JP4167448B2 - 自己整列コンタクトパッドを備えた半導体素子及びその製造方法 - Google Patents

自己整列コンタクトパッドを備えた半導体素子及びその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体素子及びその製造方法に係り、特に自己整列コンタクトパッド(self−aligned contact pad:以下SACと称する)を備えた半導体素子及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体素子の高集積化につれて素子間の距離が狭くなり、素子が形成される領域も狭くなりつつある。これに伴って、コンタクト領域も縮小してコンタクトマージンが減少されるので、フォトリソグラフィック工程におけるアライメントマージンが減る。このため高集積半導体素子のコンタクトパッドを形成する方法として、アライメントマージンが改善できるSACを形成する方法が提案されている。
【0003】
図1、図2、図3A、図3B、図4A及び図4Bを参照して従来のSACを備えた半導体素子及びその製造方法を説明する。
【0004】
図1及び図2は従来のSACを具備する半導体素子の製造方法を順次的に示した平面図である。図3A及び図3Bは各々図1のa−a’線及びb−b’線に沿って切開された断面図である。図4A及び図4Bは各々図2のa−a’線及びb−b’線に沿って切開された断面図である。
【0005】
まず、図1、図3A及び図3Bを参照すれば、半導体基板10に活性領域15を限定する素子分離膜20を形成する。活性領域15は長軸及び短軸を有する。
【0006】
半導体基板10上に前記活性領域15と交差して前記活性領域15の短軸方向に延びる複数個のゲート35を形成する。
【0007】
このゲート35はゲート絶縁膜22、ゲート電極25、及びキャッピング層27からなる積層体と、この積層体の側壁を取り囲むスペーサ30を含む。
【0008】
ゲート35は前記活性領域15当たり2つずつ配置される。
【0009】
ここで、前記キャッピング層27とスペーサ30は後続の工程において形成する層間絶縁膜とエッチング選択比を有する窒化膜で形成する。
【0010】
次に、前記ゲート35両側の活性領域15に不純物をイオン注入して、第1及び第2ソース/ドレーン領域40a、40bを形成する。隣接した前記ゲート35間の空間を完全に埋め込む層間絶縁膜45を形成した後、前記層間絶縁膜45の上面を平坦化する。
【0011】
次いで、前記層間絶縁膜45上にSAC形成のために島(island)状のフォトレジストパターン50を形成する。このフォトレジストパターン50は前記活性領域15が形成されていない行毎に前記活性領域15と同じ大きさに形成される。
【0012】
図2、図4A及び図4Bを参照すれば、前記第1及び第2ソース/ドレーン領域40a、40bの上面を各々露出させるコンタクトホールH11、H12が形成されるように、前記フォトレジストパターン50をマスクとして前記層間絶縁膜45をエッチングする。
【0013】
前記フォトレジストパターン50を除去した後に、前記コンタクトホールH11、H12を完全に埋め込むドーピングされたポリシリコン膜を形成する。前記キャッピング層27の上面が露出されるように前記ドーピングされたポリシリコン膜と層間絶縁膜45の上面を平坦化する。これで、前記第1及び第2ソース/ドレーン領域40a、40bの上面に各々接する第1及び第2SAC55a、55bが形成される。
【0014】
前記コンタクトホールのエッチング工程においては、窒化膜に対する層間絶縁膜のエッチング選択比が高くなるようにC48またはC58などのガスを使用する。このようなガスを使用する工程では多量のポリマーが生じる。コンタクトホールの縦横比が大きいと、生じたポリマーをコンタクトホール内から取り除けないため、エッチング停止現象が生じやすい。したがって、通常の半導体素子の製造工程においてはエッチング停止現象が生じないようにエッチング時間を延長して過度エッチングを行う。
【0015】
ところが、フォトレジストパターンが占める面積が小さければ、過度エッチング時にフォトレジストパターンの最上部が変形される問題が生じる。そして、フォトレジストパターンの倒れ現象が生じることもある。前記島状のフォトレジストパターン50はこのような短所がある。特に、前記フォトレジストパターン50のエッジ部位が薄く形成されるので隣接した第1SAC55aの間が完璧に分離されず、ブリッジが生じる。
【0016】
一方、エッチング工程時に必要なエッチングガス量はエッチングされる面積に比例するので、広幅のコンタクトホールは狭幅のコンタクトホールに比べてエッチング速度が遅い。
【0017】
フォトレジストパターンを島状に形成すると、第1SAC55aが形成されるコンタクトホールH11より第2SAC55bが形成されるコンタクトホールH12の幅が広いため、各コンタクトホールH11、H12間にエッチング速度の差が生じる。したがって、いずれか一方のコンタクトホールにエッチングガス量を合わせると、残りのコンタクトホールを所望の形態に形成することができないという問題がある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような問題点を解決するために案出されたものであって、本発明の目的は、隣接したSACの間が完璧に分離された半導体素子を提供することである。
