JP7084170B2 - 安全弁及び圧力調整器 - Google Patents

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Description

本発明は、安全弁及び圧力調整器に関する。
従来より、ハウジング内に形成された調圧室と大気圧室とを区画するダイヤフラムを備え、ダイヤフラムの変位によって弁開度を調整して調圧室内のガス圧力を調整する圧力調整器が知られている(例えば特許文献1参照)。この類の圧力調整器にあっては、調圧室のガス圧力が規定範囲よりも大きくなることがあるため、このような事態への対策が採られている。
例えば特許文献2には、調圧室である減圧室と、大気に連通する大気圧室とを区画するダイヤフラムを備えた圧力調整器が開示されている。この圧力調整器において、ダイヤフラムには作動桿が貫通して設けられており、当該作動桿はダイヤフラムの面直方向に沿って摺動自在に支持されている。この作動桿は、大気圧室内に設けられた圧縮コイルバネと協働することで、安全弁としても機能する。安全弁(作動桿)は、減圧室内のガス圧力が規定圧力まで上昇した場合に、ガスの一部を大気に放出して、減圧室内のガス圧力を一定以下の圧力に保つ役割を担っている。
特開2012-238196号公報 特開2017-102514号公報
しかしながら、特許文献2に開示された手法にあっては、作動桿に対して圧縮コイルバネを組み付ける際に、圧縮コイルバネと、作動桿の先端側に係止されて当該圧縮コイルバネを受け止める円板状の止め座とを含む2部品を用いる構成となっている。このため、部品コストが嵩むばかりか、組付工程も煩雑となるので生産性が悪いという問題がある。さらに、止め座を作動桿に係止させる際に、止め座を回転させる必要があるが、止め座の回転に伴って圧縮コイルバネにねじれが発生することがある。この場合、圧縮コイルバネの荷重が一定にならず、安全弁の動作圧力が不安定になるという問題がある。圧縮コイルバネのねじれを防止する対策を施すことも考えられるが、部品の追加が必要になってしまう。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、組付工程における生産性の向上を図るとともに、動作圧力の安定化を図ることができる安全弁及び圧力調整器を提供することである。
かかる課題を解決するために、本発明の一の側面は、外部と連通する外部圧室と調圧室とを隔てるダイヤフラムの動きに連動して弁開度を調整して調圧室内のガス圧力を調整する圧力調整器に設けられ、調圧室内のガス圧力が規定の動作圧力になった場合にガスの一部を外部圧室に放出する安全弁に関する。この安全弁は、ダイヤフラムを貫通して設けられ、当該ダイヤフラムの面直方向に沿って摺動自在に支持された作動桿と、作動桿の減圧室側に設けられ、ダイヤフラムに対して当接することで調圧室を密閉する弁体と、作動桿の外部圧室側に設けられ、弁体をダイヤフラムに対して当接する方向に付勢する平板状の板バネと、を有している。そして、板バネは、ダイヤフラムと対向して配置される台座部と、台座部と向かい合うように配置され、作動桿の外部圧室側の先端部に設けられた係止部に係止される止め座部と、止め座部と台座部との間に設けられ、弾性力を備えるバネ部と、を有する
また、本発明の別の側面は、外部と連通する外部圧室と調圧室とを隔てるダイヤフラムの動きに連動して弁開度を調整して調圧室内のガス圧力を調整する圧力調整器に関する。この圧力調整器は、ダイヤフラムを貫通して設けられ、当該ダイヤフラムの面直方向に沿って摺動自在に支持された作動桿と、弁開度を調整する調圧弁体と、ダイヤフラムの変位に伴った作動桿の変位を、調圧弁体の変位に変換するリンク機構と、調圧室内のガス圧力が規定の動作圧力になった場合にガスの一部を外部圧室に放出する安全弁と、を有している。この場合、安全弁は、作動桿の減圧室側に設けられ、ダイヤフラムに対して当接することで調圧室を密閉する弁体と、作動桿の外部圧室側に設けられ、弁体をダイヤフラムに対して当接する方向に付勢する平板状の板バネと、を有している。そして、板バネは、ダイヤフラムと対向して配置される台座部と、台座部と向かい合うように配置され、作動桿の外部圧室側の先端部に設けられた係止部に係止される止め座部と、止め座部と台座部との間に設けられ、弾性力を備えるバネ部と、を有する。
また、本発明において、バネ部は、止め座部が係止部に係止された状態において撓み変形し、動作圧力に応じた弾性力を発揮することが好ましい。
