JP4169654B2 - 現地複合材料混合装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、現地複合材料混合装置に関し、特に、現地で発生した砂礫、土砂等の現地発生材料もしくは現地発生材料に他の複数の異粒径材を混合した材料にセメント等の硬化剤や地盤改良用の固化剤を添加して現地複合材料を生成する際に、混合を効率化して良質の現地複合材料を製造する現地複合材料混合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のダム工事における堤体構築等では、硬化後の築堤材料の圧縮強度が1.0〜3.0N/mm2程度しか必要としない場合に骨材の粒度を調整する製造工程を省いて、河床砂礫等の現地発生材料にセメントを混合した材料を用いる工法(以下、CSG工法という)が採用されつつある。このCSG工法は、砂礫、土砂等の現地発生材料にセメント等の硬化剤を混合してからブルドーザ等で敷き均し、振動ローラ等で転圧して構造物を築造することから、残土となる現地発生材料の活用によって経済性や施工性、環境保全性に優れ、セメントを混合することで材料強度の増加が図れているので、法勾配が急な構造物の施工が可能である等の利点があることから注目されている。
【0003】
又、軟弱地盤上に建造物を構築したり道路を形成する場合、その軟弱な土壌を掘削除去し、除去した部分に強度のある土壌を入れることが行われているが、その際に環境問題や運送コスト等の問題から、掘削した現地発生土壌に固化剤を混合して土壌改良を行い、該改良土壌を掘削除去した部分に入れ替えて再度地盤として使用する地盤改良工法が行われている。
【0004】
しかるに、前者CSG工法は、上記のように現地発生材料をそのまま使用することで粒度調整がなされていないために、硬化後の築堤材料の圧縮強度に安定性がなく、大規模工事等では広範囲のヤードの確保や多くの施工機械等を要してコスト上の問題等を生じていたが、その改善策として河床砂礫等の含水砂礫を骨材にするに際して、骨材の最大粒径を150mm、細骨材率16%以上にする分粒手段を施しながら、水セメント比を35〜100%の範囲に配合するようにセメント量を調整しながら混合するCSG工法も提案されている。(たとえば、特許文献1、2を参照)
【0005】
ところが、これらの提案も分粒手段やセメント調整装置等の設備類を必要とすることで嵩高のコストを要しながら、混合手段としては、通常のものを採用しているためにセメントと骨材との混合等が十分でなく築堤材料としては、その品質において安定性を欠いているのではとの危惧を抱かせていた。
【0006】
一方、硬化後の築堤材料の圧縮強度を1.0〜3.0N/mm2程度しか必要としない場合には、上記のように河床砂礫等の現地発生材を用いるばかりでなく、骨材の粒度を調整する製造工程を省いて、複数の異粒径材を用いながらセメントと混合させるCSG工法を採用するものであり、コスト削減を図りながら効率よく混合でき築堤材料としての品質を確保できる混合手段が嘱望されていた。
【0007】
又、後者の地盤改良工法は、掘削した土壌を容器に入れ、そこに固化剤を添加して混合して、それを再度取り出して掘削除去した部分に埋め戻せばよいので、容器と攪拌機さえあれば事足りるが、これではバッチ式となり連続作業ができないために作業効率が悪いので、掘削土壌を移動させながら添加した固化剤と連続して混合できる混合手段が嘱望されていた。
【0008】
【特許文献1】
特開平6−305795号公報(段落符号「0020」〜「0028」末行、図1、2)
【特許文献2】
特許第3202099号公報(段落符号「0021」〜「0023」末行、図1、2)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上の現状に鑑みてその改善策を提案するものであり、砂礫、土砂等の現地発生材料もしくは該現地発生材料に複数の異粒径材を混合した材料にセメント等の硬化剤や地盤改良用の固化剤を混合して現地複合材料を生成する際に、コスト削減を図れるとともに、該現地発生材料を移動させながら添加した硬化剤或いは固化剤と連続して効率よく混合して、硬化或いは固化後には高品質の確保された現地複合材料混合装置の提供を目的にしている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明である現地複合材料混合装置は、上端の搬入口と下端の搬出口とを備えて傾斜状に設置される流下搬送体、流下搬送体に直交させて並行に複数個配置し、回転軸の周辺にパドルを軸方向と周辺方向に所定の間隔で放射状に植設して成る攪拌翼、攪拌翼に対応させて、下端の搬出口に向かう傾斜方向の当該撹拌翼後方位置に設置される流下堰板及び複数の攪拌翼を連結しながら、下端の搬出口に向かう傾斜方向と反対の、上端の搬入口に向かって掻き揚げる方向に回転させる攪拌翼駆動機から構成されており、上端の搬入口から投入した現地発生材料もしくはこれに複数の異粒径材を混合した材料にセメント等の硬化剤或いは固化剤を添加して、材料の混合を確実かつ効率よく行って良質の現地複合材料を製造している。
