JP4164793B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子写真方式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式の画像形成装置は、感光体を所定電位に均一帯電した後、画像露光して感光体上に静電潜像を形成し、トナー現像して記録紙に転写し、転写したトナー像を定着して画像形成を行っている。
【0003】
このような画像形成装置の感光体を均一に帯電する手段として、スコロトロン帯電器と呼ばれるコロナ放電器が知られている。これは簡単な構成で、感光体面を均一に帯電することができるため、広く用いられている。ただし、スコロトロン帯電器は放電を利用するため、オゾンや窒素酸化物等の放電生成物が発生し、これが感光体や帯電器へ付着すると、画像劣化を引き起こすことも知られている。そのため、従来、帯電器背面の軸方向に送風する開口と、帯電器背面に送風を行うダクトを持ち、ダクトの一端から送風を行うことにより、開口を通して帯電器内に気流を発生させてオゾンの排気を行う方法が提案されている(例えば、実行平6−43815号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来提案されているオゾンの排気方法では、コロナ放電を連続して行った場合には、コロナ帯電器内の気流下流側端部で放電電極の劣化が激しくなり、そのため下流側の放電が不安定となって画像の対応する位置に著しい欠陥を発生させたり、特にハーフトーン画像では画像の左右での濃度変化が大きくなるという問題があった。
【0005】
この原因を解析したところ、感光体ドラム回転時には、感光体と対向する側の開口面からはドラム回転によるドラム風がコロナ帯電器内へ吹き込み、また感光体に対向する開口面とは反対側の通気用開口面からはダクト内の気流がコロナ帯電器内へ吹き込んでいる。このように、コロナ帯電器内には感光体ドラム側の開口面、それと反対側のダクトに面した側の開口面の両面から気流が吹き込むことになり、コロナ帯電器内の気流下流側端部にオゾンが滞留してしまい、局所的に放電生成物の付着を激しくさせていることが判明した。
【0006】
特に低温低湿環境(例えば、気温10℃、湿度15%)では、コロナ放電のキャリアとなるH2 Oが少ないため、元々コロナ放電が不安定になりやすいこともあり、放電生成物付着の影響が顕著に現れ、無視できない程の画像欠陥や濃度欠陥が発生することがあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決しようとするものであり、コロナ放電器を用いる電子写真装置において、簡単な構成で低温低湿環境においても良好な放電を維持できるようにすることを目的としている。
本発明は、少なくとも移動可能な像担持体と、前記像担持体に対向して配置され、像担持体の軸方向に沿って設けられた放電電極を囲む断面コの字型の導電性シールドの像担持体に対向する側が開口面であり、前記開口面と対向する底面に放電電極に沿って第1の通気用開口が形成されたコロナ帯電器と、前記導電性シールドに形成された第1の通気用開口に沿って導電性シールドを覆うように隣接して配置され、前記像担持体軸方向端部の一方に気流口が設けられたダクトと、前記気流口からダクト内へ送風を行う送風手段とを備えた画像形成装置であって、前記導電性シールドは、気流下流側にあって前記像担持体に対向する側の開口面および該開口面に対向する底面以外であって像担持体の回転方向下流側の面に少なくとも1つの第2の通気用開口を有し、前記ダクトは、前記導電性シールドの第2の通気用開口に対向する位置に第3の通気用開口を有するともに、第3の通気用開口が形成された面と同一の面のダクト出口付近で第3の通気用開口の下方に第4の通気用開口を有することを特徴とする。
また、本発明は、前記導電性シールドの第2の通気用開口は、気流下流側にいくに従って開口幅が大きいことを特徴とする。
また、本発明は、前記ダクトの第3および第4の通気用開口の間に仕切りが設けられていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の画像形成装置の構成例を示す図で、図1(a)は正面断面図、図1(b)はその横断面図である。
ドラム状の像担持体1は側板2,3に回転可能に支持されている。像担持体1に対向して設けられたカートリッジ4の中には、コロナ帯電器5、さらにコロナ帯電器に隣接してダクト6が配置されている。コロナ帯電器5は、像担持体1の軸方向に沿って設けられた放電電極11と、放電電極を囲む断面コの字形の導電性シールド9、導電性シールド9の像担持体に対向する側の開口面に形成されたグリッド12を有し、グリッド12が形成された開口面と対向する側の導電性シールド9の底面には、通気用開口10が放電電極11に沿って形成されている。ダクト6は通気用開口10に沿って設けられ、側板2,3の少なくとも一方の位置に開口7を有していて、この開口部に図示しない送風装置が配置され、ダクト内に送風して通気用開口10を通して導電性シールド内に気流を生じさせるようになっている。また、ダクトには支持部材13が配置されていてクリーニングブレード14が取付けられ、像担持体1の表面の残存トナーをクリーニングし、除去したトナーがカートリッジ内に集められるように構成されている。
【0009】
本実施形態においては、気流下流側で像担持体1の回転方向下流側にあって、グリッド12、通気用開口10が形成されている面とは異なる導電性シールド9の面16に通気用開口20が形成されている。通気用開口20は像担持体の回転方向下流側の面に設けることにより、像担持体の回転により発生するドラム風が通気用開口へ効果的に流れるようにし、また、気流下流側にいくに従って開口幅を大きくして気流下流側に滞留しがちなオゾンを排出し易くしている。
【0010】
