JP2001184117A - 部品発注装置および部品発注方法並びに記録媒体 - Google Patents

部品発注装置および部品発注方法並びに記録媒体

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JP2001184117A
JP2001184117A JP36956099A JP36956099A JP2001184117A JP 2001184117 A JP2001184117 A JP 2001184117A JP 36956099 A JP36956099 A JP 36956099A JP 36956099 A JP36956099 A JP 36956099A JP 2001184117 A JP2001184117 A JP 2001184117A
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Takeshi Fukuyama
武史 福山
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Toyota Motor Corp
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  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 臨時生産稼働日に過不足なく部品が納入され
るよう発注する。 【解決手段】 臨時生産稼働日が設定されると発注先の
制約条件に基づいて通常部品発注部30による通常発注
処理,第1臨時部品発注部36や第2臨時部品発注部4
2,第3臨時部品発注部48による3つの臨時発注処理
のうちのいずれかを選択して臨時生産稼働日に生産され
る製品の部品を発注する。第1臨時部品発注部36で
は、臨時生産稼働日に生産が推定される製品の部品を予
め発注しておき、直前で不足分を発注する。第2臨時部
品発注部42では、臨時生産稼働日に生産が推定される
製品の部品を予め連絡して発注先に納入準備を促し、直
前に計画された部品を発注する。第3臨時部品発注部4
8では、臨時生産稼働日に生産される製品の計画数を分
割して割増数を求め、割増数だけ通常の発注を前倒し補
正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部品発注装置およ
び部品発注方法並びに記録媒体に関し、詳しくは、生産
稼働日に生産が計画された製品の部品が該製品の生産工
程に適応して順次納入されるよう順次発注する部品発注
装置および部品発注方法並びにコンピュータをこうした
部品発注装置として機能させるコンピュータ読み取り可
能なプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の部品発注方法としては、
必要な部品が必要な量だけ必要なタイミングで納入され
るよう発注する着工引き方式(着工補充方式)によるも
のが提案されている(例えば、特開平4−152053
号公報など)。この部品発注方法では、生産ライン上を
一定間隔で上流から下流に搬送されるワークに対して生
産ライン上の対象となる組み付け工程より所定工程数だ
け前の工程が着工されたことを確認し、この確認された
時点で確認されたワークに対象となる組み付け工程で必
要となる部品の発注を行なう。ワークを確認するための
工程は、発注から納入されるまでに必要な時間と発注先
からの納入便数とに基づいて設定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た着工引き方式による部品発注方法では、臨時の生産稼
働日が設定されたときに対応することが困難であった。
部品の発注先が生産ラインの臨時の稼働に対しても常に
臨時に稼働するものとすれば、臨時の生産稼働日が設定
されても通常の生産稼稼働日と同様に部品を発注するこ
とができるが、部品の発注先が生産ラインの臨時の稼働
に対して臨時に稼働しない場合、生産ラインの臨時の稼
働に必要な部品の納入ができず、生産を行なうことがで
きなくなってしまう。
【0004】こうした問題に対して、臨時生産稼働日に
製品の生産が計画された後に臨時生産稼働日の前日まで
に計画された製品の部品が納入されるよう直前に発注す
る手法も考えられるが、発注先の部品の生産に必要な時
間を考慮すると、直前の発注では部品の生産が間に合わ
ず、必要な部品を納入できない事態を生じる。この事態
を回避する手法として、発注先が臨時生産稼働日として
設定される日数に必要な部品数以上の在庫を常に持つ手
法や臨時生産稼働日に生産が予測される製品の部品を予
め発注する手法などを考えることができるが、前者で
は、発注先の在庫が多くなることに基づいて生産コスト
が高くなると共に在庫確保のための用地なども必要とな
る不都合を生じ、後者では、予測に基づく発注であるた
めに部品に過不足が生じるという不都合が生じる。後者
の不都合の部品の過不足のうち、部品の過剰はその後の
発注により調整できるが、部品の不足は生産ラインを停
止させるため、通常予測される部品数より多めに発注す
る場合が多い。この場合、部品の過剰分の調整のために
発注に大きな振れが生じてしまう。
【0005】本発明の部品発注装置および部品発注方法
は、臨時生産が設定されたときでも過不足なく臨時生産
に必要な部品が納入されるよう発注することを目的の一
つとする。また、本発明の部品発注装置および部品発注
方法は、発注先の稼働条件などの制約条件に応じて臨時
生産に必要な部品が納入されるよう発注することを目的
の一つとする。本発明の記録媒体は、コンピュータを、
臨時生産が設定されたときでも過不足なく臨時生産に必
要な部品が納入されるよう発注する部品発注装置や発注
先の稼働条件などの制約条件に応じて臨時生産に必要な
部品が納入されるよう発注する部品発注装置として機能
させることを目的とする。
【0006】なお、出願人は、こうした臨時生産稼働日
の設定に対して部品を発注する手法の一つとして、ワー
クの通過実績に基づいて臨時生産稼働日に生産が予測さ
れる製品数だけ発注ポイントを生産ラインの上流側に移
動補正を行なうものを提案している(特願平9−494
26号)。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明の部品発注装置および部品発注方法並びに記録媒体
は、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下
の手段を採った。
【0008】本発明の第1の部品発注装置は、生産稼働
日に生産が計画された製品の部品が該製品の生産工程に
適応して順次納入されるよう順次発注する部品発注装置
であって、臨時の生産稼働日を設定する臨時生産稼働日
設定手段と、該設定された臨時生産稼働日に生産が推定
される製品の部品の少なくとも一部が該臨時生産稼働日
の直前の納入便より前の納入便により納入されるよう少
なくとも一回発注する推定部品発注手段と、前記臨時生
産稼働日に生産が計画された製品の部品のうち前記推定
部品発注手段により発注した部品では不足する部品が前
記臨時生産稼働日の直前の納入便により納入されるよう
発注する不足部品発注手段とを備えることを要旨とす
る。
【0009】この本発明の第1の部品発注装置では、推
定部品発注手段が、臨時生産稼働日設定手段により設定
された臨時生産稼働日に生産が推定される製品の部品の
少なくとも一部をこの臨時生産稼働日の直前の納入便よ
り前の納入便により納入されるよう少なくとも一回発注
し、不足部品発注手段が、臨時生産稼働日に生産が計画
された製品の部品のうち推定部品発注手段により発注し
た部品では不足する部品を臨時生産稼働日の直前の納入
便により納入されるよう発注する。推定に基づいて全部
品を発注すれば必要な部品に対して過不足が生じるが、
推定に基づいて部品の一部を発注すると共に発注された
部品の計画に基づく部品に対する不足分を直前に発注す
るから、臨時生産稼働日に生産される製品の部品を不足
なく円滑に納入されるよう発注できると共に部品が過剰
