冷媒循環回路6a乃至6c、及び空気調和システムの運転制御を司る制御部8を主要構成としている。
室内機4は、蒸発器4a、室内機送風機4bを備えており、吸い込んだ室内空気を蒸発器4aで冷却し、室内機送風機4bにより通信機械室10に送出する。吸込み空気の温度は、温度センサ4cにより検知される。冷媒循環回路6a乃至6cの内部にはフロン冷媒が充填されており、配管内を気相又は液相状態で循環するように構成されている。蒸発器4a表面には温度センサ4cが取り付けられている。
屋外に設置される室外機3は、圧縮機5、凝縮器3a、室外機送風機3bを内蔵しており、圧縮機5で高温高圧にされたガス冷媒を凝縮器3aで外気と熱交換して冷却凝縮し、冷媒循環回路6bを介して室内機4に搬送する。空調機2の冷凍能力は、圧縮機5の回転数をインバータ制御することにより調整される。
制御部8は、いずれも不図示のCPU、RAM、ROM、記憶部等を備え、各センサの検出値、室外機送風機3b風量、室内機送風機4b風量等に基づいて、ROMに格納されている所定のプログラムに従って後述の各制御を行うように構成されている。記憶部には湿り空気表データに該当するテーブルが格納されている。
空調機2は、この他にも四方弁、アキュムレーター、四方弁等の冷凍サイクルを構成する各種要素が含まれるが、図示を省略してある。
以上の構成により、蒸発器4aで作られる冷気は、室内機送風機4bにより往き側ダクト19を介して二重床空間11に送出され、床パネル10aに複数設けられた吹出し口14から室内に供給される。室内を冷房した後に上昇する空気は、天井板10bに複数設けられた吸込口15から天井空間12に導かれ、さらに戻り側ダクト18を介して室内機4に戻される。戻り側空気には外気導入ダクト20を介して導入される外気が混和される。
次に図4をも参照して、空気調和システム1の無除湿運転制御フローについて説明する。なお、以下のフローでは制御の安定化を考慮して、各ステップは所定の時間間隔で行われるものとする。制御開始に伴い、運転継続時間(τ)のカウントが開始される(ステップS101)。運転開始時は通常の運転制御、すなわち、吸込み温度制御により行われ、除湿に関して成り行きとなる(ステップS102)。所定の時間経過後、蒸発器4a表面に取り付けられた温度センサ4cの検知温度(Te)と、通信機械室10室内の平均相対湿度から演算した露点温度(Tw)との差(ΔT=Te−Tw)が、開始条件温度差(α)を下回っているか否かが判定される(ステップS103)。なお、室内の平均相対湿度は、ラック16a乃至16cに取り付けられた温度・湿度センサ17a乃至17cの検出値に基づいて、湿り空気表テーブルを用いて演算される。ΔT<αのときは、さらに当該条件が所定の時間(τ1)以上継続しているか否かが判定される(ステップS104)。これらの条件のいずれかに該当しないときは通常制御運転が継続される(S103又はS104においてNO)。
両方の条件に該当するときは除湿回避運転制御に移行する。具体的には、室内機送風機4bの風量を最大にする(ステップS105)。次いで、圧縮機周波数(回転数)を下げる余地があるか否かが判定される(ステップS106)。圧縮機周波数が最低に至っていないときは、周波数を1段ダウンさせる(ステップS107)。最低に至っているときは圧縮機の運転を停止し(ステップS111)、さらに室内機送風機4bの風量を最低にする(ステップS112)。最低風量を維持するのは、サーモOFF状態で室温の検知を行うためである。
この状態で一定時間運転継続後、次に、蒸発器表面温度と露点温度の差、ΔT=Te−Twが解除温度差(β)を超えている(ΔT>β)か否かが判定される(ステップS108)。ΔT≦βのときは、ステップS103以下の判定を繰り返す。ΔT>βのときは、さらに当該条件が所定の時間(τ1)以上継続しているか否かが判定される(ステップS109)。該当するときは除湿回避運転を解除し、通常制御運転に復帰する(ステップS110)。τ1未満のときはステップS108に戻る。
