JP2019086160A - 空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】温度ムラを抑制し、サーモOFFの頻度を低減する空気調和装置を提供する。【解決手段】室内空気を室内熱交換器に供給する室内送風機と、室内機の吹出口に設けられ、上下方向の風向を調整する上下風向板および左右方向の風向を調整する左右風向板と、室内温度を検出する室内温度センサと、制御モードとして、上下風向板および左右風向板による送風方向を固定した状態で、室内送風機を断続的に運転させる第1モードと、上下風向板および左右風向板による送風方向をスイングさせながら、室内送風機を連続的に運転させる第2モードとを有し、制御モードに応じて室内送風機、上下風向板および左右風向板を制御する制御装置とを備え、制御装置は、室内温度が設定温度よりも高い場合に、制御モードを第1モードに設定し、制御モードが第1モードであって、室内温度が第2設定温度よりも高い場合に、制御モードを第2モードに設定する。【選択図】図7

Description

本発明は、室内機における送風を制御する空気調和装置に関するものである。
従来、空気調和装置の室内機は、送風モードとして、風向を固定する固定モードと、風向をスイングさせるスイングモードとが設けられている。固定モードを用いた場合には、風向が固定されるため、在室者に対して連続的に気流が直接当たることによる寒さまたは暑さ等の不快感を生じさせてしまうことがある。一方、スイングモードを用いた場合には、風向が変化するため、在室者に対して気流が直接当たらないことによる暑さまたは寒さ等の不快感を生じさせてしまうことがある。
そこで、上述した問題を解決するため、固定モードとスイングモードとを交互に行う断続スイング運転を行う空気調和装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の空気調和装置における断続スイング運転では、スイング運転を連続的に行った場合に、在室者に対して気流が直接当たることによって感じる寒さ等の不快感が防止される。また、上下風向板を固定させた運転を連続的に行った場合に、在室者に対して気流が直接当たらないことによる暑さ等の不快感も防止される。すなわち、断続スイング運転を行うことにより、気流による涼しさを感じつつ、寒さによる不快感を抑制することができる。
特開2013−134006号公報
しかしながら、特許文献1に記載の空気調和装置では、一時的にスイング運転を行うものの、冷気または暖気が室内空間の一部にしか到達せず、室内空間の一部でのみ空気が循環する。そのため、室内の床面に温度ムラが生じてしまう。
また、このように温度ムラが生じている状態で室内機の吸い込み空気が設定温度に到達した場合には、室内温度が設定温度になったと判断される。そのため、室内空間全体が設定温度となっていないにもかかわらず、圧縮機がサーモOFFしてしまう。
本発明は、上記従来の技術における課題に鑑みてなされたものであって、室内温度を均一化して温度ムラを抑制し、サーモOFFの頻度を低減することができる空気調和装置を提供することを目的とする。
本発明の空気調和装置は、圧縮機を有する室外機と、室内熱交換器を有する室内機とを備えた空気調和装置であって、室内空気を前記室内熱交換器に対して供給する室内送風機と、前記室内機の吹出口に設けられ、上下方向の風向を調整する上下風向板と、前記室内機の吹出口に設けられ、左右方向の風向を調整する左右風向板と、室内温度を検出する室内温度センサと、制御モードとして、前記上下風向板および前記左右風向板による送風方向を固定した状態で、前記室内送風機を断続的に運転させる第1モードと、前記上下風向板および前記左右風向板による送風方向をスイングさせながら、前記室内送風機を連続的に運転させる第2モードとを有し、前記制御モードに応じて前記室内送風機、前記上下風向板および前記左右風向板を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記室内温度センサで検出された室内温度が設定温度よりも高い場合に、前記制御モードを前記第1モードに設定し、前記制御モードが前記第1モードであって、前記室内温度センサで検出された室内温度が前記設定温度より高い第2設定温度よりも高い場合に、前記制御モードを前記第1モードから前記第2モードに設定するものである。
以上のように本発明の空気調和装置によれば、第1モードによって気流を床面に到達させ、第2モードによって空間全体に気流を循環させることにより、室内温度を均一化して温度ムラを抑制し、サーモOFFの頻度を低減することができる。
