JP4164410B2 - 圧力制御弁 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、二次側圧力を一次側圧力よりも低い設定圧力となるように制御する圧力制御弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の圧力制御弁として、図10に示すように、弁本体81に形成された流路82の両端には、一次側ポート83及び二次側ポート84が形成され、両ポート83,84との間において流路82は、弁座86から弁体87が接離することにより開閉されるようになっている。なお、図10の状態では弁座86に弁体87が押し付けられて、流路82が閉鎖されている。
【0003】
一次側ポート83より流入した空気は、弁座86と弁体87との隙間から二次側へ流出する。一方、二次側へ流出した空気の一部はフィードバック通路88を介してフィードバック室89に流入し、ダイヤフラム90を押し上げる力として作用する。このフィードバック室89から上方に作用する力と、金属製の調圧コイルバネ91により下方へ作用する弾性力とのバランスにより、ロッド92を介して弁座86と弁体87との隙間が調節され、二次側圧力が設定された設定圧力に調節される。この設定圧力は、操作ハンドル93の操作によってダイヤフラム90を押し下げる調圧コイルバネ91の弾性力で決められる。
【0004】
このような圧力制御弁において、調圧コイルバネ91に対する加振源であるダイヤフラム90の振動数と調圧コイルバネの固有振動数と一致すると共振現象(サージング)を起こし、調圧コイルバネ91が発振する。このような不具合を防止するために、フィードバック室89に適度な弾性を有する防振ゴム94を設け、この防振ゴム94の弾性力によって、調圧コイルバネ91の発振を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来技術で述べた圧力制御弁においては、調圧コイルバネ91の発振を抑えるために防振ゴム94を使用すると、例えば金属スプリング等と比較して粘弾性があるため、ダイヤフラム90の圧力検出感度が悪くなり、圧力制御の応答性が低下する。
【0006】
上述したこと以外に、防振ゴム94を使用すると、圧力制御弁が設置される環境温度の変化により防振ゴム94の硬度が変わる。つまり、防振ゴム94は環境温度が高くなると柔らかくなり、低くなると硬くなるというように、防振ゴム94の弾性係数が変わるため圧力制御の精度低下を招く。
【0007】
更に、防振ゴム94を使用すると、環境温度変化等によって金属コイルバネ等と比較して劣化しやすく、劣化すれば圧力制御の精度低下を招く。これを防止するために、劣化しにくい防振ゴムとすることも可能であるが、コストが高くなるという問題もある。
【0008】
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、調圧コイルバネの発振を抑制することができるとともに圧力制御の精度を向上することが可能な圧力制御弁を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明では、弁本体に流体が流通する流路を設け、その流路の端部には一次側の流体が供給される一次側ポート及び二次側の流体が排出される二次側ポートをそれぞれ設け、前記流路の一次側ポートと二次側ポートとの間には前記流路の有効断面積を変化させる開閉部を設け、前記二次側ポート側の流路にフィードバック通路を介して連通するフィードバック室を設け、このフィードバック室の内部圧力に基づいて前記開閉部を開閉動作させる受圧体を設け、この受圧体を前記開閉部が開放する方向に付勢して二次側ポートより出力される流体の二次側圧力を所定の設定圧力に調節する調圧コイルバネを設けた圧力制御弁において、前記フィードバック室に、該フィードバック室内に設けられた仕切室と前記受圧体との間に介在されて、前記調圧コイルバネが受圧体を付勢する方向と逆方向に弾性力を作用させて前記調圧コイルバネの発振を抑制する防振部材を備え、前記受圧体の変位に基づいて前記防振部材と受圧体との接触長が変化することによって前記防振部材の固有振動数が変化するように構成したことを要旨とする。
