JP2001355794A - 電動ドレントラップ - Google Patents

電動ドレントラップ

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JP2001355794A
JP2001355794A JP2000216633A JP2000216633A JP2001355794A JP 2001355794 A JP2001355794 A JP 2001355794A JP 2000216633 A JP2000216633 A JP 2000216633A JP 2000216633 A JP2000216633 A JP 2000216633A JP 2001355794 A JP2001355794 A JP 2001355794A
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discharge valve
battery
electric
timer
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JP2000216633A
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English (en)
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Jiyunnosuke Iguchi
潤之助 井口
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Fukuhara Co Ltd
Original Assignee
Fukuhara Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源からの配線として交流の電源と電動ドレ
ントラップの間を接続する必要があるために、その配線
が邪魔であり面倒であった。 特に、電源を必要としな
い機器の場合には、配線をすることはことさら問題を大
きくしていた。また、電源として電池を使用する場合、
消費電力が多い時には、早い時点で電池が使用出来なく
なるために、頻繁に電池を交換する必要があった。 更
に、電源を必要としないフロート式のドレントラップ等
もあるが、ドレンと同時に圧縮空気を排出したい場合、
自由に圧縮空気の排出時間を調整するということは困難
であった。 【解決手段】 ドレンを圧縮空気で排出するドレン排出
弁3と排出弁駆動回路6から構成される電動ドレントラ
ップにおいて、ドレン排出弁3作動のための電源は電池
8であり、ドレン排出弁3に対しては作動する時にだけ
電力を供給するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動ドレントラッ
プに関する技術であって、更に詳細に述べると、電池に
よって作動する、また、電力の消費を最小限に押さえる
ことで寿命の長い電池であるようにした電動ドレントラ
ップの技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、電動ドレントラップとしては、
ドレン排出弁作動のための排出弁駆動回路の電源は交流
の電源に配線で接続する技術しかなかった。 その理由
は、電池による電力では、使用機器の消費電力の関係
で、短期間に電池を交換する必要があるためであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の、電動ドレントラップには、以下に示すよう
な課題があった。
【0004】第一に、電源からの配線として交流の電源
と電動ドレントラップの間を接続する必要があるため
に、その配線が邪魔であり、配線することが面倒であっ
た。特に、電源を必要としない、フィルターや単独に設
置していたエアータンク等の場合には、配線をすること
はことさら問題を大きくしていた。
【0005】第二に、電源として電池を使用する場合、
消費電力が多い時には、早い時点で電池が使用出来なく
なるために、頻繁に電池を交換する必要があり非常に不
便であった。
【0006】第三に、電源を必要としないフロート式の
ドレントラップ等もあるが、ドレンと同時に圧縮空気を
排出したい場合、自由に圧縮空気の排出時間を調整する
ということは困難であった。本発明はこのような課題を
解決することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ドレンを圧縮
