JP4164593B2 - カード差し - Google Patents

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也明 高桑
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カード差しに関する。詳しくは、商品陳列棚に陳列された商品の、品名、価格等、商品に関する各種情報を表示したカードを差し入れるため、商品陳列棚から前方に突出した棒に取り付けられるカード差しに関する。
【0002】
なお、本明細書において、前後左右は、図3を基準とするものとし、図3の左を前、右を後、紙面表側を左、紙面裏側を右というものとする。
【0003】
【従来の技術】
従来、この種カード差しは、カードが差し入れられるカード差し本体に、棒保持部材を接着により固定している。カード差し本体は、略垂直板状第1部分、これの下端から上方に向かって折り返された略垂直板状第2部分および、これの上端から下方に向かって折り返された略垂直板状第3部分とを有しているのが通常であるが、これは、板状の部材を折り曲げて形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のカード差しのように、カード差し本体に棒保持部材を接着により固定すると、カード差しの製作に手間がかかるという問題がある。
【0005】
さらに、カード差し本体は、板状の部材を折り曲げて作るため、これを形成する材料は、透明であるのはもちろん弾性を有することが要求される。さらには、接着性のよいことが要求される。
【0006】
このため、カード差し本体は、塩化ビニル樹脂から作られるのが通常である。しかしながら、塩化ビニル樹脂は、焼却処分するとダイオキシンが発生するという問題がある。
【0007】
本発明の目的は、上記課題を解決した、製作に手間がかかることのないカード差しを提供することにある。さらに、焼却処分しても、ダイオキシンが発生することのないカード差しを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記課題を解決するために、本発明のカード差しは、陳列された商品の品名等が書かれたカードが差し入れられるカード差し本体と、商品陳列棚から前方に突出した棒の前端部に取り付けられる棒保持部材とを備え、カード差し本体に形成された保持部材嵌入部に、棒保持部材の前端部が嵌め入れられて、カード差し本体と棒保持部材とが互いに固定されることを特徴とするものである。
【0009】
この、カード差しにおいては、本体と棒保持部材とを接着する必要がなくカード差しの製作に要する手間が少なくなる。さらに、カード差し本体および棒保持部材のいずれか一方のみが破損した場合でも、破損した部材を交換して再使用することができる。
【0010】
上記カード差しにおいて、カード差し本体が、略垂直板状第1部分、これの下端から上方に向かって折り返された略垂直板状第2部分および、これの上端から下方に向かって折り返された略垂直板状第3部分を有し、第1部分と第2部分との間にカードが差し入れられるようになされ、保持部材嵌入部が、第3部分の下縁から上方に向かって形成された切欠よりなり、棒保持部材が、ブロック状部と、これの前端部から少なくとも左右に突出した張出部分とを有し、張出部分が、第2部分と第3部分との間に位置するように、ブロック状部の前端部が、切欠に嵌め入れられることがある。
【0011】
このカード差しは、構成が簡単であり、安価である。また、適切な位置に形成された切欠に棒保持部を嵌め入れて固定するので、カード差し本体と棒保持部とを接着するさいの場合と異なり、カード差し本体に対する棒保持部の位置決めに気をつける必要はない。
【0012】
さらに、切欠の左右側縁の少なくともいずれか一方に、切欠に棒保持部材の前端部が嵌め入れられた状態において、棒保持部材のブロック状部下面に当接する側方突出部が形成されていることもある。
【0013】
このカード差しにおいては、カード差し本体から棒保持部材が、容易に外れることがない。
【0014】
そして、カード差し本体が、ペット樹脂製であり、棒保持部材がABS樹脂製である場合もある。
【0015】
このカード差しにおいては、材料の再使用が容易であり、また焼却処分しても、ダイオキシンが発生することがない。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図3を参照して本発明の1実施形態について説明する。
【0017】
カード差しは、カード差し本体(1) と、棒の先端に取り付けられる棒保持部材(2) とよりなるものである。
【0018】
カード差し本体(1) は、略垂直板状第1部分(1a)、これの下端から上方に向かって折り返された略垂直板状第2部分(1b)および、これの上端から下方に向かって折り返された略垂直板状第3部分(1c)とを有し、第1部分(1a)と第2部分(1b)との間にカード(c) が差し入れられるようになされている。カード差し本体(1) は、一枚の板状部材を折り曲げて形成されたものである。
【0019】
このため、カード差し本体(1) は、透明であるのはもちろん適当な弾性を有する材料から作る必要がある。用いる材料は、低コストという観点からは、塩化ビニル樹脂等が好ましい。他に、好ましい材料として、セルロイド等があるが、特に焼却時にダイオキシンが発生することがなく、かつ再使用できる材料としてペット樹脂が好ましい。
【0020】
第3部分(1c)には、これの下縁中央部から上方に向かって切り欠かれた切欠(1d)が形成されている。切欠(1d)は、断面方形状をなしている。切欠(1d)の左縁下端に右方突出部(1e)が形成されている。
【0021】
棒保持部材(2) は、前直方体部およびこれに比し高さの低い後直方体部からなるブロック状部(2a)と、ブロック状部(2a)の前端部から左右および下に突出した張出部分(2b)とを備えている。なお、張出部分(2b)と、ブロック状部(2a)の前面とは面一になされているとともに、ブロック状部(2a)の前直方体部は、第3部分(1c)の切欠(1d)と同じ幅を有しかつ突出部(1e)と切欠(1d)の上縁との距離と同じ高さを有している。
【0022】
また、ブロック状部(2a)には、下部に設けられた前後に伸びる溝(2c)と、これに連通する上下に伸びる貫通孔(2d)とが設けられている。溝(2c)と貫通孔(2d)との連結部分は、曲面で構成されており、溝(2c)と貫通孔(2d)に差し込まれる棒の先端が90度折れ曲がっている場合、45度折れ曲がっている場合および図3に示したように円弧状をなして曲がっている場合のいずれにも適応できるようになされている。
【0023】
このように、カード差し本体(1) と、棒保持部材(2) とに2分割されて構成されたカード差しは、切欠(1d)に、棒保持部材(2) を下方から嵌め入れ、張出部分(2b)を第2部分(1b)と第3部分(1c)との間に位置させることにより互いに固定される。
【0024】
そして、棒保持部材(2) の第3部分(1c)の切欠(1d)より左方の部分において、第2部分(1b)と第3部分(1c)との間隔が大きくなるように、すなわち、第3部分(1c)における切欠(1d)より左方の部分をこれの上縁を支点として後方にめくるようにすれば、右方突出部(1e)を避けて棒保持部材(2) をカード差し本体(1) に嵌め入れることができる。
【0025】
棒保持部材(2) を本体(1) に嵌め入れると、右方突出部(1e)が、ブロック状部(2a)の下面に当接し、本体(1) から棒保持部材(2) が外れるのを防止する。
【0026】
このようにして組み立てられたカード差しは、図3に示したように、従来のものと同様に、前端が上方に向かって曲げられた棒(r) の水平部分に、棒保持部材(2) の溝(2c)が嵌め被せられ、棒(r) の上方に向かって折り曲げられた部分に、貫通孔(2d)が嵌め被せられて取り付けられる。
【0027】
なお、カード差し本体および棒保持部材の構成は、上記実施形態のものに限らず、適宜変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカード差しの組立前における斜視図である。
【図2】同カード差しの組立後の斜視図である。
【図3】同カード差しの使用時の断面図である。
【符号の説明】
(1) カード差し本体
(1a) 略垂直板状第1部分
(1b) 略垂直板状第2部分
(1c) 略垂直板状第3部分
(1d) 棒保持部材嵌入部(切欠)
(1e) 側方突出部
(2) 棒保持部材
(2a) ブロック状部
(2b) 張出部分
(C) カード
(r) 棒

