JP4167812B2 - 面発光型半導体レーザおよびその製造方法 - Google Patents

面発光型半導体レーザおよびその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駆動時に安定した素子特性が得られる面発光型半導体レーザおよびその製造方法に関する。
【0002】
【背景技術】
面発光型半導体レーザは、2次元集積化が可能な発光素子であり、次世代の高速かつ大容量の光源として、光並列通信や光並列演算、レーザビームプリンタ等のへの応用が期待されている。中でも、この面発光型半導体レーザと半導体集積回路との集積化が求められている。ところが、面発光型半導体レーザはGaAs基板やInP基板等の化合物半導体基板上に形成されるのに対し、半導体集積回路はシリコン基板上に形成されるため、これらを同一基板上に同時に形成するのは困難である。このため、例えば、図14〜図18に示すように、これらの基板同士を接合することにより集積化を達成する方法が用いられている。
【0003】
この方法においては、まず、図14に示すように、GaAs基板401上に上部ミラー408a、活性層405a、下部ミラー403からなる半導体堆積層450を形成する。続いて、図15に示すように、半導体堆積層450上に接合層402を形成した後、この接合層402を介して半導体堆積層450とシリコン基板440とを接合させる。このシリコン基板440上には、図示しないシリコン系半導体装置が形成されている。次いで、図16に示すように、GaAs基板401を除去する。さらに、図17に示すように、半導体堆積層450の少なくとも一部を柱状にエッチングして、上部ミラー408および活性層405を含む柱状部410を有する共振器420を形成する。その後、共振器420の表面に絶縁層412を形成した後、電極413,415を形成することにより、図18に示す面発光型半導体レーザ400が得られる。以上の工程によって、面発光型半導体レーザ400とシリコン系半導体装置とを同一のシリコン基板440上に形成することができる。
【0004】
しかしながら、上記方法を用いて面発光型半導体レーザ400を形成する場合、一般に、図17に示す工程において、半導体堆積層450の一部を柱状にエッチングする際の制御が困難である場合が多い。特に、柱状部410をより微細に形成する場合、半導体堆積層450を所定の膜厚にエッチングすることが難しく、柱状部410を所定の高さに形成するのが困難である場合が多い。一般に、柱状部410の高さが変わると、発光効率や最大出力等の素子特性が変化する。したがって、柱状部410を所定の高さに形成できないと、所望の素子特性が得られない等の問題が生じることがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、所望の素子特性を有する面発光型半導体レーザおよびその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(第1の面発光型半導体レーザ)
本発明の面発光型半導体レーザは、
半導体基板上に共振器が形成され、前記半導体基板に垂直な方向に光を出射する面発光型半導体レーザであって、
前記共振器の少なくとも一部を構成する柱状部と、
前記柱状部を埋め込む絶縁層と、を含み、
前記絶縁層は、無機化合物からなる。
【0007】
ここで、前記半導体基板に垂直な方向とは、前記半導体基板の前記共振器設置面に垂直な方向をいう。また、前記柱状部を埋め込む絶縁層とは、前記柱状部の側面を覆い、かつ、上面が前記柱状部の上面とほぼ平面を構成するように形成されている絶縁層をいう。
【0008】
本発明によれば、前記絶縁層が前述した無機化合物からなり、かつ、前記柱状部を埋め込むように形成されていることにより、素子に生じる寄生容量を低減することができる。詳しくは、本実施の形態の欄で説明する。
【0009】
前記面発光型半導体レーザは、以下の態様(1)〜(3)をとることができる。
【0010】
(1)前記絶縁層の膜厚は、前記柱状部の高さとほぼ等しく、かつ、前記絶縁層の上面と前記柱状部の上面とがほぼ平面を構成することができる。この構成によれば、また、前記柱状部の上面に、活性層に電流を注入するための電極を形成する場合、前記電極の形成が容易である。
【0011】
(2)前記絶縁層は、SiO2、TiO2、SiN、およびTa25のうち少なくとも1の材料からなることができる。
【0012】
(3)前記共振器において、前記柱状部と該柱状部の下部に位置する部分とを除く部分は多結晶を含む層から形成することができる。ここで、多結晶とは、エピタキシャル結晶ではない単結晶粒を複数含む結晶性固体をいい、さらに換言すれば、様々な方位を有する複数の単結晶粒からなる結晶性固体をいう。この構成によれば、無効電流を低減することができるため、発光効率を高めることができる。さらに、熱伝導性が向上するため、放熱性を高めることができ、かつ、発光効率および温度特性の向上を図ることができる。