【0011】
請求項2に記載の発明である現地複合材料混合装置は、請求項1に記載の現地複合材料混合装置において、流下堰板をパドル先端の回転円弧との間に所定の間隔を確保して配置することを特徴としており、上記機能に加えて、攪拌翼の下流側に形成する平坦な合流部で的確かつ効率よく合流・混合させることで現地複合材料の混合性を増長している。
【0012】
請求項3に記載の発明である現地複合材料混合装置は、請求項1又は2に記載の現地複合材料混合装置において、流下搬送体を、単一の攪拌翼と攪拌翼の後方位置に設置される流下堰板とから構成される部分ブロックを形成し、部分ブロックを適宜に組み立てて構成することを特徴としており、上記機能に加えて、部分ブロックを取り付けもしくは取り外すだけで撹拌翼を取り付けた適切な長さの流下搬送体を形成して材料の混合性を調整できると共にブロック単位に分割して清掃も容易にできるよう構成している。
【0013】
請求項4に記載の発明である現地複合材料混合装置は、請求項1乃至3のいずれかに記載の現地複合材料混合装置において、部分ブロックに、流下堰板の上端に連続させる平坦な流下案内板を底板部に設置して構成される所定長の混合調整ブロックを、適宜に付属させることを特徴としており、上記機能に加えて、混合調整ブロックを入れ替えて平坦部の長さを現地発生材料に合わせた適切な長さに設定して流下案内板における現地複合材料の混合性を増長させている。
【0014】
請求項5に記載の発明である現地複合材料混合装置は、請求項1乃至4のいずれかに記載の現地複合材料混合装置において、攪拌翼のパドルを、隣接する攪拌翼との関連で軸方向の間隔を相互に変更することを特徴としており、上記機能に加えて、材料の流下方向に並列配置される攪拌翼間のパドル配置を多様化することで、効率よく掻き混ぜられるようにして現地複合材料の混合性をさらに増長させている。
【0015】
請求項6に記載の発明である現地複合材料混合装置は、請求項1乃至5のいずれかに記載の現地複合材料混合装置において、攪拌翼を相互間の回転速度を適宜に変更させながら設定できることを特徴としており、上記機能に加えて、攪拌翼間に亘る混合状態を多様化することで現地複合材料の混合性をさらに増長させている。
【0016】
請求項7に記載の発明である現地複合材料混合装置は、請求項1乃至6のいずれかに記載の現地複合材料混合装置において、流下搬送体が攪拌翼の上方で、下端の搬出口に向かう傾斜方向の当該撹拌翼よりも後方位置に飛散防止堰板を具備していることを特徴としており、上記機能に加えて、攪拌翼のパドルで掻き揚げた材料の移動方向を飛散防止堰板で制御して、流下搬送体内を流下してきた材料と的確且つ効果的に再合流混合させることで現地複合材料の混合性をさらに増長させている。
【0017】
請求項8に記載の発明である現地複合材料混合装置は、請求項1乃至7のいずれかに記載の現地複合材料混合装置において、流下搬送体に具備した飛散防止堰板を流下搬送体の傾斜角度もしくは攪拌翼の回転速度に対応させて、流下搬送体に対する設置角度を調整可能に設置することを特徴としており、上記機能に加えて、掻き揚げた分を飛散防止堰板で再び流下する材料に戻す状態を傾斜角度もしくは攪拌翼の回転速度に対応させて適宜に調整することで、現地複合材料の混合性をさらに増長させている。
【0018】
請求項9に記載の発明である現地複合材料混合装置は、請求項1乃至8のいずれかに記載の現地複合材料混合装置において、流下搬送体に具備した飛散防止堰板を複数の短冊板から構成し、各短絡板の回動角度を適宜に調整可能に設置させることを特徴としており、上記機能に加えて、攪拌翼のパドルで掻き揚げた材料の分散形態を飛散防止堰板の複数の短冊板でさらに緻密に制御して流下搬送体内を流下してきた材料と的確かつ効果的に再合流させることで、現地複合材料の混合性をさらに増長させている。
【0019】
請求項10に記載の発明である現地複合材料混合装置は、請求項1乃至9のいずれかに記載の現地複合材料混合装置において、流下搬送体を長さの調整可能な支持部材で適宜の傾斜形態に支持することを特徴としており、上記機能に加えて、様々な粒径から成る現地発生材料等或いはこれに複数の異粒径材を混合した材料に合わせて流下搬送体を傾斜させ、流下速度を調整しながらの混合性を変化させている。
