JP4168401B2 - ボタン電話装置 - Google Patents

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本発明はボタン電話装置に関し、特に、1つの内線に同一ダイヤルイン番号を伴う複数のダイヤルイン呼の同時着信を可能にした構内交換機(PBX)に収容したときのダイヤルイン着信時の通話路切換操作を簡単にするものである。
ダイヤルイン機能は、構内交換機に収容されている所望の内線に対し、外部の電話機からダイヤルで直接接続できるようにする機能である。外部の電話機のユーザがダイヤルイン番号をダイヤルすると、構内交換機は予め設定されているダイヤルイン番号の対象内線を呼び出し、その対象内線に接続された内線電話機が応答することで、着信した局線と応答内線との間の通話路が形成される。
このようなダイヤルイン機能の利便性を向上させるため、電話局からの局線に構内交換機を接続し、構内交換機に電話機を接続したシステムにおいて、同一の番号情報を伴うダイヤルイン着信が複数存在する場合には、複数の機能ボタンに割り当てて着信を制御するダイヤルイン着信制御方式が提案されている(特許文献1参照)。このダイヤルイン着信制御方式によれば、図12に示すように、構内交換機101 に複数の機能ボタンを備えた多機能電話機又はボタン電話機をn台収容し、各電話機102-1 〜102-n の機能ボタンF1〜F5(図示せず)にダイヤルイン着信番号" 03-9999-1234" の着信表示が行われるように設定することにより、5本の回線を有するダイヤルイン局線105 からの着信時に各電話機102-1 〜102-n の機能ボタンF1〜F5に対応するランプで着信表示を行い、何れかの電話機が応答することで、ダイヤルイン局線105 と応答内線との間の通話路を形成する。また、例えば電話機102-1 が機能ボタンF1を押してダイヤルイン着信に応答しているときに、新たにダイヤルイン局線105 からダイヤルイン着信番号" 03-9999-1234" の着信があった場合は、各電話機102-1 〜102-n の機能ボタンF2〜F5の何れかのランプで着信表示を行い、電話機102-2 〜102-n の何れかが応答することで、ダイヤルイン局線105 と応答内線との間の通話路を形成する。一般回線106 に着信したときは、各電話機102-1 〜102-n の外線ボタンに対応するランプで着信表示を行う。
特開平4−104695号公報
図12に示すシステムに複数のボタン電話装置を収容し、ボタン電話装置毎にダイヤルイン番号を割り当てることが考えられる。図13はこのようなシステムの一例であり、主装置109 、110 と、それぞれの内線に収容されたボタン電話機111-1 〜111-n 、112-1 〜112-n からなる2つのボタン電話装置が構内交換機101 の内線に収容されている。このシステムでも図12と同様に、5本の回線を有するダイヤルイン局線105 からの着信時にボタン電話機111-1 〜111-n の5個の外線ボタンに対応するランプで着信表示を行い、何れかの電話機が応答することで、ダイヤルイン局線105 と応答したボタン電話機との間の通話路を形成する。また、5本の回線を有するダイヤルイン局線107 からの着信時にボタン電話機112-1 〜112-n の5個の外線ボタンに対応するランプで着信表示を行い、何れかの電話機が応答することで、ダイヤルイン局線107 と応答したボタン電話機との間の通話路を形成する。
しかしながら、図13に示すシステムにおいて、例えば電話機111-1 が外線1のボタンを押してダイヤルイン着信に応答しているときに、新たにダイヤルイン局線105 からダイヤルイン着信があった場合は、構内交換機101 のダイヤルイン着信用内線103-1 が使用中であるため、他の内線を使用しなければ、電話機111-2 〜111-n の何れかとダイヤルイン局線105 との間の通話路を形成できない。従って、ダイヤルイン局線105 の5回線の全てとボタン電話機111-1 〜111-n の内の5台との間に通話路を形成するためには、ダイヤルイン局線105 の回線数と同じ5本の内線が必要となる。主装置110 に収容されたボタン電話機についても同様であるから、全体で10本の内線がダイヤルイン着信のために必要となる。