実施の形態1に係る空気調和装置の構成の一例を示す概略図である。 図1の制御装置の構成の一例を示す機能ブロック図である。 図1の室内機の構造の一例を示す側面図である。 図1の室内機の構造の一例を示す正面図である。 第1モードについて説明するための概略図である。 第2モードについて説明するための概略図である。 従来の送風制御による室内空間の状態について説明するための概略図である。 実施の形態1の送風制御による室内空間の状態について説明するための概略図である。 実施の形態1に係る空気調和装置1における第1および第2モードを用いた送風処理の流れの一例を示すフローチャートである。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置について説明する。図1は、本実施の形態1に係る空気調和装置1の構成の一例を示す概略図である。図1に示すように、空気調和装置1は、室内機10、室外機20および制御装置30で構成されている。
[空気調和装置1の構成]
(室内機10)
室内機10は、室内熱交換器11および室内送風機12を備えている。室内熱交換器11は、室内送風機12によって供給される室内空気と冷媒との間で熱交換を行う。これにより、室内空間に供給される調和空気である冷房用空気または暖房用空気が生成される。室内熱交換器11は、暖房運転の際に、冷媒の熱を室内空気に放熱して冷媒を凝縮させる凝縮器として機能する。また、室内熱交換器11は、冷房運転の際に、冷媒を蒸発させ、冷媒が蒸発した際の気化熱により室内空気を冷却する蒸発器として機能する。
室内送風機12は、室内熱交換器11に対して空気を供給する。室内送風機12の回転数は、制御装置30によって制御される。回転数が制御されることにより、室内熱交換器11に対する送風量が調整される。室内送風機12として、例えば、DC(Direct Current)ファンモータ等のモータによって駆動される遠心ファンまたは多翼ファン等が用いられる。
また、室内機10には、配管温度センサ13および室内温度センサ14が設けられている。配管温度センサ13は、室内熱交換器11の暖房運転時における冷媒出口側の配管に設けられている。配管温度センサ13は、暖房運転時に室内熱交換器11から流出する冷媒の温度、すなわち凝縮温度を検出する。室内温度センサ14は、室内送風機12の近傍に設けられている。室内温度センサ14は、室内送風機12によって取り込まれる空気の温度、すなわち空調対象空間の室内温度を検出する。
(室外機)
室外機20は、圧縮機21、冷媒流路切替装置22、膨張弁23、室外熱交換器24および室外送風機25を備えている。圧縮機21は、低温低圧の冷媒を吸入し、吸入した冷媒を圧縮し、高温高圧の冷媒を吐出する。圧縮機21として、例えば、圧縮機周波数を変化させることにより、単位時間あたりの冷媒送出量である容量が制御されるインバータ圧縮機等が用いられる。圧縮機21の運転および圧縮機周波数は、制御装置30によって制御される。
冷媒流路切替装置22は、例えば四方弁であり、冷媒の流れる方向を切り替えることにより、冷房運転および暖房運転の切り替えを行う。冷媒流路切替装置22は、上述した四方弁に限らず、例えば他の弁を組み合わせて使用してもよい。
膨張弁23は、例えば、電子式膨張弁等の開度の制御が可能な弁またはキャピラリで構成され、冷媒を膨張させる。膨張弁23が電子式膨張弁である場合、膨張弁23の開度は、制御装置30によって制御される。なお、図1に示す例において、膨張弁23は室外機20に設けられているが、これに限られず、例えば室内機10に設けられてもよい。
室外熱交換器24は、室外送風機25から供給される室外空気と、圧縮機21から供給される冷媒との間で熱交換を行う。具体的には、室外熱交換器24は、冷房運転の際に凝縮器として機能する。また、室外熱交換器24は、暖房運転の際に蒸発器として機能する。
室外送風機25は、室外熱交換器24に対して空気を供給する。室外送風機25の回転数は、制御装置30によって制御される。回転数が制御されることにより、室外熱交換器24に対する送風量が調整される。室外送風機25として、例えば、DCファンモータ等のモータによって駆動される遠心ファンまたは多翼ファン等が用いられる。
本実施の形態1に係る空気調和装置1において、圧縮機21、冷媒流路切替装置22、室内熱交換器11、膨張弁23および室外熱交換器24が冷媒配管2によって環状に接続されることにより、冷媒回路3が構成される。そして、冷媒回路3の内部を冷媒が圧縮および膨張を繰り返しながら循環することにより、ヒートポンプが形成される。
(制御装置)
制御装置30は、例えば、図示しないリモートコントローラに対する使用者の操作による設定、ならびに空気調和装置1の各部から受け取る各種情報に基づき、室内機10および室外機20を含む空気調和装置1全体の動作を制御する。特に、制御装置30は、室内温度センサ14から供給される室内温度に基づき、圧縮機21の圧縮機周波数、室内送風機12の回転数、ならびに後述する上下風向板16aおよび16bおよび左右風向板17aおよび17bの角度等を制御する。
