JP4171628B2 - 情報配信システム、情報配信方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム - Google Patents

情報配信システム、情報配信方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、クレジットカードの会員が加盟施設で受けられる特典に関する情報を各会員の携帯端末装置に配信する情報配信システム、情報配信方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
個人が一人で複数枚のクレジットカードを持つことは、今では当たり前のこととなっている。しかし何の支払いにはカードA、何の支払いにはカードBというように、複数のカードを明確に使い分けているとは限らない。支払い時に恣意的に一枚を選んで提示していると、割引サービスなど、受けられるはずの特典をみすみす逃してしまうことになる。
【0003】
どの店でどのカードを使えばどのような特典があるかは、たとえばカード会社が提供するホームページでいつでも調べることができる。もっとも、特典に関心のない会員がみずから情報収集することは期待できないので、通常はカード会社からその会員に対して、電子メールなどによる直接の情報提供がなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、こうしたメールも読まれないまま捨てられてしまったり、読まれていても肝心のカードの使用時には、内容が忘れ去られていることが多い。これは会員の関心の低さだけに起因するものでなく、カード会社からの情報提供のタイミングが悪い、少なくとも会員側から見て適時適所となっていないことにも原因がある。
【0005】
この発明は上記従来技術による問題を解決するため、カードの特典に関する情報のうち、会員が特に関心を持ちそうな情報のみを特に関心を持ちそうな時期に個々に配信することが可能な情報配信システム、情報配信方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる情報配信システムは、クレジットカードの会員が加盟施設で受けられる特典に関する情報を各会員の携帯端末装置に配信する情報配信システムにおいて、前記会員が前記加盟施設に対してした予約の日時および人数の少なくともいずれか一つにもとづいて、当該会員が当該加盟施設で受けられる特典に関する情報を所定のデータベースから検索する検索手段と、前記会員が前記加盟施設に対してした予約の日時にもとづいて、当該会員に前記検索手段により検索された情報を通知する日時を決定する決定手段と、前記検索手段により検索された情報を前記決定手段により決定された日時に前記会員に通知する通知手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
上記の発明によれば、いずれかの加盟施設を近々利用することが確実な会員に対して、当該施設でカードを提示すればどのような特典を受けられるかが具体的に通知される。
【0008】
また、この発明にかかる情報配信システムは、上記の発明において、前記決定手段が、前記会員が前記加盟施設に対してした予約の日時よりも所定時間だけ前の日時を、当該会員に前記情報を通知する日時として決定することを特徴とする。
【0009】
上記の発明によれば、いずれかの加盟施設を近々利用することが確実な会員に対して、その利用に先立って、当該施設でカードを提示すればどのような特典を受けられるかが具体的に通知される。
【0010】
また、この発明にかかる情報配信システムは、上記の発明において、前記通知手段が、前記検索手段により検索された情報の記載された電子メールを前記決定手段により決定された日時に前記会員に送信することで前記通知をおこなうことを特徴とする。
【0011】
上記の発明によれば、いずれかの加盟施設を近々利用することが確実な会員に対して、当該施設でカードを提示すればどのような特典を受けられるかが電子メールにより具体的に通知される。
【0012】
また、この発明にかかる情報配信システムは、上記の発明において、前記電子メールには、前記会員が会員となっている複数のクレジットカードのそれぞれを当該会員が予約した加盟施設で使用した場合に、当該施設で受けられるそれぞれの特典に関する情報が記載されていることを特徴とする。
【0013】
上記の発明によれば、いずれかの加盟施設を近々利用することが確実な会員に対して、その所持する複数のカードのそれぞれを提示した場合に、当該施設でどのような特典を受けられるかが電子メールで具体的に通知される。
【0014】
また、この発明にかかる情報配信方法は、クレジットカードの会員が加盟施設で受けられる特典に関する情報を各会員の携帯端末装置に配信する情報配信方法において、前記会員が前記加盟施設に対してした予約の日時および人数の少なくともいずれか一つにもとづいて、当該会員が当該加盟施設で受けられる特典に関する情報を所定のデータベースから検索する検索工程と、前記会員が前記加盟施設に対してした予約の日時にもとづいて、当該会員に前記検索工程で検索された情報を通知する日時を決定する決定工程と、前記検索工程で検索された情報を前記決定工程で決定された日時に前記会員に通知する通知工程と、を含んだことを特徴とする。
【0015】
上記の発明によれば、いずれかの加盟施設を近々利用することが確実な会員に対して、当該施設でカードを提示すればどのような特典を受けられるかが具体的に通知される。
【0016】
また、この発明にかかる情報配信方法は、上記の発明において、前記決定工程では、前記会員が前記加盟施設に対してした予約の日時よりも所定時間だけ前の日時を、当該会員に前記情報を通知する日時として決定することを特徴とする。
【0017】
上記の発明によれば、いずれかの加盟施設を近々利用することが確実な会員に対して、その利用に先立って、当該施設でカードを提示すればどのような特典を受けられるかが具体的に通知される。
【0018】
また、この発明にかかる情報配信方法は、上記の発明において、前記通知工程では、前記検索工程で検索された情報の記載された電子メールを前記決定工程で決定された日時に前記会員に送信することで前記通知をおこなうことを特徴とする。
【0019】
上記の発明によれば、いずれかの加盟施設を近々利用することが確実な会員に対して、当該施設でカードを提示すればどのような特典を受けられるかが電子メールにより具体的に通知される。