また、本発明において、止め座部は、係止部を挿通可能な開口である挿通穴を備え、止め座部は、係止部が挿通穴に挿通された状態で作動桿を中心に回動させられた場合に、挿通穴の向きが係止部の向きからずれることで、係止部から外れることを規制することが好ましい。
また、本発明において、止め座部は、係止部が挿通可能な開口である挿通穴を備え、係止部は、当該係止部の外周に外方に向かって張り出した係止爪を備えるとともに、挿通穴に挿通される際に挿通穴の中心方向へと弾性変形可能に構成されていることが好ましい。この場合、係止爪は、係止部が挿通穴を通過した後に弾性復帰することで、挿通穴の開口周縁に対して係止されることが望ましい。
本発明によれば、組付工程における生産性の向上を図るとともに、動作圧力の安定化を図ることができる。
本実施形態に係る圧力調整器の構成を模式的に示す断面図 安全弁の要部を拡大して示す説明図 板バネの構成を示す説明図 板バネの組付方法を示す説明図 板バネの変形例を示す説明図 板バネの変形例を示す説明図 板バネの変形例を示す説明図 板バネの変形例を示す説明図 変形例に係る安全弁の要部を拡大して示す説明図
図1は、本実施形態に係る圧力調整器1の構成を模式的に示す断面図である。本実施形態に係る圧力調整器1は、入口側から供給される高圧ガスを低圧ガスに調圧(減圧)して出口側から供給するガス供給機器である。圧力調整器1の入口側には、高圧のガスを貯留するガス容器(図示せず)が接続され、圧力調整器1の出口側には、ガスを燃焼する燃焼器等のガス機器(図示せず)が接続されている。本実施形態では、圧力調整器1として、プロパンガス等を主成分としたLPG(液化石油ガス)を調圧する自動切替調整器を例示するが、これに限られない。
この圧力調整器1は、下部ハウジング2と上部ハウジング3とを備え、下部ハウジング2と上部ハウジング3とが組み付けられることによりハウジングが形成される。ハウジングの内部は中空状に形成されており、ハウジングの内部には、各種の機能を有する空間部が区画され、圧力調整器1を構成する要素が収容されている。
下部ハウジング2は、図示しない2つのガス入口流路と、ガス出口流路5とが形成されている。個々のガス入口流路は、それぞれ異なるガス容器に接続され、ガス容器からの高圧ガスを導入する。ガス出口流路5は、ガス入口流路に対して直交する方向に形成され、圧力調整器1にて減圧されたガスを、ハウジングの外部へと流出させる。
圧力調整器1は、ガス入口流路から導入される、例えば0.1~1.56MPaの高圧ガスを0.06MPa程度の中圧ガスに減圧する中圧減圧部6と、中圧ガスを2.55~3.3kPa程度の低圧ガスに減圧する低圧減圧部20とを備えている。
中圧減圧部6は、中圧減圧室7と、第1大気圧室8と、中圧スプリング9と、中圧受板10と、中圧ダイヤフラム11と、軸受部材12と、切替軸13と、上部軸受部材14と、切替レバー15と、押圧部材16と、中圧弁(図示せず)とを備えている。
中圧減圧室7は、下部ハウジング2と上部ハウジング3との間に形成され、ガス入口流路から導入された高圧ガスを一時的に保持する空間部(調圧室)である。第1大気圧室8は、外部と連通することにより大気に開放された空間部(外部圧室)であり、その内部は、大気圧となる。
中圧ダイヤフラム11は、周縁が下部ハウジング2と上部ハウジング3との間に挟持されている。中圧ダイヤフラム11は、中圧減圧室7と第1大気圧室8とを気密に隔てる隔壁として機能する。中圧ダイヤフラム11は、中圧減圧室7内の圧力(ガス圧力)の変化に応じて変形し、中心軸Yの軸方向(以下単に「Y軸方向」という)に変位する。中圧ダイヤフラム11は、中圧受板10を介して中圧スプリング9により中圧減圧室7側に付勢されている。
軸受部材12は、中圧ダイヤフラム11の中心に、中圧ダイヤフラム11を面直方向に貫通して固定される部材である。切替軸13の下部は、軸受部材12に挿入され、中心軸Yを中心に回転自在に支持されている。切替軸13は、Y軸方向への移動が規制された状態で軸受部材12に支持されている。切替軸13は、中圧減圧室7内のガス圧力の変動に伴って、中圧ダイヤフラム11とともにY軸方向に移動する。この切替軸13の下部(下部ハウジング2側)には、2つのガス入口流路に対応して、2つの中圧弁が配置されている。個々の中圧弁は、切替軸13のY軸方向への移動に基づいて動作し、対応するガス入口流路から中圧減圧室7へのガスの流入を調整する。
