JP4162208B2 - 容器を滅菌する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、減圧可能な滅菌室内にある1群の容器を滅菌する方法に関する。
この種の方法、但しそれとは系列の点で異なる諸ステップを含む方法が、例えば特許文献1により公知である。この公知方法は、満たすべき容器が機械設備内を直線的に移動するいわゆる直線充填器の構成要素である滅菌室内で実施される。その際、滅菌中に1群の、例えば6個の容器が1つの滅菌室内に同時にある。つまり、群の全容器はいつでも当該プロセス周期の同じ位置にある。機械設備は不連続的に作動する。滅菌自体は滅菌室内で生成される低温プラズマによって行われる。
このようなプラズマ滅菌は基本的なことではあるが比較的高いサイクル時間を必要とし、また滅菌が不十分な領域が容器にも滅菌室自体の壁にも再三存在することが判明した。それゆえに公知方法の効率は満足できないものである。
独国特許出願公開第4408301号明細書
本発明の課題は、減圧可能な滅菌室内にある1群の容器を、但し滅菌に使用する低温プラズマなしに、滅菌する方法において、このように周期的に働く直線充填器が滅菌中著しく向上した効率で働くようにした方法を提供することである。
この課題は、以下のステップを順次実行する方法によって解決される
‐開口した滅菌室に1群の容器を運び入れるステップ、
‐滅菌室を閉鎖するステップ、
‐滅菌室を500mb以下の圧力に予備減圧するステップ、
‐水蒸気と過酸化水素蒸気とを含む蒸気混合物を滅菌室に供給するステップ、
‐蒸気混合物を容器の表面で滅菌と同時に凝縮させるステップ、
‐凝縮液の両方の成分が蒸発する圧力に滅菌室を減圧することによって、生成した凝縮液を除去するステップ、
‐滅菌室に無菌ガスを注入するステップ、
‐滅菌室を開口するステップ、
‐1群の容器を滅菌室から取り出すステップ
を含み、滅菌室を開口する瞬間に滅菌室内で約0.2〜0.8mbの僅かなゲージ圧が存在することを特徴とする、方法。
発明の実施の形態
常に水溶液中に存在する過酸化水素を使用して滅菌する場合、本来の殺菌は、「活性化された」過酸化水素の作用によって純化学的に行われる。その際に使用される用語「活性化」はそれ自体未定義であるが、しかし好適な給熱によって過酸化水素で化学的および/または物理的変化が起き、これが最終的に殺菌をもたらすことが見出された。
本発明に係る方法では、過酸化水素の「活性化」はまさにそれが滅菌に使用されるとき、つまり凝縮時に行われる。それに続く残留過酸化水素の除去は凝縮液の成分が蒸発する圧力に単に減圧することによって行われ、これはごく素早く可能であり、全過酸化水素残留物を確実に除去する。
滅菌に必要な水蒸気と過酸化水素蒸気との蒸気混合物は蒸発器内で生成される。蒸発器が蒸気混合物中に十分に高い濃度の過酸化水素蒸気を有する十分に大量の蒸気を十分に短い時間内に生成できる限り、蒸発器の構成は本発明にとってそれ自体任意である。蒸気混合物中に含まれた過酸化水素の本来の「活性化」はこの場合被滅菌表面で凝縮するときに起きる。これにより蒸気混合物は、極力薄くて均一な液膜で表面を湿潤することになる。僅かな層厚のゆえに、引き続く減圧乾燥時に何らの凍結現象も生じることはない。
本出願人は、凝縮時に遊離する蒸発エンタルピーによって過酸化水素の「活性化」が引き起こされると推測する。凝縮時に遊離する蒸発エンタルピーは、酸素原子が遊離するように過酸化水素分子を解離可能とするのに必要なエネルギーを提供する。この化学的に高反応性の原子酸素がおそらく殺菌作用を担っている。
蒸気混合物の温度、滅菌室流入前の蒸気混合物の圧力、凝縮が起きる滅菌室圧力が、滅菌作用に影響を及ぼすのに利用できる。凝縮圧力はいずれにしても500mb以下、主に250〜150mbの範囲内とすべきであろう。凝縮液の除去時に必要な圧力は適切には4mbの多少下とすべきであろう。
蒸気混合物を運び込むための予備減圧と凝縮液を除去するための後の減圧は異なる時間に同じ滅菌室内で行われるので、滅菌室を減圧するためにベーンポンプと後続のルーツポンプとからなる吸排ユニットを両方の操作ステップ用に使用することができる。但しルーツポンプは予備減圧中適切にはバイパスによって迂回される。これにより、ルーツポンプが過度に高い圧力差に曝されることは防止される。
