JP4168639B2 - 生産進捗管理システム、生産進捗管理方法および生産進捗管理プログラム - Google Patents

生産進捗管理システム、生産進捗管理方法および生産進捗管理プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生産進捗管理システム、生産進捗管理方法および生産進捗管理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、製品のオーダーを受けると、その製品の生産工場の状況、部品調達・希望納期の可能性等を判断し、出荷可能日を抽出し、販売店までの物流リードタイムを考慮して、納期を回答する。そして、受け取った受注情報に基づき、工場の生産計画に組み込んで、製品の生産を仕掛り、以後出荷までの生産の進捗を管理し、納期を遵守するようにする。生産の進捗管理については、例えば、特願平3−189302において、生産ラインに複数の管理ポイントを設け、管理ポイントを製品が通過する生産実績情報と、生産計画上の予定情報とを比較し、その乖離差を抽出し管理することが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来技術においては、製品が管理ポイントを通過した時点で生産実績情報を更新し、生産計画予定情報と比較するので、以下の場合に製品の生産進捗の管理精度が悪くなり、あるいは管理が不可能になり、納期遵守に必要なアクションが遅れ、納期遵守率が低下する。
【0004】
まず、管理ポイントを通過していない仕掛け前の製品については、管理ポイントを通過するまで生産実績情報と生産計画予定情報との対比ができず、いつ仕掛り、その後の生産進捗がどのようになるのかが管理できない。
【0005】
つぎに、品質不良等で手直しされる製品は、ライン外にハネダシ処理され、通常の生産ルートから外れるので、生産ラインに設けられた管理ポイントではその状態が把握できない。すなわち、ハネダシ前の管理ポイントの通過が生産計画予定情報と一致していれば、以後乖離はないと扱われ、手直しされて生産ラインに復帰し、次の管理ポイントを通過するときに初めて大幅な乖離が管理されることになる。
【0006】
さらに、管理ポイントを通過して、生産実績情報を収集し、生産計画予定情報との乖離が把握されても、管理ポイントを通過した時点での精度はよいが、次の管理ポイントを通過するまで生産実績情報は更新されず、いつも同じ乖離のままである。例えば、ある管理ポイントを生産計画予定情報どおりに通過すれば、次の管理ポイントにおける生産計画予定情報の時刻になっても到着しない場合でも、乖離はないものと扱われる。したがって生産進捗管理の精度が次第に悪くなる。
【0007】
そして、製品が管理ポイントを通過した時点で生産実績情報を更新し、生産計画予定情報と比較することから、任意の時点での、各製品についての各管理ポイントにおける、最新の進み遅れを把握できない。したがって、生産計画予定情報との乖離に対する各製品の各管理ポイントにおける納期遵守のための挽回策、たとえば優先仕掛り、追い越し生産、追い越し手直し、追い越し配送等を迅速に行うことができない。
【0008】
本発明の目的は、かかる従来技術の課題を解決し、管理ポイント間にある製品について、生産の最新の進み遅れ時間の算出を可能にすることである。また、仕掛け前の製品について、生産の最新の進み遅れ時間の算出を可能にすることである。また、手直し工程中の製品について、生産の最新の進み遅れ時間の算出を可能にすることである。さらに、任意の時点で、各管理ポイントにおいて、各製品につき、納期遵守のための余裕時間の算出ができることである。以下に述べる本発明にかかる生産進捗管理システム、生産進捗管理方法および生産進捗管理プログラムは、上記の目的の少なくともいずれか1つを達成するために提供される。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明にかかる生産進捗管理システムは、製品の仕掛りから出荷までに、仕掛り開始を管理する仕掛り開始管理ポイント、中間の手直し工程を管理する手直し管理ポイントを含む複数の管理ポイントを有し、各管理ポイントを製品が通過する時刻と当初通過予定時刻との比較から各管理ポイントにおける生産の進み遅れ時間を算出し、製品の仕掛りから出荷後の配送までの進捗を管理する生産進捗管理システムにおいて、現在時刻における製品の現在位置が管理ポイント間の位置か否かを判断する現在位置判断手段と、管理ポイントを通過した製品について、通過した管理ポイントにおける前記生産の進み遅れ時間を、後続管理ポイントについての生産の進み遅れ時間として、前記生産の進み遅れ時間を後続管理ポイントの当初通過予定時刻に加えて、後続管理ポイントを製品が通過する通過予定時刻を算出し、現在時刻がその通過予定時刻に対し遅れていないときは前記生産の進み遅れ時間をそのまま後続管理ポイントの最新進み遅れ時間とし、現在時刻が前記通過予定時刻に対し遅れているときはその差を前記生産の進み遅れ時間に加え後続管理ポイントの最新進み遅れ時間する後続管理ポイント進み遅れ時間算出手段と、現在時刻における後続管理ポイント進み遅れ時間に基いて、各管理ポイントの最新の進み遅れ時間を算出し更新する進み遅れ時間更新手段と、を備えることを特徴とする。
【0010】
また、本発明にかかる生産進捗管理システムにおいて、さらに、仕掛り前の製品について、現在時刻におけるその製品の仕掛り開始までのリードタイムを計算する仕掛かりリードタイム算出手段と、を備え、前記現在位置判断手段は、さらに、現在時刻における製品の現在位置が仕掛り前の位置にあるか否かを判断し、前記進み遅れ時間更新手段は、さらに、現在時刻における仕掛りリードタイムに基づいて、各管理ポイントの最新の進み遅れ時間を算出し更新することを特徴とする。
【0011】
また、本発明にかかる生産進捗管理システムにおいて、さらに、手直し工程中の製品について、現在時刻におけるその製品の手直し工程滞留時間を算出する手直し滞留時間算出手段と、を備え、前記現在位置判断手段は、さらに、現在時刻における製品の現在位置が手直し工程中の位置にあるか否かを判断し、前記進み遅れ時間更新手段は、さらに、現在時刻における手直し滞留時間に基づいて、各管理ポイントの最新の進み遅れ時間を算出し更新することを特徴とする。
【0012】
また、本発明にかかる生産進捗管理システムにおいて、さらに、現在時刻に前記最新の進み遅れ時間を加えた時刻と、製品の各管理ポイントを通過する時刻の遵守限界および出荷時刻の遵守限界および配送時刻の遵守限界とをそれぞれ比較し、それぞれの余裕時間を算出する余裕時間算出手段と、を備えることを特徴とする。