上部軸受部材14は、切替軸13の上部に配置され、切替軸13の上部を回転自在に支持する。上部軸受部材14は、円筒部14aと、フランジ部14bと、爪部14cとを有している。円筒部14aは、切替軸13の上部を覆う。フランジ部14bは円筒部14aの上部に位置し、径方向(平面方向)の外側に延出する部位である。爪部14cは、上部ハウジング3側に係止される部位である。この上部軸受部材14は、フランジ部14bと爪部14cとによって上部ハウジング3の一部(上部ハウジング3の内方に延びる部位)を挟持することにより、上部ハウジング3に固定されている。
上部軸受部材14には、上部ハウジング3側に延びるパイプ部14dが形成されている。円筒部14a及びパイプ部14dには、その内部を連続的に貫通する貫通部14eが同軸上に形成されている。この貫通部14eにより、第1大気圧室8は、外部と連通することとなる。
切替レバー15は、上部ハウジング3の上部に配置され、平面内を180度回転可能に構成されている。切替レバー15の回転により、切替軸13も同期して回転する。切替軸13の下部には、押圧部材16が固定状態で設けられている。押圧部材16は、切替レバー15の回転とともに回転する。押圧部材16は、カム機構を構成しており、切替レバー15が180度回転することで、2つの中圧弁に対する接触関係が変化する。これにより、回転操作によって選択される切替レバー15の位置に応じて、2つの中圧弁のうち、いずれか一方の中圧弁を優先的に動作(ガス入口流路の開放)させることができる。
低圧減圧部20は、低圧減圧室21と、第2大気圧室22と、低圧スプリング23と、低圧受板24と、低圧ダイヤフラム25と、作動桿26と、レバー29と、ピストン30と、低圧弁31と、ノズル部32とを備えている。
低圧減圧室21は、下部ハウジング2と上部ハウジング3との間に形成され、中圧減圧部6から導入された中圧ガスを一時的に保持する空間部(調圧室)である。第2大気圧室22は、外部と連通することにより大気に開放された空間部(外部圧室)であり、その内部は、大気圧となる。この第2大気圧室22は、低圧減圧部20と中圧減圧部6との間を連通する連通路34を介して、中圧減圧部6の第1大気圧室8とつながっている。
低圧ダイヤフラム25は、周縁が下部ハウジング2と上部ハウジング3との間に挟持されている。低圧ダイヤフラム25は、低圧減圧室21と第2大気圧室22とを気密に隔てる隔壁として機能する。低圧ダイヤフラム25は、低圧減圧室21内の圧力(ガス圧力)の変化に応じて変形し、中心軸Xの軸方向(以下単に「X軸方向」という)に変位する。
低圧スプリング23は、低圧ダイヤフラム25を低圧減圧室21側に付勢する付勢手段である。低圧スプリング23は、圧縮コイルバネによって構成されている。低圧スプリング23は、第2大気圧室22側に設けられ、低圧ダイヤフラム25と上部ハウジング3との間に、低圧ダイヤフラム25と同軸上に保持されている。
低圧受板24は、低圧ダイヤフラム25の第2大気圧室22側に、低圧ダイヤフラム25と同軸上に固定されている。低圧受板24は、低圧ダイヤフラム25の一部として機能し、低圧スプリング23からの付勢力を低圧ダイヤフラム25へ入力する。低圧受板24は、低圧ダイヤフラム25とは反対側の面(第2大気圧室22側の面)に円環状の支持突起部24aを備えている。低圧受板24は、支持突起部24aの内側に低圧スプリング23を支持する。
作動桿26は、低圧ダイヤフラム25の中心に、X軸方向に沿って貫通して設けられ、低圧ダイヤフラム25の面直方向(X軸方向)に沿って摺動自在に支持されている。レバー29は、湾曲したアーム状の部材である。レバー29の一端側には、作動桿26の低圧減圧室21側の端部が回転可能に連結され、その他端側には、ピストン30が回転可能に連結されている。レバー29は、レバー支持軸29aを中心に回動可能に支持されている。ピストン30は、略円柱状に形成され、一端側にレバー29が連結され、その他端側に低圧弁31が連結されている。作動桿26、レバー29及びピストン30は、低圧ダイヤフラム25の変位に伴った作動桿26のX軸方向に沿った直線運動を、レバー29の回動の作用によって、ノズル部32の中心軸線に沿ったピストン30の直線運動に変換する。すなわち、レバー29及びピストン30は、低圧ダイヤフラム25と低圧弁31とを連結し、低圧ダイヤフラム25の変位に伴った作動桿26の変位を低圧弁31の変位に変換するリンク機構である。