特に滅菌室が一定の容積を上まわる場合、本発明の他の構成において、滅菌室に供給すべき蒸気混合物が、および/または滅菌室に注入するのに必要な無菌ガスが、滅菌室の上流に設けられる貯蔵容器内にそれぞれ用意され、貯蔵容器が必要とされない操作ステップの間に当該貯蔵容器が再び充填される。これにより、所要の蒸気混合物も後の操作ステップで必要とされる無菌ガスもごく短時間のうちに十分な量を用意することが達成される。さらに、貯蔵容器に注入するのに比較的長い時間が利用できるので、蒸発器または細菌濾過器の所要の処理能力が比較的小さい。
特に無菌ガスを収容する貯蔵容器にとって重要なのは、予め決定可能な圧力がそこに生成され、この圧力が滅菌室内で予想される最終圧力を決定することである。急激な注入のゆえに滅菌室内に発生する圧力が注入中は十分には制御できないのではあるが、滅菌室の最終圧力はこうしてごく精確に確定することができる。滅菌室を開放する瞬間に滅菌室内に約0.2〜0.8mbの僅かなゲージ圧が存在し、この危険な段階のとき例えば非無菌の周囲空気が滅菌済み容器内に達することのないようにしなければならないであろう。
以下、図面に基づいて本発明が詳しく説明される。
図式化した図1は滅菌室1の領域における機械設備の一部を示す。この機械設備は周期的に直線的に移動する機械複合体であり、単一のフレーム内に滅菌室1と充填装置と閉鎖装置とを一体化しており、1時間当り例えば容器約12000個の小・中性能用に構想されている。
この図1によれば輸送ベルト2が第1サイクルにおいて1群の容器3を供給方向Aで滅菌室1の横に運ぶ。この事例において群は合計10個の容器3を含む。次のサイクルにおいて滅菌室1の横で輸送ベルト2上で待機位置にある容器3は図示しない降下した積込床等のやはり図示しないホルダ内に同時に押し込まれ、次に積込床は上方に滅菌室1内に移動できる。滅菌過程の終了後、積込床は再び降下される。次に続くサイクルでは、いまや滅菌済みの容器4が群として滅菌室1から引き出して輸送ベルト5に引き渡される。輸送ベルトは滅菌済み容器4を輸送方向Bで充填装置内に送り、この充填装置は滅菌室1が有する容器場所と同じ数の充填ステーションを有する。その他のサイクルにおいて次に、滅菌済み容器4は再び同時に平行移動によって充填弁の下に移動させて充填することができる。他のサイクルにおいて最後に、充填された容器は充填装置から取り出して再び反対側の輸送ベルト上に移動され、次に輸送ベルトが容器を閉鎖ステーションへと運ぶ。
しかし本発明で問題となるのはもっぱら滅菌室1の領域で起きる操作ステップである。
滅菌室1内の滅菌過程の時間的経過が図2に線図として示してあり、横座標は秒[s]単位の時間t、縦座標は滅菌室1内に存在するミリバール[mb]単位の圧力Pを示す。したがって図2に示す線図の曲線6は時間にわたる圧力推移を示す。
第1操作ステップ(a)では1群として用意された容器3が滅菌室1に運び込まれ、これは大気圧(1000mb)で行われる。次の操作ステップ(b)において滅菌室1は次にハーメチックに閉鎖される。閉鎖時間には約0.7秒が必要である。
他の操作ステップ(c)の間、滅菌室1は400mb以下の圧力、主に約150mbに、つまり次に流入する水蒸気と過酸化水素蒸気との蒸気混合物が容器3の表面で凝縮し得るのを可能とする圧力に減圧される。予備減圧には約0.8秒が必要である。
予備減圧された滅菌室1に蒸気混合物を入れるために操作ステップ(d)によれば約0.6秒が予定されている。引き続く操作ステップ(e)による凝縮は、選択された境界条件に応じて、約0.8秒続く。この時間内にすでに説明した過酸化水素の「活性化」が起き、これがきわめて迅速かつ根本的な滅菌がもたらされる。滅菌室内の圧力は蒸気混合物を入れる間、図2から明らかとなるように再び僅かに上昇する。
いまや他の操作ステップ(f)において滅菌済み容器4から凝縮液が除去されねばならず、これは水および過酸化水素の実際の沸点より下の圧力に滅菌室1を減圧することによって行われる。操作ステップ(f)の最終圧力は4mbよりも多少下でなければならないことが判明した。これは滅菌過程のなかで最も時間のかかる段階であり、約3.4秒続く。