【0020】
また、この発明にかかる情報配信方法は、上記の発明において、前記電子メールには、前記会員が会員となっている複数のクレジットカードのそれぞれを当該会員が予約した加盟施設で使用した場合に、当該施設で受けられるそれぞれの特典に関する情報が記載されていることを特徴とする。
【0021】
上記に記載の発明によれば、いずれかの加盟施設を近々利用することが確実な会員に対して、その所持する複数のカードのそれぞれを提示した場合に、当該施設でどのような特典を受けられるかが電子メールで具体的に通知される。
【0022】
また、この発明にかかるプログラムによれば、上記に記載された方法がコンピュータによって実行される。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明による情報配信システム、情報配信方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0024】
本発明はその概略を一言で述べれば、カードの加盟施設(一般には「加盟店」と呼ばれるが、ホテルや観光名所など必ずしも店舗に限定されないので、ここでは広く「加盟施設」と呼ぶ)に飲食や宿泊など、何らかの予約をしたユーザ、すなわち当該施設を特定の時期に利用することが確実なユーザに対して、その支払いに先立って、当該施設でカードを使用すればどのような特典があるかを通知するものである。この通知は、ユーザの所持する携帯電話機へのメール配信という形でおこなう。
【0025】
このように、カードが実際に使用される局面で特典情報を配信するので、会員は受けられるはずの特典をみすみす逃すことがなく、カード会社としても自社のカードの利用を促進でき、手数料収入の増加を見込むことができる。
【0026】
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1による情報配信システムの全体構成を示す説明図である。100は、本システムのユーザが所持する携帯電話機である。101は後述するサーバ102a〜102nのクライアントであり、個々の加盟施設に設置されている。また、任意の数の102a〜102nはそれぞれ、上記施設の提携先であるカード会社A〜Nのサーバである。
【0027】
ユーザはまず加盟施設に対して、自己の氏名や電話番号、予約日時(利用開始日時および利用終了日時)や予約人数などを示して、当該施設の利用予約、たとえば飲食や宿泊などの予約をする(図1▲1▼)。なお、この予約は必ずしも携帯電話機100からである必要はなく、たとえば自宅の固定電話やパーソナル・コンピュータ(PC)などからするのであってもよい。
【0028】
加盟施設では、クライアント101にあらかじめ組み込まれた専用のアプリケーションを起動して、上記で通知された情報を入力する。そして画面上の「送信」ボタンなどをクリックすると、上記情報や当該施設の識別コードなどからなる所定のフォーマットの電子メールが、提携先のカード会社A〜Nのサーバ102a〜102nにそれぞれ送信される(図1▲2▼)。
【0029】
そして、サーバ102a〜102nのうち上記ユーザが会員となっているカード会社のサーバ、図示する例ではA社のサーバ102aのみが、図2に示すような電子メール(以下では「特典メール」という)を当該ユーザの携帯電話機100に送信する(図1▲3▼)。図示するようにこのメールには、ユーザが予約した施設でA社のカードを提示した場合に受けられる特典が記載されている。
【0030】
つぎに、図3はこの発明の実施の形態1による携帯電話機100のハードウエア構成の一例を示す説明図である。図中、301は装置全体を制御するCPUを、302は基本入出力プログラムを記憶したROMを、303はCPU301のワークエリアとして使用されるRAMを、それぞれ示している。
【0031】
また、304はカーソル、メニュー、ウィンドウ、あるいは文字や画像などの各種データを表示するディスプレイを、305は文字、数字、各種指示などを入力するための操作キー(テンキーや十字キーなど)を、それぞれ示している。
【0032】
また、306は入力した音声を電気信号に変換するマイクを、307は入力した電気信号を音声に変換して出力するスピーカを、308は無線基地局との電波の送受信を制御する通信制御部を、さらに、300は上記各部を接続するためのバスを、それぞれ示している。
【0033】
つぎに、図4はこの発明の実施の形態1によるサーバ102a〜102nのハードウエア構成の一例を示す説明図である。説明の便宜上、サーバ102a〜102nはいずれも同一のハードウエア構成を有するものとする。
【0034】
図中、401は装置全体を制御するCPUを、402は基本入出力プログラムを記憶したROMを、403はCPU401のワークエリアとして使用されるRAMを、それぞれ示している。
【0035】
また、404はCPU401の制御にしたがってHD(ハードディスク)405に対するデータのリード/ライトを制御するHDD(ハードディスクドライブ)を、405はHDD404の制御にしたがって書き込まれたデータを記憶するHDを、それぞれ示している。
【0036】
また、406はCPU401の制御にしたがってFD(フレキシブルディスク)407に対するデータのリード/ライトを制御するFDD(フレキシブルディスクドライブ)を、407はFDD406の制御にしたがって書き込まれたデータを記憶する着脱自在のFDを、それぞれ示している。
【0037】
また、408はCPU401の制御にしたがってCD−RW409に対するデータのリード/ライトを制御するCD−RWドライブを、409はCD−RWドライブ408の制御にしたがって書き込まれたデータを記憶する着脱自在のCD−RWを、それぞれ示している。
【0038】
また、410はカーソル、メニュー、ウィンドウ、あるいは文字や画像などの各種データを表示するディスプレイを、411は文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボードを、412は各種指示の選択や実行、処理対象の選択、マウスポインタの移動などをおこなうマウスを、それぞれ示している。
【0039】
また、413は通信ケーブル414を介してLANやWANなどのネットワークに接続され、当該ネットワークとCPU401とのインターフェースとして機能するネットワークI/Fを、さらに、400は上記各部を接続するためのバスを、それぞれ示している。