なお、第2大気圧室22、低圧スプリング23、低圧受板24、低圧ダイヤフラム25、作動桿26、レバー29及びピストン30は、調圧機構を構成する。この調圧機構は、低圧減圧室21内のガス圧力に応じて低圧弁31を閉止位置と開放位置との間で移動させることで弁開度を調整し、低圧減圧室21内のガス圧力を調圧する機構である。
低圧弁31は、調圧機構によるピストン30の直線運動に応じて、中圧減圧室7とガス出口流路5との間に設けられたノズル部32を開閉する(調圧弁体)。具体的には、低圧弁31は、調圧機構(ピストン30)に支持され、ノズル部32の中心軸線に沿って、閉止位置と開放位置とに移動する。閉止位置とは、低圧弁31がノズル部32と当接し、ノズル部32を閉止する位置である。開放位置とは、低圧弁31がノズル部32から離れ、ノズル部32を開放する位置である。低圧弁31は、閉止位置と開放位置との間で移動することで、ノズル部32に対する低圧弁31の開度(以下「弁開度」という)を調整することができる。
つぎに、本実施形態に係る圧力調整器1の動作について説明する。まず、ガス機器側でガスが使用されると、中圧減圧室7のガス圧力が減圧する。これにより、中圧スプリング9の付勢力により中圧ダイヤフラム11が中圧減圧室7側に変位する。そして、中圧ダイヤフラム11の変位に伴い、切替レバー15及び押圧部材16が中圧減圧室7側に変位すると、切替レバー15の選択位置に応じた一方の中圧弁が押圧部材16により押圧され、これにより、一方の中圧弁が動作する。一方の中圧弁が動作すると、一方のガス入口流路が開き、一方のガス流路に接続するガス容器からの高圧ガスが中圧減圧室7に導入される。なお、他方の中圧弁は、押圧部材16により押圧されないため、他方のガス入口流路は閉じられたままとなる。
高圧ガスの流入により中圧減圧室7のガス圧力が上昇すると、中圧スプリング9の付勢力に抗して中圧ダイヤフラム11が第1大気圧室8側に変位する。これにより、切替レバー15及び押圧部材16も第1大気圧室8側に変位すると、中圧弁が移動して、一方のガス入口流路は閉じられる。その後、ガス機器側でガスが使用されると、中圧減圧室7のガス圧力が減圧して、上述の動作を繰り返すこととなる。
また、一方のガス入口流路側に接続されるガス容器内のガス量が低下した場合、中圧減圧室7のガス圧力が上昇しなくなる。この場合、中圧スプリング9の付勢力により中圧ダイヤフラム11が中圧減圧室7側に一層変位することとなる。切替レバー15及び押圧部材16も中圧減圧室7側に一層変位し、他方の中圧弁も押圧部材16により押圧され、これにより、他方の中圧弁も動作する。他方の中圧弁が動作すると、他方のガス入口流路が開き、他方のガス入口流路に接続するガス容器からの高圧ガスが中圧減圧室7に導入されるようになる。
また、低圧減圧部20においては、ガス機器側でガスが使用されることにより、低圧減圧室21のガス圧力が減圧する。低圧スプリング23の付勢力により低圧ダイヤフラム25が低圧減圧室21側に変位する。そして、レバー29がレバー支持軸29aを支点として図中反時計方向に回動する。この回動により、低圧弁31が図中右方向に移動して、ノズル部32を開放する。これにより、中圧減圧室7側のガスが、ガス出口流路5側に流れる。
一方、低圧減圧室21のガス圧力が上昇すると、低圧スプリング23の付勢力に抗して、低圧ダイヤフラム25が第2大気圧室22側へ変位し、低圧弁31が図中左方向へ移動する。これにより、ノズル部32の流路が閉じられ、低圧減圧室21へのガスの流入を制御する。その後、ガス機器側でガスが使用されると、低圧減圧室21のガス圧力が減圧して、上述の動作を繰り返すこととなる。
また、本実施形態の特徴の一つとして、上述した作動桿26は、第2大気圧室22内に設けられた板バネ110と協働することで安全弁100としても機能する。ここで、図2は、安全弁100の要部を拡大して示す説明図である。安全弁100は、低圧減圧室21内のガス圧力が規定の動作圧力になった場合に、ガスの一部を大気に放出して一定以下の圧力に保つものである。この安全弁100は、作動桿26、弁体26b及び板バネ110を主体に構成されている。