凝縮液の排出後、滅菌室1は無菌ガス、例えば無菌空気または無菌窒素が0.5秒以内に急激に注入される。これは操作ステップ(g)の間に行われ、その後、機械設備の外側に存在する大気圧より約0.3mb上の圧力が達成される。最後に他の操作ステップ(h)、(i)において滅菌室1を開口し、滅菌済み容器4を開放し、開口した滅菌室1から輸送ベルト5に引き渡すことができる。
滅菌室1の積込み積出しを含む滅菌過程の総時間は約10.8秒である。
滅菌室1に付属した機能要素の協働が図3に概略示してあり、これらの機能要素によって容器3が滅菌される。
ここで周期的に作動する機械設備では操作ステップ(c)、(f)が時間的にずれて起き、それゆえに両方の操作ステップ用に共通する吸排ユニット7を利用することができる。吸排ユニット7はベーンポンプ8とルーツポンプ9とからなる。
操作ステップ(c)、(f)の間にきわめて異なる圧力条件が存在するので、制御可能な弁10を介して操作ステップ(c)のガス流はバイパス11によってルーツポンプ9の脇を通すことができ、このルーツポンプ9はいわば圧力の点で短絡することができる。これにより予備減圧段階(c)はベーンポンプ8のみによって処理される。
付加的にガス緩衝器12が設けられ、制御可能な弁13を介してこのガス緩衝器を開くことができる場合、段階(c)の始めにガス緩衝器は注入することができ、これにより大量のガスが滅菌室1からこの予備減圧された容積内に急激に流れ、ベーンポンプ8によって移送する必要はない。この場合ベーンポンプ8は小型に設計できよう。充填されたガス緩衝器12は次に操作ステップ(a)、(b)、(g)、(h)、(i)の間、つまり本来ポンプ出力が要求されない段階に、再び減圧することができよう。
操作ステップ(d)の間に必要とされる水蒸気と過酸化水素蒸気とからなる蒸気混合物は残りの段階の間に蒸発器14によって生成され、少なくとも100°に加熱された貯蔵容器15内に用意される。蒸気混合物の滅菌室1への流入はやはり加熱された複数の弁16を短時間開くことによって行われる。弁16の数は蒸気混合物の滅菌室1への均一な流入をもたらすものでなければならない。滅菌室1にノズル17が設けられており、これらのノズルを通して蒸気混合物が滅菌室1に流入し、流入の好適な空間的分布と好適な流入速度とを保証する。
過酸化水素水溶液は矢印C方向で弁18を介して蒸発器14に供給される。それが必要な場合、弁19が蒸発器14の貯蔵容器15からの遮断を可能とする。他の弁20は管路21を介して貯蔵容器15の減圧を可能とする。したがって運転開始時に貯蔵容器15から空気を除去することができる。さらに、必要なら、貯蔵容器15内で周期的圧力低下を行うこともできる。これが必要となり得るのは、蒸気混合物の滅菌室1への流入後に貯蔵容器15内に過度に高い残留圧力が残る場合である。
比較的大きな設備の場合、貯蔵容器15に複数の蒸発器14が供給すると有意義であることがある。この貯蔵容器15はプロセスの制御と正常な機能の監視とのために温度センサ25および圧力センサ26を有する。
操作ステップ(f)の間に凝縮液が残留物なしに除去されることは圧力センサ22によって監視される。約3.8mbの限界圧力を下まわると吸排弁23が閉じられ、注入弁24を介して無菌ガスは外部圧力に達するまで滅菌室1に注入される。その後にはじめて滅菌室1は開口できる。滅菌室1内で注入ガスを均一に分配させかつ不都合な流れ条件を防止するために複数の注入弁24が設けられている。同じ理由から吸排弁23も2つである。
操作ステップ(g)の間、注入のために約0.5秒以内に約130標準リットルのガス量が必要とされる。標準リットルのこの数は滅菌室1の容積に一致している。このようなガス流は過度に多く量定されるであろうので注入中に細菌濾過器に通すことができない。この理由から、他の貯蔵容器27が設けられており、この貯蔵容器は残りのプロセス段階の間連続的に圧縮(gespannt)空気または圧縮窒素でもって細菌濾過器28および遮断弁29を介して無菌ガスが充填される。このため、好適なガスが矢印D方向で弁31を介して細菌濾過器28に供給される。
