JP4161999B2 - 電動車両駆動制御装置及び電動車両駆動制御方法 - Google Patents

電動車両駆動制御装置及び電動車両駆動制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、電動車両駆動制御装置及び電動車両駆動制御方法に関するものである。
従来、電動車両、例えば、ハイブリッド型車両に搭載され、エンジンのトルク、すなわち、エンジントルクを分配し、発電機及び駆動輪に伝達するようにした車両駆動装置においては、サンギヤ、リングギヤ及びキャリヤを備えたトルク分配用のプラネタリギヤユニットを有し、前記キャリヤとエンジンとを連結し、リングギヤ及びモータと駆動輪とを連結し、サンギヤと発電機とを連結し、前記リングギヤ及びモータから出力された回転が駆動輪に伝達されるようになっている。そして、前記車両駆動装置においては、発電機の制御を行うことによって、リングギヤから出力されるトルクが制御され、該トルクと、前記モータのトルク、すなわち、モータトルクとが合成されたトルクが出力トルクとして出力軸に出力される。
ところで、前記車両駆動装置において、前記モータの出力軸を有段の変速機の入力軸と連結したものが提供されている。この種の車両駆動装置においては、出力軸に出力される回転速度を出力回転速度NOとし、前記リングギヤの回転速度を分配回転速度NDとし、発電機の回転速度を発電機回転速度NGとし、モータの回転速度をモータ回転速度NMとし、出力回転速度NOに対する分配回転速度NDの比を表す変速比をγdとし、出力回転速度NOに対する発電機回転速度NGの比を表す変速比をγgとし、出力回転速度NOに対するモータ回転速度NMの比を表す変速比をγmとしたとき、前記変速機の変速段を選択するために、前記各変速比γd、γg、γmのうちのいずれも変化させ、第1の変速形態で変速を行うようにしている。また、他の車両駆動装置においては、前記変速機の変速段を選択するために、変速比γdを変化させ、変速比γmを固定して第2の変速形態で変速を行うようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−61498号公報
しかしながら、前記従来の車両駆動装置においては、第1の変速形態で変速を行う場合、高速段側の変速段においてハイブリッド型車両を減速させる際に回生状態が形成されると、変速比γmが小さいので、モータに大きな回生トルクを発生させることができず、減速エネルギーを十分に回収することができなくなり、燃費が悪くなってしまう。また、十分な減速エネルギーを回収するために、シフトダウンの変速を行うことが考えられるが、その場合、変速ショックが発生してしまう。
そして、車両駆動装置において、第2の変速形態で変速を行う場合、変速比γmが固定されているので、最高の車速と最大の駆動力とを両立させようとすると、モータの容量を大きくする必要があり、車両駆動装置が大型化してしまう。
本発明は、前記従来の車両駆動装置の問題点を解決して、高速段側の変速段において減速エネルギーを十分に回収することができ、車両駆動装置を小型化することができる電動車両駆動制御装置及び電動車両駆動制御方法を提供することを目的とする。
そのために、本発明の電動車両駆動制御装置においては、第1の電動機と、第2の電動機と、第1〜第3の回転要素を備え、第1の回転要素が第1の電動機と連結され、第2の回転要素が第2の電動機と連結され、第3の回転要素がエンジンと連結されたトルク分配用の差動装置と、第1の中間軸を介して前記第2の電動機及び第2の回転要素と連結され、かつ、第2の中間軸を介して前記第2の回転要素と連結され、第1、第2の中間軸に伝達された回転の回転速度を変速して、出力軸に出力する変速機とを有する。
そして、該変速機は、前記出力軸の回転速度に対する前記第2の回転要素及び第2の電動機の回転速度の比を表す変速比を変更するための第1の変速形態用の摩擦係合要素、及び前記出力軸の回転速度に対する前記第2の電動機の回転速度の比を表す変速比を固定した状態で、前記出力軸の回転速度に対する第2の回転要素の回転速度の比を表す変速比を変更するための第2の変速形態用の摩擦係合要素を備える。
また、前記第1の変速形態用の摩擦係合要素と第2の変速形態用の摩擦係合要素とは、少なくとも一つが共通にされる。
本発明によれば、電動車両駆動制御装置においては、第1の電動機と、第2の電動機と、第1〜第3の回転要素を備え、第1の回転要素が第1の電動機と連結され、第2の回転要素が第2の電動機と連結され、第3の回転要素がエンジンと連結されたトルク分配用の差動装置と、第1の中間軸を介して前記第2の電動機及び第2の回転要素と連結され、かつ、第2の中間軸を介して前記第2の回転要素と連結され、第1、第2の中間軸に伝達された回転の回転速度を変速して、出力軸に出力する変速機とを有する。