に発注され納入されるのを少なくすることができる。こ
の結果、過剰に部品が納入されることに基づく臨時生産
稼働日以降の部品の納入の調整を少なくすることがで
き、発注および納入が振れるのを抑制することができ
る。
【0010】こうした本発明の第1の部品発注装置にお
いて、前記推定部品発注手段は、複数日に亘って複数回
の納入便で前記推定される製品の部品を発注する手段で
あるものとすることもできる。
【0011】また、本発明の第1の部品発注装置におい
て、前記推定部品発注手段により発注した部品のうち前
記臨時生産稼働日に生産が計画された製品の部品に対し
て過剰な部品が生じたとき、該臨時生産稼働日の次の生
産稼働日に順次納入される部品の発注により該過剰分を
補正する補正手段を備えるものとすることもできる。
【0012】本発明の第2の部品発注装置は、生産稼働
日に生産が計画された製品の部品が該製品の生産工程に
適応して順次納入されるよう順次発注する部品発注装置
であって、臨時の生産稼働日を設定する臨時生産稼働日
設定手段と、該設定された臨時生産稼働日に生産が推定
される製品の部品を少なくとも該部品の発注に先立って
発注先に連絡する推定部品連絡手段と、前記臨時生産稼
働日に生産が計画された製品の部品を該臨時生産稼働日
の直前の納入便以降に少なくとも該製品の生産工程に適
応して納入されるよう発注する計画部品発注手段とを備
えることを要旨とする。
【0013】この本発明の第2の部品発注装置では、推
定部品連絡手段が、臨時生産稼働日設定手段により設定
された臨時生産稼働日に生産が推定される製品の部品を
少なくともこの部品の発注に先立って発注先に連絡し、
計画部品発注手段が、臨時生産稼働日に生産が計画され
た製品の部品を臨時生産稼働日の直前の納入便以降に少
なくとも製品の生産工程に適応して納入されるよう発注
する。発注先では、臨時生産稼働日に生産が推定される
製品の部品が連絡されるから、この連絡に基づいて部品
の納入の準備をすることができる。発注元では、最終的
に臨時生産稼働日に生産される製品が計画されてからこ
の計画された製品の部品を発注することができる。この
結果、臨時生産稼働日に生産される製品の部品が過不足
なく納入されるよう発注することができ、過剰に部品が
納入されることに基づく臨時生産稼働日以降の部品の納
入の調整を行なう必要がない。
【0014】こうした本発明の第2の部品発注装置にお
いて、前記推定部品連絡手段は、前記臨時生産稼働日よ
り所定日数以前に前記推定される製品の部品を前記発注
先に連絡する手段であるものとすることもできる。推定
される製品の部品の発注先への連絡は、発注先の部品の
納入の準備に必要な時間などによって定めればよい。
【0015】本発明の第3の部品発注装置は、生産稼働
日に生産が計画された製品の部品が該製品の生産工程に
適応して順次納入されるよう順次発注する部品発注装置
であって、臨時の生産稼働日を設定する臨時生産稼働日
設定手段と、該設定された臨時生産稼働日に生産される
製品の計画数を設定する計画数設定手段と、前記臨時生
産稼働日の前の少なくとも1日以上の生産稼働日に順次
納入される部品の各納入数が、前記生産工程に適応して
納入計画された部品の納入数と順次納入される納入の回
数で前記計画数を分割してなる補正数との和となるよう
発注を補正する発注補正手段とを備えることを要旨とす
る。
【0016】この本発明の第3の部品発注装置では、計
画数設定手段が、臨時生産稼働日設定手段により設定さ
れた臨時生産稼働日に生産される製品の計画数を設定
し、発注補正手段が、臨時生産稼働日の前の少なくとも
1日以上の生産稼働日に順次納入される部品の各納入数
が生産工程に適応して納入計画された部品の納入数と順
次納入される納入の回数で計画数を分割してなる補正数
との和となるよう発注を補正する。発注先では、発注元
で補正された発注に基づいて部品を納入すればよく、発
注元では、臨時生産稼働日に生産される製品数を分割し
て発注するから、臨時生産稼働日に生産が計画されてか
らその日に生産が計画される製品の部品を発注すること
ができる。この結果、臨時生産稼働日に生産される製品
の部品が過不足なく納入されるよう発注することがで
き、過剰に部品が納入されることに基づく臨時生産稼働
日以降の部品の納入の調整を行なう必要がない。
【0017】こうした本発明の第3の部品発注装置にお
いて、前記発注補正手段は、1日の臨時生産稼働日に対
して複数の生産稼働日に亘って複数回の発注を補正する
手段であるものとすることもできる。なお、何回に亘っ
て発注を補正するかは発注先の部品の納入の準備に必要
な時間などによって定めればよい。
【0018】これら本発明の第1ないし第3のいずれか
の部品発注装置において、部品の発注先の制約条件を記
憶する制約条件記憶手段と、該記憶された部品の発注先
の制約条件が前記臨時生産稼働日に生産稼働日と同様に
納入可能な条件であるとき、該臨時生産稼働日を生産稼
働日として部品の発注を行なうよう発注を管理する発注
管理手段とを備えるものとすることもできる。こうすれ
ば、臨時生産稼働日でも生産稼働日と同様に納入できる
発注先には生産稼働日と同様に発注することができる。
【0019】本発明の第4の部品発注装置は、生産稼働
日に生産が計画された製品の部品が該製品の生産工程に
適応して順次納入されるよう順次発注する部品発注装置
であって、臨時の生産稼働日を設定する臨時生産稼働日
設定手段と、前記部品の発注先の制約条件を記憶する制
約条件記憶手段と、前記臨時生産稼働日設定手段により
設定された臨時生産稼働日と前記制約条件記憶手段によ
り記憶された制約条件とに基づいて前記臨時生産稼働日
に生産される製品の部品を発注する発注方法として、
(1)前記臨時生産稼働日に生産が推定される製品の部
品の少なくとも一部が該臨時生産稼働日の直前の納入便
より前の納入便により納入されるよう少なくとも一回発
注し、前記臨時生産稼働日に生産が計画された製品の部
品のうち前記発注した部品では不足する部品が前記臨時
生産稼働日の直前の納入便により納入されるよう発注す
る第1の発注方法と、(2)前記臨時生産稼働日に生産
が推定される製品の部品を少なくとも該部品の発注に先
立って発注先に連絡し、前記臨時生産稼働日に生産が計
画された製品の部品を該臨時生産稼働日の直前の納入便
以降に少なくとも該製品の生産工程に適応して納入され
るよう発注する第2の発注方法と、(3)前記臨時生産
稼働日に生産される製品の計画数を設定し、前記臨時生
産稼働日の前の少なくとも1日以上の生産稼働日に順次
納入される部品の各納入数が前記生産工程に適応して納
入計画された部品の納入数と順次納入される納入の回数
で前記計画数を分割してなる補正数との和となるよう発
注する第3の発注方法と、(4)前記臨時生産稼働日を
通常の生産稼働日とみなして該生産稼働日と同様に発注
する第4の発注方法とのうちのいずれかの発注方法を選
択する発注方法選択手段と、該選択された発注方法に基
づいて前記臨時生産稼働日に生産される製品の部品を発
注する発注手段とを備えるものとすることもできる。
【0020】本発明の第4の部品発注装置では、発注方
法選択手段が、臨時生産稼働日設定手段により設定され
た臨時生産稼働日と制約条件記憶手段により記憶された
部品の発注先の制約条件とに基づいて臨時生産稼働日に
生産される製品の部品を発注する発注方法として、
(1)前記臨時生産稼働日に生産が推定される製品の部
品の少なくとも一部が該臨時生産稼働日の直前の納入便
より前の納入便により納入されるよう少なくとも一回発
注し、前記臨時生産稼働日に生産が計画された製品の部
品のうち前記発注した部品では不足する部品が前記臨時
生産稼働日の直前の納入便により納入されるよう発注す
る第1の発注方法と、(2)前記臨時生産稼働日に生産
が推定される製品の部品を少なくとも該部品の発注に先
立って発注先に連絡し、前記臨時生産稼働日に生産が計
画された製品の部品を該臨時生産稼働日の直前の納入便
以降に少なくとも該製品の生産工程に適応して納入され
るよう発注する第2の発注方法と、(3)前記臨時生産
稼働日に生産される製品の計画数を設定し、前記臨時生