一方、導電性シールド9に隣接して設けられたダクト6には、通気用開口20に対向する位置に、例えば切り欠きとして通気用開口21が形成され、導電性シールド内のオゾンがカートリッジ外に排出され易くしている。また、導電性シールド9の底面に形成された通気用開口10からもオゾンが自重により自然落下するので、このオゾンもカートリッジ外に排出され易いように、ダクトの出口側付近に、例えば、図示するように複数の孔からなる通気用開口22が形成されている。
【0011】
図示するように、通気用開口22は通気用開口21に対して下方に設けられ、通気用開口21と通気用開口22との間は仕切り23により仕切るようにし、導電性シールドの通気用開口20からオゾンとともに排出された気流とダクト内を流れてきた気流とが合流することにより、オゾンを滞留させることがないようにしている。
【0012】
なお、オゾンをカートリッジ外へ排出させるように形成させたダクトの通気用開口21,22に対向して吸引手段を配置し、これにより吸引すればよりいっそう効果的にオゾンを排出することが可能である。
【0013】
図2はシールド底面に形成される通気用開口を説明する図であり、図2(a)はコロナ帯電器の側断面図、図2(b)はコロナ帯電器の底面図、図2(c)はコロナ帯電器の上面図である。
図示するように、導電性シールドの通気用開口20を気流下流側にいくに従って開口幅を大きくすることにより効率良くオゾンの排出を行うことが可能である。また、図示の例では導電性シールド底面の通気用開口10は開口幅を一定としているが、通気用開口10も気流下流側にいくに従って開口幅を大きくすれば、オゾンが集まる下流側において効果的にダクト内に自然落下し、効率良くオゾンの排出を行うことが可能である。
【0014】
なお、上記説明においては、気流口7から送風を行う例について説明したが、気流口7において吸引を行うようにしても全く同様の効果が得られ、この場合は吸引側が気流下流側となって吸引側においてオゾンが排出され、通気用開口20,21,22は吸引側に形成される。
【0015】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ダクト端部の気流口から送風された気流はダクトをそのまま流れるものと、導電性シールドに形成された通気用開口からシールド内に流れるものに分かれ、その内導電性シールド内に流れた気流はシールド内気流下流側端部に形成された通気用開口から放電により発生したオゾンと共に、シールド外へ排気される。ここで、ダクトに導電性シールドの通気用開口に対向する位置と、出口付近に通気用開口を別々に持つことで、導電性シールド内から排出された気流とダクトを流れてきた気流とにより効果的にオゾンを排気することができる。そのため、放電電極への放電生成物の付着を防止でき、特に低温低湿環境においても良好な放電を継続的に行うことができる。
【0016】
また、シールドの気流下流側端部に形成される通気用開口を像担持体の回転方向下流側の面に設けることで、像担持体の回転により発生するドラム風が当該面に形成された通気用開口へ流れるため、さらに効率的にシールド内に発生したオゾンを排気することができ、より良好に放電生成物の付着を防止することができる。
【0017】
また、導電性シールドの気流下流側端部の通気用開口を気流下流側にいくほど開口幅を大きくすることにより、より効果的にシールド内に発生したオゾンを排気することができる。
【0018】
また、ダクトに別々に形成した通気用開口間を仕切りにより隔てることにより、シールド内から排出される気流とダクトを流れてきた気流とが合わさることがないため、よりスムーズにオゾンを排気することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像形成装置の構成例を示す図である。
【図2】 シールド底面に形成される通気用開口を説明する図である。
【符号の説明】
1…像担持体、2,3…側板、4…カートリッジ、5…コロナ帯電器、6…ダクト、7,8…開口、9…シールド、10…通気用開口、11…放電電極、12…グリッド、13…支持部材、14…クリーニングブレード、20,21,22…通気用開口、23…仕切り。

Claims (3)

  1. 少なくとも移動可能な像担持体と、
    前記像担持体に対向して配置され、像担持体の軸方向に沿って設けられた放電電極を囲む断面コの字型の導電性シールドの像担持体に対向する側が開口面であり、前記開口面と対向する底面に放電電極に沿って第1の通気用開口が形成されたコロナ帯電器と、
    前記導電性シールドに形成された第1の通気用開口に沿って導電性シールドを覆うように隣接して配置され、前記像担持体軸方向端部の一方に気流口が設けられたダクトと、
    前記気流口からダクト内へ送風を行う送風手段とを備えた画像形成装置であって、
    前記導電性シールドは、気流下流側にあって前記像担持体に対向する側の開口面および該開口面に対向する底面以外であって像担持体の回転方向下流側の面に少なくとも1つの第2の通気用開口を有し、
    前記ダクトは、前記導電性シールドの第2の通気用開口に対向する位置に第3の通気用開口を有するともに、第3の通気用開口が形成された面と同一の面のダクト出口付近で第3の通気用開口の下方に第4の通気用開口を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記導電性シールドの第2の通気用開口は、気流下流側にいくに従って開口幅が大きいことを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  3. 前記ダクトの第3および第4の通気用開口の間に仕切りが設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
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