つまり、電話局からの局線に交換機を接続し、さらに交換機にボタン電話装置を接続したシステムにおいては、特許文献1に記載されたような複数の機能ボタンに割り当てて制御することができない。詳細には、同一の番号情報を伴うダイヤルイン着信が複数存在すると、交換機からボタン電話装置の外線に対して物理的に複数の着信を振り分けることになり、多くの外線が必要となる。また、交換機に収容したダイヤルイン着信外線とボタン電話装置に接続する回線数とを同じにすると、1つの外線に同一の番号情報を伴うダイヤルイン着信回線が5つ存在可能であっても、1つのダイヤルイン回線しか利用できないので、ボタン電話装置の電話機がダイヤルイン着信と対応する回線を使用してしまうと、その外線を使用している間は同一の番号情報を伴っているダイヤルイン着信を受けることが出来なくなってしまうという問題が発生する。
そこで、この問題を解決するために、交換機に接続されたボタン電話装置がダイヤルイン着信に応答する際に、着信外線以外の空外線を捕捉し、特番をダイヤルすることで、交換機が特番を受信してダイヤルイン着信をダイヤルイン着信外線以外の空外線に接続する代理応答が考えられる。図13を用いて説明すると、ダイヤルイン局線105からダイヤルイン着信があった場合に、ボタン電話機111-1〜111-nの何れかで応答する際に外線ボタンに対応するランプを見て空外線の有無を確認し、空外線を捕捉した後に代理応答用特番をダイヤルすることにより、予め設定されている代理応答用内線103-2にダイヤルイン着信の通話路を切換えるものである。これにより、ダイヤルイン着信用の内線103-1が空くため、ダイヤルイン局線105から新たなダイヤルイン着信があったときに、内線103-1を用いてダイヤルイン局線105との間の通話路を形成できる。
しかしながら、前述した代理応答は、空外線の捕捉と特番のダイヤルという二つの操作が必要であるため、操作が煩わしい。また、代理応答用の特番を知らないと代理応答を行えない。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その第1の目的は、一つの操作で代理応答を可能にすることである。また、第2の目的は、特番をダイヤルせずに代理応答を可能にすることである。
請求項1に係る発明は、複数の外線捕捉ボタンを有するボタン電話機と、該ボタン電話機及び複数の外線を収容する主装置とからなり、ダイヤルイン局線と、該ダイヤルイン局線の回線数より少ない回線数のダイヤルイン着信内線とを備え、到来したダイヤルイン着信を前記ダイヤルイン着信線に通知するとともに前記着信通知したダイヤルイン着信内線に対応付けたダイヤルイン着信内線以外の内線への内線捕捉要求及び所定の制御情報の入力を検出すると、前記ダイヤルイン着信の通話路を前記内線捕捉要求及び前記制御情報の入力が検出された線に切換え接続する機能を有する交換機に接続されるボタン電話装置であって、前記ダイヤルイン着信の通知を検出する着信検出手段と、前記ボタン電話機における外線捕捉操作を検知する操作検知手段と、該操作検知手段による検知に応じて前記ダイヤルイン着信内線以外の内線の空の有無を判定する手段と、空があるとき、前記線捕捉要求及び前記制御情報を該空内線に送出する送出手段とを備えたことを特徴とするボタン電話装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1記載のボタン電話装置において、前記着信検手段による検に応じて前記ダイヤルイン着信内線に対応する外線の捕捉ボタンと前記ダイヤル着信内線以外の内線に対応する外線の捕捉ボタンとを同期して点滅表示させる手段を備えたことを特徴とするボタン電話装置である。
本発明によれば、ボタン電話機において外線捕捉操作を行うことにより、特番をダイヤルせず、かつ一つの操作で第1の通話路から第2の通話路に切換えて代理応答することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態に係る電話システムの構成を示す図であり、図2はそのシステムにおける構内交換機の設定を示す図である。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る電話システムは、構内交換機1と、構内交換機1に収容された2台の主装置2,3と、主装置2に収容された10台のボタン電話機4-1 〜4-10と、主装置3に収容された9台のボタン電話機5-1 〜5-9 とからなる。主装置2とボタン電話機4-1 〜4-10とが1つのボタン電話装置を構成し、主装置3とボタン電話機5-1 〜5-9 とが1つのボタン電話装置を構成する。