【0013】
また、本発明にかかる生産進捗管理方法は、製品の仕掛りから出荷までに、仕掛り開始を管理する仕掛り開始管理ポイント、中間の手直し工程を管理する手直し管理ポイントを含む複数の管理ポイントを有し、各管理ポイントを製品が通過する時刻と当初通過予定時刻との比較から各管理ポイントにおける生産の進み遅れ時間を算出し、製品の仕掛りから出荷後の配送までの進捗を管理するコンピュータによって実行される生産進捗管理方法において、対象製品に関連付けられた生産計画情報と生産ルート情報とが記憶されるデータベースから対象製品がどの生産ルートで生産計画がなされているかを取得し、各管理ポイントを製品が通過するごとにその通過時間が更新されて記憶される実績データベースから製品が通過した管理ポイントを取得し、現在時刻における製品の現在位置が管理ポイント間の位置か否かを判断する現在位置判断工程と、製品ごとに各管理ポイントの通過予定に関する情報が記憶されるデータベースから、製品が通過した管理ポイントと、その後続管理ポイントの当初通過予定時刻を取得し、現在時刻と比較することで、管理ポイントを通過した製品について、通過した管理ポイントにおける前記生産の進み遅れ時間を、後続管理ポイントについての生産の進み遅れ時間として、前記生産の進み遅れ時間を後続管理ポイントの当初通過予定時刻に加えて、後続管理ポイントを製品が通過する通過予定時刻を算出し、現在時刻がその通過予定時刻に対し遅れていないときは前記生産の進み遅れ時間をそのまま後続管理ポイントの最新進み遅れ時間とし、現在時刻が前記通過予定時刻に対し遅れているときはその差を前記生産の進み遅れ時間に加え後続管理ポイントの最新の進み遅れ時間する後続管理ポイント進み遅れ時間算出工程と、現在時刻における後続管理ポイント進み遅れ時間に基いて、各管理ポイントの最新の進み遅れ時間を算出し更新する進み遅れ時間更新工程と、を備えることを特徴とする。
【0014】
また、本発明にかかる生産進捗管理方法において、さらに、製品の仕掛け順序の情報が記憶されるデータベースから対象製品の仕掛け順序を取得し、仕掛り前の製品について、現在時刻におけるその製品の仕掛り開始までのリードタイムを計算する仕掛かりリードタイム算出工程と、を備え、前記現在位置判断工程は、さらに、実績データベースから製品がメイン生産ラインの最初の管理ポイントを通過した実績の有無を取得し、現在時刻における製品の現在位置が仕掛り前の位置にあるか否かを判断し、前記進み遅れ時間更新工程は、さらに、現在時刻における仕掛りリードタイムに基づいて、各管理ポイントの最新の進み遅れ時間を算出し更新することを特徴とする。
【0015】
また、本発明にかかる生産進捗管理方法において、さらに、実績データベースから製品が手直し工程に到着した時刻を取得し、現在時刻と比較することで、手直し工程中の製品について、現在時刻におけるその製品の手直し工程滞留時間を算出する手直し滞留時間算出工程と、を備え、前記現在位置判断工程は、さらに、実績データベースから製品がメイン生産ラインの最初の管理ポイントを通過した実績の有無と手直し管理ポイントからメイン生産ラインに向けた製品の通過の有無とを取得し、現在時刻における製品の現在位置が手直し工程中の位置にあるか否かを判断し、前記進み遅れ時間更新工程は、さらに、現在時刻における手直し滞留時間に基づいて、各管理ポイントの最新の進み遅れ時間を算出し更新することを特徴とする。
【0016】
また、本発明にかかる生産進捗管理方法において、さらに、各管理ポイントにおける納期遵守のための限界時間が記憶されるデータベースから製品に関連付けて各管理ポイントについて納期遵守限界時間を取得し、現在時刻に前記最新の進み遅れ時間を加えた時刻と、製品の各管理ポイントを通過する時刻の遵守限界および出荷時刻の遵守限界および配送時刻の遵守限界とをそれぞれ比較し、それぞれの余裕時間を算出する余裕時間算出工程と、を備えることを特徴とする。
【0017】
また、本発明にかかる生産進捗管理プログラムは、製品の仕掛りから出荷までに、仕掛り開始を管理する仕掛り開始管理ポイント、中間の手直し工程を管理する手直し管理ポイントを含む複数の管理ポイントを有し、各管理ポイントを製品が通過する時刻と当初計画通過時刻との比較から各管理ポイントにおける生産の進み遅れ時間を算出し、製品の仕掛りから出荷後の配送までの進捗を管理する生産進捗管理プログラムにおいて、コンピュータに、対象製品に関連付けられた生産計画情報と生産ルート情報とが記憶されるデータベースから対象製品がどの生産ルートで生産計画がなされているかを取得し、
各管理ポイントを製品が通過するごとにその通過時間が更新されて記憶される実績データベースから製品が通過した管理ポイントを取得し、現在時刻における製品の現在位置が管理ポイント間の位置か否かを判断する現在位置判断処理手順と、製品ごとに各管理ポイントの通過予定に関する情報が記憶されるデータベースから、製品が通過した管理ポイントと、その後続管理ポイントの当初通過予定時刻を取得し、現在時刻と比較することで、 管理ポイントを通過した製品について、通過した管理ポイントにおける前記生産の進み遅れ時間を、後続管理ポイントについての生産の進み遅れ時間として、前記生産の進み遅れ時間を後続管理ポイントの当初通過予定時刻に加えて、後続管理ポイントを製品が通過する通過予定時刻を算出し、現在時刻がその通過予定時刻に対し遅れていないときは前記生産の進み遅れ時間をそのまま後続管理ポイントの最新進み遅れ時間とし、現在時刻が前記通過予定時刻に対し遅れているときはその差を前記進み遅れ時間に加え後続管理ポイントの進み遅れ時間する後続管理ポイント進み遅れ時間算出処理手順と、現在時刻における後続管理ポイント進み遅れ時間に基いて、各管理ポイントの最新の進み遅れ時間を算出し更新する進み遅れ時間更新処理手順と、を実行させることを特徴とする。
【0018】
また、本発明にかかる生産進捗管理プログラムにおいて、さらに、製品の仕掛け順序の情報が記憶されるデータベースから対象製品の仕掛け順序を取得し、仕掛り前の製品について、現在時刻におけるその製品の仕掛り開始までのリードタイムを計算する仕掛かりリードタイム算出処理手順と、を実行させ、前記現在位置判断処理手順は、さらに、実績データベースから製品がメイン生産ラインの最初の管理ポイントを通過した実績の有無を取得し、現在時刻における製品の現在位置が仕掛り前の位置にあるか否かを判断し、前記進み遅れ時間更新処理手順は、さらに、現在時刻における仕掛りリードタイムに基づいて、各管理ポイントの最新の進み遅れ時間を算出し更新することを特徴とする。
