JP4168157B1 - 製剤用球形核粒子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】100μm未満の粒子5%以下(0%を含む)、100μm以上、500μm未満の粒子90%以上、500μm以上の粒子5%以下(0%を含む)の粒度分布を有し、かつ粒子硬度が200g/mm2以上の球形水酸化マグネシウム粒子からなる製剤用球形核粒子。
【選択図】なし
Description
本発明の第9態様によると、50〜200g/mm 2 の粒子硬度を有する球状酸化マグネシウム粗粒子とこの粗粒子より小さい粒径を有する水酸化マグネシウム微粒子とが集合された球形複合粒子であって、100μm未満の粒子5%以下(0%を含む)、100μm以上、500μm未満の粒子90%以上、500μm以上の粒子5%以下(0%を含む)の粒度分布を有し、かつ粒子硬度が200g/mm 2 以上で、前記酸化マグネシウム粗粒子より大きい粒子硬度を有することを特徴とする製剤用球形核粒子が提供される。
本発明の第9態様において、前記球形複合粒子は前記球状酸化マグネシウム粗粒子に前記水酸化マグネシウム微粒子の層を形成したコアシェル構造を有し、かつ0.8g/mL以上の嵩密度を有することが好ましい。
本発明の第10態様によると、50〜200g/mm 2 の粒子硬度を有する球状酸化マグネシウム粗粒子とこの粗粒子より小さい粒径を有する水酸化マグネシウム微粒子とが集合された球形複合粒子であって、45μm未満の粒子5%以下(0%を含む)、45μm以上、150μm未満の粒子90%以上、150μm以上の粒子5%以下(0%を含む)の粒度分布を有し、かつ粒子硬度が200g/mm 2 以上で、前記酸化マグネシウム粗粒子より大きい粒子硬度を有することを特徴とする製剤用球形核粒子が提供される。
本発明の第10態様において、前記球形複合粒子は前記球状酸化マグネシウム粗粒子に前記水酸化マグネシウム微粒子の層を形成したコアシェル構造を有し、かつ0.8g/mL以上の嵩密度を有することが好ましい。
本発明の第11態様によると、50〜300g/mm 2 の粒子硬度を有する球状水酸化マグネシウム粗粒子とこの粗粒子より小さい粒径を有する酸化マグネシウム微粒子とが集合された球形複合粒子であって、100μm未満の粒子5%以下(0%を含む)、100μm以上、500μm未満の粒子90%以上、500μm以上の粒子5%以下(0%を含む)の粒度分布を有し、かつ粒子硬度が200g/mm 2 以上で、前記水酸化マグネシウム粗粒子より大きい粒子硬度を有することを特徴とする製剤用球形核粒子が提供される。
本発明の第11態様において、前記球形複合粒子は前記球状水酸化マグネシウム粗粒子に前記酸化マグネシウム微粒子の層を形成したコアシェル構造を有し、かつ0.8g/mL以上の嵩密度を有することが好ましい。
本発明の第12態様によると、50〜300g/mm 2 の粒子硬度を有する球状水酸化マグネシウム粗粒子とこの粗粒子より小さい粒径を有する酸化マグネシウム微粒子とが集合された球形複合粒子であって、45μm未満の粒子5%以下(0%を含む)、45μm以上、150μm未満の粒子90%以上、150μm以上の粒子5%以下(0%を含む)の粒度分布を有し、かつ粒子硬度が200g/mm 2 以上で、前記水酸化マグネシウム粗粒子より大きい粒子硬度を有することを特徴とする製剤用球形核粒子が提供される。
本発明の第12態様において、前記球形複合粒子は前記球状水酸化マグネシウム粗粒子に前記酸化マグネシウム微粒子の層を形成したコアシェル構造を有し、かつ0.8g/mL以上の嵩密度を有することが好ましい。
第1実施形態に係る製剤用球形核粒子は、100μm未満の粒子5%以下(0%を含む)、100μm以上、500μm未満の粒子90%以上、500μm以上の粒子5%以下(0%を含む)の粒度分布を有し、かつ粒子硬度が200g/mm2以上の球形水酸化マグネシウム粒子からなる。