構内交換機1は、外線1〜4からなる4本の外線端子と、内線1〜16からなる16本の内線端子とを備えている。外線1、2、3、4には、それぞれダイヤルイン局線L1、一般回線L2、ダイヤルイン局線L3、一般回線L4が接続されている。内線1〜8は主装置2に接続され、内線9〜16は主装置3に接続されている。外線1、2、3、4は、構内交換機1内でそれぞれ内線1、2、9、3及び10に接続されている。内線4、5、6、7、8には、それぞれ2100、2110、2120、2130、2140が付与され、内線11、12、13、14、15、16には、それぞれ3200、3210、3220、3230、3240、3250が付与されている。
図1及び図2(a)に示すように、ダイヤルイン局線L1及びL3はそれぞれ5本の回線からなり、同一ダイヤルイン番号を伴う5個ずつのダイヤルイン呼の着信が可能である。また、内線1へのダイヤルイン着信は内線4、5、6、7へ切換えることで代理応答が可能であり、内線9へのダイヤルイン着信は内線11、12、13、14へ切換えることで代理応答が可能である。
図3に示すように、構内交換機1は、時分割通話路スイッチ11と、n個の外線トランク12-1〜12-nからなる外線トランク群12と、m個の内線制御回路13-1〜13-mからなる内線制御回路群13と、時分割通話路スイッチ11、外線トランク群12及び内線制御回路群13を制御する制御装置14とを備えている。外線トランク群12の一端は局線に接続され、他端は時分割通話路スイッチ11に接続されている。内線制御回路群13の一端は主装置に接続され、他端は時分割通話路スイッチ11に接続されている。制御装置14はCPU14a とメモリ14b とを備えており、メモリ14b には図2に示した接続のための設定が記憶されている。
図4に示すように、主装置2は、時分割通話路スイッチ21と、m個の外線インタフェース22-1〜22-mからなる外線インタフェース群22と、k個の内線インタフェース23-1〜23-kからなる内線インタフェース群23と、時分割通話路スイッチ21、外線インタフェース群22及び内線インタフェース群23を制御する制御装置24とを備えている。外線インタフェース群22の一端は構内交換機1に接続され、他端は時分割通話路スイッチ21に接続されている。内線インタフェース群23の一端はボタン電話機に接続され、他端は時分割通話路スイッチ21に接続されている。制御装置24はCPU24a とメモリ24b とを備えており、メモリ24には、この主装置2が後述する各種動作を実行する際に使用するプログラム等が記憶されている。なお、主装置3の構成も主装置2と同じである。
図1に示す各ボタン電話機は同じ構成を持っているので、ここではボタン電話機4として図5を参照しながら構成を説明する。ボタン電話機4は、主装置に接続された伝送回路41と、伝送回路41に接続された通話回路42と、通話回路42に接続されたハンドセット43とを備えている。また、CPU44と、それぞれがCPU44に接続された外線ボタン45、ダイヤルボタン46、機能ボタン47、フックスイッチ48、メモリ49、液晶表示部50、発光ダイオード表示部51及びトーンリンガ52を備えている。トーンリンガ52にはスピーカ53が接続されている。外線ボタン45と発光ダイオード表示部51とは、ボタン電話機4の筐体の表面に並んで配置されており、本実施形態では、外線ボタン45は構内交換機1の内線1〜8又は内線9〜16に対応する8個のボタンからなり、発光ダイオード表示部51も各ボタンに対応する8個の発光ダイオード(以下、LEDという)からなる。
以上の構成を有する電話システムの動作を説明する。本実施形態に係る電話システムは主装置2、3の設定により、ダイヤルイン着信時の動作モードを3種類の異なるモードから選択することが可能であり、以下、それらの動作モードを順に説明する。
〔1〕第1の動作モード
ダイヤルイン着信があったとき、ボタン電話機では、外線ボタン45の内、ダイヤルイン着信した外線(外線1)のボタンに対応するLEDが点滅する。(1)この状態でオフフックすると、着信した外線にそのまま応答し、代理応答は行わない。(2)前記LEDが点滅している状態で、オフフックせずに点滅中のLEDに対応する外線ボタンを押下し、一定時間以内にオフフックすると、空外線を捕捉し、代理応答特番を送出して、代理応答を行う。ただし、空外線がない場合は、そのまま着信に応答し、代理応答は行わない。(3)一定時間経過後にオフフックした場合は、着信した外線にそのまま応答し、代理応答は行わない。(4)一定時間経過後もオフフックしない場合は、着信時の状態に戻る。(5)前記LEDが点滅している状態で、オフフックせずに点滅中のLEDに対応する外線ボタン以外の外線ボタンを押下した場合は、押下した外線を捕捉し、発信を可能にする。