【0019】
また、本発明にかかる生産進捗管理プログラムにおいて、さらに、実績データベースから製品が手直し工程に到着した時刻を取得し、現在時刻と比較することで、手直し工程中の製品について、現在時刻におけるその製品の手直し工程滞留時間を算出する手直し滞留時間算出処理手順と、を実行させ、前記現在位置判断処理手順は、さらに、実績データベースから製品がメイン生産ラインの最初の管理ポイントを通過した実績の有無と手直し管理ポイントからメイン生産ラインに向けた製品の通過の有無とを取得し、現在時刻における製品の現在位置が手直し工程中の位置にあるか否かを判断し、前記進み遅れ時間更新処理手順は、さらに、現在時刻における手直し滞留時間に基づいて、各管理ポイントの最新の進み遅れ時間を算出し更新することを特徴とする。
【0020】
また、本発明にかかる生産進捗管理プログラムにおいて、さらに、各管理ポイントにおける納期遵守のための限界時間が記憶されるデータベースから製品に関連付けて各管理ポイントについて納期遵守限界時間を取得し、現在時刻に前記最新の進み遅れ時間を加えた時刻と、製品の各管理ポイントを通過する時刻の遵守限界および出荷時刻の遵守限界および配送時刻の遵守限界とをそれぞれ比較し、それぞれの余裕時間を算出する余裕時間算出処理手順と、を実行させることを特徴とする。
【0021】
本発明にかかる生産進捗管理システムは、製品の仕掛りから出荷までに、仕掛り開始を管理する仕掛り開始管理ポイント、中間の手直し工程を管理する手直し管理ポイントを含む複数の管理ポイントを有する。そして、各管理ポイントを製品が通過する時刻と当初計画通過時刻である当初通過予定時刻とを比較し、その差を各管理ポイントにおける生産の進み遅れ時間とする。そして、現在時刻における製品の現在位置が管理ポイント間の位置か否かを判断する。管理ポイント間の位置にないときは、まだ仕掛り開始に至っていないか、手直し工程に滞留しているかである。
【0022】
まず、管理ポイント間に製品があるときは、製品が通過した管理ポイントにおける前記生産の進み遅れ時間を、後続管理ポイントについての進み遅れ時間として、後続管理ポイントを製品が通過する通過予定時刻を算出し、現在時刻がその通過予定時刻と異なるときはその差を前記進み遅れ時間に加え、最新の後続管理ポイントの進み遅れ時間を算出し、それに基いて、各管理ポイントの最新の進み遅れ時間を算出し更新する。したがって、管理ポイント間にある製品について、次の管理ポイントを通過するまでについて、製品の生産の最新の進み遅れ時間の算出を可能にする。
【0023】
また、本発明にかかる生産進捗管理システムにおいて、さらに、仕掛り前の製品について、現在時刻におけるその製品の仕掛り開始までのリードタイムを計算する仕掛かりリードタイム算出手段を備える。そして、現在時刻における製品の現在位置が仕掛り前の位置にあるか否かを判断し、製品が仕掛り前のときは、現在時刻における仕掛りリードタイムに基づいて、各管理ポイントの最新の進み遅れ時間を算出し更新する。したがって、仕掛け前の製品について、製品の生産の最新の進み遅れ時間の算出を可能にする。
【0024】
また、本発明にかかる生産進捗管理システムにおいて、さらに、手直し工程中の製品について、現在時刻におけるその製品の手直し工程滞留時間を算出する手直し滞留時間算出手段を備える。そして、現在時刻における製品の現在位置が手直し工程中の位置にあるか否かを判断する。製品が手直し工程にあるときは、現在時刻における手直し滞留時間に基づいて、各管理ポイントの最新の進み遅れ時間を算出し更新する。したがって、手直し工程中の製品について、製品の生産の最新の進み遅れ時間の算出を可能にする。
【0025】
また、本発明にかかる生産進捗管理システムは、現在時刻に前記最新の進み遅れ時間を加えた時刻と、製品の各管理ポイントを通過する時刻の遵守限界および出荷時刻の遵守限界および配送時刻の遵守限界とをそれぞれ比較し、それぞれの余裕時間を算出する。これにより、本発明にかかるシステムを起動させた任意の時点で、各管理ポイントにおいて、各製品につき、上記余裕時間を算出することができる。そして、余裕時間のない製品については、他の製品の余裕時間と比較し、追い越し生産、追い越し手直しまたは追い越し配送などの挽回策を迅速に検討することが可能になる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態につき、詳細に説明する。図1は、生産進捗管理システム1のブロック図で、生産進捗管理システム1は、以下に説明する各種のコンピュータ、端末、データベースサーバが、ネットワーク3に相互に接続されて構成される。
【0027】
生産進捗管理システム1は、ネットワーク3に、顧客から製品のオーダーを受け取り、それに基づき配送計画を管理する配送計画コンピュータ5、生産計画を管理する生産計画コンピュータ7が接続され、さらに、後に詳述する生産進捗を管理する生産進捗コンピュータ9が接続される。また、製品のメイン生産ラインに設けられ製品の通過状況を管理する端末装置である複数の管理ポイント11と、手直し工程に設けられ手直し工程を管理する端末装置である手直し管理ポイント13とがネットワーク3に接続される。さらに、図示されていない品質管理システムと交信し、製品の手直し完了予定等の手直し情報を管理する手直し情報コンピュータ15と、各管理ポイント11、手直し管理ポイント13における製品の通過状況等のデータを管理する生産実績サーバ17とがネットワーク3に接続される。なお以下で、特に断らない限り、単に管理ポイントというときは、メイン生産ラインに設けられた管理ポイント11をさすものとする。また、配送計画コンピュータ5、生産計画コンピュータ7、生産進捗コンピュータ9、手直し情報コンピュータ15、生産実績サーバ17は、それぞれ独立であっても、あるいは機能を統合してより少ない数のコンピュータで構成しても良い。
【0028】
配送計画コンピュータ5は、配送予定情報データベース21を備え、生産計画コンピュータ7は、生産情報データベース23、生産仕掛け情報データベース25、生産計画予定情報データベース27、納期遵守限界時間データベース29を備える。これらのデータベースの内容については、後に詳述する。
【0029】