作動桿26の第2大気圧室22側の先端側は、先端にかけて径が縮小する円錐形状に形成されており、その突端には、係止部26aが形成されている。係止部26aは、板バネ110と係止することで、低圧ダイヤフラム25(低圧受板24)との間で板バネ110を保持する部材である。本実施形態において、係止部26aは、作動桿26の突端に直立する縦壁状の平板部材から構成されている。
弁体26bは、作動桿26の低圧減圧室21側の下端側に設けられている。弁体26bは、作動桿26の径方向外側に向かうフランジ形状を有しており、周方向の全域に亘って設けられている。弁体26bは、低圧ダイヤフラム25に対して当接することで低圧減圧室21を密閉する。なお、低圧ダイヤフラム25の低圧減圧室21側には、低圧ダイヤフラム25の一部として機能する弁体受け102が配置されている。弁体26bは、弁体受け102を介して低圧ダイヤフラム25に当接されている。
板バネ110は、第2大気圧室22側において、係止部26aと低圧受板24との間に設けられている。この板バネ110は、弁体26bを低圧ダイヤフラム25に対して当接する方向に付勢する平板状の弾性部材である。
図3は、板バネ110の構成を示す説明図である。同図において、(a)は板バネ110の上面図を示し、(b)は板バネ110のAA断面を示し、(c)は板バネ110のBB断面を示す。板バネ110は、台座部111と、止め座部112と、バネ部113とを有している。
台座部111は、板バネ110の長手方向の一端に設けられている。台座部111は、低圧受板24を介して低圧ダイヤフラム25と対向して配置されている。台座部111は、バネ部113の弾性力によって弁体26b(作動桿26)を付勢するための台座として機能する。台座部111は、低圧受板24に対して面的に接触するように、平坦形状に形成されている。台座部111の中央には、作動桿26が貫通するための貫通孔111aが設けられている。
止め座部112は、板バネ110の長手方向の他端に設けられている。止め座部112は、作動桿26の係止部26aと係止することで、バネ部113の弾性力を作動桿26に伝達する。止め座部112は、平坦形状に形成されている。この止め座部112の中央には、係止部26aを挿通及び係止するための窪み部112aが形成されている。窪み部112aは、台座部111に向かって陥没する凹形状を備えている。
窪み部112aの底部には、挿通穴112bと、係止溝112cとが設けられている。挿通穴112bは、係止部26aが挿通される開口であり、係止部26aの形状に対応した開口形状を備えている。本実施形態において、挿通穴112bは、板バネ110の幅方向に沿って縦長となる矩形形状を備えている。係止溝112cは、係止部26aを係止する部位であり、係止部26aの形状に対応した溝形状を備えている。係止溝112cは、挿通穴112bの長手方向に対する交差方向(本実施形態では直交する方向)に沿って設けられている。
バネ部113は、所定の長さ及び弾性を備えた板状部材であり、互いに向かい合う関係にある台座部111と止め座部112との間を連続的に繋ぐように設けられている。本実施形態において、バネ部113は、長手方向の中間部に位置して所要の角度で折れ曲がる屈曲部113aと、屈曲部113aの両端に接続される一対のストレート部113bとを備えている。バネ部113は、屈曲部113aを中心に折れ曲がったV字型の屈曲形状を備えている。バネ部113は、無荷重状態の姿勢(図中の破線)と比較して止め座部112が台座部111に接近することで撓み変形し、この際、止め座部112が台座部111から離間する方向へと変位する弾性力を発揮する。
この板バネ110は、係止部26aと低圧受板24との間に設けられている。係止部26aと低圧受板24との間隔は、無荷重状態における板バネ110の全長、すなわち台座部111と止め座部112との間隔よりも小さい関係となっている。そのため、板バネ110を係止部26aと低圧受板24との間に取り付けると、バネ部113は撓み変形して、その全長が圧縮された状態となる。この状態において、バネ部113には、止め座部112が台座部111から離間する方向へと弾性力が働く。これにより、止め座部112が係止部26a(作動桿26)を第2大気圧室22側へと押圧し、一方で、台座部111が低圧受板24を低圧減圧室21側へと押圧する。その結果、作動桿26の弁体26bは弁体受け102(低圧ダイヤフラム25)に当接する方向に付勢される。バネ部113の弾性力は、安全弁100の動作圧力に応じて設定されている。