図6、7は、それぞれこの動作モードにおける主装置の制御装置24内のCPU24a の着信検出及び外線捕捉動作を示すフローチャートである。以下の説明では、便宜上、図2における主装置2のダイヤルイン着信時の動作について説明する。
図1におけるダイヤルイン局線L1からの着信は、構内交換機1における外線1に対応する外線トランク(ここでは12-1とする)から時分割通話路スイッチ11を通って内線1に対応する内線制御回路(ここでは13-1とする)へ送られ、そこから主装置2の外線インタフェース(ここでは22-1とする)へ送られる。主装置2では、制御装置24のCPU24a が外線インタフェース群22における着信の有無を監視しており(図6のステップS1)、着信を検出したときは(ステップS1でYES )、内線インタフェース群23を介して、ボタン電話機4-1 〜4-10に着信鳴動要求及び着信外線(外線1)に対応するLEDの点滅要求を行い(ステップS2の着信処理)、ステップS1に戻る。着信を検出しなかったときは、着信停止の有無を判定し(ステップS3)、着信停止を検出したときは(ステップS3でYES )、内線インタフェース群23を介して、ボタン電話機4-1 〜4-10に着信鳴動停止要求及び着信回線(外線1)に対応するLEDの点滅停止要求を行い(ステップS4の着信停止処理)、ステップS1に戻る。着信停止を検出しなかったときは、そのままステップS1に戻る。
主装置2の制御装置24はフックスイッチ48及び外線ボタン45の状態を監視しており、オフフックを検出したときは(図7のステップS11でYES )、代理応答の要求があるか否かを判定し(ステップS12)、ない場合(ステップS12でNO)は着信の有無を判定する(ステップS16)。ダイヤルイン着信した外線(外線1)のボタンが押下されていない場合は代理応答要求がないため、ステップS16へ移行して着信の有無を判定する。ダイヤルイン着信があった場合は、その着信外線(外線1)を捕捉した後に外線処理を行う(ステップS22、24)。これにより、オフフックしたボタン電話機が主装置2を通して構内交換機1の内線1につながり、ダイヤルイン局線L1との間に通話路が形成される。これは前記(1)の場合の動作である。なお、ステップS16で着信がなかった場合は内線捕捉処理を行う。
ステップS11にてオフフックを検出せず、ステップS18にてダイヤルイン着信した外線(外線1)のボタンが押下されたと判定したときは、空外線の有無を判定する(ステップS19)。ここで、代理応答可能な全ての外線(主装置2の場合は構内交換機1の内線4〜7)の内、発信用に確保した所定数以外が使用中の場合に空外線なしとする。空外線がある場合は、タイマをスタートさせ、代理応答要求を行った後に(ステップS20、21)、ステップS11へ戻る。このステップS11でオフフックが検出された場合は、ステップS12で代理応答要求の有無を判定する。ここでは、代理応答要求があるため、ステップS13へ移行してタイムアップか否かを判定する。そして、タイムアップでなければ、構内交換機1に対して代理応答用外線(外線4〜7)の捕捉要求を行い(ステップS14)、構内交換機1へ代理応答用特番を送出する(ステップS15)。ステップS19で空外線がなかった場合は、着信外線を捕捉した後に外線処理を行う(ステップS22、24)。これは前記(2)の場合の動作である。
ステップS13でタイムアップとなった場合は、ダイヤルインした着信外線(外線1)の捕捉要求を行った後に、外線処理を行い(ステップS16でYES 、S22、S24)、着信に応答する。これは前記(3)の場合の動作である。
ステップS11にてオフフックを検出せず、ステップS18にてダイヤルイン着信した外線(外線1)のボタン以外の外線ボタン(外線2〜8の何れか)が押下されたと判定したときは(ステップS18でNO)、その押下された外線の捕捉を要求し(ステップS23)、外線処理を行う(ステップS24)。これは前記(5)の場合の動作である。
〔2〕第2の動作モード