【0019】
本発明の他の目的は、SACが形成されるコンタクトホールをエッチングする時にコンタクトホールの幅が異なって発生するエッチング不均一を解決できる半導体素子の製造方法を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明に係る半導体素子は半導体基板と、行方向及び列方向に沿って、それぞれの方向に複数個配置されており、前記行方向に沿う長軸及び前記列方向に沿う短軸を有する活性領域を限定するために前記半導体基板に形成された素子分離膜と、前記活性領域と交差して前記活性領域の短軸方向に延びる複数個のゲートと、前記各ゲート両側の活性領域に形成された第1及び第2ソース/ドレーン領域と、前記第1及び第2ソース/ドレーン領域の上面に各々接しながら同じ大きさを有する第1及び第2自己整列コンタクトパッド、前記第2自己整列コンタクトパッドの上面の一部及び側壁と前記第2自己整列コンタクトパッドと同一列に位置する素子分離膜の上面に接するコンタクトプラグと、前記コンタクトプラグの上面に接しながら前記活性領域が形成されていない行毎に形成されて前記活性領域の長軸方向に延びるビットラインと、を含む。
【0021】
本発明に係る半導体素子において、前記複数個の活性領域は行(row)及び列(column)に沿って配置されて、前記第2のSACの上面一部及び側壁と、前記第2のSACと同一列に位置する素子分離膜の上面に接するコンタクトプラグ、及び前記コンタクトプラグの上面に接しながら前記活性領域が形成されていない行毎に形成されて前記活性領域の長軸方向に延びるビットラインをさらに含むことができる。
【0022】
本発明に係る半導体素子において、前記第1及び第2ソース/ドレーン領域と同一行に位置する素子分離膜の上面に接する第3SACをさらに含むことができる。この場合、前記コンタクトプラグは前記第2SACと同一列に位置する第3SACの上面の一部及び側壁にさらに接することができる。
【0023】
前記他の目的を達成するために本発明に係る半導体素子の製造方法においては、長軸及び短軸を有する複数個の活性領域を限定するように半導体基板に素子分離膜を形成する。前記素子分離膜が形成された前記半導体基板上に前記活性領域と交差して前記活性領域の短軸方向に延びる複数個のゲートを形成する。前記各ゲート両側の活性領域に第1及び第2ソース/ドレーン領域を形成する。前記第1及び第2ソース/ドレーン領域が形成された前記半導体基板上に、前記ゲート間の空間を完全に埋め込みつつ平坦化した上面を有する層間絶縁膜を形成する。前記層間絶縁膜上に前記活性領域が形成されていない行毎に前記活性領域の長軸方向に延びるライン状のフォトレジストパターンを形成する。前記第1及び第2ソース/ドレーン領域の上面を各々露出させるコンタクトホールが形成されるように前記フォトレジストパターンをマスクとして前記層間絶縁膜をエッチングした後、前記フォトレジストパターンを除去する。前記ゲートの上面と段差の生じないように前記コンタクトホールに導電物質を埋め込んで前記第1及び第2ソース/ドレーン領域の上面に各々接する第1及び第2SACを形成する。さらに前記第1及び第2自己整列コンタクトパッドが形成された前記半導体基板上に他の層間絶縁膜を形成する段階と、前記層間絶縁膜と他の層間絶縁膜を貫通して前記第2自己整列コンタクトパッドの上面の一部及び側壁と、前記第2自己整列コンタクトパッドと同一列に位置する素子分離膜の上面に接するコンタクトプラグを形成する段階と、前記他の層間絶縁膜上に前記活性領域が形成されていない行毎に前記コンタクトプラグの上面に接しながら前記活性領域の長軸方向に延びるビットラインを形成する段階とを含む。
【0024】
本発明に係る半導体素子の製造方法において、前記第1及び第2ソース/ドレーン領域を形成する段階以後に、前記ゲート間の空間を完全に埋め込まない厚さで物質膜を形成する段階をさらに含むことができる。この際に、前記物質膜は前記層間絶縁膜及びエッチング選択比を有する絶縁膜より形成されて、前記層間絶縁膜をエッチングする段階でエッチングされる。
【0025】
本発明に係る半導体素子の製造方法において、前記第1及び第2SACを形成する段階以後に、前記第1及び第2SACが形成された前記半導体基板上に他の層間絶縁膜を形成した後、前記層間絶縁膜と他の層間絶縁膜を貫通して前記第2SACの上面の一部及び側壁と、前記第2SACと同一列に位置する素子分離膜の上面に接するコンタクトプラグとをさらに形成し得る。そして、前記他の層間絶縁膜上に前記活性領域が形成されていない行毎に前記コンタクトプラグの上面に接しながら前記活性領域の長軸方向に延びるビットラインをさらに形成することができる。
【0026】
