JP4171877B2 - マイクロレンズアレイ、液晶パネル、投射型表示装置及びマイクロレンズアレイの製造方法 - Google Patents

マイクロレンズアレイ、液晶パネル、投射型表示装置及びマイクロレンズアレイの製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マイクロレンズアレイ、これを用いる液晶パネル及び投射型表示装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
投射型表示装置(プロジェクタ)などに使用される透過型の光空間変調器として、駆動回路に高温ポリシリコンTFTなどを使用した液晶パネルが使用されている。液晶パネルには、透過効率を向上させる目的で各画素に一つずつマイクロレンズを配するようにしたマイクロレンズアレイが使用されたものがある。例えば、特開平9−127496号公報には球面収差がゼロとなる非球面形状のマイクロレンズを使用する提案がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、投射型表示装置の投射レンズの入射側開口数NAと、投射レンズへの入射光束の入射分布を考えると、液晶パネルに非球面レンズを使用しても、なお、透過光にロスが発生している。
【0004】
よって、本発明は、透過型液晶パネルに好適な、より入射光の透過効率を高めたマイクロレンズアレイを提供することを目的とする。
【0005】
また、本発明は、透過効率を高めた液晶パネルを提供することを目的とする。
【0006】
また、本発明は、透過効率を高めた投射型表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決する手段】
上記目的を達成するための本発明のひとつのマイクロレンズアレイは、マトリクス状に配置された開口部を持つ遮光膜に重ねて配置する、複数のマイクロレンズが二次元に配列されたマイクロレンズアレイであって、上記複数のマイクロレンズの各々は、レンズ基部の最外周を略四角形とした凸レンズであり、上記凸レンズの中心を通る上記四角形の対角方向における曲面による第 1 の焦点距離と、上記凸レンズの中心を通る上記四角形の辺方向における曲面による第2の焦点距離と、を有し、上記第 1 の焦点距離は、上記開口部の対角方向の開口数により阻止されずに透過する入射光の透過効率と、上記開口部の対角方向における上記凸レンズの曲面の焦点距離により決まる上記遮光膜で阻止されずに透過する入射光の透過効率との積が最大となる焦点距離に設定され、上記第2の焦点距離は、上記開口部の辺方向の開口数により阻止されずに透過する入射光の透過効率と、上記開口部の辺方向における上記凸レンズの曲面の焦点距離により決まる上記遮光膜で阻止されずに透過する入射光の透過効率との積が最大となる焦点距離に設定されている。
上記本発明のひとつのマイクロレンズアレイにおいて、上記第1の焦点距離は、上記第2の焦点距離よりも長いことが好ましい。
上記本発明のひとつのマイクロレンズアレイにおいて、上記凸レンズのレンズ中心を通る上記対角方向から上記辺方向に至る領域の曲面は、上記対角方向における曲率半径から上記辺方向における曲率半径まで連続的に曲率半径を変化させてなる曲面であることが好ましい。
また、上記目的を達成するための本発明のひとつの液晶パネルは、光の透過率を印加信号に応じて変えて通過光の光量を変調する電気光学層と、上記電気光学層を間に介して二次元に配列された複数の画素電極によって該電気光学層を駆動する一対の透明基板と、各画素電極部分を四角形に開口すると共に他を遮光する遮光膜と、各々のレンズが上記遮光膜の開口形状に対応して外周が四角形に形成され、該四角形の対角方向における曲率半径がその辺方向における曲率半径よりも大きくなるように形成された非球面形状であるマイクロレンズアレイと、を含み、上記マイクロレンズアレイのマイクロレンズの各々は、レンズ基部の最外周を略四角形とした凸レンズであり、上記凸レンズの中心を通る上記四角形の対角方向における曲面による第 1 の焦点距離と、上記凸レンズの中心を通る上記四角形の辺方向における曲面による第2の焦点距離と、を有し、上記第 1 の焦点距離は、上記開口部の対角方向の開口数により阻止されずに透過する入射光の透過効率と、上記開口部の対角方向における上記凸レンズの曲面の焦点距離により決まる上記遮光膜で阻止されずに透過する入射光の透過効率との積が最大となる焦点距離に設定され、上記第2の焦点距離は、上記開口部の辺方向の開口数により阻止されずに透過する入射光の透過効率と、上記開口部の辺方向における上記凸レンズの曲面の焦点距離により決まる上記遮光膜で阻止されずに透過する入射光の透過効率との積が最大となる焦点距離に設定されている。