生産進捗コンピュータ9は、CPU41と、通信制御部43、入力部45、出力部47および記憶装置49とを備え、これらは内部バスで相互に接続される。通信制御部43は、ネットワーク3を介し、外部の配送計画コンピュータ5、生産計画コンピュータ7、生産実績サーバ17等と相互に接続される。
【0030】
CPU41は、製品の現在位置が管理ポイント間か、仕掛り前かあるいは手直し工程中かを判断する現在位置判断部51、仕掛り完了までのリードタイムを算出する仕掛りリードタイム算出部53、製品が管理ポイント間にあるときの後続管理ポイントの進み遅れ時間を算出する後続管理ポイント進み遅れ時間算出部55、手直し工程滞留時間を算出する手直し滞留時間算出部57、各管理ポイントの最新の進み遅れ時間を算出し更新する進み遅れ時間更新部59および各管理ポイントの余裕時間を算出する余裕時間算出部61とを備える。
【0031】
手直し情報コンピュータ15は、生産情報データベース23等のデータから手直し情報を編集する手直し情報編集部71と、手直しに必要な付加情報を後述する手直し履歴情報データベースに登録する手直し付加情報登録部73を備える。
【0032】
生産実績サーバ17は、各管理ポイントを製品が通過した実績のデータを収納する生産実績情報データベース75と、手直し工程に関し、手直し開始予定、手直し開始実績、手直し完了予定についてのデータを収納する手直し履歴情報データベース77を備える。
【0033】
1.オーダー受付から生産計画まで
本実施の形態の作用につき、以下に説明する。最初に、配送計画コンピュータ5および生産計画コンピュータ7につき、顧客から製品のオーダーを受け取り、配送計画、生産計画にいたる流れを示す図2を用いて説明する。販売店等の顧客から製品のオーダーがあると、受注データベースを備えるオーダー受付コンピュータ101が、その注文情報を受け付け、受注情報として登録する。受注情報には、販売店コード、オーダー番号、製品の型番、オプション、希望納期等が含まれる。オーダー受付コンピュータ101は、生産工場ごとに毎日1回、製品の仕掛けから出荷までの必要日数を考慮して、製品の出荷日ごとの情報を生産計画情報として、生産計画情報データベースを備える生産計画情報サーバ103に出力する。生産計画情報には、製品の受注情報、詳細仕様、技術情報が含まれる。
【0034】
生産計画情報の出力とともに、配送計画コンピュータ5において配送予定情報を作成し、配送予定情報データベース21に登録する。配送予定の作成は、製品の配送先が国内販売店か海外販売店か、陸上輸送か海上輸送か、それに要する日程等の条件を考慮し、積載率の向上、運搬車の低減を目的に、輸送コストを最小にする計画輸送ルートを決定して行う。また、港、中継地の到着予定や出発予定のみならず、工場の配送予定も計画作成し、登録する。
【0035】
また、生産計画情報の出力とともに、各工場の生産計画コンピュータ7において生産情報、生産仕掛け情報、生産計画予定情報、納期遵守限界時間が作成され、それぞれ生産情報データベース23、生産仕掛け情報データベース25、生産計画予定情報データベース27、納期遵守限界時間データベース29に登録される。
【0036】
生産情報には、生産計画情報と配送予定情報を含み、製品の生産ルート情報とその制御情報、製品の生産指示に必要な項目等が付加される。生産仕掛け情報は、配送予定情報から生産リードタイム分を遡った、製品の仕掛け順序の情報である。また、生産計画予定情報は、その新規の仕掛け順序と、生産工程中の製品とを含めて、製品ごとに仕掛りから出荷までの各管理ポイントの通過予定に関する情報である。さらに、納期遵守限界時間のデータは、各管理ポイントにおける、納期遵守のための限界時間についてのデータである。
【0037】
各管理ポイントにおける納期遵守限界時間と、出荷期限、配送期限との関係について説明する。一般的には配送計画の段階で、出荷から配送までの余裕時間が考慮されるので、各工場において、その余裕時間以内の生産遅れに収めれば配送に問題が生ずることはない。しかし、各工場において、たとえば組付け工程で、生産効率を考慮すると、配送予定情報の指定する順序で組付けを行えないときがある。この場合、上記余裕時間の範囲で組付け順序を変更すると、余裕時間への食い込み分を、各管理ポイントに対し割り振って、各管理ポイントの納期遵守期限に反映させる必要がある。
【0038】
たとえば、出荷から配送までの余裕時間を当初2日と計画し、仕掛りから出荷まで10日間のリードタイムのとき、製品の組付け順序を変更し、A製品について仕掛りから出荷まで12日間とすると、この差の2日分を各管理ポイントに割り振る。仕掛りから出荷までのちょうど中間の管理ポイントでは、製品の通過時間が当初の計画で仕掛りから5日目とすると、納期遵守期限は、先ほどの2日間につき半分の1日分が割り振られ、仕掛りから6日目が納期遵守期限となる。このようにして、各管理ポイントにつき、製品ごとの納期遵守期限が定められる。
【0039】
2.仕掛り後のデータベース
以上が顧客から製品のオーダーを受け取り、配送計画、生産計画にいたる流れである。製品が仕掛かった後の生産進捗管理に必要なデータは、以下のように、生産進捗に従い、更新されつつ各種のデータベースに登録される。まず、製品が仕掛かると、1番目の管理ポイントを製品が通過することで、その通過時刻のデータが生産実績情報データベース75に登録され、以下、製品が各管理ポイントを通過するごとにその通過時間の実績データが生産実績情報データベース75に更新されて登録される。また、後に詳述する、各管理ポイントの現在時刻における最新進み遅れ時間のデータは、生産情報データベース23に更新されつつ登録される。さらに、各管理ポイントの通過予定のデータについても、現在時刻における最新の進み遅れ時間を加え、最新通過予定のデータとして更新されつつ生産計画予定情報データベース27に登録される。
【0040】
製品が品質不良等で手直しのためライン外にハネダシ処理されたときは、メインの生産ラインに設けられた通常の管理ポイント11とは別に、手直し場に手直し管理ポイント13が設けられる。そして、その手直し管理ポイント13に製品が到着したデータが、生産実績情報データベース75に、手直し管理ポイントであることと関連付けて登録される。手直しが完了して、メインの生産ラインに復帰するときも、手直し管理ポイント13を通過するので、その通過データが、生産実績情報データベース75に、手直し管理ポイントであることと関連付けて登録される。
【0041】
3.最新の進み遅れ時間算出