【0040】
つぎに、図5はこの発明の実施の形態1による情報配信システムの中核をなす、サーバ102a〜102nの構成を機能的に示す説明図である。図中、500は予約情報受信部であり、加盟施設に設置されたクライアント101から予約内容の記載された電子メールを受信して、当該メール中から予約者の氏名、電話番号、予約日時、予約先である加盟施設の識別コードなどの必要事項を抽出する機能部である。
【0041】
501は会員情報DBであり、自社のカード会員の個人情報を保持するデータベースである。この会員情報DB501には、少なくとも各会員の氏名と電話番号、および各会員が所持する携帯電話機100の電子メールアドレスが登録されている。
【0042】
502は送信可否判定部であり、予約情報受信部500で受け付けた予約の予約者に、図2のような電子メールで特典情報を提供すべきか否か、あるいは提供できるか否かを判定する機能部である。
【0043】
たとえば、そもそも上記予約者が自社のカード会員でなければ特典を通知する意味はない。また、たとえ会員でもメールアドレスが不明であれば通知のしようがない。そこで送信可否判定部502は、予約情報受信部500で抽出された氏名および電話番号で会員情報DB501を検索して、氏名と電話番号が完全一致し、かつ携帯電話機100のメールアドレスの登録されているレコードが検索できた場合に、上記予約者には特典メールの配信が可能と判定する。
【0044】
503は特典情報DBであり、各加盟施設と当該施設で提供される特典の内容とを対応づけて保持するデータベースである。なお、特典はたとえば「月〜金の18時までに入店のお客様」「4名以上でご利用のお客様」など、予約日時や予約人数による何らかの条件を課されることがあるが、特典情報DB503にはこれらの条件も併せて保持されている。
【0045】
504は特典情報検索部であり、予約情報受信部500で受け付けた予約の予約者が受けられるはずの特典を、特典情報DB503から検索する機能部である。特典の内容は上述のように、予約日時や予約人数に依存するので、特典情報検索部504は予約情報受信部500で抽出された予約先の提供する特典のうち、当該予約の日時や人数に応じた特典の情報を特典情報DB503から抽出する。
【0046】
505は特典メール作成部であり、特典情報検索部504により何らかの特典情報が検索できた場合に、図2に示したような特典メールを作成する機能部である。すなわち、特典情報検索部504により検索された特典情報を所定のひな形にはめ込むことでその本文を作成するとともに、予約情報受信部500で抽出された携帯電話機100のメールアドレスをメールヘッダに設定する。
【0047】
506は送信日時決定部であり、送信可否判定部502により特典メールの配信が可能と判定された予約者に対して、当該メールを実際に送信する日時を決定する機能部である。
【0048】
上述のように特典メールの配信タイミングは、予約者が加盟施設でカードを使用する直前とする。たとえば加盟施設のレストランで9月1日の午後7時〜9時に予約を入れているユーザは、同日午後9時前後にカードを使用して決済する可能性が高い。そこで、特典メールの配信日時は予約日時から逆算して、たとえば同日午後8時とする。
【0049】
なお、加盟施設がホテルなどの場合は決済は通常翌朝であるが、朝のあわただしい時間帯にメールを送っても読んでもらえない可能性が高いので、たとえば宿泊日当日の夕方に送るようにする。このように、予約先の施設が何であるかによって送信日時決定部506は逆算のパラメータを切り替え、決済よりも前で、かつ最もユーザの注意を喚起できる可能性の高い日時を選定する。
【0050】
507は特典メール記憶部であり、特典メール作成部505により作成された特典メールのデータと、送信日時決定部506で決定されたその送信日時とを対応づけて保持する機能部である。そして、508は特典メール送信部であり、定期的に特典メール記憶部507をチェックして、送信日時に達したメールをその宛先へ送信する機能部である。
【0051】
つぎに、図6はこの発明の実施の形態1による情報配信システムにおける、特典メール作成処理の手順を示すフローチャートである。カード会社のサーバ102a〜102nは、クライアント101からの予約内容の通知を各々その予約情報受信部500により受信して、当該通知の中から予約者の氏名など、後続の処理に必要な事項を抽出する(ステップS601)。
【0052】
つぎに送信可否判定部502により、上記で通知された予約の予約者に特典情報を提供するか否か、すなわち上記予約者が自社のカード会員であり、かつその携帯電話機100宛に電子メールを配信可能かどうかを判定する。そして配信可の場合には(ステップS602:Yes)、つぎに特典情報検索部504により、上記予約者が上記予約により受けられる特典情報を特典情報DB503から検索する。
【0053】
検索に成功した場合、すなわち何らかの特典情報が検索できた場合には(ステップS603:Yes)、つぎに特典メール作成部505により、実際に送付する電子メールのデータを作成する(ステップS604)。また、送信日時決定部506により、当該予約者に特典メールを発信する日時を決定する(ステップS605)。なお、このステップS604とステップS605との順序は逆であってもよい。
【0054】
その後、ステップS604で作成された特典メールのデータと、ステップS605で決定されたその送信日時とを対応づけて特典メール記憶部507に保存する(ステップS606)。
【0055】
また、図7はこの発明の実施の形態1による情報配信システムにおける、特典メール配信処理の手順を示すフローチャートである。たとえば10分おきなど、所定のチェック時期が到来すると(ステップS701:Yes)、サーバ102a〜102nの特典メール送信部508は、特典メール記憶部507に保持された個々のメールの送信日時と現在日時とを比較する。
【0056】
そして、送信日時が現在日時より前のメールがあれば(ステップS702:Yes)、そのデータをその宛先のメールアドレスに対して送信する(ステップS703)。その後、送信済みのメールのエントリを特典メール記憶部507から消去して(ステップS704)、本フローチャートによる処理を終了する。
【0057】