上記本発明のひとつの液晶パネルにおいて、上記遮光膜の開口部が各マイクロレンズの上記辺方向における焦点位置よりもマイクロレンズ側に位置するように形成されていることが好ましい。
上記目的を達成するための本発明のひとつの投射型表示装置は、透過型液晶パネルを使用して光束を面変調して画像を形成する投射型表示装置であって、上記液晶パネルによって面変調された光束をスクリーンに投影する投射レンズと、上記液晶パネルに設けられて、各画素部分を四角形に開口し、他を遮光する遮光膜と、各々のレンズが上記遮光膜の開口部に入射光を集光するマイクロレンズアレイと、を含み、各マイクロレンズはレンズ基部の最外周を上記遮光膜の開口部に対応して略四角形とした凸レンズであり、上記凸レンズの中心を通る上記四角形の対角方向における曲面による第 1 の焦点距離と、上記凸レンズの中心を通る上記四角形の辺方向における曲面による第2の焦点距離と、を有し、上記四角形の対角方向における曲面の曲率半径が上記四角形の対辺方向における曲面の曲率半径よりも大きくなるように形成してなる非球面形状を有し、上記第 1 の焦点距離は、上記開口部の対角方向の開口数により阻止されずに透過する入射光の透過効率と、上記開口部 の対角方向における上記凸レンズの曲面の焦点距離により決まる上記遮光膜で阻止されずに透過する入射光の透過効率との積が最大となる焦点距離に設定され、上記第2の焦点距離は、上記開口部の辺方向の開口数により阻止されずに透過する入射光の透過効率と、上記開口部の辺方向における上記凸レンズの曲面の焦点距離により決まる上記遮光膜で阻止されずに透過する入射光の透過効率との積が最大となる焦点距離に設定されている。
また、上記目的を達成するための本発明のひとつのマイクロレンズアレイの製造方法は、上記透過型液晶パネルに、画素部分を四角形に開口し、他を遮光する遮光膜と、上記四角形の開口部内に入射光を集光する、レンズ基部の外周が四角形のマイクロレンズとを模擬的に配置する過程と、上記マイクロレンズの形状、上記遮光膜の開口の形状、上記マイクロレンズと上記遮光膜間の距離、及び上記投射レンズの開口数に基づいて透過効率のシミュレーションを行って、上記マイクロレンズの中心位置を通る対角方向における曲面形状を決定する過程と、上記マイクロレンズの形状、上記遮光膜の開口の形状、上記マイクロレンズと上記遮光膜間の距離、及び上記投射レンズの開口数とに基づいて透過効率のシミュレーションを行って、上記マイクロレンズの中心位置を通る辺方向における曲面形状を決定する過程と、を含む。
上記目的を達成するため本発明のマイクロレンズアレイは、複数のマイクロレンズが二次元に配列されたマイクロレンズアレイにおいて、各マイクロレンズは、レンズ基部の最外周を略四角形とした凸レンズであり、上記凸レンズは、そのレンズの中心を通る上記四角形の対角方向における曲面の曲率半径を該レンズ中心を通る上記四角形の辺方向における曲面の曲率半径よりも大きくなるように形成してなる非球面形状を有する。
【0008】
かかる構成とすることによって、外形四角形のマイクロレンズを配列することでレンズ相互間に隙間のない状態で対象体を覆い、入射光を効率よく集光することが可能となる。また、レンズの相対的に幅広の対角方向と相対的に幅狭い辺方向とで焦点位置を別々に設定することでレンズ特性を複合的にし、総合の透過効率を向上させることが可能となる。
【0009】
また、本発明のマイクロレンズアレイは、複数のマイクロレンズが二次元に配列されたマイクロレンズアレイにおいて、各マイクロレンズは、レンズ基部の最外周を略四角形とした凸レンズであり、上記凸レンズは、そのレンズの中心を通る上記四角形の対角方向における曲面によるレンズの焦点距離を該レンズ中心を通る上記四角形の辺方向における曲面によるレンズの焦点距離よりも長くなるように形成してなる。
【0010】