第2実施形態に係る製剤用球形核粒子は、45μm未満の粒子5%以下(0%を含む)、45μm以上、150μm未満の粒子90%以上、150μm以上の粒子5%以下(0%を含む)の粒度分布を有する以外、実質的に前記第1実施形態の製剤用球形核粒子と同様な構成、すなわち粒子硬度が200g/mm2以上の球形水酸化マグネシウム粒子からなる。
第3実施形態に係る製剤用球形核粒子は、100μm未満の粒子5%以下(0%を含む)、100μm以上、500μm未満の粒子90%以上、500μm以上の粒子5%以下(0%を含む)の粒度分布を有し、かつ粒子硬度が200g/mm2以上の球形酸化マグネシウム粒子からなる。
第4実施形態に係る製剤用球形核粒子は、45μm未満の粒子5%以下(0%を含む)、45μm以上、150μm未満の粒子90%以上、150μm以上の粒子5%以下(0%を含む)の粒度分布を有する以外、実質的に前記第3実施形態の製剤用球形核粒子と同様な構成、すなわち粒子硬度が200g/mm2以上の球形酸化マグネシウム粒子からなる。
第5実施形態に係る製剤用球形核粒子は、50〜200g/mm2の粒子硬度を有する球状酸化マグネシウム粗粒子と水酸化マグネシウム微粒子とが集合した球形複合粒子であって、100μm未満の粒子5%以下(0%を含む)、100μm以上、500μm未満の粒子90%以上、500μm以上の粒子5%以下(0%を含む)の粒度分布を有し、かつ粒子硬度が200g/mm2以上で、前記酸化マグネシウム粗粒子より大きい粒子硬度を有する。
第6実施形態に係る製剤用球形核粒子は、45μm未満の粒子5%以下(0%を含む)、45μm以上、150μm未満の粒子90%以上、150μm以上の粒子5%以下(0%を含む)の粒度分布を有する以外、実質的に前記第5実施形態の製剤用球形核粒子と同様な構成、すなわち50〜200g/mm2の粒子硬度を有する球状酸化マグネシウム粗粒子と水酸化マグネシウム微粒子とが集合され、粒子硬度が200g/mm2以上で、前記酸化マグネシウム粗粒子より大きい粒子硬度を有する球形複合粒子からなる。
第7実施形態に係る製剤用球形核粒子は、50〜300g/mm2の粒子硬度を有する球状水酸化マグネシウム粗粒子と酸化マグネシウム微粒子とが集合した球形複合粒子であって、100μm未満の粒子5%以下(0%を含む)、100μm以上、500μm未満の粒子90%以上、500μm以上の粒子5%以下(0%を含む)の粒度分布を有し、かつ粒子硬度が200g/mm2以上で、前記水酸化マグネシウム粗粒子より大きい粒子硬度を有する。
第8実施形態に係る製剤用球形核粒子は、45μm未満の粒子5%以下(0%を含む)、45μm以上、150μm未満の粒子90%以上、150μm以上の粒子5%以下(0%を含む)の粒度分布を有する以外、実質的に前記第7実施形態の製剤用球形核粒子と同様な構成、すなわち50〜300g/mm2の粒子硬度を有する球状水酸化マグネシウム粗粒子と酸化マグネシウム微粒子とが集合され、粒子硬度が200g/mm2以上で、前記水酸化マグネシウム粗粒子より大きい粒子硬度を有する球形複合粒子からなる。
走査型電子顕微鏡(SEM)により観察した。
・分級装置:セイシン企業社製のロボットシフター(RPS−105)、
・使用篩:30メッシュ、42メッシュ、60メッシュ,83メッシュ,100メッシュ,142メッシュ,200メッシュ、
・分級条件:音波強度22、音波周波数50Hz,分級時間5分間、パルス間隔1秒間。
前記2)の方法で測定した粒度分布の大きい粒子から積算し、50重量%の積算値の粒子の粒径を平均粒径とした。
試料をエタノールに分散させ、超音波ホモジナイザーで前処理した後、日機装社製のマイクロトラックにより粒度分布を測定した。この後、前記粒度分布の小さい粒子から積算し、50重量%の積算値の粒子の粒径を平均粒径とした。
粒子硬度測定装置(岡田精工社製:グラノ)を用い、1個の粗粒子または造粒品の圧潰強度のピーク値(g)を測定し、粒子20個の平均値として求めた。