このような構成の安全弁100を備える圧力調整器1においては、低圧減圧室21の圧力が異常に高くなった場合に、すなわち、安全弁100の動作圧力を越えた場合に、安全弁100が作動する。具体的には、低圧減圧室21内の異常ガス圧力に応じて低圧ダイヤフラム25が第2大気圧室22側に変位すると、その変位は板バネ110の弾性力によって阻止されるため、作動桿26に設けられた弁体26bが開く。これにより、低圧減圧室21内のガスが第2大気圧室22へと逃がされ、低圧減圧室21のガス圧力が一定以下の圧力に保たれる。
図4は、板バネ110の組付方法を示す説明図である。以下、作動桿26に対する板バネ110の組付方法について説明する。まず、板バネ110が、台座部111が作動桿26の先端と向き合うように配置される(図4(a))。この際、作動桿26の係止部26aの向きと、板バネ110(止め座部112)の挿通穴112bの向きとが一致するように位置合わせを行う。
つぎに、板バネ110を低圧ダイヤフラム25側へと移動させて、台座部111の貫通孔111aへと作動桿26を挿入する。板バネ110の移動は、台座部111が低圧受板24へと到達するまで行われる。
つぎに、台座部111が低圧受板24へと到達し、低圧受板24に当接した状態で、バネ部113の弾性力に抗して、止め座部112を台座部111側へと押圧する。この押圧力によりバネ部113が撓むことで、止め座部112を台座部111側へと変位させることができる。これにより、係止部26aが挿通穴112bへと挿通され、係止部26aが窪み部112aの底面よりも上方に到達する(図4(b))。
そして、止め座部112に対する押圧状態を維持したまま、作動桿26を中心に板バネ110を回転させる。板バネ110の回転により、係止部26aは、挿通穴112bの向きと一致した状態から、係止溝112cの向きと一致した状態へと切り替わる。そして、係止部26aが係止溝112cへと嵌まり込むと、板バネ110の回転が阻止されるので、板バネ110の回転を停止させる。
最後に、止め座部112の押圧を解除する(図4(c))。バネ部113には、台座部111と止め座部112とを相互に離間させる方向へと弾性力が働く。この際、組付時の板バネ110の回転により、挿通穴112bの向きが係止部26aの向きからずらされる一方、係止溝112cの向きが係止部26aの向きと一致する。このため、止め座部112に対する押圧を解除しても、係止部26aが窪み部112aの底面と干渉し、止め座部112が係止部26aから外れることが規制される。
そして、バネ部113の弾性力により、止め座部112が係止部26a(作動桿26)を第2大気圧室22側へと押圧し、一方で、台座部111が低圧受板24を低圧減圧室21側へと押圧する。その結果、作動桿26の弁体26bは低圧ダイヤフラム25(弁体受け102)に当接する方向に付勢される。
このように本実施形態によれば、安全弁100は、弁体26bを低圧ダイヤフラム25に対して当接する方向に付勢する弾性部材を備えている。そして、この弾性部材には、平板状の板バネ110が採用されている。
この構成によれば、板バネ110の弾性力を利用して弁体26bを付勢することができ、かつ、板バネ110が備える形状を利用して、当該板バネ110自身を係止部26aに対して係止させることができる。このため、板バネ110の1部品を用いればよいので、部品コストの低減を図ることができる。加えて、組付工程の簡素化を図ることができるので生産性の向上を図ることができる。また、弦巻状のコイルバネではなく、板バネ110を用いることで、組付時に回転を伴う場合であってもねじれの発生を抑制することができる。これにより、安全弁100の動作圧力の安定化を図ることができる。
また、本実施形態において、板バネ110は、台座部111と、止め座部112と、バネ部113とを有している。
この構成によれば、板バネ110の1部品に、係止部26aに対して係止させる機能(止め座部112)と、弁体26bを付勢する機能(バネ部113)との双方の機能を持たせることができる。これにより、組付工程における生産性の向上を図るとともに、安全弁100の動作圧力の安定化を図ることができる。
また、本実施形態において、バネ部113は、止め座部112が係止部26aに係止された状態において撓み変形し、動作圧力に応じた弾性力を発揮する。
この構成によれば、板バネ110の弾性力を適切に調整することができるので、所望の動作圧力を得ることができる。