産稼働日の前の少なくとも1日以上の生産稼働日に順次
納入される部品の各納入数が前記生産工程に適応して納
入計画された部品の納入数と順次納入される納入の回数
で前記計画数を分割してなる補正数との和となるよう発
注する第3の発注方法と、(4)前記臨時生産稼働日を
通常の生産稼働日とみなして該生産稼働日と同様に発注
する第4の発注方法とのうちのいずれかの発注方法を選
択し、発注手段が、この選択された発注方法に基づいて
臨時生産稼働日に生産される製品の部品を発注する。臨
時生産稼働日と発注先の制約条件とに基づいて発注方法
を選択するから、臨時生産稼働日に生産される製品の部
品の発注を発注先に応じたものとすることができる。し
かも、臨時生産稼働日に生産される製品の部品がほぼ過
不足なく納入されるよう発注することができ、過剰に部
品が納入されることに基づく臨時生産稼働日以降の部品
の納入の調整を行なう必要がないか少なくすることがで
きる。
【0021】本発明の第1の部品発注方法は、生産稼働
日に生産が計画された製品の部品が該製品の生産工程に
適応して順次納入されるよう順次発注する部品発注方法
であって、臨時生産稼働日に生産が推定される製品の部
品の少なくとも一部が該臨時生産稼働日の直前の納入便
より前の納入便により納入されるよう少なくとも一回発
注する前発注工程と、前記臨時生産稼働日に生産が計画
された製品の部品のうち前記発注した部品では不足する
部品が前記臨時生産稼働日の直前の納入便により納入さ
れるよう発注する後発注工程とを備えることを要旨とす
る。
【0022】この本発明の第1の部品発注方法によれ
ば、推定に基づいて部品の一部を発注すると共に発注さ
れた部品の計画に基づく部品に対する不足分を直前に発
注するから、臨時生産稼働日に生産される製品の部品を
不足なく円滑に納入されるよう発注できると共に部品が
過剰に発注され納入されるのを少なくすることができ
る。この結果、過剰に部品が納入されることに基づく臨
時生産稼働日以降の部品の納入の調整を少なくすること
ができ、発注および納入が振れるのを抑制することがで
きる。
【0023】本発明の第2の部品発注方法は、生産稼働
日に生産が計画された製品の部品が該製品の生産工程に
適応して順次納入されるよう順次発注する部品発注方法
であって、臨時生産稼働日に生産が推定される製品の部
品を少なくとも該部品の発注に先立って発注先に連絡す
る連絡工程と、前記臨時生産稼働日に生産が計画された
製品の部品を該臨時生産稼働日の直前の納入便以降に少
なくとも該製品の生産工程に適応して納入されるよう発
注する発注工程とを備えることを要旨とする。
【0024】この本発明の第2の部品発注方法によれ
ば、発注先では、臨時生産稼働日に生産が推定される製
品の部品が連絡されるから、この連絡に基づいて部品の
納入の準備をすることができ、発注元では、最終的に臨
時生産稼働日に生産される製品が計画されてからこの計
画された製品の部品を発注することができる。この結
果、臨時生産稼働日に生産される製品の部品が過不足な
く納入されるよう発注することができ、過剰に部品が納
入されることに基づく臨時生産稼働日以降の部品の納入
の調整を行なう必要がない。
【0025】本発明の第3の部品発注方法は、生産稼働
日に生産が計画された製品の部品が該製品の生産工程に
適応して順次納入されるよう順次発注する部品発注方法
であって、臨時生産稼働日に生産される製品の計画数を
設定する計画数設定工程と、前記臨時生産稼働日の前の
少なくとも1日以上の生産稼働日に順次納入される部品
の各納入数が、前記生産工程に適応して納入計画された
部品の納入数と順次納入される納入の回数で前記計画数
を分割してなる補正数との和となるよう発注する発注工
程とを備える要旨とする。
【0026】この本発明の第3の部品発注方法によれ
ば、発注先では、発注元で補正された発注に基づいて部
品を納入すればよく、発注元では、臨時生産稼働日に生
産される製品数を分割して発注するから、臨時生産稼働
日に生産が計画されてからその日に生産が計画される製
品の部品を発注することができる。この結果、臨時生産
稼働日に生産される製品の部品が過不足なく納入される
よう発注することができ、過剰に部品が納入されること
に基づく臨時生産稼働日以降の部品の納入の調整を行な
う必要がない。
【0027】本発明の第4の部品発注方法は、生産稼働
日に生産が計画された製品の部品が該製品の生産工程に
適応して順次納入されるよう順次発注する部品発注方法
であって、臨時の生産稼働日を設定する臨時生産稼働日
設定工程と、該設定された臨時生産稼働日と前記部品の
発注先の制約条件とに基づいて前記臨時生産稼働日に生
産される製品の部品を発注する発注方法として、(1)
前記臨時生産稼働日に生産が推定される製品の部品の少
なくとも一部が該臨時生産稼働日の直前の納入便より前
の納入便により納入されるよう少なくとも一回発注し、
前記臨時生産稼働日に生産が計画された製品の部品のう
ち前記発注した部品では不足する部品が前記臨時生産稼
働日の直前の納入便により納入されるよう発注する第1
の発注方法と、(2)前記臨時生産稼働日に生産が推定
される製品の部品を少なくとも該部品の発注に先立って
発注先に連絡し、前記臨時生産稼働日に生産が計画され
た製品の部品を該臨時生産稼働日の直前の納入便以降に
少なくとも該製品の生産工程に適応して納入されるよう
発注する第2の発注方法と、(3)前記臨時生産稼働日
に生産される製品の計画数を設定し、前記臨時生産稼働
日の前の少なくとも1日以上の生産稼働日に順次納入さ
れる部品の各納入数が前記生産工程に適応して納入計画
された部品の納入数と順次納入される納入の回数で前記
計画数を分割してなる補正数との和となるよう発注する
第3の発注方法と、(4)前記臨時生産稼働日を通常の
生産稼働日とみなして該生産稼働日と同様に発注する第
4の発注方法とのうちのいずれかの発注方法を選択する
発注方法選択工程と、該選択された発注方法に基づいて
前記臨時生産稼働日に生産される製品の部品を発注する
発注工程とを備えることを要旨とする。
【0028】この本発明の第4の部品発注方法によれ
ば、臨時生産稼働日と発注先の制約条件とに基づいて発
注方法を選択するから、臨時生産稼働日に生産される製
品の部品の発注を発注先に応じたものとすることができ
る。しかも、臨時生産稼働日に生産される製品の部品が
ほぼ過不足なく納入されるよう発注することができ、過
剰に部品が納入されることに基づく臨時生産稼働日以降
の部品の納入の調整を行なう必要がないか少なくするこ
とができる。
【0029】本発明の第1の記録媒体は、コンピュータ
を、生産稼働日に生産が計画された製品の部品が該製品
の生産工程に適応して順次納入されるよう順次発注する
部品発注装置であって、臨時の生産稼働日を設定する臨
時生産稼働日設定手段と、該設定された臨時生産稼働日
に生産が推定される製品の部品の少なくとも一部が該臨
時生産稼働日の直前の納入便より前の納入便により納入
されるよう少なくとも一回発注する推定部品発注手段
と、前記臨時生産稼働日に生産が計画された製品の部品
のうち前記推定部品発注手段により発注した部品では不
足する部品が前記臨時生産稼働日の直前の納入便により
納入されるよう発注する不足部品発注手段とを備える部
品発注装置として機能させるコンピュータ読み取り可能
なプログラムを記録したことを要旨とする。
【0030】この本発明の第1の記録媒体は、コンピュ
ータを本発明の第1の部品発注装置として機能させるこ
とができる。したがって、コンピュータを本発明の第1
の部品発注装置として機能させた際には、本発明の第1
の部品発注装置が奏する効果と同一の効果を奏すること
ができる。
【0031】本発明の第2の記録媒体は、コンピュータ
を、生産稼働日に生産が計画された製品の部品が該製品
の生産工程に適応して順次納入されるよう順次発注する
部品発注装置であって、臨時の生産稼働日を設定する臨
時生産稼働日設定手段と、該設定された臨時生産稼働日
に生産が推定される製品の部品を少なくとも該部品の発
注に先立って発注先に連絡する推定部品連絡手段と、前