【0010】
請求項1に記載の発明によれば、受圧体が変位すると、防振部材の固有振動数は変化するため、防振部材の固有振動数と調圧コイルバネの固有振動数とが一致しにくくなる。これにより、共振現象が生じにくくなり、調圧コイルバネの発振を抑制することができる。
【0011】
請求項2に記載の発明では、前記防振部材は、円錐コイルバネであり、この円錐コイルバネを形成する巻線は、同円錐コイルバネの軸線方向から見て重なり合わないように構成されていることを要旨とする。
【0012】
請求項2に記載の発明によれば、受圧体が変位すると、円錐コイルバネを構成する巻線が座面に接することにより、円錐コイルバネの有効巻線の長さが変わる。これにより、円錐コイルバネの固有振動数を変化させることができる。従って、円錐コイルバネという汎用性の高い部材を用いることにより、低コストで調圧コイルバネの発振を抑制することが可能になる。
請求項3に記載の発明では、前記防振部材は、波状の皿バネであることを要旨とする。この構成によれば、厚みが薄い皿バネを用いて調圧コイルバネの発振を防止できるため、圧力制御弁が大型化するのを防止することができる。
請求項4に記載の発明では、前記防振部材は、板バネであり、この板バネは仕切壁の座面に対して斜状をなす弾性部を有することを要旨とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、圧力制御弁11は弁本体12を備えており、その弁本体12の互いに対向する側面には、一次側ポート13と二次側ポート14とが形成されている。弁本体12には、一次側ポート13を含む一次側流路13aと二次側ポート14を含む二次側流路14aとを互いに連通させる弁孔15が形成されている。弁孔15の周囲に形成された弁座16には、弁体19が接近又は離間可能に設けられている。弁体19は、弁孔15の底部に設けられたコイルバネ17によって支持され、コイルバネ17の弾性力により弁体19は弁座16に対して接近する方向に付勢されている。弁座16と弁体19とから両流路13a,14aを連通する箇所の有効断面積を変化させる開閉部18が構成されており、開閉部18の開度量に応じて、一次側ポート13から二次側ポート14に流れる圧縮流体の流量が調節されるようになっている。
【0014】
前記弁本体12にはフィードバック室31が凹設され、このフィードバック室31は、フィードバック通路32を介して二次側ポート14に通じている。弁本体12においてフィードバック室31の開口部を塞ぐようにダイヤフラム33が設けられ、このダイヤフラム33は、弁本体12に固定されるカバー35によって挟持されている。フィードバック室31内の圧力が所定値よりも高くなるとダイヤフラム33が図1の上側に反るように変位し、圧力が所定値よりも低くなるとダイヤフラム33が図1の下側に反るように変位する。
【0015】
ダイヤフラム33の中央部にはそれを挟持する受圧ディスク37が設けられており、受圧ディスク37の中央部には、フィードバック室31に通じるリリーフ通路39が形成されている。受圧ディスク37においてリリーフ通路39の周囲に形成された弁座38には、前記弁体19の上面に立設された弁棒30の上端部が接離可能となっている。受圧ディスク37にある弁座38から弁棒30の上端部が離間することにより、フィードバック室31内にある余分な圧縮流体は、カバー35の上部に形成された排気ポート41を介して外部に排出されるようになっている。
【0016】
カバー35の上部には圧力設定ノブ43が設けられ、この圧力設定ノブ43に連結されたネジ棒44の上部にはバネ押さえ部材46が進退可能に螺合されている。カバー35内には金属製の調圧コイルバネ42が収容され、その下端は上側の受圧ディスク37に形成された係合突部37aに外挿され、上端はバネ押さえ部材46に形成された係合突部46aに外挿されている。そして、圧力設定ノブ43を回動操作することにより、バネ押さえ部材46の上下位置が変わることでダイヤフラム33を押し下げる弾性力が調節され、二次側圧力が設定された設定圧力に調節されるようになっている。