【0013】
(第2の面発光型半導体レーザ)
本発明の面発光型半導体レーザは、
半導体基板上に共振器が形成され、前記半導体基板に垂直な方向に光を出射する面発光型半導体レーザであって、
前記共振器の少なくとも一部を構成する柱状部を含み、
前記共振器において、前記柱状部と該柱状部の下部に位置する部分とを除く部分は多結晶を含む層からなる。
【0014】
前記面発光型半導体レーザによれば、前述した作用および効果を有する。
【0015】
前記第1および第2の面発光型半導体レーザは、以下の態様(1)〜(5)をとることができる。
【0016】
(1)前記共振器と前記半導体基板とを接合層を介して接合させることができる。
【0017】
この場合、前記接合層は、インジウム−リンまたはパラジウムからなることが好ましい。
【0018】
(2)前記共振器は、下部ミラー、活性層、および上部ミラーが順に積層されて形成され、前記柱状部は、少なくとも前記上部ミラーおよび前記活性層を含むことができる。
【0019】
(3)前記活性層の周辺にイオン打ち込み層を形成することができる。前記イオン打ち込み層が形成されていることにより、発光効率を高めることができる。
【0020】
(4)前記柱状部は、さらに電流狭窄層を含むことができる。前記電流狭窄層が形成されていることにより、電流の利用効率を高めることができる。
【0021】
この場合、前記電流狭窄層は、前記上部ミラーに形成された、前記電流狭窄層を形成するための層を側面から酸化することにより形成される酸化物層から形成することができる。
【0022】
(5)前記半導体基板は、シリコン基板からなることができる。
【0023】
この場合、前記半導体基板上に、シリコン系半導体装置を形成させることができる。
【0024】
(面発光型半導体レーザの製造方法)
本発明の面発光型半導体レーザの製造方法は、第1半導体基板上に共振器が形成され、前記第1半導体基板に垂直な方向に光を出射する面発光型半導体レーザの製造方法であって、以下の工程(a)〜工程(d)を含む。
【0025】
(a)第2半導体基板上に、所定の開口部を有するマスク層を所定の位置に形成する工程、
(b)前記第2半導体基板および前記マスク層上に、少なくとも一部に柱状部を含む共振器を形成する工程、
(c)前記共振器と前記第1半導体基板とを接合する工程、および
(d)前記第2半導体基板を除去する工程。
【0026】
本発明によれば、所定の位置に所定の開口部が形成されたマスク層を用いて前記柱状部を形成することにより、従来用いられていたエッチング工程を経ることなく、所望の大きさおよび形状を有する前記柱状部を所定の位置に形成することができる。特に、前記開口部を所定の高さに形成することにより、前記柱状部を所望の高さに正確に形成することができる。これにより、所望の特性を有する面発光レーザを得ることができる。
【0027】
また、前記面発光型半導体レーザの製造方法は、以下に示す(1)〜(7)の態様をとることができる。
【0028】
(1)前記工程(c)は、前記共振器上に接合層を形成した後、該接合層を介して該共振器と前記第1半導体基板とを接合する工程であることができる。
【0029】
(2)前記工程(b)において、
前記共振器は、下部ミラー、活性層、および上部ミラーを順に積層することにより形成され、
前記柱状部は、少なくとも前記上部ミラーおよび前記活性層を前記開口部に積層することにより形成されることができる。
【0030】
(3)さらに下記の工程(e)を含むことができる。
【0031】
(e)前記活性層の一部にイオンを打ち込むことにより、前記活性層の周辺にイオン打ち込み層を形成する工程。
【0032】
前記活性層の一部にイオン打ち込みを行なった場合、イオンが打ち込まれた部分は結晶が破壊され、電流が注入されても発光することができなくなる。したがって、前記活性層の周辺にイオン打ち込み層を形成することにより、前記活性層の発光効率を高めることができる。
【0033】
(4)前記工程(b)はさらに、電流狭窄層を形成するための層を前記上部ミラーに形成する工程を含み、
さらに、下記の工程(f)および工程(g)を含むことができる。
【0034】
(f)前記マスク層を除去する工程、および
(g)前記電流狭窄層を形成するための層を側面から酸化して、電流狭窄層を形成する工程。
【0035】
(5)前記第2半導体基板は、前記第1半導体基板と異なる材料からなることができる。
【0036】
この場合、前記第1半導体基板は、シリコン基板からなり、
前記第2半導体基板は、ガリウム−砒素基板またはインジウム−リン基板からなることができる。
【0037】
(6)前記マスク層は、SiO2、TiO2、SiN、およびTa25のうち少なくとも1の材料からなることができる。