かかる構成とすることによっても、外形四角形のマイクロレンズを配列することでレンズ相互間に隙間のない状態で対象体を覆い、入射光を効率よく集光することが可能となる。また、レンズの相対的に幅広の対角方向と相対的に幅狭い辺方向とで焦点位置を別々に設定することでレンズ特性を複合的にし、総合の透過効率を向上させることが可能となる。
【0011】
好ましくは、上記凸レンズのレンズ中心を通る上記対角方向から上記辺方向に至る領域の曲面は、上記対角方向における曲率半径から上記辺方向における曲率半径まで連続的に曲率半径を変化させてなる曲面である。
【0012】
本発明の液晶パネルは、光の透過率を印加信号に応じて変えて通過光の光量を変調する電気光学層と、上記電気光学層を間に介して二次元に配列された複数の画素電極によって該電気光学層を駆動する一対の透明基板と、各画素電極部分を四角形に開口すると共に他を遮光する遮光膜と、各々のレンズが上記遮光膜の開口形状に対応して外周が四角形に形成され、該四角形の対角方向における曲率半径がその辺方向における曲率半径よりも大きくなるように形成された非球面形状であるマイクロレンズアレイと、を含む。
【0013】
かかる構成とすることによって透過効率の良い液晶パネルを得ることが可能となる。
【0014】
好ましくは、上記遮光膜の開口部が各マイクロレンズの上記辺方向における焦点位置よりもマイクロレンズ側に位置するように形成されている。それにより、遮光膜の遮光部によって阻止される入射光線を減少する。
【0015】
本発明の投射型表示装置は、透過型液晶パネルを使用して光束を面変調して画像を形成する投射型表示装置において、上記液晶パネルによって面変調された光束をスクリーンに投影する投射レンズと、上記液晶パネルに設けられて、各画素部分を四角形に開口し、他を遮光する遮光膜と、各々のレンズが上記遮光膜の開口部に入射光を集光するマイクロレンズアレイと、を含み、各マイクロレンズはレンズ基部の最外周を上記遮光膜の開口部に対応して略四角形とした凸レンズであり、上記凸レンズは、そのレンズの中心を通る上記四角形の対角方向における曲面の形状を上記投射レンズの開口数及び上記遮光膜の対角方向の開口部による光線の遮断特性に基づいて定められ、該レンズ中心を通る上記四角形の辺方向における曲面の形状を上記投射レンズの開口数及び前記遮光膜の辺方向の開口部による光線の遮断特性に基づいて定められる。
【0016】
かかる構成とすることによって入射光線の透過効率の改善された投射型表示装置を得ることが可能となる。
【0017】
本発明のマイクロレンズアレイの製造方法は、面変調された光束を投射レンズによってスクリーンに投影する投射型表示装置に用いられる透過型液晶パネルに使用されるマイクロレンズアレイの製造方法において、上記透過型液晶パネルに、画素部分を四角形に開口し、他を遮光する遮光膜と、上記四角形の開口部内に入射光を集光する、レンズ基部の外周が四角形のマイクロレンズとを模擬的に配置する過程と、上記マイクロレンズの形状、上記遮光膜の開口の形状、上記マイクロレンズと上記遮光膜間の距離、及び上記投射レンズの開口数に基づいて透過効率のシミュレーションを行って、上記マイクロレンズの中心位置を通る対角方向における曲面形状を決定する過程と、上記マイクロレンズの形状、上記遮光膜の開口の形状、上記マイクロレンズと上記遮光膜間の距離、及び上記投射レンズの開口数とに基づいて透過効率のシミュレーションを行って、上記マイクロレンズの中心位置を通る辺方向における曲面形状を決定する過程と、を含む。
【0018】
かかる構成によって、上述した改良されたマイクロレンズアレイを作製することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
【0020】
図13は、投射型表示装置の一例を示している。同図において、例えば、メタルハライドランプの光源11から出射した光線12は、回転放物面鏡13によって反射されて放物面鏡13の開口方向に放射される。この光線12は光インテグレータ14によって平行な光線束となり、三色を分解する、Rダイクロイックミラー15、Gダイクロイックミラー16、Bダイクロイックミラー17に入射する。
【0021】
Rダイクロイックミラー15は、光線12の赤成分(赤光線)12Rを反射して他を通過させる。Gダイクロイックミラー16は、光線12の緑成分(緑光線)12Gを反射して他を通過させる。Bダイクロイックミラー17は、光線12の青成分(青光線)12Bを反射する。
【0022】