【0020】
請求項11に記載の発明である現地複合材料混合装置は、請求項1乃至10のいずれかに記載の現地複合材料混合装置において、流下搬送体を弾性体で揺動可能に支持することを特徴としており、上記機能に加えて、流下搬送体が、材料の移動や攪拌翼の回転等の動作によって振動し、流下しながら混合している現地複合材料に振動を加えることで現地複合材料の混合性をさらに増長させている。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明による現地複合材料混合装置は、上端の搬入口と下端の搬出口とを備えて傾斜状に設置される流下搬送体、該流下搬送体に直交させて並行に複数個配置し、回転軸の周辺にパドルを軸方向と周辺方向に所定の間隔で放射状に植設して成る攪拌翼、該攪拌翼に対応させて、下端の搬出口に向かう傾斜方向の当該撹拌翼後方位置に設置される流下堰板及び複数の攪拌翼を連結しながら、下端の搬出口に向かう傾斜方向と反対の、上端の搬入口に向かって掻き揚げる方向に回転させる攪拌翼駆動機から成る構成を基本にしている。以下に、本発明による現地複合材料混合装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0022】
図1に示す実施の形態は、本発明の現地複合材料混合装置に関する基本形を示しており、図1(a)は、側断面図であり、図1(b)は、正面図である。本実施の形態における現地複合材料混合装置1は、図1(a)のように上部を開放している樋状の流下搬送体2を傾斜状に設置させて、上端に装備している搬入口3から投入される現地発生材料もしくはこれに複数の異粒径材を混合した材料とセメント等の硬化剤又は固化剤等の材料を自重で流下させながら、複数の攪拌翼4を連結して、下端の搬出口6に向かう傾斜方向と反対の、上端の搬入口3に向かって掻き揚げる方向に回転させる攪拌翼駆動機9によって、材料の流下方向と反対の方向に回転する攪拌翼4で掻き揚げながら混合しており、十分な混合を経て搬送体2の下端に装備している搬出口6から所望の現地複合材料として排出している。
【0023】
本実施の形態における流下搬送体2は、複数の部分ブロック2−1、2−2を組み立てて一体物として構成しており、ハンドル16−1の操作で長さを調整できる支持部材16で任意の傾斜角度に設置している。又、流下搬送体2は、支持部材16の先端及び基礎7に対してばね等の弾性体8、8’を介在させながら支持されており、これによって、上記の流下速度を調整しながら混合の度合いを適宜に設定すると共に、弾性体8、8’による揺動によって混合状態を加速させて、排出される現地複合材料の品質を確立させている。
【0024】
しかして、部分ブロック2−1、2−2は、樋状の流下搬送体ブロック2−3とこれに単体で配置されている攪拌翼4と流下堰板5とから構成されており、部分ブロック2−1と部分ブロック2−2との相違は、流下搬送体ブロック2−3に対する攪拌翼4の軸支位置を一方端側に偏らせた形態と中央部にする形態の相違と、これに対峙している流下堰板5の対応形態のみである。
【0025】
攪拌翼4は、流下搬送体2の側面に軸支されて傾斜方向、つまり流下方向に直交させて配置されており、その回転軸4−1の周辺には、所定の間隔の下に複数のパドル4−2を放射状に植設している。パドル4−2は、流下してくる材料の中に潜り込んで部分的な掻き揚げを可能にするように短冊形状の薄板に構成されているものであり、放射状に植設された複数のパドル4−2は回転軸4−1の軸方向に所定の間隔で配列されている。
【0026】
又、短冊形状の薄板に構成されたパドル4−2は、回転軸4−1に回転可能に植設されており、短冊状の薄板面の向きを適宜の方向に変化させて、流下する材料を効率よく混合できるようにしている。本実施の形態では、パドル4−2を短冊形状の薄板に構成しているが、材料を掻き揚げ攪拌することができる限り、これを断面多角形或いは半月の棒状体としてもよい。
【0027】
しかして、攪拌翼4の相互間における放射状に植設された複数のパドル4−2に関する軸方向の配列関連については、図2において詳細に説明する。図1(b)に示すように、攪拌翼4の回転軸4−1には、一方の軸端にスプロケット4−3が装備されており、各攪拌翼4は、下端の搬出口6に向かう傾斜方向と反対の方向に回転させる攪拌翼駆動機9によって回転しているチェーンによって一斉に駆動されているが、各スプロケット4−3の歯数を適宜に変更させることによって、各攪拌翼4の回転速度は夫々に異ならしめたり同一にしたり設定することを可能にしている。
【0028】
