JP4163372B2 - 液面水位計 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マンホール等の汚水槽の水位を検知する液面水位計に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の汚水槽の水位制御システム1は、図7に示すように、各家庭より排出された汚水を一時的に貯留する汚水槽2と、汚水槽2内の汚水の水位6を検出する液面水位計3と、汚水槽2内に設置されて汚水槽2内の汚水を汚水槽2外へ排出する例えば2台の水中ポンプ4a,4bと、液面水位計3による検出結果に基づいて水中ポンプ4a,4bを運転制御する制御盤5とを備えて構成される。
【0003】
液面水位計3は、制御盤5内に収納配置されており、例えば気泡式水位計として構成され、空気を送るエアポンプ8と、エアポンプ8から吐出された空気を汚水槽2内の汚水中の水底辺りに案内するチューブ10と、チューブ10の端部に装着された空気吹出口12と、チューブ10に接続されて汚水槽2の水位6に応じて変化するチューブ10内の圧力を検出し、検出した圧力に応じた内容の水位信号を所定形式で制御盤2へ出力する圧力スイッチ11とを備える。
【0004】
制御盤5は、液面水位計3から受け取る所定形式の水位信号(例えば自己保持形式に従う信号)を単独交互運転又は並列交互運転のいずれか一方のポンプ運転方式に従うポンプ駆動信号に変換するポンプ制御回路14と、ポンプ制御回路14で変換されて得られるポンプ駆動信号に従って水中ポンプ4a、4bを駆動するポンプ駆動回路15とを備える。
【0005】
このように従来では、液面水位計3から出力される所定形式の水位信号は、一旦ポンプ制御回路14を介して単独交互運転又は並列交互運転のいずれか一方のポンプ運転方式に従うポンプ駆動信号に変換され、そのポンプ駆動信号に従ってポンプ駆動回路により水中ポンプ4a,4bが単独交互運転又は並列交互運転されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ポンプ制御回路14は、水中ポンプ4a,4bのポンプ運転方式によりその回路構成や回路設定などが異なるほか、同じポンプ運転方式であっても使用する液面水位計3の種類(気泡式又は投げ込み式など)によりその回路構成が異なるため(例えば出力保持リレー等の有無など)、そのポンプ制御回路14を内蔵する制御盤5の回路構成は、一般的に統一性が無く複雑であるという問題がある。
【0007】
そこで、この発明の課題は、第1に制御盤内の回路構成の簡素化及び統一化に貢献する液面水位計を提供すること、第2に回路構成の簡素化及び統一化された先の制御盤だけでなく、従来の制御盤にも使用できる互換性を備えた液面水位計を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためには、この発明は、汚水槽に設置された汚水排出用のポンプ又は前記ポンプを駆動するポンプ駆動回路又は前記ポンプ駆動回路を制御するポンプ制御回路に接続可能とされ、前記ポンプ又は前記ポンプ駆動回路へポンプ駆動信号を出力し、又は前記ポンプ制御回路へ所定形式の信号を出力して、前記ポンプを駆動する液面水位計であって、前記汚水槽内の汚水の水位を検出する水位検出手段と、それぞれ異なるポンプ運転方式に対応した1つ以上のポンプ駆動信号の設定および前記ポンプ制御回路に応じた1つ以上の所定形式の信号の設定が記憶された記憶手段と、前記1つ以上のポンプ駆動信号の設定および前記1つ以上の所定形式の信号の設定の中からいずれかの設定を選択するモード切換スイッチと、前記モード切換スイッチにより選択された前記ポンプ駆動信号の設定に基づき、前記水位検出手段が検出した水位に応じた駆動内容の前記ポンプ駆動信号を前記ポンプ又は前記ポンプ駆動回路へ出力し、又は前記モード切換スイッチにより選択された前記所定形式の信号の設定に基づき、前記水位検出手段が検出した水位に応じた駆動内容の前記所定形式の信号を前記ポンプ制御回路へ出力する制御手段と、を備えるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施形態を図1ないし図6に基づいて説明する。
【0011】
<液面水位計の構成>