【0038】
(7)前記接合層は、インジウム−リンまたはパラジウムからなることができる。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0040】
(第1の実施の形態)
(デバイスの製造プロセス)
まず、本発明の第1の実施の形態の面発光型半導体レーザ100(以下、「面発光レーザ」という)の製造方法について、図1〜7を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態の面発光レーザ100の断面を模式的に示す図である。図2は、図1に示す面発光レーザ100の一製造工程を模式的に示す平面図である。図3〜図7は、図1に示す面発光レーザ100の一製造工程を模式的に示す断面図である。
【0041】
本実施の形態の面発光レーザ100の製造方法は、主に以下の工程(a)〜(d)からなる。
工程(a)は主に、第2半導体基板101上に、所定の開口部161を有するマスク層160を形成する工程である。
工程(b)は主に、第2半導体基板101およびマスク層160上に、少なくとも一部に柱状部110を含む共振器120を形成する工程である。
工程(c)は主に、共振器120と第1半導体基板140とを接合する工程である。
工程(d)は主に、第2半導体基板101を除去する工程である。
【0042】
以上の工程により、図1に示すように、第1半導体基板140上に共振器120が形成され、第1半導体基板140に垂直な方向に光を出射する面発光レーザ100が得られる。
【0043】
まず、工程(a)について説明する。
【0044】
(a)図2および図3に示すように、例えばn型GaAsからなる第2半導体基板101上に、開口部161を有するマスク層160を形成する。この開口部161は、後の工程において、図1に示す面発光レーザ100の柱状部110を形成するために用いられる。したがって、開口部161の位置、大きさおよび形状は、所望する柱状部110の位置、大きさおよび形状に基づいて形成される。
【0045】
マスク層160の材質としては、後述する工程(図4参照)において、第2半導体基板101上にエピタキシャル成長によって柱状部110を形成する際にエピタキシャル結晶層が形成されない層であって、かつ、エピタキシャル成長工程における処理温度に耐え得る層であることが必要とされる。例えば、SiO2、TiO2、SiN、およびTa25等の無機化合物のうち、少なくとも1の材料を用いてマスク層160を形成することができる。図1に示す面発光レーザ100のように、マスク層160を最終的に絶縁層として用いる場合、絶縁性を考慮すると、SiO2からマスク層160を形成するのが好ましい。
【0046】
マスク層160は、例えば、第2半導体基板101上に、マスク層160を形成するための材料をCVD法等によって所定の膜厚に積層した後、所定のパターンを有するマスクを用いたフォトリソグラフィ工程によって開口部161を形成することにより得られる。
【0047】
あるいは、所定の膜厚を有するマスク層160を第2半導体基板101上に貼り付けることにより、第2半導体基板101上にマスク層160を形成することもできる。この場合、予め開口部161が形成されたマスク層160を第2半導体基板101上に貼り付けてもよいし、あるいは、マスク層160を第2半導体基板101上に貼り付けた後、前述した方法と同様にフォトリソグラフィ工程により、マスク層160に開口部161を形成することもできる。また、マスク層160を第2半導体基板101上に貼り付けた後エッチバックすることにより、マスク層160を所定の膜厚に調整することもできる。
【0048】
続いて、工程(b)について説明する。
【0049】
(b)図4に示すように、第2半導体基板101およびマスク層120上に、MOCVD法(Metal-Organic Chemical Vapor Deposition)、MBE法(Molecular Beam Epitaxy)法、あるいはLPE法(Liquid Phase Epitaxy)を用いて組成を変調させながら、柱状部110を含む共振器120を形成する。ここで、第2半導体基板101の表面において開口部161によって露出している部分でエピタキシャル成長が起こる。ここで、第2半導体基板101の表面とは、第2半導体基板101において共振器120が形成される面をいう。
【0050】
共振器120は、p型Al0.9Ga0.1AsとAl0.2Ga0.8Asとを交互に積層した25ペアの分布反射型多層膜ミラー(以下、「上部ミラー」という)108、p型Al0.5Ga0.5Asからなるp型クラッド層(図示せず)、例えば厚さ4nmのGaAsウエル層と厚さ4nmのAl0.3Ga0.7Asとのバリア層からなり、該ウエル層が3層で構成される量子井戸構造の活性層105、n型Al0.5Ga0.5Asからなるn型クラッド層(図示せず)、およびn型Al0.9Ga0.1AsとAl0.2Ga0.8Asとを交互に積層した31.5ペアの分布反射型多層膜ミラー(以下、「下部ミラー」という)103を順に第2半導体基板101上に積層させることにより形成される。