図2は、図1の制御装置30の構成の一例を示す機能ブロック図である。制御装置30は、マイクロコンピュータなどの演算装置上でソフトウェアを実行することにより各種機能が実現され、もしくは各種機能を実現する回路デバイスなどのハードウェア等で構成されている。なお、この例において、制御装置30は、室外機20および室内機10の外部に設けられているが、これに限られず、室外機20および室内機10のいずれかに設けられてもよい。
図2に示すように、制御装置30は、温度比較部31、回転数決定部32、周波数決定部33、上下角度決定部34、左右角度決定部35、動作制御部36および記憶部37を備えている。なお、図2では、本実施の形態1に関連する部分のみを図示し、それ以外の部分については、図示および説明を省略する。
温度比較部31は、室内温度センサ14から供給される室内温度Tと、記憶部37に記憶された室内温度に対する設定温度TSETとを比較し、室内温度Tが設定温度TSETよりも高いか否かを判断する。温度比較部31は、比較結果を回転数決定部32、周波数決定部33、上下角度決定部34および左右角度決定部35に供給する。
回転数決定部32は、温度比較部31から供給された比較結果と、配管温度センサ13から供給された室内熱交換器11の凝縮温度とに基づき、室内送風機12の回転数を決定する。回転数決定部32は、決定した回転数を示す回転数情報を動作制御部36に供給する。
周波数決定部33は、温度比較部31から供給された比較結果に基づき、圧縮機21の圧縮機周波数を決定する。周波数決定部33は、決定した圧縮機周波数を示す周波数情報を動作制御部36に供給する。
上下角度決定部34は、温度比較部31から供給された比較結果に基づき、上下風向板16aおよび16bの開度および角度を含む動作を決定する。上下角度決定部34は、決定した上下風向板16aおよび16bの動作を示す上下角度情報を動作制御部36に供給する。
左右角度決定部35は、温度比較部31から供給された比較結果に基づき、左右風向板17aおよび17bの角度を含む動作を決定する。左右角度決定部35は、決定した左右風向板17aおよび17bの動作を示す左右角度情報を動作制御部36に供給する。
動作制御部36は、回転数決定部32から供給された回転数情報に基づき、室内送風機12の回転数を制御するための制御情報を生成し、室内送風機12に供給する。また、動作制御部36は、周波数決定部33から供給された周波数情報に基づき、圧縮機21の圧縮機周波数を制御するための制御情報を生成し、圧縮機21に供給する。さらに、動作制御部36は、上下角度決定部34から供給された上下角度情報に基づき、上下風向板16aおよび16bの動作を制御するための制御情報を生成し、上下風向板16aおよび16bに供給する。さらにまた、動作制御部36は、左右角度決定部35から供給された左右角度情報に基づき、左右風向板17aおよび17bの動作を制御するための制御情報を生成し、左右風向板17aおよび17bに供給する。
記憶部37は、圧縮機21の圧縮機周波数、室内温度、凝縮温度、ならびに上下風向板16aおよび16bおよび左右風向板17aおよび17bの動作に関する各種の設定情報が記憶されている。記憶部37は、温度比較部31、回転数決定部32、周波数決定部33、上下角度決定部34および左右角度決定部35のそれぞれからの要求に応じて記憶された各種の設定情報を読み出し、それぞれに供給する。
[室内機の構造]
次に、室内機10における各構成要素の配置について説明する。図3は、図1の室内機10の構造の一例を示す側面図である。図4は、図1の室内機10の構造の一例を示す正面図である。図3および図4に示すように、室内機10は、筐体内に、室内熱交換器11、室内送風機12、配管温度センサ13および室内温度センサ14が配置されている。
また、室内機10の筐体には、室内空気を吸い込むための図示しない吸込口と、空気を室内に送出するための吹出口15とが設けられている。吹出口15には、複数の上下風向板16aおよび16bと、各上下風向板のそれぞれに対応する複数の左右風向板17aおよび17bとが設けられている。
上下風向板16aおよび16bは、制御装置30の制御に基づき、上下方向の角度が調整される。上下風向板16aおよび16bは、上下方向の角度が調整されることにより、吹出口15からの上下方向の送風方向を調整することができる。上下風向板16aおよび16bのそれぞれは、互いに独立して動作する。なお、上下風向板16aおよび16bは、床面に対する水平方向の角度を0°とし、鉛直方向上側の角度を+α°、鉛直方向下側の角度を−α°とする。
左右風向板17aおよび17bは、制御装置30の制御に基づき、左右方向の角度が調整され、吹出口15からの左右方向の送風方向が調整される。左右風向板17aおよび17bのそれぞれは、互いに独立して動作する。なお、左右風向板17aおよび17bは、室内機10を正面から見たときの角度を0°とし、右側方向の角度を+θ°、左側方向の角度を−θ°とする。