ダイヤルイン着信があったとき、ボタン電話機では、外線ボタン45の内、ダイヤルイン着信した外線(外線1)のボタンに対応するLEDが点滅する。(1)この状態でオフフックすると、空外線を捕捉し、代理応答特番を送出し、代理応答を行う。ただし、空外線がない場合は、そのまま着信に応答し、代理応答は行わない。(2)前記LEDが点滅している状態で、オフフックせずに点滅中のLEDに対応する外線ボタンを押下すると、空外線を捕捉し、代理応答特番を送出して代理応答を行う。ただし、空外線がない場合は、そのまま着信に応答し、代理応答は行わない。(3)前記LEDが点滅している状態で、オフフックせずに点滅中のLEDに対応する外線ボタン以外の外線ボタンを押下した場合は、空外線を捕捉し、代理応答特番を送出して代理応答を行う。ただし、空外線がない場合は、そのまま着信に応答し、代理応答は行わない。つまり、この動作モードでは、ユーザがいずれの操作を行っても、空外線がある限り、代理応答を行う。
図8は、この動作モードにおける主装置の動作を示すフローチャートである。ここでも、第1の動作モードの説明と同様に図2における主装置2の着信時の動作について説明する。なお、この動作モードにおける着信処理は第1の動作モードの着信処理(図6)と同じであるため説明は省略し、外線捕捉処理について図8を参照しながら説明する。
主装置2の制御装置24内のCPU24a はフックスイッチ48及び外線ボタン45の状態を監視しており、オフフックを検出したときは(図8のステップS41でYES )、着信の有無を判定する(ステップS42)。ここでは、ダイヤルイン着信があった場合を考えているので、ステップS43へ移行して、最も古い着信がダイヤルイン着信であるか否かを判定する。判定の結果、最も古い着信がダイヤルイン着信であれば、空外線の有無を判定し(ステップS44)、空外線があった場合(ステップS44でYES )は、構内交換機1に対して代理応答用外線(外線4〜7の何れか)の捕捉要求を行い(ステップS45)、構内交換機1へ代理応答用特番を送出する(ステップS46)。空外線がなかった場合(ステップS44でNO)は、ダイヤルイン着信した外線(外線1)の捕捉要求を行った後に外線処理を行う(ステップS47、48)。これは前記(1)の場合の動作である。
ステップS43で最も古い着信がダイヤルイン着信ではないと判定された場合(ステップS43でNO)は、最も古い着信に対応する着信外線の捕捉を要求し、外線処理を行う(ステップS47、48)。この処理は、ダイヤルイン着信よりも前の一般着信に対する処理が済んでいない場合の動作である。なお、ステップS42で着信がないと判定した場合は内線捕捉処理(ステップS49)を行った後に終了する。
ステップS41にてオフフックを検出せず、ステップS50にてダイヤルイン着信した外線(外線1)のボタンが押下されたと判定したときは、空外線の有無を判定する(ステップS44)。空外線があった場合(ステップS44でYES )は、代理応答用外線の捕捉要求を行い(ステップS45)、代理応答用特番を送出する(ステップS46)。空外線がなかった場合(ステップS44でNO)は、ダイヤルイン着信した外線(外線1)の捕捉要求を行った後に外線処理を行う(ステップS47、48)。これは前記(2)の場合の動作である。
ステップS41にてオフフックを検出せず、ステップS50にてダイヤルイン着信した外線(外線1)のボタン以外の代理応答用外線(外線4〜7の何れか)のボタンが押下されたと判定したときは(ステップS50でNO)、ダイヤルイン着信の有無を判定する(ステップS51)。ここでは、ダイヤルイン着信があった場合を考えているので、構内交換機1に対して代理応答用外線の捕捉要求を行い(ステップS45)、構内交換機1へ特番を送出する(ステップS46)。これは前記(3)の場合の動作である。なお、ダイヤルイン着信がなかった場合(ステップS51でNO)は、押下された外線ボタンのボタンに対応する外線の捕捉を要求し(ステップS52)、外線処理を行う(ステップS48)。
〔3〕第3の動作モード
この動作モードでは、ダイヤルイン着信があったとき、ボタン電話機では、外線ボタン45の内、ダイヤルイン着信した外線(外線1)のボタンに対応するLEDと代理応答用外線に対応する外線ボタン45のボタンのLEDとを同期して点滅させる。(1)この状態でオフフックした場合は、代理応答用外線を捕捉し、代理応答特番を送出して、代理応答を行う。(2)前記LEDが点滅している状態で、オフフックせずに点滅中のLEDに対応するボタンを押下すると、代理応答用外線を捕捉し、代理応答特番を送出して代理応答を行う。(3)前記LEDが点滅している状態で、代理応答用外線のボタンを押下すると、代理応答用外線を捕捉し、代理応答特番を送出して代理応答を行う。(4)前記LEDが点滅している状態で、オフフックせずに点滅中のLEDに対応するボタン以外の外線ボタンを押下すると、押下した外線を捕捉し、発信を可能にする。
