JPH11205059A - ナースコール装置 - Google Patents

ナースコール装置

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JPH11205059A
JPH11205059A JP736498A JP736498A JPH11205059A JP H11205059 A JPH11205059 A JP H11205059A JP 736498 A JP736498 A JP 736498A JP 736498 A JP736498 A JP 736498A JP H11205059 A JPH11205059 A JP H11205059A
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JP
Japan
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amplifier
call
amplification
nurse call
control circuit
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JP736498A
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English (en)
Inventor
Norikichi Ando
範吉 安藤
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Aiphone Co Ltd
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Aiphone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天井マイクとベッド上の患者との距離、人の
声の大きさに関わらず、安定したナースコール親機への
送話音量を確保するナースコール装置を提供する。 【解決手段】 各病床のベッドからの呼出は、呼出検出
部を介してCPUに入力され、あらかじめ各々のベッド
からの呼出に対応させた第2の増幅アンプの増幅度を選
択するようにゲインコントロール回路を制御する事によ
り、第2の増幅アンプの増幅度をベッドに対応させて変
化させる。また、天井マイクの拾った音声信号をモニタ
する整流回路をあるレベル以上になったら働くようにす
る事により、ある一定時間以上整流回路が働かなく、か
つ通話中であったら、第2の増幅アンプの増幅度を上げ
るようにゲインコントロール回路を制御する事により、
第2の増幅アンプの増幅度を患者の声の大きさに対応さ
せて変化させ、安定したナースコール親機への送話音量
を確保するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はナースコール装置
に関し、天井マイクとベッドの距離、人の声の大きさに
よりナースコール親機への送話音量を変化させ、安定し
たナースコール親機への送話音量を確保するナースコー
ル装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のナースコール装置として
は、図2に示すものがあった。図2において、各病床に
設置される呼出ボタン53は病室毎に設置されるルーム
アダプタ52の呼出検出部58、CPU57、通信・制
御部56を介してナースコール親機51に接続されてい
る。天井マイク55はルームアダプタ52の第1の増幅
アンプ59、第2の増幅アンプ60を介してナースコー
ル親機51に接続されている。天井スピーカ54はルー
ムアダプタ52のアナログスイッチ61を介してナース
コール親機51に接続されている。ルームアダプタ52
の第1の増幅アンプ59、第2の増幅アンプ60、アナ
ログスイッチ61はルームアダプタ52の通信・制御部
56に接続されている。
【0003】このようなナースコール装置において、患
者は、看護婦に対して呼出用件が発生した場合、呼出ボ
タン53を押す。呼出ボタン53が押されたことをルー
ムアダプタ52の呼出検出部58が検出し、CPU57
に信号を送り、CPU57は通信・制御部56に信号を
送り、通信・制御部56はナースコール親機51に信号
を送り、ナースコール親機51に呼出を通報し、ナース
コール親機51は呼出音を鳴動させ、看護婦に呼出を認
知させる。
【0004】看護婦は、ナースコール親機51にて応答
すると、ナースコール親機51は呼出のあった病室のル
ームアダプタの通信・制御部56を介してCPU57に
信号を送り、CPU57は通信・制御部56に信号を送
り、通信・制御部56は、第1の増幅アンプ59、第2