赤光線12Rは、反射ミラー18、コンデンサーレンズ19を経て液晶パネル20に入射する。液晶パネル20は各フレームの各画素の赤成分の画像情報によって駆動され、各フレーム毎に各画素の透過率を設定することによって入射光12Rの光束を面変調する。変調されたR光線はダイクロイックプリズム21を経て投射レンズ22に入射する。
【0023】
緑光線12Gは、コンデンサーレンズ23を経て液晶パネル24に入射する。液晶パネル24は各フレームの各画素の青成分の画像情報によって駆動され、各フレーム毎に各画素の透過率を設定することによって入射光12Gの光束を面変調する。変調されたG光線はダイクロイックプリズム21を経て投射レンズ22に入射する。
【0024】
青光線12Bは、反射ミラー25、コンデンサーレンズ26を経て液晶パネル27に入射する。液晶パネル27は各フレームの各画素の青成分の画像情報によって駆動され、各フレーム毎に各画素の透過率を設定することによって入射光12Bの光束を面変調する。変調されたB光線はダイクロイックプリズム21を経て投射レンズ22に入射する。
【0025】
投射レンズ22は、ダイクロイックプリズム21によって合成された赤光線12R、緑光線12G、青光線12Bによるカラー画像を図示しないスクリーンに投影する。投射レンズ22に入射した光線のうち、その光軸に平行に入射した光線は投射レンズ22を通過するが、該光軸に対して斜めに入射した光線の中には投射レンズ22を通過できないものも生じる。この限界は、投射レンズの開口数に関係する。
【0026】
図14は、上述した液晶パネル20、24及び27の構成例を示している。各液晶パネルは同様に構成されるので、液晶パネル20について説明する。
【0027】
液晶パネル20は、例えば、ガラス基板にマトリクス状に配置された透明な画素電極群と、各画素電極を駆動する薄膜トランジスタ(TFT)群とを含むTFT基板201と、透明な共通電極を含む共通電極基板202と、両基板間に封止されて画素電極と共通電極間の印加電圧によって当該画素部分の入射光の透過率を設定する液晶材料(電気光学材料)203とを含んでいる。共通電極基板202は、例えば、ガラス基板202a、接着層202b、マイクロレンズアレイ202c、ガラス基板202d、遮光膜(ブラックマトリクス)202e、透明な共通電極膜202fを含んでいる。遮光膜202eは、画素部分を開口しその周囲を遮光することによって、TFT基板201の画素電極の周囲に存在するTFTが投光光源11の強い光に直接曝されることを防止する。マイクロレンズアレイ202cは、この遮光膜202eによる光線のロスを減らすべく液晶パネル20への入射光を遮光膜202eの開口部に導く。
【0028】
図15は、遮光膜202eとマイクロレンズ202cとの配置関係を説明する説明図である。図中に斜線領域で示される遮光膜202eは、マトリクス状に配列されたその開口部202ewが入射光が通過する画素部分となっている。四角形の各画素に対応して外周囲が四角形のマイクロレンズ202cが形成されている。
【0029】
液晶パネル20に入射した光線は、この遮光膜202eによってその一部の通過が阻止され、上述した投射レンズ22によってもその一部の通過が阻止される。
【0030】
本実施例では、マイクロレンズを画素の形(例えば、四角形)とすることによって入射光線のロスを減少する。また、このマイクロレンズの対角方向(例えば、四角形の対角線方向)の焦点距離をX及びY方向(例えば、四角形の辺方向)の焦点距離よりも長くすることによって、遮光膜202e及び投射レンズ22による光線のカットによるロス(けられ)を減少する。
【0031】
図16は、本発明の実施例によるマイクロレンズアレイの形状を説明する説明図である。同図(a)は、マイクロレンズとして球面の凸レンズを使用した例を示しており、レンズのX、Y及び対角方向における焦点位置が同じとなっている。同図(b)は、本発明の実施例のマイクロレンズアレイの例を示しており、レンズのX及びY方向における焦点位置と、対角方向における焦点位置とが異なっている非球面レンズとなっている。対角方向における焦点距離は、X及びY方向における焦点距離も長くなるように形成されている。これにより、入射光線の遮光膜202e及び投射レンズ22の開口数NAによる「けられ」を可及的に軽減している。
【0032】
