JP4162812B2 - ナースコール装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明はナースコール装置に関し、天井マイクから入力される病室内の音量レベルが高い場合、ナースコール親機と病室間の通話路が形成され、病室内の状態が確認できるナースコール装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のナースコール装置としては、図2に示すものがあった。
【0003】
このナースコール装置は、病室内の各病床に設けられた天井スピーカ1b、呼出ボタン2b、天井マイク3bと、病室毎に設置され呼出ボタン2bを検出するアダプタ4bと、アダプタ4bからの呼出を受信する制御機5bと、制御機5bによって制御され呼出が通報されるナースコール親機6bとで構成される。
【0004】
アダプタ4bは呼出ボタン2bの押圧操作による呼出を検出する呼出検出回路42bと天井マイク3bからの音声信号を増幅する天井マイクアンプ44bと制御機5bからの音声信号を増幅する天井スピーカアンプ41bと呼出検出回路42bで呼出を検出すると天井マイクアンプ44b、天井スピーカアンプ41bを駆動するCPU43bとを有する。
【0005】
ナースコール親機6bはマイク66bからの音声信号を増幅するマイクアンプ67bと制御機5bからの音声信号を増幅するスピーカアンプ62bと呼出があると点滅する呼出表示部63bと病室と通話をしたい時に押す選局ボタン64bと通話を終了する時に押す終話ボタン68bと選局ボタン64bで選局するとマイクアンプ67b、スピーカアンプ62bを駆動するCPU65bとを有する。
【0006】
看護する人が病室内の患者の様態を確認したい場合、ナースコール親機6bから病室に通話できるようにナースコール親機6bの病室選局ボタン64bを押すと、CPU65bが病室選局の情報を検出し、呼び出す病室の場所を示す呼出表示部63bを表示させ、スピーカアンプ62b、マイクアンプ67bを駆動させ、制御機5bに病室選局データを送出する。
【0007】
制御機5bはナースコール親機6bからの病室選局データを受け、アダプタ4bに情報を送出する。
【0008】
アダプタ4bは、制御機5bからのデータをCPU43bで受け取り、スピーカアンプ41b、マイクアンプ44bを駆動させる。
【0009】
これにより、ナースコール親機6bと病室間の通話路が開き、病室内の音声がマイク3b、マイクアンプ44b、制御機5b、スピーカアンプ62bを経て、スピーカ61bから聞こえるので、ナースコール親機6bから病室内の状態、患者の様態が音声によって確認できる。確認後、ナースコール親機6bの終話ボタン68bを押すと、通話が終了する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
このようなナースコールシステムでは、看護する人が病室内の患者の様態を確認したい場合、ナースコール親機6bの病室選局ボタン64bを押して、ナースコール親機6b、制御機5b、アダプタ4bへ信号が送られ、ナースコール親機6bと病室内の通話が可能となるが、病室選局ボタン64bを押さないとデータは制御機5b、アダプタ4bへと送られないので、ナースコール親機6bと病室間は通話路が開かず、ナースコール親機6bからは、病室内の音を聞くことができない。このため、看護する人が、ナースコール親機6bから離れていると、病室選局ボタン64bを押すことができず、精神的に不安定な患者が異常状態をきたし、病室内で騒いでいても、病室内の音を聞くことができないという問題点がある。
【0011】
本発明は、上記のようなナースコール装置の難点を除去するためになされたもので、天井マイクから入力される病室内の音量レベルが高い場合、ナースコール親機6bと病室間の通話路が形成され、ナースコール親機6bによって、病室内の状態が確認できるナースコール装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明によるナースコール装置は、病室内の各病床に設けられた天井スピーカ、天井マイク、呼出ボタンと、呼出ボタンの呼出を検出し、制御機を介してナースコール親機に呼出を通報するアダプタを備えたナースコール装置であって、アダプタは、天井マイクから入力される病室内の音量レベルを判別する音量レベル判別回路と、音量レベル判別回路で判別された音量レベルが通常の会話時の所定のレベルより高いとき、ナースコール親機と病室間との通話路を形成するように制御を行うCPUとを備える。