の増幅アンプ60、アナログスイッチ61を動作させ、
天井マイク55、天井スピーカ54とナースコール親機
51によって、呼出のあった病室の患者と看護婦が通話
できるようになる。このとき、ナースコール親機51に
送られる音声信号は天井マイク55で拾う音声信号の大
小に関係なく、固定の増幅度でナースコール親機51に
音声信号が送られる。ナースコール親機51に送られる
音声信号の増幅度Avは第1の増幅アンプ59の入力抵
抗62、フィードバック抵抗63と第2の増幅アンプ6
0の入力抵抗64、フィードバック抵抗65によって Av=R12/R11+R22/R21 ただし、R11:第1の増幅アンプ59の入力抵抗62
の抵抗値 R12:第1の増幅アンプ59のフィードバック抵抗6
3の抵抗値 R21:第2の増幅アンプ60の入力抵抗64の抵抗値 R22:第2の増幅アンプ60のフィードバック抵抗6
5の抵抗値 のように決められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】各病室に取り付けられ
た天井マイク55にて各病床のベッドの患者の声を拾
い、ルームアダプタ52を介してナースコール親機51
に音声信号を送るが、天井マイク55と各病床のベッド
の患者の距離によってナースコール親機51から聞こえ
てくる音量には差が生じる。例えば、図3に示すように
ベッドA31,B34,C37と天井マイク55の距離
は、la33、lb36、lc39と違うため、患者A
32,B35,C38の声の大きさが同じでも天井マイ
ク55で拾う声の大きさには差が生じ、ナースコール親
機51から聞こえてくる音量には差が生じる。
【0006】また、患者の声の大きさは、個人により差
があるため、ナースコール親機51から聞こえてくる音
量には差が生じる。そのため、天井マイク55から遠い
ところのベッドの患者の声が小さいとナースコール親機
51で十分な音量を確保できなく、患者の声を看護婦が
聞き取れないという難点がある。
【0007】本発明は、このような難点を除去するため
になされたもので、患者の声の大きさを整流回路を介し
てCPUでモニタするとともに、各病床のベッドからの
呼出は、呼出検出部を介してCPUで認識し、ナースコ
ール親機に送る音声信号のレベルを変化させるために、
CPUで第2の増幅アンプの増幅度を変化させるゲイン
コントロール回路を制御し、十分な音量を確保すること
により、安定したナースコール親機への送話音量を確保
するナースコール装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明のナースコール装置は、病室内の各病床に設けら
れた呼出ボタンと、呼出ボタンの呼出を検出する呼出検
出部と、呼出検出部で呼出を検出したときナースコール
親機に呼出を通報するルームアダプタと、ルームアダプ
タに接続され、ナースコール親機と音声信号を送受する
天井マイクおよび天井スピーカとを備えたナースコール
装置であって、ルームアダプタは、天井マイクで拾った
音声信号を増幅する第1の増幅アンプと、第1の増幅ア
ンプで増幅された音声信号を増幅し、ナースコール親機
に送る第2の増幅アンプと、第1の増幅アンプと第2の
増幅アンプの間に接続され、第2の増幅アンプの増幅度
を変化させるゲインコントロール回路と、第1の増幅ア
ンプに接続され音声信号をモニタする整流回路と、呼出
ボタンの呼出を検出した呼出検出部および整流回路の出
力により、ゲインコントロール回路を制御するCPUと
を備えたものである。
【0009】各病床のベッドからの呼出は、呼出検出部
を介してCPUに入力され、どのベッドからの呼出なの
かCPUは認識できるため、 あらかじめ各々のベッド
からの呼出に対応させた第2の増幅アンプの増幅度を選
択するようにゲインコントロール回路を制御する事によ
り、第2の増幅アンプの増幅度をベッドに対応させて変
化させる。また、天井マイクの拾った音声信号をモニタ
する整流回路をあるレベル以上になったら働くようにす
る事により、ある一定時間以上整流回路が働かなく、か
つ、通話中であったら、第2の増幅アンプの増幅度を上
げるようにゲインコントロール回路を制御する事によ
り、第2の増幅アンプの増幅度を患者の声の大きさに対
応させて変化させることにより、安定したナースコール
親機への送話音量を確保するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のナースコール装置
における実施の形態例を図面にしたがって説明する。図
1に示すように、各病床に設置される呼出ボタン3は病
室毎に設置されるルームアダプタ2の呼出検出部8、C
PU7、通信・制御部6を介してナースコール親機1に