図1乃至図4は、実施例の構造のマイクロレンズの透過率のシミュレーション結果を説明するものである。
【0033】
シミュレーションの条件は、画素ピッチ:14×14μm、遮光膜の窓の形状:8.5×8.5μm、投射レンズの入射側開口数NA:0.28(F1.7)、樹脂の屈折率:1.61/1.41、レンズ・遮光膜間距離:50μm、光の入射角分布:±10度以内で三角分布、とした。上記レンズ・遮光膜間距離は、予備実験とシミュレーションによって略最適な位置を決定した。
【0034】
実施例のレンズの非球面形状は、例えば、6次までの多項式表現で以下のようにした。
【0035】
・X及びY方向(焦点距離55μm)
y1=2.32r×10−7+7.03r×10−5+6.64r×10−2
・対角方向(焦点距離70μm)
y2=2.76r×10−8+3.93r×10−5+5.18r×10−2
・両方向の中間部
y=ky1+(1−k)y2
k=sin(2θ)
ここで、r:半径、y,y1,y2:高さ、θ:レンズ上での位置(任意の点Pとレンズ中心Oとを結ぶOPとX軸とのなす角度)である。
【0036】
液晶パネルへの入射光の透過効率を減少するのは、前述したように、第1に、遮光膜202eの「けられ」による透過光量の減少、第2に、投射レンズ22の入射側NAに限界があり、ある角度よりも大きい角度で斜めに入射した光は、投射レンズ22を透過することができず、ロスとなってしまう、という二つの要因である。
【0037】
上記シミュレーションでは、球面収差が0となるような非球面レンズの焦点距離を変えてX又はY方向と対角方向の透過光量を計算した。計算は光線追跡ソフトを使用して、透過本数をカウントした。
【0038】
図1は、実施例のマイクロレンズの対角方向における入射光の透過率対焦点距離依存性を示すグラフである。図2は、X及びY方向における入射光の透過率対焦点距離依存特性を示すグラフである。
【0039】
透過率の焦点距離依存性に関し、図中の「効率BM」で示される曲線は、入射光線が遮光膜202eによって阻止されずに透過する効率を示している。「効率NA」で示される曲線は、投射レンズの入射側NAに阻止されずに透過する効率である。焦点距離が短いときは、遮光膜202eに阻止される光量は少ないが開口数NAに阻止される(あるいは「けられ」る)光量が多く、焦点距離が長くなると開口数NAによって阻止される光量が減少する代わりに遮光膜によって阻止される光量が増加する。この2つを掛け合わせた全効率はある焦点距離でピーク(最適値)をもった形となっている。このピークは、対角方向では焦点距離70μmに、X及びY方向では55μmに生じた。
【0040】
図3は、対角方向の光線追跡状態を示す説明図、図4は、X及びY方向の光線追跡状態を示す説明図である。
【0041】
図3及び図4では、光軸と平行に入射した光線と、光軸と+7度の角度で入射した光線とを代表例として示している。また、図中、右下の斜線は投射レンズ22の開口数NAによるけられの限界角である。遮光膜はレンズから50μmの距離に配置した。両図共に、効率が最大となる焦点距離(70μm、55μm)での状態を示した。
【0042】
図3に示す対角方向では、四角形のマイクロレンズはX及びY方向に比べてレンズ径が1.41倍と大きく、レンズの周辺に入射した光が大きく屈折するため、開口数NAによってけられる割合が大きくなる。そこで、最適値は比較的に焦点距離が長くなる方向にシフトしている。
【0043】
逆に、X及びY方向では、対角方向に比べて遮光膜202eの窓の間隔が狭いので焦点位置を遮光膜202eの比較的近くに、すなわち、焦点距離を短くして焦点を絞ったほうが全効率は高くなる傾向にある。焦点距離を短くしても、レンズ径が小さいのでNAによるけられが発生しにくい。
【0044】
上記シミュレーション例では、最適な焦点距離は、対角方向70μm、XY方向55μmとなった。
【0045】
従って、シミュレーション例では、対角方向の焦点距離が70μm、XY方向の焦点距離が55μmの非球面断面を持つ形状を連続的につなげた形状が最も効率の良いマイクロレンズ形状といえる。この例を図5に等高線表示で示している。
【0046】
次に、マイクロレンズアレイの製造方法について説明する。
【0047】