なお、図3および図4に示す例では、複数の上下風向板16aおよび16bと、複数の左右風向板17aおよび17bが設けられているが、これに限られず、例えばそれぞれ1つの上下風向板および左右風向板が設けられてもよい。
[空気調和装置の動作]
次に、上記構成を有する空気調和装置1における冷媒の動作について説明する。図1に示す例において、冷媒流路切替装置22の実線で示す状態が暖房運転モードの状態である。ここでは、本発明に関連する暖房運転モードでの冷媒の動作についてのみ説明し、冷房運転モードについては、説明を省略する。
(暖房運転モード)
暖房運転モードでは、圧縮機21の吐出側と室内熱交換器11とが接続され、室外熱交換器24と圧縮機21の吸入側とが接続されるように、冷媒流路切替装置22が切り替えられる。低温低圧の冷媒は、圧縮機21によって圧縮され、高温高圧のガス冷媒となって吐出される。圧縮機21から吐出された高温高圧のガス冷媒は、冷媒流路切替装置22を介して室外機20から流出し、室内機10に流入する。
室内機10に流入した高温高圧のガス冷媒は、室内熱交換器11に流入する。室内熱交換器11に流入した高温高圧のガス冷媒は、室内送風機12によって取り込まれた室内空気と熱交換して凝縮し、高圧の液冷媒となって室内熱交換器11から流出する。室内熱交換器11から流出した高圧の液冷媒は、室内機10から流出し、室外機20に流入する。
室外機20に流入した高圧の液冷媒は、膨張弁23に流入する。膨張弁23に流入した高圧の液冷媒は、膨張弁23によって減圧されて低温低圧の気液二相冷媒となり、室外熱交換器24に流入する。室外熱交換器24に流入した低温低圧の気液二相冷媒は、室外空気と熱交換して吸熱および蒸発し、低温低圧のガス冷媒となって室外熱交換器24から流出する。室外熱交換器24から流出した低温低圧のガス冷媒は、冷媒流路切替装置22を通過して、圧縮機21に吸入される。
(送風制御)
次に、本実施の形態1に係る空気調和装置1による送風制御について説明する。本実施の形態1に係る空気調和装置1は、送風モードとして第1モードおよび第2モードを有し、室内温度に基づき第1モードおよび第2モードの何れかのモードで送風を行う。以下では、暖房運転時を例にとって説明する。
(第1モード)
第1モードは、上下風向板16aおよび16bの角度と、左右風向板17aおよび17bの角度とを固定して送風し、足元の快適性を向上させるためのモードである。制御装置30は、室内温度センサ14で検出された室内温度Tが設定温度TSETよりも大きくなった場合に、第1モードによる送風を実行する。設定温度TSETは、記憶部37に予め記憶されている。
図5は、第1モードについて説明するための概略図である。図5に示すように、第1モードにおいて、制御装置30は、圧縮機21の圧縮機周波数を通常運転時の周波数から設定周波数fFIOに設定し、圧縮機21の運転を継続させる。設定周波数fFIOは、気流が床面に到達する下限周波数であり、記憶部37に予め記憶されている。
また、制御装置30は、室内送風機12の回転数を設定回転数NFIOに設定し、室内送風機12をONまたはOFFさせて断続運転させる。設定回転数NFIOは、記憶部37に予め記憶されている。さらに、制御装置30は、上下風向板16aおよび16bの角度を下向きまたは閉状態に変更する。
ここで、室内送風機12のON/OFFタイミング、ならびに上下風向板16aおよび16bの角度は、室内熱交換器11の凝縮温度CTに基づいて決定される。本実施の形態1では、凝縮温度CTに対して温度Tおよび温度Tの2つの判定値が予め設定されている。そして、凝縮温度CTは、温度Tと温度Tとの間で上下に変化する。
このとき、室内送風機12は、凝縮温度CTが温度Tを超えた時点で運転を開始し、凝縮温度CTが温度Tを下回った時点で運転を停止する。また、上下風向板16aおよび16bの角度は、凝縮温度CTが温度Tを超えた時点で−90°に設定され、凝縮温度CTが温度Tを下回った時点で閉状態に設定される。
図5に示すように、室内送風機12の運転が停止中(時刻t)においては、室内熱交換器11の凝縮温度CTは、温度Tから温度Tまで上昇する。凝縮温度CTが温度Tに達すると、室内送風機12が運転を開始するとともに、上下風向板16aおよび16bの角度が−90°に設定される(時刻t)。
室内送風機12の運転中は、室内熱交換器11が送風によって冷却されるため、凝縮温度CTが温度Tから温度Tまで下降する。そして、凝縮温度CTが温度Tまで低下すると、室内送風機12の運転が停止するとともに、上下風向板16aおよび16bの角度が閉状態に設定される(時刻t)。