以上説明した実施の形態1によれば、個々のカード会員は近々利用することが確実なレストランやホテルなどの特典情報を、その利用の直前に電子メールで受け取ることができるので、せっかくの特典を無駄にすることなく、自己のカードが提供するサービスを最大限に活用することができる。
【0058】
またカード会社としても、提携先の加盟施設から吸い上げた予約内容を手がかりとして、最も適切な時期に最も時宜にかなった特典情報を各会員に提供することができるので、従来の画一的な広告メールのように読み捨てられてしまうケースが少なく、より効果的に自社カードの特長をアピールすることができる。
【0059】
なお、上述した実施の形態1では特典メールを予約者の携帯電話機100に配信するようにしたが、このほかPDAなど電子メールの受信機能を備え、かつ携行に適した小型・軽量の装置であれば配信先はどのような装置であってもよい。
【0060】
また、加盟施設のクライアント101としてはPCでなく、たとえばプリペイド方式の携帯電話機をカード会社から配布することも考えられる。この携帯電話機に、あらかじめ提携先のカード会社へ予約内容を通知するための、専用のアプリケーションを組み込んでおけば、通知の際の通話料をカード会社負担とすることができる。ただし、予約内容の入力作業がPCの場合よりも煩雑となることは避けられない。
【0061】
(実施の形態2)
さて、上述した実施の形態1では各加盟施設から個々のカード会社に予約内容を通知したが、上記施設だけでなく、たとえばインターネットで運営されているいわゆる「予約サイト」にも、誰がいつどの店に予約を入れたといった情報が大量に集積されている。そこで、以下に説明する実施の形態2のように、こうしたサイトからこれらの情報をカード会社に収集するようにしてもよい。
【0062】
図8は、この発明の実施の形態2による情報配信システムの全体構成を示す説明図である。ユーザは携帯電話機800、あるいは他のPCなどから予約サイトの予約サーバ803にログインして、まず予約したい施設のカテゴリ(「レストラン」「ホテル」など)を指定し、つぎに地域やジャンル(「和食」「中華」など)を指定するといったように、段階的に予約対象を絞り込んでゆく。
【0063】
そして、最終的に予約したい施設を一つ特定すると、図9に示すような予約内容の入力画面が開くので、予約日時や予約人数など必要事項を入力・送信する(図8▲1▼)。予約サーバ803では、受信した予約の詳細を予約先のクライアント801に転送するとともに(同▲2▼)、クライアント801から予約完了の通知を受信して(同▲3▼)、確認のため図10に示すような電子メールを予約者に送信する(同▲4▼)。
【0064】
そして、ここまでは従来技術による予約サービスと同様であるが、実施の形態2による予約サーバ803は予約者への予約完了通知(図8▲4▼)とともに、各カード会社のサーバ802a〜802nに対しても、完了した予約の内容を通知する(同▲5▼)。なお、このカード会社への通知(▲5▼)は予約者への通知(▲4▼)と同時である必要はなく、たとえば定期的に、種々の予約者からの複数の予約をまとめて各会社に通知するのでもよい。
【0065】
カード会社のサーバ802a〜802nでは、実施の形態1のサーバ102a〜102nと同様に特典メールの送信可否を判定し、送信可能と判定したサーバのみが、上記予約者に対して図2のような特典メールを送信する(図8▲6▼)。
【0066】
なお、サーバ802a〜802nのハードウエア構成や機能構成は実施の形態1のサーバ102a〜102nと同様であり、ただ個々の加盟施設からでなく、予約サイトから予約内容を通知される点だけが異なっている。
【0067】
以上説明した実施の形態2によれば、個々の施設に予約内容の入力など煩雑な作業を負担させることなく、予約サイトと交渉して、その予約サーバ803に専用のアプリケーションを組み込んでもらうだけで、カード会員の予約に関する情報を大量に入手することができる。
【0068】
(実施の形態3)
さて、上述した実施の形態1は個々の加盟施設から、実施の形態2は予約サイトから、それぞれ情報収集する例であるが、上記のほか以下で説明する実施の形態3のように、いつどの店に予約を入れたかを予約者本人から申告させるようにしてもよい。
【0069】
図11は、この発明の実施の形態3による情報配信システムの全体構成を示す説明図である。図中▲1▼〜▲4▼は図8の▲1▼〜▲4▼と同じであるが、実施の形態3による携帯電話機1100は、図10に示したような予約完了通知を予約サーバ1103から受信すると、当該通知から氏名や予約先など必要事項を抽出して、所定のフォーマットの電子メールとして各カード会社のサーバ1102a〜1102nに送信する(図11▲5▼)。
【0070】
カード会社のサーバ1102a〜1102nでは、実施の形態1のサーバ102a〜102nと同様に特典メールの送信可否を判定し、送信可能と判定したサーバのみが、上記予約者に対して図2のような特典メールを送信する(図11▲6▼)。
【0071】
なお、サーバ1102a〜1102nのハードウエア構成や機能構成は実施の形態1のサーバ102a〜102nと同様であり、ただ個々の加盟施設からでなく、個々の予約者から予約内容を通知される点だけが異なっている。
【0072】
以上説明した実施の形態3によれば、たとえばJava(R)アプレットなどの形で配布されるアプリケーションを積極的に自己の携帯電話機に組み込んだユーザのみが、本発明にかかる特典メールの配信サービスを受けることができるので、当該サービスを望まないユーザに迷惑メールを送ってしまうということがない。
【0073】
なお、上述した実施の形態3では予約サーバ1103を介して予約をおこなっているが、特に予約サーバ1103は必須ではなく、ユーザが予約先に直接予約をするのであってもよい。この場合、予約先から返信されてくる予約完了通知から必要事項を自動抽出してもよいし、あるいは予約者本人が所定のホームページなどで予約内容を入力することで、カード会社への通知をおこなうようにしてもよい。
【0074】
また、この実施の形態3のように携帯電話機に専用のアプリケーションを組み込む場合は、特典メールを受信した後、サーバで決定された日時になった時点ではじめてその着信をユーザに通知するよう制御することもできる。このように構成する場合は、カード会社はたとえば夜間など、サーバの負荷やネットワークのトラフィックが比較的少ない時間帯に特典メールをまとめて発送することができる。