・測定装置:筒井理化学器機社製の粉体減少度測定器(TPM−7−P)、
・試験条件:タッピング回数100回、タッピング高さ4cm、タッピング速度36回/分間。
直径50mmの皿の上方の高さ100mmの位置にホッパーは配置し、このホッパーから試料(粒子)を少量ずつ皿に落下させて円錐状の試料の山を作り、その山の試料がずり落ちずに安定したときの高さ(h)を測定し、皿と山の斜面がなす角度[安息角:α=tan-1(h/25mm)]を算出した。
下記表1に示す外観、平均粒径、粒子硬度、嵩密度および安息角を有する水酸化マグネシウム粗粒子A[出願人(富田製薬株式会社)の開発コード:T−Mg−P1]を用意した。また、この水酸化マグネシウム粗粒子Aをハンマーミルで粉砕した下記表1に示す平均粒径および粒子硬度を有する微粒子を用意した。
下記表1に示す外観、平均粒径、粒子硬度、嵩密度および安息角を有する水酸化マグネシウム粗粒子B[出願人(富田製薬株式会社)の開発コード:T−Mg−P2]を用意した。また、水酸化マグネシウム粗粒子Bをハンマーミルで粉砕した下記表1に示す平均粒径および粒子硬度を有する微粒子を用意した。
下記表1に示す外観、平均粒径、粒子硬度、嵩密度および安息角を有する水酸化マグネシウム粗粒子Cを用意した。また、水酸化マグネシウム粗粒子Cをハンマーミルで粉砕した下記表1に示す平均粒径および粒子硬度を有する微粒子を用意した。
水酸化マグネシウム粗粒子Aを粉砕した微粒子単独(220g)および湿式高速撹拌型造粒機(深江パウテック社製;LFS−GS−2J)を用い、ホッパーへ噴射するエタノール水溶液(エタノール:水=1:3)の添加量を140mLとした以外、実施例1と同様な方法により水酸化マグネシウム粒子の造粒品を製造した。
前記水酸化マグネシウム粗粒子Aおよびこの粗粒子Aをハンマーミルで粉砕した微粒子を下記表3に示す割合で混合し、調製した混合粒子を用い、湿式高速撹拌型造粒機のホッパーへ噴射するエタノール水溶液(エタノール:水=1:3)を下記表3に示す添加量にした以外、実施例1と同様な方法により5種の水酸化マグネシウム粒子の造粒品を製造した。
実施例1で用いた水酸化マグネシウム粗粒子A[出願人(富田製薬株式会社)の開発コード:T−Mg−P1]を大気雰囲気、100℃/時間の速度で600℃まで昇温し、この温度を1時間保持して焼成することにより下記表4に示す外観、平均粒径、粒子硬度、嵩密度および安息角を有する酸化マグネシウム粗粒子Aを得た。また、この酸化マグネシウム粗粒子Aをハンマーミルで粉砕した下記表4に示す平均粒径および粒子硬度を有する微粒子を用意した。
実施例2で用いた水酸化マグネシウム粗粒子B[出願人(富田製薬株式会社)の開発コード:T−Mg−P2]を大気雰囲気、100℃/時間の速度で800℃まで昇温し、この温度を1時間保持して焼成することにより下記表4に示す外観、平均粒径、粒子硬度、嵩密度および安息角を有する酸化マグネシウム粗粒子Bを得た。また、この酸化マグネシウム粗粒子Bをハンマーミルで粉砕した下記表4に示す平均粒径および粒子硬度を有する微粒子を用意した。
比較例1で用いた水酸化マグネシウム粗粒子Cを大気雰囲気、100℃/時間の速度で1000℃まで昇温し、この温度を1時間保持して焼成することにより下記表4に示す外観、平均粒径、粒子硬度、嵩密度および安息角を有する酸化マグネシウム粗粒子Cを得た。また、この酸化マグネシウム粗粒子Cをハンマーミルで粉砕した下記表4に示す平均粒径および粒子硬度を有する微粒子を用意した。
下記表4に示す酸化マグネシウム粗粒子Aを粉砕した微粒子単独(220g)および湿式高速撹拌型造粒機(深江パウテック社製;LFS−GS−2J)を用い、ホッパーへ噴射するエタノールの添加量を144mLとした以外、実施例7と同様な方法により酸化マグネシウム粒子の造粒品を製造した。