図6は、マイクロレンズアレイの原盤の製造工程を説明する工程図である。まず、図6(a)に示すように、石英ガラスの原盤301にフォトレジスト302を7μmの厚さに塗布し、レーザによってスキャニング露光を行う。この際に、同図に示すように、レンズの形状に応じたレーザの露光パワーの制御を行う。
【0048】
図6(b)に示すように、このフォトレジスト302を現像すると、フォトレジスト302にマイクロレンズアレイのパターンが現れる。例えば、マイクロレンズアレイのレンズ配列ピッチは14μm、深さは約7μmである。
【0049】
図6(c)に示すように、この微細パターンが記録された原盤301に、反応性イオンエッチング(RIE)を施し、フォトレジスト302の微細パターンの形状を原盤301に転写し、図6(c)に示す、ガラス型を製作する。エッチングガスとしては、例えば、CHFを使用することができる。
【0050】
図7は、上述したガラス型を用いて液晶パネルにマイクロレンズを製作する工程を示している。同図において図14と対応する部分には同一符号を付している。
【0051】
まず、図7(a)に示すように、石英のガラス基板202dに屈折率1.61の紫外線硬化樹脂202cをスピンコート法などによって約10μmの厚さに塗布する。
【0052】
図7(b)に示すように、このガラス基板202dに真空雰囲気中で上述したガラス型301を押し当てる。紫外線を照射して樹脂202cを硬化させた後、ガラス型301を剥離すると、図7(d)に示すように、ガラス基板202dにマイクロレンズアレイ202cが形成される。
【0053】
その後、図7(d)に示すように、屈折率1.41の低屈折率樹脂を接着層202bとして第2のガラス基板202aを張り合わせる。そして、第1のガラス基板202aを35μmの厚みまで研磨する。レンズからの厚みは50μmとなる。
【0054】
次に、この基板202dに遮光膜202eを形成する。この後、更に透明電極膜(ITO)202fを形成し、共通電極基板202を形成する(図14参照)。このようにして形成した、マイクロレンズアレイを含む共通電極基板202をTFT基板201と張り合わせ、液晶203を封止して液晶パネルを作製する。
【0055】
上述した製造工程においては、マイクロレンズアレイを型を用いて作製している。マイクロレンズは、パターニングしたレジスト膜を加熱してリフロー(溶融)させ、表面張力によって凸レンズ状に形成することも可能である。
【0056】
しかしながら、リフロー品は溶融したレンズ同士が繋がらないようにするため、図8に示すように、隣接したマイクロレンズ相互間に隙間が必要になる。このため、マイクロレンズの外周囲の高さは、ガラス面と等しくなり、一定である。このため、対角方向とX及びY方向の断面形状を独立に制御することはできない。また、表面張力を利用して作製するため、面形状は、最も、エネルギの低い状態(最も表面積の小さい状態)に収束するため、断面は、基本的に円形に非常に近い状態となる。リフロー品のレンズ形状制御は、元のレジスト膜の厚みに略依存し、この量が作製されるマイクロレンズの高さ及び面形状を決定する。
【0057】
図9は、リフロー品によるマイクロレンズと本発明のマイクロレンズの断面の比較を示している。対角方向は、周辺での曲率に違いが生じる。また、X及びY方向は特に曲率の違いが大きく生じる。実施例のマイクロレンズは周辺部で底付きしていない(レンズの基板が残っている)。
・球面レンズ、非球面レンズと(収差0)との相違について
図10は、参考のために示す、上記実施例においてマイクロレンズを球面レンズとした場合における光線追跡結果を示す説明図である。
【0058】
マイクロレンズの球面半径は、9.5μmである。収差が大きく、遮光膜のけられ成分も多いことが判る。
【0059】
参考例の効率のシミュレーション結果を図11に示す。球面半径9μmがピークで79%の効率である。これから、球面収差を除いた非球面にすると、図12に示すように、90%まで効率が向上するが、本発明では、図1及び図2に示したように、92〜95%までの効率の向上が見込まれる。
【0060】
このように、本発明の実施例によれば、四角形の画素(遮光膜の窓形状)に対応して凸型マイクロレンズの基部の外形を四角形状として対角方向における当該窓内への入射光量を増加させ、このマイクロレンズの対角方向における焦点距離が該マイクロレンズのX及びY方向(四角形の辺方向)における焦点距離よりも長くなるようにして投射レンズの入射側開口数に起因する入射光線のけられを減少したので、透過効率の良いマイクロレンズアレイが得られる。