空気で排出するドレン排出弁3と前記ドレン排出弁3に
接続する排出弁駆動回路6から構成される電動ドレント
ラップにおいて、前記ドレン排出弁3作動のための前記
排出弁駆動回路6の電源は電池8であり、前記ドレン排
出弁3作動のための前記排出弁駆動回路6に対しては作
動する時にだけ電力を供給するように構成したことを特
徴とし、更には、前記ドレン排出弁3作動のための前記
排出弁駆動回路6は、前記ドレン排出弁3の上流に位置
しドレンを一時的に貯留するドレンポット9を配設する
ことで、前記ドレンポット9に形成した上限の位置9a
にドレンが到達したら作動するものであり、ドレンが前
記上限の位置9aから減少して前記ドレンポット9に形
成した下限の位置9bにドレンが到達したら作動を停止
させるものであることを特徴とし、更には、前記ドレン
排出弁3作動のための前記排出弁駆動回路6は、前記ド
レン排出弁3の上流に位置しているドレンセンサー2
と、前記ドレンセンサー2と接続しているドレン検出回
路5を配設することで、前記ドレンセンサー2と前記ド
レン検出回路5によるドレン検出の信号が発生している
間に作動するものであることを特徴とし、更には、前記
ドレン排出弁3作動のための前記排出弁駆動回路6は、
前記電池8より電力を常時供給されているタイマー7を
配設することで、前記タイマー7によって一定の時間毎
に通電させるONの信号が発生している間作動するもの
であることを特徴とし、更には、前記ドレン排出弁3作
動のための前記排出弁駆動回路6は、前記電池8より電
力を常時供給されているタイマー7と、前記ドレン排出
弁3の上流に位置しているドレンセンサー2と、前記ド
レンセンサー2と接続しているドレン検出回路5を配設
することで、前記タイマー7が一定の時間毎に発する通
電のONの信号と、前記ドレンセンサー2と前記ドレン
検出回路5によるドレン検出の信号が、同時に発生して
いる間に作動するものであることを特徴とし、更には、
前記タイマー7は、消費電力が約1マイクロワットであ
ることを特徴とすることによって、上記課題を解決し
た。
【0008】
【発明の実施の形態】本願発明による、電動ドレントラ
ップの実施の形態を図面と共に詳細に説明する。ここ
で、図1は、本願発明の第一実施形態を示したフロー図
であり、図2は、本願発明の第二実施形態を示したフロ
ー図であり、図3は、本願発明の第三実施形態を示した
フロー図であり、図4は、本願発明の第四実施形態を示
したフロー図である。
【0009】コンプレッサによって圧縮空気が作り出さ
れると、その圧縮空気は、エアータンクや、アフターク
ーラや、エアードライヤーや、各種のフィルターを経由
してエアーモータやエアーシリンダー等の各種の空圧機
器に送られるようになっている。 この場合、各種の空
圧機器は、水分を嫌うために、コンプレッサから各種の
空圧機器に至る間の各機器では、積極的にドレンを発生
させ、発生したドレンをドレントラップで排出するよう
にしている。
【0010】ここで、各機器に配設するドレントラップ
として電動ドレントラップを使用すると、ドレンを排出
する際にドレンと共に圧縮空気を排出することが出来る
為、圧縮空気の力によってドレン中の油を含む各種の異
物を分離するドレン処理装置迄ドレンを運べるという利
点を持ち、その利点を最大限利用したのが電動ドレント
ラップである。
【0011】本願発明では、この電動ドレントラップを
構成しているドレン排出弁の作動の為に電池を使用した
ものである。 従って、本願発明の電動ドレントラップ
は、交流電源からの配線を全く必要としないために、従
来でも電源を使っていなかったフィルターや単独に設置
していたエアータンク等の場合には、特に有効となって
いる。 以下に、本願発明の第一実施形態ないし第四実
施形態の具体的な内容を示す。
【0012】(第一実施形態)図1で、3はドレン排出
弁であり、電子スイッチ4が電気を通す通電の状態にな
っている時だけ電磁石またはモータによって作動するタ
イプのものを使用している。 即ち、通電している時だ
け弁を開くことでドレンを圧縮空気で排出している。
【0013】ここで、図1においては、電磁石またはモ
ータによるドレン排出弁3の駆動部について具体的にそ
の内容を記載していないが、排出弁駆動回路6に含まれ
ているものと考えてよい。 従って、ドレン排出弁3は
排出弁駆動回路6と接続している。 そして、排出弁駆
動回路6は、電子スイッチ4を介して電池8と接続して
いる。
【0014】一方、電子スイッチ4は、ドレン排出弁3