本発明に係る半導体素子の製造方法において、前記第1及び第2ソース/ドレーン領域と同一行に位置する素子分離膜の上面に接する第3SACを形成する段階をさらに含んでおり、前記コンタクトプラグは前記第2SACと同一列に位置する第3SACの上面の一部及び側壁にさらに接するように形成することもできる。
【0027】
本発明に係る半導体素子の製造方法において、前記フォトレジストパターンを形成する段階は、前記フォトレジストパターンが前記活性領域と同一行に位置する素子分離膜の上面を覆う突出部を有するように形成できる。この時、前記突出部は前記素子分離膜の両側のゲート上まで拡張されるように形成し得る。
【0028】
本発明によれば、隣接したSAC間が完璧に分離された半導体素子が製造できる。そして、SACが形成されるコンタクトホールをエッチングする時にコンタクトホールの幅が異なって発生されるエッチング不均一を解決することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面に基づいて本発明の実施の形態を詳しく説明する。しかし、本発明の実施の形態は多様な他の形態に変形でき、本発明の範囲が後述する実施の形態によって限定されると解釈されてはならない。本発明の実施の形態は当業者に本発明をより完全に説明するために提供することである。したがって、図面における要素の形状などはより明確な説明を強調するために誇張されたものであり、図面において同じ符号で表された要素は同じ要素を意味する。また、ある層が他の層または半導体基板の「上」にあると記載された場合に、前記ある層は前記他の層または半導体基板に直接接触してもよく、または、その間に第3の層が介在されていても良い。
【0030】
第1の実施の形態
図5、図6、図7A、図7B、図8A及び図8Bは、本発明の第1の実施の形態による半導体素子及びその製造方法を説明する図面である。
【0031】
図5及び図6は本発明の第1の実施の形態による半導体素子の製造方法を順次的に示した平面図である。図7A及び図7Bは各々図5のa−a’線及びb−b’線に沿って切開された断面図である。図8A及び図8Bは各々図6のa−a’線及びb−b’線に沿って切開された断面図である。
【0032】
まず、図5、図7A及び図7Bを参照すれば、半導体基板110に複数個の活性領域115を限定するように素子分離膜120を形成する。この活性領域115はジグザグに(換言すれば、行及び列に沿って)配置されて長軸と短軸とを有する。
【0033】
この活性領域115と交差して前記活性領域115の短軸方向Yに延びる複数個のゲート135を形成する。このゲート135は前記活性領域115当たり2つずつ交差するように形成する。
【0034】
前記ゲート135はゲート絶縁膜122、ゲート電極125及びキャッピング層127からなる積層体と、前記積層体の側壁を取り囲むゲートスペーサ130を含むように形成する。
【0035】
前記ゲート電極125としてドーピングされたポリシリコン膜を形成する。必要によって、ポリサイド構造になるように前記ゲート電極125としてドーピングされたポリシリコン膜とタングステンシリサイド膜の二重膜を形成しても良い。
【0036】
前記キャッピング層127とゲートスペーサ130は後続工程で形成する層間絶縁膜及びエッチング選択比を有する絶縁膜より形成する。例えば、窒化膜または酸化窒化膜で形成する。
【0037】
次に、前記各ゲート135の両側の活性領域115に不純物をイオン注入して第1及び第2ソース/ドレーン領域140a、140bを形成する。前記ゲート135間の空間を完全に埋め込まない程度の厚さで物質膜(分離して図示せず)を形成した後に、前記ゲート135間の空間を完全に埋め込む層間絶縁膜145を形成する。前記層間絶縁膜145の上面をエッチ・バックまたは化学機械的研磨(Chemical Mechanical Polishing:以下CMPと称する)により平坦化する。
【0038】
図面において前記層間絶縁膜145の高さを前記ゲート135より高く示したが、前記層間絶縁膜145は前記ゲート135と同じ高さで形成しても良い。
【0039】
前記物質膜は前記層間絶縁膜145とエッチング選択比を有する絶縁膜で形成する。例えば、窒化膜または酸化窒化膜で形成する。これは、後続工程において前記層間絶縁膜145をエッチングする間に前記物質膜がエッチング終末点として作用するようにするためである。
【0040】
次いで、前記層間絶縁膜145上にフォトレジスト膜を塗布する。前記フォトレジスト膜が、前記活性領域115が形成されていない行だけにライン状に存在するように露光及び現像する。露光時の反射を減らすために、前記層間絶縁膜145とフォトレジスト膜との間にも反射防止膜を介在させ得る。こうして、SAC形成のためのフォトレジストパターン150が形成される。前記フォトレジストパターン150は前記活性領域115が形成されていない行毎に前記活性領域115の長軸方向Xに延びるライン状に形成される。
【0041】
したがって、従来の島状のフォトレジストパターンに比べてフォトレジスト膜が占める面積を十分に確保できて、フォトレジスト膜の厚さを増加させることができる。フォトレジストパターンの崩れ現象が減少し、フォトレジストパターンのエッジ部位が変形される現象が防止できる。