図9及び図10は、この動作モードにおける主装置の動作を示すフローチャートである。ここでも、第1の動作モードの説明と同様に図2における主装置2の着信時の動作について説明する。
主装置2では、制御装置24が外線インタフェース群22の状態を監視しており、新たな着信を検出したときは(ステップS61でYES )、内線インタフェース群23を介して、ボタン電話機4-1 〜4-10に着信鳴動要求及び着信外線(外線1)に対応するLEDの点滅要求を行う(ステップS62の着信処理)。次に、その着信がダイヤルイン着信であるか否かを判定し(ステップS63)、ダイヤルイン着信外線への着信であった場合は、代理応答用の空外線の有無を判定する(ステップS64)。空外線がある場合には(ステップS64でYES )、ボタン電話機4-1 〜4-10の空いている代理応答用外線(外線4〜7)ボタンのうち何れかの1つに対応するLEDと着信外線(外線1)ボタンに対応するLEDの同期点滅要求を行うと共に構内交換機1に対して代理応答用外線の捕捉要求を行い(ステップS65の代理応答外線捕捉処理)、ステップS61へ戻る。空外線がない場合には、代理応答用外線の空待ち状態をセットした後に(ステップS66)ステップS61へ戻る。この空待ち状態は、終話等により外線が空き、代理応答外線捕捉処理が行われることでリセットされる。
新たな着信がなかった場合は(ステップS61でNO)、終話の有無を判定し(ステップS67)、終話があった場合は終話処理を行う(ステップS68)。終話がなかった場合は着信停止の有無を判定し(ステップS70)、着信停止があった場合は(ステップS70でYES )着信停止処理を行う(ステップS71)。終話処理又は着信停止処理の結果、外線が1つ空くので、終話処理又は着信停止処理を行った後にダイヤルイン着信に対する代理応答用外線の空待ち状態か否かを判定し(ステップS69)、空待ち状態であった場合は代理応答外線捕捉処理(ステップS65)を行った後にステップS61へ戻り、空待ち状態でなかった場合はそのままステップS61へ戻る。
主装置2の制御装置24はフックスイッチ48及び外線ボタン45の状態を監視しており、オフフックを検出したときは(図10のステップS81でYES )、着信の有無を判定する(ステップS82)。ここでは、ダイヤルイン着信があった場合を考えているので、ステップS83へ移行して、最も古い着信がダイヤルイン着信であるか否かを判定する。判定の結果、最も古い着信がダイヤルイン着信であれば(ステップS83でYES )、構内交換機1に対して代理応答用外線(外線4〜7の何れか)の捕捉要求を行い(ステップS88)、構内交換機1へ代理応答用特番を送出(ステップS89)した後に、着信鳴動の停止及びLEDによる外線使用状態表示開始の指令を行う(ステップS85の外線処理)。これは前記(1)の場合の動作である。
最も古い着信がダイヤルイン着信でなかった場合は、最も古い着信に対応する着信外線の捕捉を要求し、外線処理を行う(ステップS84、85)。この処理は、ダイヤルイン着信よりも前の一般着信に対する処理が済んでいない場合の動作である。なお、ステップS82で着信がないと判定した場合は内線捕捉処理(ステップS86)を行った後に終了する。
ステップS81にてオフフックを検出せず、ステップS87にてダイヤルイン着信した外線(外線1)のボタンが押下されたと判定したときは、代理応答用外線の捕捉要求を行い(ステップS88)、代理応答用特番を送出(ステップS89)した後に、外線処理を行う(ステップS85)。これは前記(2)の場合の動作である。
ステップS87にてダイヤルイン着信した外線(外線1)のボタンが押下されていないと判定したときは、外線1のボタンと同期点滅中の代理応答専用ボタン(外線4〜7の何れかのボタン)が押下されたか否かを判定し(ステップS90)、押下された場合は代理応答用外線の捕捉要求を行い(ステップS88)、代理応答用特番を送出(ステップS89)した後に、外線処理を行う(ステップS85)。これは前記(3)の場合の動作である。
ステップS90にて代理応答専用ボタンが押下されていない(ステップS90でNO)と判定したときは、押下したボタン(代理応答専用ボタン以外の全ての外線2〜8の何れか)に対応する外線を捕捉し、発信を可能にする。これは前記(4)の場合の動作である。