の上流に位置してドレンを一時的に貯留するドレンポッ
ト9に接続し、ドレンがドレンポット9に形成した上限
の位置9aに到達した時には電子スイッチ4をONであ
る通電の状態にし、ドレンが上限の位置9aからドレン
ポット9に形成した下限の位置9bにまで減少した時に
は電子スイッチ4を通電の状態から電気を通さないOF
Fの状態にするような構成となっている。 但し、電子
スイッチ4は、排出弁駆動回路6に含まれるような構成
も考えられる。
【0015】尚、ドレンポット9の大きさに関しては、
100CCないし200CCのものが最善の大きさと考
えている。 この場合、この大きさにした理由は、ドレ
ンの発生量とドレン排出弁3の作動回数とタイマー7の
消費電力を考慮て、電池8の寿命を交換の頻度から考え
1年間位の期間になるように設定すると、これ位の大き
さが必要であるということである。
【0016】この様な構成により、ドレン排出弁3は、
ドレンポット9内でのドレンの位置によって電子スイッ
チ4が通電可能の状態になった時にドレン排出の作動を
することが可能となっている。 この場合、ドレンがド
レンポット9の上限の位置9aまでたまるとドレン排出
弁はドレン排出を開始し、下限の位置9bに到達するま
でドレンの排出を行い、その間だけ排出弁駆動回路6は
電池8と接続するようになっている。 即ち、ドレン排
出弁3に対して電池8より電力が供給されるのは、電子
スイッチ4が通電可能の状態になっている時だけであ
り、当然その時だけドレン排出弁3が作動している。
【0017】尚、電源としての電池3は、単3の電池を
1本ないし3本使用することが考えられる。 また、ド
レン排出弁3の上流には、ドレンに含まれている各種の
異物によってドレン排出弁3が作動不良をおこすのを防
止する為に、ストレーナ1を配設している。
【0018】本発明による、電動ドレントラップは、前
述したように構成されており、以下に、その動作につい
て説明する。
【0019】先ず、電動ドレントラップを装着した各機
器がドレンを発生すると、ドレン排出弁3の上流に位置
しドレンを一時的に貯留するドレンポット9を中心とし
てドレンを滞留させる。 一方、ドレンポット9では、
ドレンがドレンポット9の上限の位置9aまでたまると
電子スイッチ4をONである通電の状態にすることでド
レン排出弁3はドレンの排出を開始し、下限の位置9b
に減少するまでドレンの排出を継続する。 従って、そ
の間だけ排出弁駆動回路6は電池8と接続するようにな
っている。
【0020】また、ドレンがドレンポット9の下限の位
置9bにまで減少すると、電子スイッチ4を電気を通さ
ないOFFの状態にしてドレン排出弁3のドレンの排出
を停止する。 この様にして、ドレンポット9でのドレ
ンの位置によって、ドレン排出弁3の作動が制御され
る。
【0021】(第二実施形態)図2で、3はドレン排出
弁であり、ドレン検出回路5が電気を通す通電の状態に
なっている時だけ電磁石またはモータによって作動する
タイプのものを使用している。 即ち、通電している時
だけ弁を開くことでドレンを圧縮空気で排出している。
【0022】ここで、図2においては、電磁石またはモ
ータによるドレン排出弁3の駆動部について具体的にそ
の内容を記載していないが、排出弁駆動回路6に含まれ
ているものと考えてよい。 従って、ドレン排出弁3は
排出弁駆動回路6と接続している。 そして、排出弁駆
動回路6は、ドレン検出回路5を介して電池8と接続し
ている。
【0023】また、ドレン排出弁3のドレンが流入して
くる上流には、ドレンセンサー2を配設し、ドレンセン
サー2からドレンの存在を感知していることを示すドレ
ン検出の信号をドレン検出回路5に送るようになってい
る。 この場合、ドレン検出回路5は、ドレンセンサー
2からドレン検出の信号を受けている間は、通電可能と
なっている。
【0024】この様な構成によって、ドレン排出弁3
は、ドレンセンサー2からのドレン検出の信号によって
ドレン検出回路5が通電可能な状態になっている間だ
け、ドレン排出の作動をすることが可能となっている。
即ち、ドレン排出弁3作動のために排出弁駆動回路6
に対して電池8より電力が供給されるのは、ドレン検出
回路5が通電可能の状態になっている時だけであり、当
然その時だけドレン排出弁3が作動している。
【0025】尚、電源としての電池3は、単3の電池を
1本ないし3本使用することが考えられる。 また、ド
レン排出弁3の上流には、ドレンに含まれている各種の
異物によってドレン排出弁3が作動不良をおこすのを防