この実施形態に係る液面水位計3Aは、例えば気泡式水位計として構成されており、図1及び図2に示すように、エアポンプ8と、エアポンプ8から吐出された空気を汚水槽2内の汚水中の水底に案内するチューブ10と、チューブ10の端部に装着された空気吹出口12と、チューブ10に接続されチューブ10内の圧力(背圧)を検出する圧力センサ16と、モード切換スイッチ17と、圧力センサ16が検出した圧力に応じた内容の信号をモード切換スイッチ17により選択された出力方式で出力する制御部18とを備える。
【0012】
制御部18は、メモリ18aを搭載して構成される。このメモリ18aには、単独交互運転及び並列交互運転のポンプ運転方式に従う各ポンプ駆動信号の設定、並びに自己保持及び水位出力の各形式の水位信号(所定形式の信号)の設定が登録(記憶)されている(これら信号の具体的な設定内容は後述する)。これら各信号の設定(出力方式)は、モード切換スイッチ17により択一的に選択されるようになっている。
【0013】
ここで、単独交互運転及び並列交互運転の運転方式に従う各ポンプ駆動信号は、従来例で述べたポンプ制御回路14がポンプ駆動回路15へ出力するポンプ駆動信号と同一の信号であり、また、自己保持及び水位出力の各形式の水位信号は、自己保持の場合は、従来例で述べた圧力スイッチ11からポンプ制御回路14へ出力される水位信号と同一の信号であり、水位出力の場合は、従来例で述べた液面水位計3が投げ込み式の場合においてその液面水位計3からポンプ制御回路14へ出力される水位信号と同一の信号である。
【0014】
また、制御部18は、圧力センサ16が検出した汚水槽2内の水位6に応じて変化するチューブ10内の圧力から汚水槽2内の水位6を算出し、モード切換スイッチ17により選択された上記信号の設定に基づいて接点をオン・オフさせて、算出した水位6に応じた内容の信号、具体的には上記ポンプ駆動信号又は上記各形式の水位信号を出力する。なお、検出した圧力から汚水槽2内の水位6を算出する際に必要な演算式等は、例えば予めメモリ18aに設定されている。
【0015】
モード切換スイッチ17には、メモリ18aに登録された各信号の設定(単独交互運転、並列交互運転、自己保持および水位出力の各信号の設定)に対応した選択モード(単独交互運転モード、並列交互運転モード、自己保持モードおよび水位出力モード)が用意されている。操作員の手動操作により、これらのモードの中から使用状況に応じた最適なモードが択一的に選択されると、その選択結果がモード切換スイッチ17から制御部18へ出力され、制御部18からは、その選択結果により特定された信号の設定に基づき、上述したように、算出した水位6に応じた内容の信号が出力される。
【0016】
<液面水位計の使用例>
図1は、上述の液面水位計3Aに登録された上記信号の設定として単独交互運転モード又は並列交互運転モードのいずれかを選択して液面水位計3Aを使用する場合における汚水槽の水位制御システムを説明する図である。
【0017】
この汚水槽の水位制御システム1Aは、各家庭より排出された汚水を一時的に貯留する汚水槽2と、汚水槽2内に設置されて汚水槽2内の汚水を汚水槽2外へ排出する例えば2台の水中ポンプ4a,4bと、上記液面水位計3Aと、水中ポンプ4a,4bを駆動するポンプ駆動回路15を搭載した制御盤5Aとを備えて構成される。
【0018】
液面水位計3Aは、制御盤5A内に収納配設された状態でポンプ駆動回路15に接続される。そして、この液面水位計3Aは、上述のようにして汚水槽2内の水位6を検出し、モード切換スイッチ17により選択されたモード(ここでは単独交互運転モード又は並列交互運転モードのいずれか一方のモード)に対応した上述のポンプ駆動信号の設定に基づいて、その検出した水位6に応じた駆動内容のポンプ駆動信号を、その制御部18からポンプ駆動回路15へ出力する。そして、ポンプ駆動回路15は、制御部18から受け取るポンプ駆動信号に従って水中ポンプ4a,4bを単独交互運転又は並列交互運転する。
【0019】
このように、この水位制御システム1Aでは、液面水位計3Aからポンプ駆動信号を出力させて、そのポンプ駆動回路を直接に制御盤5A内のポンプ駆動回路15に入力させるようにして液面水位計3Aを使用するため、このシステム1Aにおける制御盤5Aには、従来例で述べたポンプ制御回路14(即ち交互リレーや出力保持リレーなどを含む回路)が備えられていない。
【0020】