【0013】
このナースコール装置よれば、天井マイクから入力される病室内の音量レベルが高い場合、ナースコール親機と病室間の通話路が形成され、ナースコール親機に病室内の音声が聞こえ、病室内の状態が確認できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のナースコール装置における実施の形態例を図面にしたがって説明する。
【0015】
図1に示すように、本発明のナースコール装置は、病室内の各病床に設けられた天井スピーカ1a、呼出ボタン2a、天井マイク3aと、病室毎に設置され呼出ボタン2aを検出するアダプタ4aと、アダプタ4aからの呼出を受信する制御機5aと、制御機5aによって制御され呼出が通報されるナースコール親機6aを有する。
【0016】
アダプタ4aは呼出ボタン2aの押圧操作による呼出を検出する呼出検出回路42aと天井マイク3aからの音声信号を増幅する天井マイクアンプ44aと制御機5aからの音声信号を増幅する天井スピーカアンプ41aと呼出検出回路42aで呼出を検出すると天井マイクアンプ44a、天井スピーカアンプ41aを駆動するCPU43aとを有する。
【0017】
ナースコール親機6aはマイク66aからの音声信号を増幅するマイクアンプ67aと制御機5aからの音声信号を増幅するスピーカアンプ62aと呼出があると点滅する呼出表示部63aと病室と通話をしたい時に押す選局ボタン64aと通話を終了する時に押す終話ボタン68aと選局ボタン64aで選局するとマイクアンプ67a、スピーカアンプ62aを駆動するCPU65aとを有する。
【0018】
精神的に不安定な患者が異常状態をきたし、病室内で大声などを出した場合、その音声が、天井マイク3aに入力され、天井マイクアンプ44aで増幅され、音量レベル判別回路45aに入力される。あるレベル以上であると、音量レベル判別回路45aからCPU43aに異常信号が送信される。CPU43aは、天井スピーカアンプ41aを駆動させ、制御機5a、ナースコール親機6aへと異常信号を送る。親機6aのCPU65aは、異常信号を受け取り、スピーカーアンプ62b、マイクアンプ67bを駆動させ、呼出表示部63aを表示させる。
【0019】
そして、病室内とナースコール親機6a間の通話路が形成され、病室内の音声が天井マイク3a、天井マイクアンプ44a、音声レベル判別回路45a、制御機5a、スピーカアンプ62aを経て、ナースコール親機6aのスピーカ61aから聞こえ、病室内の患者の状態が確認でき、呼出病室の場所を示す呼出表示部63aが点滅することで病室の場所が確認できる。終話ボタン68aを押すと、通話が終了する。
【0020】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によるナースコール装置によれば、看護する人が、親機から離れていても、精神的に不安定な患者が異常状態になっている病室内の音を聞くことによって、病室内の状態が確認でき、その病室の場所を呼出表示部で見ることで、患者への対応がより早くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるナースコール装置の一実施例を示すブロック図。
【図2】従来のナースコール装置のブロック図。
【符号の説明】
1a・・天井スピーカ
3a・・天井マイク
4a・・アダプタ
5a・・制御機
6a・・親機
45a・・音量レベル判別回路
43a・・CPU
Claims (1)
- 病室内の各病床に設けられた天井スピーカ(1a)、天井マイク(3a)、呼出ボタン(2a)と、前記呼出ボタンの呼出を検出し、制御機(5a)を介してナースコール親機(6a)に呼出を通報するアダプタ(4a)を備えたナースコール装置であって、
前記アダプタは、前記天井マイクから入力される病室内の音量レベルを判別する音量レベル判別回路(45a)と、前記音量レベル判別回路で判別された音量レベルが通常の会話時の所定のレベルより高いとき、前記ナースコール親機と病室間との通話路を形成するように制御を行うCPU(43a)とを備えたことを特徴とするナースコール装置。
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JP30621899A JP4162812B2 (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | ナースコール装置 |
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