JP3221920B2 - 自動給水装置 - Google Patents

自動給水装置

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JP3221920B2
JP3221920B2 JP13526792A JP13526792A JP3221920B2 JP 3221920 B2 JP3221920 B2 JP 3221920B2 JP 13526792 A JP13526792 A JP 13526792A JP 13526792 A JP13526792 A JP 13526792A JP 3221920 B2 JP3221920 B2 JP 3221920B2
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water supply
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automatic water
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哲則 坂谷
智昭 佐藤
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株式会社川本製作所
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は給水量を自動制御する自
動給水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】給水管路に圧力スイッチや流量スイッチ
を設けて水の需要状態を検出し、この需要状態に応じて
電動機の運転を制御し、電動機に連結されている給水ポ
ンプを介して供給される給水量を自動的に制御している
自動給水装置が広く知られている。
【0003】図4を参照して2台並列運転可能な自動給
水装置について説明する。図4において、11はベ−ス
である。このベ−ス11には2台のポンプP1,P2が
設置されている。これらポンプP1,P2の吐出口内側
にはそれぞれ流量センサ121,122が取り付けられ
ている。さらに、ポンプP1,P2の吐出口は配管13
1,132を介して集合部14に連結され、その集合部
14は配管133を介して給水口(図示しない)に連結
されると共に配管134、バルブ16を介してアキュ−
ムレ−タ17に連結されている。配管131には吐出圧
を検出する圧力センサ181が取り付けられている。流
量センサ121,122はパドル式の流量センサであ
り。このパドル式流量センサ121,122の詳細な構
成について図6を参照して説明する。以下、パドル式流
量センサ122を代表して説明する。
【0004】図6において、21はセンサ筐体である。
このセンサ筐体21にはホ−ル素子のような磁電変換部
22が鉛直方向に取り付けられている。そして、磁電変
換部22にはポンプP1の吐出口から流出される流量に
応じて矢印方向に回動するパドル23が取り付けられて
いる。このパドル23の磁電変換部22側の側面には磁
石24が取り付けられている。
【0005】そして、ポンプP2の吐出口から流出され
る水の圧力によりパドル23が回動し、パドル23が破
線A位置までくると流量センサ122からオン信号が図
示しないコントロ−ラに出力される。また、図示の実線
位置ではオフ信号がコントロ−ラに出力される。
【0006】給水の需要が発生して圧力センサ181の
圧力が下がると自動運転モ−ドではコントロ−ラはポン
プP1,P2を単独あるいは並列運転する制御を行い、
流量センサ121,122からオフ信号が出力されると
ポンプP1,P2の駆動をそれぞれ停止するようにして
いる。
【0007】このように流量センサ121,122はポ
ンプP1あるいはP2からの給水量がなくなるとオフ信
号をコントロ−ラ(図示しない)に出力し、コントロ−
ラ(図示しない)はポンプP1及びP2を停止する働き
を有する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ベ−ス11が
傾いて設置されると、図6に示すようにセンサ筐体21
も傾いて設置される。このため、流量がなくてもパドル
23は磁電変換部22から離れた位置にあるため、流量
センサ122から常時オン信号が出力される。このた
め、給水量がゼロであってもオン信号が出力され続ける
ため、自動運転モ−ドではポンプが停止されなくなって
しまうという問題点があった。
【0009】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は流量センサが傾いて設置された場合には
流量センサの故障として検出することができる自動給水
装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる給水装置
は、流量があるとパドルが回動してオン信号を出力する
パドル式の流量センサからの検知信号によりポンプの運
転を停止するように構成された自動給水装置において、
流量センサの故障を警報する警報手段と、コントローラ
における運転指令モ−ドが停止モ−ドかを判定する停止
モ−ド判定手段と、この停止モ−ド判定手段によりコン
トローラにおけるポンプの運転指令モ−ドが停止モ−ド
と判定された場合において上記流量センサから一定時間
オン信号が出力されていれば流量センサが故障であると
判定する故障判定手段と、この故障判定手段により流量
センサの故障と判定されると上記警報手段を作動させる
手段とを具備したことを特徴とする。
【0011】
【0012】コントローラにおける運転指令モ−ドが停
止モ−ドと判定された場合に上記流量センサから一定時
間オン信号が出力されていれば流量センサが故障である
と判定し、警報手段を作動させるようにしている。