止する為に、ストレーナ1を配設している。
【0026】本発明による、電動ドレントラップは、前
述したように構成されており、以下に、その動作につい
て説明する。
【0027】先ず、電動ドレントラップを装着した各機
器でドレンが発生すると、ドレン排出弁3の上流にドレ
ンが滞留する。 ここで、ドレンが一定量以上滞留する
と、ドレンセンサー2がドレン検出の信号をドレン検出
回路5に送り続け、その間ドレン検出回路5を通電の状
態とする。
【0028】この様にして、ドレンセンサー2からドレ
ン検出の信号が発生している間はドレン検出回路5が通
電の状態になっていて、そのことによってドレン排出弁
3が作動することでドレンが排出され、その間だけ排出
弁駆動回路6は電池8と接続するようになっている。
【0029】また、ドレンが排出されたことでドレンが
減少し、ドレンセンサー2からドレンが存在しているこ
とを感知しているというドレン検出の信号が消えると、
ドレン排出弁3よりのドレンの排出を停止する。 この
様に、ドレンセンサー2によって、ドレン排出弁3の作
動が制御される。
【0030】この場合、ドレン排出弁3が作動している
時間は、連続していても良いが、排出弁駆動回路6に配
設しているタイマーで設定し、間欠的に排出することも
可能である。
【0031】(第三実施形態)図3で、3はドレン排出
弁であり、電子スイッチ4が電気を通す通電の状態にな
っている時だけ電磁石またはモータによって作動するタ
イプのものを使用している。 即ち、通電している時だ
け弁を開くことでドレンを圧縮空気で排出している。
【0032】ここで、図3においては、電磁石またはモ
ータによるドレン排出弁3の駆動部について具体的にそ
の内容を記載していないが、排出弁駆動回路6に含まれ
ているものと考えてよい。 従って、ドレン排出弁3は
排出弁駆動回路6と接続している。 そして、排出弁駆
動回路6は、電子スイッチ4を介して電池8と接続して
いる。
【0033】一方、電子スイッチ4に通電させるONと
通電させないOFFの信号を送っているタイマー7も、
電池8と同じように接続している。 但し、電子スイッ
チ4は、排出弁駆動回路6に含まれる構成も考えられ
る。
【0034】この様な構成によって、ドレン排出弁3は
作動のための排出弁駆動回路6を介して、電池8を電源
とするタイマー7よりのONの信号によって電子スイッ
チ4が通電可能の状態になった時にドレン排出の作動を
することが可能となっている。この場合、タイマーは常
時電池8と接続しているが、排出弁駆動回路6は、電子
スイッチ4が通電可能なONになっている時にだけ電池
8と接続するようになっている。
【0035】特に、タイマー7の消費電力は約1マイク
ロワットであり、単3の電池を電源にして1年間近く使
用しても十分に使用可能な程度の微小な消費電力の構成
となっている。
【0036】尚、電源としての電池3は、単3の電池を
1本ないし3本使用することが考えられる。 また、ド
レン排出弁3の上流には、ドレンに含まれている各種の
異物によってドレン排出弁3が作動不良をおこすのを防
止する為に、ストレーナ1を配設している。
【0037】本発明による、電動ドレントラップは、前
述したように構成されており、以下に、その動作につい
て説明する。
【0038】先ず、電動ドレントラップを装着した各機
器でドレンが発生すると、ドレン排出弁3の上流にドレ
ンが滞留する。 一方、タイマー7は電池8と接続して
いることで、時間を常時計測することが可能であり、一
定の時間毎に電子スイッチ4にONの信号を送ることに
よって電子スイッチ4も同じ時間毎に通電の状態とな
り、それによって、排出弁駆動回路6が同じ時間毎に通
電され、ドレン排出弁3が作動することでドレンが排出
される。 尚、タイマー7には、常時電池8が接続して
いるが、タイマー7の消費電力は約1マイクロワットで
あるために短期間で電池8を交換する必要は無い。
【0039】この場合、ドレン排出弁3が作動している
時間は、排出弁駆動回路6に配設しているタイマーで設
定することが可能である。 また、タイマー7の中に作
動時間設定のタイマーも配設していると考えても良い。
【0040】(第四実施形態)図4で、3はドレン排出
弁であり、電子スイッチ4とドレン検出回路5が電気を
通す通電の状態になっている時だけ電磁石またはモータ
によって作動するタイプのものを使用している。 即
ち、通電している時だけ弁を開くことでドレンを圧縮空
気で排出している。
【0041】ここで、図4においては、電磁石またはモ