【0051】
上部ミラー108は、Znがドーピングされることにより、p型にされ、下部ミラー103は、Seがドーピングされることにより、n型とされる。したがって、上部ミラー108、不純物がドーピングされていない量子井戸活性層105、および下部ミラー103とで、pinダイオードが形成される。
【0052】
さらに、柱状部110は、図4に示すように、共振器120のうち開口部161に形成された柱状の半導体堆積体であり、少なくとも上部ミラー108および活性層105を含む。なお、本実施の形態では、柱状部110の平面形状を円形としたが、この形状は任意の形状をとることが可能である。
【0053】
この工程においては、図4に示すように、第2半導体基板101の表面でエピタキシャル成長が起こる結果、共振器120のうち第2半導体基板101上に形成される部分、すなわち共振器120のうち柱状部110および柱状部110の直上部分には、エピタキシャル結晶からなる層が形成される。一方、マスク層160の表面ではエピタキシャル成長しないため、共振器120のうちマスク層120上に形成される部分、すなわち共振器120のうち柱状部110と柱状部110の直上部分とを除く部分は、多結晶を含む層が形成される。
【0054】
エピタキシャル成長を行う際の温度は、第2半導体基板101の種類、あるいは共振器120を構成する層の種類や厚さによって適宜決定されるが、一般に、600〜800℃であるのが好ましい。また、エピタキシャル成長を行う際の所要時間も、温度と同様に適宜決定される。
【0055】
続いて、工程(c)について説明する。
【0056】
(c)共振器120上に接合層102を形成した後、図5に示すように、接合層102を介して共振器120と第1半導体基板140とを接合する。ここで、第1半導体基板140は、第2半導体基板101と異なる材料からなるのが好ましい。第1半導体基板140としては、例えばシリコン基板を用いる。この第1半導体基板140には、図示しないシリコン系半導体装置が形成されている。ここで、シリコン系半導体装置とは、通常シリコン基板に形成される半導体装置をいい、例えばCMOS(Complementary MOS)やバイポーラトランジスタ等の個別半導体や、半導体集積回路等が例示できる。
【0057】
また、接合層102としては、例えばInPまたはPdを用いることができる。接合層102としてInPを用いる場合、接合層102を介して共振器120と第1半導体基板140とを接続した後、加熱(例えば600℃)および加圧することでこれらを接合することができる。また、接合層102としてPdを用いる場合、共振器120上にPdを蒸着させた後、同様に加熱(例えば100℃)および加圧して接合することができる。
【0058】
(d)続いて、図6に示すように、ドライエッチングあるいはウエットエッチングにて第2半導体基板101を除去する。
【0059】
つづいて、工程(e)を行なう。
【0060】
(e)次に、活性層105の一部に、側面から例えば水素イオン等のイオンを打ち込むことにより、図7に示すように、活性層105の周辺にイオン打ち込み層114を形成する。
【0061】
イオン打ち込み層114を形成するためのイオンの打ち込みは、柱状部110の上面から行なう。例えばイオンの加速電圧を最適化することによって、打ち込まれたイオンが柱状部110の上面から他の層を貫通した後所定の層で留まるように設定することができる。このイオン打ち込み工程によれば、イオンが打ち込まれた部分は結晶が破壊されるため、電流を注入しても発光することができなくなる。すなわち、発光に寄与してほしくない周辺部分にのみイオンを打ち込んでイオン打ち込み層114を形成することにより、中心部分(図7に示す活性層105)の発光効率を高めることができる。
【0062】
続いて、上部ミラー108の上面に、真空蒸着法により金と亜鉛との合金からなる合金層(図示しない)を形成する。続いて、フォトリソグラフィ法を用いて前記合金層をパターニングして上部電極113を形成する。さらに、第1半導体基板140の裏面(第1半導体基板140において共振器120が設置されている面と反対側の面)に、真空蒸着法により、金とゲルマニウムとの合金からなる下部電極115を形成する。最後に、上記工程により得られた構造体を350℃で加熱処理し、上部電極113と共振器120と下部電極115とをオーミック接触させる。以上のプロセスを経て、図1に示す面発光レーザ100が得られる。
【0063】