次に、図2は、上述の液面水位計3Aに登録された上記信号の設定として自己保持モード又は水位出力モードのいずれかを選択して液面水位計3Aを使用する場合における汚水槽の水位制御システムを説明する図である。
【0021】
この汚水槽の水位制御システム1Bは、各家庭より排出された汚水を一時的に貯留する汚水槽2と、汚水槽2内に設置されて汚水槽2内の汚水を汚水槽2外へ排出する例えば2台の水中ポンプ4a,4bと、上述の液面水位計3Aと、従来例で説明したものと同様の制御盤5(即ちポンプ制御回路14およびポンプ駆動回路15の両方を搭載した制御盤)とを備えて構成される。
【0022】
液面水位計3Aは、制御盤5内に収納配設された状態でポンプ制御回路14に接続される。そして、液面水位計3Aは、上述のようにして汚水槽2内の水位6を検出し、モード切換スイッチ17により選択されたモード(ここでは自己保持モード又は水位出力モードのいずれか一方のモード)に対応した上記形式の水位信号の設定に基づいて、その検出した水位6に応じた内容の水位信号を、その制御部18からポンプ制御回路14へ出力する。
【0023】
ポンプ制御回路14は、液面水位計3Aの制御部18から受け取る所定形式(自己保持形式又は水位出力形式)の水位信号を、単独交互運転又は並列交互運転のいずれか一方の運転方式に従うポンプ駆動信号に変換してポンプ駆動回路15へ出力する。そして、ポンプ駆動回路15は、ポンプ制御回路14から受け取るポンプ駆動信号に従って水中ポンプ4a,4bを駆動する。
【0024】
ここで、ポンプ制御回路14の回路構成は、ポンプ制御回路14に入力される水位信号の形式に応じて異なる。例えばポンプ制御回路14に入力される信号が自己保持形式の信号である場合は、ポンプ制御回路14の回路構成は交互リレーを備えて構成され、ポンプ制御回路14に入力される信号が水位出力形式の信号である場合は、ポンプ制御回路14の回路構成は交互リレー及び出力保持リレーを備えて構成される。なお、いずれの場合も、ポンプ制御回路14から出力される上記ポンプ駆動信号を単独交互運転および並列交互運転のいずれのポンプ運転方式で出力するかは、交互リレー等の回路の設定を変更することにより行われる。
【0025】
このように、この水位制御システム1Bでは、液面水位計3Aから従来の液面水位計3が出力していた各形式の水位信号を出力させ、その信号を従来通りに制御盤5内のポンプ制御回路14に入力させるようにして液面水位計3Aを使用する。
【0026】
次に、上述した単独交互運転モード、並列交互運転モード、自己保持モードおよび水位出力モードにおいて液面水位計3Aから出力される信号の設定内容について説明する。
【0027】
<<単独交互運転モード>>
図3は、単独交互運転モード時に液面水位計3Aから出力されるポンプ駆動信号の内容を説明する図である。
【0028】
図3に示すように、汚水槽2内には、上から順に、HH,H,Lの水位が設定されている。ここでは、HHは、始動水位2と称され2台目ポンプ(水中ポンプ4b)切換運転始動水位を規定し、Hは、始動水位1と称され1台目ポンプ(水中ポンプ4a)交互運転始動水位を規定し、Lは、停止水位と称されポンプ(水中ポンプ4a,4b)運転停止水位を規定する。
【0029】
また、制御部18のメモリ18aには、上記HH,H,Lの水位に応じて制御部18から出力するポンプ駆動信号として、出力1および出力2の設定が登録されている。ここで、出力1は、ポンプ2運転と称され上記設定水位に従い2台目のポンプ(水中ポンプ4b)を単独交互運転させる信号であり、出力2は、ポンプ1運転と称され上記設定水位に従い1台目のポンプ(水中ポンプ4a)を単独交互運転させる信号である。
【0030】
次に、単独交互運転モードにおける上記出力1および出力2の出力動作と水中ポンプ4a,4bの運転動作を図1及び図3に基づいて説明する。単独交互運転では、水中ポンプ4a,4bの運転は1台交互で2台同時運転はされないため、以下のタイミングで液面水位計3Aから出力1および出力2が出力されて水中ポンプ4a,4bが駆動される。
【0031】
まず、汚水槽2内の水位6が始動水位1(H)以上であることが液面水位計3Aにより検出されると、出力2が制御部18からポンプ駆動回路15へ出力ONされて、ポンプ駆動回路15により水中ポンプ4aの交互運転が始動され、水位6が停止水位(L)以下であることが検出されると、出力2が出力OFFされてその水中ポンプ4aの交互運転が停止される。