【0061】
また、このマイクロレンズアレイを使用することによって透過効率の良い液晶パネルが得られる。この液晶パネルを使用すると、透過効率の良い投射型表示装置が得られる。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のマイクロレンズは外周を四角形状とし、このレンズの対角方向における焦点距離をそのX及びY方向における焦点距離よりも長くなるように別途に形成しているため、遮光膜のより広い対角方向の開口幅を活用して取り込み光量を増すと共に、対角方向における遮光膜の開口部と投射レンズの開口数による光線の損失を減少する条件に沿うように焦点位置を設定してより高い光透過効率の液晶をパネルを製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、実施例のマイクロレンズの対角方向における透過率対焦点距離特性を説明するグラフである。
【図2】図2は、実施例のマイクロレンズのX及びY方向における透過率対焦点距離特性を説明するグラフである。
【図3】図3は、実施例のマイクロレンズの対角方向における光線の軌跡を説明する説明図である。
【図4】図4は、実施例のマイクロレンズのX及びY方向における光線の軌跡を説明する説明図である。
【図5】図5は、実施例のマイクロレンズの形状を等高線で示す説明図である。
【図6】図6は、マイクロレンズを作成する型を製作する工程を説明する工程図である。
【図7】図7は、マイクロレンズアレイを使用した液晶パネルの製作工程を説明する工程図である。
【図8】図8は、マイクロレンズをレジストのリフローによって作製する例を説明する説明図である。
【図9】図9は、実施例のマイクロレンズとリフローによって作製したマイクロレンズとの形状の相違を説明するグラフである。
【図10】図10は、リフローによって作製したマイクロレンズの対角方向における光線の軌跡例を説明する説明図である。
【図11】図11は、リフローによって作製したマイクロレンズの透過効率を説明するグラフである。
【図12】図12は、XY方向及び対角方向を共に同じ焦点距離の非球面レンズとした場合のマイクロレンズ透過効率を説明するグラフである。
【図13】図13は、投射型表示装置の例を説明する説明図である。
【図14】図14は、マイクロレンズアレイを使用した液晶パネルの例を説明する説明図である。
【図15】図15は、遮光膜(ブラックマトリクス)とマイクロレンズとの位置関係を説明する説明図である。
【図16】図16は、球面状のマイクロレンズアレイとレンズ基部の外周囲が四角形の非球面マイクロレンズとを説明する説明図である。
【符号の説明】
20、24、27 液晶パネル
202c マイクロレンズアレイ
202e 遮光膜(ブラックマトリクス)

Claims (7)

  1. マトリクス状に配置された開口部を持つ遮光膜に重ねて配置する、
    複数のマイクロレンズが二次元に配列されたマイクロレンズアレイであって、
    前記複数のマイクロレンズの各々は、レンズ基部の最外周を略四角形とした凸レンズであり、
    前記凸レンズの中心を通る前記四角形の対角方向における曲面による第 1 の焦点距離と、
    前記凸レンズ中心を通る前記四角形の辺方向における曲面による第2の焦点距離と、
    を有し、
    前記第 1 の焦点距離は、前記開口部の対角方向の開口数により阻止されずに透過する入射光の透過効率と、前記開口部の対角方向における前記凸レンズの曲面の焦点距離により決まる前記遮光膜で阻止されずに透過する入射光の透過効率との積が最大となる焦点距離に設定され、
    前記第2の焦点距離は、前記開口部の辺方向の開口数により阻止されずに透過する入射光の透過効率と、前記開口部の辺方向における前記凸レンズの曲面の焦点距離により決まる前記遮光膜で阻止されずに透過する入射光の透過効率との積が最大となる焦点距離に設定されているマイクロレンズアレイ。
  2. 前記第1の焦点距離は、前記第2の焦点距離よりも長い、請求項1に記載のマイクロレンズアレイ。
  3. 前記凸レンズのレンズ中心を通る前記対角方向から前記辺方向に至る領域の曲面は、前記対角方向における曲率半径から前記辺方向における曲率半径まで連続的に曲率半径を変化させてなる曲面である、請求項1又は2に記載のマイクロレンズアレイ。