なお、本実施の形態においては、シリコン系半導体装置が予め形成された第1半導体基板140と共振器120とを接合する例について示したが、第1半導体基板140と共振器120と接合させた後で、第1半導体基板140上にシリコン系半導体装置を形成することもできる。
【0064】
本実施の形態の面発光レーザ100の製造方法によれば、この開口部161は、後の工程において、図1に示す面発光レーザ100の柱状部110を形成するために用いられる。したがって、図2および図3に示すように、所定の大きさおよび形状を有する開口部161が所定の位置に形成されたマスク層160を用いて柱状部110を形成することにより、従来用いられていたエッチング工程を経ることなく、所望の大きさおよび形状を有する柱状部110を所定の位置に形成することができる。特に、開口部161を所定の高さに形成することにより、柱状部110を所望の高さに正確に形成することができる。これにより、所望の特性を有する面発光レーザを得ることができる。
【0065】
(デバイスの構造)
上記製造プロセスにより得られた面発光レーザ100を図1に示す。
【0066】
面発光レーザ100では、柱状部110を含む共振器120が、シリコン基板からなる第1半導体基板140上に形成されている。共振器120は下部ミラー103、活性層105、および上部ミラー108が積層されて形成されている。また、柱状部110は活性層105および上部ミラー108からなり、上部ミラー108中にはイオン打ち込み層114が形成されている。このイオン打ち込み層114は、前述した工程にてイオンを打ち込むことにより形成される。さらに、柱状部110の上面には、金と亜鉛との合金からなる上部電極113が形成されている。一方、第1半導体基板140において、共振器120が形成されている面と反対側の面には、金とゲルマニウムとの合金からなる下部電極115が形成されている。
【0067】
この面発光レーザ100において、マスク層160は、絶縁層として機能し、隣接する柱状部110を絶縁する。この絶縁層160は、例えば前述したSiO2等の無機化合物からなる。また、図1に示すように、柱状部110は絶縁層160によって埋め込まれており、絶縁層160の膜厚は柱状部110の高さとほぼ等しく、かつ、絶縁層160の上面と柱状部110の上面とがほぼ平面を構成している。絶縁層160が前述した無機化合物からなり、かつ柱状部110を埋め込むように形成されていることにより、素子に生じる寄生容量を低減することができる。また、絶縁層160の上面と柱状部110の上面とがほぼ平面を構成しているため、上部電極113の形成が容易である。一般に、段差を有する面に上部電極113が形成されると、形成した電極膜が断線する可能性が高くなる。また、一般に、電極に曲がりが生じると、寄生容量が発生する。この寄生容量の発生は高速駆動の障害となるため、できるだけ低減するのが好ましい。図1に示す面発光レーザ100によれば、上部電極113が形成される面、すなわち柱状部110の上面と絶縁層160の上面がほぼ平面を構成しているため、断線が少なくかつ寄生容量が少ない良好な電極を形成することができる。
【0068】
また、共振器120において、柱状部110と柱状部110の下部に位置する部分とを除く部分は多結晶を含む層からなる。かかる部分が多結晶を含む層からなることにより、無効電流を低減することができるため、発光効率を高めることができる。さらに、熱伝導性が向上するため、放熱性を高めることができるうえ、発光効率および温度特性の向上を図ることができる。
【0069】
さらに、柱状部110はマスク層160に形成された開口部161(図2および図3参照)に多層膜を形成することにより得られる。したがって、前述したように、開口部161の形状、大きさおよび位置を変えることにより、柱状部110を所望の形状、大きさおよび位置に形成することができる。これにより、所定の形状等を有する柱状部110が得られ、その結果、所望の素子特性を有する面発光レーザ100を得ることができる。
【0070】
また、面発光レーザ100が形成されている第1半導体基板140に、図示しないシリコン系半導体装置を形成することができる。したがって、本発明によれば、シリコン系半導体装置と化合物半導体装置である面発光レーザ100とを同一基板上に形成することができる。
【0071】
(デバイスの動作)
本実施の形態の面発光レーザ100の一般的な動作を以下に示す。
【0072】
上部ミラー108、活性層105、および下部ミラー103で構成されるpinダイオードに、上部電極113と下部電極115とで順方向の電圧を印加すると、活性層105において、電子と正孔との再結合が起こり、前記再結合による発光が生じる。そこで生じた光が上部ミラー108と下部ミラー103との間を往復する際に誘導放出が起こり、光の強度が増幅される。光利得が光損失を上まわると、レーザ発振が起こり、上部電極113の出射口116から第1半導体基板140に対して垂直方向にレーザ光が出射される。