ータによるドレン排出弁3の駆動部について具体的にそ
の内容を記載していないが、排出弁駆動回路6に含まれ
ているものと考えてよい。 従って、ドレン排出弁3は
排出弁駆動回路6と接続している。 そして、排出弁駆
動回路6は、電子スイッチ4とドレン検出回路5を介し
て電池8と接続している。
【0042】一方、電子スイッチ4に通電させるONと
通電させないOFFの情報を送っているタイマー7も、
電池8と同じように接続している。 但し、電子スイッ
チ4は、排出弁駆動回路6に含まれる構成も考えられ
る。
【0043】また、ドレン排出弁3のドレンが流入して
くる上流には、ドレンセンサー2を配設し、ドレンセン
サー2からのドレンの存在を感知していることを示すド
レン検出信号をドレン検出回路5に送るようになってい
る。 この場合、ドレン検出回路5は、ドレンセンサー
2からドレン検出の信号を受けている間は、通電可能な
ように構成されている。
【0044】この様な構成によって、ドレン排出弁3
は、電池8を電源とするタイマー7よりのONの信号に
よって電子スイッチ4が通電可能な状態になり、ドレン
センサー2からのドレン検出の信号によってドレン検出
回路5が通電可能な状態になって、これらの二つの信号
が同時に発生している際に、ドレン排出の作動をするこ
とが可能となっている。
【0045】この場合、タイマー7は常時電池8と接続
しているが、ドレン排出弁3作動のための排出弁駆動回
路6は、電子スイッチ4とドレン検出回路5が通電の状
態になっている時にだけ電池8と接続するようになって
いる。 特に、タイマー7の消費電力は約1マイクロワ
ットであり、単3の電池を電源として1年間近く使用し
ても十分に使用可能な程度の微小な消費電力の構成とな
っている。
【0046】尚、電源としての電池3は、単3の電池を
1本ないし3本使用することが考えられる。 また、ド
レン排出弁3の上流には、ドレンに含まれている各種の
異物によってドレン排出弁3が作動不良をおこすのを防
止する為に、ストレーナ1を配設している。
【0047】本発明による、電動ドレントラップは、前
述したように構成されており、以下に、その動作につい
て説明する。
【0048】先ず、電動ドレントラップを装着した各機
器でドレンが発生すると、ドレン排出弁3の上流にドレ
ンが滞留する。 この場合、ドレンが一定量以上滞留す
ると、ドレンセンサー2がドレン検出の信号をドレン検
出回路5に送り続け、その間ドレン検出回路5を通電の
状態とする。 一方、タイマー7は電池8と接続してい
ることで、時間を常時計測することが可能であり、一定
の時間毎に電子スイッチ4にONの信号を送ることで電
子スイッチ4を通電の状態とする。
【0049】この様にして、ドレンセンサー2とタイマ
ー7からの信号が同時に発生している際に排出弁駆動回
路6が通電され、そのことによってドレン排出弁3が作
動することでドレンが排出される。 尚、タイマー7に
は、常時電池8が接続しているが、タイマー7の消費電
力は約1マイクロワットであるために短期間で電池8を
交換する必要は無い。
【0050】この場合、ドレン排出弁3が作動している
時間は、排出弁駆動回路6に配設しているタイマーで設
定することが可能である。 また、タイマー7の中に作
動時間設定のタイマーも配設していると考えても良い。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
により、下記のような効果をあげることができる。
【0052】第一に、電源に電池を使用することによっ
て、交流の電源と電動ドレントラップの間を配線で接続
する必要も無く、その配線が邪魔であるとか、配線する
ことが面倒ということは解消された。 特に、電源を必
要としなかった、フィルターや単独に設置していたエア
ータンク等の場合には非常に便利になった。
【0053】第二に、電源に電池を使用しているが、常
時接続しているのはタイマーだけに限定することで、消
費電力の増加を押さえることが可能となり、頻繁に電池
を交換する必要も無くなった。
【0054】第三に、電池を使用することにより、電源
を必要としないということで使用していたフロート式の
ドレントラップに代わって使用することが出来、その
上、ドレンと同時に圧縮空気を排出したい場合にも使用
可能となった。
【0055】第四に、上限の位置や下限の位置を形成し
たドレンポットの使用やドレンセンサーの使用によっ
て、ドレン排出弁が作動している時だけ電池からの電力