以降、同様にして、室内送風機12の停止中は、凝縮温度CTが温度Tから温度Tまで上昇し、凝縮温度CTが温度Tに達した際に、室内送風機12の運転が開始されるとともに、上下風向板16aおよび16bの角度が−90°に設定される(時刻t)。また、凝縮温度CTが温度Tまで低下した際に、室内送風機12の運転が停止されるとともに、上下風向板16aおよび16bの角度が閉状態に設定される。
このように、第1モードでは、圧縮機21が設定周波数fFIOで動作し、室内送風機12が回転数NFIOで断続的に運転した状態で、上下風向板16aおよび16bが下向きに設定されて送風が行われる。これにより、室内機10から断続的に送風された空気が床面に到達するため、在室者の足元の快適性を向上させることができる。
なお、温度Tは、本発明における「第1の閾値」に対応する。また、温度Tは、本発明おける「第2の閾値」に対応する。
(第2モード)
第2モードは、上下風向板16aおよび16bを設定角度で上下方向にスイングさせるとともに、左右風向板17aおよび17bを設定角度で左右方向にスイングさせて送風し、空気を循環させて室内空間全体の温度を均一にさせるためのモードである。第2モードは、第1モードの後に実行されるモードであり、制御装置30は、室内温度センサ14で検出された室内温度Tが設定温度TSET+ΔTよりも大きくなった場合に、第2モードによる送風を実行する。
図6は、第2モードについて説明するための概略図である。なお、図6において、室内機10を正面から見て左側に設けられている上下風向板16aおよび左右風向板17aはそれぞれ「L」と表記し、右側に設けられている上下風向板16bおよび左右風向板17bはそれぞれ「R」と表記する。
図6に示すように、第2モードにおいて、制御装置30は、圧縮機21の運転を継続させた状態で、圧縮機周波数を設定周波数fSIGに設定するとともに、室内送風機12の回転数を設定回転数NSIGに設定し、室内送風機12を連続的に運転させる。設定周波数fSIGおよび設定回転数NSIGは、記憶部37に予め記憶されている。
また、制御装置30は、上下風向板16aおよび16bと、左右風向板17aおよび17bとをスイングさせる。上下風向板16aおよび16bは、床面に対する水平方向の角度を0°として、−α°から+α°の範囲でスイングすることができる。このときの角度α°は、予め設定された値とする。また、上下風向板16aおよび16bは、互いに反対方向にスイングする。すなわち、上下風向板16aが正方向である上側にスイングする場合、上下風向板16bは、負方向である下側にスイングする。また、上下風向板16aが下側にスイングする場合、上下風向板16bは上側にスイングする。
左右風向板17aおよび17bは、室内機10を正面から見たときの角度を0°として、−θ°から+θ°の範囲でスイングすることができる。このときの角度θ°は、予め設定された値とする。また、左右風向板17aおよび17bは、互いに反対方向にスイングする。すなわち、左右風向板17aが正方向である右側にスイングする場合、左右風向板17bは、負方向である左側にスイングする。また、左右風向板17aが左側にスイングする場合、左右風向板17bは右側にスイングする。
制御装置30は、上下風向板16aおよび16bと、左右風向板17aおよび17bとをスイングさせた際に、気流が空間全体に循環するようにスイングする方向を制御する。また、上下風向板16aおよび16bと、左右風向板17aおよび17bとの速度は、同一の速度とする。すなわち、上下風向板16aおよび16bの角度が+α°から−α°になるまでに要する時間と、左右風向板17aおよび17bの角度が+θ°から−θ°になるまでに要する時間とが同一となるように、スイングの速度が制御される。
具体的には、図6に示すように、時刻t11において、制御装置30は、上下風向板16aの角度が+α°、上下風向板16bの角度が−α°となるように上下風向板16aおよび16bを制御する。また、制御装置30は、左右風向板17aの角度が−θ°、左右風向板17bの角度が+θ°となるように左右風向板17aおよび17bを制御する。
時刻t12において、制御装置30は、上下風向板16aの角度が−α°、上下風向板16bの角度が+α°となるように上下風向板16aおよび16bを制御する。また、制御装置30は、左右風向板17aの角度が+θ°、左右風向板17bの角度が−θ°となるように左右風向板17aおよび17bを制御する。
時刻t13において、制御装置30は、時刻t11のときと同様に、上下風向板16aおよび16bと、左右風向板17aおよび17bとを制御する。時刻t14において、制御装置30は、時刻t12のときと同様に、上下風向板16aおよび16bと、左右風向板17aおよび17bとを制御する。
時刻t15において、制御装置30は、上下風向板16aの角度が+α°、上下風向板16bの角度が−α°となるように上下風向板16aおよび16bを制御する。また、制御装置30は、左右風向板17aの角度が+θ°、左右風向板17bの角度が−θ°となるように左右風向板17aおよび17bを制御する。