【0073】
(第2の実施の形態)
(デバイスの構造)
次に、本発明の第2の実施の形態の面発光レーザ200の構造について、図8を参照して説明する。図8は、本発明の第2の実施の形態の面発光レーザ200の断面を模式的に示す図である。
【0074】
図8に示す面発光レーザ200は、柱状部110に含まれる電流狭窄層111が電流狭窄層形成用層107を側面から酸化して形成された酸化物層からなる点、ならびに共振器220上に絶縁層112を介して上部電極213が形成されている点で、第1の実施の形態の面発光レーザ100と異なる。その他の構成については、第1の実施の形態の面発光レーザ100とほぼ同様であるため、本実施の形態の面発光レーザ200のうち第1の実施の形態の面発光レーザ100とほぼ同様の構成を有する部分については、詳しい説明を省略する。
【0075】
電流狭窄層111は、電流の利用効率を向上させるために形成される。この電流狭窄層111は、例えば電流狭窄形成用層107がp型AlAs層からなる場合、このp型AlAs層の少なくとも一部が酸化されて形成された酸化アルミニウムを含む層からなる。したがって、電流狭窄層111の内側には、酸化されなかった電流狭窄形成用層107が形成されている。また、電流狭窄形成用層107では電流が流れる。
【0076】
(デバイスの動作)
本実施の形態の面発光レーザ200の動作は、第1の実施の形態の面発光レーザ100の動作とほぼ同様であるため、説明は省略する。
【0077】
(デバイスの製造プロセス)
次に、本発明の第2の実施の形態にかかる面発光レーザ200の製造方法について、図2,図3,および図8〜13を用いて説明する。図9〜図13は、図8に示す面発光レーザ200の一製造工程を模式的に示す断面図である。
【0078】
本実施の形態の面発光レーザ200の製造方法は、主に以下の工程(a)〜(d)からなる。
工程(a)は主に、第2半導体基板101上に、所定の開口部161を有するマスク層160を形成する工程である。
工程(b)は主に、第2半導体基板101およびマスク層160上に、少なくとも一部に柱状部210を含む共振器220を形成する工程である。
工程(c)は主に、共振器220と第1半導体基板140とを接合する工程である。
工程(d)は主に、第2半導体基板101を除去する工程である。
【0079】
以上の工程により、図8に示すように、第1半導体基板140上に共振器220が形成され、第1半導体基板140に垂直な方向に光を出射する面発光レーザ200が得られる。
【0080】
まず、工程(a)および工程(b)について説明する。
【0081】
(a)第1の実施の形態の工程(a)と同様の方法で、図2および図3に示すように、第2半導体基板101上に、所定の開口部161を有するマスク層160を形成する。
【0082】
(b)次に、図2および図3に示す第2半導体基板101およびマスク層160上に、図9に示すように、少なくとも一部に柱状部210を含む共振器220を形成する。この工程で形成される共振器220は、第1の実施の形態の面発光レーザ100と同様に、下部ミラー103、活性層105、および上部ミラー108を含み、柱状部210は、活性層105、および上部ミラー108を含む。さらに、面発光レーザ200において、この柱状部210を形成する工程において、後述する工程で柱状部210中に電流狭窄層111を設置するために、例えば厚さ30nmのp型AlAsからなる電流狭窄層形成用層107を上部ミラー108中に形成する。この電流狭窄層形成用層107を、後述する工程において側面から酸化して、電流狭窄層111を形成する。
【0083】
つづいて、工程(c)および工程(d)について説明する。この工程(c)および工程(d)は、第1の実施の形態の面発光レーザ100の製造工程中の工程(c)および工程(d)とほぼ同様の工程である。
【0084】
(c)図10に示すように、共振器220上に接合層102を形成した後、接合層102を介して共振器220と第1半導体基板140とを接合する。
【0085】
(d)続いて、図11に示すように、ドライエッチングあるいはウエットエッチングにて第2半導体基板101を除去する。
【0086】
つづいて、以下の工程(f)および工程(g)を行なう。この工程では、マスク層160を除去した後、電流狭窄層111を形成するために電流狭窄形成用層107の酸化が行なわれる。続いて、共振器120の上面に絶縁層112を形成した後、上部電極213を形成する。
【0087】
(f)まず、ドライエッチングまたはウエットエッチングによって、図12に示すように、マスク層160を除去する。
【0088】
(g)続いて、図13に示すように、p型AlAs層からなる電流狭窄形成用層107を、400℃程度の水蒸気雰囲気下にさらすことにより、酸化物層からなる電流狭窄層111を形成する。この工程では、AlAs層が周縁部から内側へと酸化されていき、絶縁体である酸化アルミニウムが形成される。これにより、電流狭窄形成用層107の周縁部が酸化されて、酸化アルミニウムを含む電流狭窄層111が電流狭窄形成用層107の側面に形成される。