図2は、図1(a)に示す流下搬送体2の各攪拌翼4を矢視(a)〜(c)する断面図(a)、(b)及び(c)であり、攪拌翼4における各パドル4−2の配列関連を明らかにしている。
即ち、本実施の形態における攪拌翼4は、相互間において放射状に植設された複数のパドル4−2の軸方向の配列数を異にしており、流下搬送体2の下方と上方とに配置されている図2(a)と図2(c)に示されている攪拌翼4は、パドル4−2の配列数を3とし、図2(b)に示されている攪拌翼4のパドル配列数は4にしている。パドル配列数の変更は、流下してくる材料に対してパドル4−2を潜り込ませる位置を交互に変えることで、材料の流下する形態を混練状態に攪拌することになって、上流の攪拌翼4に在って軸方向に所定間隔で配列されたパドル4−2の隙間を流下してくる材料が後続の攪拌翼のパドル4−2に当って効率よく掻き混ぜられ、現地複合材料に対する混合率を向上させるように機能している。
【0029】
尚、以上の配列数は、流下搬送体2の傾斜角や攪拌翼4のパドル本数と回転速度との兼ね合いによっても異なってくるものであり、配列数の具体的な決定に当たっては、与えられた情況に応じて上記の各要素の条件を勘案しながら総合的な視点からの選択と決定をしている。
【0030】
又、流下堰板5は、流下してくる材料を減速させながら攪拌翼4によって攪拌混合を加えると共に、攪拌翼4のパドル4−2が材料に円滑に潜り込めるように、攪拌翼4に対峙させてパドル4−2の先端の回転円弧との間に所定の間隔5−1を確保している。
【0031】
この間隔5−1は、攪拌翼4の上流側又は下流側のいずれの側にも設けられるものであり、上流側、下流側における間隔5−1の長さを同じもしくは異にすることも可能であるが、本実施の形態では、間隔5−1を上流、下流の両側にほぼ同じ長さを確保している。
【0032】
本間隔5−1は、現地複合材料の製造過程において述べるように、下端の搬出口6に向かう傾斜方向の撹拌翼4後方位置に設置される流下堰板5によって堰き止められた材料14と攪拌翼とで、流下する材料14に形成される円弧状の凹部と、この凹部の端から流下堰板5までの区間に所定長さの略平坦な合流部5−2を形成することになる(図4も参照)
【0033】
この円弧状の凹部は、その形成によって、材料が平滑面を流下する場合に比べて混合距離を長くすることを確立するものであり、現地複合材料の混合性をさらに増長させている。又、この円弧状の凹部は、堰き止められた材料14で形成されるが、製造過程にあることで未硬化或いは硬化していても比較的強度の弱い段階にあることから、パドル4−2が円弧状の凹部との間に粒径の大きな材料を噛み込んだとしても材料14は容易に崩れることによって、攪拌翼4の回転には何らの支障を来さないものである(図4も参照)。さらに、間隔5−1と流下堰板5の高さを適切に設定することによって、円弧状の凹部の円弧の長さを隣接するパドル4−2、4−2の先端間に形成される開脚円弧長より大きく形成することが可能である。
【0034】
従って、攪拌翼を回転させた時にも、回転軸4−1のパドル4−2の一つが円弧状の凹部から離れる際には、それに後続するパドル4−2は常に円弧状の凹部の円弧長内に位置するように設定されており、先に凹部から離れたパドルの隙間を通過する材料があっても、パドル4−2と円弧状の凹部との間に砂礫、土砂等の種々様々な粒径から成る現地発生材料が噛み込まれることを極力少なくするように構成している。
【0035】
さらに、間隔5−1において堰き止められた材料14の表面には、図4で後述するように、現地複合材料を製造する過程で略平坦な合流部が5−2が形成されて、円弧状の凹部を流下してきた材料14とパドル4−2で掻き揚げられた一部の材料15とを、合流部5−2において確実かつ効果的に再合流させることができるので、現地複合材料の混合をさらに促進している。
【0036】
従って、流下してくる材料14は、パドル4−2が潜り込んで掻き揚げた一部を、回転される時間差を経過させた後に、流下して堰き止められている材料と自然落下力を加味しながら再び衝撃的に合体させており、これによって現地複合材料における混合力を強化している。
【0037】
上述した支持部材16は、ハンドル16−1の操作で長さを調整できる伸縮部16−2と基礎7に固定されている脚部16−3とから構成されており、脚部16−3の上に配置されている伸縮部16−2は、これを構成している雌ねじ部16−4、16−4と雌ねじ部に螺合している雄ねじ部16−5とによる相互回動によって自由に伸縮できるものである。
【0038】