【0075】
(実施の形態4)
さて、上述した実施の形態1〜3では各カード会社から直接会員に特典メールを配信するようにしたが、予約者が複数のカードを所有している場合は、それぞれのカード会社から個別に特典メールが届くことになる。これらのメールを逐一開いて、各会社の特典の内容を比較するのは煩雑なので(実施の形態3に限っては、上述のアプレットで複数メールを一通に編纂して表示することも可能であるが)、以下に説明する実施の形態4のように、予約サイトで複数の会社の特典情報をとりまとめ、一通の特典メールとして予約者に配信するようにしてもよい。
【0076】
図12は、この発明の実施の形態4による情報配信システムの全体構成を示す説明図である。図中▲1▼〜▲5▼は図8の▲1▼〜▲5▼と同じであるが、実施の形態4によるサーバ1202a〜1202nは、それぞれ予約サーバ1203から予約内容を通知されると、当該予約の予約者に対して特典情報を提供するか否かと、提供する場合には当該情報とを、予約サーバ1203に対して返信する(図12▲6▼)。
【0077】
そして、予約サーバ1203では配信可と回答したカード会社の特典情報をとりまとめて図13に示すような特典メールを作成し、予約者の携帯電話機1200に送信する(図12▲7▼)。
【0078】
カード会社のサーバ1202a〜1202nや予約サイトの予約サーバ1203のハードウエア構成は、図4に示した実施の形態1のサーバ102a〜102nと同様であるので説明を省略する。図14は、この発明の実施の形態4による情報配信システムの中核をなす、カード会社のサーバ1202a〜1202nおよび予約サイトの予約サーバ1203の構成を機能的に示す説明図である。各部の機能については、以下で説明するフローチャートの中で順次述べる。
【0079】
図15は、この発明の実施の形態4による情報配信システムにおける、特典メール作成処理の手順を示すフローチャートである。予約サーバ1203の予約情報DB1400(予約サーバ1203が受け付けた個々の予約の詳細が保持されている)から読み出された新規の予約情報は、予約情報送信部1401から各カード会社のサーバ1202a〜1202nに送信され、各サーバはその予約情報受信部1402により当該情報を受信する(ステップS1501)。
【0080】
つぎに、送信可否判定部1404が会員情報DB1403を参照して、上記予約の予約者に特典情報を提供するか否かを判定し、提供する場合は(ステップS1502:Yes)特典情報検索部1406により特典情報DB1405を検索して、上記予約者が受けられる特典を検索する。そして、何らかの特典が検索できれば(ステップS1503:Yes)、当該特典情報を特典情報送信部1407から予約サーバ1203の特典情報受信部1408に送信する(ステップS1504)。
【0081】
一方、予約者の受けられる特典が特になかったり(ステップS1503:No)、予約者が自社のカード会員でなかったり携帯電話機でのメールの受信ができなかったりする場合は(ステップS1502:No)、特典情報を提供しない旨を示す何らかのデータを、特典情報送信部1407から特典情報受信部1408に送信する(ステップS1505)。
【0082】
予約サーバ1203は、カード会社のサーバ1202a〜1202nのいずれか一つからでも特典情報を受信した場合には(ステップS1506:Yes)、つぎにその特典メール作成部1409により、受信した各社の特典情報をまとめて所定のひな形にはめ込むことで、図13に示したような特典メールのデータを作成する(ステップS1507)。
【0083】
さらに送信日時決定部1410により、予約情報DB1400内の予約時間から逆算して特典メールの送信日時を決定し(ステップS1508)、上記で作成した特典メールと決定した送信日時とを特典メール記憶部1411に保存する(ステップS1509)。
【0084】
なお、特典メール送信部1412による特典メールの配信処理の手順は、図7に示した実施の形態1のそれと同様であるので説明を省略する。
【0085】
以上説明した実施の形態4によれば、予約者が複数のカードを所持している場合にも、各カード会社からの特典情報が一通の電子メールに集約されて配信されるので、予約者は各社の特典を比較して最も利用価値の高いカードを選択することができる。
【0086】
なお、上述した実施の形態4では図12に示したように、予約の完了を通知するメール(図中▲4▼・文例は図10)と各社のカードの特典を通知するメール(図中▲7▼・文例は図13)とは別個に送付するようにしたが、前者に後者を融合して、一通のメールとして送付するようにしてもよい。その場合、特典情報の提供のタイミングは予約の直後となる。
【0087】
なお、上述した実施の形態1〜4ではカード会員の所持する携帯電話機に特典情報を配信するようにしたが、これに限らずたとえば各会員の自宅のPCにメールを送るようにしてもよい。もっとも、常に携行されている装置を対象としたほうが、より適切なタイミングで有益な情報を提供でき、ユーザに活用してもらえる可能性が高くなる。
【0088】
また、上述した実施の形態1〜4ではカード会員に特典情報を提供するのみであるが、情報提供の後、会員が実際に自社のカードを使用したかどうかを追跡して、使用されなかった場合はたとえば予約先の加盟施設での特典を拡充するようにすれば、会員にとってより魅力的な、あるいは他社との競争力のあるサービスを提供することが可能である。
【0089】
なお、上述した予約情報受信部500/1402、送信可否判定部502/1404、特典情報検索部504/1406、特典メール作成部505/1409、送信日時決定部506/1410、特典メール送信部508/1412、予約情報送信部1401、特典情報送信部1407および特典情報受信部1408は、具体的にはHD405からRAM403に読み出されたプログラムをCPU401が実行することにより実現される。このプログラムはHD405のほか、FD407、CD−RW409、MOなどの各種の記録媒体に格納して配布することができ、ネットワークを介して配布することも可能である。また、会員情報DB501/1403、特典情報DB503/1405および特典メール記憶部507/1411はHD405により実現される。