接続されている。天井マイク5はルームアダプタ2の第
1の増幅アンプ9、ゲインコントロール回路17、第2
の増幅アンプ10を介してナースコール親機1に接続さ
れている。天井スピーカ4はルームアダプタ2のアナロ
グスイッチ11を介してナースコール親機1に接続され
ている。ルームアダプタ2の第1の増幅アンプ9、第2
の増幅アンプ10、アナログスイッチ11はルームアダ
プタ2の通信・制御部6に接続されている。ルームアダ
プタ2のゲインコントロール回路17はルームアダプタ
2のCPU7に接続されている。ルームアダプタ2の整
流回路16はルームアダプタ2の第1の増幅アンプ9と
CPU7の間に接続されている。
【0011】ゲインコントロール回路17は、6個のア
ナログスイッチと6個の入力抵抗を有し、直列に接続さ
れた第1のアナログスイッチ18と第1の入力抵抗2
1、第3のアナログスイッチ19と第3の入力抵抗2
2、第5のアナログスイッチ20と第5の入力抵抗23
のそれぞれが並列に接続され、第1の増幅アンプ9およ
び第2の増幅アンプ10の間に接続されている。また、
直列に接続された第2のアナログスイッチ24と第2の
入力抵抗27が第1の入力抵抗21に並列に接続され、
直列に接続された第4のアナログスイッチ25と第4の
入力抵抗28が第3の入力抵抗22に並列に接続され、
直列に接続された第6のアナログスイッチ26と第6の
入力抵抗29が第5の入力抵抗23に並列に接続されて
いる。6個のアナログスイッチの制御側は、それぞれC
PU7に接続されている。
【0012】本発明によるナースコール装置の動作を以
下に説明する。患者は、看護婦に対して呼出用件が発生
した場合、呼出ボタン3を押す。呼出ボタン3が押され
たことをルームアダプタ2の呼出検出部8が検出し、C
PU7に信号を送り、CPU7は通信・制御部6に信号
を送り、通信・制御部6はナースコール親機1に信号を
送り、ナースコール親機1に呼出を通報し、ナースコー
ル親機1は呼出音を鳴動させ、看護婦に呼出を認知させ
る。
【0013】看護婦は、ナースコール親機1にて応答す
ると、ナースコール親機1は呼出のあった病室のルーム
アダプタの通信・制御部6を介してCPU7に信号を送
り、CPU7は通信・制御部6に信号を送り、通信・制
御部6は、第1の増幅アンプ9、第2の増幅アンプ1
0、アナログスイッチ11を動作させ、天井マイク5、
天井スピーカ4とナースコール親機1によって、呼出の
あった病室の患者と看護婦が通話できるようになる。そ
の際、ルームアダプタのCPU7は呼出のあったベッド
を認識しているので、そのベッドに対応する第2の増幅
アンプ10の増幅度にするため、ゲインコントロール回
路17を制御し、第2の増幅アンプ10の増幅度を変化
させる。例えば、ベッドAから呼出があれば、ゲインコ
ントロール回路17の第1のアナログスイッチ18をオ
ンさせる事により、音声信号の増幅度Ava1は第1の
増幅アンプ9の入力抵抗12、フィードバック抵抗13
とゲインコントロール回路17の第1の入力抵抗21と
第2の増幅アンプ10のフィードバック抵抗15によっ
て Ava1=R12/R11+R22/RG11 ただし、R11 :第1の増幅アンプ9の入力抵抗12
の抵抗値 R12 :第1の増幅アンプ9のフィードバック抵抗1
3の抵抗値 RG11:ゲインコントロール回路17の第1の入力抵
抗21の抵抗値 R22 :第2の増幅アンプ10のフィードバック抵抗
15の抵抗値 のように決められる。
【0014】同様にベッドBから呼出があれば、ゲイン
コントロール回路17の第3のアナログスイッチ19を
オンさせる事により、音声信号の増幅度Avb1は第1
の増幅アンプ9の入力抵抗12、フィードバック抵抗1
3とゲインコントロール回路17の第3の入力抵抗22
と第2の増幅アンプ10のフィードバック抵抗15によ
って Avb1=R12/R11+R22/RG21 ただし、R11 :第1の増幅アンプ9の入力抵抗12
の抵抗値 R12 :第1の増幅アンプ9のフィードバック抵抗1
3の抵抗値 RG21:ゲインコントロール回路17の第3の入力抵
抗22の抵抗値 R22 :第2の増幅アンプ10のフィードバック抵抗
15の抵抗値 のように決められる。
【0015】同様にベッドCから呼出があれば、ゲイン
コントロール回路17の第5のアナログスイッチ20を
オンさせる事により、音声信号の増幅度Avc1は第1
の増幅アンプ9の入力抵抗12、フィードバック抵抗1
3とゲインコントロール回路17の第5の入力抵抗23
と第2の増幅アンプ10のフィードバック抵抗15によ
って Avc1=R12/R11+R22/RG31 ただし、R11 :第1の増幅アンプ9の入力抵抗12
の抵抗値 R12 :第1の増幅アンプ9のフィードバック抵抗1