【0017】
上述した構成の圧力制御弁11によれば、圧力設定ノブ43を回動操作し、調圧コイルバネ42の弾性力によって受圧ディスク37及び弁棒30を下側に変位させ、弁座16と弁体19との間に隙間を形成する。この状態で、一次側ポート13から圧縮流体が供給されると、その圧縮流体は一次側流路13a、弁孔15、二次側流路14aを介して二次側ポート14から排出される。
【0018】
ここで、二次側流路14aの圧力が設定圧力よりも高くなると、フィードバック室31内の圧力が高められ、調圧コイルバネ42の弾性力に抗してダイヤフラム33と受圧ディスク37とが上方に変位する。これにより、弁棒30と弁体19とが一体的となって上方に移動し、弁体19が弁座16に近づき、開閉部18の開度が小さくなり、一次側ポート13から二次側ポート14へ流れる圧縮流体の供給量が少なくなる。フィードバック室31内にある余分な圧縮流体は、弁棒30の上端部と受圧ディスク37の弁座38との間からリリーフ通路39を介してカバー35内に入り、更に排気ポート41から外部に排出される。
【0019】
一方、二次側流路14aの圧力が設定圧力よりも低くなると、フィードバック室31の圧力が低くなってダイヤフラム33と受圧ディスク37とが下方へ変位する。これにより、弁棒30と弁体19とが下方へ移動し、弁体19が弁座16から遠ざかる。その結果、開閉部18の開度が大きくなって、二次側流路14a内の圧力が高まる。以上により、二次側圧力が調圧コイルバネ42にて調節された設定圧力に保持される。
【0020】
次に、本実施形態の要部について説明する。
図1,図2に示すように、フィードバック室31には4つの仕切壁51が等間隔をおいて形成されており、この仕切壁51の上端面には金属からなる防振部材としての円錐コイルバネ52が設けられている。円錐コイルバネ52の下側は、仕切壁51の上端面に形成された段差部51aに係止されており、上側は受圧ディスク37の下面に形成された係合突部37aに係止されている。円錐コイルバネ52の弾性力は、調圧コイルバネ42の弾性力に対して打ち消し合う方向、つまり受圧ディスク37及びダイヤフラム33を押し上げる方向に作用している。円錐コイルバネ52は、ダイヤフラム33が上下方向に変位するのに伴い伸縮するようになっている。
【0021】
図3に示すように、円錐コイルバネ52は、その軸線方向から見て重なり合わないように形成された巻線52aから構成されている。この形状により、円錐コイルバネ52が圧縮されてその自由高Hが所定値よりも小さくなると、巻線52aは、円錐コイルバネ52の外側から仕切壁51の段差部51aを座面として接着が開始され、この接着点Aから巻線52aの上端と受圧ディスク37とが接している密着点Bまでの有効巻線の長さが変化する。つまり、円錐コイルバネ52の自由高Hに応じて巻線52aの接着点Aが変わることから、ダイヤフラム33の変位量に応じて、円錐コイルバネ52の有効巻線の長さは変化するようになっている。
【0022】
ここで、円錐コイルバネ52の固有振動数をf、定数をa、有効巻線の長さをLとすると、次式(α)に示す関係があることが知られている。
f=a/2L………(α)
つまり、円錐コイルバネ52の有効巻線の長さと、円錐コイルバネ52の固有振動数とは反比例するという関係があり、固有振動数は有効巻線の長さに応じて変わることが知られている。従って、図1で説明した調圧コイルバネ42に対する加振源の1つである円錐コイルバネ52の固有振動数が変化すれば、円錐コイルバネ52のもつ固有振動数と加振源の振動数とが一致しにくくなり、共振現象(サージング)による調圧コイルバネ42の発振が抑制される。
【0023】
従って、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(1)ダイヤフラム33の変位に基づき固有振動数が変化する円錐コイルバネ52によって、調圧コイルバネ42の発振が抑制されるようになっている。この円錐コイルバネ52は、従来技術で説明した防振ゴム等と比較して瞬発性に優れるため、フィードバック室31内の圧力変化に伴うダイヤフラム33の応答性を向上することができる。この結果、圧力制御弁11の圧力制御感度を向上することができ、調圧コイルバネ42の発振を抑制することができるとともに圧力制御の精度を向上することができる。