そして、該変速機は、前記出力軸の回転速度に対する前記第2の回転要素及び第2の電動機の回転速度の比を表す変速比を変更するための第1の変速形態用の摩擦係合要素、及び前記出力軸の回転速度に対する前記第2の電動機の回転速度の比を表す変速比を固定した状態で、前記出力軸の回転速度に対する第2の回転要素の回転速度の比を表す変速比を変更するための第2の変速形態用の摩擦係合要素を備える。
また、前記第1の変速形態用の摩擦係合要素と第2の変速形態用の摩擦係合要素とは、少なくとも一つが共通にされる。
この場合、変速機は、前記出力軸の回転速度に対する第2の回転要素及び第2の電動機の回転速度の比を表す変速比を変更するための第1の変速形態用の摩擦係合要素、及び前記出力軸の回転速度に対する前記第2の電動機の回転速度の比を表す変速比を固定した状態で、前記出力軸の回転速度に対する第2の回転要素の回転速度の比を表す変速比を変更するための第2の変速形態用の摩擦係合要素を備えるので、第1の中間軸の回転を変速するための変速比を大きくすることができる。したがって、高速段側の変速段において電動車両を減速させる際に回生状態が形成された場合、第2の電動機に大きな回生トルクを発生させることができ、減速エネルギーを十分に回収することができ、燃費を良くすることができる。
そして、高車速時に、第2の電動機の回転速度が過剰に高くなるのを防止することができ、低車速時に、変速比を大きくし、大きな駆動力を発生させることができる。
したがって、第2の電動機の容量を大きくする必要がなくなるので、車両駆動装置を小型化することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、電動車両としてのハイブリッド型車両を駆動するための電動車両駆動制御装置及び電動車両駆動制御方法について説明する。
図2は本発明の実施の形態におけるエンジン及び車両駆動装置の概念図である。
図において、10は車両駆動装置、11はエンジン(E/G)、12は該エンジン11を駆動することによって発生させられた回転及びエンジントルクTEを出力する出力軸であり、該出力軸12は車両駆動装置10の入力軸を兼ねる。また、13は、前記出力軸12を介して入力されたエンジントルクTEを分配する、トルク分配用の差動装置としてのプラネタリギヤユニット、14、15は該プラネタリギヤユニット13において発生させられた回転を受け、かつ、プラネタリギヤユニット13において分配されたエンジントルクTEを受ける伝動軸、16は伝動軸14を介して前記プラネタリギヤユニット13と連結された第1の電動機としての、かつ、第1の電動機械としての発電機(G)、25は伝動軸29を介して前記プラネタリギヤユニット13と連結された第2の電動機としての、かつ、第2の電動機械としてのモータ(M)である。
18は前記伝動軸29を介してプラネタリギヤユニット13及びモータ25と連結された有段の変速機であり、該変速機18は、伝動軸29を介して入力された回転を、各変速段ごとに設定された変速比で変速し、変速された回転を出力軸19に出力する。
そして、該出力軸19に図示されないディファレンシャル装置が接続され、該ディファレンシャル装置は、出力軸19を介して伝達された回転を分配し、図示されない駆動輪に伝達する。このように、エンジン11、発電機16、モータ25及び駆動輪は、互いに機械的に連結される。なお、出力軸12側から順に、発電機16、プラネタリギヤユニット13、モータ25及び変速機18が同軸上に配設される。
前記プラネタリギヤユニット13は、シングルプラネタリギヤから成り、第1のサンギヤS1、該第1のサンギヤS1と噛(し)合する第1のピニオンP1、該第1のピニオンP1と噛合する第1のリングギヤR1、及び前記第1のピニオンP1を回転自在に支持する第1のキャリヤCR1を備え、前記第1のサンギヤS1は前記伝動軸14を介して発電機16と、第1のリングギヤR1は、伝動軸15を介して変速機18と、前記第1のキャリヤCR1は出力軸12を介してエンジン11と連結される。また、前記第1のリングギヤR1は、変速機18の後述されるクラッチC1を介してモータ25と、かつ、クラッチC1及び伝動軸29を介して変速機18の後述される第2のサンギヤS2と選択的に連結(連結可能に)される。前記第1のサンギヤS1、第1のリングギヤR1及び第1のキャリヤCR1によって第1の差動要素が構成され、第1のサンギヤS1によって第1の回転要素が、第1のリングギヤR1によって第2の回転要素が、第1のキャリヤCR1によって第3の回転要素が構成される。なお、前記伝動軸14は発電機16の出力軸を、伝動軸15はプラネタリギヤユニット13の第1のリングギヤR1の出力軸を構成する。