【0042】
図6、図8A及び図8Bを参照すれば、前記フォトレジストパターン150をマスクとして前記層間絶縁膜145をエッチングする。前記物質膜は前記層間絶縁膜145とエッチング選択比を有する絶縁膜に形成するので、前記物質膜は前記層間絶縁膜145をエッチングする間にエッチング終末点として作用する。
【0043】
前記物質膜までエッチングすることによって、前記第1及び第2ソース/ドレーン領域140a、140bと、前記第1及び第2ソース/ドレーン領域140a、140bと同一行に位置する素子分離膜120の上面を各々露出させるコンタクトホールH21、H22、H23とを形成する。前記フォトレジストパターン150がライン状であるため全てのコンタクトホールが同じ大きさに形成される。よって、コンタクトホールの幅が相異なって生じるエッチング不均一が解決できる。
【0044】
前記フォトレジストパターン150を除去した後に、前記コンタクトホールH21、H22、H23を完全に埋め込む導電膜を形成する。前記導電膜として、ドーピングされたポリシリコン膜を形成し得る。
【0045】
次に、前記キャッピング層127が露出されるまで前記導電膜と層間絶縁膜145の上面をエッチ・バックまたはCMPにより平坦化する。これによって、第1、第2及び第3SAC155a、155b、155cが形成される。前記第1、第2及び第3SAC155a、155b、155cは前記ゲート135の上面と同じ高さであり、前記第1及び第2ソース/ドレーン領域140a、140bと、前記第1及び第2ソース/ドレーン領域140a、140bと同一行に位置する素子分離膜120の上面に各々接して、相等しい大きさを有する。ライン状のフォトレジストパターンを形成することによってフォトレジストパターンのエッジ部位が変形する現象が防止されるので、隣接したSAC間は完璧に分離される。
【0046】
第2の実施の形態
度9、図10、図11A、図11B、図12A及び図12Bは本発明の第2の実施の形態による半導体素子及びその製造方法を説明するための図面である。
【0047】
図9及び図10は本発明の第2実施の形態による半導体素子の製造方法を順次的に示した平面図である。図11A及び図11Bは各々図9のa−a’線及びb−b’線に沿って切開された断面図である。図12A及び図12Bは各々図10のa−a’線及びb−b’線に沿って切開された断面図である。本第2の実施の形態においては前述した第1の実施の形態と同じ要素に対しは同じ符号を付する。また、本第2の実施の形態は前述した第1の実施の形態に後続する工程である。
【0048】
図9、図11A及び図11Bを参照すれば、前述した第1の実施の形態の工程を進行した後に、図6に示されたの結果物である半導体基板上に他の層間絶縁膜160を形成する。
【0049】
前記第2SAC155bの上面一部及び側壁と、前記第2SAC155bと同一列に位置して前記第2SAC155bの次行に位置する素子分離膜120の上面を露出させるコンタクトホールH24が形成されるように、前記層間絶縁膜145と他の層間絶縁膜160をエッチングする。示されたように、前記コンタクトホールH24は前記第2SAC155bと同一列に位置する第3SAC155cの上面一部及び側壁を露出させることもできる。
【0050】
前記コンタクトホールH24の内壁と底面に障壁金属膜163を形成する。前記障壁金属膜は後続工程で前記コンタクトホールH24に埋め込められる導電膜が金属膜の場合、金属原子が前記層間絶縁膜145、160内に広がることを防止する。前記障壁金属膜としてTi膜とTiN膜との複合膜を形成し得る。前記Ti膜とTiN膜との複合膜は化学的気相蒸着法によって形成できる。
【0051】
次に、前記コンタクトホールH24を完全に埋め込む導電膜を形成する。前記導電膜として金属膜であるW膜を形成し得る。前記他の層間絶縁膜160の上面が露出されるように前記導電膜の上面をエッチ・バックまたはCMPにより平坦化する。
【0052】
これにより、前記層間絶縁膜145と他の層間絶縁膜160を貫通して前記第2SAC155bの上面の一部及び側壁と、前記第2SAC155bと同一列に位置する素子分離膜120の上面及び前記第2SAC155bと同一列に位置する第3SAC155cの上面の一部及び側壁に接するコンタクトプラグ165が形成される。
【0053】
従来は第2SAC55bが第1SAC55aより大きく形成されていたため、コンタクトプラグが前記第2SAC55bの上面に接して形成される。本発明によれば、前記コンタクトプラグ165は前記素子分離膜120の上面に接して形成されるが、前記第2SAC155bの側壁にも接するために前記活性領域115と電気的に連結される。前記コンタクトプラグ165は従来のコンタクトプラグに比べて大きく形成し得る。
【0054】
図10、図12A及び図12Bを参照すれば、前記他の層間絶縁膜160上に前記活性領域115が形成されていない行毎に前記コンタクトプラグ165の上面に接しながら前記活性領域115の長軸方向Xに延びるビットライン180を形成する。前記ビットライン180の幅が前記コンタクトプラグ165の幅より小さく形成される。