下記表4に示す酸化マグネシウム粗粒子Cを粉砕した微粒子単独(220g)および湿式高速撹拌型造粒機(深江パウテック社製;LFS−GS−2J)を用い、ホッパーへ噴射するエタノールの添加量を142mLとした以外、実施例7と同様な方法により酸化マグネシウム粒子の造粒品を製造した。
前記酸化マグネシウム粗粒子Aおよびこの粗粒子Aをハンマーミルで粉砕した微粒子を下記表6に示す割合で混合し、調製した混合粒子を用い、湿式高速撹拌型造粒機のホッパーへ噴射するエタノールを下記表6に示す添加量にした以外、実施例7と同様な方法により5種の酸化マグネシウム粒子の造粒品を製造した。
前記実施例7の酸化マグネシウム粒子の造粒品を大気雰囲気、100℃/時間の速度で600℃まで昇温し、この温度を1時間保持して焼成した。
前記実施例8の酸化マグネシウム粒子の造粒品を大気雰囲気、100℃/時間の速度で1000℃まで昇温し、この温度を1時間保持して焼成した。
前記比較例4の酸化マグネシウム粒子の造粒品を大気雰囲気、100℃/時間の速度で600℃まで昇温し、この温度を1時間保持して焼成した。
実施例7で用いた酸化マグネシウム粗粒子Aおよび実施例1で用いた水酸化マグネシウム粗粒子Aを粉砕した微粒子を下記表8に示す割合で混合し、混合粒子を調製した。つづいて、湿式高速撹拌型造粒機(深江パウテック社製;LFS−GS−2J)のホッパー(容量:2L)に前記混合粒子を投入し、エタノール146mLをホッパー内に20mL/分の速度で噴射しながら、ホッパー内に付設した攪拌機(アジテータおよびチョッパー)をそれぞれ下記表8に示す条件で高速撹拌して湿式造粒した。ホッパーから湿式造粒物を取り出し、80℃で乾燥し、さらに篩で42〜83メッシュの粒子を分級することにより酸化マグネシウム−水酸化マグネシウムの造粒品を製造した。
実施例1で用いた水酸化マグネシウム粗粒子Aおよび実施例7で用いた酸化マグネシウム粗粒子Aを粉砕した微粒子を下記表9に示す割合で混合し、混合粒子を調製した。つづいて、湿式高速撹拌型造粒機(深江パウテック社製;LFS−GS−2J)のホッパー(容量:2L)に前記混合粒子を投入し、エタノール140mLをホッパー内に10mL/分の速度で噴射しながら、ホッパー内に付設した攪拌機(アジテータおよびチョッパー)をそれぞれ下記表8に示す条件で高速撹拌して湿式造粒した。ホッパーから湿式造粒物を取り出し、80℃で乾燥し、さらに篩で42〜83メッシュの粒子を分級することにより水酸化マグネシウム−酸化マグネシウムの造粒品を製造した。
実施例1,7,15および16の分級条件をそれぞれ140〜235メッシュに変更して水酸化マグネシウム造粒品、酸化マグネシウム造粒品、酸化マグネシウム−水酸化マグネシウム造粒品および水酸化マグネシウム−酸化マグネシウム造粒品を製造した。
実施例1、7,15,16の核粒子100gに酸に不安定な薬剤であるオメプラゾール10gをエタノール40mLに懸濁した液をそれぞれ噴霧し、40℃で24時間乾燥して4つの製剤を製造した。
乳酸およびセルロースからなるノンパレル105(フロイント産業株式会社商標名)を180〜355メッシュの篩で分級したものを核粒子とし、実施例21〜24と同様な方法により製剤を製造した。
実施例17〜20の核粒子100gに酸に不安定な薬剤であるオメプラゾール10gをエタノール40mLに懸濁した液をそれぞれ噴霧し、40℃で24時間乾燥して4つの製剤を製造した。
乳酸およびセルロースからなるノンパレル105(フロイント産業株式会社商標名)を180〜355メッシュの篩で分級したものを核粒子とし、実施例25〜28と同様な方法により製剤を製造した。
Claims (21)
- 50〜300g/mm 2 の粒子硬度を有する球状水酸化マグネシウム粗粒子に水酸化マグネシウム微粒子の層を形成したコアシェル構造で、100μm未満の粒子5%以下(0%を含む)、100μm以上、500μm未満の粒子90%以上、500μm以上の粒子5%以下(0%を含む)の粒度分布を有し、かつ粒子硬度が200g/mm2以上で前記球状水酸化マグネシウム粗粒子より大きい粒子硬度および0.8g/mL以上の嵩密度を有することを特徴とする製剤用球形核粒子。