なお、本実施形態では室内送風機風量増加と圧縮機回転数減少の組み合わせにより除湿回避運転を行う態様としたが、これに限らず室内送風機風量増加、圧縮機回転数減少、室外機送風機風量減少のいずれか一又は複数(二つ、ないし、三つ)の組み合わせによる形態とすることができる。
また、本実施形態においては室内の平均相対湿度の演算に際して、温度・湿度センサ17a乃至17cの検出値を用いているが、これに限らず他の検出値、例えば吸込み空気の湿度値を用いてもよい。
(第二の実施形態)
次に本発明の他の実施形態について説明する。本実施形態は、請求項乃至に該当するものである。図6は、本実施形態に係る空気調和システム30を示す図である。空気調和システム30の構成が第一の実施形態に係る空気調和システム1と異なる点は、空気調和システム1に加えて加湿装置31、及び加湿装置31の運転信号を空調機2に伝送するための通信線32を、さらに備えていることである。他の構成については第一の実施形態と同一であるので説明を省略する。
次に図7を参照して、空気調和システム30の除湿運転制御フローについて説明する。なお、以下のフローでは制御の安定化を考慮して、各ステップは所定の時間間隔で行われるものとする。運転開始時は通常の運転制御、すなわち、吸込み温度制御により運転が行われ、除湿に関しては成り行き制御となる(ステップS201)。次いで、制御部8において加湿装置31からの運転開始信号を受信したか否かが判定される(ステップS202)。受信していないときは、通常制御運転が継続される(S202においてNO)。運転開始信号を受信したときは、さらに通信機械室10の平均室温Tavが設定室温T0以下か否かが判定される(ステップS203)(なお、Tavはラック16a乃至16cに取り付けられている温度センサ17a乃至17cの検出値に基づいて演算される)。Tav>T0のときは室温制御が優先され、通常制御運転が継続される(S203においてNO)。
Tav≦T0のときは除湿量制御運転に移行する。具体的には、室内機送風機4bの風量を最大にする(ステップS204)。次いで、室外機送風機3bの風量が最小であるか否かが判定される(ステップS205)。風量が最小のときはステップS207に移行する。室外機送風機風量が最小でないときは、風量を1段ダウンさせる(ステップS206)。これらの操作により、蒸発器4における冷媒蒸発圧力(Pev)及び凝縮器3における冷媒凝縮圧力(Pcd)が上昇傾向となる。さらに、凝縮圧力上昇により圧縮機吐出圧が高圧異常防止のための吐出圧限界に至ったか否かが判定される(ステップS207)。吐出圧限界に至ったときは室外機送風機風量を1段アップさせ、凝縮圧力を下げる(ステップS212)。
吐出圧限界に達していないときは、次いで、冷媒蒸発圧力(Pev)を設定蒸発圧力範囲(Pa≦Pev≦Pb)に維持するように以下の制御を行う。すなわち、まず設定蒸発圧下限値(Pa)以上か否かが判定される(ステップS208)。下限値に達していない(Pev<Pa)ときは(S208においてNO)、さらにステップS206以下の制御を繰り返す。下限値以上のときは(Pev≧Pa)、次に設定蒸発圧上限値(Pb)以下か否かが判定される(ステップS209)。上限値を超えているときは室外機送風機風量を1段アップさせ、凝縮圧力を下げる(ステップS212)。さらにステップS207以下の制御を繰り返す。
上限値以下のときは、通信機械室10の平均室温Tavが設定室温T0以下か否かが判定される(ステップS203)。Tav>T0のときは室温制御が優先され、通常制御運転に復帰する(S211)。Tav≦T0のときはステップS208以下の制御が維持される。