【0055】
このために、前記コンタクトプラグ165が形成された半導体基板上に導電性リセス防止膜167、ビットライン導電層170及びビットラインキャッピング層172を順次的に形成する。前記ビットライン導電層170として金属膜のW膜を形成し得る。前記キャッピング層172上に前記活性領域115が形成された行毎にビットライン形成のためのフォトレジストパターン(図示せず)を形成する。
【0056】
前記フォトレジストパターンをマスクとして前記ビットラインキャッピング層172及びビットライン導電層170をパターニングする。次に、前記リセス防止膜167までパターニングする。前記リセス防止膜167は前記ビットラインキャッピング層172及びビットライン導電層170をパターニングする間、前記コンタクトプラグ165の表面がリセスされることを防止する。前記フォトレジストパターンを除去した後に、前記パターニングされたリセス防止膜167、ビットライン導電層170及びビットラインキャッピング層172の側壁を取り囲むビットラインスペーサ175を形成する。
【0057】
前記リセス防止膜167には導電性膜を形成せねばならず、Ti膜とTiN膜との複合膜を形成し得る。前記Ti膜とTiN膜との複合膜は化学的気相蒸着法により形成し得る。前記リセス防止膜167にTi膜とTiN膜との複合膜を形成すると、前記リセス防止膜167は障壁金属膜の役割も兼ねることができる。
【0058】
第3の実施の形態
図13、図14、図15A、図15B、図16A及び図16Bは本発明の第3の実施の形態による半導体素子及びその製造方法を説明するための図面である。図13及び図14は本発明の第3の実施の形態による半導体素子の製造方法を順次的に示した平面図である。図15A及び図15Bは各々図13のa−a’線及びb−b’線に沿って切開された断面図である。図16A及び図16Bは各々図14のa−a’線及びb−b’線に沿って切開した断面図である。本第3の実施の形態においては前述した第1の実施の形態と同じ要素に対しては同じ符号を付する。また、本第3の実施の形態はSAC形成のためのフォトレジストパターンを形成する以前の工程は前述した第1の実施の形態と同様である。
【0059】
図13、図15A及び図15Bを参照すれば、前述した第1の実施の形態と同様に層間絶縁膜145を形成する工程まで行う。
【0060】
次いで、前記層間絶縁膜145上に前記活性領域115が形成されていない行毎に前記活性領域115の長軸方向Xに延びるライン状のフォトレジストパターン150’を形成する。この時、前記フォトレジストパターン150’が前記活性領域115と同一行に位置する素子分離膜120の上面を覆う突出部150aを有するように形成する。示されたように、従来の島状のフォトレジストパターン50に比べてフォトレジスト膜が占める面積を十分に確保できて、フォトレジスト膜の厚さを増加させ得る。したがって、フォトレジストパターンの崩れ現象が減少し、フォトレジストパターンのエッジ部位が変形される現象が防止される。
【0061】
図14、図16A及び図16Bを参照すれば、前記第1及び第2ソース/ドレーン領域140a、140bの上面を各々露出させるコンタクトホールH21、H22が形成されるように前記フォトレジストパターン150’をマスクとして前記層間絶縁膜145をエッチングする。ライン状のフォトレジストパターンを形成することによって全てのコンタクトホールが同じ大きさで形成される。したがって、コンタクトホールの相異なる幅によって生じるエッチング不均一が解決できる。
【0062】
前記フォトレジストパターン150を除去した後に、前記ゲート135の上面と同じ高さであり、前記第1及び第2ソース/ドレーン領域140a、140bの上面に各々接する第1及び第2SAC155a、155bを形成する。前記第1及び第2SAC155a、155bは相等しい大きさを有する。ライン状のフォトレジストパターンを形成することによって、フォトレジストパターンのエッジ部位が変形される現象を防止したので、隣接したSACは相互完璧に分離される。
【0063】
第4の実施の形態
図17、図18A及び図18Bは本発明の第4の実施の形態による半導体素子及びその製造方法を説明する図面である。図17は本発明の第4の実施の形態による半導体素子の製造方法を説明する平面図である。図18A及び図18Bは各々図17のa−a’線及びb−b’線に沿って切開された断面図である。本第4の実施の形態において前述した第3の実施の形態と同じ要素に対しては同じ符号を付する。また、本第4の実施の形態は前述した第3の実施の形態に後続する工程である。
【0064】
図17、図18A及び図18Bを参照すれば、図14に示された結果物である半導体基板上に他の層間絶縁膜160を形成する。
【0065】
前記第2SAC155bの上面一部及び側壁と、前記第2SAC155bと同一列に位置して前記第2SAC155bの次行に位置する素子分離膜120の上面を露出させるコンタクトホールH34が形成されるように、前記層間絶縁膜145と他の層間絶縁膜160をエッチングする。前記コンタクトホールH34の内壁と底面に障壁金属膜163を形成する。