【0089】
次いで、モノシランを原料としたCVD法により、柱状部210の側面および下部ミラー103の上面に、例えばシリコン酸化膜(SiOx膜)からなる絶縁層112を形成する。なお、絶縁層112の種類はシリコン酸化膜に限定されるものではなく、窒化シリコン膜(SiNx膜)などの他の絶縁膜を用いてもよい。あるいは、ポリイミド等の樹脂材料を用いた埋め込み構造を用いてもよい。
【0090】
さらに、第1の実施形態の面発光レーザ100と同様の方法にて、上部電極213および下部電極115を形成する。以上のプロセスを経て、図8に示す面発光レーザ200が得られる。
【0091】
なお、面発光レーザ200が形成されている第1半導体基板140に、第1の実施の形態で示した方法と同様の方法で、シリコン系半導体装置を形成することもできる。
【0092】
本実施の形態の面発光レーザ200は、第1の実施の形態の面発光レーザ100と同様に、共振器220において、柱状部210と柱状部210の下部に位置する部分とを除く部分は多結晶を含む層からなる。これにより、第1の実施の形態の面発光レーザ100と同様の作用および効果を有する。
【0093】
さらに、本実施の形態の面発光レーザ200の製造工程では、柱状部210はマスク層160に形成された開口部161(図2および図3参照)に多層膜を形成することにより得られる。したがって、第1の実施の形態の面発光レーザ100と同様に、開口部161の形状、大きさおよび位置を変えることにより、柱状部110を所望の形状、大きさおよび位置に形成することができる。これにより、所定の形状等を有する柱状部210が得られ、その結果、所望の素子特性を有する面発光レーザ200を得ることができる。
【0094】
また、面発光レーザ200が形成されている第1半導体基板140に、面発光レーザ100が形成されている第1半導体基板140と同様に、図示しないシリコン系半導体装置を形成することができる。この構成によれば、化合物半導体装置である面発光レーザ200とシリコン系半導体装置とを同一基板上に形成することができる。
【0095】
なお、上記実施の形態において、各半導体層におけるp型とn型とを入れ替えても本発明の趣旨を逸脱するものではない。上記実施の形態では、AlGaAs系のものについて説明したが、発振波長に応じてその他の材料系、例えば、GaInP系、ZnSSe系、InGaN系、GaAsSb系の半導体材料を用いることも可能である。また、上記実施の形態では、第2半導体基板101がGaAs基板である場合について説明したが、GaAs基板のかわりにInP基板を用いた場合でも同様の作用および効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の面発光型半導体レーザの断面を模式的に示す図である。
【図2】図1に示す面発光型半導体レーザの一製造工程を模式的に示す平面図である。
【図3】図1に示す面発光型半導体レーザの一製造工程を模式的に示す断面図であって、図2のA−Aに沿った断面図である。
【図4】図1に示す面発光型半導体レーザの一製造工程を模式的に示す断面図である。
【図5】図1に示す面発光型半導体レーザの一製造工程を模式的に示す断面図である。
【図6】図1に示す面発光型半導体レーザの一製造工程を模式的に示す断面図である。
【図7】図1に示す面発光型半導体レーザの一製造工程を模式的に示す断面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態の面発光型半導体レーザの断面を模式的に示す図である。
【図9】図8に示す面発光型半導体レーザの一製造工程を模式的に示す断面図である。
【図10】図8に示す面発光型半導体レーザの一製造工程を模式的に示す断面図である。
【図11】図8に示す面発光型半導体レーザの一製造工程を模式的に示す断面図である。
【図12】図8に示す面発光型半導体レーザの一製造工程を模式的に示す断面図である。
【図13】図8に示す面発光型半導体レーザの一製造工程を模式的に示す断面図である。
【図14】一般的な面発光型半導体レーザの一製造工程を模式的に示す断面図である。
【図15】一般的な面発光型半導体レーザの一製造工程を模式的に示す断面図である。
【図16】一般的な面発光型半導体レーザの一製造工程を模式的に示す断面図である。
【図17】一般的な面発光型半導体レーザの一製造工程を模式的に示す断面図である。
【図18】図14〜図17に示す工程によって得られる一般的な面発光型半導体レーザを模式的に示す断面図である。
【符号の説明】
100,200 面発光型半導体レーザ
101 第2半導体基板
102 接合層