また、本実施形態において、台座部111は、挿通穴112bを備えている。この場合、止め座部112は、係止部26aが挿通穴112bに挿通された状態で作動桿26を中心に回動させられた場合に、挿通穴112bの向きが係止部26aの向きからずれることで、係止部26aから外れることを規制している。
この構成によれば、作動桿26を中心に板バネ110を回転させる簡単な操作で、止め座部112を係止部26aに係止させることができる。これにより、組付工程が簡素化されるので、生産性の向上を図ることができる。また、回転を伴う係止方法であっても、板バネ110を用いているため、ねじれの発生を抑制することができる。これにより、安全弁100の動作圧力の安定化を図ることができる。
以下、本実施形態に係る安全弁100について、図5から図8を参照し、板バネ110の変形例について説明する。図5に示す例では、バネ部113は、長手方向の中間部に位置して所要の曲率で湾曲する湾曲部113cと、湾曲部113cの両端にそれぞれ接続されるストレート部113dとを備えている。この変形例に係るバネ部113は、湾曲部113cを中心にU字状に湾曲した湾曲形状を備えている。これにより、所望の弾性力を得ることができる。もっとも、バネ部113は、図6に示すように、その全部を湾曲部113cで構成してもよい。この場合、湾曲部113cの曲率はその全域において一定である必要は無く、所要の領域毎に曲率が相違するものであってもよい。
また、図7に示す板バネ110は、図3に示す板バネ110の変形例に対応している。バネ部113は、所定の間隔で配置されてそれぞれ所要の角度で折れ曲がる3つの屈曲部113aと、屈曲部113aに跨がる2つのストレート部113bとを備えている。バネ部113は、屈曲部113aにおいてそれぞれ折れ曲がったM字型の屈曲形状を備えている。これにより、所望の弾性力を得ることができる。もっとも、屈曲部113aは複数設けられればよく、3つに限定されるものではない。また、屈曲部113aに代えて、図5に示す湾曲部113cを採用してもよい。
図8に示す板バネ110は、図3に示す板バネ110の変形例に対応している。図3に示す板バネ110は、止め座部112に対して、1組のバネ部113及び台座部111を備える構成である。一方、図8に示す板バネ110は、止め座部112に対して2組のバネ部113及び台座部111を備える構成となっている。特に、この図8に示す例では、各組のバネ部113及び台座部111が、止め座部112を中心に対称となるように配置されている。これにより、所望の弾性力を得ることができる。なお、この変形例は、図3に示す形態以外にも、図5から図7に示す種々の形態に適用してもよい。また、2組のバネ部113及び台座部111を備える以外にも、3組以上となる複数組のバネ部113及び台座部111を備える構成であってもよい。
つぎに、本実施形態に係る安全弁100について、図9を参照し、板バネ110の止め座部112と、作動桿26の係止部26aとの係止構造の変形例について説明する。ここで、図9において、(a)は、板バネ110の上面図であり、(b)は、安全弁100の要部を拡大して示す説明図である。この変形例において、止め座部112は、平坦形状に形成されており、その中央には、円形状の開口である挿通穴112bが設けられている(図9(a)参照)。
一方、係止部26aは、係止部26aの外周に外方へと向かって張り出した係止爪26a1を備えている。また、係止部26aの中央には隙間が形成されており、弾性変形可能に構成されている(図9(b))。
このような構成においては、板バネ110を作動桿26に組み付けることで、係止部26aが挿通穴112bへと挿入される。この場合、係止部26aは、挿通穴112bへの挿通に伴い、挿通穴112bの中心方向へと弾性変形する。そして、挿通穴112bを係止部26aが通過すると、係止部26aが弾性復帰する。これにより、係止爪26a1は、挿通穴112bの開口周縁部に対して係止される。
この構成によれば、係止部26aと挿通穴112bとが爪係合することで、板バネ110を回転させることなく、板バネ110の止め座部112と作動桿26の係止部26aとを係止させることができる。これにより、より簡素な方法で板バネ110を組み付けることができる。
以上、本実施形態にかかる安全弁及び圧力調整器について説明したが、本発明はこの実施形態に限定されることなく、その発明の範囲において種々の変更が可能である。
1 圧力調整器
2 下部ハウジング
3 上部ハウジング
5 ガス出口流路