つぎに、図3のフローチャートを用いて、各管理ポイントの最新の進み遅れ時間を把握する生産進捗管理の流れを説明する。S1は、起動工程で、生産進捗管理システムにおける、各管理ポイントにおける最新進み遅れ時間の算出に関する部分が起動、すなわち生産進捗コンピュータ9が起動する工程である。起動は、あらかじめ設定した時間間隔、たとえば3分間隔等で自動的に起動させてもよく、あるいは管理者が任意の時刻に手動で起動させてもよい。
【0042】
S3からS13までは、現在位置判断工程で、CPU41の現在位置判断部51が、現在時刻において、製品が、仕掛り前か、手直し工程中かあるいは管理ポイントの間にあるかを判断する。特定の製品につき、その製品の現在位置を判断してもよく、全製品につき、現在位置を判断してもよい。以下の説明では、ひとつの製品についての現在位置の判断の仕方を述べるが、この判断の仕方を繰り返して、任意の数の製品につき現在位置の判断を行うことができる。
【0043】
製品の現在位置の判断については、まず生産情報データベース23から、対象製品に関連付けられた生産計画情報データ、生産ルート情報データ等を読み出し、どの生産ルートで生産計画がなされているかを取得する。そして製品の現在位置が仕掛り前か、手直し工程中か、それ以外の管理ポイントの間であるかの区別を行う。
【0044】
すなわち、生産実績情報データベース75から、メイン生産ラインの最初の管理ポイントである第1番目管理ポイントを製品が通過した実績の有無のデータを取得する。第1番目管理ポイントを製品が通過した実績がなければ、製品の現在位置は仕掛り前の位置にあると判断される(S3,S5,S9)。
【0045】
第1番目管理ポイントを製品が通過した実績があるときは、生産実績情報データベース75から、手直し場に設けられた手直し管理ポイント13の到着の有無、および手直し管理ポイントからメイン生産ラインへ向けて通過の有無のデータを取得する。これらのデータから、製品が手直し工程に到着し、メイン生産ラインへ向けて通過していないときは、製品は手直し工程中の位置にあると判断される(S5,S7,S11)。
【0046】
製品が仕掛り前の位置になく、手直し工程中の位置にないときは、製品は、メイン生産ラインのいずれかの隣り合った管理ポイントの間の位置にある、と判断される(S5,S7,S13)。このように、製品に関連付けて生産実績情報データベース75を検索することで、製品の現在位置を判断できる。
【0047】
S15、S17、S19は、各管理ポイントの最新進み遅れ時間を更新するため、製品の現在位置に応じて、仕掛りリードタイム算出(S15)、手直し滞留時間算出(S17)、後続管理ポイント進み遅れ時間算出(S19)を行う工程である。S21は、これらの算出に基づいて、製品の現在位置に応じ、現在時刻における各管理ポイントの最新進み遅れ時間を更新する工程である。これらについては、製品の現在位置に応じ場合分けして説明する。
【0048】
3.1 仕掛り前の位置のとき
製品が仕掛り前の位置にあるときは、仕掛りリードタイム算出部53が以下に示すように仕掛りリードタイムを算出する(S15)。すなわち、生産仕掛け情報データベース25から、対象製品の仕掛け順序を取得し、現在時刻において、対象製品の仕掛け前に、他の製品があと何台順番待ちしているかを取得する。そして、仕掛け前に残っているその台数に生産タクトタイムを乗じて仕掛りリードタイムを算出し、現在時刻に仕掛りリードタイムを加えて、仕掛り予定時刻を出す。図4に、仕掛り開始予定時刻を求める例を示す。この場合、仕掛りリードタイムが30分と求まったとして、現在時刻が16時であるから、仕掛り開始予定時刻は16時30分である。
【0049】
つぎに、進み遅れ時間更新部59が、上記算出された仕掛り予定時刻と、生産計画予定情報データベース27より読み出した、当初仕掛り予定時刻とを比較し、第1番目管理ポイントの最新進み遅れ時間を算出する。ここで、「当初」とは、現在時刻における最新進み遅れ時間等の更新が行われる前の状態のことをいう。以下においても同様である。そして、算出された最新進み遅れ時間分を、第2番目管理ポイント以降の管理ポイントにおける、当初の最新進み遅れ時間に加算して最新進み遅れ時間を更新し、それぞれ生産情報データベース23に登録する。さらにその更新にあわせ、生産計画予定情報データベース27における各管理ポイントの当初の最新通過予定時刻を更新する(S21)。
【0050】
例えば、図4において、当初仕掛り予定時刻が17時であるときは、第1番目の管理ポイントにおける現在時刻における最新進み遅れ時間は「進み30分」である。したがって、第2番目以降の管理ポイントにおける当初の最新進み時間データに対し、「進み30分」を加え更新し、あわせて各管理ポイントの当初の最新通過予定時刻を30分早める。このように、従来、計画時間との乖離の補正ができなかった、製品が仕掛り前の位置にあるときについて、最新の進み遅れ時間の算出が可能になる。
【0051】
3.2 手直し工程の位置にあるとき
製品が手直し工程にあるときは、手直し滞留時間算出部57が、手直し履歴情報データベース77から、製品に関連付けられた当初手直し開始時刻、当初手直し完了予定時刻を取得する。そして、生産実績情報データベース75から、その製品の手直し工程到着時刻を取得し、現在時刻と手直し工程到着時刻との差を手直し滞留時間として算出する(S17)。図5に、手直し滞留時間算出の例を示す。この場合、当初手直し開始時刻の17時30分から1時間遅れて、18時30分に製品が手直し工程に到着した。現在時刻は19時として、手直し滞留時間は30分と算出される。
【0052】
つぎに、現在時刻における手直し工程に関する進み遅れ時間を考えると、手直し工程に製品があれば、その分製品の出荷が遅れるので、当初手直し開始時刻と現在時刻との差が、現在時刻においてメイン生産ラインに対する進み遅れ時間となる。このようにして算出された、最新進み遅れ時間分を、第2番目管理ポイント以降の管理ポイントにおける、当初の最新進み遅れ時間に加算して最新進み遅れ時間を更新し、それぞれ生産情報データベース23に登録する。さらにその更新にあわせ、生産計画予定情報データベース27における各管理ポイントの当初の最新通過予定時刻を更新する(S21)。
【0053】
例えば、図5の場合は、当初手直し開始時刻の17時30分から現在時刻の19時との差の1時間30分が、現在時刻における最新進み遅れ時間となる。したがって、手直し工程以降の管理ポイントにおける当初の最新進み時間データに対し、「遅れ1時間30分」を加えて更新し、あわせて各管理ポイントの当初の最新通過予定時刻を1時間30分遅らせる。このように、従来、計画時間との乖離の補正ができなかった、製品が手直し工程の位置にあるときについて、最新の進み遅れ時間の算出が可能になる。