尚、支持部材16は、流下搬送体2に傾斜を付加することのみを目的にしているものであるので、本実施の形態のように構成する必要は無く、流下搬送体2を傾斜させるという目的を達成できる機構であれば十分であることから、勾配を調整できる法面を持った構造体や櫓等であっても採用できるものである。
【0039】
図3に示す他の実施の形態は、本発明の現地複合材料混合装置において流下する材料の一部を掻き揚げながら流下する材料と再び合体させる形態を変えることで、その混合性をさらに向上させたものである。
【0040】
本実施の形態における現地複合材料混合装置10は、図3に示す側断面図のように、図1(a)の樋状の流下搬送体2に代えて筒状に形成した流下搬送体11とし、流下搬送体11において、部分ブロック2−1、2−2に所定長の混合調整ブロック12を付属させることで構成することを一つの特徴にしており、その他の特徴としては、筒状の流下搬送体11に対して、飛散防止堰板13を攪拌翼4の上方で、下端の搬出口6に向かう傾斜方向の当該撹拌翼4よりも後方位置に配置する点にある。そして、流下搬送体11を傾斜状に設置させて、上端に装備している搬入口3から投入される現地発生材料もしくはこれに複数の異粒径材を混合した材料とセメント等の硬化剤又は固化剤等の材料を自重で流下させながら、複数の攪拌翼4を連結して、下端の搬出口6に向かう傾斜方向と反対の、上端の搬入口3に向かって掻き揚げる方向に回転させる攪拌翼駆動機9によって、材料の流下方向と反対の方向に回転させる構成は、上記実施の形態と同様である。
【0041】
混合調整ブロック12は、流下搬送体ブロック12−1と、部分ブロック2−1、2−2の流下堰板5の上端に連続させる形態に、流下案内板である平坦な混合板12−3を流下搬送体ブロック12−1の底板部12−2上に設置することで構成されている。
【0042】
この混合調整ブロック12は、種々な長さの混合調整ブロック12を予め準備しておけば、様々な粒径から成る現地発生材料等或いはこれに複数の異粒径材を混合した材料等とセメント等の硬化剤又は固化剤とを、平坦な混合部12−3において確実かつ効果的に合流混合できるように、平坦な混合板12−3の長さを混合調整ブロック12の入れ替えで調整できる。
【0043】
従って、平坦な混合板12−3の長さを現地発生材料に合わせた適切な長さに設定することが容易であり、これによって現地複合材料の混合性が増長することができる。
【0044】
しかして、本実施の形態では、混合板12−3を流下搬送体ブロック12−1と平行な平坦にしているが、このような限定は特別なものでなく、図3中に一点鎖線で記載しているように傾斜させた混合板12−3’を流下搬送体ブロック12−1に配置することも可能であり、これによって、材料14の流下速度を効率よい混合速度に調整し、現地複合材料の混合性を増長させることもできるものである。
【0045】
又、図1に示した上記実施の形態では、流下してくる材料に対してパドル4−2を潜り込ませて掻き揚げた一部の材料15を、回転される時間差を経た後に、攪拌翼4の下を流下している材料14と再び衝撃的に合体させて混合力を強化していたが、本実施の形態における攪拌翼4は、一部の材料15をパドル4−2で掻き揚げると同時に、パドル4−2上に掻き揚げられた後に回転力で放出される一部の材料15を飛散防止堰板13に衝突させさせると共に材料15の移動方向を制御して平坦な混合板12−3に確実に案内しており、攪拌翼4の下を経由しながら流下して来る材料14と時間差を経て再び衝撃的に合体させることで、飛散防止堰板13による落下力によって混合力を更に強化すると共に、混合調整ブロック12の平坦な混合板12−3において、一部の材料15と合体した材料14の混合を継続させることで、現地複合材料の混合性を高揚させている。
【0046】
そして、飛散防止堰板13を流下搬送体11に装備する形態は任意であるが、流下搬送体11に対する設置角度は、流下搬送体11の傾斜角度もしくは攪拌翼4の回転速度に対応させて適宜に調整しており、掻き揚げた一部の材料15を流下する材料14に再び戻す状態を選択することで現地複合材料の混合性をさらに増長できる。
【0047】
さらに、飛散防止堰板13の他の実施の形態としては、飛散防止堰板13を複数の短冊板から構成して、設置する各短冊板の回動角度を適宜に調整することで、掻き揚げた一部の材料15の分散形態を飛散防止堰板13の複数の短冊板によってさらに緻密に制御しながら流下する材料14に戻す状態を適宜に調整して、その混合性を増長させることも可能である。
【0048】
以上のように、本実施の形態では、部分ブロックに所定長の混合調整ブロックを付属させ、攪拌翼と流下堰板との関連において流下搬送体に飛散防止堰板を設けたことで、材料の混合性を更に向上させているものであるが、流下搬送体と混合調整ブロックの形態や飛散防止堰板の取り付け方等については上記実施の形態に何ら限定されるものでない。