【0013】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例に係わ
る自動給水装置について説明する。図1は自動給水装置
の正面図、図2は自動給水装置の制御ブロック図、図3
はコントロ−ラの制御を示すフロ−チャ−トである。
【0014】図1において、31はベ−スである。この
ベ−ス31には2台のポンプP1,P2が設置されてい
る。これらポンプP1,P2の吐出口内側には流量セン
サ321,322が取り付けられている。さらに、ポン
プP1,P2の吐出口は配管331,332を介して集
合部34に連結され、その集合部34は配管333を介
して給水口(図示しない)に連結されると共に配管33
4、バルブ36を介してアキュ−ムレ−タ37に連結さ
れている。配管331には吐出圧を検出する圧力センサ
381が取り付けられている。流量センサ321,32
2はパドル式の流量センサであり。このパドル式流量セ
ンサ321,322の詳細な構成は図6を参照して前述
したので省略する。
【0015】次に、図2を参照して制御ブロック図につ
いて説明する。図2において、41は自動給水装置を統
括して制御するコントロ−ラであり、例えばマイクロコ
ンピュ−タ及びその周辺回路から構成されている。この
コントロ−ラ41には自動給水装置の運転指令モ−ド
(自動運転モ−ド、手動モ−ド、停止モ−ド)を設定す
るための選択スイッチ42からの選択信号が入力されて
いる。
【0016】さらに、このコントロ−ラ41にはポンプ
P1,P2が接続されると共に、流量センサ321,3
22の故障を警報する表示あるいは警報を行う警報部4
3が接続されている。
【0017】コントロ−ラ41は選択スイッチ42によ
り自動運転モ−ドが設定されると、給水量に応じて自動
的にポンプP1あるいはP2を起動し、流量センサ32
1及び322のいずれもからオフ信号が出力されている
ことを検知すると、ポンプP1及びP2を停止させる機
能を有する。
【0018】さらに、選択スイッチ42により手動モ−
ドが設定されると、コントロ−ラ41はポンプP1ある
いはP2を起動し、選択スイッチ42により停止モ−ド
が設定されるとポンプP1及びP2を停止させる機能を
有している。
【0019】次ぎに、上記のように構成された本発明の
一実施例の動作について説明する。まず、コントロ−ラ
41は選択スイッチ42のスイッチ状態を判定し、運転
指令モードとして停止モ−ド設定されているかを判定
する。そして、運転指令モ−ドが停止モ−ドであると判
定されると、流量センサ321,322からオン信号が
一定時間出力されているか判定する。この判定で「YE
S」と判定された場合には、停止モ−ドが設定されてい
るにもかかわらず、流量スイッチ321,322からオ
ン信号が出力されていることは、ベ−ス11が傾いて設
置されてパドル23が図5に示すように磁電変換部24
から離れてしまっていると判定される。そして、故障判
断される、つまり警報部43により表示あるいは警報に
より故障が知らされる。
【0020】この警報により保守管理者はベ−ス11を
水平に設置するようにすれば、自動運転モ−ドにおいて
ポンプを停止できなくなってしまうという不具合を未然
に防ぐことができる。
【0021】なお、ベ−ス11が水平に設置されなかっ
たことに限らず、流量センサ321,322とコントロ
−ラ41との接続不良、磁電変換部22やパドル23の
異常チェックについても同様に検出して警報することが
できる。
【0022】さらに、流量センサ321,322が水平
方向に取り付けられた場合でも、パドル23がボディに
付着する等の不具合も同様に検出して警報することがで
きる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、流
量センサが傾いて設置された場合でも流量センサの故障
を検出することができる自動給水装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる自動給水装置の側面
図。
【図2】自動給水装置の制御ブロック図。
【図3】コントロ−ラの制御を示すフロ−チャ−ト。
【図4】自動給水装置の側面図。
【図5】流量センサが傾いて設置された場合の状態図。
【図6】流量センサが正常に設置された場合の状態図。
【符号の説明】
31…ベ−ス、321,322…流量センサ、333,
334…配管、36…バルブ、37…アキュ−ムレ−
タ、41…コントロ−ラ、42…選択スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04B 49/10 311 F04D 15/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流量があるとパドルが回動してオン信号
    を出力するパドル式の流量センサからの検知信号により
    ポンプの運転を停止するように構成された自動給水装置
    において、 流量センサの故障を警報する警報手段と、コントローラにおける 運転指令モ−ドが停止モ−ドかを
    判定する停止モ−ド判定手段と、 この停止モ−ド判定手段によりコントローラにおけるポ
    ンプの運転指令モ−ドが停止モ−ドと判定された場合に
    おいて上記流量センサから一定時間オン信号が出力され
    ていれば流量センサが故障であると判定する故障判定手
    段と、 この故障判定手段により流量センサの故障と判定される
    と上記警報手段を作動させる手段とを具備したことを特
    徴とする自動給水装置。
JP13526792A 1992-05-27 1992-05-27 自動給水装置 Expired - Lifetime JP3221920B2 (ja)

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