記臨時生産稼働日に生産が計画された製品の部品を該臨
時生産稼働日の直前の納入便以降に少なくとも該製品の
生産工程に適応して納入されるよう発注する計画部品発
注手段とを備える部品発注装置として機能させるコンピ
ュータ読み取り可能なプログラムを記録したことを要旨
とする。
【0032】この本発明の第2の記録媒体によれば、コ
ンピュータを本発明の第2の部品発注装置として機能さ
せることができる。したがって、コンピュータを本発明
の第2の部品発注装置として機能させた際には、本発明
の第2の部品発注装置が奏する効果と同一の効果を奏す
ることができる。
【0033】本発明の第3の記録媒体は、コンピュータ
を、生産稼働日に生産が計画された製品の部品が該製品
の生産工程に適応して順次納入されるよう順次発注する
部品発注装置であって、臨時の生産稼働日を設定する臨
時生産稼働日設定手段と、該設定された臨時生産稼働日
に生産される製品の計画数を設定する計画数設定手段
と、前記臨時生産稼働日の前の少なくとも1日以上の生
産稼働日に順次納入される部品の各納入数が、前記生産
工程に適応して納入計画された部品の納入数と順次納入
される納入の回数で前記計画数を分割してなる補正数と
の和となるよう発注を補正する発注補正手段とを備える
部品発注装置として機能させるコンピュータ読み取り可
能なプログラムを記録したことを要旨とする。
【0034】この本発明の第3の記録媒体によれば、コ
ンピュータを本発明の第3の部品発注装置として機能さ
せることができる。したがって、コンピュータを本発明
の第3の部品発注装置として機能させた際には、本発明
の第3の部品発注装置が奏する効果と同一の効果を奏す
ることができる。
【0035】本発明の第4の記録媒体は、コンピュータ
を、生産稼働日に生産が計画された製品の部品が該製品
の生産工程に適応して順次納入されるよう順次発注する
部品発注装置であって、臨時の生産稼働日を設定する臨
時生産稼働日設定手段と、前記部品の発注先の制約条件
を記憶する制約条件記憶手段と、前記臨時生産稼働日設
定手段により設定された臨時生産稼働日と前記制約条件
記憶手段により記憶された制約条件とに基づいて前記臨
時生産稼働日に生産される製品の部品を発注する発注方
法として、(1)前記臨時生産稼働日に生産が推定され
る製品の部品の少なくとも一部が該臨時生産稼働日の直
前の納入便より前の納入便により納入されるよう少なく
とも一回発注し、前記臨時生産稼働日に生産が計画され
た製品の部品のうち前記発注した部品では不足する部品
が前記臨時生産稼働日の直前の納入便により納入される
よう発注する第1の発注方法と、(2)前記臨時生産稼
働日に生産が推定される製品の部品を少なくとも該部品
の発注に先立って発注先に連絡し、前記臨時生産稼働日
に生産が計画された製品の部品を該臨時生産稼働日の直
前の納入便以降に少なくとも該製品の生産工程に適応し
て納入されるよう発注する第2の発注方法と、(3)前
記臨時生産稼働日に生産される製品の計画数を設定し、
前記臨時生産稼働日の前の少なくとも1日以上の生産稼
働日に順次納入される部品の各納入数が前記生産工程に
適応して納入計画された部品の納入数と順次納入される
納入の回数で前記計画数を分割してなる補正数との和と
なるよう発注する第3の発注方法と、(4)前記臨時生
産稼働日を通常の生産稼働日とみなして該生産稼働日と
同様に発注する第4の発注方法とのうちのいずれかの発
注方法を選択する発注方法選択手段と、該選択された発
注方法に基づいて前記臨時生産稼働日に生産される製品
の部品を発注する発注手段とを備える部品発注装置とし
て機能させるコンピュータ読み取り可能なプログラムを
記録したことを要旨とする。
【0036】この本発明の第4の記録媒体によれば、コ
ンピュータを本発明の第4の部品発注装置として機能さ
せることができる。したがって、コンピュータを本発明
の第4の部品発注装置として機能させた際には、本発明
の第4の部品発注装置が奏する効果と同一の効果を奏す
ることができる。
【0037】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例である
部品発注装置20の構成の概略を機能ブロックで示す構
成図である。実施例の部品発注装置20は、図示するよ
うに、生産稼働日を入力設定する生産稼働日設定部22
と、臨時生産稼働日を入力設定する臨時生産稼働日設定
部24と、各発注先の制約条件を記憶する制約条件記憶
部26と、部品の発注方法を選択する発注方法選択部2
8と、通常の部品発注処理を行なう通常部品発注部30
と、臨時部品を発注を行なう第1臨時部品発注部36,
第2臨時部品発注部42,第3臨時部品発注部48とを
備える。
【0038】図2は、実施例の部品発注装置20と各発
注先の部品受注装置61〜64とが接続されている様子
を例示する説明図である。図2に示すように、実施例の
部品発注装置20と各発注先の部品受注装置61〜64
は、いずれも汎用のコンピュータに所定のプログラムを
読み込ませてコンピュータを部品発注装置や部品受注装
置として機能させたものとして構成されており、実施例
の部品発注装置20と各発注先の部品受注装置61〜6
4はLAN接続または通信回線により接続されている。
したがって、実施例の部品発注装置20からの各発注先
への発注は、部品発注装置20からLANインタフェー
スや通信用のインタフェースを介して通信により行なう
ことができる。実施例の部品発注装置20として機能す
るコンピュータは、GUIを備えた汎用のものである。
そして、このコンピュータは、後述する処理を行なうプ
ログラムをコンピュータ読み込み可能に記録したCD−
ROMやDVD−ROMなどの記録媒体から所定のタイ
ミングでメインメモリに読み込んで実行することにより
実施例の部品発注装置20として機能するのである。な
お、こうした実施例の部品発注装置20として機能する
コンピュータのハード構成の詳細な説明については省略
する。上述の実施例の部品発注装置20の各機能ブロッ
クは、コンピュータのハード構成とソフトウエアとによ
って実現されるものである。以下に実施例の部品発注装
置20の各機能ブロックについてハード構成を考慮しな
がら詳細に説明する。
【0039】生産稼働日設定部22は、年間計画や6ヶ
月計画などの長期計画に基づいて生産ラインの稼働日を
入力設定および変更設定するものであり、臨時生産稼働
日設定部24は、臨時の生産稼働日を入力設定するもの
である。生産稼働日設定部22と臨時生産稼働日設定部
24は、共にハード構成としてはCRTなどに表示され
た入力画面にしたがって生産稼働日や臨時生産稼働日を
入力するキーボードやマウスなどの入力機器などが相当
する。制約条件記憶部26は、各発注先の稼働日や1日
における納入便,部品の納入準備に必要な時間などを制
約条件として記憶しており、ハード構成としてはコンピ
ュータのハードディスク装置などの外部記憶装置が相当
する。
【0040】発注方法選択部28は、入力設定された生
産稼働日や臨時生産稼働日における部品の発注方法を制
約条件記憶部26に記憶された各発注先の制約条件に基
づいて選択するものであり、ハード構成としてはコンピ
ュータのCPUやメインメモリなどが相当する。
【0041】通常部品発注部30は、通常の生産稼働日
に生産が計画された製品に必要な部品を各発注先に発注
するものであると共に臨時生産稼働日でも通常の生産稼
働日と同様に部品の発注を行なうことができる発注先に
対して臨時生産稼働日に生産が計画された製品に必要な
部品を発注するものであり、各発注先の制約条件に基づ
いて発注先毎に製品の生産に必要な部品を各組み付けポ
イントに対応する発注ポイントにおける次回発注までの
発注対象製品の種類と数量とを設定する発注製品設定部
32と、この発注製品設定部32により設定された発注
対象製品の種類と数量とに基づいて必要な部品を発注先
に発注する発注部34とを備える。即ち、通常部品発注
部30による発注は、前述した着工引き方式によって行
なうものである。
【0042】第1臨時部品発注部36は、臨時生産稼働
日に生産が行なわれる製品に必要な部品を各発注先に発