【0066】
前記障壁金属膜は後続工程において前記コンタクトホールH34に埋め込まれる導電膜が金属膜である場合、金属原子が前記層間絶縁膜145、160内に広がることを防止する。前記障壁金属膜としてTi膜とTiN膜との複合膜を形成し得る。前記Ti膜とTiN膜との複合膜は化学的気相蒸着法により形成し得る。
【0067】
次に、前記コンタクトホールH34内に導電物質を埋め込んで前記第2SAC155bの上面の一部及び側壁と、前記第2SAC155bと同一列に位置する素子分離膜120の上面に接するコンタクトプラグ165’を形成する。前記導電物質として金属のWを埋め込んでも良い。
【0068】
従来は第2SAC55bが第1SAC55aより大きく形成されるので、コンタクトプラグが前記第2SAC55bの上面に接して形成される。本発明によれば、前記コンタクトプラグ165’は前記素子分離膜120の上面に接して形成されるが、前記第2SAC155bの側壁にも接するために前記活性領域115と電気的に連結される。
【0069】
前記コンタクトプラグ165’は従来のコンタクトプラグに比べて大きく形成し得る。以後には図10、図12A及び図12Bを参照して説明したようなビットライン形成工程を進行することができる。
【0070】
第5の実施の形態
図19は本発明の第5の実施の形態による半導体素子及びその製造方法を説明する平面図である。本第5の実施の形態においては前述した第3の実施の形態と同じ要素に対しては同じ符号を付する。また、本第5の実施の形態はSAC形成のためのフォトレジストパターンを形成する工程以外には前述した第3の実施の形態と同様である。
【0071】
図19を参照すれば、前述した第3の実施の形態と同様に層間絶縁膜145を形成する工程までに行う。
【0072】
次いで、前記層間絶縁膜145上に前記活性領域115が形成されていない行毎に前記活性領域115の長軸方向Xに延びるライン状のフォトレジストパターン150”を形成する。
【0073】
この時、前記フォトレジストパターン150”は前記活性領域115と同一行に位置する素子分離膜120の上面を覆う突出部150bを有するように形成する。
【0074】
この突出部150bは前記素子分離膜120両側のゲート135上まで拡張されるように形成される。以後には図14、図15A及び図15Bを参照して説明した工程と同様に進行する。
【0075】
この工程に後続して、第4の実施の形態と同じ工程を進行しても良い。
【0076】
本第5の実施の形態によれば、図19に示されたように、従来の島状のフォトレジストパターン50に比べてフォトレジスト膜が占める面積を十分に確保でき、フォトレジスト膜の厚さを増加させることができる。したがって、フォトレジストパターンの倒れさ現象が減少し、フォトレジストパターンのエッジ部位が変形される現象が防止される。ライン状のフォトレジストパターンを形成することによって、全てのコンタクトホールが同じ高さで形成される。したがって、コンタクトホールの幅が異なって発生されるエッチング不均一が解決される。フォトレジストパターンのエッジ部位が変形される現象を防止したので、隣接するSAC間は完璧に分離される。
【0077】
以上、本発明を好ましい実施の形態を上げて詳細に説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されず、本発明の技術的思想内で当業者によって多様な変形が可能なのは明白である。例えば、本発明の実施の形態による半導体素子及び製造方法においては前記活性領域を実質的に一字状に形成したが、当業者によっては前記活性領域を実質的にT字状に形成し得る。前記活性領域が実質的にT字状に形成された場合には、前記第3SACは前記活性領域の上面に接して形成される。
【0078】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、SAC形成のためのフォトレジストパターンをライン状で形成する。したがって、従来に比べてフォトレジスト膜が占める面積を十分に確保できて、フォトレジスト膜の厚さを増加させ得る。フォトレジストパターンの崩れ現象が減少し、フォトレジストパターンのエッジ部位が変形される現象が防止され、従来より良好なパターンを具現できる。これによって、隣接したSACが相互完璧に分離される。
【0079】
そして、全てのSACが同じ大きさで形成される。したがって、SACが形成されるコンタクトホールのエッチング時、コンタクトホールの幅が異なって生じるエッチング不均一が解決される。結果的に、従来より高再現性のSACを形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のSACを備えた半導体素子及びその製造方法を説明する図面である。
【図2】 従来のSACを備えた半導体素子及びその製造方法を説明する図面である。
【図3】 A及びBは、従来のSACを備えた半導体素子及びその製造方法を説明する図面である。