- 前記球状水酸化マグネシウム粗粒子の半径と前記水酸化マグネシウム微粒子の層の厚さとの比は、1:0.1〜1:4.0であることを特徴とする請求項1記載の製剤用球形核粒子。
- 50〜300g/mm 2 の粒子硬度を有する球状水酸化マグネシウム粗粒子とこの粗粒子より小さい粒径を持つ水酸化マグネシウム微粒子との集合物であって、100μm未満の粒子5%以下(0%を含む)、100μm以上、500μm未満の粒子90%以上、500μm以上の粒子5%以下(0%を含む)の粒度分布を有し、かつ粒子硬度が200g/mm 2 以上で前記球状水酸化マグネシウム粗粒子より大きい粒子硬度および0.8g/mL以上の嵩密度を有することを特徴とする製剤用球形核粒子。
- 50〜300g/mm 2 の粒子硬度を有する球状水酸化マグネシウム粗粒子とこの粗粒子より小さい粒径を持つ水酸化マグネシウム微粒子との集合物であって、45μm未満の粒子5%以下(0%を含む)、45μm以上、150μm未満の粒子90%以上、150μm以上の粒子5%以下(0%を含む)の粒度分布を有し、かつ粒子硬度が200g/mm 2 以上で前記球状水酸化マグネシウム粗粒子より大きい粒子硬度および0.8g/mL以上の嵩密度を有することを特徴とする製剤用球形核粒子。
- 50〜300g/mm 2 の粒子硬度を有する球状水酸化マグネシウム粗粒子に水酸化マグネシウム微粒子の層を形成したコアシェル構造で、45μm未満の粒子5%以下(0%を含む)、45μm以上、150μm未満の粒子90%以上、150μm以上の粒子5%以下(0%を含む)の粒度分布を有し、かつ粒子硬度が200g/mm 2 以上で前記球状水酸化マグネシウム粗粒子より大きい粒子硬度および0.8g/mL以上の嵩密度を有することを特徴とする製剤用球形核粒子。
- 50〜200g/mm 2 の粒子硬度を有する球状酸化マグネシウム粗粒子に酸化マグネシウム微粒子の層を形成したコアシェル構造で、100μm未満の粒子5%以下(0%を含む)、100μm以上、500μm未満の粒子90%以上、500μm以上の粒子5%以下(0%を含む)の粒度分布を有し、かつ粒子硬度が200g/mm 2 以上で前記球状酸化マグネシウム粗粒子より大きい粒子硬度および0.8g/mL以上の嵩密度を有することを特徴とする製剤用球形核粒子。
- 前記球状酸化マグネシウム粗粒子の半径と前記酸化マグネシウム微粒子の層の厚さとの比は、1:0.1〜1:4.0であることを特徴とする請求項6記載の製剤用球形核粒子。
- 前記コアシェル構造の球形酸化マグネシウム粒子は、さらに400〜1200℃の温度で焼成したものであることを特徴とする請求項6または7記載の製剤用球形核粒子。
- 50〜200g/mm 2 の粒子硬度を有する球状酸化マグネシウム粗粒子とこの粗粒子より小さい粒径を持つ酸化マグネシウム微粒子との集合物であって、100μm未満の粒子5%以下(0%を含む)、100μm以上、500μm未満の粒子90%以上、500μm以上の粒子5%以下(0%を含む)の粒度分布を有し、かつ粒子硬度が200g/mm 2 以上で前記球状酸化マグネシウム粗粒子より大きい粒子硬度および0.8g/mL以上の嵩密度を有することを特徴とする製剤用球形核粒子。
- 50〜200g/mm 2 の粒子硬度を有する球状酸化マグネシウム粗粒子とこの粗粒子より小さい粒径を持つ酸化マグネシウム微粒子との集合物であって、45μm未満の粒子5%以下(0%を含む)、45μm以上、150μm未満の粒子90%以上、150μm以上の粒子5%以下(0%を含む)の粒度分布を有し、かつ粒子硬度が200g/mm 2 以上で前記球状酸化マグネシウム粗粒子より大きい粒子硬度および0.8g/mL以上の嵩密度を有することを特徴とする製剤用球形核粒子。