【0032】
そして、再度始動水位1(H)であることが検出されると、今度は出力1が制御部18からポンプ駆動回路15へ出力ONされて、ポンプ駆動回路15により水中ポンプ4bの交互運転が始動され、水位6が停止水位(L)以下であることが検出されると、出力1が出力OFFされてその水中ポンプ4bの交互運転が停止される。
【0033】
そして、汚水槽2内の水位6が始動水位1(H)を越えて始動水位2(HH)以上であることが検出されると、出力2が制御部18からポンプ駆動回路15へ出力ONされて、ポンプ駆動回路15により水中ポンプ4aの交互運転が始動され、その水位6が停止水位(L)以下であることが検出されると、出力2が出力OFFされてその水中ポンプ4aの交互運転が停止される。
【0034】
<<並列交互運転モード>>
図4は、並列交互運転モード時に液面水位計3Aから出力されるポンプ駆動信号の内容を説明する図である。
【0035】
汚水槽2内には、図4に示すように、上から順に、HH,H,Lの水位が設定されている。ここでは、HHは、始動水位2と称され2台目ポンプ(水中ポンプ4b)同時運転始動水位を規定し、Hは、始動水位1と称され1台目ポンプ(水中ポンプ4a)交互運転始動水位を規定し、Lは、停止水位と称されポンプ(水中ポンプ4a,4b)運転停止水位を規定する。
【0036】
また、制御部18のメモリ18aには、上記HH,H,Lの水位に応じて制御部18から出力するポンプ駆動信号として、出力1および出力2の設定が登録されている。ここで、出力1は、ポンプ2運転と称され上記設定水位に従い2台のポンプ(水中ポンプ4a,4b)を並列交互運転させる信号であり、出力2は、ポンプ1運転と称され上記設定水位に従い2台のポンプ(水中ポンプ4a,4b)を並列交互運転させる信号である。
【0037】
次に、並列交互運転モードにおける上記出力1および出力2の出力動作と水中ポンプ4a,4bの運転動作を図1及び図4に基づいて説明する。並列交互運転では、水中ポンプ4a,4bの運転は通常1台交互で2台同時運転もなされるため、以下のタイミングで液面水位計3Aから出力1および出力2が出力されて水中ポンプ4a,4bが駆動される。
【0038】
まず、汚水槽2内の水位6が始動水位1(H)以上であることが液面水位計3Aにより検出されると、出力2が制御部18からポンプ駆動回路15へ出力ONされて、ポンプ駆動回路15により水中ポンプ4aの交互運転が始動され、水位6が停止水位(L)以下であることが検出されると、出力2が出力OFFされて水中ポンプ4aの交互運転が停止される。
【0039】
そして、再度始動水位1(H)であることが検出されると、今度は出力1が制御部18からポンプ駆動回路15へ出力ONされて、ポンプ駆動回路15により水中ポンプ4bの交互運転が始動され、水位6が停止水位(L)以下であることが検出されると、出力1が出力OFFされて水中ポンプ4bの交互運転が停止される。
【0040】
そして、汚水槽2内の水位6が起動水位1(H)を越えて起動水位2(HH)以上であることが検出されると、出力2および出力1がそれぞれ制御部18からポンプ駆動回路15へ出力ONされて、ポンプ駆動回路15により水中ポンプ4a,4bが並列交互運転の始動され、その水位6が停止水位(L)以下であることが検出されると、出力2および出力1ともに出力OFFされて水中ポンプ4a,4bの並列交互運転が停止される。その際、停止水位(L)とは別に停止水位2(L2、例えばL2>L)設定時は、始動水位2(HH)で出力ONした出力が停止水位2(L2)以下で出力OFFされ、他の出力は停止水位(L)以下で出力OFFされる。
【0041】
<<自己保持モード>>
図5は、自己保持モード時に液面水位計3Aから出力される水位信号の内容を説明する図である。
【0042】
汚水槽2内には、図5に示すように、上から順に、HH,H,Lの水位が設定されている。ここでは、HHは、高水位と称され2台目ポンプ(水中ポンプ4b)運転水位を規定し、Hは、低水位と称され1台目ポンプ(水中ポンプ4a)運転水位を規定し、Lは、停止水位と称されポンプ(水中ポンプ4a,4b)停止水位を規定する。
【0043】