【0024】
(2)調圧コイルバネ42の発振を抑制する円錐コイルバネ52は、金属製であるため圧力制御弁11が設置される環境温度の影響によってバネ定数が変化することがない。従って、圧力制御弁11の圧力制御の精度低下を招くのを防止することができる。
【0025】
(3)調圧コイルバネ42の発振を抑制する金属製の円錐コイルバネ52はゴム材等等に比較して劣化しにくいため、圧力制御弁11の寿命を長くすることができる。しかも、円錐コイルバネ52の自由高Hは比較的小さいため、フィードバック室31内に設置しても上下方向のスペースが大きくなることがない。よって、圧力制御弁11が大型化するのを防止できる。
【0026】
(第2実施形態)
第2実施形態を、前記実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図4,図5に示すように、フィードバック室31内において受圧ディスク37と仕切壁51との間には環状の皿バネ61が介在されている。皿バネ61は、その厚さ方向に凸状である山部61aと厚さ方向に凹状である谷部61bとが、同皿バネ61の周方向に沿って交互に形成され、全体が波状をなしている。皿バネ61の山部61aは受圧ディスク37に形成された係止溝37bに係合され、谷部61bは仕切壁51の段差部51aに係合支持されている。皿バネ61の弾性力は、調圧コイルバネ42の弾性力に対して打ち消し合う方向、つまり受圧ディスク37及びダイヤフラム33を押し上げる方向に作用している。
【0027】
受圧ディスク37及びダイヤフラム33が下方に変位すると、皿バネ61は撓むが、このときの状態を図6(a),(b)に模式的に示す。図6(a),(b)に示すように、ダイヤフラム33及び受圧ディスク37の変位量に応じて、皿バネ61の谷部61bと仕切壁51との接触点と、山部61aと受圧ディスク37との接触点との間のスパン有効長さL1,L2が変化する。すなわち、図6(a)に示されるダイヤフラム33及び受圧ディスク37が変位していないときのスパン有効長さL1よりも、図6(b)に示される変位したときのスパン有効長さL2の方が短い。皿バネ61の固有振動数はスパン有効長さに応じて変わるものである。従って、調圧コイルバネ42に対する加振源の1つである皿バネ61の固有振動数が変化すれば、調圧コイルバネ42のもつ固有振動数と加振源の振動数とが一致しにくくなり、共振現象(サージング)による調圧コイルバネ42の発振を抑制することができる。
【0028】
(第3実施形態)
図7,図8に示すように、フィードバック室31内において受圧ディスク37と仕切壁51との間には環状の板バネ71が介在され、この板バネ71は仕切壁51の段差部51aに係合支持されている。板バネ71は、環状のベース部71aと、ベース部71aから中心部に向けて斜めに突設された複数の弾性片71bとから構成されている。各弾性部の先端は、ベース部71aと平行をなすように折曲されており、その折曲した部分が受圧ディスク37の下面に接触されている。これにより、弾性片71bの弾性力は、調圧コイルバネ42の弾性力に対して打ち消し合う方向、つまり受圧ディスク37及びダイヤフラム33を押し上げる方向に作用している。
【0029】
板バネ71の各弾性片71bの基端は緩やかなアール状に形成されている。これにより、受圧ディスク37及びダイヤフラム33が下方に変位すると、各弾性片71bは撓むが、このときの状態を図9(a),(b)に模式的に示す。図9(a),(b)に示すように、ダイヤフラム33及び受圧ディスク37の変位量に応じて仕切壁51の段差部51aに対し各弾性片71bはその基端側から先端部側にかけて順次接触するため、弾性片71bの有効長さL11,L12が変化する。すなわち、図9(a)に示されるダイヤフラム33及び受圧ディスク37が変位していないときの有効長さL11よりも、図9(b)に示される変位したときの有効長さL12の方が短い。板バネ71の固有振動数は弾性片71bの有効長さL11,L12に応じて変わるものである。従って、調圧コイルバネ42に対する加振源の1つである板バネ71の固有振動数が変化すれば、調圧コイルバネ42のもつ固有振動数と加振源の振動数とが一致しにくくなり、共振現象による調圧コイルバネ42の発振を抑制することができる。