注する際に発注方法選択部28で選択される発注方法の
一つを実現する部品発注部であり、臨時生産稼働日に生
産が推定される製品に必要な部品の一部を臨時生産稼働
日より前の数日に亘って少なくとも1回発注する推定部
品発注部38と、臨時生産稼働日に生産が計画された製
品に必要な部品のうち推定部品発注部38による部品の
発注では不足する部品を臨時生産稼働日の直前の納入に
対する発注時に発注する不足部品発注部40とを備え
る。即ち、第1臨時部品発注部36による発注は、臨時
生産稼働日に生産される製品の計画が確定していない時
期に生産されるだろうと推定される製品に必要な部品の
一部を見込みとして発注して納入しておき、計画が確定
した後の臨時生産稼働日の直前の納入に対する発注時に
見込みで納入した部品では不足する分を発注するのであ
る。
【0043】第2臨時部品発注部42も、臨時生産稼働
日に生産が行なわれる製品に必要な部品を各発注先に発
注する際に発注方法選択部28で選択される発注方法の
一つを実現する部品発注部であり、臨時生産稼働日に生
産が推定される製品に必要な部品を臨時生産稼働日より
所定日数前に発注先に連絡する推定部品連絡部44と、
臨時生産稼働日に生産が計画された製品に必要な部品を
臨時生産稼働日の直前の納入に対する発注時に発注する
計画部品発注部46とを備える。即ち、第2臨時部品発
注部42による発注は、臨時生産稼働日に生産される製
品の計画が確定していない時期に生産されるだろうと推
定される製品に必要な部品を予め連絡して発注先に納入
準備を促し、直前に計画された部品を発注するのであ
る。
【0044】第3臨時部品発注部48は、通常部品発注
部30と共に動作して臨時生産稼働日に生産が行なわれ
る製品に必要な部品を各発注先に発注する際に発注方法
選択部28で選択される発注方法の一つを実現する部品
発注部を構成し、臨時生産稼働日に生産される製品の計
画数を設定する計画数設定部50と、この計画数設定部
50により設定された計画数を臨時生産稼働日から所定
日数前までの納入の回数で分割してなる補正数で通常部
品発注部30の発注製品設定部32により設定される発
注対象製品の種類と数量を上乗せ補正する発注補正部5
2とを備える。即ち、第3臨時部品発注部48による発
注は、通常部品発注部30による通常の生産稼働日にお
ける発注を少しずつ前倒しによる上乗せ補正を行なうも
のである。
【0045】なお、通常部品発注部30や第1臨時部品
発注部36,第2臨時部品発注部42,第3臨時部品発
注部48は、処理プログラムにより実行されるものであ
るから、ハード構成としてはコンピュータのCPUやメ
インメモリなどが相当する。
【0046】次に、こうして構成された実施例の部品発
注装置20の動作について部品発注装置20を車両の生
産ラインに適用したものを例にとって説明する。図3は
通常の生産稼働日における発注処理ルーチンの一例を示
すフローチャートであり、図4は着工引き方式を車両の
生産ラインに適用した際の組付ポイントと発注ポイント
とを説明する説明図である。図3に例示する通常発注処
理ルーチンは、通常の生産稼働日に生産が計画された製
品に必要な部品を各発注先に発注する際に実行されるも
のであり、図1における機能ブロックの発注方法選択部
28により通常部品発注部30が選択されたときの処理
に該当する。このルーチンは、発注先の制約条件として
定められている発注のタイミング毎に実行される。
【0047】この通常発注処理ルーチンが実行される
と、図4に例示する生産ラインにおける組付ポイントに
対応する発注ポイントにおける次回発注までの発注対象
車両の車種と数量とを設定し(ステップS100)、発
注対象車両に必要な部品の種類と数量とを算定して発注
先に発注して(ステップS102)、処理を終了する。
ここで、組付ポイントに対応する発注ポイントは、発注
してから納入されるまでに必要な時間としての納入リー
ドタイムと発注の間隔と安全時間との和で表わされる時
間だけ組付ポイントから上流側のポイントとして設定さ
れており、この発注ポイントから発注の間隔分だけ上流
側に位置する車両が発注対象車両に該当する。したがっ
て、発注ポイントで発注された部品は、発注対象車両の
1台目が組付ポイントより安全時間だけ上流側の位置に
到達した際に納入される。なお、安全時間は、生産ライ
ンをオフするラインオフ(L/O)台数の振れや納入リ
ードタイムの振れ,生産ライン工場内の物流時間などを
考慮するものである。
【0048】図5は、通常発注処理ルーチンにより日に
4回の受注と出荷を行なう発注先に部品の発注と納入と
を行なう様子を模式的に示す説明図である。この発注先
では、発注してから納入されるのに1日を要しており、
休日を挟む場合、2日前の発注に対して納入されてい
る。
【0049】図6は、臨時生産稼働日を設定して部品を
発注する際に実行される臨時部品発注処理ルーチンの一
例を示すフローチャートである。このルーチンが実行さ
れると、まず、臨時生産稼働日設定部24により臨時生
産稼働日の設定処理が行なわれる(ステップS11
0)。次に発注先毎に制約条件として、例えば設定され
た臨時生産稼働日でも通常の生産稼働日とみなして発注
可能かどうか、臨時生産稼働日に生産される製品の部品
の調達能力などを検索する(ステップS112)。そし
て、発注先毎に発注方法を選択し(ステップS11
4)、発注先毎に発注処理する(ステップS116)。
発注方法の選択は、通常部品発注部30による通常の発
注方法と第1臨時部品発注部36や第2臨時部品発注部
42,第3臨時部品発注部48による臨時の発注方法と
からなる4つの発注方法のうちのいずれかを発注先の制
約条件や取り決めに基づいて選択することにより行なわ
れる。これらの発注方法のうち、設定された臨時生産稼
働日を通常の生産稼働日とみなして発注する発注方法が
選択された場合には、通常部品発注部30による通常の
発注処理が行なわれる。この通常部品発注部30による
通常の発注処理については詳述した。以下に第1臨時部
品発注部36や第2臨時部品発注部42,第3臨時部品
発注部48による臨時の発注方法が選択された場合の処
理について詳述する。
【0050】図7は第1臨時部品発注部36による臨時
の発注方法が選択された場合に第1臨時部品発注部36
として実行される第1臨時発注処理ルーチンの一例を示
すフローチャートであり、図8は第1臨時部品発注部3
6による第1臨時発注処理によって4回の受注と出荷を
行なう発注先に部品の発注と納入とを行なう様子を模式
的に示す説明図である。この第1臨時発注処理ルーチン
が実行されると、まず、臨時生産稼働日に生産される車
両の車種と数量とを推定する処理が行なわれる(ステッ
プS120)。この推定は、例えば推定を行なった日近
傍に生産が計画された車種と数量とを用いて行なうこと
ができる。次に、推定された車両に必要な部品を臨時生
産稼働日より前の所定日数に亘って発注する(ステップ
S122)。ここで所定日数は、発注先の制約条件と推
定される車両の車種と数量とによって定められる。そし
て、設定された臨時生産稼働日の直前の納入に対する発
注時に、臨時生産稼働日に生産が計画された車両の車種
と数量とに基づく部品に対して発注済みの部品では不足
する部品を発注する(ステップS124)。この発注に
より臨時生産稼働日に部品が不足して生産ができないと
いった事態を回避することができる。推定に基づいて発
注するから、部品を過剰に発注する場合もある。この場
合、過剰分は、臨時生産稼働日の次の生産稼働日の納入
全体で減補正を行なうことによって調整する(ステップ
S126)。こうした、第1臨時部品発注部36による
第1臨時発注処理では、推定に基づいて部品の一部を発
注すると共に発注された部品の計画に基づく部品に対す
る不足分を直前に発注するから、臨時生産稼働日に生産
される車両に必要な部品を不足なく円滑に納入されるよ
う発注できると共に部品が過剰に発注され納入されるの
を少なくすることができる。この結果、過剰に部品が納
入されることに基づく臨時生産稼働日以降の部品の納入
の調整を少なくすることができ、発注および納入が振れ