図8は、本実施形態による除湿制御をp‐h線図上に示したものである。通常の吸込み温度制御による冷凍サイクル(R)がA→B→C→D→Aであるのに対して、室内機送風機風量、室外機送風機風量を制御することにより、凝縮圧力(Pcd)及び蒸発圧力(Pev)を高圧側にシフトさせて、Pa≦Pev≦Pbに維持する。冷媒蒸発温度≒蒸発器表面温度であるから、冷媒蒸発温度を所望の除湿量とする温度に設定することにより所望の除湿制御が可能となる。
なお、Pa、Pbの設定に際しては、所望の除湿量を確保できるように選定することができる。
また、本実施形態では加湿装置を機械室上部に設ける形態としたが、床面に設置することとしてもよい。さらに、往き側ダクト内部に設置することとしてもよい。
本発明は、熱源、冷媒、空調方式、建築構造等の種類を問わず空気調和システムに広く適用可能である。
第一の実施形態に係る空気調和システム1を示す図である。 空調機2の詳細を示す図である。 無除湿制御時のエンタルピー−圧力線図(p‐h線図)を示す図である。 無除湿制御運転の作用を示す空気線図である。 無除湿制御運転フローを示す図である。 第二の実施形態に係る空気調和システム30を示す図である。 第二の実施形態における除湿制御運転フローを示す図である。 除湿制御運転時のエンタルピー−圧力線図(p‐h線図)を示す図である。
符号の説明
1・・・・・空気調和システム
2・・・・・空調機
3・・・・・室外機
3a・・・・凝縮器
3b・・・・室外機送風機
4・・・・室内機
4a・・・蒸発器
4b・・・室内機送風機
4c・・・温度センサ
5・・・・圧縮機
8・・・・制御部
16a〜16c・・・ラック
17a〜17c・・・湿度センサ
31・・・加湿装置

Claims (6)

  1. 圧縮機と、蒸発器と室内機送風機とを備えた室内機と、を含む空気調和システムにおいて、
    前記蒸発器表面温度(Te)と、冷房対象空気の露点温度(Tw)との差(ΔT=Te−Tw)が所定の開始条件である温度差(α)以下の状態が一定時間以上継続したときに、室内送風機風量増加、圧縮機回転数減少又は室外機送風機風量減少のいずれか一又は複数の組み合わせにより、冷媒蒸発圧力を高圧側に移行させて、蒸発器表面温度を冷房対象空気の露点温度以上に維持する除湿回避運転を行い、
    前記ΔTが、所定の解除条件である温度差(β)以上の状態が一定時間以上継続したときに、除湿回避運転を解除する、
    ことを特徴とする空気調和システムの除湿制御方法。
  2. 圧縮機回転数減少を行う場合において、圧縮機回転数が最低に至っても、前記ΔTが前記α以上にならないときは、圧縮機運転を停止するとともに、室内送風機風量を最小とすることを特徴とする請求項1に記載の空気調和システムの除湿制御方法。
  3. 前記除湿回避運転を解除するときは、前記除湿回避運転開始直前の室内機温度制御及び風量制御条件に戻すことを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和システムの除湿制御運転方法。
  4. 圧縮機と室外機送風機とを備えた室外機と、蒸発器と室内機送風機とを備えた室内機と、加湿手段を含む空気調和システムにおいて、
    室内送風機風量増加、圧縮機回転数減少又は室外機送風機風量減少のいずれか一又は複数の組み合わせにより、所望の除湿量を確保するために選定した除湿目標値に基づいて設定される所定の冷媒蒸発圧力範囲に維持する、除湿量制御運転を行うことを特徴とする空気調和システムの除湿制御方法。
  5. 前記加湿手段からの運転開始又は停止信号を受けて前記除湿量制御運転を開始又は解除することを特徴とする請求項に記載の空気調和システムの除湿制御方法。
  6. 冷房対象空気温度が設定温度を超えているときは前記除湿量制御運転を解除することを特徴とする空気調和システムの除湿制御方法。
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