3の抵抗値 RG31:ゲインコントロール回路17の第5の入力抵
抗23の抵抗値 R22 :第2の増幅アンプ10のフィードバック抵抗
15の抵抗値 のように決められる。
【0016】以上より、各ベッドからの呼出に対応させ
てナースコール親機1への送話音量を変化させる事がで
きる。また、患者と看護婦が通話を開始し、ある一定時
間経過し、患者の声が小さく、ルームアダプタの第1の
増幅アンプ9に接続された天井マイク5の音声信号をモ
ニタする整流回路16が働かなかった時は、ルームアダ
プタのCPU7がゲインコントロール回路17を制御
し、ルームアダプタの第2の増幅アンプ10の増幅度を
上げる。また、ある一定時間経過し、患者の声が大き
く、ルームアダプタの第1の増幅アンプ9に接続された
天井マイク5の音声信号をモニタする整流回路16が働
いた時は、ルームアダプタのCPU7がゲインコントロ
ール回路17を制御せず、ルームアダプタの第2の増幅
アンプ10の増幅度を上げないようにする。例えば、ベ
ッドAから呼出があり、患者の声が小さく、整流回路1
6が働かなかった時は、ゲインコントロール回路17の
第2のアナログスイッチ24をオンさせる事により、音
声信号の増幅度Ava2は第1の増幅アンプ9の入力抵
抗12、フィードバック抵抗13とゲインコントロール
回路17の第1の入力抵抗21、第2の入力抵抗27と
第2の増幅アンプ10のフィードバック抵抗15によっ
て Ava2=R12/R11+R22/(RG11‖RG12) =R12/R11+R22/ {(RG11・RG12)/(RG11+RG12)} ただし、R11 :第1の増幅アンプ9の入力抵抗12
の抵抗値 R12 :第1の増幅アンプ9のフィードバック抵抗1
3の抵抗値 RG11:ゲインコントロール回路17の第1の入力抵
抗21の抵抗値 RG12:ゲインコントロール回路17の第2の入力抵
抗27の抵抗値 R22 :第2の増幅アンプ10のフィードバック抵抗
15の抵抗値 ‖ :抵抗の並列接続を示す のように決められる。
【0017】また、ある一定時間経過し、患者の声が大
きく、整流回路16が働いた時は、ゲインコントロール
回路17の第2のアナログスイッチ24をオンさせない
事により、音声信号の増幅度Ava2'は第1の増幅ア
ンプ9の入力抵抗12、フィードバック抵抗13とゲイ
ンコントロール回路17の第1の入力抵抗21と第2の
増幅アンプ10のフィードバック抵抗15によって Ava2'=R12/R11+R22/RG11=Av
a1 ただし、R11 :第1の増幅アンプ9の入力抵抗12
の抵抗値 R12 :第1の増幅アンプ9のフィードバック抵抗1
3の抵抗値 RG11:ゲインコントロール回路17の第1の入力抵
抗21の抵抗値 R22 :第2の増幅アンプ10のフィードバック抵抗
15の抵抗値 のように決められる。
【0018】同様にベッドBから呼出があり、患者の声
が小さく、整流回路16が働かなかった時は、ゲインコ
ントロール回路17の第4のアナログスイッチ25をオ
ンさせる事により、音声信号の増幅度Avb2は第1の
増幅アンプ9の入力抵抗12、フィードバック抵抗13
とゲインコントロール回路17の第3の入力抵抗22、
第4の入力抵抗28と第2の増幅アンプ10のフィード
バック抵抗15によって Avb2=R12/R11+R22/(RG21‖RG22) =R12/R11+R22/ {(RG21・RG22)/(RG21+RG22)} ただし、R11 :第1の増幅アンプ9の入力抵抗12
の抵抗値 R12 :第1の増幅アンプ9のフィードバック抵抗1
3の抵抗値 RG21:ゲインコントロール回路17の第3の入力抵
抗22の抵抗値 RG22:ゲインコントロール回路17の第4の入力抵
抗28の抵抗値 R22 :第2の増幅アンプ10のフィードバック抵抗
15の抵抗値 ‖ :抵抗の並列接続を示す のように決められる。
【0019】また、ある一定時間経過し、患者の声が大
きく、整流回路16が働いた時は、ゲインコントロール
回路17の第4のアナログスイッチ25をオンさせない
事により、音声信号の増幅度Avb2'は第1の増幅ア
ンプ9の入力抵抗12、フィードバック抵抗13とゲイ
ンコントロール回路17の第3の入力抵抗22と第2の
増幅アンプ10のフィードバック抵抗15によって Avb2'=R12/R11+R22/RG21=Av
b1 ただし、R11 :第1の増幅アンプ9の入力抵抗12
の抵抗値 R12 :第1の増幅アンプ9のフィードバック抵抗1
3の抵抗値 RG21:ゲインコントロール回路17の第3の入力抵
抗22の抵抗値 R22 :第2の増幅アンプ10のフィードバック抵抗
15の抵抗値 のように決められる。
【0020】同様にベッドCから呼出があり、患者の声