そして、前記発電機16は、前記伝動軸14に固定され、回転自在に配設されたロータ21、該ロータ21の周囲に配設されたステータ22、及び該ステータ22に巻装されたコイル23から成る。前記発電機16は、伝動軸14を介して伝達される回転によって交流の電流であるU相、V相及びW相の電流を発生させる。また、必要に応じて、U相、V相及びW相の電流を受けてトルク、すなわち、発電機トルクTGを発生させ、伝動軸14に出力する。
そして、前記ロータ21と前記車両駆動装置10のケースCsとの間に図示されない発電機ブレーキが配設され、該発電機ブレーキを係合させることによってロータ21を固定し、発電機16の回転を機械的に停止させることができる。
また、前記モータ25は、伝動軸29を介して変速機18と連結され、回転自在に配設されたロータ26、該ロータ26の周囲に配設されたステータ27、及び該ステータ27に巻装されたコイル28から成る。前記モータ25は、バッテリから供給されたU相、V相及びW相の電流によってモータトルクTMを発生させ、伝動軸29に出力する。また、ハイブリッド型車両が減速させられる際に回生状態を形成し、回生トルクを発生させて減速エネルギーを回収する。これに伴って発生させられた電流は図示されないバッテリに送られる。なお、前記伝動軸29によって第1の中間軸が、伝動軸15によって第2の中間軸が構成される。
そして、前記変速機18は、変速用の差動装置としてのギヤユニット31を備えるとともに、摩擦係合要素としてのクラッチC1〜C3及びブレーキB1、B2を備える。
前記ギヤユニット31は、第2、第3のサンギヤS2、S3、第2のサンギヤS2と噛合する第2のピニオンP2、該第2のピニオンP2及び前記第3のサンギヤS3と噛合する第3のピニオンP3、前記第2のピニオンP2と噛合する第2のリングギヤR2、並びに第2、第3のピニオンP2、P3を回転自在に支持する第2のキャリヤCR2を備える。なお、前記第3のピニオンP3は、小径部及び大径部を備え、小径部において第2のピニオンP2と、大径部において第3のサンギヤS3と噛合させられる。
前記第2、第3のサンギヤS2、S3、第2のリングギヤR2及び第2のキャリヤCR2によって第2の差動要素が構成され、前記第2のサンギヤS2によって第1の回転要素が、第3のサンギヤS3によって第2の回転要素が、第2のリングギヤR2によって第3の回転要素が、第2のキャリヤCR2によって第4の回転要素が構成される。なお、前記ギヤユニット31は、少なくとも四個の回転要素を備える。
そして、前記第2のサンギヤS2は、ブレーキB2を介してケースCsと連結され、第3のサンギヤS3は、クラッチC1を介して第1のリングギヤR1と連結され、第2のリングギヤR2は出力軸19と連結されるほかに、クラッチC2を介してリングギヤR1と連結され、第2のキャリヤCR2は、ブレーキB1を介してケースCsと連結され、クラッチC3を介して第1のリングギヤR1と連結される。
なお、出力回転速度NOに対する分配回転速度NDの比を表す変速比をγdとし、出力回転速度NOに対する発電機回転速度NGの比を表す変速比をγgとし、出力回転速度NOに対するモータ回転速度NMの比を表す変速比をγmとする。
次に、前記変速機18の動作について説明する。
図3は本発明の実施の形態における変速機の作動表を示す図、図4は本発明の実施の形態における変速機の速度線図、図5は本発明の実施の形態における各変速段間の変速形態を表す図である。
図において、C1〜C3はクラッチ、B1、B2はブレーキ、1ST、2ND、3RD(Lo)、3RD(Hi)、4THは前進走行における1速、2速、3速ロー、3速ハイ及び4速を表す。また、図3において、○はクラッチC1〜C3及びブレーキB1、B2が係合させられることを、その他は、クラッチC1〜C3及びブレーキB1、B2が解放されることを表す。
そして、R1は第1のリングギヤ、S2は第2のサンギヤ、R2は第2のリングギヤ、CR2は第2のキャリヤ、S3は第3のサンギヤ、OUTは出力軸19(図2)である。そして、図4及び5において、0は回転速度が零(0)であることを、1は回転速度が第1のリングギヤR1の分配回転速度NDと等しいことを表す。