るのを抑制することができる。
【0051】図9は第2臨時部品発注部42による臨時
の発注方法が選択された場合に第2臨時部品発注部42
として実行される第2臨時発注処理ルーチンの一例を示
すフローチャートであり、図10は第2臨時部品発注部
42による第2臨時発注処理によって4回の受注と出荷
を行なう発注先に部品の発注と納入とを行なう様子を模
式的に示す説明図である。この第2臨時発注処理ルーチ
ンが実行されると、まず、臨時生産稼働日に生産される
車両の車種と数量とを推定する処理が行なわれる(ステ
ップS130)。この推定も、前述の第1臨時発注処理
における推定と同様に、例えば推定を行なった日近傍に
生産が計画された車種と数量とを用いて行なうことがで
きる。次に、推定された車両に必要な部品と臨時生産稼
働日とを臨時生産稼働日より所定日数前に連絡する(ス
テップS132)。ここの所定日数も、第1臨時発注処
理と同様に発注先の制約条件と推定される車両の車種と
数量とによって定められる。そして、設定された臨時生
産稼働日の直前の納入に対する発注時に、臨時生産稼働
日に生産が計画された車両の車種と数量とに基づいて必
要な部品を発注する(ステップS134)。この第2臨
時部品発注部42による第2臨時発注処理では、発注先
は、臨時生産稼働日に生産が推定される車両に必要な部
品が連絡されるから、この連絡に基づいて部品の納入の
準備をすることができ、発注元は、最終的に臨時生産稼
働日に生産される車両の車種と数量とが計画されてから
この計画された車両の生産に必要な部品を発注すること
ができる。この結果、臨時生産稼働日に生産される車両
に必要な部品が過不足なく納入されるよう発注すること
ができ、過剰に部品が納入されることに基づく臨時生産
稼働日以降の部品の納入の調整を行なう必要がない。
【0052】図11は第3臨時部品発注部48による臨
時の発注方法が選択された場合に第3臨時部品発注部4
8および通常部品発注部30として実行される第3臨時
発注処理ルーチンの一例を示すフローチャートであり、
図12は第3臨時部品発注部48による第3臨時発注処
理によって4回の受注と出荷を行なう発注先に部品の発
注と納入とを行なう様子を模式的に示す説明図である。
この第3臨時発注処理ルーチンが実行されると、まず、
臨時生産稼働日に生産される車両の台数を計画する(ス
テップS140)。続いて、所定納入数で計画台数を分
割して割増台数を計算する(ステップS142)。ここ
で、所定納入数は、発注先の制約条件と計画台数とによ
って定められる。次に、臨時生産稼働日の直前の納入か
ら所定納入数だけ前の納入に対する発注時以降の発注と
して、発注ポイントにおける次回発注までの発注対象車
両の車種と数量を設定し(ステップS144)、この設
定された発注対象車両の車種と数量を割増台数分だけ上
乗せ補正する(ステップS146)。即ち、今回の発注
対象車両に割増台数分だけ次回の発注対象車両を追加し
たものを今回の発注対象車両とするのであり、いわゆる
割増台数分だけ各発注対象車両の台数を前倒しするので
ある。そして、補正された発注対象車両の生産に必要な
部品を発注先に発注して(ステップS148)、処理を
終了する。この第3臨時部品発注部48による第3臨時
発注処理では、発注先は、発注元で補正された発注に基
づいて部品を納入すればよく、発注元は、臨時生産稼働
日に生産される車両の台数を分割して前倒しで発注する
から、臨時生産稼働日に生産が計画されてから生産され
る車両に必要な部品を発注することができる。この結
果、臨時生産稼働日に生産される車両の部品が過不足な
く納入されるよう発注することができ、過剰に部品が納
入されることに基づく臨時生産稼働日以降の部品の納入
の調整を行なう必要がない。
【0053】以上説明した実施例の部品発注装置20に
よれば、発注先の制約条件に応じて臨時生産稼働日に生
産される製品(車両)に必要な部品を不足することがな
く発注し納品することができる。第1臨時部品発注部3
6による第1臨時発注処理を行なう発注先に対しては、
納入される部品の過剰を少なくすることができ、臨時生
産稼働日以降に行なわれる過剰分の調整を少なくするこ
とができる。第2臨時部品発注部42による第2臨時発
注処理や第3臨時部品発注部48による第3臨時発注処
理を行なう発注先に対しては、生産が計画された製品
(車両)に基づいて発注するから、納入される部品の過
剰を招くことがない。臨時生産稼働日でも通常の生産稼
働日と同様に発注と納入を行なうことができる発注先に
対しては、通常の部品発注処理が行なわれるから、円滑
に部品の発注および納入を行なうことができる。
【0054】こうした実施例の部品発注装置20では、
臨時生産稼働日に生産される製品に必要な部品の発注を
発注先の制約条件に応じて通常発注処理,第1臨時発注
処理,第2臨時発注処理,第3臨時発注処理の4つの発
注処理から一つを選択して行なったが、4つの発注処理
の組み合わせとして考えられる3つの発注処理から一つ
を選択して発注するものとしたり、4つの発注処理の組
み合わせとして考えられる2つの発注処理から一方を選
択して発注するものとしたり、発注先の制約条件を考慮
せずに第1臨時発注処理,第2臨時発注処理,第3臨時
発注処理の3つの発注処理のうちの一つの発注処理で発
注するものとしてもよい。
【0055】実施例の部品発注装置20では、車両の生
産ラインに適用して説明したが、生産されるものは車両
に限られず、如何なる製品であってもよい。また、生産
ライン上で製品が組み付けられるものに限られず、生産
ラインの存在しないものに対しても適用することができ
る。
【0056】実施例の部品発注装置20では、通常発注
処理,第1臨時発注処理,第2臨時発注処理,第3臨時
発注処理を臨時生産稼働日に生産される製品に必要な部
品を発注する際の部品発注装置による処理として説明し
たが、各処理は、臨時生産稼働日に生産される製品に必
要な部品を発注する際の部品発注方法として考えること
もできる。即ち、本発明の実施の形態として実施例の部
品発注装置20の動作として説明した各部品発注処理を
部品発注方法として捉えることができるのである。な
お、部品発注方法としての各処理の説明は上述の実施例
の部品発注装置20における各処理の説明と重複するも
のとなるから、その説明は省略する。
【0057】実施例の部品発注装置20では、汎用のコ
ンピュータに通常発注処理や第1臨時発注処理,第2臨
時発注処理,第3臨時発注処理などの各処理を行なうプ
ログラムをコンピュータ読み込み可能に記録したCD−
ROMやDVD−ROMなどの記録媒体から所定のタイ
ミングでメインメモリに読み込んで実行させることによ
り、コンピュータを実施例の部品発注装置20として機
能させたが、汎用のコンピュータを用いるのではなく、
専用機として構成するものとしてもよい。また、実施例
の部品発注装置20の動作として説明した各部品発注処
理の全部または一部のプログラムをコンピュータ読み込
み可能に記録したCD−ROMやDVD−ROMなどの
記録媒体とする態様も本発明の実施の形態の一つと考え
ることができる。
【0058】以上、本発明の実施の形態について実施例
を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である部品発注装置20の
構成の概略を機能ブロックで示す構成図である。
【図2】 実施例の部品発注装置20と各発注先の受注
装置61〜64とが接続されている様子を例示する説明
図である。
【図3】 通常の生産稼働日における発注処理ルーチン
の一例を示すフローチャートである。
【図4】 着工引き方式を車両の生産ラインに適用した
際の組み付けポイントと発注ポイントとを説明する説明
図である。
【図5】 通常発注処理ルーチンにより日に4回の受注
と出荷を行なう発注先に部品の発注と納入とを行なう様
子を模式的に示す説明図である。
【図6】 臨時生産稼働日を設定して部品を発注する際
に実行される臨時部品発注処理ルーチンの一例を示すフ
ローチャートである。
【図7】 第1臨時部品発注部36による臨時の発注方
法が選択された場合に第1臨時部品発注部36として実