【0049】
次に、本発明による現地複合材料混合装置の働きについて説明する。
図4は、材料を混合する状態を示す概要図であって、側断面図(a)と平面図(b)とによって表している。
【0050】
搬入口3から投入される複数の材料14は、自重で流下しながら攪拌翼4のパドル4−2の隙間と間隔5−1を経て流下堰板5に到達しており、流下堰板5の手前では材料14の一部が堰き止められて滞留するが、大半は流下堰板5を乗り越えてさらに流下して行く。即ち、材料14は、流下方向と反対方向に回転する攪拌翼4で一部の材料15掻き揚げられると共に、流下堰板5によって堰き止められることによって流下速度を抑制されながら、流下搬送体11の底板部12−2上に材料14から成る円弧状の凹部を攪拌翼4に対峙させて形成すると同時に、流下堰板5とパドル4−2の先端の回転円弧との間に所定の間隔5−1が確保されていることから、円弧状の凹部の端から流下堰板までの区間に所定長さの略平坦な合流部5−2が攪拌翼の下流側に形成されている。
【0051】
しかして、円弧状の凹部は、堰き止められた材料14の一部で形成され、しかも、製造過程にあることから未硬化或いは硬化していても比較的強度も弱い段階にあるので、円弧状の凹部とパドル4−2との間に粒径の大きな材料が噛み込んだとしても容易に除去されることになり、攪拌翼4の回転に支障をきたすことが少ない。
【0052】
又、間隔5−1と流下堰板5の高さとを適切に設定することによって、材料14から成る円弧状の凹部における円弧の長さを、隣接するパドル4−2、4−2の先端間に形成される開脚円弧長より大きくなる関係に形成することを可能にしていることから、攪拌翼を回転させた時に、回転軸4−1の周方向に放射状に植設したパドル4−2の一つが円弧状の凹部から離れる際には、それに後続するパドル4−2は、常に円弧状の凹部の円弧長内に位置するようにしている。
【0053】
従って、先に凹部から離れたパドルの隙間を通過する材料もあるが、円弧状の凹部や合流部5−2とパドル4−2との間に砂礫、土砂等の種々様々な粒径から成る現地発生材料を噛み込むことを極力少なくしている。
【0054】
さらに、略平坦な合流部5−2では、円弧状の凹部を流下してきた材料14とパドル4−2で掻き揚げられてきた一部の材料15とを再び合流させて確実かつ効果的に混合させることを可能にしており、現地複合材料の混合を促進している。即ち、パドル4−2に掻き揚げられた一部の材料15は、パドル4−2から円弧状に放出されながら自重落下すると同時に、飛散防止堰板13によって平坦部5−2側に仕向けられており、間隙5−1を経て流下してくる材料14と合体しているものであるから、材料14は、合流部5−2もしくは混合調整ブロック12の平坦な混合板12−3において攪拌混合を継続させながら、次段階の攪拌翼4と流下堰板5とに流下して行くものであり、同様の攪拌混合を反復させている。
【0055】
従って、材料14に対する攪拌混合は、攪拌翼4と流下堰板5とから構成される単位ブロックにおいて所定の混合性を確立すると共に、混合性が不足の場合には攪拌翼4と流下堰板5とを上記実施の形態のように複数段に亘って配置することで所望の混合性を確立できるものである。
【0056】
以上のように、本発明による現地複合材料混合装置は、各実施の形態で説明したように構成されているので、上端の搬入口から投入される現地発生材料もしくはこれに複数の異粒径材を混合した材料とセメント等の硬化剤又は固化剤等を加えた複数の材料は、その混合を効率化しながら確実にすることで良質の現地複合材料として製造されている。
【0057】
以上、本発明を実施の形態に基づいて詳細に説明してきたが、本発明による 現地複合材料混合装置は、上記実施の形態に何ら限定されるものでなく、流下搬送体、攪拌翼、流下堰板及び飛散防止堰板に関する具体的な構造や材質については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
【0058】
【発明の効果】
請求項1に記載の現地複合材料混合装置は、上端の搬入口と下端の搬出口とを備えて傾斜状に設置される流下搬送体、流下搬送体に直交させて並行に複数個配置し、回転軸の周辺にパドルを軸方向と周辺方向に所定の間隔で放射状に植設して成る攪拌翼、攪拌翼に対応させて、下端の搬出口に向かう傾斜方向の当該撹拌翼後方位置に設置される流下堰板及び複数の攪拌翼を連結しながら、下端の搬出口に向かう傾斜方向と反対の、上端の搬入口に向かって掻き揚げる方向に回転させる攪拌翼駆動機から構成されているので、上端の搬入口から投入した現地発生材料もしくはこれに複数の異粒径材を混合した材料にセメント等の硬化剤或いは固化剤を添加した材料の混合を確実かつ効率よく行って良質の現地複合材料を製造できる効果を発揮している。