前記構成の変速機18において、前進走行の1速において、クラッチC1及びブレーキB1が係合させられる。このとき、クラッチC1が係合させられるのに伴って第1のリングギヤR1及びモータ(M)25の回転が伝動軸29を介して第3のサンギヤS3に入力され、第3のサンギヤS3が回転速度1で回転させられる。一方、ブレーキB1が係合させられるのに伴って、第2のキャリヤCR2の回転速度が零になるので、第2のリングギヤR2から出力軸19に、減速された1速の回転が出力される。
また、前進走行の2速において、クラッチC1及びブレーキB2が係合させられる。このとき、クラッチC1が係合させられるのに伴って第1のリングギヤR1及びモータ25の回転が伝動軸29を介して第3のサンギヤS3に入力され、第3のサンギヤS3が回転速度1で回転させられる。一方、ブレーキB2が係合させられるのに伴って、第2のサンギヤS2の回転速度が零になるので、第2のリングギヤR2から出力軸19に、減速され、1速より変速比が小さくされて2速の回転が出力される。
次に、前進走行の3速ローにおいて、クラッチC2及びブレーキB1が係合させられる。このとき、クラッチC2が係合させられるのに伴って第1のリングギヤR1の回転が伝動軸15を介して出力軸19に伝達され、回転速度1の回転が出力される。また、ブレーキB1が係合させられるのに伴って、第2のキャリヤCR2の回転速度が零になり、モータ25の回転が第3のサンギヤS3に伝達され、第3のピニオンP3、第2のピニオンP2及び第2のリングギヤR2において所定の変速比で減速させられ、前記回転速度1になって出力軸19に伝達される。
そして、前進走行の3速ハイにおいて、クラッチC2及びブレーキB2が係合させられる。このとき、クラッチC2が係合させられるのに伴って第1のリングギヤR1の回転が伝動軸15を介して出力軸19に伝達され、回転速度1の回転が出力される。また、ブレーキB2が係合させられるのに伴って、第2のサンギヤS2の回転速度が零になり、モータ25の回転が第3のサンギヤS3に伝達され、第3のピニオンP3、第2のピニオンP2及び第2のリングギヤR2において3速ローより小さい変速比で減速させられ、前記回転速度1になって出力軸19に伝達される。
続いて、前進走行の4速において、クラッチC3及びブレーキB2が係合させられる。このとき、クラッチC3が係合させられるのに伴って第1のリングギヤR1の回転が伝動軸15を介して第2のキャリヤCR2に入力され、第2のキャリヤCR2が回転速度1で回転させられる。一方、ブレーキB2が係合させられるのに伴って、第2のサンギヤS2の回転速度が零になり、第1のリングギヤR1の回転が伝動軸15を介して出力軸19に伝達され、第1のリングギヤR1の回転速度より高い増速された4速の回転が出力される。また、モータ25の回転が第3のサンギヤS3に伝達され、第2のサンギヤS2、第3のピニオンP3、第2のピニオンP2及び第2のリングギヤR2において減速され、前記第1のリングギヤR1の回転速度より高い4速の回転になって出力軸19に伝達される。
ところで、1速から2速への1−2変速を行う場合、クラッチC1が係合させられた状態でブレーキB1が解放され、ブレーキB2が係合させられ、2速から1速への2−1変速を行う場合、クラッチC1が係合させられた状態でブレーキB2が解放され、ブレーキB1が係合させられる。
この場合、1−2変速及び2−1変速、すなわち、1−2間変速において、クラッチC1が係合させられたままになり、変速機18において、ブレーキB1、B2の係脱に伴って、変速比γd、γgが変化する。このとき、固定される回転要素が第2のキャリヤCR2と第2のサンギヤS2とで変化し、また、クラッチC1を介して発電機16とモータ25とが連結されるので、発電機回転速度NG及びモータ回転速度NMのいずれも変更する必要があり、発電機回転速度NG及びモータ回転速度NMのいずれか一方が高くなったら、他方を低くし、いずれか一方が低くなったら、他方を高くする必要がある。したがって、変速比γd、γgの変化に伴って、変速比γmを変化させる必要があり、変速機18は第1の変速形態(全体変速)で変速される。なお、1−2間変速において、前記クラッチC1及びブレーキB1、B2は第1の変速形態用として使用される。
また、1速から3速ローへの1−3Lo変速を行う場合、ブレーキB1が係合させられた状態でクラッチC1が解放され、クラッチC2が係合させられ、3速ローから1速への3Lo−1変速を行う場合、ブレーキB1が係合させられた状態でクラッチC2が解放され、クラッチC1が係合させられる。