行される第1臨時発注処理ルーチンの一例を示すフロー
チャートである。
【図8】 第1臨時部品発注部36による第1臨時発注
処理によって4回の受注と出荷を行なう発注先に部品の
発注と納入とを行なう様子を模式的に示す説明図であ
る。
【図9】 第2臨時部品発注部42による臨時の発注方
法が選択された場合に第2臨時部品発注部42として実
行される第2臨時発注処理ルーチンの一例を示すフロー
チャートである。
【図10】 第2臨時部品発注部42による第2臨時発
注処理によって4回の受注と出荷を行なう発注先に部品
の発注と納入とを行なう様子を模式的に示す説明図であ
る。
【図11】 第3臨時部品発注部48による臨時の発注
方法が選択された場合に第3臨時部品発注部48および
通常部品発注部30として実行される第3臨時発注処理
ルーチンの一例を示すフローチャートである。
【図12】 第3臨時部品発注部48による第3臨時発
注処理によって4回の受注と出荷を行なう発注先に部品
の発注と納入とを行なう様子を模式的に示す説明図であ
る。
【符号の説明】
20 部品発注装置、22 生産稼働日設定部、24
臨時生産稼働日設定部、26 制約条件記憶部、28
発注方法選択部、30 通常部品発注部、32発注製品
設定部、34 発注部、36 第1臨時部品発注部、3
8 推定部品発注部、40 不足部品発注部、42 第
2臨時部品発注部、44 推定部品連絡部、46 計画
部品発注部、48 第3臨時部品発注部、50 計画数
設定部、52 発注補正部、61〜64 部品受注装
置。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生産稼働日に生産が計画された製品の部
    品が該製品の生産工程に適応して順次納入されるよう順
    次発注する部品発注装置であって、 臨時の生産稼働日を設定する臨時生産稼働日設定手段
    と、 該設定された臨時生産稼働日に生産が推定される製品の
    部品の少なくとも一部が該臨時生産稼働日の直前の納入
    便より前の納入便により納入されるよう少なくとも一回
    発注する推定部品発注手段と、 前記臨時生産稼働日に生産が計画された製品の部品のう
    ち前記推定部品発注手段により発注した部品では不足す
    る部品が前記臨時生産稼働日の直前の納入便により納入
    されるよう発注する不足部品発注手段とを備える部品発
    注装置。
  2. 【請求項2】 前記推定部品発注手段は、複数日に亘っ
    て複数回の納入便で前記推定される製品の部品を発注す
    る手段である請求項1記載の部品発注装置。
  3. 【請求項3】 前記推定部品発注手段により発注した部
    品のうち前記臨時生産稼働日に生産が計画された製品の
    部品に対して過剰な部品が生じたとき、該臨時生産稼働
    日の次の生産稼働日に順次納入される部品の発注により
    該過剰分を補正する補正手段を備える請求項1または2
    記載の部品発注装置。
  4. 【請求項4】 生産稼働日に生産が計画された製品の部
    品が該製品の生産工程に適応して順次納入されるよう順
    次発注する部品発注装置であって、 臨時の生産稼働日を設定する臨時生産稼働日設定手段
    と、 該設定された臨時生産稼働日に生産が推定される製品の
    部品を少なくとも該部品の発注に先立って発注先に連絡
    する推定部品連絡手段と、 前記臨時生産稼働日に生産が計画された製品の部品を該
    臨時生産稼働日の直前の納入便以降に少なくとも該製品
    の生産工程に適応して納入されるよう発注する計画部品
    発注手段とを備える部品発注装置。
  5. 【請求項5】 前記推定部品連絡手段は、前記臨時生産
    稼働日より所定日数以前に前記推定される製品の部品を
    前記発注先に連絡する手段である請求項4記載の部品発
    注装置。
  6. 【請求項6】 生産稼働日に生産が計画された製品の部
    品が該製品の生産工程に適応して順次納入されるよう順
    次発注する部品発注装置であって、 臨時の生産稼働日を設定する臨時生産稼働日設定手段
    と、 該設定された臨時生産稼働日に生産される製品の計画数
    を設定する計画数設定手段と、 前記臨時生産稼働日の前の少なくとも1日以上の生産稼
    働日に順次納入される部品の各納入数が、前記生産工程
    に適応して納入計画された部品の納入数と順次納入され
    る納入の回数で前記計画数を分割してなる補正数との和
    となるよう発注を補正する発注補正手段とを備える部品
    発注装置。
  7. 【請求項7】 前記発注補正手段は、1日の臨時生産稼
    働日に対して複数の生産稼働日に亘って複数回の発注を
    補正する手段である請求項6記載の部品発注装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7いずれか記載の部品発
    注装置であって、 部品の発注先の制約条件を記憶する制約条件記憶手段
    と、 該記憶された部品の発注先の制約条件が前記臨時生産稼
    働日に生産稼働日と同様に納入可能な条件であるとき、
    該臨時生産稼働日を生産稼働日として部品の発注を行な
    うよう発注を管理する発注管理手段とを備える部品発注
    装置。
  9. 【請求項9】 生産稼働日に生産が計画された製品の部
    品が該製品の生産工程に適応して順次納入されるよう順
    次発注する部品発注装置であって、 臨時の生産稼働日を設定する臨時生産稼働日設定手段
    と、 前記部品の発注先の制約条件を記憶する制約条件記憶手
    段と、 前記臨時生産稼働日設定手段により設定された臨時生産
    稼働日と前記制約条件記憶手段により記憶された制約条
    件とに基づいて前記臨時生産稼働日に生産される製品の
    部品を発注する発注方法として、 (1)前記臨時生産稼働日に生産が推定される製品の部
    品の少なくとも一部が該臨時生産稼働日の直前の納入便
    より前の納入便により納入されるよう少なくとも一回発
    注し、前記臨時生産稼働日に生産が計画された製品の部
    品のうち前記発注した部品では不足する部品が前記臨時
    生産稼働日の直前の納入便により納入されるよう発注す
    る第1の発注方法と、 (2)前記臨時生産稼働日に生産が推定される製品の部
    品を少なくとも該部品の発注に先立って発注先に連絡
    し、前記臨時生産稼働日に生産が計画された製品の部品
    を該臨時生産稼働日の直前の納入便以降に少なくとも該
    製品の生産工程に適応して納入されるよう発注する第2
    の発注方法と、 (3)前記臨時生産稼働日に生産される製品の計画数を
    設定し、前記臨時生産稼働日の前の少なくとも1日以上
    の生産稼働日に順次納入される部品の各納入数が前記生
    産工程に適応して納入計画された部品の納入数と順次納
    入される納入の回数で前記計画数を分割してなる補正数
    との和となるよう発注する第3の発注方法と、 (4)前記臨時生産稼働日を通常の生産稼働日とみなし
    て該生産稼働日と同様に発注する第4の発注方法とのう
    ちのいずれかの発注方法を選択する発注方法選択手段
    と、 該選択された発注方法に基づいて前記臨時生産稼働日に
    生産される製品の部品を発注する発注手段とを備える部
    品発注装置。
  10. 【請求項10】 生産稼働日に生産が計画された製品の
    部品が該製品の生産工程に適応して順次納入されるよう
    順次発注する部品発注方法であって、 臨時生産稼働日に生産が推定される製品の部品の少なく
    とも一部が該臨時生産稼働日の直前の納入便より前の納
    入便により納入されるよう少なくとも一回発注する前発
    注工程と、 前記臨時生産稼働日に生産が計画された製品の部品のう
    ち前記発注した部品では不足する部品が前記臨時生産稼
    働日の直前の納入便により納入されるよう発注する後発