時刻t16において、制御装置30は、上下風向板16aの角度が−α°、上下風向板16bの角度が+α°となるように上下風向板16aおよび16bを制御する。また、制御装置30は、左右風向板17aの角度が−θ°、左右風向板17bの角度が+θ°となるように左右風向板17aおよび17bを制御する。
時刻t17において、制御装置30は、時刻t15のときと同様に、上下風向板16aおよび16bと、左右風向板17aおよび17bとを制御する。時刻t18において、制御装置30は、時刻t16のときと同様に、上下風向板16aおよび16bと、左右風向板17aおよび17bとを制御する。
すなわち、第2モードでは、時刻t11からt18までの間に、室内機10の吹出口15の左側から「左上→右下→左上→右下→右上→左下→右上→左下」の順に空気が送風される。また、吹出口15の右側から「右下→左上→右下→左上→左下→右上→左下→右上」の順に空気が送風される。
本実施の形態1では、このようにして上下風向板16aおよび16bと、左右風向板17aおよび17bとが制御される。これにより、気流を空間全体に循環させることができる。また、第1モードの後に第2モードを実行することにより、第1モードで局所的に温められた空気が第2モードによって送風される気流によって循環するため、空間全体の温度を均一化させることができる。
なお、上下風向板16aおよび16bと、左右風向板17aおよび17bとの角度の制御は、この例に限られず、吹出口15から送出される気流を空間全体に循環させることができれば、どのような方向および順序でもよい。また、吹出口15から気流を上方向に送出する場合、風量は、下方向に送出する場合と比較して大きくするとよい。これは、室内機10が設けられた位置とは反対側となる空間の奥側に気流が到達できるようにするためである。
図7は、従来の送風制御による室内空間の状態について説明するための概略図である。図8は、本実施の形態1の送風制御による室内空間の状態について説明するための概略図である。
図7に示すように、従来の室内機から送出された空気は、一時的なスイング運転によって室内空間の一部でのみ循環する。そのため、空気が循環する領域と空気が循環しない領域との間で温度ムラが生じる。そして、温度ムラが生じている状態で室内機の吸い込み空気が設定温度に到達すると、室内空間全体が設定温度となっていないにもかかわらず、圧縮機がサーモOFFしてしまう。
これに対して、図8に示すように、本実施の形態1では、室内機10は、第1モードによって風向を下向きに固定し、気流を床面付近に到達させた後、第2モードによって風向をスイングさせて空気を部屋全体に循環させる。そのため、空間全体の温度を均一化させることができる。また、局所的な室内空間が設定温度に達することによって圧縮機21がサーモOFFしてしまうことがないため、サーモOFFの頻度を低減することができる。
(送風処理)
図9は、本実施の形態1に係る空気調和装置1における第1および第2モードを用いた送風処理の流れの一例を示すフローチャートである。ステップS1において、室内温度センサ14は、室内温度Tを検出し、検出した室内温度Tを温度比較部31に供給する。
ステップS2において、温度比較部31は、ステップS1で検出された室内温度Tと、記憶部37に記憶された設定温度TSETとを比較し、室内温度Tが設定温度TSETよりも高いか否かを判断する。室内温度Tが設定温度TSET以下である場合(ステップS2;No)には、ステップS1に戻る。
室内温度Tが設定温度TSETよりも高い場合(ステップS2;Yes)には、ステップS3において、第1モードによる送風処理が実行される。ステップS3において、回転数決定部32は、室内熱交換器11の凝縮温度に基づき、室内送風機12の回転数をNFIOまたは0のいずれかにするための回転数情報を動作制御部36に供給する。周波数決定部33は、圧縮機21の圧縮機周波数をfFIOとするための周波数情報を動作制御部36に供給する。上下角度決定部34は、上下風向板16aおよび16bの角度を下向きにするための上下角度情報を動作制御部36に供給する。左右角度決定部35は、左右風向板17aおよび17bの角度を下向きにするための左右角度情報を動作制御部36に供給する。
動作制御部36は、回転数情報、周波数情報、上下角度情報および左右角度情報に基づき、室内送風機12、圧縮機21、上下風向板16aおよび16b、ならびに左右風向板17aおよび17bを制御するための制御情報を出力する。そして、室内送風機12、圧縮機21、上下風向板16aおよび16b、ならびに左右風向板17aおよび17bのそれぞれは、受け取った制御情報に基づいて動作する。