この場合、1−3Lo変速及び3Lo−1変速、すなわち、1−3Lo間変速において、ブレーキB1が係合させられたままになり、変速機18において、クラッチC1、C2の係脱に伴って、変速比γd、γgが変化する。このとき、固定される回転要素が第2のキャリヤCR2で変化せず、1−3Lo間変速の前又は後においてクラッチC1は解放されるので、発電機回転速度NGだけが変更される。したがって、変速比γmを固定したまま、変速機18は第2の変速形態(スプリット変速)で変速される。なお、1−3Lo間変速において、前記クラッチC1、C2及びブレーキB1は第2の変速形態用として使用される。
また、2速から3速ハイへの2−3Hi変速を行う場合、ブレーキB2が係合させられた状態でクラッチC1が解放され、クラッチC2が係合させられ、3速ハイから2速への3Hi−2変速を行う場合、ブレーキB2が係合させられた状態でクラッチC2が解放され、クラッチC1が係合させられる。
この場合、2−3Hi変速及び3Hi−2変速、すなわち、2−3Hi間変速において、ブレーキB2が係合させられたままになり、変速機18において、クラッチC1、C2の係脱に伴って、変速比γd、γgが変化する。このとき、固定される回転要素が第2のサンギヤS2で変化せず、2−3Hi間変速の前又は後においてクラッチC1は解放されるので発電機回転速度NGだけが変更される。したがって、変速比γmを固定したまま、変速機18は第2の変速形態で変速される。なお、2−3Hi間変速において、前記クラッチC1、C2及びブレーキB2は第2の変速形態用として使用される。
また、2速から4速への2−4変速を行う場合、ブレーキB2が係合させられた状態でクラッチC1が解放され、クラッチC3が係合させられ、4速から2速への4−2変速を行う場合、ブレーキB2が係合させられた状態でクラッチC3が解放され、クラッチC1が係合させられる。
この場合、2−4変速及び4−2変速、すなわち、2−4間変速において、ブレーキB2が係合させられたままになり、変速機18において、クラッチC1、C3の係脱に伴って、変速比γd、γgが変化する。このとき、固定される回転要素が第2のサンギヤS2で変化せず、2−4間変速の前又は後においてクラッチC1は解放されるので、発電機回転速度NGだけが変更される。したがって、変速比γmを固定したまま、変速機18は第2の変速形態で変速される。なお、2−4間変速において、前記クラッチC1、C3及びブレーキB2は第2の変速形態用として使用される。
また、3速ローから3速ハイへの3Loー3Hi変速を行う場合、クラッチC2が係合させられた状態でブレーキB1が解放され、ブレーキB2が係合させられ、3速ハイから3速ローへの3Hi−3Lo変速を行う場合、クラッチC2が係合させられた状態でブレーキB2が解放され、ブレーキB1が係合させられる。
この場合、3Loー3Hi変速及び3Hi−3Lo変速、すなわち、3Loー3Hi間変速において、クラッチC2が係合させられたままになり、変速機18において、ブレーキB1、B2の係脱に伴って、変速比γmが変化する。このとき、固定される回転要素が第2のキャリヤCR2と第2のサンギヤS2とで変化するが、クラッチC1は解放されているので、モータ回転速度NMだけを変更することができ、クラッチC2が固定されているので、伝動軸15の回転がそのまま出力軸19に出力される。したがって、本実施の形態においては、変速比γd、γgを固定したまま変速比γmを変更する第3の変速形態(モータ変速)による変速を行うことができる。また、変速比γd、γgを固定したまま変速比γmが変更されるので、変速比γg、γmが同時に変更されることがなくなる。したがって、変速ショックが発生するのを防止することができる。なお、3Loー3Hi間変速において、前記クラッチC2及びブレーキB1、B2は第3の変速形態用として使用される。
また、3速ハイから4速への3Hiー4変速を行う場合、ブレーキB2が係合させられた状態でクラッチC2が解放され、クラッチC3が係合させられ、4速から3速ハイへの4−3Hi変速を行う場合、ブレーキB2が係合させられた状態でクラッチC3が解放され、クラッチC2が係合させられる。
この場合、3Hiー4変速及び4−3Hi変速、すなわち、3Hiー4間変速において、ブレーキB2が係合させられたままになり、変速機18において、クラッチC2、C3の係脱に伴って、変速比γd、γgが変化する。このとき、固定される回転要素が第2のサンギヤS2で変化せず、かつ、クラッチC1は解放されているので、発電機回転速度NGだけが変更され、変速比γmを固定したまま、変速機18は第2の変速形態で変速される。なお、3Hi−4間変速において、前記クラッチC2、C3及びブレーキB2は第2の変速形態用として使用される。