【0054】
上記当初手直し開始時刻と当初手直し完了予定時刻の、更新がまだ一切行われない初期値については、以下のように、手直し情報コンピュータ15と、品質管理システムとの交信により定められる。品質管理システムが、手直し情報コンピュータ15に、手直し情報編集を要求すると、その時刻における手直し場にある製品、手直し場にハネダシすることが決定したがまだ手直し場に到着しない製品の一切の情報が、手直し情報コンピュータ15の手直し情報編集部71により編集され、品質システムに提供される。編集された情報には、生産情報データベース23から取得されたその製品の最新進み遅れ時間のデータや希望納期等の納期優先データ等、配送予定情報データベース21から検索された配送予定データ、手直し履歴情報データベース77から検索された手直し工程中の他の製品の手直し完了時刻等を含む。
【0055】
品質管理システムは、これらのデータから、製品の手直し個所、原因等検討し、手直し完了までに必要な標準手直し時間を求め、手直し担当を定めることで、手直し開始の順序と手直し開始時刻、手直し完了予定時刻を定める。そして手直し開始時刻、手直し完了予定時刻等のデータと、手直し個所、原因等の手直し付加情報データとを、手直し情報コンピュータ15に対し、登録を要求する。手直し情報コンピュータ15の手直し付加情報登録部73は、これらのデータを、手直し履歴情報データベース77に登録する。このようにして、当初手直し開始時刻と当初手直し完了予定時刻が定められ、そのデータは、手直し履歴情報データベース77から検索することができる。
【0056】
3.3 管理ポイント間の位置にあるとき
製品が管理ポイントの間の位置にあるときは、後続管理ポイント進み遅れ時間算出部55が、生産計画予定情報データベース27から、製品が通過した最後の管理ポイントと、次の管理ポイントの当初通過予定時刻を取得し、現在時刻と比較することで、後続管理ポイント進み遅れ時間を算出する(S19)。そして、算出された、最新の進み遅れ時間分を、第2番目管理ポイント以降の管理ポイントにおける、当初の最新進み遅れ時間に加算して最新進み遅れ時間を更新し、それぞれ生産情報データベース23に登録する。さらにその更新にあわせ、生産計画予定情報データベース27における各管理ポイントの当初の最新通過予定時刻を更新する(S21)。後続管理ポイント進み遅れ時間算出の例を、現在時刻が次の管理ポイントの当初通過予定時刻を超えていない場合を図6に、超えている場合を図7にそれぞれ示す。
【0057】
図6において、第i番目管理ポイントの当初通過予定時刻を16時とし、製品の通過実績は16時30分とする。このとき第(i+1)番目の管理ポイントの通過予定時刻について、製品が第i番目管理ポイントを通過する前の通過予定時刻を第1通過予定時刻とし、製品が第i番目管理ポイントを通過した後の通過予定時刻を第通過予定時刻とする。今第1通過予定時刻を18時とすると、製品が第i番目管理ポイントを通過した時点で、その進み遅れは「30分遅れ」であるので、第1通過予定時刻に対し「30分遅れ」が加えられた更新が行われ、18時30分が第2通過予定時刻となる。ここで、製品は第(i+1)番目の管理ポイントを通過しておらず、現在時刻が16時30分であるとすると、まだ第2通過予定時刻の18時30分に対し遅れは生じていない。したがって、この場合は、後続の第(i+1)番目の管理ポイントの第2通過予定時刻の更新が不要である。
【0058】
図7は、製品が第(i+1)番目の管理ポイントを通過しておらず、現在時刻が19時となった場合である。この場合は、すでに第2通過予定時刻の18時30分に対し「30分超過」している。この場合は、第2通過予定時刻の18時30分に対し「30分超過」をさらに加え、第1通過予定時刻からみて、最新進み遅れ時間を「1時間遅れ」に更新する。このように、従来、管理ポイントを通過しない限り、予定時刻との乖離の補正を行うことができなかった、製品が管理ポイント間の位置について、最新の進み遅れ時間の算出が可能になる。
【0059】
4.余裕時間の算出
再び図3に戻って、S23の余裕時間工程は、余裕時間算出部61が、納期遵守限界時間データベース29から、製品に関連付けて、各管理ポイントについて、納期遵守限界時間を取得し、S21の進み遅れ時間更新工程で更新された各管理ポイントの最新進み遅れ時間と比較し、その差を余裕時間として算出する。余裕時間が負の値となるときは、その管理ポイント以降が順調に生産が進行したとしても、出荷、配送に間に合わないことを示しているので、アラームを出力する(S25,S27)。このアラームの出力により、余裕時間が負の値となる製品と管理ポイントが確認されるので、他の製品の余裕時間と比較し、優先仕掛り、追い越し生産、追い越し手直し、追い越し配送等の納期遵守対策を迅速に行うことができる。余裕時間の算出は、納期遵守限界時間に基づくほか、出荷時刻の遵守限界、配送時刻の遵守限界に基づいて行うこともできる。
【0060】
【発明の効果】
本発明にかかる生産進捗管理システム、生産進捗管理方法および生産進捗管理プログラムは、管理ポイント間にある製品について、生産の最新の進み遅れ時間の算出を可能にする。また、仕掛け前の製品について、生産の最新の進み遅れ時間の算出を可能にする。また、手直し工程中の製品について、生産の最新の進み遅れ時間の算出を可能にする。さらに、任意の時点で、各管理ポイントにおいて、各製品につき、納期遵守のための余裕時間の算出ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる実施の形態の生産進捗管理システムのブロック図である。
【図2】 本発明にかかる実施の形態において、配送計画コンピュータおよび生産計画コンピュータにつき、顧客から製品のオーダーを受け取り、配送計画、生産計画にいたる流れを示す図である。
【図3】 本発明にかかる実施の形態の、各管理ポイントの最新進み遅れ時間を把握する生産進捗管理のフローチャート図である。
【図4】 本発明にかかる実施の形態において、仕掛り開始予定時刻を求める例を示す図である。
【図5】 本発明にかかる実施の形態において、手直し滞留時間算出の例を示す図である。
【図6】 本発明にかかる実施の形態において、後続管理ポイント進み遅れ時間算出の例を示し、現在時刻が次の管理ポイントの当初通過予定時刻を超えていない場合を示す図である。