ステップS4において、室内温度センサ14は、室内温度Tを検出し、検出した室内温度Tを温度比較部31に供給する。ステップS5において、温度比較部31は、ステップS4で検出された室内温度Tと、設定温度TSET+ΔTとを比較し、室内温度Tが設定温度TSET+ΔTよりも高いか否かを判断する。室内温度Tが設定温度TSET+ΔT以下である場合(ステップS5;No)には、処理がステップS4に戻る。
室内温度Tが設定温度TSET+ΔTよりも高い場合(ステップS5;Yes)には、ステップS6において、第2モードによる送風処理が実行される。ステップS6において、回転数決定部32は、室内送風機12の回転数をNSIGにするための回転数情報を動作制御部36に供給する。周波数決定部33は、圧縮機21の圧縮機周波数をfSIGとするための周波数情報を動作制御部36に供給する。上下角度決定部34は、上下風向板16aおよび16bをスイングさせるための上下角度情報を動作制御部36に供給する。左右角度決定部35は、左右風向板17aおよび17bをスイングさせるための左右角度情報を動作制御部36に供給する。
動作制御部36は、回転数情報、周波数情報、上下角度情報および左右角度情報に基づき、室内送風機12、圧縮機21、上下風向板16aおよび16b、ならびに左右風向板17aおよび17bを制御するための制御情報を出力する。そして、室内送風機12、圧縮機21、上下風向板16aおよび16b、ならびに左右風向板17aおよび17bのそれぞれは、受け取った制御情報に基づいて動作する。
ステップS7において、室内温度センサ14は、室内温度Tを検出し、検出した室内温度Tを温度比較部31に供給する。ステップS8において、ステップS7で検出された室内温度Tと、記憶部37に記憶されたサーモOFF温度TOFFとを比較し、室内温度TがサーモOFF温度TOFFよりも高いか否かを判断する。なお、サーモOFF温度TOFFは、設定温度TSET+ΔTよりも高い値に設定されている。
室内温度TがサーモOFF温度TOFFよりも高い場合(ステップS8;Yes)、動作制御部36は、ステップS9において、圧縮機21の運転を停止させるための制御情報を出力し、処理がステップS1に戻る。
一方、室内温度TがサーモOFF温度TOFF以下である場合(ステップS8;No)には、処理がステップS10に移行する。ステップS10において、室内温度センサ14は、室内温度Tを検出し、検出した室内温度Tを温度比較部31に供給する。
ステップS11において、温度比較部31は、ステップS10で検出された室内温度Tと、設定温度TSET+ΔTとを比較し、室内温度Tが設定温度TSET+ΔTよりも高いか否かを判断する。室内温度Tが設定温度TSET+ΔTよりも高い場合(ステップS11;Yes)には、処理がステップS6に戻る。室内温度Tが設定温度TSET+ΔT以下である場合(ステップS11;No)には、処理がステップS1に戻る。
以上のように、本実施の形態1に係る空気調和装置1は、室内温度Tが設定温度TSETよりも高い場合に、制御モードを、吹出口15からの送風方向を固定して、室内送風機12を断続的に運転させる第1モードとする。また、空気調和装置1は、制御モードが第1モードであって、室内温度Tが設定温度TSET+ΔTよりも高い場合に、制御モードを、吹出口15からの送風方向をスイングさせて、室内送風機12を連続的に運転させる第2モードに変更する。
このように、第1モードで運転することにより、室内機10から送風された空気が床面に到達するため、在室者の足元の快適性を向上させることができる。また、第1モードの後に第2モードで運転することにより、空気が空間の様々な方向に流れるため、気流を空間全体に循環させることができ、空間全体の温度を均一化させることができる。そして、空間全体に空気を循環させることによって空間全体の温度が均一化することにより、室内機10の周囲等の局所的な空間が暖められることによって生じるサーモOFFの頻度を低減することができる。
また、制御装置30は、凝縮温度CTが温度Tを超えた場合に、上下風向板16aおよび16bの角度を下向きに設定し、左右風向板17aおよび17bの角度を正面方向に設定するとともに、室内送風機12の回転数を設定回転数NFIOに設定する。そして、制御装置30は、凝縮温度CTが温度Tを超えた場合に、上下風向板16aおよび16bを閉状態に設定するとともに、室内送風機12を停止させる。これにより、断続的に送風された空気が床面に到達するため、在室者の足元の快適性を向上させることができる。
さらに、空気調和装置1において、制御モードが第2モードである場合に、上下風向板16aおよび16bが互いに上下異なる方向にスイングし、左右風向板17aおよび17bが互いに左右異なる方向にスイングする。これにより、空気が空間の様々な方向に流れるため、気流を空間全体に循環させることができる。
