JP4169269B2 - 釣糸ガイド - Google Patents

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本発明は、竿体の外周面に固定された釣糸を挿通する釣糸ガイドに関する。
魚釣りに用いる釣竿の外周面には、釣糸に接触して釣糸をリールと穂先との間で案内する釣糸ガイドが設けられている。一般的な釣糸ガイドは、竿体周面に固定部を取り付け、ここから起立する脚部の頭端にセラミックス等の硬質部材からなるガイドリングが嵌め込まれている。固定部の竿体への装着手法は、釣糸ガイドの種類によって様々であるが、いわゆるスライドガイドであれば、固定部が竿体に外嵌している。固定式のガイドであれば、
リング部とリング部から径方向外方に伸び釣竿の竿体脚部とを有するガイドフレームと、釣竿の竿体の周面に例えば合成樹脂と巻糸とによって固定されている。リング部にはめ込まれたセラミック製のガイドリングとからなる。そして、リールからの釣糸が釣糸ガイドのガイドリングを順次挿通して穂先側に導かれてゆくことになる。
この種の釣糸ガイドに生じる問題の1つに「糸絡み」と言う問題がある。釣糸が釣糸ガイドのガイドリングを挿通した状態で案内されることになるが、リールからの釣糸の放出程度如何によっては釣糸が弛んでしまい、釣糸ガイドの脚部に巻き付いてしまうような現象が生じるのである。
このような問題を解決するために、種々の技術が提案されてきた。例えば、脚部の形状を特定のものとして、糸絡みを極力防止した釣糸ガイドも提案されている(特許文献1参照)。しかし、釣糸ガイドに対してはさらなる糸絡み防止のための改良が求められている。
特開2002-171871号公報
本発明は、糸絡みを十分に防止できる釣糸ガイドを提供するものである。
本発明の釣糸ガイドは、魚釣りに用いる釣竿に装着される釣糸ガイドであって、釣竿の竿体の周面に固定される固定部と、固定部より起立する脚部と、脚部の頭端に形成された釣竿の長手方向に貫通する貫通孔を有するガイドフレームと、貫通孔にはめ込まれ釣糸が挿通可能なガイドリングと、脚部に対してその長手方向を回動軸として回動自在に装着される回転パイプとを備えている。
この釣糸ガイドにおいては、リールから導出されてくる釣糸はガイドリングを挿通して案内される。リールからの釣糸の導出乃至巻き取りの際に釣糸に弛みが生じ、風などの影響を受けた釣糸が脚部に絡み付こうとしても、脚部に装着されている回転パイプが回転し、その周面には釣糸が絡みつかない。
この回転パイプはガイドフレーム側ほど太径化させてもよい。弛んだ釣糸が脚部に絡み付こうとした際に、回転パイプが十分に回転しなくても、回転パイプの外周面のテーパに沿って、釣糸がガイドフレーム側に滑り上がる。若しくは、回転パイプの回転と共に、釣糸が回転パイプの外周面のテーパに沿って滑り上がる。
本発明の釣糸ガイドによれば、いわゆる「糸絡み」を効果的に防止できる。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
本発明の第1実施形態を採用した釣糸ガイド1は、図1に示すように、釣竿の竿体Rの周面に固定される部材である。釣糸ガイド1は、竿体Rの周面に固定される固定部2と、固定部2より起立する脚部3と、脚部3の頭端に形成された竿体Rの長手方向に貫通する貫通孔を有するガイドフレーム4と、貫通孔にはめ込まれ釣糸Lが挿通可能なガイドリング5と、脚部3に対してその長手方向を回動軸として回動自在に装着される回転パイプ6とを有している。
固定部2はチタン・アルミニウム等の合金若しくは硬質の合成樹脂から形成されたパイプ状の部材である。竿体Rの周面に外嵌されている。釣糸ガイド1がいわゆるスライドガイドであるような場合には、固定部2の内径と竿体Rの所定の長手方向位置での外径との一致により、固定部2が竿体Rの長手方向にスライド移動自在且つ所定の位置に固定可能となる。他方、釣糸ガイド1がいわゆる固定式のガイドであるような場合には、固定部2は竿体Rの所定の軸長方向位置に接着剤等で固定してもよい。
この固定部2に連結され起立している部分が脚部3である。脚部3は固定部2と一体的に形成しても良いし、別途形成したものを固定部2に嵌め込み固定してもよい。脚部は円柱状に固定部2より起立しており、後述の回転パイプ6の回動軸となっている。
ガイドフレーム4は、脚部3の頭端に連続して形成される部分である。ガイドフレーム4は脚部3の頭端側において幅方向に膨らんでおり、竿体Rの長手方向に貫通する貫通孔が形成されている。この貫通孔にガイドリング5が嵌め込まれている。ガイドリング5はセラミックスなどの硬質部材から形成されるリングであって、釣糸Lが挿通する部分である。
回転パイプ6は、硬質合成樹脂等から形成される円筒型の部材である。例えば、半円筒型の2つのパーツを組み合わせて構成されている。この回転パイプ6はその長手方向に延びる中央の穴に脚部3が貫通しており、脚部3が回動軸となっている。また、この回転パイプ6の外径は、頭端側(ガイドフレーム4側)ほど徐々に太径化するようなテーパが施されている。その頭端側端部の外径である最大径は、ガイドフレーム4の幅方向に膨らむ外形線になるべく連続するように設定するのが好ましい。