Claims (1)

  1. 陳列された商品の品名等が書かれたカード(c)が差し入れられるカード差し本体(1)と、商品陳列棚から前方に突出した棒(r)の前端部に取り付けられる棒保持部材(2)とを備え、 カード差し本体 (1) が、略垂直板状第1部分 (1a )と、これの下端から上方に向かって折り返された略垂直板状第2部分 (1b) と、これの上端から下方に向かって折り返された略垂直板状第3部分 (1c) とを有し、第1部分 (1a )および第2部分 (1b) 間にカード (c) が差し入れられるようになされており、
    第3部分 (1c) の下縁に、切欠 (1d) が形成され、切欠 (1d) の左縁下端部に右方突出部 (1e) が設けられており、
    棒保持部材 (2) が、前端部を切欠 (1d) に下方から嵌め入れるブロック状部 (2a) と、これの前端部からそれぞれ左右に突出した一対の張出部分 (2b) とを有しており、
    ブロック状部 (2a) の前端部を、切欠 (1d) に嵌め入れる際に、ブロック状部 (2a) の両張出部分 (2b) 間の部分が右方突出部 (1e) を避けうるように切欠 (1d) の左方の部分が後方にめくられて両張出部分 (2b) が第2部分 (1b) および第3部分 (1c) 間に位置させられうるように、棒保持部材 (2) がABS樹脂によって形成されており、
    棒保持部材 (2) の前端部を切欠 (1d) に嵌め入れた状態において、ブロック状部 (2a) 下面に右方突出部 (1e) が下側から当接されるようになされているカード差し。
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