以上、本発明の実施の形態1について説明したが、本発明は、上述した本発明の実施の形態1に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば、上述の例では、本実施の形態1に係る送風処理を暖房運転時に適用した場合を例に取って説明したが、これに限られず、送風処理を冷房運転時に適用してもよい。
また、本実施の形態1では、2つの上下風向板16aおよび16bと、2つの左右風向板17aおよび17bとで構成されている場合について説明したが、これはこの例に限られない。例えば、3つ以上の上下風向板が室内機10の正面から見た際の幅方向に並んで設けられ、3つ以上の左右風向板が上記の上下風向板のそれぞれに対応するように、幅方向に並んで設けられる構成としてもよい。この場合、第2モードにおいて、複数の上下風向板のそれぞれは、互いに上下異なる方向にスイングする。また、複数の左右風向板のそれぞれは、互いに左右異なる方向にスイングする。
さらに、例えば、空気調和装置1は、赤外線センサ等を用いて空間内の温度を検出する構成としてもよい。これにより、空間内の温度ムラが検出され、温度ムラが発生している箇所に対して重点的に送風することができるため、室内空間全体の温度を効率的に均一化することができる。
1 空気調和装置、2 冷媒配管、3 冷媒回路、10 室内機、11 室内熱交換器、12 室内送風機、13 配管温度センサ、14 室内温度センサ、15 吹出口、16a、16b 上下風向板、17a、17b 左右風向板、20 室外機、21 圧縮機、22 冷媒流路切替装置、23 膨張弁、24 室外熱交換器、25 室外送風機、30 制御装置、31 温度比較部、32 回転数決定部、33 周波数決定部、34 上下角度決定部、35 左右角度決定部、36 動作制御部、37 記憶部。

Claims (5)

  1. 圧縮機を有する室外機と、室内熱交換器を有する室内機とを備えた空気調和装置であって、
    室内空気を前記室内熱交換器に対して供給する室内送風機と、
    前記室内機の吹出口に設けられ、上下方向の風向を調整する上下風向板と、
    前記室内機の吹出口に設けられ、左右方向の風向を調整する左右風向板と、
    室内温度を検出する室内温度センサと、
    制御モードとして、前記上下風向板および前記左右風向板による送風方向を固定した状態で、前記室内送風機を断続的に運転させる第1モードと、前記上下風向板および前記左右風向板による送風方向をスイングさせながら、前記室内送風機を連続的に運転させる第2モードとを有し、前記制御モードに応じて前記室内送風機、前記上下風向板および前記左右風向板を制御する制御装置と
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記室内温度センサで検出された室内温度が設定温度よりも高い場合に、前記制御モードを前記第1モードに設定し、
    前記制御モードが前記第1モードであって、前記室内温度センサで検出された室内温度が前記設定温度より高い第2設定温度よりも高い場合に、前記制御モードを前記第1モードから前記第2モードに設定する
    ことを特徴とする空気調和装置。
  2. 前記室内熱交換器の凝縮温度を検出する配管温度センサをさらに備え、
    前記制御装置は、
    前記制御モードが前記第1モードである場合に、前記凝縮温度に基づき、前記室内送風機の断続運転のON/OFFタイミングを決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記制御装置は、
    前記凝縮温度に対して第1の閾値と、前記第1の閾値よりも低い第2の閾値とを記憶する記憶部を有し、
    前記凝縮温度が前記第1の閾値を超えた場合に、前記上下風向板の角度を下向きに設定し、前記左右風向板の角度を正面方向に設定するとともに、前記室内送風機の回転数を設定回転数に設定し、
    前記凝縮温度が前記第2の閾値を超えた場合に、前記上下風向板を閉状態に設定するとともに、前記室内送風機を停止させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の空気調和装置。
  4. 前記上下風向板は、正面から見た際の幅方向に並んで設けられた複数の上下風向板で構成され、
    前記左右風向板は、前記複数の上下風向板のそれぞれに対応するように、正面から見た際の幅方向に並んで設けられた複数の左右風向板で構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の空気調和装置。
  5. 前記制御モードが前記第2モードである場合に、
    前記複数の上下風向板が互いに上下異なる方向にスイングし、
    前記複数の左右風向板が互いに左右異なる方向にスイングする
    ことを特徴とする請求項4に記載の空気調和装置。
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