- 50〜200g/mm 2 の粒子硬度を有する球状酸化マグネシウム粗粒子に酸化マグネシウム微粒子の層を形成したコアシェル構造で、45μm未満の粒子5%以下(0%を含む)、45μm以上、150μm未満の粒子90%以上、150μm以上の粒子5%以下(0%を含む)の粒度分布を有し、かつ粒子硬度が200g/mm 2 以上で前記球状酸化マグネシウム粗粒子より大きい粒子硬度および0.8g/mL以上の嵩密度を有することを特徴とする製剤用球形核粒子。
- 50〜200g/mm 2 の粒子硬度を有する球状酸化マグネシウム粗粒子とこの粗粒子より小さい粒径を有する水酸化マグネシウム微粒子とが集合された球形複合粒子であって、100μm未満の粒子5%以下(0%を含む)、100μm以上、500μm未満の粒子90%以上、500μm以上の粒子5%以下(0%を含む)の粒度分布を有し、かつ粒子硬度が200g/mm 2 以上で、前記酸化マグネシウム粗粒子より大きい粒子硬度を有することを特徴とする製剤用球形核粒子。
- 前記球形複合粒子は、前記球状酸化マグネシウム粗粒子に前記水酸化マグネシウム微粒子の層を形成したコアシェル構造を有し、かつ0.8g/mL以上の嵩密度を有することを特徴とする請求項12記載の製剤用球形核粒子。
- 前記球状酸化マグネシウム粗粒子の半径と前記水酸化マグネシウム微粒子の層の厚さとの比は、1:0.1〜1:4.0であることを特徴とする請求項13記載の製剤用球形核粒子。
- 50〜200g/mm 2 の粒子硬度を有する球状酸化マグネシウム粗粒子とこの粗粒子より小さい粒径を有する水酸化マグネシウム微粒子とが集合された球形複合粒子であって、45μm未満の粒子5%以下(0%を含む)、45μm以上、150μm未満の粒子90%以上、150μm以上の粒子5%以下(0%を含む)の粒度分布を有し、かつ粒子硬度が200g/mm 2 以上で、前記酸化マグネシウム粗粒子より大きい粒子硬度を有することを特徴とする製剤用球形核粒子。
- 前記球形複合粒子は、前記球状酸化マグネシウム粗粒子に前記水酸化マグネシウム微粒子の層を形成したコアシェル構造を有し、かつ0.8g/mL以上の嵩密度を有することを特徴とする請求項15記載の製剤用球形核粒子。
- 50〜300g/mm 2 の粒子硬度を有する球状水酸化マグネシウム粗粒子とこの粗粒子より小さい粒径を有する酸化マグネシウム微粒子とが集合された球形複合粒子であって、100μm未満の粒子5%以下(0%を含む)、100μm以上、500μm未満の粒子90%以上、500μm以上の粒子5%以下(0%を含む)の粒度分布を有し、かつ粒子硬度が200g/mm 2 以上で、前記水酸化マグネシウム粗粒子より大きい粒子硬度を有することを特徴とする製剤用球形核粒子。
- 前記球形複合粒子は、前記球状水酸化マグネシウム粗粒子に前記酸化マグネシウム微粒子の層を形成したコアシェル構造を有し、かつ0.8g/mL以上の嵩密度を有することを特徴とする請求項17記載の製剤用球形核粒子。
- 前記球状水酸化マグネシウム粗粒子の半径と前記酸化マグネシウム微粒子の層の厚さとの比は、1:0.1〜1:4.0であることを特徴とする請求項18記載の製剤用球形核粒子。
- 50〜300g/mm 2 の粒子硬度を有する球状水酸化マグネシウム粗粒子とこの粗粒子より小さい粒径を有する酸化マグネシウム微粒子とが集合された球形複合粒子であって、45μm未満の粒子5%以下(0%を含む)、45μm以上、150μm未満の粒子90%以上、150μm以上の粒子5%以下(0%を含む)の粒度分布を有し、かつ粒子硬度が200g/mm 2 以上で、前記水酸化マグネシウム粗粒子より大きい粒子硬度を有することを特徴とする製剤用球形核粒子。
- 前記球形複合粒子は、前記球状水酸化マグネシウム粗粒子に前記酸化マグネシウム微粒子の層を形成したコアシェル構造を有し、かつ0.8g/mL以上の嵩密度を有することを特徴とする請求項20記載の製剤用球形核粒子。
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