の供給が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第一実施形態を示したフロー図
【図2】本願発明の第二実施形態を示したフロー図
【図3】本願発明の第三実施形態を示したフロー図
【図4】本願発明の第四実施形態を示したフロー図
【符号の説明】
1・・・・・・ストレーナ 2・・・・・・ドレンセンサー 3・・・・・・ドレン排出弁 4・・・・・・電子スイッチ 5・・・・・・ドレン検出回路 6・・・・・・排出弁駆動回路 7・・・・・・タイマー 8・・・・・・電池 9・・・・・・ドレンポット 9a・・・・・・上限の位置 9b・・・・・・下限の位置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドレンを圧縮空気で排出するドレン排出
    弁(3)と前記ドレン排出弁(3)に接続する排出弁駆
    動回路(6)から構成される電動ドレントラップにおい
    て、前記ドレン排出弁(3)作動のための前記排出弁駆
    動回路(6)の電源は電池(8)であり、前記ドレン排
    出弁(3)作動のための前記排出弁駆動回路(6)に対
    しては作動する時にだけ電力を供給するように構成した
    ことを特徴とする電動ドレントラップ。
  2. 【請求項2】 前記ドレン排出弁(3)作動のための前
    記排出弁駆動回路(6)は、前記ドレン排出弁(3)の
    上流に位置しドレンを一時的に貯留するドレンポット
    (9)を配設することで、前記ドレンポット(9)に形
    成した上限の位置(9a)にドレンが到達したら作動す
    るものであり、ドレンが前記上限の位置(9a)から減
    少して前記ドレンポット(9)に形成した下限の位置
    (9b)にドレンが到達したら作動を停止させるもので
    あることを特徴とする請求項1に記載の電動ドレントラ
    ップ。
  3. 【請求項3】 前記ドレン排出弁(3)作動のための前
    記排出弁駆動回路(6)は、前記ドレン排出弁(3)の
    上流に位置しているドレンセンサー(2)と、前記ドレ
    ンセンサー(2)と接続しているドレン検出回路(5)
    を配設することで、前記ドレンセンサー(2)と前記ド
    レン検出回路(5)によるドレン検出の信号が発生して
    いる間に作動するものであることを特徴とする請求項1
    に記載の電動ドレントラップ。
  4. 【請求項4】 前記ドレン排出弁(3)作動のための前
    記排出弁駆動回路(6)は、前記電池(8)より電力を
    常時供給されているタイマー(7)を配設することで、
    前記タイマー(7)によって一定の時間毎に通電させる
    ONの信号が発生している間作動するものであることを
    特徴とする請求項1に記載の電動ドレントラップ。
  5. 【請求項5】 前記ドレン排出弁(3)作動のための前
    記排出弁駆動回路(6)は、前記電池(8)より電力を
    常時供給されているタイマー(7)と、前記ドレン排出
    弁(3)の上流に位置しているドレンセンサー(2)
    と、前記ドレンセンサー(2)と接続しているドレン検
    出回路(5)を配設することで、前記タイマー(7)が
    一定の時間毎に発する通電のONの信号と、前記ドレン
    センサー(2)と前記ドレン検出回路(5)によるドレ
    ン検出の信号が、同時に発生している間に作動するもの
    であることを特徴とする請求項1に記載の電動ドレント
    ラップ。
  6. 【請求項6】 前記タイマー(7)は、消費電力が約1
    マイクロワットであることを特徴とする請求項4または
    請求項5に記載の電動ドレントラップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009063240A (ja) * 2007-09-06 2009-03-26 Chugoku Electric Power Co Inc:The クリンカ処理装置
JP2014513259A (ja) * 2011-05-11 2014-05-29 ベコー テヒノロギース ゲーエムベーハー 圧縮ガスシステムのための凝縮液排出装置
JP7343173B2 (ja) 2020-01-31 2023-09-12 株式会社テイエルブイ ドレン排出機構を有する蒸気使用システム及び蒸気使用システムのドレン排出方法。

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