次に、本発明の電動車両駆動制御装置について説明する。
図1は本発明の実施の形態における電動車両駆動制御装置のブロック図である。
図において、10は車両駆動装置、11はエンジン、12は出力軸であり、前記車両駆動装置10は、プラネタリギヤユニット13、伝動軸14、15、29、発電機16、モータ25、変速機18、出力軸19、前記変速機18のクラッチC1(図2)〜C3及びブレーキB1、B2を係脱させるための油圧サーボに対して油を給排する油圧制御装置35、エンジン11の回転を受けて作動させられ、所定の油圧を機械的に発生させ、油圧制御装置35に供給するポンプ(メカO/P)36等を備える。
前記出力軸19には、ディファレンシャル装置38が連結され、該ディファレンシャル装置38は、出力軸19を介して伝達された回転を分配し、駆動輪39に伝達する。
また、41は、前記発電機16を駆動するためのインバータ、及びモータ25を駆動するためのインバータを備えたインバータ装置、43は前記発電機16を流れる電流を検出する電流検出部としての電流センサ、45はモータ25を流れる電流を検出する電流検出部としての電流センサ、46はバッテリ、47はバッテリ電圧検出部としてのバッテリ電圧検出センサ、48は発電機回転速度NGを検出する回転速度検出部としての回転速度センサ、49はモータ回転速度NMを検出する回転速度検出部としての回転速度センサ、50はエンジン11の回転速度、すなわち、エンジン回転速度NEを検出する回転速度検出部としての回転速度センサ、53は油圧制御装置35における油圧を検出する油圧検出部としての油圧センサ、54は油圧制御装置35における油温を検出する油温検出部としての油温センサ、59は出力軸19の回転速度に基づいて車速Vを検出する車速検出部としての車速センサである。なお、発電機回転速度NG、モータ回転速度NM及びエンジン回転速度NEによって、それぞれエンジン11、発電機16及びモータ25の駆動状態を判定するための駆動状態判定指標が構成され、回転速度センサ48〜50によって駆動状態判定指標検出部が構成される。また、前記車速Vによってハイブリッド型車両の走行負荷が構成され、車速センサ59によって走行負荷検出部が構成される。
そして、51は所定の油圧を電気的に発生させ、油圧制御装置35に供給するポンプ(電動O/P)、52は該ポンプ51を駆動するための電動O/P用インバータである。
また、55はハイブリッド型車両の全体の制御を行う車両制御装置、56はエンジン11の制御を行うエンジン制御装置、57は発電機16及びモータ25の制御を行う発電機・モータ制御装置、58は変速機18の制御を行う変速機制御装置である。
なお、前記車両制御装置55は、前記エンジン制御装置56にエンジン制御信号を送り、エンジン制御装置56によってエンジン11の始動・停止が設定される。
そして、車両制御装置55は、エンジン回転速度NEの目標値を表すエンジン目標回転速度NE* 、発電機トルクTGの目標値を表す発電機目標トルクTG* 、及びモータトルクTMの目標値を表すモータ目標トルクTM* を設定し、前記発電機・モータ制御装置57は、発電機回転速度NGの目標値を表す発電機目標回転速度NG* 、モータトルクTMの補正値を表すモータトルク補正値δTM等を設定する。
次に、前記電動車両制御装置の動作について説明する。
まず、前記変速機制御装置58の図示されない変速段設定処理手段は、変速段設定処理を行い、図示されないアクセルペダルの踏込量に基づいて検出されたエンジン負荷を表すアクセル開度Ac、前記車速V等を読み込み、変速機制御装置58に内蔵された記録装置の変速マップを参照し、変速段を設定する。次に、変速機制御装置58の図示されない変速要求処理手段は、変速要求処理を行い、現在の変速段及び設定された変速段を読み込み、現在の変速段及び設定された変速段に基づいて、アップシフトの変速が必要か、ダウンシフトの変速が必要か、又は変速が不要かどうかを判断し、アップシフトの変速が必要な場合、アップシフト要求を発生させ、ダウンシフトの変速が必要な場合、ダウンシフト要求を発生させる。そして、変速機制御装置58の図示されない変速処理手段は、変速処理を行い、アップシフト要求又はダウンシフト要求に基づいてアップシフト制御又はダウンシフト制御を行い、変速信号を発生させる。
また、車両制御装置55の図示されない車両要求トルク算出処理手段は、車両要求トルク算出処理を行い、前記車速V、アクセル開度Ac等を読み込み、ハイブリッド型車両を走行させるのに必要な車両要求トルクTO* を算出する。