また、制御部18のメモリ18aには、上記HH,H,Lの水位に応じて制御部18から出力する水位信号として、出力1および出力2の設定が登録されている。ここで、出力1は、ポンプ2運転と称され汚水槽2内の水位6が高水位(HH)以上になると出力ONされ、停止水位(L)以下になるまで出力ON状態が保持される(自己保持機能)。また、出力1は、停止水位Lとは別に停止水位2(L2、例えばL2>L)が設定されている場合は、停止水位2(L2)以下になると出力OFFされる。出力2は、低水位と称され汚水槽2内の水位6が低水位(H)以上になると出力ONされ、停止水位(L)以下になるまで出力ON状態が保持される(自己保持機能)。
【0044】
次に、自己保持モードにおける上記出力1および出力2の出力動作を図2及び図5に基づいて説明する。自己保持モードは、従来の気泡式水位計としての液面水位計3がポンプ制御回路14へ出力していた信号と同等の信号が液面水位計3Aから出力されるモードであるため、以下のタイミングで出力1および出力2が出力される。
【0045】
まず、汚水槽2内の水位6が低水位1(H)以上であることが液面水位計3Aにより検出されると、出力2が制御部18からポンプ制御回路14へ出力ONされ、水位6が停止水位(L)以下であることが検出されると、出力2が出力OFFされる。
【0046】
そして、汚水槽2内の水位6が低水位(H)を越えて高水位(HH)以上であることが検出されると、出力1が制御部18からポンプ制御回路14へ出力ONされ、その水位6が停止水位(L)以下であることが検出されると、出力1が出力OFFされる。その際、停止水位2(L2)設定時は、水位6がL2以下になると出力1が出力OFFされる。
【0047】
そして、上述において制御部18からポンプ制御回路14へ出力された出力1および出力2は、ポンプ制御回路14において、ポンプ制御回路14の回路設定に応じて単独交互運転又は並列交互運転のいずれかのポンプ運転方式に従うポンプ駆動信号へ変換されてポンプ駆動回路15へ出力され、ポンプ駆動回路15により水中ポンプ4a,4bがそのポンプ運転方式に従って運転される。
【0048】
例えば、ポンプ制御回路14が単独交互運転を行うように設定されている場合は、自己保持モードでの上記出力1および出力2は、ポンプ制御回路14によって単独交互運転モードで説明した出力1および出力2と同等(同じ出力ON・OFFタイミング)のポンプ駆動信号に変換されてポンプ駆動回路15へ出力される。そして、それらポンプ駆動信号を受け取ったポンプ駆動回路15により水中ポンプ4a,4bがそのポンプ運転方式で運転される(詳細な説明は省略する)。
【0049】
また、同様に、ポンプ制御回路14が並列交互運転を行うように設定されている場合は、自己保持モードでの上記出力1および出力2は、ポンプ制御回路14によって並列交互運転モードで説明した出力1および出力2と同等(同じ出力ON・OFFタイミング)のポンプ駆動信号に変換されてポンプ駆動回路15へ出力される。そして、それらポンプ駆動信号を受け取ったポンプ駆動回路15により水中ポンプ4a,4bがそのポンプ運転方式で運転される(詳細な説明は省略する)。
【0050】
<<水位出力モード>>
図6は、水位出力モード時に液面水位計3Aから出力される水位信号の内容を説明する図である。
【0051】
汚水槽2内には、図6に示すように、上から順に、HH,H,Lの水位が設定されている。ここでは、HH,H,Lは、それぞれ水位1,水位2および水位3と称されて任意の水位の設定が可能とされる。
【0052】
また、制御部18のメモリ18aには、上記HH,H,Lの水位に応じて制御部18から出力する水位信号として、出力1、出力2および出力3の設定が登録されている。ここで、出力1は、水位1と称され、汚水槽2内の水位6がHH水位で出力ONされ、その水位6がHHよりヒステリシス分(図ではヒステリシス値0.1の場合で示されている。以下同じ)下がると出力OFFされる信号であり、出力2は、水位2と称され、汚水槽2内の水位6がH水位で出力ONされ、その水位6がHよりヒステリシス分下がると出力OFFされる信号であり、出力3は、水位3と称され、汚水槽2内の水位6がL水位で出力ONされ、その水位6がLよりヒステリシス分下がると出力OFFされる信号である。ここでは、例えば出力1、出力2および出力3がポンプ制御回路14(図2参照)へ出力されるように設定されているとする。
【0053】