【図7】 本発明にかかる実施の形態において、後続管理ポイント進み遅れ時間算出の例を示し、現在時刻が次の管理ポイントの当初通過予定時刻を超えている場合を示す図である。
【符号の説明】
1 生産進捗管理システム、3 ネットワーク、5 配送計画コンピュータ、7 生産計画コンピュータ、9 生産進捗コンピュータ、11 管理ポイント、13 手直し管理ポイント、15 手直し情報コンピュータ、17 生産実績サーバ、21 配送予定情報データベース、23 生産情報データベース、25 生産仕掛け情報データベース、27 生産計画予定情報データベース、29 納期遵守限界時間データベース、43 通信制御部、45 入力部、47 出力部、49 記憶装置、51 現在位置判断部、53 仕掛りリードタイム算出部、55 後続管理ポイント進み遅れ時間算出部、57 手直し滞留時間算出部、59 進み遅れ時間更新部、61 余裕時間算出部、71 手直し情報編集部、73 手直し付加情報登録部、75 生産実績情報データベース、77 手直し履歴情報データベース、101 オーダー受付コンピュータ、103 生産計画情報サーバ。

Claims (12)

  1. 製品の仕掛りから出荷までに、仕掛り開始を管理する仕掛り開始管理ポイント、中間の手直し工程を管理する手直し管理ポイントを含む複数の管理ポイントを有し、各管理ポイントを製品が通過する時刻と当初通過予定時刻との比較から各管理ポイントにおける生産の進み遅れ時間を算出し、製品の仕掛りから出荷後の配送までの進捗を管理する生産進捗管理システムにおいて、
    現在時刻における製品の現在位置が管理ポイント間の位置か否かを判断する現在位置判断手段と、
    管理ポイントを通過した製品について、通過した管理ポイントにおける前記生産の進み遅れ時間を、後続管理ポイントについての生産の進み遅れ時間として、前記生産の進み遅れ時間を後続管理ポイントの当初通過予定時刻に加えて、後続管理ポイントを製品が通過する通過予定時刻を算出し、現在時刻がその通過予定時刻に対し遅れていないときは前記生産の進み遅れ時間をそのまま後続管理ポイントの最新進み遅れ時間とし、現在時刻が前記通過予定時刻に対し遅れているときはその差を前記生産の進み遅れ時間に加え後続管理ポイントの最新進み遅れ時間する後続管理ポイント進み遅れ時間算出手段と、
    現在時刻における後続管理ポイント進み遅れ時間に基いて、各管理ポイントの最新の進み遅れ時間を算出し更新する進み遅れ時間更新手段と、
    を備えることを特徴とする生産進捗管理システム。
  2. 請求項1に記載の生産進捗管理システムにおいて、さらに、
    仕掛り前の製品について、現在時刻におけるその製品の仕掛り開始までのリードタイムを計算する仕掛かりリードタイム算出手段と、
    を備え、
    前記現在位置判断手段は、さらに、
    現在時刻における製品の現在位置が仕掛り前の位置にあるか否かを判断し、
    前記進み遅れ時間更新手段は、さらに、
    現在時刻における仕掛りリードタイムに基づいて、各管理ポイントの最新の進み遅れ時間を算出し更新することを特徴とする生産進捗管理システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の生産進捗管理システムにおいて、さらに、
    手直し工程中の製品について、現在時刻におけるその製品の手直し工程滞留時間を算出する手直し滞留時間算出手段と、
    を備え、
    前記現在位置判断手段は、さらに、
    現在時刻における製品の現在位置が手直し工程中の位置にあるか否かを判断し、
    前記進み遅れ時間更新手段は、さらに、
    現在時刻における手直し滞留時間に基づいて、各管理ポイントの最新の進み遅れ時間を算出し更新することを特徴とする生産進捗管理システム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の生産進捗管理システムにおいて、さらに、
    現在時刻に前記最新の進み遅れ時間を加えた時刻と、製品の各管理ポイントを通過する時刻の遵守限界および出荷時刻の遵守限界および配送時刻の遵守限界とをそれぞれ比較し、それぞれの余裕時間を算出する余裕時間算出手段と、
    を備えることを特徴とする生産進捗管理システム。
  5. 製品の仕掛りから出荷までに、仕掛り開始を管理する仕掛り開始管理ポイント、中間の手直し工程を管理する手直し管理ポイントを含む複数の管理ポイントを有し、各管理ポイントを製品が通過する時刻と当初通過予定時刻との比較から各管理ポイントにおける生産の進み遅れ時間を算出し、製品の仕掛りから出荷後の配送までの進捗を管理するコンピュータによって実行される生産進捗管理方法において、
    対象製品に関連付けられた生産計画情報と生産ルート情報とが記憶されるデータベースから対象製品がどの生産ルートで生産計画がなされているかを取得し、
    各管理ポイントを製品が通過するごとにその通過時間が更新されて記憶される実績データベースから製品が通過した管理ポイントを取得し、
    現在時刻における製品の現在位置が管理ポイント間の位置か否かを判断する現在位置判断工程と、
    製品ごとに各管理ポイントの通過予定に関する情報が記憶されるデータベースから、製品が通過した管理ポイントと、その後続管理ポイントの当初通過予定時刻を取得し、現在時刻と比較することで、
    管理ポイントを通過した製品について、通過した管理ポイントにおける前記生産の進み遅れ時間を、後続管理ポイントについての生産の進み遅れ時間として、前記生産の進み遅れ時間を後続管理ポイントの当初通過予定時刻に加えて、後続管理ポイントを製品が通過する通過予定時刻を算出し、現在時刻がその通過予定時刻に対し遅れていないときは前記生産の進み遅れ時間をそのまま後続管理ポイントの最新進み遅れ時間とし、現在時刻が前記通過予定時刻に対し遅れているときはその差を前記生産の進み遅れ時間に加え後続管理ポイントの最新の進み遅れ時間する後続管理ポイント進み遅れ時間算出工程と、
    現在時刻における後続管理ポイント進み遅れ時間に基いて、各管理ポイントの最新の進み遅れ時間を算出し更新する進み遅れ時間更新工程と、
    を備えることを特徴とする生産進捗管理方法。
  6. 請求項5に記載の生産進捗管理方法において、さらに、
    製品の仕掛け順序の情報が記憶されるデータベースから対象製品の仕掛け順序を取得し、
    仕掛り前の製品について、現在時刻におけるその製品の仕掛り開始までのリードタイムを計算する仕掛かりリードタイム算出工程と、