【図4】 A及びBは、従来のSACを備えた半導体素子及びその製造方法を説明する図面である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態による半導体素子及びその製造方法を説明する図面である。
【図6】 本発明の第1の実施の形態による半導体素子及びその製造方法を説明する図面である。
【図7】 A及びBは、本発明の第1の実施の形態による半導体素子及びその製造方法を説明する図面である。
【図8】 A及びBは、本発明の第1の実施の形態による半導体素子及びその製造方法を説明する図面である。
【図9】 本発明の第2の実施の形態による半導体素子及びその製造方法を説明する図面である。
【図10】 本発明の第2の実施の形態による半導体素子及びその製造方法を説明する図面である。
【図11】 A及びBは、本発明の第2の実施の形態による半導体素子及びその製造方法を説明する図面である。
【図12】 A及びBは、本発明の第2の実施の形態による半導体素子及びその製造方法を説明する図面である。
【図13】 本発明の第3の実施の形態による半導体素子及びその製造方法を説明する図面である。
【図14】 本発明の第3の実施の形態による半導体素子及びその製造方法を説明する図面である。
【図15】 A及びBは、本発明の第3の実施の形態による半導体素子及びその製造方法を説明する図面である。
【図16】 A及びBは、本発明の第3の実施の形態による半導体素子及びその製造方法を説明する図面である。
【図17】 本発明の第4の実施の形態による半導体素子及びその製造方法を説明する図面である。
【図18】 A及びBは、本発明の第4の実施の形態による半導体素子及びその製造方法を説明する図面である。
【図19】 本発明の第5の実施の形態による半導体素子及びその製造方法を説明する図面である。
【符号の説明】
110…半導体基板
115…活性領域
120…素子分離膜
135…ゲート
140a、140b…第1及び第2ソース/ドレーン領域
145…層間絶縁膜
150…フォトレジストパターン

Claims (20)

  1. 半導体基板と、
    行方向及び列方向に沿って、それぞれの方向に複数個配置されており、前記行方向に沿う長軸及び前記列方向に沿う短軸を有する活性領域を限定するために前記半導体基板に形成された素子分離膜と、
    前記活性領域と交差して前記活性領域の短軸方向に延びる複数個のゲートと、前記各ゲート両側の活性領域に形成された第1及び第2ソース/ドレーン領域と、
    前記第1及び第2ソース/ドレーン領域の上面に各々接しながら同じ大きさを有する第1及び第2自己整列コンタクトパッドと、
    前記第2自己整列コンタクトパッドの上面の一部及び側壁と前記第2自己整列コンタクトパッドと同一列に位置する素子分離膜の上面に接するコンタクトプラグと、
    前記コンタクトプラグの上面に接しながら前記活性領域が形成されていない行毎に形成されて前記活性領域の長軸方向に延びるビットラインと、を含むことを特徴とする半導体素子。
  2. 前記ゲートは前記活性領域当たり2つずつ交差することを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  3. 前記活性領域の長軸方向に隣接する第1自己整列コンタクトパッド間の素子分離膜の上面に接する第3自己整列コンタクトパッドをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  4. 前記コンタクトプラグの側壁と底面を取り囲む障壁金属膜をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の半導体素子。
  5. 前記障壁金属膜はTi膜とTiN膜との複合膜であることを特徴とする請求項に記載の半導体素子。
  6. 前記ビットラインは導電性リセス防止膜、ビットライン導電層及びビットラインキャッピング層からなる積層体と、前記積層体の側壁を取り囲むビットラインスペーサとを含むことを特徴とする請求項に記載の半導体素子。
  7. 前記リセス防止膜はTi膜とTiN膜との複合膜であることを特徴とする請求項に記載の半導体素子。
  8. 記コンタクトプラグは前記第2自己整列コンタクトパッドと同一列に位置する第3自己整列コンタクトパッドの上面の一部及び側壁にさらに接することを特徴とする請求項に記載の半導体素子。
  9. 長軸及び短軸を有する複数個の活性領域を限定するように半導体基板に素子分離膜を形成する段階と、
    前記素子分離膜が形成された前記半導体基板上に前記活性領域と交差して前記活性領域の短軸方向に延びる複数個のゲートを形成する段階と、
    前記各ゲート両側の活性領域に第1及び第2ソース/ドレーン領域を形成する段階と、
    前記第1及び第2ソース/ドレーン領域が形成された前記半導体基板上に、前記ゲート間の空間を完全に埋め込みつつ平坦化された上面を有する層間絶縁膜を形成する段階と、