103 下部ミラー
105 活性層
107 電流流域層(電流狭窄層形成用層)
108 上部ミラー
110,210 柱状部
111 電流狭窄層
112 絶縁層
113,213 上部電極
114 イオン打ち込み層
115 下部電極
116 出射口
117 絶縁層
120,220 共振器
140 第1半導体基板
160 絶縁層(マスク層)
161 開口部
1000 半導体ウエハ

Claims (16)

  1. 第1半導体基板上に、前記第1半導体基板に垂直な方向に突出した柱状部を含み、かつ、下部ミラー、活性層、および上部ミラーが順に積層されて構成された共振器が形成され、前記柱状部は前記活性層と、該活性層の上に設けられた前記上部ミラーとを含み、前記第1半導体基板に垂直な方向に光を出射する面発光型半導体レーザの製造方法であって、以下の工程(a)〜工程(d)を含む、面発光型半導体レーザの製造方法。
    (a)第2半導体基板上に、所定の開口部を有するマスク層を所定の位置に形成する工程、
    (b)前記開口部内に、少なくとも前記上部ミラーおよび前記活性層を含む前記柱状部をエピタキシャル成長により積層した後、前記マスク層および前記柱状部の上に、前記下部ミラーをエピタキシャル成長により積層することにより、前記第2半導体基板上に、前記柱状部を含む共振器を形成する工程、
    (c)前記共振器と前記第1半導体基板とを接合する工程、および
    (d)前記第2半導体基板を除去する工程。
  2. 請求項において、
    前記工程(c)は、前記共振器上に接合層を形成した後、該接合層を介して該共振器と前記第1半導体基板とを接合する工程である、面発光型半導体レーザの製造方法。
  3. 請求項またはにおいて、さらに下記の工程(e)を含む、面発光型半導体レーザの製造方法。
    (e)前記活性層の一部にイオンを打ち込むことにより、イオン打ち込み層を形成する工程。
  4. 請求項において、
    前記工程(b)はさらに、電流狭窄層を形成するための層を前記上部ミラーに形成する工程を含み、
    さらに、下記の工程(f)および工程(g)を含む、面発光型半導体レーザの製造方法。
    (f)前記マスク層を除去する工程、および
    (g)前記電流狭窄層を形成するための層を側面から酸化して、電流狭窄層を形成する工程
  5. 請求項1〜のいずれかにおいて、
    前記第2半導体基板は、前記第1半導体基板と異なる材料からなる、面発光型半導体レーザの製造方法。
  6. 請求項において、
    前記第1半導体基板は、シリコン基板からなり、
    前記第2半導体基板は、ガリウム−砒素基板またはインジウム−リン基板からなる、面発光型半導体レーザの製造方法。
  7. 請求項のいずれかにおいて、
    前記マスク層は、SiO、TiO、SiN、およびTaのうち少なくとも1の材料からなる、面発光型半導体レーザの製造方法。
  8. 請求項のいずれかにおいて、
    前記接合層は、インジウム−リンまたはパラジウムからなる、面発光型半導体レーザの製造方法。
  9. 半導体基板上に共振器が形成され、前記半導体基板に垂直な方向に光を出射する面発光型半導体レーザであって、
    前記共振器は、前記半導体基板に垂直な方向に突出した柱状部を含み、かつ、下部ミラー、活性層、および上部ミラーが順に積層されて構成され、
    前記柱状部は、前記活性層と、該活性層の上に設けられた前記上部ミラーとを含み、
    前記共振器において、前記下部ミラーの該柱状部の下部に位置する部分を除く部分は多結晶層からなる、請求項1に記載の面発光型半導体レーザの製造方法により得られる面発光型半導体レーザ。
  10. 請求項において、
    前記共振器と前記半導体基板とが接合層を介して接合されている、面発光型半導体レーザ。
  11. 請求項10において、
    前記接合層は、インジウム−リンまたはパラジウムからなる、面発光型半導体レーザ。
  12. 請求項11のいずれかにおいて、
    前記活性層の周辺にイオン打ち込み層が形成されている、面発光型半導体レーザ。
  13. 請求項12のいずれかにおいて、
    前記柱状部は、さらに電流狭窄層を含む、面発光型半導体レーザ。
  14. 請求項13において、
    前記電流狭窄層は、前記上部ミラーに形成された、前記電流狭窄層を形成するための層を側面から酸化することにより形成される酸化物層からなる、面発光型半導体レーザ。
  15. 請求項14のいずれかにおいて、
    前記半導体基板は、シリコン基板からなる、面発光型半導体レーザ。
  16. 請求項15において、
    前記半導体基板上に、シリコン系半導体装置が形成されている、面発光型半導体レーザ。
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