次に、水位出力モードにおける上記出力1、出力2および出力3の出力動作を図2及び図6に基づいて説明する。水位出力モードは、従来の投げ込み式水位計がポンプ制御回路14へ出力していた信号と同等の信号が液面水位計3Aから出力されるモードであるため、以下のタイミングで出力1、出力2および出力3が出力される。
【0054】
まず、汚水槽2内の水位6が各設定水位HH,H,L以上であることが液面水位計3Aにより検出されると、各設定水位でそれぞれ出力1,出力2,出力3が出力ONされ、その設定水位からヒステリシス分下がると出力OFFされる。
【0055】
そして、ポンプ制御回路14へ出力された出力1、出力2および出力3は、出力保持モードで説明したと同様に、ポンプ制御回路14において、ポンプ制御回路14の回路設定に応じて単独交互運転又は並列交互運転のいずれかのポンプ運転方式に従うポンプ駆動信号へ変換されてポンプ駆動回路15へ出力される。そして、それらポンプ駆動信号を受け取ったポンプ駆動回路15により水中ポンプ4a,4bがそのポンプ運転方式に従って運転される(詳細な説明は省略する)。
【0056】
以上のように構成された液面水位計3Aによれば、制御部18およびモード切換スイッチ17を搭載し、その制御部18のメモリ18aに、単独交互運転及び並列交互運転に従う各ポンプ駆動信号の設定を登録し、その登録した中から所要の設定(モード)をモード切換スイッチ17により選択し、選択した設定に従うポンプ駆動信号を出力できるように構成されているため、従来例のように、わざわざ、圧力スイッチ11からの所定形式の水位信号をポンプ制御回路14によりポンプ駆動信号に変換してポンプ駆動回路15へ出力する必要が無くなるため、従来の制御盤5からポンプ制御回路14を削除できる。これにより制御盤5の回路構成が簡素化及び統一化が図れる利点がある。
【0057】
更に、上記制御部18のメモリ18aには、従来の液面水位計3が従来の制御盤5に出力していた所定形式(自己保持形式又は水位出力形式)の水位信号の設定が登録され、その登録の中から所要の設定をモード切換スイッチ17により選択し、選択した設定に従う所定形式の水位信号を出力できるように構成されているため、従来の制御盤5が用いられている汚水槽2に対しても従来通りに使用でき、これにより、例えば従来の制御盤5を用いた汚水槽2において液面水位計3だけが故障した場合には、従来の制御盤5の回路を変更せずに、その故障した液面水位計3を本願の液面水位計3Aに取り替え、その制御盤5を引き続き使用できる。
【0058】
更に、例えば具体的に示した自己保持モード、水位出力モード、単独交互運転モード及び並列交互運転モード以外の信号の設定を新たに追加登録する場合には、単に制御部18のメモリ18aに設定するソフトを改造すれば簡単に新たな設定を追加することができるという利点がある。
【0059】
なお、この実施形態において、更に下記のような水中ポンプ4a,4bの運転制御を行わせることができる。▲1▼延長タイマ、これは、タイマ時間ポンプの運転を延長させる運転制御である。▲2▼ポンプ運転異常警報、これは、例えば水中ポンプ4aが出力2により駆動制御される場合に、例えば水中ポンプ4aが異常で予め設定された時間以上に稼動しても汚水槽2内の水位が下がらない場合に、強制的に出力2の出力をOFFして水中ポンプ4aを停止させ、同時に警報出力する機能である。▲3▼低流入運転、これは、水中ポンプ4a,4bがともに停止した場合に、その停止時間をカウントし、予め設定された時間例えば一週間経過しても両水中ポンプ4a,4bが駆動しない状態が続く場合は、例えば数秒間、水中ポンプ4a又は水中ポンプ4bを駆動させて汚水槽2内を撹拌させる機能である。これにより、汚水槽2内における汚泥の堆積を防止したり、汚泥の固化固着を防止できる。
【0060】
なお、この実施形態では、液面水位計3Aの例として気泡式水位計を用いた場合で説明したが、投げ込み式水位計を用いて本願の液面水位計3Aを構成してもよい。その場合は、従来の投げ込み式水位計において汚水槽2の底部の水圧を検出すべく搭載されている圧力センサを、第1実施形態における圧力センサ16と見なして、従来の投げ込み式水位計に対し、気泡式水位計3Aと同様に、制御部18およびモード切換スイッチ17を搭載すればよい。
【0061】