【0059】
請求項2に記載の現地複合材料混合装置は、請求項1に記載の現地複合材料混合装置において、流下堰板をパドル先端の回転円弧との間に所定の間隔を確保して配置することを特徴としているので、上記効果に加えて、攪拌翼の下流側に形成する平坦な合流部で的確かつ効率よく合流・混合させることで現地複合材料の混合性を増長できる効果を発揮している。
【0060】
請求項3に記載の現地複合材料混合装置は、請求項1又は2に記載の現地複合材料混合装置において、流下搬送体を、単一の攪拌翼と該攪拌翼の後方位置に設置される流下堰板とから構成される部分ブロックを形成し、部分ブロックを適宜に組み立てて構成することを特徴としているので、上記効果に加えて、部分ブロックを取り付けもしくは取り外すだけで撹拌翼を取り付けた適切な長さの流下搬送体を形成して材料の混合性を調整できると共にブロック単位に分割して清掃も容易にできる効果を発揮している。
【0061】
請求項4に記載の現地複合材料混合装置は、請求項1乃至3のいずれかに記載の現地複合材料混合装置において、部分ブロックに流下堰板に連続させる平坦な流下堰案内板を底板部上に設置して構成される所定長の混合調整ブロックを適宜に付属させることを特徴としているので、上記効果に加えて、混合調整ブロックを入れ替えて平坦部の長さを現地発生材料に合わせた適切な長さに設定して流下案内板における現地複合材料の混合性を増長できる効果を発揮している。
【0062】
請求項5に記載の現地複合材料混合装置は、請求項1乃至4のいずれかに記載の現地複合材料混合装置において、攪拌翼のパドルを、隣接する攪拌翼との関連で軸方向の間隔を相互に変更することを特徴としているので、上記効果に加えて、材料の流下方向に並列配置される攪拌翼間のパドル配置を多様化することで、効率よく掻き混ぜられるようにして現地複合材料の混合性をさらに増長できる効果を発揮している。
【0063】
請求項6に記載の現地複合材料混合装置は、請求項1乃至5のいずれかに記載の現地複合材料混合装置において、攪拌翼を相互間の回転速度を適宜に変更させながら設定できることを特徴としているので、上記効果に加えて、攪拌翼間に亘る混合状態を多様化することで現地複合材料の混合性をさらに増長できる効果を発揮している。
【0064】
請求項7に記載の現地複合材料混合装置は、請求項1乃至6のいずれかに記載の現地複合材料混合装置において、流下搬送体が、攪拌翼の上方で、下端の搬出口に向かう傾斜方向の当該撹拌翼よりも後方位置に飛散防止堰板を具備していることを特徴としているので、上記効果に加えて、攪拌翼のパドルで掻き揚げた材料の移動方向を飛散防止堰板で制御して、流下搬送体内を流下してきた材料と的確且つ効果的に再合流混合させることで現地複合材料の混合性をさらに増長できる効果を発揮している。
【0065】
請求項8に記載の現地複合材料混合装置は、請求項1乃至7のいずれかに記載の現地複合材料混合装置において、飛散防止堰板を流下搬送体の傾斜角度もしくは攪拌翼の回転速度に対応させて、流下搬送体に対する設置角度を調整可能に設置されることを特徴としているので、上記効果に加えて、掻き揚げた分を飛散防止堰板で再び流下する材料に戻す状態を傾斜角度もしくは攪拌翼の回転速度に対応させて適宜に調整することで、現地複合材料の混合性をさらに増長できる効果を発揮している。
【0066】
請求項9に記載の現地複合材料混合装置は、請求項1乃至8のいずれかに記載の現地複合材料混合装置において、飛散防止堰板を複数の短冊板から構成し、各短絡板の回動角度を適宜に調整可能に設置されることを特徴としているので、上記効果に加えて、攪拌翼のパドルで掻き揚げた材料の分散形態を飛散防止堰板の複数の短冊板でさらに緻密に制御して流下搬送体内を流下してきた材料と的確かつ効果的に再合流させることで、現地複合材料の混合性をさらに増長できる効果を発揮している。
【0067】
請求項10に記載の現地複合材料混合装置は、請求項1乃至9のいずれかに記載の現地複合材料混合装置において、流下搬送体を長さの調整可能な支持部材で適宜の傾斜形態に支持することを特徴としているので、上記効果に加えて、様々な粒径から成る現地発生材料等或いはこれに複数の異粒径材を混合した材料に合わせて流下搬送体を傾斜させ、流下速度を調整しながらの混合性を変化できる効果を発揮している。
【0068】