6 中圧減圧部
7 中圧減圧室
8 第1大気圧室
9 中圧スプリング
10 中圧受板
11 中圧ダイヤフラム
12 軸受部材
13 切替軸
14 上部軸受部材
14a 円筒部
14b フランジ部
14c 爪部
14d パイプ部
14e 貫通部
15 切替レバー
16 押圧部材
20 低圧減圧部
21 低圧減圧室
22 第2大気圧室
23 低圧スプリング
24 低圧受板
24a 支持突起部
25 低圧ダイヤフラム
26 作動桿
26a 係止部
26a1 係止爪
26b 弁体
29 レバー
29a レバー支持軸
30 ピストン
31 低圧弁
32 ノズル部
34 連通路
100 安全弁
102 弁体受け
110 板バネ
111 台座部
111a 貫通孔
112 止め座部
112a 窪み部
112b 挿通穴
112c 係止溝
113 バネ部
113a 屈曲部
113b,113d ストレート部
113c 湾曲部
X,Y 中心軸

Claims (5)

  1. 外部と連通する外部圧室と調圧室とを隔てるダイヤフラムの動きに連動して弁開度を調整して前記調圧室内のガス圧力を調整する圧力調整器に設けられ、前記調圧室内のガス圧力が規定の動作圧力になった場合にガスの一部を前記外部圧室に放出する安全弁において、
    前記ダイヤフラムを貫通して設けられ、当該ダイヤフラムの面直方向に沿って摺動自在に支持された作動桿と、
    前記作動桿の前記調圧室側に設けられ、前記ダイヤフラムに対して当接することで前記調圧室を密閉する弁体と、
    前記作動桿の前記外部圧室側に設けられ、前記弁体を前記ダイヤフラムに対して当接する方向に付勢する平板状の板バネと、を有し、
    前記板バネは、
    前記ダイヤフラムと対向して配置される台座部と、
    前記台座部と向かい合うように配置され、前記作動桿の前記外部圧室側の先端部に設けられた係止部に係止される止め座部と、
    前記止め座部と前記台座部との間に設けられ、弾性力を備えるバネ部と、を有する
    安全弁。
  2. 前記バネ部は、前記止め座部が前記係止部に係止された状態において撓み変形し、前記動作圧力に応じた弾性力を発揮する
    請求項記載の安全弁。
  3. 前記止め座部は、
    前記係止部を挿通可能な開口である挿通穴を備え、
    前記止め座部は、
    前記係止部が前記挿通穴に挿通された状態で前記作動桿を中心に回動させられた場合に、前記挿通穴の向きが前記係止部の向きからずれることで、前記係止部から外れることを規制する
    請求項又は記載の安全弁。
  4. 前記止め座部は、
    前記係止部が挿通可能な開口である挿通穴を備え、
    前記係止部は、
    当該係止部の外周に外方に向かって張り出した係止爪を備えるとともに、前記挿通穴に挿通される際に前記挿通穴の中心方向へと弾性変形可能に構成されており、
    前記係止爪は、前記係止部が前記挿通穴を通過した後に弾性復帰することで、前記挿通穴の開口周縁に対して係止される
    請求項又は記載の安全弁。
  5. 外部と連通する外部圧室と調圧室とを隔てるダイヤフラムの動きに連動して弁開度を調整して前記調圧室内のガス圧力を調整する圧力調整器において、
    前記ダイヤフラムを貫通して設けられ、当該ダイヤフラムの面直方向に沿って摺動自在に支持された作動桿と、
    前記弁開度を調整する調圧弁体と、
    前記ダイヤフラムの変位に伴った前記作動桿の変位を、前記調圧弁体の変位に変換するリンク機構と、
    前記調圧室内のガス圧力が規定の動作圧力になった場合にガスの一部を前記外部圧室に放出する安全弁と、を有し、
    前記安全弁は、
    前記作動桿の前記調圧室側に設けられ、前記ダイヤフラムに対して当接することで前記調圧室を密閉する弁体と、
    前記作動桿の前記外部圧室側に設けられ、前記弁体を前記ダイヤフラムに対して当接する方向に付勢する平板状の板バネと、を有し、
    前記板バネは、
    前記ダイヤフラムと対向して配置される台座部と、
    前記台座部と向かい合うように配置され、前記作動桿の前記外部圧室側の先端部に設けられた係止部に係止される止め座部と、
    前記止め座部と前記台座部との間に設けられ、弾性力を備えるバネ部と、を有する
    圧力調整器。
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