【0090】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明は、クレジットカードの会員が加盟施設で受けられる特典に関する情報を各会員の携帯端末装置に配信する情報配信システムにおいて、前記会員が前記加盟施設に対してした予約の日時および人数の少なくともいずれか一つにもとづいて、当該会員が当該加盟施設で受けられる特典に関する情報を所定のデータベースから検索する検索手段と、前記会員が前記加盟施設に対してした予約の日時にもとづいて、当該会員に前記検索手段により検索された情報を通知する日時を決定する決定手段と、前記検索手段により検索された情報を前記決定手段により決定された日時に前記会員に通知する通知手段と、を備えたので、いずれかの加盟施設を近々利用することが確実な会員に対して、当該施設でカードを提示すればどのような特典を受けられるかが具体的に通知され、これによって、カードの特典に関する情報のうち、会員が特に関心を持ちそうな情報のみを特に関心を持ちそうな時期に個々に配信することが可能な情報配信システムが得られるという効果を奏する。
【0091】
また、この発明は、上記の発明において、前記決定手段が、前記会員が前記加盟施設に対してした予約の日時よりも所定時間だけ前の日時を、当該会員に前記情報を通知する日時として決定するので、いずれかの加盟施設を近々利用することが確実な会員に対して、その利用に先立って、当該施設でカードを提示すればどのような特典を受けられるかが具体的に通知され、これによって、カードの特典に関する情報のうち、会員が特に関心を持ちそうな情報のみを特に関心を持ちそうな時期に個々に配信することが可能な情報配信システムが得られるという効果を奏する。
【0092】
また、この発明は、上記の発明において、前記通知手段が、前記検索手段により検索された情報の記載された電子メールを前記決定手段により決定された日時に前記会員に送信することで前記通知をおこなうので、いずれかの加盟施設を近々利用することが確実な会員に対して、当該施設でカードを提示すればどのような特典を受けられるかが電子メールにより具体的に通知され、これによって、カードの特典に関する情報のうち、会員が特に関心を持ちそうな情報のみを特に関心を持ちそうな時期に個々に配信することが可能な情報配信システムが得られるという効果を奏する。
【0093】
また、この発明は、上記の発明において、前記電子メールには、前記会員が会員となっている複数のクレジットカードのそれぞれを当該会員が予約した加盟施設で使用した場合に、当該施設で受けられるそれぞれの特典に関する情報が記載されているので、いずれかの加盟施設を近々利用することが確実な会員に対して、その所持する複数のカードのそれぞれを提示した場合に、当該施設でどのような特典を受けられるかが電子メールで具体的に通知され、これによって、カードの特典に関する情報のうち、会員が特に関心を持ちそうな情報のみを特に関心を持ちそうな時期に個々に配信することが可能な情報配信システムが得られるという効果を奏する。
【0094】
また、この発明は、クレジットカードの会員が加盟施設で受けられる特典に関する情報を各会員の携帯端末装置に配信する情報配信方法において、前記会員が前記加盟施設に対してした予約の日時および人数の少なくともいずれか一つにもとづいて、当該会員が当該加盟施設で受けられる特典に関する情報を所定のデータベースから検索する検索工程と、前記会員が前記加盟施設に対してした予約の日時にもとづいて、当該会員に前記検索工程で検索された情報を通知する日時を決定する決定工程と、前記検索工程で検索された情報を前記決定工程で決定された日時に前記会員に通知する通知工程と、を含んだので、いずれかの加盟施設を近々利用することが確実な会員に対して、当該施設でカードを提示すればどのような特典を受けられるかが具体的に通知され、これによって、カードの特典に関する情報のうち、会員が特に関心を持ちそうな情報のみを特に関心を持ちそうな時期に個々に配信することが可能な情報配信方法が得られるという効果を奏する。
【0095】
また、この発明は、上記の発明において、前記決定工程では、前記会員が前記加盟施設に対してした予約の日時よりも所定時間だけ前の日時を、当該会員に前記情報を通知する日時として決定するので、いずれかの加盟施設を近々利用することが確実な会員に対して、その利用に先立って、当該施設でカードを提示すればどのような特典を受けられるかが具体的に通知され、これによって、カードの特典に関する情報のうち、会員が特に関心を持ちそうな情報のみを特に関心を持ちそうな時期に個々に配信することが可能な情報配信方法が得られるという効果を奏する。
【0096】
また、この発明は、上記の発明において、前記通知工程では、前記検索工程で検索された情報の記載された電子メールを前記決定工程で決定された日時に前記会員に送信することで前記通知をおこなうので、いずれかの加盟施設を近々利用することが確実な会員に対して、当該施設でカードを提示すればどのような特典を受けられるかが電子メールにより具体的に通知され、これによって、カードの特典に関する情報のうち、会員が特に関心を持ちそうな情報のみを特に関心を持ちそうな時期に個々に配信することが可能な情報配信方法が得られるという効果を奏する。
【0097】
また、この発明は、上記の発明において、前記電子メールには、前記会員が会員となっている複数のクレジットカードのそれぞれを当該会員が予約した加盟施設で使用した場合に、当該施設で受けられるそれぞれの特典に関する情報が記載されているので、いずれかの加盟施設を近々利用することが確実な会員に対して、その所持する複数のカードのそれぞれを提示した場合に、当該施設でどのような特典を受けられるかが電子メールで具体的に通知され、これによって、カードの特典に関する情報のうち、会員が特に関心を持ちそうな情報のみを特に関心を持ちそうな時期に個々に配信することが可能な情報配信方法が得られるという効果を奏する。
【0098】
また、この発明によれば、上記に記載された方法をコンピュータに実行させることが可能なプログラムが得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による情報配信システムの全体構成を示す説明図である。
【図2】この発明の実施の形態1による情報配信システムにおける、特典メールの一例を示す説明図である。
【図3】この発明の実施の形態1による携帯電話機100のハードウエア構成の一例を示す説明図である。
【図4】この発明の実施の形態1によるサーバ102a〜102nのハードウエア構成の一例を示す説明図である。