請求項11に記載の現地複合材料混合装置は、請求項1乃至10のいずれかに記載の現地複合材料混合装置において、流下搬送体を弾性体で揺動可能に支持することを特徴としているので、上記効果に加えて、流下搬送体が、材料の移動や攪拌翼の回転等の動作によって振動し、流下しながら混合している現地複合材料に振動を加えることで現地複合材料の混合性をさらに増長できる効果を発揮している。
【図面の簡単な説明】
【 図1】本発明による現地複合材料混合装置の実施の形態図
【 図2】図1の各攪拌翼と流下堰板を矢視した断面図
【 図3】本発明による現地複合材料混合装置の他の実施形態図
【 図4】本発明による現地複合材料混合装置の混合形態図
【符号の説明】
1、10 現地複合材料混合装置、 2、11 流下搬送体、
3 搬入口、 4 攪拌翼、 5 流下堰板、 6 搬出口、 7 基礎、
8、8’ 弾性体、 9 攪拌翼駆動機、 12 混合調整ブロック、
13 飛散防止堰板、 14 材料、 15 一部の材料、
16 支持部材、 2−1、2−2 部分ブロック、
2−3 流下搬送体ブロック、 4−1 回転軸、 4−2 パドル、
4−3 スプロケット、 5−1 間隙、 5−2 合流部、
12−1 流下搬送体ブロック、 12−2 底板部、
12−3 平坦な混合板、 12−3’ 傾斜した混合板、
16−1 ハンドル、 16−2 伸縮部、 16−3 脚部、
16−4 雌ねじ部、 16−5 雄ねじ部、

Claims (11)

  1. 上端の搬入口と下端の搬出口とを備えて傾斜状に設置される流下搬送体、
    該流下搬送体に直交させて並行に複数個配置し、回転軸の周辺にパドルを軸方向と周辺方向に所定の間隔で放射状に植設して成る攪拌翼、
    該攪拌翼に対応させて、下端の該搬出口に向かう傾斜方向の当該撹拌翼後方位置に設置される流下堰板及び
    複数の攪拌翼を連結しながら、下端の該搬出口に向かう傾斜方向と反対の、上端の該搬入口に向かって掻き揚げる方向に回転させる攪拌翼駆動機から構成される現地複合材料混合装置。
  2. 流下堰板が、パドル先端の回転円弧との間に所定の間隔を確保して配置されることを特徴とする請求項1に記載の現地複合材料混合装置。
  3. 流下搬送体が、単一の攪拌翼と該攪拌翼の後方位置に設置される流下堰板とから構成される部分ブロックを形成し、該部分ブロックを適宜に組み立てて構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の現地複合材料混合装置。
  4. 部分ブロックが、流下堰板の上端に連続させる平坦な流下案内板を底板部に設置して構成される所定長の混合調整ブロックを、適宜に付属させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の現地複合材料混合装置。
  5. 攪拌翼のパドルが、隣接する攪拌翼との関連で軸方向の間隔を相互に変更されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の現地複合材料混合装置。
  6. 攪拌が、相互間の回転速度を適宜に変更させながら設定できることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の現地複合材料混合装置。
  7. 流下搬送体が、攪拌翼の上方で、下端の該搬出口に向かう傾斜方向の当該撹拌翼よりも後方位置に飛散防止堰板を具備していることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の現地複合材料混合装置。
  8. 飛散防止堰板が、流下搬送体の傾斜角度もしくは攪拌翼の回転速度に対応させて流下搬送体に対する設置角度を調整可能に設置されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の現地複合材料混合装置。
  9. 飛散防止堰板が、複数の短冊板から構成され、各短冊板の回動角度を適宜に調整可能に設置されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の現地複合材料混合装置。
  10. 流下搬送体が、長さの調整可能な支持部材で適宜の傾斜形態に支持されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の現地複合材料混合装置。
  11. 流下搬送体が、弾性体で揺動可能に支持されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の現地複合材料混合装置。
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