急激な注入のゆえに、滅菌室1内に発生する圧力は事実上制御できない。しかしここでの場合のように容積比が既知である場合、滅菌室1内に発生する圧力は、注入前に貯蔵容器27内にまったく特定の圧力が生成されることによって精確に確定することができる。この圧力は、圧力均衡後、貯蔵容器27内で予想される最終圧力を決定する。このため、ごく精密に作動する圧力センサ30が設けられている。
滅菌室1内の圧力は滅菌室1を開口する前に機械設備の外部圧力にごく精確に一致しなければならず、また圧力差によって発生する有害な流れが外部から滅菌室1の内部に達することのないように約0.3mbの僅かなゲージ圧を有しなければならない。機械ホールから機械設備領域に有菌空気が流入することはいずれにしても避けねばならない。
無菌ガス用貯蔵容器27の容積は一方で場所が節約されるように極力小さくなければならないであろう。しかし他方で所要の圧力は単に、外部圧力のレベルへの注入精度が損なわれないような高さでなければならないであろう。良好な妥協点は1.5〜2.5barである。それとともに貯蔵容器の容積は滅菌室1の容積の1.5倍〜2倍にほぼ一致する。前記配置の場合、管路から単純に取り出した脱油乾燥圧縮空気をこのため使用することができる。
滅菌室とそれぞれ1群の容器を供給し排出する方式の平面図である。 個々の操作ステップを説明する線図である。 本発明に係る方法に必要な機能要素を説明する線図である。

Claims (5)

  1. 減圧可能な滅菌室内にある1群の容器を滅菌する方法において、次のステップ、すなわち、
    (a)開口した滅菌室に1群の容器を運び入れるステップ、
    (b)滅菌室を閉鎖するステップ、
    (c)滅菌室を500mb以下の圧力に予備減圧するステップ、
    (d)水蒸気と過酸化水素蒸気とを含む蒸気混合物を滅菌室に供給するステップ、
    (e)蒸気混合物を容器の表面で滅菌と同時に凝縮させるステップ、
    (f)凝縮液の両方の成分が蒸発する圧力に滅菌室を減圧することによって、生成した凝縮液を除去するステップ、
    (g)滅菌室に無菌ガスを注入するステップ、
    (h)滅菌室を開口するステップ、
    (i)1群の容器を滅菌室から取り出すステップ
    を含み、
    ベーンポンプとルーツポンプとからなる吸排ユニットが滅菌室を減圧するのに使用され、予備減圧中ルーツポンプがバイパスによって迂回されることを特徴とする方法。
  2. 減圧可能な滅菌室内にある1群の容器を滅菌する方法において、次のステップ、すなわち、
    (a)開口した滅菌室に1群の容器を運び入れるステップ、
    (b)滅菌室を閉鎖するステップ、
    (c)滅菌室を500mb以下の圧力に予備減圧するステップ、
    (d)水蒸気と過酸化水素蒸気とを含む蒸気混合物を滅菌室に供給するステップ、
    (e)蒸気混合物を容器の表面で滅菌と同時に凝縮させるステップ、
    (f)凝縮液の両方の成分が蒸発する圧力に滅菌室を減圧することによって、生成した凝縮液を除去するステップ、
    (g)滅菌室に無菌ガスを注入するステップ、
    (h)滅菌室を開口するステップ、
    (i)1群の容器を滅菌室から取り出すステップ
    を含み、
    滅菌室に供給すべき蒸気混合物が、および/または滅菌室に注入するのに必要な無菌ガスが、滅菌室の上流に設けられる貯蔵容器内にそれぞれ用意され、貯蔵容器が必要とされない操作ステップの間に当該貯蔵容器が再び充填されることを特徴とする方法。
  3. 無菌ガスを収容する貯蔵容器内に予め決定可能な圧力が生成され、この圧力が滅菌室内で予想される最終圧力を決定することを特徴とする、請求項記載の方法。
  4. 滅菌室を開口する瞬間に滅菌室内で約0.2〜0.8mbの僅かなゲージ圧が存在することを特徴とする、請求項記載の方法。
  5. 凝縮液を除去するために滅菌室が約4mbの圧力に減圧されることを特徴とする、請求項1記載の方法。
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