次に、前記車両制御装置55の図示されない車両要求出力算出処理手段は、車両要求出力算出処理を行い、前記車両要求トルクTO* と車速Vとを乗算することによって、運転者要求出力PDを算出し、図示されないバッテリ残量検出センサによって検出されたバッテリ残量SOCに基づいてバッテリ充放電要求出力PBを算出し、前記運転者要求出力PDとバッテリ充放電要求出力PBとを加算することによって、車両要求出力POを算出する。
続いて、前記車両制御装置55の図示されないエンジン目標運転状態設定処理手段は、エンジン目標運転状態設定処理を行い、前記車両要求出力PO、アクセル開度Ac等に基づいてエンジン11の運転ポイントを決定し、該運転ポイントにおけるエンジントルクTEを、該エンジントルクTEの目標値を表すエンジン目標トルクTE* として決定し、前記運転ポイントにおけるエンジン回転速度NEをエンジン目標回転速度NE* として決定し、該エンジン目標回転速度NE* をエンジン制御装置56に送る。
そして、該エンジン制御装置56の図示されない始動要求処理手段は、始動要求処理を行い、エンジン11が駆動領域に置かれているかどうかを判断し、駆動領域AR1に置かれているにもかかわらず、エンジン11が駆動されていない場合、エンジン制御装置56の図示されない始動処理手段は、始動処理を行い、エンジン11を始動するためのエンジン始動要求を発生させる。次に、前記エンジン制御装置56の図示されないエンジン始動処理手段は、エンジン始動処理を行い、エンジン始動要求が発生させられると、エンジン始動信号を発生させる。
ところで、本実施の形態においては、前述されたように、5個の摩擦係合要素、すなわち、クラッチC1〜C3及びブレーキB1、B2を使用し、1速、2速、3速ロー、3速ハイ及び4速の5個の変更段を達成することができる。
そして、1−2間変速以外の変速においては、変速比γm又は変速比γgのうちのいずれか一方を変更するだけで変速が可能になり、モータ回転速度NM及び発電機回転速度NGを同時に変更する必要がないので、変速処理を容易に行うことができる。したがって、変速ショックを緩和することができる。
また、シフトアップの変速が進んで高速段側の変速段になっても、変速比γmが小さくならないので、出力軸19に出力される出力トルクを大きくすることができ、駆動輪39に大きな駆動力を発生させることができる。したがって、アクセルペダルを踏み込んだ際のシフトダウンの変速の回数を少なくすることができるので、変速ショックがその分緩和され、走行フィーリングを向上させることができる。
そして、高速段側の変速段においてハイブリッド型車両を減速させる際に回生状態が形成されると、変速比γmが大きいので、大きな回生トルクを発生させることができ、減速エネルギーを十分に回収することができ、燃費を良くすることができる。また、十分な減速エネルギーを回収するために、シフトダウンの変速を行う必要がなくなるので、変速ショックを緩和することができる。
また、高速段側の変速段、すなわち、3速において、3速ロー及び3速ハイの二つの変速比を持つことができるので、高車速時には、3速ハイの変速段にすることによってモータ回転速度NMが過剰に高くなるのを防止することができ、低車速時には、3速ローの変速段にすることによって、変速比を大きくし、大きな駆動力を発生させることができる。
したがって、モータ25の容量を大きくする必要がなく、車両駆動装置を小型化することができる。
また、4速においては、出力軸19に回転速度1より高い回転速度の回転を出力することができ、オーバドライブ状態を形成することができる。したがって、高車速時の動力伝達効率を高くすることができるので、燃費を良くすることができる。
さらに、第1、第2の変速形態用の摩擦係合要素として前記クラッチC1〜C3及びブレーキB1、B2のうちの少なくとも一つが共通にされるので、変速機18を小型化することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の実施の形態における電動車両駆動制御装置のブロック図である。 本発明の実施の形態におけるエンジン及び車両駆動装置の概念図である。 本発明の実施の形態における変速機の作動表を示す図である。 本発明の実施の形態における変速機の速度線図である。 本発明の実施の形態における各変速段間の変速形態を表す図である。
符号の説明
10 車両駆動装置
11 エンジン
12 出力軸
13 プラネタリギヤユニット
15、29 伝動軸
16 発電機