また、この実施形態では、ポンプ駆動回路15が水中ポンプ4a、4bと分離して制御盤5,5Aに搭載されている場合で説明したが、ポンプ駆動回路15が水中ポンプ4a、4bに搭載されて水中ポンプ4a、4bと一体となっている場合は、上記実施形態においてポンプ駆動回路15へ出力されていた上記ポンプ駆動信号および上記各形式の水位信号は、その一体となった水中ポンプ4a、4bへ出力されるように構成されることとなる。
【0062】
なお、この実施形態では、水位制御システム1A,1Bともに水中ポンプ4a、4bを用いたい場合で説明したが、それらのポンプは必ずしも水中ポンプである必要はなく、陸上ポンプであっても構わない。
【0063】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、記憶手段に、それぞれ異なるポンプ運転方式に従う各ポンプ駆動信号の設定を1つ以上登録し、その登録した中からいずれか1つの設定をモード切換スイッチにより選択し、選択した設定に従うポンプ駆動信号を出力できるように構成されているため、従来例のように、わざわざ、圧力スイッチからの所定形式の水位信号を、ポンプ制御回路によりポンプ駆動信号に変換してポンプ又はポンプ駆動回路へ出力する必要が無くなるため、従来の制御盤からポンプ制御回路が削除できる。これにより制御盤の回路構成が簡素化及び統一化が図れる利点がある。
【0064】
また請求項1に記載の発明によれば、記憶手段に、ポンプ制御回路に応じた所定形式の信号の設定が1つ以上登録され、その登録の中からいずれか1つの設定をモード切換スイッチにより選択し、選択した設定に従う所定形式の信号を出力できるように構成されているため、ポンプ制御回路を搭載して構成された従来の制御盤が用いられている汚水槽に対しても従来通りに使用でき、これにより、例えば従来の制御盤を用いた汚水槽において従来の液面水位計だけが故障した場合には、従来の制御盤の回路を変更せずに、その故障した液面水位計を本願の液面水位計に取り替え、その制御盤を引き続き使用できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る液面水位計を用いた水位制御システムを説明する図である。
【図2】この発明の第1実施形態に係る液面水位計を従来の水位制御システムに用いた場合を説明する図である。
【図3】この発明の第1実施形態に係る液面水位計の単独交互運転時に出力される信号を説明する図である。
【図4】この発明の第1実施形態に係る液面水位計の並列交互運転モード時に出力される信号を説明する図である。
【図5】この発明の第1実施形態に係る液面水位計の自己保持モード時に出力される信号を説明する図である。
【図6】この発明の第1実施形態に係る液面水位計の水位出力モード時に出力される信号を説明する図である。
【図7】従来の液面水位計を用いた水位制御システムを説明する図である。
【符号の説明】
1A,1B 水位制御システム
2 汚水槽
3A 液面水位計
4a,4b 水中ポンプ
5A 制御盤
8 エアポンプ
10 チューブ
14 ポンプ制御回路
15 ポンプ駆動回路
16 圧力センサ
17 モード切換スイッチ
18 制御部
18a メモリ

Claims (1)

  1. 汚水槽に設置された汚水排出用のポンプ又は前記ポンプを駆動するポンプ駆動回路又は前記ポンプ駆動回路を制御するポンプ制御回路に接続可能とされ、前記ポンプ又は前記ポンプ駆動回路へポンプ駆動信号を出力し、又は前記ポンプ制御回路へ所定形式の信号を出力して、前記ポンプを駆動する液面水位計であって、
    前記汚水槽内の汚水の水位を検出する水位検出手段と、
    それぞれ異なるポンプ運転方式に対応した1つ以上のポンプ駆動信号の設定および前記ポンプ制御回路に応じた1つ以上の所定形式の信号の設定が記憶された記憶手段と、
    前記1つ以上のポンプ駆動信号の設定および前記1つ以上の所定形式の信号の設定の中からいずれかの設定を選択するモード切換スイッチと、
    前記モード切換スイッチにより選択された前記ポンプ駆動信号の設定に基づき、前記水位検出手段が検出した水位に応じた駆動内容の前記ポンプ駆動信号を前記ポンプ又は前記ポンプ駆動回路へ出力し、又は前記モード切換スイッチにより選択された前記所定形式の信号の設定に基づき、前記水位検出手段が検出した水位に応じた駆動内容の前記所定形式の信号を前記ポンプ制御回路へ出力する制御手段と、
    を備えることを特徴とする液面水位計。
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