    注工程とを備える部品発注方法。
  11. 【請求項11】 生産稼働日に生産が計画された製品の
    部品が該製品の生産工程に適応して順次納入されるよう
    順次発注する部品発注方法であって、 臨時生産稼働日に生産が推定される製品の部品を少なく
    とも該部品の発注に先立って発注先に連絡する連絡工程
    と、 前記臨時生産稼働日に生産が計画された製品の部品を該
    臨時生産稼働日の直前の納入便以降に少なくとも該製品
    の生産工程に適応して納入されるよう発注する発注工程
    とを備える部品発注方法。
  12. 【請求項12】 生産稼働日に生産が計画された製品の
    部品が該製品の生産工程に適応して順次納入されるよう
    順次発注する部品発注方法であって、 臨時生産稼働日に生産される製品の計画数を設定する計
    画数設定工程と、 前記臨時生産稼働日の前の少なくとも1日以上の生産稼
    働日に順次納入される部品の各納入数が、前記生産工程
    に適応して納入計画された部品の納入数と順次納入され
    る納入の回数で前記計画数を分割してなる補正数との和
    となるよう発注する発注工程とを備える部品発注方法。
  13. 【請求項13】 生産稼働日に生産が計画された製品の
    部品が該製品の生産工程に適応して順次納入されるよう
    順次発注する部品発注方法であって、 臨時の生産稼働日を設定する臨時生産稼働日設定工程
    と、 該設定された臨時生産稼働日と前記部品の発注先の制約
    条件とに基づいて前記臨時生産稼働日に生産される製品
    の部品を発注する発注方法として、 (1)前記臨時生産稼働日に生産が推定される製品の部
    品の少なくとも一部が該臨時生産稼働日の直前の納入便
    より前の納入便により納入されるよう少なくとも一回発
    注し、前記臨時生産稼働日に生産が計画された製品の部
    品のうち前記発注した部品では不足する部品が前記臨時
    生産稼働日の直前の納入便により納入されるよう発注す
    る第1の発注方法と、 (2)前記臨時生産稼働日に生産が推定される製品の部
    品を少なくとも該部品の発注に先立って発注先に連絡
    し、前記臨時生産稼働日に生産が計画された製品の部品
    を該臨時生産稼働日の直前の納入便以降に少なくとも該
    製品の生産工程に適応して納入されるよう発注する第2
    の発注方法と、 (3)前記臨時生産稼働日に生産される製品の計画数を
    設定し、前記臨時生産稼働日の前の少なくとも1日以上
    の生産稼働日に順次納入される部品の各納入数が前記生
    産工程に適応して納入計画された部品の納入数と順次納
    入される納入の回数で前記計画数を分割してなる補正数
    との和となるよう発注する第3の発注方法と、 (4)前記臨時生産稼働日を通常の生産稼働日とみなし
    て該生産稼働日と同様に発注する第4の発注方法とのう
    ちのいずれかの発注方法を選択する発注方法選択工程
    と、 該選択された発注方法に基づいて前記臨時生産稼働日に
    生産される製品の部品を発注する発注工程とを備える部
    品発注方法。
  14. 【請求項14】 コンピュータを、 生産稼働日に生産が計画された製品の部品が該製品の生
    産工程に適応して順次納入されるよう順次発注する部品
    発注装置であって、 臨時の生産稼働日を設定する臨時生産稼働日設定手段
    と、 該設定された臨時生産稼働日に生産が推定される製品の
    部品の少なくとも一部が該臨時生産稼働日の直前の納入
    便より前の納入便により納入されるよう少なくとも一回
    発注する推定部品発注手段と、 前記臨時生産稼働日に生産が計画された製品の部品のう
    ち前記推定部品発注手段により発注した部品では不足す
    る部品が前記臨時生産稼働日の直前の納入便により納入
    されるよう発注する不足部品発注手段とを備える部品発
    注装置として機能させるコンピュータ読み取り可能なプ
    ログラムを記録した記録媒体。
  15. 【請求項15】 コンピュータを、 生産稼働日に生産が計画された製品の部品が該製品の生
    産工程に適応して順次納入されるよう順次発注する部品
    発注装置であって、 臨時の生産稼働日を設定する臨時生産稼働日設定手段
    と、 該設定された臨時生産稼働日に生産が推定される製品の
    部品を少なくとも該部品の発注に先立って発注先に連絡
    する推定部品連絡手段と、 前記臨時生産稼働日に生産が計画された製品の部品を該
    臨時生産稼働日の直前の納入便以降に少なくとも該製品
    の生産工程に適応して納入されるよう発注する計画部品
    発注手段とを備える部品発注装置として機能させるコン
    ピュータ読み取り可能なプログラムを記録した記録媒
    体。
  16. 【請求項16】 コンピュータを、 生産稼働日に生産が計画された製品の部品が該製品の生
    産工程に適応して順次納入されるよう順次発注する部品
    発注装置であって、 臨時の生産稼働日を設定する臨時生産稼働日設定手段
    と、 該設定された臨時生産稼働日に生産される製品の計画数
    を設定する計画数設定手段と、 前記臨時生産稼働日の前の少なくとも1日以上の生産稼
    働日に順次納入される部品の各納入数が、前記生産工程
    に適応して納入計画された部品の納入数と順次納入され
    る納入の回数で前記計画数を分割してなる補正数との和
    となるよう発注を補正する発注補正手段とを備える部品
    発注装置として機能させるコンピュータ読み取り可能な
    プログラムを記録した記録媒体。
  17. 【請求項17】 コンピュータを、 生産稼働日に生産が計画された製品の部品が該製品の生
    産工程に適応して順次納入されるよう順次発注する部品
    発注装置であって、 臨時の生産稼働日を設定する臨時生産稼働日設定手段
    と、 前記部品の発注先の制約条件を記憶する制約条件記憶手
    段と、 前記臨時生産稼働日設定手段により設定された臨時生産
    稼働日と前記制約条件記憶手段により記憶された制約条
    件とに基づいて前記臨時生産稼働日に生産される製品の
    部品を発注する発注方法として、 (1)前記臨時生産稼働日に生産が推定される製品の部
    品の少なくとも一部が該臨時生産稼働日の直前の納入便
    より前の納入便により納入されるよう少なくとも一回発
    注し、前記臨時生産稼働日に生産が計画された製品の部
    品のうち前記発注した部品では不足する部品が前記臨時
    生産稼働日の直前の納入便により納入されるよう発注す
    る第1の発注方法と、 (2)前記臨時生産稼働日に生産が推定される製品の部
    品を少なくとも該部品の発注に先立って発注先に連絡
    し、前記臨時生産稼働日に生産が計画された製品の部品
    を該臨時生産稼働日の直前の納入便以降に少なくとも該
    製品の生産工程に適応して納入されるよう発注する第2
    の発注方法と、 (3)前記臨時生産稼働日に生産される製品の計画数を
    設定し、前記臨時生産稼働日の前の少なくとも1日以上
    の生産稼働日に順次納入される部品の各納入数が前記生
    産工程に適応して納入計画された部品の納入数と順次納
    入される納入の回数で前記計画数を分割してなる補正数
    との和となるよう発注する第3の発注方法と、 (4)前記臨時生産稼働日を通常の生産稼働日とみなし
    て該生産稼働日と同様に発注する第4の発注方法とのう
    ちのいずれかの発注方法を選択する発注方法選択手段
    と、 該選択された発注方法に基づいて前記臨時生産稼働日に
    生産される製品の部品を発注する発注手段とを備える部
    品発注装置として機能させるコンピュータ読み取り可能
    なプログラムを記録した記録媒体。
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