    を備え、
    前記現在位置判断工程は、さらに、
    実績データベースから製品がメイン生産ラインの最初の管理ポイントを通過した実績の有無を取得し、
    現在時刻における製品の現在位置が仕掛り前の位置にあるか否かを判断し、
    前記進み遅れ時間更新工程は、さらに、
    現在時刻における仕掛りリードタイムに基づいて、各管理ポイントの最新の進み遅れ時間を算出し更新することを特徴とする生産進捗管理方法。
  7. 請求項5または請求項6に記載の生産進捗管理方法において、さらに、
    実績データベースから製品が手直し工程に到着した時刻を取得し、現在時刻と比較することで、
    手直し工程中の製品について、現在時刻におけるその製品の手直し工程滞留時間を算出する手直し滞留時間算出工程と、
    を備え、
    前記現在位置判断工程は、さらに、
    実績データベースから製品がメイン生産ラインの最初の管理ポイントを通過した実績の有無と手直し管理ポイントからメイン生産ラインに向けた製品の通過の有無とを取得し、
    現在時刻における製品の現在位置が手直し工程中の位置にあるか否かを判断し、
    前記進み遅れ時間更新工程は、さらに、
    現在時刻における手直し滞留時間に基づいて、各管理ポイントの最新の進み遅れ時間を算出し更新することを特徴とする生産進捗管理方法。
  8. 請求項5から請求項7のいずれか1つに記載の生産進捗管理方法において、さらに、
    各管理ポイントにおける納期遵守のための限界時間が記憶されるデータベースから製品に関連付けて各管理ポイントについて納期遵守限界時間を取得し、
    現在時刻に前記最新の進み遅れ時間を加えた時刻と、製品の各管理ポイントを通過する時刻の遵守限界および出荷時刻の遵守限界および配送時刻の遵守限界とをそれぞれ比較し、それぞれの余裕時間を算出する余裕時間算出工程と、
    を備えることを特徴とする生産進捗管理方法。
  9. 製品の仕掛りから出荷までに、仕掛り開始を管理する仕掛り開始管理ポイント、中間の手直し工程を管理する手直し管理ポイントを含む複数の管理ポイントを有し、各管理ポイントを製品が通過する時刻と当初通過予定時刻との比較から各管理ポイントにおける生産の進み遅れ時間を算出し、製品の仕掛りから出荷後の配送までの進捗を管理する生産進捗管理プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    対象製品に関連付けられた生産計画情報と生産ルート情報とが記憶されるデータベースから対象製品がどの生産ルートで生産計画がなされているかを取得し、
    各管理ポイントを製品が通過するごとにその通過時間が更新されて記憶される実績データベースから製品が通過した管理ポイントを取得し、
    現在時刻における製品の現在位置が管理ポイント間の位置か否かを判断する現在位置判断処理手順と、
    製品ごとに各管理ポイントの通過予定に関する情報が記憶されるデータベースから、製品が通過した管理ポイントと、その後続管理ポイントの当初通過予定時刻を取得し、現在時刻と比較することで、
    管理ポイントを通過した製品について、通過した管理ポイントにおける前記生産の進み遅れ時間を、後続管理ポイントについての生産の進み遅れ時間として、前記生産の進み遅れ時間を後続管理ポイントの当初通過予定時刻に加えて、後続管理ポイントを製品が通過する通過予定時刻を算出し、現在時刻がその通過予定時刻に対し遅れていないときは前記生産の進み遅れ時間をそのまま後続管理ポイントの最新進み遅れ時間とし、現在時刻が前記通過予定時刻に対し遅れているときはその差を前記進み遅れ時間に加え後続管理ポイントの進み遅れ時間する後続管理ポイント進み遅れ時間算出処理手順と、
    現在時刻における後続管理ポイント進み遅れ時間に基いて、各管理ポイントの最新の進み遅れ時間を算出し更新する進み遅れ時間更新処理手順と、
    を実行させることを特徴とする生産進捗管理プログラム。
  10. 請求項9に記載の生産進捗管理プログラムにおいて、さらに、
    製品の仕掛け順序の情報が記憶されるデータベースから対象製品の仕掛け順序を取得し、 仕掛り前の製品について、現在時刻におけるその製品の仕掛り開始までのリードタイムを計算する仕掛かりリードタイム算出処理手順と、
    を実行させ、
    前記現在位置判断処理手順は、さらに、
    実績データベースから製品がメイン生産ラインの最初の管理ポイントを通過した実績の有無を取得し、
    現在時刻における製品の現在位置が仕掛り前の位置にあるか否かを判断し、
    前記進み遅れ時間更新処理手順は、さらに、
    現在時刻における仕掛りリードタイムに基づいて、各管理ポイントの最新の進み遅れ時間を算出し更新することを特徴とする生産進捗管理プログラム。
  11. 請求項9または請求項10に記載の生産進捗管理プログラムにおいて、さらに、
    実績データベースから製品が手直し工程に到着した時刻を取得し、現在時刻と比較することで、
    手直し工程中の製品について、現在時刻におけるその製品の手直し工程滞留時間を算出する手直し滞留時間算出処理手順と、
    を実行させ、
    前記現在位置判断処理手順は、さらに、
    実績データベースから製品がメイン生産ラインの最初の管理ポイントを通過した実績の有無と手直し管理ポイントからメイン生産ラインに向けた製品の通過の有無とを取得し、
    現在時刻における製品の現在位置が手直し工程中の位置にあるか否かを判断し、
    前記進み遅れ時間更新処理手順は、さらに、
    現在時刻における手直し滞留時間に基づいて、各管理ポイントの最新の進み遅れ時間を算出し更新することを特徴とする生産進捗管理プログラム。
  12. 請求項9から請求項11のいずれか1つに記載の生産進捗管理プログラムにおいて、さらに、
    各管理ポイントにおける納期遵守のための限界時間が記憶されるデータベースから製品に関連付けて各管理ポイントについて納期遵守限界時間を取得し、
    現在時刻に前記の最新進み遅れ時間を加えた時刻と、製品の各管理ポイントを通過する時刻の遵守限界および出荷時刻の遵守限界および配送時刻の遵守限界とをそれぞれ比較し、それぞれの余裕時間を算出する余裕時間算出処理手順と、
    を実行させることを特徴とする生産進捗管理プログラム。
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