    前記層間絶縁膜上に前記活性領域が形成されていない行毎に前記活性領域の長軸方向に延びるライン状のフォトレジストパターンを形成する段階と、
    前記第1及び第2ソース/ドレーン領域の上面を各々露出させるコンタクトホールが形成されるように前記フォトレジストパターンをマスクとして前記層間絶縁膜をエッチングする段階と、
    前記フォトレジストパターンを除去する段階と、前記ゲートの上面と段差の生じないように前記コンタクトホールに導電物質を埋め込んで前記第1及び第2ソース/ドレーン領域の上面に各々接する第1及び第2自己整列コンタクトパッドを形成する段階と、
    前記第1及び第2自己整列コンタクトパッドが形成された前記半導体基板上に他の層間絶縁膜を形成する段階と、
    前記層間絶縁膜と他の層間絶縁膜を貫通して前記第2自己整列コンタクトパッドの上面の一部及び側壁と、前記第2自己整列コンタクトパッドと同一列に位置する素子分離膜の 上面に接するコンタクトプラグを形成する段階と、
    前記他の層間絶縁膜上に前記活性領域が形成されていない行毎に前記コンタクトプラグの上面に接しながら前記活性領域の長軸方向に延びるビットラインを形成する段階とを含むことを特徴とする半導体素子の製造方法。
  10. 前記ゲートは前記活性領域当たり2つずつ交差するように形成することを特徴とする請求項に記載の半導体素子の製造方法。
  11. 前記ゲートを形成する段階は、
    前記素子分離膜が形成された半導体基板上にゲート絶縁膜、ゲート電極及びキャッピング層を順次的に形成する段階と、
    前記ゲート絶縁膜、ゲート電極及びキャッピング層をパターニングする段階と、前記パターニングされたゲート絶縁膜、ゲート電極及びキャッピング層の側壁を取り囲むゲートスペーサを形成する段階とを含み、前記キャッピング層及びゲートスペーサは前記層間絶縁膜及びエッチング選択比を有する絶縁膜より形成することを特徴とする請求項に記載の半導体素子の製造方法。
  12. 前記第1及び第2ソース/ドレーン領域を形成する段階以後に、
    前記ゲート間の空間を完全に埋め込まない厚さで物質膜を形成する段階をさらに含み、前記物質膜は前記層間絶縁膜及びエッチング選択比を有する絶縁膜で形成されて、前記層間絶縁膜をエッチングする段階でエッチングされることを特徴とする請求項に記載の半導体素子の製造方法。
  13. 前記コンタクトプラグを形成する段階は、
    前記第2自己整列コンタクトパッドの上面の一部及び側壁と、
    前記第2自己整列コンタクトパッドと同一列に位置して、前記第2自己整列コンタクトパッドの前行または次行に位置する素子分離膜の上面を露出させるコンタクトホールが形成されるように、前記層間絶縁膜と他の層間絶縁膜をエッチングする段階と、
    前記コンタクトホールを完全に埋め込む導電膜を形成する段階と、
    前記他の層間絶縁膜の上面が露出されるように前記導電膜の上面を平坦化する段階とを含むことを特徴とする請求項に記載の半導体素子の製造方法。
  14. 前記層間絶縁膜と他の層間絶縁膜をエッチングする段階以後に、
    前記コンタクトホールの内壁と底面に障壁金属膜を形成する段階をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の半導体素子の製造方法。
  15. 前記障壁金属膜としてTi膜とTiN膜との複合膜を形成することを特徴とする請求項14に記載の半導体素子の製造方法。
  16. 前記第1及び第2ソース/ドレーン領域と同一行に位置する素子分離膜の上面に接する第3自己整列コンタクトパッドを形成する段階をさらに含んでおり、前記コンタクトプラグは前記コンタクトプラグが前記第2自己整列コンタクトパッドと同一列に位置する第3自己整列コンタクトパッドの上面の一部及び側壁にさらに接するように形成することを特徴とする請求項に記載の半導体素子の製造方法。
  17. 前記ビットラインを形成する段階は、
    前記コンタクトプラグが形成された前記半導体基板上に導電性リセス防止膜、ビットライン導電層及びビットラインキャッピング層を順次的に形成する段階と、
    前記リセス防止膜、ビットライン導電層及びビットラインキャッピング層をパターニングする段階と、
    前記パターニングされたリセス防止膜、ビットライン導電層及びビットラインキャッピング層の側壁を取り囲むビットラインスペーサを形成する段階とを含むことを特徴とする請求項に記載の半導体素子の製造方法。
  18. 前記リセス防止膜としてTi膜とTiN膜との複合膜を形成することを特徴とする請求項17に記載の半導体素子の製造方法。
  19. 前記フォトレジストパターンを形成する段階は、前記フォトレジストパターンが前記活性領域と同一行に位置する素子分離膜の上面を覆う突出部を有するように形成することを特徴とする請求項に記載の半導体素子の製造方法。
  20. 前記突出部は前記素子分離膜の両側のゲート上まで拡張されるように形成することを特徴とする請求項19に記載の半導体素子の製造方法。
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