【図5】この発明の実施の形態1による情報配信システムの中核をなす、サーバ102a〜102nの構成を機能的に示す説明図である。
【図6】この発明の実施の形態1による情報配信システムにおける、特典メール作成処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】この発明の実施の形態1による情報配信システムにおける、特典メール配信処理の手順を示すフローチャートである。
【図8】この発明の実施の形態2による情報配信システムの全体構成を示す説明図である。
【図9】この発明の実施の形態2による情報配信システムにおける、予約内容入力画面の一例を示す説明図である。
【図10】この発明の実施の形態2による情報配信システムにおける、予約完了通知メールの一例を示す説明図である。
【図11】この発明の実施の形態3による情報配信システムの全体構成を示す説明図である。
【図12】この発明の実施の形態4による情報配信システムの全体構成を示す説明図である。
【図13】この発明の実施の形態4による情報配信システムにおける、特典メールの一例を示す説明図である。
【図14】この発明の実施の形態4による情報配信システムの中核をなす、カード会社のサーバ1202a〜1202nおよび予約サイトの予約サーバ1203の構成を機能的に示す説明図である。
【図15】この発明の実施の形態4による情報配信システムにおける、特典メール作成処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100,800,1100,1200 携帯電話機
101,801,1101,1201 クライアント
102a〜102n,802a〜802n,1102a〜1102n,1202a〜1202n サーバ
803,1103,1203 予約サーバ
300,400 バス
301,401 CPU
302,402 ROM
303,403 RAM
304 ディスプレイ
305 操作キー
306 マイク
307 スピーカ
308 通信制御部
404 HDD
405 HD
406 FDD
407 FD
408 CD−RWドライブ
409 CD−RW
410 ディスプレイ
411 キーボード
412 マウス
413 ネットワークI/F
414 通信ケーブル
500,1402 予約情報受信部
501,1403 会員情報DB
502,1404 送信可否判定部
503,1405 特典情報DB
504,1406 特典情報検索部
505,1409 特典メール作成部
506,1410 送信日時決定部
507,1411 特典メール記憶部
508,1412 特典メール送信部
1400 予約情報DB
1401 予約情報送信部
1407 特典情報送信部
1408 特典情報受信部

Claims (9)

  1. 予約サーバと、各加盟施設に設置される前記予約サーバのクライアントと、前記加盟施設の提携先である複数のクレジットカード会社のサーバと、前記クレジットカード会社の各会員の携帯端末装置と、前記会員に関する会員情報と当該会員が所持する前記携帯端末装置の電子メールアドレスとを対応付けて格納する会員情報データベースと、前記加盟施設と前記会員が前記加盟施設で受けられる特典に関する特典情報とを対応付けて格納する特典情報データベースと、を含む、前記特典情報を前記会員の前記携帯端末装置に配信する情報配信システムであって
    前記携帯端末装置は、
    前記会員情報、予約した前記加盟施設に関する情報および予約の日時を含む予約情報を、前記クレジットカード会社のサーバへ送信する予約情報送信手段を備え、
    前記クレジットカード会社のサーバは、
    前記予約情報送信手段によって送信された予約情報を受信する予約情報受信手段と、
    前記予約情報受信手段によって受信された予約情報にもとづいて、当該会員が当該加盟施設で受けられる特典に関する特典情報を前記特典情報データベースから検索する検索手段と、
    前記予約情報受信手段によって受信された予約情報のうちの予約の日時にもとづいて、当該会員に前記検索手段により検索された特典情報を通知する日時を決定する決定手段と、
    前記検索手段により検索された特典情報および前記決定手段によって決定された日時を、前記会員情報データベースから検索される携帯端末装置の電子メールアドレスに送信する特典情報送信手段と、を備え、
    前記携帯端末装置は、さらに、
    前記特典情報送信手段によって送信された特典情報および日時を受信する特典情報受信手段と
    記特典情報受信手段によって受信された特典情報を、前記特典情報受信手段によって受信された日時に前記会員に通知する通知手段と、
    を備えたことを特徴とする情報配信システム。
  2. 予約サーバと、各加盟施設に設置される前記予約サーバのクライアントと、前記加盟施設の提携先である複数のクレジットカード会社のサーバと、前記クレジットカード会社の各会員の携帯端末装置と、前記会員に関する会員情報と当該会員が所持する前記携帯端末装置の電子メールアドレスとを対応付けて格納する会員情報データベースと、前記加盟施設と前記会員が前記加盟施設で受けられる特典に関する特典情報とを対応付けて格納する特典情報データベースと、を含む、前記特典情報を前記会員の前記携帯端末装置に配信する情報配信システムであって
    前記予約サーバは、
    前記会員情報、予約した前記加盟施設に関する情報および予約の日時を含む予約情報を、前記クレジットカード会社のサーバへ送信する予約情報送信手段を備え、
    前記クレジットカード会社のサーバは、
    前記予約情報送信手段によって送信された情報を受信する予約情報受信手段と、
    前記予約情報受信手段によって受信された予約情報にもとづいて、当該会員が当該加盟施設で受けられる特典に関する特典情報を前記特典情報データベースから検索する検索手段と、
    前記検索手段により検索された特典情報を、前記予約サーバへ送信する特典情報送信手段と、を備え、
    前記予約サーバは、さらに、
    前記特典情報送信手段によって送信された特典情報を受信する特典情報受信手段と、
    前記特典情報受信手段によって受信された特典情報に基づいて、複数のクレジットカード会社の情報を含む特典メールを作成する特典メール作成手段と、