【0030】
(別の実施形態)
本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記第1実施形態では、フィードバック室31に仕切壁51を形成し、この仕切壁51上に円錐コイルバネ52を設けたが、この仕切壁51を省略し、フィードバック室31の底部に円錐コイルバネ52を配置してもよい。
【0031】
・前記第3実施形態では、板バネ71を4つの弾性片71bから構成したが、1つ以上の弾性片71bであれば任意の数に変更してもよい。
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に示す。
【0035】
記板バネは複数設けられ、各板バネは同一円周上に等間隔をおいて配置されている。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、調圧コイルバネの発振を抑制することができるとともに、圧力制御の精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における圧力制御弁の断面図。
【図2】要部を示す分解斜視図。
【図3】要部を示す拡大断面図。
【図4】第2実施形態における要部を示す拡大断面図。
【図5】要部を示す分解斜視図。
【図6】(a),(b)は皿バネを模式的に示し、その撓み具合を示す説明図。
【図7】第3実施形態における要部を示す拡大断面図。
【図8】要部を示す分解斜視図。
【図9】(a),(b)は板バネを模式的に示し、その撓み具合を示す説明図。
【図10】従来技術における圧力制御弁の断面図。
【符号の説明】
11…圧力制御弁、12…弁本体、13…一次側ポート、13a…一次側流路(流路)、14…二次側ポート、14a…二次側流路(流路)、18…開閉部、19…弁体、30…弁棒、31…フィードバック室、32…フィードバック通路、33…ダイヤフラム(受圧体)、37…受圧ディスク(受圧体)、42…調圧コイルバネ、51…仕切壁、52…円錐コイルバネ(防振部材)、52a…巻線。

Claims (4)

  1. 弁本体に流体が流通する流路を設け、その流路の端部には一次側の流体が供給される一次側ポート及び二次側の流体が排出される二次側ポートをそれぞれ設け、前記流路の一次側ポートと二次側ポートとの間には前記流路の有効断面積を変化させる開閉部を設け、前記二次側ポート側の流路にフィードバック通路を介して連通するフィードバック室を設け、このフィードバック室の内部圧力に基づいて前記開閉部を開閉動作させる受圧体を設け、この受圧体を前記開閉部が開放する方向に付勢して二次側ポートより出力される流体の二次側圧力を所定の設定圧力に調節する調圧コイルバネを設けた圧力制御弁において、
    前記フィードバック室に、該フィードバック室内に設けられた仕切室と前記受圧体との間に介在されて、前記調圧コイルバネが受圧体を付勢する方向と逆方向に弾性力を作用させて前記調圧コイルバネの発振を抑制する防振部材を備え、前記受圧体の変位に基づいて前記防振部材と受圧体との接触長が変化することによって前記防振部材の固有振動数が変化するように構成したことを特徴とする圧力制御弁。
  2. 前記防振部材は、円錐コイルバネであり、この円錐コイルバネを形成する巻線は、同円錐コイルバネの軸線方向から見て重なり合わないように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の圧力制御弁。
  3. 前記防振部材は、波状の皿バネであることを特徴とする請求項1に記載の圧力制御弁。
  4. 前記防振部材は、板バネであり、この板バネは仕切壁の座面に対して斜状をなす弾性部を有することを特徴とする請求項1に記載の圧力制御弁。
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