このように構成された釣糸ガイド1においては、リールからの釣糸Lの導出乃至巻き取りの際に釣糸Lに弛みが生じ、風などの影響を受けた釣糸Lが脚部3に絡み付こうとしても、脚部3に装着されている回転パイプ6が回転し、その周面には釣糸Lが絡みつかない。また、回転パイプ6が十分に回転しなくても、回転パイプ6の外周面のテーパに沿って、釣糸Lがガイドフレーム4側に滑り上がる。若しくは、回転パイプ6の回転と共に、釣糸Lが回転パイプ6の外周面のテーパに沿って滑り上がる。こうして、いわゆる「糸絡み」を十分に防止できる。
[第2実施形態]
第2実施形態として変形例を示す。
本発明の第2実施形態を採用した釣糸ガイド11を図2に示す。この釣糸ガイド11も、第1実施形態と同様に、釣竿の竿体Rの周面に固定される部材である。釣糸ガイド11は、竿体Rの周面に固定される固定部12と、固定部12より起立する一対の脚部13と、脚部13の頭端に形成された竿体Rの長手方向に貫通する貫通孔を有するガイドフレーム14と、貫通孔にはめ込まれ釣糸Lが挿通可能なガイドリング15と、脚部13に対してその長手方向を回動軸として回動自在に装着される回転パイプ16とを有している。
この釣糸ガイド11では、脚部13が固定部12の周面の2カ所からそれぞれ起立している。一対の脚部13にそれぞれ回転パイプ16が回動自在に装着されている。回転パイプ16は互いの回動を阻害しないような大きさで、脚部13を回動軸として脚部13の周面に取り付けられている。一対の脚部13はガイドフレーム14側ほど相互の距離を短くするように傾斜している。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
このように構成された釣糸ガイド11においても、第1実施形態と同様に糸絡みが防止される。即ち、リールからの釣糸Lの導出乃至巻き取りの際に釣糸Lに弛みが生じ、風などの影響を受けた釣糸Lが脚部13に絡み付こうとしても、脚部13に装着されている回転パイプ16が回転し、その周面には釣糸Lが絡みつかない。また、一対の脚部13はガイドフレーム14側ほど相互の距離を短くするように傾斜しており、回転パイプ16が十分に回転しなくても、回転パイプ16の周面を釣糸Lが滑り上がり、糸絡みが防止される。
[第3実施形態]
さらに、別の変形例を第3実施形態として図3に示す。
本発明の第3実施形態を採用した釣糸ガイド21も、第1実施形態と同様に、釣竿の竿体Rの周面に固定される部材である。釣糸ガイド21は、竿体Rの周面に固定される固定部22と、固定部22より起立する脚部23と、脚部23の頭端に形成された竿体Rの長手方向に貫通する貫通孔を有するガイドフレーム24と、貫通孔にはめ込まれ釣糸Lが挿通可能なガイドリング25と、脚部23に対してその長手方向を回動軸として回動自在に装着される回転パイプ26とを有している。
固定部22及び脚部23は一体的に形成されており、脚部23の下端が竿体Rの長手方向に沿って折り曲げられて固定部22となっている。固定部22は竿体Rと共に巻糸で巻回され、さらに、巻糸は合成樹脂等でコーティングされている。
脚部23は竿体Rの長手方向に傾斜しつつ固定部22より起立する部分である。下端(固定部22側)にはフランジ23aが形成されており、このフランジ23aが後述の回転パイプ26の位置決め手段となっている。
回転パイプ26は上記第1実施形態と同様に、ガイドフレーム24側ほど太径化するテーパが施された円筒型部材である。フランジ23aに下端が当接して脚部23の長手方向において位置決めされている。
このように構成された釣糸ガイド11においても、第1実施形態と同様に糸絡みが防止される。
本発明の第1実施形態を採用した釣糸ガイド1を示した図。 本発明の第2実施形態を採用した釣糸ガイド11を示した図。 本発明の第3実施形態を採用した釣糸ガイド21を示した図。
符号の説明
2,12,22 固定部
3,13,23 脚部
4,14,24 ガイドフレーム
5,15,25 ガイドリング
6,16,26 回転パイプ

Claims (2)

  1. 魚釣りに用いる釣竿に装着される釣糸ガイドであって、
    前記釣竿の竿体の周面に固定される固定部と、
    前記固定部より起立する脚部と、
    前記脚部の頭端に形成された前記釣竿の長手方向に貫通する貫通孔を有するガイドフレームと、
    前記貫通孔にはめ込まれ釣糸が挿通可能なガイドリングと、
    前記脚部に対してその長手方向を回動軸として回動自在に装着される回転パイプと、
    を備えた釣糸ガイド。
  2. 前記回転パイプは前記ガイドフレーム側ほど太径化している、請求項1に記載の釣糸ガイド。
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