25 モータ
18 変速機
19 出力軸
39 駆動輪
B1、B2 ブレーキ
C1〜C3 クラッチ
CR1 第1のキャリヤ
R1、R2 第1、第2のリングギヤ
S1〜S3 第1〜第3のサンギヤ

Claims (7)

  1. 第1の電動機と、第2の電動機と、第1〜第3の回転要素を備え、第1の回転要素が第1の電動機と連結され、第2の回転要素が第2の電動機と連結され、第3の回転要素がエンジンと連結されたトルク分配用の差動装置と、第1の中間軸を介して前記第2の電動機及び第2の回転要素と連結され、かつ、第2の中間軸を介して前記第2の回転要素と連結され、第1、第2の中間軸に伝達された回転の回転速度を変速して、出力軸に出力する変速機とを有するとともに、該変速機は、前記出力軸の回転速度に対する前記第2の回転要素及び第2の電動機の回転速度の比を表す変速比を変更するための第1の変速形態用の摩擦係合要素、及び前記出力軸の回転速度に対する前記第2の電動機の回転速度の比を表す変速比を固定した状態で、前記出力軸の回転速度に対する第2の回転要素の回転速度の比を表す変速比を変更するための第2の変速形態用の摩擦係合要素を備え、前記第1の変速形態用の摩擦係合要素と第2の変速形態用の摩擦係合要素とは、少なくとも一つが共通にされることを特徴とする電動車両駆動制御装置。
  2. 第1の電動機と、第2の電動機と、第1〜第3の回転要素を備え、第1の回転要素が第1の電動機と連結され、第2の回転要素が第2の電動機と連結され、第3の回転要素がエンジンと連結されたトルク分配用の差動装置と、第1の中間軸を介して前記第2の電動機及び第2の回転要素と連結され、かつ、第2の中間軸を介して前記第2の回転要素と連結され、第1、第2の中間軸に伝達された回転の回転速度を変速して、出力軸に出力する変速機とを有するとともに、該変速機は、前記出力軸の回転速度に対する前記第2の回転要素及び第2の電動機の回転速度の比を表す変速比を変更するための第1の変速形態用の摩擦係合要素、及び前記出力軸の回転速度に対する前記第2の電動機の回転速度の比を表す変速比を固定した状態で、前記出力軸の回転速度に対する第2の回転要素の回転速度の比を表す変速比を変更するための第2の変速形態用の摩擦係合要素を備え、前記第1、第2の変速形態用の摩擦係合要素のうちの所定の摩擦係合要素を係脱させることによって、前記出力軸の回転速度に対する第2の回転要素の回転速度の比を表す変速比を固定した状態で、前記出力軸の回転速度に対する前記第2の電動機の回転速度の比を表す変速比が変更されることを特徴とする電動車両駆動制御装置。
  3. 前記変速機は、クラッチを介して第2の回転要素と連結される請求項1又は2に記載の電動車両駆動制御装置
  4. 記変速機は、少なくとも4個の回転要素を備えた変速用の差動装置を備え、各回転要素は、少なくとも第1の中間軸、第1の変速形態用の摩擦係合要素のうちの二つのブレーキ、及び出力軸とそれぞれ連結される請求項1又は2に記載の電動車両駆動制御装置。
  5. 前記エンジンの出力軸側から順に、第1の電動機、トルク分配用の差動装置、第2の電動機及び変速機が同軸上に配設される請求項1又は2に記載の電動車両駆動制御装置。
  6. 前記トルク分配用の差動装置と第2の電動機との間に前記変速機のクラッチが配設される請求項1又は2に記載の電動車両駆動制御装置
  7. 1の電動機、第2の電動機、第1〜第3の回転要素を備え、第1の回転要素が第1の電動機と連結され、第2の回転要素が第2の電動機と連結され、第3の回転要素がエンジンと連結されたトルク分配用の差動装置、並びに第1の中間軸を介して前記第2の電動機及び第2の回転要素と連結され、かつ、第2の中間軸を介して前記第2の回転要素と連結され、第1、第2の中間軸に伝達された回転の回転速度を変速して、出力軸に出力する変速機を有し、該変速機が、少なくとも一つが共通にされた前記第1の変速形態用の摩擦係合要素及び第2の変速形態用の摩擦係合要素を備える車両駆動装置の電動車両駆動制御方法において、前記第1の変速形態用の摩擦係合要素によって、前記出力軸の回転速度に対する前記第2の回転要素及び第2の電動機の回転速度の比を表す変速比を変更し、第2の変速形態用の摩擦係合要素によって、前記出力軸の回転速度に対する前記第2の電動機の回転速度の比を表す変速比を固定した状態で、前記出力軸の回転速度に対する第2の回転要素の回転速度の比を表す変速比を変更することを特徴とする電動車両駆動制御方法。
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