    前記会員が前記加盟施設に対してした予約の日時にもとづいて、当該会員に前記検索手段により検索された特典情報を通知する日時を決定する決定手段と、
    前記特典メール作成手段によって作成された特典メールを前記決定手段により決定された日時に、前記会員情報データベースから検索される携帯端末装置の電子メールアドレスに送信することで通知をおこなう通知手段と、
    を備えたことを特徴とする情報配信システム。
  3. 前記特典メールには、前記会員が会員となっている複数のクレジットカードのそれぞれを当該会員が予約した加盟施設で使用した場合に、当該施設で受けられるそれぞれの特典に関する情報が一覧で記載されていることを特徴とする前記請求項2に記載の情報配信システム。
  4. 前記決定手段は、前記会員が前記加盟施設に対してした予約の日時よりも所定時間だけ前の日時を、当該会員に前記情報を通知する日時として決定することを特徴とする前記請求項1から3のいずれか一つに記載の情報配信システム。
  5. 予約サーバと、各加盟施設に設置される前記予約サーバのクライアントと、前記加盟施設の提携先である複数のクレジットカード会社のサーバと、前記クレジットカード会社の各会員の携帯端末装置と、前記会員に関する会員情報と当該会員が所持する前記携帯端末装置の電子メールアドレスとを対応付けて格納する会員情報データベースと、前記加盟施設と前記会員が前記加盟施設で受けられる特典に関する特典情報とを対応付けて格納する特典情報データベースと、を含む、前記特典情報を前記会員の前記携帯端末装置に配信する情報配信システムが実行する情報配信方法であって
    前記携帯端末装置が、予約情報送信手段と、特典情報受信手段と、通知手段と、を備え、
    前記クレジットカード会社のサーバが、予約情報受信手段と、検索手段と、決定手段と、特典情報送信手段と、を備え、
    前記予約情報送信手段が、前記会員情報、予約した前記加盟施設に関する情報および予約の日時を含む予約情報を、前記クレジットカード会社のサーバへ送信する予約情報送信工程と、
    前記予約情報受信手段が、前記予約情報送信工程によって送信された予約情報を受信する予約情報受信工程と、
    前記検索手段が、前記予約情報受信工程によって受信された予約情報にもとづいて、当該会員が当該加盟施設で受けられる特典に関する特典情報を前記特典情報データベースから検索する検索工程と、
    前記決定手段が、前記予約情報受信工程によって受信された予約情報のうちの予約の日時にもとづいて、当該会員に前記検索手段により検索された特典情報を通知する日時を決定する決定工程と、
    前記特典情報送信手段が、前記検索工程により検索された特典情報および前記決定工程によって決定された日時を、前記会員情報データベースから検索される携帯端末装置の電子メールアドレスに送信する特典情報送信工程と、
    前記特典情報受信手段が、前記特典情報送信工程によって送信された特典情報および日時を受信する特典情報受信工程と、
    前記通知手段が、前記特典情報受信工程によって受信された特典情報を、前記特典情報受信手段によって受信された日時に前記会員に通知する通知処理工程と、
    を含んだことを特徴とする情報配信方法。
  6. 予約サーバと、各加盟施設に設置される前記予約サーバのクライアントと、前記加盟施設の提携先である複数のクレジットカード会社のサーバと、前記クレジットカード会社の各会員の携帯端末装置と、前記会員に関する会員情報と当該会員が所持する前記携帯端末装置の電子メールアドレスとを対応付けて格納する会員情報データベースと、前記加盟施設と前記会員が前記加盟施設で受けられる特典に関する特典情報とを対応付けて格納する特典情報データベースと、を含む、前記特典情報を前記会員の前記携帯端末装置に配信する情報配信システムが実行する情報配信方法であって、
    前記予約サーバは、予約情報送信手段、特典情報受信手段と、特典メール作成手段と、決定手段と、通知手段と、を備え、
    前記クレジットカード会社のサーバは、予約情報受信手段と、検索手段と、特典情報送信手段と、を備え、
    前記予約情報送信手段が、前記会員情報、予約した前記加盟施設に関する情報および予約の日時を含む予約情報を、前記クレジットカード会社のサーバへ送信する予約情報送信工程と、
    前記予約情報受信手段が、前記予約情報送信工程によって送信された予約情報を受信する予約情報受信工程と、
    前記検索手段が、前記予約情報受信工程によって受信された予約情報にもとづいて、当該会員が当該加盟施設で受けられる特典に関する特典情報を前記特典情報データベースから検索する検索工程と、
    前記特典情報送信手段が、検索工程により検索された特典情報を、前記予約サーバへ送信する特典情報送信工程と、
    前記特典情報受信手段が、前記特典情報送信工程によって送信された特典情報を受信する特典情報受信工程と、
    特典メール作成手段が、前記特典情報受信工程によって受信された特典情報に基づいて、複数のクレジットカード会社の情報を含む特典メールを作成する特典メール作成工程と、
    前記決定手段が、前記会員が前記加盟施設に対してした予約の日時にもとづいて、当該会員に前記検索工程により検索された情報を通知する日時を決定する決定処理工程と、
    前記通知手段が、前記特典メール作成工程によって作成された特典メールを前記決定処理工程により決定された日時に、前記会員情報データベースから検索される携帯端末装置の電子メールアドレスに送信することで通知をおこなう通知処理工程と、
    を含んだことを特徴とする情報配信方法。
  7. 前記特典メールには、前記会員が会員となっている複数のクレジットカードのそれぞれを当該会員が予約した加盟施設で使用した場合に、当該施設で受けられるそれぞれの特典に関する情報が一覧で記載されていることを特徴とする前記請求項6に記載の情報配信方法。
  8. 前記決定処理工程は、前記会員が前記加盟施設に対してした予約の日時よりも所定時間だけ前の日時を、当該会員に前記情報を通知する日時として決定することを特徴とする前記請求項5〜7のいずれか一つに記載の情報配信方法。
  9. 前記請求項5〜請求項8のいずれか一つに記載された方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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