以上、主装置及びボタン電話機の3つの動作モードについて説明した。次に、構内交換機1の動作について、図11のフローチャートを参照しながら説明する。なお、構内交換機1の動作は前記3つの動作モードに共通である。
構内交換機1の制御装置14は内線制御回路群13の状態を監視しており、内線制御回路群13に回線捕捉要求が送られてくると(ステップS101 でYES )、メモリ14b を参照して空内線の有無を判定する(ステップS102 )。そして、空内線がある場合は空内線を捕捉し(ステップS103 )、空内線がない場内はビジートーン発生等のエラー処理を行い(ステップS104 )、どちらの場合もステップS101 へ戻る。次に、代理応答用特番を検出した場合は(ステップS105 でYES )、ダイヤルイン着信外線(局線L1)とステップS103 で捕捉した空内線とを時分割通話路スイッチ11により接続し(ステップS106 )、ダイヤルイン着信内線(内線1)の終話処理を行う。これにより、代理応答が行われる。ステップS105 で検出したのが代理応答用特番ではなかった(その他のダイヤル番号等)場合は、その他の処理を行う(ステップS108 )。
本発明の実施形態に係る電話システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態における構内交換機の設定を示す図である。 本発明の実施形態における構内交換機の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態における主装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるボタン電話機の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態における主装置の着信処理の一例のフローチャートである。 本発明の実施形態における主装置の外線捕捉処理の一例のフローチャートである。 本発明の実施形態における主装置の外線捕捉処理の他の一例のフローチャートである。 本発明の実施形態における主装置の着信処理の他の一例のフローチャートである。 本発明の実施形態における主装置の外線捕捉処理のさらに他の一例のフローチャートである。 本発明の実施形態における構内交換機の処理のフローチャートである。 1つの内線に同一ダイヤルイン番号を伴う複数のダイヤルイン呼の着信を可能にした構内交換機に多機能電話機又はボタン電話機を収容したシステムの構成を示す図である。 1つの内線に同一ダイヤルイン番号を伴う複数のダイヤルイン呼の着信を可能にした構内交換機にボタン電話装置を収容したシステムの構成を示す図である。
符号の説明
1・・・構内交換機、2、3・・・主装置、4-1 〜4-10、5-1 〜5-9 ・・・ボタン電話機、22・・・外線インタフェース群、23・・・内線インタフェース群、24・・・制御装置、45・・・外線ボタン、48・・・フックスイッチ、51・・・LED表示部。

Claims (2)

  1. 複数の外線捕捉ボタンを有するボタン電話機と、
    該ボタン電話機及び複数の外線を収容する主装置とからなり、
    ダイヤルイン局線と、該ダイヤルイン局線の回線数より少ない回線数のダイヤルイン着信内線とを備え、到来したダイヤルイン着信を前記ダイヤルイン着信線に通知するとともに前記着信通知したダイヤルイン着信内線に対応付けたダイヤルイン着信内線以外の内線への内線捕捉要求及び所定の制御情報の入力を検出すると、前記ダイヤルイン着信の通話路を前記内線捕捉要求及び前記制御情報の入力が検出された線に切換え接続する機能を有する交換機に接続されるボタン電話装置であって、
    前記ダイヤルイン着信の通知を検出する着信検出手段と、前記ボタン電話機における外線捕捉操作を検知する操作検知手段と、該操作検知手段による検知に応じて前記ダイヤルイン着信内線以外の内線の空の有無を判定する手段と、空があるとき、前記線捕捉要求及び前記制御情報を該空内線に送出する送出手段とを備えたことを特徴とするボタン電話装置。
  2. 請求項1記載のボタン電話装置において、
    前記着信検手段による検に応じて前記ダイヤルイン着信内線に対応する外線の捕捉ボタンと前記ダイヤル着信内線以外の内線に対応する外線の捕捉ボタンとを同期して点滅表示させる手段を備えたことを特徴とするボタン電話装置。
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