が小さく、整流回路16が働かなかった時は、ゲインコ
ントロール回路17の第6のアナログスイッチ26をオ
ンさせる事により、音声信号の増幅度Avc2は第1の
増幅アンプ9の入力抵抗12、フィードバック抵抗13
とゲインコントロール回路17の第5の入力抵抗23、
第6の入力抵抗29と第2の増幅アンプ10のフィード
バック抵抗15によって Avc2=R12/R11+R22/(RG31‖RG32) =R12/R11+R22/ {(RG31・RG32)/(RG31+RG32)} ただし、R11 :第1の増幅アンプ9の入力抵抗12
の抵抗値 R12 :第1の増幅アンプ9のフィードバック抵抗1
3の抵抗値 RG31:ゲインコントロール回路17の第5の入力抵
抗23の抵抗値 RG32:ゲインコントロール回路17の第6の入力抵
抗29の抵抗値 R22 :第2の増幅アンプ10のフィードバック抵抗
15の抵抗値 ‖ :抵抗の並列接続を示す のように決められる。
【0021】また、ある一定時間経過し、患者の声が大
きく、整流回路16が働いた時は、ゲインコントロール
回路17の第6のアナログスイッチ26をオンさせない
事により、音声信号の増幅度Avc2'は第1の増幅ア
ンプ9の入力抵抗12、フィードバック抵抗13とゲイ
ンコントロール回路17の第5の入力抵抗23と第2の
増幅アンプ10のフィードバック抵抗15によって Avc2'=R12/R11+R22/RG31=Av
c1 ただし、R11 :第1の増幅アンプ9の入力抵抗12
の抵抗値 R12 :第1の増幅アンプ9のフィードバック抵抗1
3の抵抗値 RG31:ゲインコントロール回路17の第5の入力抵
抗23の抵抗値 R22 :第2の増幅アンプ10のフィードバック抵抗
15の抵抗値 のように決められる。
【0022】以上より、患者の声の大きさに対応させて
ナースコール親機1への送話音量を変化させる事ができ
る。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によるナースコール装置によれば、天井マイクとベッド
上の患者との距離、人の声の大きさによりナースコール
親機への送話音量を変化させ、安定したナースコール親
機への送話音量を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるナースコール装置の一実施例を示
すブロック図。
【図2】従来のナースコール装置を示すブロック図。
【図3】病室のベッドと天井マイクの配置例図。
【符号の説明】
1 ・・ナースコール親機 2 ・・ルームアダプタ 3 ・・呼出ボタン 4 ・・天井スピーカ 5 ・・天井マイク 7 ・・CPU 9 ・・第1の増幅アンプ 10 ・・第2の増幅アンプ 16 ・・整流回路 17 ・・ゲインコントロール回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】病室内の各病床に設けられた呼出ボタン
    (3)と、前記呼出ボタンの呼出を検出する呼出検出部
    (8)と、前記呼出検出部で呼出を検出したときナース
    コール親機(1)に呼出を通報するルームアダプタ
    (2)と、前記ルームアダプタに接続され、前記ナース
    コール親機と音声信号を送受する天井マイク(5)およ
    び天井スピーカ(4)とを備えたナースコール装置であ
    って、 前記ルームアダプタは、前記天井マイクで拾った音声信
    号を増幅する第1の増幅アンプ(9)と、前記第1の増
    幅アンプで増幅された音声信号を増幅し、前記ナースコ
    ール親機に送る第2の増幅アンプ(10)と、前記第1
    の増幅アンプと前記第2の増幅アンプの間に接続され、
    前記第2の増幅アンプの増幅度を変化させるゲインコン
    トロール回路(17)と、前記第1の増幅アンプに接続
    され音声信号をモニタする整流回路(16)と、前記呼
    出ボタンの呼出を検出した呼出検出部および前記整流回
    路の出力により前記ゲインコントロール回路を制御する
    CPU(7)とを備えたことを特徴とするナースコール
    装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001127893A (ja) * 1999-10-28 2001-05-11 Aiphone Co Ltd ナースコール装置
JP2008011375A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Carecom:Kk ナースコールシステム
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