  4. 光の透過率を印加信号に応じて変えて通過光の光量を変調する電気光学層と、
    前記電気光学層を間に介して二次元に配列された複数の画素電極によって該電気光学層を駆動する一対の透明基板と、
    各画素電極部分を四角形に開口すると共に他を遮光する遮光膜と、
    各々のレンズが前記遮光膜の開口形状に対応して外周が四角形に形成され、該四角形の対角方向における曲率半径がその辺方向における曲率半径よりも大きくなるように形成された非球面形状であるマイクロレンズアレイと、
    含み、
    前記マイクロレンズアレイのマイクロレンズの各々は、レンズ基部の最外周を略四角形とした凸レンズであり、
    前記凸レンズの中心を通る前記四角形の対角方向における曲面による第 1 の焦点距離と、
    前記凸レンズの中心を通る前記四角形の辺方向における曲面による第2の焦点距離と、
    を有し、
    前記第 1 の焦点距離は、前記開口部の対角方向の開口数により阻止されずに透過する入射光の透過効率と、前記開口部の対角方向における前記凸レンズの曲面の焦点距離により決まる前記遮光膜で阻止されずに透過する入射光の透過効率との積が最大となる焦点距離に設定され、
    前記第2の焦点距離は、前記開口部の辺方向の開口数により阻止されずに透過する入射光の透過効率と、前記開口部の辺方向における前記凸レンズの曲面の焦点距離により決まる前記遮光膜で阻止されずに透過する入射光の透過効率との積が最大となる焦点距離に設定されている液晶パネル。
  5. 前記遮光膜の開口部が各マイクロレンズの前記辺方向における焦点位置よりもマイクロレンズ側に位置するように形成されている、請求項4記載の液晶パネル。
  6. 透過型液晶パネルを使用して光束を面変調して画像を形成する投射型表示装置であって、
    前記液晶パネルによって面変調された光束をスクリーンに投影する投射レンズと、
    前記液晶パネルに設けられて、各画素部分を四角形に開口し、他を遮光する遮光膜と、
    各々のレンズが前記遮光膜の開口部に入射光を集光するマイクロレンズアレイと、を含み、
    各マイクロレンズはレンズ基部の最外周を前記遮光膜の開口部に対応して略四角形とした凸レンズであり、
    前記凸レンズの中心を通る前記四角形の対角方向における曲面による第 1 の焦点距離と、
    前記凸レンズの中心を通る前記四角形の辺方向における曲面による第2の焦点距離と、
    を有し、前記四角形の対角方向における曲面の曲率半径が前記四角形の対辺方向における曲面の曲率半径よりも大きくなるように形成してなる非球面形状を有し、
    前記第 1 の焦点距離は、前記開口部の対角方向の開口数により阻止されずに透過する入射光の透過効率と、前記開口部の対角方向における前記凸レンズの曲面の焦点距離により決まる前記遮光膜で阻止されずに透過する入射光の透過効率との積が最大となる焦点距離に設定され、
    前記第2の焦点距離は、前記開口部の辺方向の開口数により阻止されずに透過する入射光の透過効率と、前記開口部の辺方向における前記凸レンズの曲面の焦点距離により決まる前記遮光膜で阻止されずに透過する入射光の透過効率との積が最大となる焦点距離に設定されている、投射型表示装置。
  7. 請求項1に記載のマイクロレンズアレイの製造方法であって、
    前記透過型液晶パネルに、画素部分を四角形に開口し、他を遮光する遮光膜と、前記四角形の開口部内に入射光を集光する、レンズ基部の外周が四角形のマイクロレンズとを模擬的に配置する過程と、
    前記マイクロレンズの形状、前記遮光膜の開口の形状、前記マイクロレンズと前記遮光膜間の距離、及び前記投射レンズの開口数に基づいて透過効率のシミュレーションを行って、前記マイクロレンズの中心位置を通る対角方向における曲面形状を決定する過程と、
    前記マイクロレンズの形状、前記遮光膜の開口の形状、前記マイクロレンズと前記遮光膜間の距離、及び前記投射レンズの開口数とに基づいて透過効率のシミュレーションを行って、前記マイクロレンズの中心位置を通る辺方向における曲面形状を決定する過程と、
    を含むマイクロレンズアレイの製造方法。
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